アヤベさんとの日常の一コマ 短編集   作:トマリ

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アヤベさんと膝枕

 

 僕はトレセン学園のトレーナーだ。担当しているウマ娘はアドマイヤベガこと、アヤベさん。

 今回は割愛するが、本来は並以下の実力なのだがアヤベさんの隣に居続けるために全力で努力をし続けて、かれこれ二年になる。

 

 

 

 そんな僕は現在……努力の限界が近づきつつあった。

 目に映るのは普段と比較して二倍の量の書類。指に触れるのは冷たいキーボード。体勢は椅子に座ったまま固定。

 これが約二時間前から動いていない僕の姿だ。

 

 

「あーーーーーー……終わらねぇ……」

 

 

 これまで大なり小なりイベントはありつつも、それなりに平和に過ごせていた僕が、何故いきなり社畜みたいな雰囲気を漂わせているのかというと───

 

 

「ちくしょう……トプロTの奴、まだ秋なのにもうインフルエンザにかかりやがって……」

 

 

 同僚がウイルスとの戦いに敗北したからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

『あー……マジもうしわけねっスアヤベT……エホッゴホッゴホッ!!』

 

 今朝。

 電話口で聞いたナリタトップロードTの声はかつてないほどにガラガラだった。明らかに声に力がこもっておらず、常に言葉尻に『↓』という記号がついていそうだった。

 

「ちょっ、おい!トプロT大丈夫か!?」

 

『だいじょぶじゃねっス……。熱、今38.4℃あるんで……』

 

「マジな熱じゃん!看病とか行った方がいいか?」

 

『それはオペラオーTが来てくれるらしいんで大丈夫っス……。ジブンも、一応特効薬は飲んだんで、今日は安静にしとくつもりです……』

 

「そうしとけそうしとけ」

 

『ただ、一つ頼みたいことが……』

 

 言葉の途中で「ゲェッホゲホゲホッ!」という咳が挟まれた。

 頼みの内容は僕でも察しが付いたので、代わりに言うことにする。

 

「ナリタトップロードのことだよな?」

 

『ゲホッゲホッ……あー、そうっス。ホントは練習自体を中止にしたいんスけど、ケホッ、あいつレースが近いんで……なるたけ練習させてやりたいんス……。なんで、大丈夫っスか?』

 

「こっちは全然。直近のレースの予定は無いし」

 

 数ヶ月程度の差とはいえ可愛い後輩の頼みには違いはないので、僕はこの時点では快く引き受けていた。

 

『ならよかったっス……トプロは、どっちかというとソチラのアドマイヤベガと仲良いんで……しばらく見てやってください……』

 

「わかった。ただ、お前も早く治せよ?レースの日までにちゃんとな」

 

『あいっス……』

 

 体力の限界が来たか、トプロTの声はもはや掠れを通り越して聞こえなくなってきたので、「無理すんな、もう寝とけ」というと二秒後に無言で通話が切られた。

 その後、僕はナリタトップロードとも連絡を取り、既に事情を把握していたらしい彼女に、ウチのトレーニング開始時間を伝えた。

 

 そうしてトレーニングの時間。

 いつもの場所にトプロもいたことにアヤベさんは驚いたようだが、理由を聞くと合同練習を了承してくれた。

 といっても、僕は先行策のウマ娘なんて担当したことはないので、当たり障りのない柔軟運動や、彼女が前日までしていたらしい練習、アヤベさんとの併走トレーニングなどでお茶を濁した。

 一応は練習になっているっぽいので数日ぐらいならこれでも大丈夫だろう。

 

 そんなこんなで、とりあえずこの日の練習は乗り気って解散となり、僕がトレーナー室に戻って今に至る。

 至る、の、だが。

 

 

「やること……多っ」

 

 

 困ったときは助け合い。持ちつ持たれつ。キブアンドテイク。

 

 

 どれも良い言葉だ。僕自身も、この言葉は守られるべき尊い言葉だと認識している。

 

 

「あーーー……キツいーーー……もうこれ残業確定じゃん……」

 

 

 だがそれはそれとして、急に仕事を押し付ける形になったトプロTを僕は呪いたくなった。

 

 

 正直トプロTの頼みを安請け合いしたときは、あくまでチームになったわけではないしウマ娘が一人増えるだけなら大丈夫か、と思っていたが甘かった。

 そもそも僕がアヤベさん以外に担当を持っていないのは、僕が彼女一筋だということを差し置いても、こんな風になるからという事情もあるのだ。

 お世辞にも頭の出来があまり良くない僕は、当然事務能力もさほど高くはない。普段はアヤベさん一人だけなのでなんとかなっているが、今はナリタトップロードもいる。

 

 単純計算でも労力は二倍。僕は死ぬ。

 それについさっき、ナリタトップロードの欄に間違えてアヤベさんのデータを入力してしまっていたことに気付き、やり直しとなっている。

 

