Muv-luv BreakThrow 技術チートで変える未来   作:あるすとろめりあ改

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11『第一回邦畿計画総会』 1983.1.27

1983年1月27日

左京区 京都帝国大学 吉田キャンパス

 

 

 講堂には文字通り黒山の人集りが出来ていた。

 壇上に立ち、ここが大学であることを踏まえるとまるで講義をする教員にでもなった様な気分になるが、そもそも自分がこの前まで、正確には法律上現在も一介の高校生だったわけで、3ヶ月後に手続き上大学生になるわけだが、それでもこの壇上では無く、今見渡している座席の方に居るべき立場であるのだから、なんとも妙なものだ。

 

 投げ掛けられるのは、好奇の視線。

 それも数百の。

 こちらから声を掛けたのは帝セラと東亜紡ぐらいだったのだが、この場への参加は邦畿計画の参画者であれば誰でも可能である為、須和恭太郎のお手並み拝見とでも言いたげに多くの団体が人員を派遣してきた様子だ。

 

 しかし……此方のことを“16歳の少年”というフィルター越しに見られている様な気がして、あまり良い気分とはいえない。

 今から見せる技術にだけ集中して欲しいのだが、なんだろうか、アーティストが作者という人間ではなく作品そのものを観てもらいたいとか、そういう心境に近いのかもしれないな。

 まあ、兎にも角にもやるしかあるまいて。

 

 

「ご来場の皆様、本日はお集まり頂きまして誠にありがとうございます。私は邦畿計画において統括責任者の任を務めさせて頂いております須和恭太郎と申します、若輩の身であり僭越ではありますが本日はこの会を仕切らせていただきます」

 

 

 悩みを振り払うかの様に、マイクに声をぶつける。

 これはある種の意思表示であり、男子高校生としての姿ではなく、邦畿計画を統べる者として見て欲しいというもの。

 虎の威を借る狐の如しではあるが、己自身がその虎である事もまた事実なのだ。

 故に今日は、その虎としての姿をこの大衆の眼に焼き付けてやろうではないか。

 

 

「前置きは抜きにしまして本題から入らせて頂きます。皆様はスターライト樹脂というマテリアルをご存知でしょうか」

 

 

 書画カメラを通してスクリーンに資料を映し出す。

 投影されたのはF-14 トムキャットの姿で、傍らには比較用に比率の小さなF-4 ファントムの姿もある。

 

 

「昨年、米国海軍でこちらのF-14 トムキャットが制式採用されたのは皆様の記憶にも新しい事でしょう。スターライト樹脂とは、このF-14に実装されている表面装甲材のことです」

 

 大半は見知っているとばかりに軽く相槌を打つ姿を見せるが、中には「なんだそれは?」とでも言いたげな表情を見せる者もチラホラと。

 それは軍需関連からはほど遠かったり、まったく樹脂の製造に触れてこなかった団体の者であった。

 

 

「スターライト樹脂は非常に革新的な素材であり、鋼鉄を越える強度と高い衝撃吸収性、そして合成樹脂でありながらも高い耐熱性を有し、なんと数秒間であれば摂氏1万℃に及ぶ高温のレーザー……つまり、重光線級の攻撃にも耐えうる防御力を持っています」

 

 

 さて、このスターライト樹脂というのは実は面白い逸話を持っていたりする。

 最近判明したのだが、この頭の中に宿っている知識は異なる可能性の世界……つまり、BETAのいない世界の知識にまで及んでいる事がわかった。

 そして、スターライト樹脂というのは我々のいるBETAが存在する世界の未来では割とポピュラーな──つまり、レーザー蒸散塗膜加工の黎明期におけるプロトタイプの一つ──素材であるが、異なる世界では“幻の素材”として知られている。

 

 スターライト樹脂はイギリスのアマチュア発明家であるマリウス・ウィラード氏──異なる世界ではモーリス・ワード氏であるが、同一人物といって差し支えない──が美容師として働いていた頃に英国を騒がせた航空機の墜落事故があり、そのニュースを知った彼は絶対に燃えない、そして墜落しても乗客の命を救える頑丈な素材の開発に乗り出した。

