博麗神社の素敵な先代巫女   作:不知火 秋

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はい、投稿が遅くなりました。あけましておめでとうございます(正月はもう過ぎた)

PCを新調しまして、前のPCではできなかったゲームやらを満喫してしまいましたよ。
モンハンの起動に1時間半もかからずにすぐに起動できるって素晴らしいですね。涙が出ます。

BF2042も始めまして、BF4単体で止まってたBFの世界が広がり楽しいでござんす。ロケランは性にあわないので早いところC5のアンロックを急ぎたいところでございます。

長くなってしまいましたが、前書きはここまでとしましょう。
第10話をどうぞ!



私はこの先弾幕を避けることに関しちゃ無敵だ。

 

 

 そろそろ2人は西行妖の元へ到着しているだろうか?

 

 そう思いながら私は、妖夢をおんぶしながら能力での回復をしていると、途端に凄まじい程の悪寒が走った。

 直感が告げている。このままだとマズいと。

 

「っ!」

 

 

 妖夢は私の異変に気づいたのか、声をかける。

 

 

「霊華さんどうしたんですか?」

 

「いやね、すごく嫌な予感がするの...。ちょっと2人のところに急ぐから口閉じてなさい。舌噛むよ」

 

「へ?」

 

 私は妖夢の返事を待たずに、足に力を入れ1歩目から全速力で駆ける。

 視界に映る景色を置き去りにするほどの速度で私は2人の発する霊力を頼りに向かう。

 

 そして、走り始めてものの数十秒で上空に2人と落下していく1人を視界に捕捉した。

 

 

「よし、追いついた。妖夢、大丈夫だった?」

 

「な、何とか....あまりの速度にビックリしただけです....。幽々子様....」

 

「へぇ、あれが妖夢の主にして黒幕ね...」

 

 黒幕は2人の前に敗北して落下しているが、私の勘が言っている。まだ終わっていないと。

 こういう時、私の勘は大体当たる。憎たらしいことではあるが。

 

「悪いけど、貴女にはここで待っててもらうわ。わかってると思うけど何があっても手出しはしないように。いわゆる脳震盪が起きてるし、下手に動くと危険よ。最悪後遺症が残って、主に仕えるどころじゃ無くなるからね。今落下してる、西行寺幽々子の回収くらいなら許可するわ」

 

「え?」

 

 

 

 妖夢の返事と同タイミングで西行寺幽々子が守っていたと推察される西行妖が2人に蝶のような美しい弾幕を放つ。だが、その弾幕からはおぞましいほどの嫌な予感がする。戦闘で培った直感がアレは危険だと警鐘を鳴らしていた。

 だが、2人は見蕩れているのか全く動かない。

 

「クソッ!」

 

 

 私は、冥界に行く前に2人と合流した時のように空を蹴って瞬時に2人の元へたどり着く。

 見蕩れている2人の襟を掴むと空を蹴り、距離をとる。

 

「ね、姉さん!?」

 

「2人らしくないわね、何してたのよ」

 

「分からない....。あの弾幕を見た瞬間に体が凍ったかのような感じになったんだ....」

 

「概ね、私も魔理沙と同じ感じね...。ヤバイって直感が警鐘鳴らした時には体が凍ったように動かなくなったわ....。一発一発が幽々子の弾幕を何十倍も圧縮したかのような、そんな気配がしたわ...。

 でも、次は無いわ。1度経験したんだもの、もう私達は怯まないわ。そうでしょ?魔理沙」

 

「もちろんだぜ!もう怯んだりするもんか!」

 

 頼もしいことで。それはそうと2人が怯んだ原因は1度被弾すればその正体もわかるかな?