 心が折れる。

 帰りたい。

 

 僕の事務能力はアヤベさん専用なんだ。

 

 

「これがまだあと数日間……覚えてろよトプロT……!これはインフル治ってから叙◯苑ぐらい連れてってくれないと割に合わんぞ……」

 

 

 今もベッドの上で苦しみ、オペラオーTに看病してもらってるであろうトプロTに呪いの念を送る。

 あ、いや待て、呪われたら治るのが遅くなってしまう。やっぱ呪われるな。癒しの念を送っておこう。

 今から儀式をするため、僕はゆっくりと目を閉じる。

 

 

「はやっく治れ~……はやっく治れ~……はやっく治れ~……ハァッ!!(演歌風に)」

 

「……何をやっているの?」

 

「はやっく治れ~……えっ?いや、癒しの念をトプロTに送ってるだけだけど?こうした日々の祈りが健康に繋がってトプロTも早く快調に……ってうわぁアヤベさん!?」

 

 

 完全に一人でいるときのテンションで癒しの念(仮)を送っていたので本気で驚いた。

 いつの間にやら隣には僕の愛バである、アドマイヤベガことアヤベさんが腕を組んで立っていた。僕を見つめるその視線は、これまでの交流の中での過去最低気温を更新しそうなほどに冷たい。

 

「ああ、いや、その、アヤベさんっこれは……」

 

「……疲れてるなら、保健室に行ったら?途中までなら付き添えるから」

 

「やめてアヤベさん。こういう場面って真っ当に気を遣われるのが一番心に来るから」

 

「……いつものようにトレーナー室に入ったら、自分のトレーナーが『はやっく治れ~……ハァッ!!(演歌風に)』て歌ってたときの愛バの気持ちを考えたことある?」

 

「傷口にハバネロ塗るのやめてくれません!?」

 

「オペラオーウイルスにでもかかったの?ちゃんと予防してよねホントに……」

 

 自分の知らないところで謎のウイルスが流行っており、本人の知らないところでオペラオーが勝手にウイルスにされていた。

 

「ていうかアヤベさん、いつの間にトレーナー室に入ってたの?……いつも言ってる気がするけど、気配全然感じなかったんだけど」

 

「……普通に入ったわよ。ノックもしたし」

 

「……シンプルになんで気づけないんだろうね?」

 

 たぶんウチのアヤベさん、探偵か忍者になれば一生食いっぱぐれない程度には稼げると思う。

 ……ふむ。自分で言っといてなんだが、探偵か忍者……。探偵帽子を被ったアヤベさんと忍び装束を着たアヤベさん……どっちも似合いそうだな……。前者は犯罪を許さない安楽椅子探偵、後者は真意が読めない謎のくノ一、と言ったところだろうか。

 ……悪くないかも。後でネットの誰かにイラストのリクエストしとk

 

 

「今何か妙なこと思ってない?」

 

「何も思ってません」

 

 

 目をそらす。

 危ねぇ。こんなアホなことを思ってるってバレたら、今すぐお空へ蹴り飛ばされて夏の大三角形の幻の四つ目にされてしまう。

 

 なんとしても誤魔化しきるために僕は仕事へ戻、ろう、と、した。

 だが───

 

 

「……ありゃ?」

 

 

 不意に、全身から力が抜けた。

 

 さながら風で倒れるカカシになったように、景色がゆっくり上へスライドしていく。そして気づいたときには、僕の頬はキーボードと情熱的なキスをしていた。

 ドン、と音がする。

 

 

「……いった」

 

 

 痛みは二秒ほど送れてやってきた。

 だが神経があまり稼働していないのか、軽くしっぺ(・・・)をされたぐらいのダメージしか感じない。頬とキーボードが触れたせいで、ウインドウには『nおbbbbbbbbbbbb』という文字が踊り始めた。

 だが、それらもどこか遠い光景のように思える。不思議と危機感はあまりなく、まるで遊び疲れた子犬のソレというか、自律移動中にバッテリーだけを直接引っこ抜かれたような、妙な脱力感だけがあった。

 

 

「っ!? ちょっ、あなた本当に大丈夫なの?」

 

 

 さすがに虚をつかれたか、先程まで疑惑の目をしていたアヤベさんが血相を変えて駆け寄ってくる。

 少し遠慮気味ながらも僕の肩に手を添えると、上体を起こさせてくれた。

 

 ……仮にも想い人に心配してもらえて、いつもの僕なら有頂天になっていただろうが、この時は「あー珍しいアヤベさんだなー」以上の感想は抱けなかった。

 

 

「……大丈夫なの?どこか痛いの?」

 

 

 アヤベさんが問いかけてくる。僕は今のこの現象になんとなく察しがついていた。

 

 