 こうして産み出されたのがスターライト樹脂であり、先程の説明があった通り合成樹脂、つまりプラスチックでありながらその最大の弱点である耐熱性、それもチタンやグラファイトを越える程の高水準のものを獲得している。

 BETAの侵攻によってユーラシア大陸の人々が故郷を追われ悲啼に喘ぐ惨劇を知った彼は、この合成樹脂のレシピの世界中への全面公開に踏み切った。

 補足すれば、優秀な弁理士が支援に乗り出し、各種特許や商標権を確保した上で、である。

 つまりこの技術を一つの企業が独占する事を嫌っての事なのだが、その意志の強さと崇高さを伝えるエピソードが異なる世界にはある。

 

 BETAのいない世界にてマリウス……否、モーリス氏はスターライト樹脂のレシピを公開せずに墓場まで道連れにしてロストテクノロジーにしてしまったのだ。

 その理由は、このスターライト樹脂を巡って様々な企業がモーリス氏に交渉を持ちかけたのだが、その技術を独占し、あまつさえモーリス氏からその技術と権利を取り上げようとする者までおり、それを嘆いた彼はレシピを公開しないという抵抗を行ったということ。

 そしてそのレシピは家族に伝えられ、その家族経由で企業が権利とレシピを取得したとも、他のアマチュア発明家がその再現に成功したとも言われているが、少なくとも我々の世界の様に一般化された技術とはならず、故に“幻の素材”と呼ばれている。

 

 

「では我々もこのスターライト樹脂を採用しよう、というのは簡単な話ではありますが……邦畿計画では更なる技術の発展を目指し、つまりスターライト樹脂のFRP化を目指します」

 

 

 FRP(Fiber Reinforced Plastics)、つまり繊維強化プラスチックとはその名の表す通り合成樹脂にガラス繊維や炭素繊維などを混ぜ込んでその強度を向上させた物である。

 これは様々な分野で用いられており、ヘルメットや燃料タンク、自動車や航空機のボディにフレーム、船舶、建築……挙げればキリが無い程に多岐にわたって使用されている。

 金属素材よりも比強度が高く軽量で、加工も容易な上に耐候性や耐久性にも優れているかなり有用な素材なのだ。

 基本的にポリエステルやエポキシ樹脂などがよくマトリックスとして選ばれるが、今回はそれをスターライト樹脂に置き換えようという話である。

 

 

「こちらにつきましてはFRPや炭素繊維に造詣の深い東亜紡さん、テイボウさん、旭日紡績さんなどにお願いしたいのですが……実は炭素繊維と同時にとある別の繊維の研究を同時並行で進めて頂きたいのです」

 

 

 話しながら資料を差し換え、そちらを投影する。

 これまで戦術機を初めとした工業的な資料が連ねられていた中で非常に特異的な……というよりも、既に別の領域に飛躍してしまっている。

 何故ならば、映し出されたのが虫の姿であり、それも蓑虫が木の枝に吊り下がっている写真なのだから。

 突然の切り替わり様に会場はざわついた。

 

 

「はい、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この写真は蓑虫、それもオオミノガと呼ばれる種です。何故、今この様な物をお見せしたのか……それは、蓑虫の糸が炭素繊維にも見劣りしない世界最強の天然繊維である可能性を持っているからです」

 

 

 可能性というか、それは実際に研究された世界において判明している。

 我々の世界では多くの動植物がBETAの侵攻により死滅し、一部の国を除いて天然素材など望むべくもなく、その研究は進まなかった。

 しかし、脱炭素化が目指される世界では石油製品に変わる天然素材の研究が盛んに行われ、この蓑虫の糸もその一環で行われた物である。

 蓑虫の糸の真価は、その高い靱性とタフネス力、つまり衝撃吸収性であり、この性質を利用して自律稼働フレームに用いたいのだ。

 引っ張っても曲げても叩いても壊れにくいというのは、人間の骨に値するフレームに相応しい素材であるし、また筋肉に値する電磁伸縮炭素帯(カーボニック・アクチュエータ)においても高い適正を見せるだろう。

