くーさんこと露草と申します(*´ω`*)
夜中の1時の空腹感ってエグくないです?別に何を求めてないけど横のラーメン思わず手を伸ばすー。君の豚骨&ソイソースのそのバリカタのせいだよ。って気分になりますよね。なりませんねごめんなさい。
そんな感じで紅茶リメイク、第一話です。
キッチンで準備をしているのは、今日の朝食。
彼含め5人分である。
「♪〜」
鼻歌まじりに卵を溶くとフライパンに流し込む。
この寮で生活するようになってまだ2週間だが既にその人数の食事を作ることにも慣れて来つつある。
と、リビングのキッチンが開く。
「あ、おはようございます副会長さん」
挨拶にコクンと頷きだけ返す少女の名は
狛犬も平均身長より低い方だが、それよりさらに頭ひとつ分近く低い。
キッチンスペースの方に来るとフライパンを覗き込む。
「あっ、ダメですよ!火、危ないですよ!」
「‥‥んっ!」
止めようと手を伸ばした狛犬だったが、その手を思い切り抓られる。
こう見えても風鈴は高校2年生である。
子供扱いされるのは嫌いなのだ。
「痛い!ちょ、副会長さん痛いですって!」
無言で抓られること約10秒。
ようやく解放される。
痛みに半泣きになりながらもお皿を手に取り、フライパンの中身を滑らす。
「‥わぁ」
「はい、雛森特製オムレツですよー。ちゃちゃっと作っちゃいますので会長さんたち起こして来てくれます?」
「‥‥」
コクンと頷き了承すると、リビングを出て行く。
狛犬も作業に戻ると今度は玄関が開く音がする。
そしてリビングのドアも開く。
「ただいまーです!」
「風羽ちゃん、お帰り」
「あっ、雛森さんただいまです〜!」
にこにこと笑顔で近づいてくるのは先程の風鈴と同じ桃色の髪の少女。
彼女と身長はあまり変わらないが風鈴の妹の風羽ふうである。
「銭湯どうだった?」
「今日は近所のおばさまとおしゃべりしました〜」
左手の黄色い桶とタオルが表す通り、彼女の趣味のひとつは銭湯に行くことである。
寮のお風呂も複数人が入れるくらいには大きいのだが、彼女曰く『気分が違う』らしい。
「あっ、オムレツですか〜!お手伝いしましょうか?」
「ん、大丈夫だよー。副会長さんが今会長さんを呼びに行ってるから‥‥」
と、言っている間に階段を降りる音がしてドアが開く。
「おはよう雛森くん、フゥ。今日も可愛いね」
「「おはようございます、会長さん(神籤さん)」」
言動はかなり爽やか‥‥なのだがパジャマはクシャクシャ、髪型はボサボサとだらし無さを絵に描いたような格好だったりする。
名前は
「今日はいい休日だね。暖かくて眠くなりそうだ」
「今日は月曜日です。寝ちゃだめですよー」
可愛いと言われたことに微妙な顔をする狛犬。
風羽は言われ慣れてるのか、にこにこと笑顔を返すだけである。
「‥‥
「なんだい
ずるずると風鈴に引きずられ、リビングから追い出される御籤。
まあ身長差から引きずる、というより付いて行ってあげているに近い気がするが。
恐らく洗面所に行った二人を見送り、風羽と2人でテーブルにお皿を並べる。
用意したのは5人分だが、テーブルに並べるのは4人分だけ。
それでも6人掛けの広いテーブルにはまだスペースがあった。
風鈴と御籤が戻って来たところで全員席に着く。
『いただきます』
朝食が終わると慌ただしく支度を始める。
「雛森さん~!早くしないと遅刻しちゃいますよ~」
「はーい!今行くー!」
狛犬は1人、先程みんなと食べた朝食と同じものをおぼんに乗せて2階の個室エリアへ。
1つの部屋の前で足を止める。
「えっと…”今日はオムレツです。温かいうちに食べてくださいね”。よしこれで良し」
メモを添えたおぼんを置くと、狛犬は急いで玄関へと向かう。
玄関の外には、退屈そうに待つ少女、眠そうにあくびをする少女、ニコニコと笑顔で待つ少女。
なんとなく、今日はいい日になるようなそんな気がした。
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