「あー……大丈夫大丈夫。ひっ、疲労が限界を越えただけなんでぇ……」

 

 

 右手を軽く上げようとしたが上がらない。その気力がない。

 

 どうやら、いつもより遥かに長い労働のせいで、僕の体はガス欠、エネルギー切れを起こしてしまったらしい。

 

 疲労というのは本人の預かり知らぬところで溜まり続けていると言うが……どうやら本当のようだ。これは一時間ぐらい仮眠を取る必要があるかもしれない。……あぁでも、体が動かねぇなぁ……。

 

 なんてことを僕が思ってる内に、アヤベさんは僕の額と自分の額にそれぞれ手を当てる。「熱は無いみたいね……」と一先ず安心したように呟くと、

 

 

「……なにもそこまで頑張らなくてもいいのに。限界になるくらいなら私を頼りなさいよ」

 

 

 とどこか呆れたような、心配したような……少なくとも三種類くらいの感情が混ぜられた表情を浮かべていた。

 対して僕の方は、本当にその通りだと思ったので苦々しい表情を浮かべる。

 

「うう……情けなくて申し訳ない……」

 

「……本当ね」

 

 再び腕を組むアヤベさん。

 彼女は……何やら無言で考え込んでいるようだった。考え込んでいる間に、尻尾が揺れたり、瞼が動いたり、眉が上がったり下がったりしていた。

 ……一体、どうしたのだろうか?僕からはさっぱりわからないが、彼女の中では何かしらの葛藤があるようだった。

 ちなみに待ってる内に多少なりとも体力が回復したらしく、思考は元通りになりつつあった。

 やがて、アヤベさんは何かを決断したような顔をすると、

 

 

「……ちょっと来なさい」

 

 

 僕の手を引いて立ち上がらせると、そのまま引っ張っていった。さながら母猫に首をくわえられた子猫の如く、僕は無抵抗に引っ張られていく。

 

 とはいえ『引っ張られた』といっても、その時間はたった数秒。ついたのはトレーナー室に備え付けられたソファ。

 アヤベさんは僕をソファの前に立たせたまま待機させると、まず自分がソファの端に丁寧に座った。

 

 

 そして───

 

 

 

「はい」

 

 

 

 そのままの姿勢で、自分の膝をポンポンと叩いた。

 

 息が詰まった。

 突然のことに思考が固まる。ひょっとして、いつの間にか自分は気絶してしまっていて、今目の前で起こってるのは夢の光景なのではないかとさえ思った。

 

 

「……ほら。早くしなさいよ」

 

 

 だがそんなことはなく、現実のアヤベさんはハッキリと僕の耳に言葉を届けてくる。

 僕は思わず手を上げた。

 

 

「えっ……い、いや、いやいやいや……な、何してんの?アヤベさん」

 

「……見てわからない?」

 

「いや、わかるけど……」

 

「……なら質問しなくていいでしょ」

 

「いや、いやいやいや……」

 

 

 僕とアヤベさんの思考が、文化レベルが同じなら。

 その体勢とジェスチャーは、所謂『膝枕』のモノだった。

 

 

「……な、なんで?」

 

 

 混乱する脳でなんとかそれだけを訊く。

 だがアヤベさんは動じることもなく淡々と答える。

 

 

「今あなたは疲れているのでしょう?だったら休むべきだと思うけど」

 

「それはそうだけど……別に椅子の上とか、ソファに横になるとかで適当に休むから大丈夫だよ……」

 

「……枕もないし、固いし、変な格好になるような場所で休めるわけないでしょ。むしろ疲労が溜まるわ。……それに、残りの業務量と時間からして、『休む』といっても仮眠レベルで休むのよね?だったら、私が傍にいればすぐ起こすことができるし、悪くないと思うけど?」

 

「たっ、確かに悪くはないけど……」

 

 

 

 悪くはない。むしろ嬉しい。

 たとえ義務感でも、アヤベさんが自分のために文字通り体を張ってくれるというのはとてつもなく嬉しい。

 だが……。

 

 

「その、アヤベさんはいいの?」

 

「……何が?」

 

「その……こんなオッサン相手に膝枕なんかして」

 

「……嫌だったら私の方から退くし、そもそもこんな提案するわけないでしょ。あと、あなたはまだ充分若いから。気にしすぎ」

 

「で、でも……」

 

「するなら早くして。でないと、蹴って気絶させて無理やり休ませるけど?」

 

「アッハイします!させてください!はい!」

 

 

 早口で告げるアヤベさんに慌てて体を動かす。……あれ?僕今から休ませてもらうんだよね?