 もちろん耐熱性や耐候性などに弱点も抱えるので、炭化ケイ素を蒸着させたり、炭素繊維やアラミド繊維を撚り合わせる等して複合繊維にするというやり方があるので、用途によって使い分ければ良い。

 

 

「とは言うものの、蓑虫は越冬する為に糸を吐くという生態の為、その糸を取り出せるのは早くても今年の秋────」

「あの、すみません……発言宜しいでしょうか?」

「はい……ええっと、岩清水織機さん?」

 

 

 突然の挙手と声に、会場の視線が一気に中央にいた彼へと集まっていく。

 さて、岩清水織機とは聞き慣れない名前であるが、己の知識へ検索をかけてみるとしよう。

 岩清水織物工業とは、中京区にある京都の伝統工芸品の代表格でもある西陣織を生産するための自動織機を製造している企業みたいだ。

 確かに関連企業と言われればそうだが、一体どうしたというのだろうか……?

 

 

「蓑虫の繊維を作りたいんですよね?要求仕様にあうかはわかりませんけど、もうありますよ」

「…………はい?」

「我々の企業はそもそもの創設目的が蓑虫の糸を利用した工芸品の研究でして。主要商品にはなっていないのが実情なのですが、オオミノガの人工飼育に成功しており、現在でも愛知の築穏紡さんと工業製品化の為の共同研究を続けています」

「…………つまり?」

「研究用に採集した糸があるので、そのFRPの開発は、多分もう今からでも出来るのではないかな、と」

 

 

 そんな都合の良い話が、あるというのか……?!

 

 

「わ、わかりました。後ほど、築穏さんともお話をさせて頂きたいのでアポイントメントを含めて後ほどお話をさせてください」

「はい、こちらこそよろしくお願いします」

 

 

 技術というのは、時折こういう事があるのが玉に瑕だ。

 何か革新的な、それこそ世界の常識を塗り替える様な発明がどこかの机の上や戸棚の中に眠っていて、あと一歩が足りなかったり技術の理解が及ばないが故に埋もれたり淘汰されてしまう技術やアイデアというのは、珍しくない。

 何なら俺の自律稼働フレームも土肥さんに見出されなければ今頃東京の自宅の机の中で肥やしになっていたかもしれないのだから。

 

 こういう埋もれた技術の発掘の場になるというのであれば、この邦畿計画の在り方も有意義なものに出来るかもしれない。

 しかし、その為にはこの様な集会を開かずに積極的に情報交換の場が必要になってくるな…………

 

 となれば、やはりインターネット網の構築を促すしかないか。

 実を言えば、その原型とも言える大学間や研究機関を繋げるネットワークは既に運用が開始してたりその準備段階だったりする。

 N-1やHEPNET、JUNNETといったもので……だけど、これが遅いんだ。当初は1.2kbpsとかしか出ない。

 ISDNだったからとか、通信プロトコルがレガシーなX.25だったとか色んな理由があるが……規格が整っていても結局それをやり取りする端末の性能やLANの整備、プロバイダのサーバーの性能とか色々と整えないと現代の水準では1Mbpsを出すのも困難だ。

 つまりは半導体、それもシリコンウェハーの段階から整える必要があるか。

 であれば、正確で歪みの少ない焦点レンズが必要になってくる。やはりオリンポスやカノンあたりが得意か……?

