ツフル星を発って半年。
モモンは立ち寄った惑星の生命をツフル化しながら、七つ目のドラゴンボールを探しに、惑星シバンへとやってきた。
シバンは荒廃した惑星で、生命は存在しない。
「こんな寂れた場所に願い球って……」
ドラゴンレーダーが反応する。
「位置はここね。ということは、地中に?」
モモンは地面を掘り出した。
「あった!」
地中からドラゴンボールを発見する。
モモンは宇宙船に戻り、ツフル星に向かって飛び立った。
ツフル星に着くと、モモンはドラゴンボールを手にベビーの元へ移動した。
「ドラゴンボール集めたけど、これ使うと使った星が壊れるから使わない方がいいわ」
「そうか」
「ツフル化の方は?」
「地球人には再び卵を産み落としておいた。だが悟空だけは始末させてもらった。あいつはお前の言いつけ通り俺には一切手を出さなかったな」
「そっか。殺しちゃったのか。別にいいけどね」
「それ以外は平和な毎日で退屈だ」
「じゃ、私、ビルス様のとこで修行してるから」
モモンはそう言って、ウイスに連絡を取る。
「モモンさん、なんでしょうか?」
「そっちへ行きたいんだけど、迎えに来てもらえないかしら?」
「わかりました」
ウイスが現れる。
「行ってくるね」
モモンはウイスと共にビルス星へと移動した。
眠そうな顔で出迎えるビルス。
「お目覚めですか、ビルス様」
「なんだウイス、モモンを連れてきたのか?」
「はい。こちらに来たいと
「瞬間移動で来ればいいじゃないか」
「ビルス様の星、遠くて。それに神の気は探れなくて」
「ところでモモン、お前もサイヤ人なら知らないか?」
「なにをです?」
「超サイヤ人ゴッド」
「超サイヤ人ゴッド?」
モモンは疑問符を浮かべながらそう聞き返す。
「ああ。この間、夢で見たんだよね」
「その超サイヤ人ゴッドってのがどうかしたんです?」
「わかるだろ? 名前からして、神の領域に到達した超サイヤ人だ」
「でも、夢なんですよね?」
「ビルス様は予知夢を見ることが可能なんですよ」
「ツフル星に願い球を持っていったよな?」
「なんでそれを?」
「ウイスの持つ杖で見ていた」
「待って。あのドラゴンボールは使っちゃいけないんですよ。使うと星が消滅しちゃうんです」
「ボクはね、あのベビーってやつがいまいち気に入らなくてね。破壊したいと思っている」
「そういえばビルス様、一度取り憑かれたことありましたね」
「全く、生意気な青二才だよ。神であるボクを操ろうなんてね」
「なんでビルス様は平気なんですか?」
「それはボクが破壊神だからだよ。卵を破壊したんだ」
「なるほどね。そのベビーの破壊、私にやらせてもらえないですか?」
「君がか?」
「はい。わざわざビルス様が手を下すほどの相手ではないですよ。あんなやつ、私で十分です」
「仲間じゃないのか?」
「寄生生物は二人もいらない」
「ふん。面白い。それじゃ、見事打ち倒してみたまえ」
「お任せ下さい」
「それではモモンさん、あなたをツフル星に送りますね」
ウイスはモモンをツフル星に送った。
「ありがとう」
モモンは額に指を当てる。
(界王神は……)
モモンは界王神界にいる界王神の気を探る。
その様子を水晶玉で見ている老界王神と界王神が焦る。
「ままま、待て! あいつこっちに来るのかあ!?」
(見つけた!)
モモンは界王神界へ瞬間移動する。
「うわああああ! 本当に来おわったわい!」
モモンは老界王神を見遣る。
「あんたが界王神ね? 私も超サイヤ人4に変身できるようになりたいの。協力してもらうわよ」
「断る」
「下僕にしてやってもいいのよ?」
「待て待て! なんで前さん、超サイヤ人4になりたいんじゃい?」
「ベビーを消す。それだけよ」
「お前さん、自分で助けたのに、なぜ?」
「ビルス様がベビーを破壊したがってるからよ」
「ビ、ビルス様が!?」
「うん」
「よ、よかろう。ワシの修行でお前さんを超サイヤ人4にしてやる」
モモンは老界王神に稽古をつけてもらうことになった。