 

「よっと……」

 

 なるたけ静かにソファの上に体をのせ、アヤベさんのいる方とは反対側に足を置く。

 そして……。

 

 

「じゃ、じゃあ行くよ?」

 

「……一々確認取らなくていいから」

 

 

 ソファの上に体を横にし、後はアヤベさんの膝元に頭を乗せるだけになる。……ていうか、この時点でもう既に良い匂いがするんだけど……。

 ……一体、何がどうなってこうなったんだ?何故僕はこれほどまでにいい目を見れる?明日死ぬの?前世でよほどの善行を積んだの?

 

 あのアヤベさんに膝枕をしてもらえるという男の子永遠の夢が一歩手前まで来ているという興奮からか、思考が暴走してしまい僕は完全にフリーズしてしまっていた。

 見かねたのか、アヤベさんはどこか怒ったように「もういいからっ」と僕の頭を上から押した。

 

 

 その瞬間。

 

 

 僕の頭とアヤベさんの膝がくっついた瞬間───僕は一面に広がる花畑を幻視した。

 

 

 それはなんというか……すごく、すごかった。

 言葉に出した途端に陳腐となるかもしれないが……それでもあえて例えるならば、それは高品質の低反発枕のようだった。

 たぶん、読者様方が想像している『理想の膝枕』をそのまま具現化したものが、アヤベさんの膝だった。

 疲労というスパイスがあったのもあるが、一瞬で全身が弛緩してしまう。……こんな枕が、この世にあって良いのだろうか。叶うならば、ここをキャンプ地にしたい。

 

 

「……どうなの?ずっと黙ってるけど」

 

 

 僕は口を半開きにしたまま心地よさを享受していたのだが、アヤベさんの方からは僕の顔が見えないからか、少し不安そうに訊いてきた。

 その問いに僕はヘナヘナになった声で、前を向いたまま(単純に疲れていたからというのもあるが、今この体勢で上を向いてしまうと……色んな意味で劣情を抱いてしまいそうだった)答える。

 

 

「大丈夫……すっごい……柔らかい……眠くなる……お金取れるよコレ……」

 

「……実況はさすがに恥ずかしいからやめて」

 

「いや、ホントに……人類の大半が、この心地好さを知らないまま去っていくのって、もったい無さすぎる気がするんだけど……」

 

「……こんなこと、あなた……しか……から」

 

 

 張り積めた糸が切れたからだろうか。僕の頭は睡魔がかつてない勢いで攻めこんで来ており、脳が一気に混濁し始めていた。お陰で後半のアヤベさんの台詞はよく聞こえなかった。

 

 

「やばい……なんか、本気で寝ちゃいそう……」

 

「……さっきも言ったでしょ。あなたが寝ても、時間になったらすぐに起こしてあげれるって」

 

「そっかぁ……」

 

 

 確かに、それなら安心だ。……なんだか久しぶりに、心が落ち着いてきているような気がする。

 

 この感覚は……あえて言うなら、母性だろうか。なんだか母親に抱きしめられていた子供時代のような、安らぎを感じてしまう。されているのは膝枕なのに。

 もはや、自分の口からは涎が垂れ始めていた。

 だが、アヤベさんの綺麗な膝を自分ごときが汚すわけにはいかず、なんとか最後の力を振り絞って涎だけは拭う。

 

 それで完全にエネルギーを使い果たしたのか、急速に僕の瞼は降りていった。

 

 

 ……ああ。

 幸せだなぁ。

 気持ちいいなぁ。

 心地いいなぁ。

 

 

 

 

 ……あまりにも幸せすぎたからだろうか。

 

 

 

 気づけば、無意識のままに僕は口を滑らせていた。

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、アヤベさん……」

 

「なに?」

 

「……僕、ずっとアヤベさんに対して思っていた……伝えたかったことがあるんだ」

 

「…………」

 

「こんな機会じゃないと言えないからさ……言ってもいい?」

 

 

 

 アヤベさんの息が詰まったような、そんな感覚がした。

 数秒ほど、時間が過ぎる。

 僕の頭の上で彼女の胸が上下運動し、深呼吸をしたような空気の動きがあった。

 

 

 

「……わかった。いつでも良いわよ」

 

 

 

 どこか、覚悟を決めたようなアヤベさんの声。それにつられてか、僕もまた深呼吸をしてしまう。

 そして……頭の中で文章を組み立ててから、僕はゆっくりと言葉を発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱりアヤベさんってさぁ……太ももぶっといよねぇ───いったぁ!!??」

 

「…………」

 

「痛い痛い!!ちょアヤベさんっ、無表情と無言のままで僕の腕をフルパワーで掴むのはやめて!!」

 

「……『まな板の上の鯉』ってことわざ知ってる?」

 

「待って痛い!!ごめんなさいアヤベさんお願いだからやめて!!人間の腕はそっち側に曲がるようには出来てな────」

 

 

 

 

 

 ……危うく、永遠の眠りにつくところだった。

 

 





正直、もう約20作ぐらい書いてるとさすがにネタが無くなってきた……。


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