 

 いやいや、余りにも思考が脱線してしまったな、戻さねば。

 

 

「失礼しました……それでは最後の話です。皆様、発泡金属というものをご存知でしょうか?」

 

 

 続いてスクリーンにはスポンジの如く穴が無数に空いた金属塊が無機質に映し出される。

 発泡金属とはその通り、内部がガスによって気泡を形成し小さな空洞が無数に生じている金属の加工物のことだ。

 金属を発泡させる事で、要は膨張する為にその比重は軽くなりハニカムの様なセル状構造になるので強度の向上も望める。

 そして何よりも高い衝撃吸収性があり、これはスポンジや発泡スチロールなんかを想像してもらうと分かりやすいが、内部の独立気泡が衝撃を分散してくれるおかげで落下や衝突をしてしまっても内部を保護してくれる訳だ。

 

 だが、別にこれをそのまま戦術機の装甲に使うわけではない。

 

 

「今回提案したいのは、この発泡金属の製法を参考にした新素材についてですが、この気泡の部分にセラミックを混合してしまう合成物です」

 

 

 母材は発泡金属ではメジャーなアルミニウムを使う。

 アルミニウムの粉末に水素化チタンの発泡剤を注入した混合物を棒状に成形し、その棒と炭化ケイ素やジルコニアといったセラミックの球体を互い違いに配置する。

 それを700〜800℃に加熱をする事でアルミニウムは溶解してセラミック球を包み込むが、この時に水素化チタンから水素ガスが発生しアルミニウムの内部に気泡を形成する。

 つまり、発泡金属の中にセラミックを不純物無しで埋め込む事が出来るというわけだ。

 

 これに関しても別の世界では実証されている合成物で、名称はプロテウスという。

 このプロテウスにアングルグラインダーで切断を試みようとすると、切断できずに刃が1分程度で摩耗してしまう。

 アルミニウムの部分は比較的容易に粉砕できてしまうのだが、このアルミニウムは細かな粒子になって蓄積し、セラミックと共に刃をまるでヤスリの様に削ってしまうからだ。

 更にこの細かな粒子は振動を伝播させ物質全体にそれを波及、分散させる効果がある。

 振動はプロテウス自身だけでなく、それを傷つけようとする道具にも伝播するので、つまり切断の為に用いるエネルギーが切断器具を逆に傷つけるカウンター攻撃の様な作用を及ぼすのだ。

 しかもここに繊維を混ぜ込むとFRPよろしく耐久性が更に向上し、弾性も向上する。

 

 そして何よりのメリットは、軽いこと。

 その比重は1.3〜1.5で、これはアルミニウムの凡そ1/2で、高張力鋼板の約1/6程度であり……極端な話、戦術機の重量を従来の半分近くにまで抑え込める可能性があるのだ。

 無論、無敵とか破壊不可能、等とは流石に言いきれたものでは無いが、それでもかなり優秀な装甲材になり得るポテンシャルを有しているということは想像に難くないだろう。

 

 

「こちらは既に発泡金属の研究を行っている神鋼製鉄所さんを中心にセラミックに知見のある帝セラさんと共同での開発をお願いします。尚、当邦畿計画は各種開発プロジェクトへの参加を強制、制限をするものではありませんので、先程の岩清水織機さんの様にプロジェクトへの参加を希望する企業及び団体の皆様は積極的に声を挙げてください」

 

 

 但し、一々全員の声を聞いてそれを纏められる様な聖徳太子では無いので、先程名前を挙げた企業を連絡係に、そちらにプロジェクトのリーダーを担ってもらう。

 まあ、どの様な組織図が最適なのかは正直まだ分からないので、通常の兵器開発におけるプライム企業を柱に幾つものスタンダード企業を紐付けにして連携していくという形式に近いもので試す事にする。

 

 

「さて、今回のプロジェクトが完遂する事でどの様な未来が待っているか想像できた方はいらっしゃいますでしょうか……例えば、先の大戦でドイツが最強の戦車を造らんと開発したかのマウス戦車の重量は190tにも及んだと言われています」

 

 

 突然、戦車の話が出てきた事に対して疑問符を浮かべる者も多くいたがそれは無視する。

 

 

「それが現代、西ドイツではレオパルト2という主力戦車を開発しましたが、その車輌のサイズや主砲の口径というスペックを見てみると、かなり近しい事がわかります。しかし、レオパルト2重量はおよそ60t……なんと、ほぼ同サイズでありながら重量は1/3になり、複合装甲の採用や砲弾の技術向上などにより防御力も攻撃力も桁違いの域にあります」

 

 