 

 

「頼もしい子は好きだよ。とりあえず、私が囮で行く。2人は隙が出来たら西行妖を叩いて。わかった?」

 

「「了解」」

 

 私は西行妖の元へ向かうと、西行妖は近寄る対象を迎撃するかのような、蝶の弾幕を放つ。

 この弾幕を直視してわかった。確かにこれはまずい。とりあえず1回被弾だな。

 

 とりあえず、腕をぶつけるか。

 私は腕を掴む手に力を入れ、腕を力づくで引きちぎると蝶の弾幕に投げつける。

 

 すると、当たった腕がしぼみ、信じられない速度で腐っていく。表現するならばまさに『死んだ』と言わんばかりの状態になり、投げつけた腕は最終的には塵となった。

 

 

「なるほど、コレが私の感じた悪寒と2人の感じた気配の正体か」

 

 流石にこれをフランの時のように全身に受けながら西行妖へ向かうのは愚の骨頂に他ならない。

 囮を果たすのならばコレに当たったらダメだ。なら、普段の弾幕ごっこよろしく、全て避けるしかない。

 

 正直苦手ではある。だが、やるしかない。

 

 

 

「.....やってやろうじゃない」

 

 覚悟を決めて、私は弾幕の嵐に向かおうとするが気づいた。

 この弾幕、今まで通り一つ一つ見てたら抜けないと。

 

 

「クソが...どうする....?」

 

 一つ一つ見てたらダメだ。どうするべきか....。ん?一つ一つ見てたら抜けない(・・・・・・・・・・・・)

 そうか、弾幕ごっこをやる時、私は最初っからこうすれば良かったのか。

 

 あぁ、多分私はこの先弾幕を避けることに関しちゃ無敵だ。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 姉さんが西行妖の放つ弾幕に突っ込んだ。よく見ると、姉さんは顔をこまめに横に振って弾幕を掻い潜っている。どういうこと?

 

 

「.....あ、なるほど。そういう事か」

 

「なによ、魔理沙。あんたはわかったの?」

 

「あぁ。お前の姉ちゃんがやってる事は完璧に理解した。でも、やってる事が分かったからって咄嗟にできるようになるもんじゃねぇよアレは。確かにそれ(・・)が出来りゃぁ、苦労はしないぜ。やっぱお前の姉ちゃん、ヤベー奴だな。素直に尊敬するよ。私じゃぁ、アレに気づいてもたどり着くまでにもっとかかるぜ。私が今あの弾幕相手に同じことやったら、ぜってぇ頭がイカれる」

 

 なによ、魔理沙にしてはなんか意味深じゃない。割とストレートに話すタイプの癖に。

 

 

「勿体ぶらずに教えなさいよ」

 

「あの人、あの(・・)弾幕全部見て、そっから正(・・・・・・・・・・・・)解ルート引きずり出してる(・・・・・・・・・・・・)

 

 魔理沙はキッパリと言いきった。

 

 

「なるほど....そういうカラクリか....。習得出来れば弾幕ごっこ以外にも弾幕ごっこが通じない相手にも使えそうね」

 

「あぁ、多分大きなアドバンテージになると思うぜ。っと、霊華さんが夢想封印ぶっぱなしたぞ。行くぜ霊夢!」

 

「えぇ!」

 

 私たちは、姉さんの作った隙を逃さずに自信が持つ最大火力を全力で西行妖に叩き込んだ。

 

 

 

 その一撃で西行妖は沈黙し、無事に封印をする事ができた。

 

 これにより、私達の春を取り戻す戦いは終わったのだった。

 

 




ちなみに西行妖が放った弾幕は不可能弾幕の数ミリ手前。ほんとに針の穴を極限まで小さくしたところに糸を全く穴の縁に当てないように通すレベルを想定してます。

霊華がやった事は単純。目を動かして弾幕を一つ一つを見るのではなく、目を動かさず顔を振ることで弾幕の全てを視界に入れて強引に正解ルートを引きずり出しています。
霊華の場合、弾幕ごっこが始まる以前の殺し合いで培った瞬間的な処理能力と視野の広さをフル活用しています。
理論さえ分かれば、あとは場数を踏んでいけば原作主人公コンビもいずれここに至ります。多分ここに来るのは頭を使うことが多いであろう魔理沙の方が早い。


お話が書き終わり、後書きどうしようかなと思いながら読んでた漫画で霊華とやってることが同じやつがありました。多分わかる人はわかると思いますがあの漫画の彼とほぼ同じことをしています。
こういうの、一応タグでクロスオーバーつけた方がいいのかな?教えて優しい人。


弾幕ごっこもとい、異変がポンポン解決してまう....どうしよう...(´・ω・`)
細かい描写難しいでござるよ...。
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