貴方の為なら   作:猟零黒 狼星

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この物語はぬいぐるみめっちゃ大好きな主が書いた完全趣味全開物語です。
苦手な方はご注意ください!


少女だけの仲間

「こんなことになってごめんね……貴方にもっとたくさんの世界を見せてあげたかったんだけど……」

 

ーーーー そんなことを言わないで…貴方は私にたくさんのものをくれた…。

 

「貴方を心から愛してる…あの子達をよろしくね…」

 

ーーーー お任せください…あなた様がくれたこの命、この体、この人生…全てあなた様のために使うと決めました……

必ずあなた様が望むこと全て叶えるために…

 

「ありがとう…そしてさようなら…私の可愛い世界の特異点…」

 

ーーーー はい…さようなら…我が主…貴方様に栄光の幸せを

 

 

 

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「はっ!!……またこの夢……何なの…ほんとに…」

 

「狼星(うる)〜!!もう朝よ!いい加減起きないと…ってもう起きてたの?」

 

「おはよ…お母さん」

 

「えぇおはよう。またあの夢を見たの?もう一週間連続よ?ほんとに大丈夫なの?」

 

「うん…けど全然何も覚えもないしそれにただの夢だよ?お母さんもそんなに気にしなくていいよ」

 

「そう?ならいいけど、今日から中学生よ?だから…」

 

「わかってるよ別に……。大丈夫、今回はちゃんと行けるから…… 」

 

「そう……ならいいけど……無理しちゃだめよ?」

 

「うん…さて準備しないと…」

 

「もう朝ごはんできてるから下に降りたら声かけてね」

 

「わかった。……行ったよね?よし…おはよ“ハミー”」

 

そう言ってぬいぐるみを見つめる少女

 

「ふぁ〜…おはよう狼星。今日から中学だな!」

 

そして喋る赤い犬のぬいぐるみ

 

「学校なんてやだよ…つまんないし…」

 

そう言ってベットから降りる少女

 

「人間はめんどくさいはね〜」

 

またもや喋る別のぬいぐるみ

 

「そうは言ってもさ、学校なんて最悪だよ…“ワミ”だってそう思うでしょ?」

 

「どうかしら?私はぬいぐるみだもの」

 

「くっ、こんな時だけぬいぐるみって主張しやがって…」

 

「何か間違いでも?」

 

そう言って少し喧嘩になりそうな雰囲気になる少女たち

 

「まぁまぁ落ち着いてくださいよ〜!朝からそんなふうじゃ疲れますよ〜?」

 

(またキャラが増えた…。)そして喧嘩を仲裁する新しいぬいぐるみ

 

「でもさ!"リング”〜!聞いてよー!ワミが酷いんだよ〜!」

 

「私の何が悪いのよ。学校がめんどくさいとか駄々こねてたのは貴方でしょうが。」

 

「だからって言い方ってもんがあるでしょ〜!」

 

「はん!あんたみたいなめんどくさがりにわざわざ優しく言う必要なんてどこにもないわ」

 

「ムキ〜!!!言ったな!絶対許さないから!!」

 

「ふん!許さなかったらあんたに何ができるってのよ!」

 

「だーかーらー!お二人共落ち着いてください〜!!」

 

《リングは黙って(て)(なさい)!!!!》

 

「うわ~ん!ハミー!二人が怖いですぅ〜!」

 

「はぁ…まったく朝からよくこんなに元気だな…逆に感心するぞ…」

 

そして喧嘩を止めようとする赤い犬のぬいぐるみ

 

「なんや!騒がしいぃ!うちは寝起きやねん!静かにせいや!」

 

怒鳴り込んでくる小さなホワイトタイガー(可愛い)

 

「あぁごめんな"きらり”」

 

「なんや、またあいつら喧嘩してんねんか…ハミーお前も大変やなぁ」

 

「はは…まぁ元気があるのはいいことだからな、」

 

「元気があるっちゅうか…」

 

そう言って今だ喧嘩する二人を見つめるホワイトタイガー

 

「あいつらそろそろ喧嘩やめんと…遅刻するで?」

 

『あっ……』

 

ハモる全員(きらり以外) 

 

「今更気づいたんか…」

 

 

 

 

道をドタバタ走る一行

 

 

「ヤバ!!初日から遅刻とかありえないよ〜!!」

 

「あんたが起きるのが遅いのが悪いのよ」

 

「お二人が喧嘩したせいでしょう!」

 

「うるさい奴らやなぁ…少しは黙れへんのか…」

 

「まぁまぁ誰にでもミスはあるし、な?」

 

 

 

「と、とにかく!!急がないとぉ〜!!」

 

 

 

 

 

そして学校付近まで走った一行

 

「見えた!!待ってくださーーい!!」

 

締まりそうな門に向って叫ぶ少女とそれを追いかける複数のぬいぐるみ………シュールである

 

「む?あれはこの学校の制服……はぁ…また遅刻者か…」

 

そしてまた開く門

 

「ありがとうございます!」

 

礼を言う少女

 

「いいから、はよ行きなさい遅刻しますよ。」

 

それを軽く流す教師

 

「は、はい!」 

 

そしてまた走る一行

 

「ふぅ!間に合った……!」

 

なんとか教室に辿り着く一行

 

そして皆さん疑問に思わないだろうか?

何故少女の後ろをふわふわと飛ぶぬいぐるみに誰もツッコまないのか…何故誰も不思議に思わないのか

それは……

《ぬいぐるみ達は少女と私達読者にしか見えないのだ!!》

まぁそんな話はおいておくとして、

教室へと辿り着き席を探す一行

 

「あれ?ここの教室じゃないのかな?」

 

「合ってるわよ」

 

「合ってますね」

 

「合ってるな…」

 

「合ってるぞ」

 

「だよね……でもさ……どうみても私の机ないんですけど!?」

 

驚く少女、それもそのはず

何故か自分の教室で間違いないはずの場所、なのに紙に書いてある場所には机がなかったのである

 

そしてここで注意がある

先程もいったとおりぬいぐるみ達は物語の中では少女にしか見えない…

 

するとどうなるのかもう皆さんお察しだろう

そう【変わり者】扱いで皆にハブられ一人を強いられる現在の社会の形と同じである

 

 

「何あの子一人で喋ってる」 「変なの〜」 「気持ち悪」 「うわこっち見たw」 

 

騒ぎ怪異的な目で少女を見る教室の他の生徒達

 

「…………」

 

黙ってしまう少女

 

「狼星…大丈夫か?」

 

「ほんとに人間ってクソみたいなやつしかいないわね」

 

「なんでそんなこと言うんでしょう……酷すぎます…」

 

「お前らもわかっとるやろ、うちらは見えてないんや。だから他から見たらただ一人で喋ってるやつにしか見えん。だが狼星…大丈夫か?」

 

少女を心配し声をかけるぬいぐるみ達 

 

「大丈夫だから……わかってるよ…」

 

辛そうにしてるのに平気だと嘘を付く少女

 

「狼星……」 「あんたね……」 

「無理しないでください…」 「………帰るか?」

 

嘘なのをわかっているからこそもっと心配するぬいぐるみ達

 

「平気……」 少女はまた嘘を付く

 

そして教室に入り自分の机があるはずの場所へとむかう少女

その目には確かな悲しみが浮かんでいた…。




見てくれた方ありがとうございました!
これを見てくれた方貴方が少しでも面白いと思ってくれたら嬉しいです!
これからも皆さんが楽しいと思える時間を作れる小説を書いていくのでよろしくおねがいします!
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