 これを簡略に図で書いてみると、そのスペックの差は歴然である。

 

 

マウス

レオパルト2

全長

10.085 m

10.93m

全幅

3.670 m

3.74m

全高

3.630 m

3.03m

重量

187.998 t

59.7t

速度

20 km/h

72km/h

行動距離

186 km

500km

砲塔前面装甲

220〜240mm

700mm相当(徹甲弾頭)〜

1000mm相当(成形炸薬弾頭)

エンジン

液冷V型12気筒過給器付きディーゼルエンジン

1,200馬力

液冷V型12気筒4ストロークターボチャージドディーゼルエンジン

1,500馬力

 

 

「つまり、私はこれと同等かそれ以上の技術革新を戦術機で行いたいのです。戦車で約40年掛かった事を……私はあと5年以内に実現したい!それが、どれ程人類の希望に成り得るのかを、どうかご理解いただけませんか……!」

 

 

 

 暫しの間、講堂は凍えるのではと錯覚する程の静寂に支配される。

 しかし、どこからともなく拍手が小さく鳴ったかと思えば、それはポツリポツリと伝播していき、まるで梅雨の最中の大雨かの如く一堂へ拡がり、やがて拍手と歓声がドッと雪崩混んできた。

 

 

「やりましょう!ねぇ皆さん!やりましょうよ!」

「そうだ!アメリカのヤンキー共に、お前らの力を借りずとも世界一の戦術機ぐらい造れるんだと見せつけてやろう!」

「おう!日本のエンジニアの意地の見せ所だ!」

「よし!だったら直ぐに取り掛かろう!ウチで備蓄してるアルミだったら今からでも出せるぞ!」

「資金はなんとかしよう!渋ったら頭取のケツを引っ叩いてでも絞り出してやるわ!」

「でしたら貨物船はウチのを使ってください」

「陸送なら私達が!」

「重油でもガソリンでも幾らでも用意してやるよ!」

 

 

 ──その、非常に感動的な場面ではあるのだろけども。

 この状況を、どうやって収拾を付けたものだろうか……

 絶対にこれ、資金や資材の流れをちゃんと管理しておかないと大変なことになるぞ。

 なるほど、確か以前に邦畿計画が立案された時は将軍殿下が天下を二分するからと却下したらしいが、こういうことか。

 放置してしまうと、日本の中に一国に相当する新たな経済圏が確立されて、邦畿計画内とそれ以外とでの経済格差が生まれて経済戦争になりかねない。

 

 なるほど、これはまた、厄介なものを任されてしまったものだな…………

 




★小ネタ
 
マリウス・ウィラード→モーリス・ワード

テイボウ→テイジン(帝人)
東亜紡→東洋紡
旭日紡績→クラボウ(旧名が朝日紡績)
帝セラ→京セラ
神鋼製鉄所→ 神戸製鋼所+ 神鋼鋼線工業
築穏→興和

 
岩清水織機→架空の企業。
京都大学の初代理工科大学初代学長にして応用化学者の中澤岩太氏が西陣織の帯地商であった三宅清治郎氏に技術指導を行い、京都に蓑虫研究所を設立し、昭和40年頃まで様々な蓑虫の飼育とそれを用いた衣服などの工芸品を製造し販売していた……というエピソードから、もしもその企業が残っていたらというIF
 
★参考資料
・Starlite-wikipedia
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Starlite
・古くて新しい絹 蓑虫の糸
https://researchmap.jp/toughsilk/misc/30858531/attachment_file.pdf
・Proteus materials
https://www.proteusmaterials.com/
・モーリス・ワード氏本人がYouTubeに公開した実験映像
https://youtu.be/RxqFyDugqs4

スターライト樹脂というものが戦術機の装甲に使われているというのはYouTubeの公式実況放送で語られていたそうなのですが、詳細や細かな設定は不明で、とっても堅くてとっても熱に強い、くらいしか出てきませんでした
なので、これを半ば都市伝説と貸している『スターライト』の逸話と交えて書いておりますので、半公式、半現実の技術、といったところでしょうか。
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