博麗神社の素敵な先代巫女   作:不知火 秋

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はい、紅魔郷編第1話でございます。弾幕描写ってどう表現すればいいのか...。

椛の耳を触りたいこの頃。きっともふもふしてる。

ちなみにころころ視点が変わるのでご注意ください。


あの紅い霧って、洗濯して落ちるの?

 

 

 

 ある日、空が紅い霧に覆われ、人里は軽いパニックを起こしていた。

 が、そこへ慧音が駆けつけ説得をし、何とかパニックは収まっていった。

 

「どう見ても異変ね...」

 

 

 霊夢もこの異常事態に気づいてるだろうし、私も行くとしますか。神社の方から霊夢が飛んでる姿を見てないけど、まぁ少ししたら来るでしょう。先に出発だ。既に里で体調不良を訴える人も出てきているし、悪化で死んだら目も当てられない。

 と、その前に

 

 

「慧音少しいい?」

 

「あぁ、霊華か。どうした?」

 

「ん。コレ人里の四隅に貼っといて。私は霧の発生地点に行く」

 

 私はそう言い、慧音に4種の符を各5枚ずつ渡しておく。これは4箇所に貼ることでソレに囲われている地点に対妖怪用の結界を貼るものだ。そんじょそこらの妖怪じゃコレはほぼ破れない。鬼とかなら話は変わるけどね。

 

 慧音は渡された符を見るとすぐに察してくれたのか。体力自慢の若者を呼び、すぐさま展開しに行ってくれた。

 

 

 よし、出発だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間はそれからしばらく進み。現在、霧の湖近くの森の上空を飛んでいる。特に何事もなく霧の湖の畔まで到達すると元気な声が聞こえた。

 

 

「やい!あたいと勝負しろ!」

 

「えっと....どうしたの突然。お名前は?」

 

「チルノ!」

 

 その声の主は氷で出来たとても綺麗な羽を持った妖精だった。

 元気が良くて素直で大変よろしいけど、何故ゆえいきなり?

 

 

「私は博麗霊華。なんでいきなり?」

 

「あたいが最強であると証明するためよ!」

 

「最強かぁ...それならこの霧をどうにかしてみない?」

 

「えー」

 

「最強なら困ってる人がいたら助けられるでしょ?今、この霧で身体を壊してる人がいっぱいいるから助けないといけないの。そのためにこの先にいるであろう黒幕を倒さないといけないのよ」

 

「なるほど....なら、なおさらあたいと戦えー!一緒に黒幕を倒す相棒にふさわしいか、あたいが試してやる!」

 

「うぐぐ...仕方ないかぁ...」

 

 ちくせう。何とか通せて貰えると思ったんだけど...ついでに戦力確保もできると思ったんだけどなぁ....。うん、やるしかないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結論から言おう。楽勝でした。だって、スペルの真正面ガラ空きだったんだもん。

 

「ふん!あたいの相棒として不足分ないわね!」

 

「それを言うなら不足ないね」

 

 

 何はともあれ、チルノが仲間になってくれた。仲間がいるだけで心強いというもの。昔は1人で戦ってたからなぁ...。

 

 チルノのスペルカードの改善点を一緒に見直しながら私達は原因と見られる方向へと向かう。その先で待ち受けていたのはある館だった。

 

 

「真っ赤ね...」

 

「あたい、なんかアレ見てると目が痛くなってきた」

 

「慣れないとコレはキツイかもね....」

 

 そう、目に悪いくらい真っ赤な館だったのだ。自分の紅い霧で染色でもされたのかな?

 ....そういえば、うちの布団大丈夫かな?外に干しっぱだったんだけど....あの紅い霧って洗濯して落ちるの?

 

 内心布団の無事を案じながら進んで行くと大きな門があり、その前には門番と見られる1人の女性がいた。

 

 

「門番さん、どいてくれるかしら?さっさとこの霧を止めたいのよ」

 

「すみません、『はい分かりました』で通すわけには行かないんですよね。門番に退けと言って退く門番がいてたまりますかって話でもあります」

 

「えぇ、そうね。それなら力ずくで、強引に突破させてもらうわ」

 

「そうしてください。それはそうと、貴女結構やる方ですね?今度良ければ一緒に手合わせしませんか?」

 

「誘うなら、もっと雰囲気を考えてくれません!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時を同じくして、博麗神社にて霊夢は

 

 

「....紅いわねぇ....」

 

 面倒くさそうに紅くなった空を見ていた。

 

 

「いや、『紅いわねぇ』じゃねぇだろ!これはどう見ても異変だぜ!」

 

「見りゃわかるわよ。どうにも少しめんどくさくなってるだけよ」

 

「いいのか?紅いのが洗濯物について落ちなくなったらどうするんだ?」

 

「は?どゆこと?」

 

「うちで干してるハンカチがちょっと紅くなってたんだよ....気づいてすぐ洗ったから一応落ちたけどよ....」

 

「それを早く言いなさい!」

 

 霊夢はドタバタと出発の準備を始め、魔理沙はため息をつく。

 

 

「これで大丈夫なのか、博麗の巫女...。ま、私も原因地点に何かめぼしいものでも無いかなってのも行く理由に含まれてるから強く言えたもんじゃねぇけどな!」

 

 

 ドタバタしつつ出発した2人は全速力で(主に霊夢の勘頼りで)紅い館まで飛んでくると、見るも無惨な事になったもはや門の原型が無くなった門と既にボロボロになり気を失った門番がそこにいた。

 

「壊れた門にボロボロになってる門番。よし、通るか」

 

「そうね。黒幕がいるなら、行く先はあっちしかないわね」

 

「あぁ、そうだな」

 

 

「「あの上(地下に)決まってるわ(ぜ)」」

 

 

「は?いや、普通上でしょ!?」

 

「いーや!私は地下と見たね!どっちが黒幕とぶつかっても恨みっこなしだぜ!」

 

「ハァ....。わかったわよ....。あんたは地下、私は上階。敵は見つけ次第退治これでいいわね」

 

「おう!こっからは私の勘で突き進んでやるぜ!」

 

「はいはい。気をつけなさいよ?」

 

「霊夢こそな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在、私はチルノをおんぶしてどこかも分からない廊下を走っていた。迷ってないよ、ホントダヨ。

 なぜ走っているのか。それは悲しいことに館内の廊下は狭く、2人で並んで飛ぶには窮屈だったからである。そこで地上での機動力に自信のある私がチルノをおんぶして走りに集中、チルノは周りを警戒するという役割分担をすることになったのだ。

 ちなみにチルノは走るスピードに喜んでいるのかめちゃくちゃ笑顔だった。純粋な笑顔が眩しい。

 

 

「霊華!ストップ!」

 

「はい、どうしたの?」

 

 一瞬でピタッと止まると、背中から『グェッ』という女の子がしちゃいけないような声が聞こえた。どうしたのだろう。

 

 

「ケホッ、ケホッ.....。....霊華!あそこに今までと違う扉がある!」

 

「え?あ、ホントだ」

 

 チルノが指差す方向へ目を向けると、そこにはいかにも頑丈そうな、そう簡単には壊せそうにない扉があった。

 

 

「あたいの勘はここに親玉がいると言ってるわ!」

 

「ふむ、チルノの勘を信じて扉の先に行きましょうか」

 

 

 私達が扉を開け、目にしたのは地下へと続く階段だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰か、来たのかしら...」

 

 

 

 

 

 




ちなみに、現在の霊華の弾幕ごっこの強さは原作基準難易度で表すならeasyかNormalです。霊夢のように勘も鋭くないので直感的に避けるというのをしない為。むしろ前時代の癖を引きづっており、全て一通り見てから堅実に回避してるタイプ。当然見てる分反応も遅れる。本人の飛ぶ速度も遅いのも弱さの原因。
ちなみに弾幕ごっこにおける装備は御札と陰陽玉のみ。本人は武器(お祓い棒)は使えなくはないけど、基本使わない。

ちなみに自機組の強さは魔理沙はhard(ただし、気合いの入りようによってはLunaticにもなる)、霊夢は常時Lunaticで考えてます。

今回は特に何もしてないチルノを説得してましたが、人に危害を加える場合は容赦なくスペルカードを切ってました。ちなみに使えるスペルは夢想天生と夢想封印の派生系は使用不可、現状それ系以外で使えるスペルは基本的に霊夢の劣化版です。具体的には霊夢や魔理沙と比べて慣れてないので弾幕が薄い。
だが、霊華の弾幕は霊夢が放つ弾幕よりも痛いので当たり所悪ければ普通に大怪我する。実戦(殺し合い)の影響がここに出る。ちなみにゆかりんは悲しいことに火力調整のミスを知らない。相手が今回運の良かったチルノと頑丈な美鈴じゃなければ多分怪我してる。



わかっているかもしれませんが一応の時系列


霊華、人里から出発

チルノと遭遇、弾幕ごっこの後仲間に加える

霊華、美鈴と出会い弾幕ごっこ。同時刻霊夢、魔理沙出発

霊華、美鈴を倒す。同時刻、2人は森を飛行中

霊チルペアは図書館にもレミリアの部屋にも行かず、館内で迷い地下行き。2人は紅魔館の門に到着し、侵入


という感じになります。



長くなった後書きはここまでとして、次回もお楽しみに!
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