Muv-luv BreakThrow 技術チートで変える未来 作:あるすとろめりあ改
1985年1月13日
広島県呉市 FHI呉造船所
「戦術機にのみ携わってきた身としては、FHIといえばジェットエンジンやロケットエンジンのイメージが色濃かったのですが、造船技術にも明るいんですね」
「というよりも、船のエンジンにおけるタービンを作る技術があったからジェットエンジンを作れる様になった、って感じですかね」
FHIにVLCCの改装を依頼したのは、まずその沿革として日本初の民間造船会社の流れを汲む企業であり、また日本初のVLCCである初代晃宗丸*1を建造した実績もあり、かつ第二次世界大戦当時は呉海軍工廠の付近に造船所を構えていた*2経緯から人員や技術の提供を行っており、長門や大和、赤城などの著名艦の建造にも関わっており、高い造船技術を有していること。
また現代の戦術機に搭載されているジェットとロケットのハイブリッドエンジンを開発しているのはFHIが唯一であり、それはヤタガラスにおいても例外ではなく、様々な観点からFHIが適任であると判断したからだ。
「同時にちょっと実験用のエンジンも造って貰いたかったので……流石にそちらはまだ使えるレベルにはないのですが」
「と言うと?」
「んー、その……いわゆる電磁推進というかウォータージェット推進なんですが、現状では排水量1千トン以上の船舶を動かせないんですよね」
そちらのエンジンに関しては、今回使えなくてもいずれ……船舶だけでなく戦術機の跳躍ユニットにも応用できる技術なので、将来的には無駄ではない。
しかしそれ以上追求されても良い回答はできないので誤魔化す様に視線をズラす。
視界の先にある全長200mにも及ぶ巨大な水槽は、まるでプールの様でさえあったが、この施設では人工的に波を作り出すことが可能で、その水上にはVLCCの改装艦の設計図を元に造られた模型が浮かべられている。
本来であれば、空母に準ずる艦としてはあまりメジャーではない……というか、好ましくないとされている形状をしているので、念入りに試験を行って貰っていた。
まあ、現段階においては大きな問題はないみたいだが……
「こう……主任の設計する船ですから、50ノットや60ノットぐらいの爆速が出るとばかり思ってましたよ」
「無茶を言わないでくださいよ……コイルの磁力とかVLCCを改装する都合上まだそこまで高速に出来ないんですよ」
「まだって何ですか、まだって?え?」
仕様書を見ながら篁大尉が何かを言っているが、そもそもある程度安全な海域を航行する目的で製造されたVLCCは精々10数ノットが限界に見積もられている。
一応改装後の見積もり上では最大船速を25ノットという強襲揚陸艦と比べれば速く、空母としては幾分か物足りない程度の船速を見込んではいるが、実際の巡航速度は20ノットぐらいまでしか出せない。
そもそも快速な船を作りたいのならば喫水線を出来るだけ低くして水の抵抗を受けない様にすべきなのだが……VLCCは数十万キロリットルの原油を運ぶ都合上積載時に大きく沈み込む為、そもそも高速性を期待出来るような構造ではないのだ。
まあ、もしもイチから空母を設計するとしたら……
「電磁カタパルト搭載……あの、この主機のMHDジェネレーターってなんですか?」
「その名の通り、電磁誘導を用いた発電機関のことです」
MHD発電とはファラデーの電磁誘導の法則を用いて行う発電のことで、導電性流体が磁界を横切るときに誘導される起電力とそれによって流れる電流から流体の持つエンタルピーから電力に変換する発電方式のこと。
何故そんな方法で電力を得ることができるのかと言えば、そもそもの電気と磁気の関係性……電磁気学の領域に入っていく。
かつて物理学においては電気学と磁気学といった風に別々の学問であったが、19世紀に電気学者のエルステッドが電気回路の実験器具を使用している際にスイッチのオンオフで磁石に影響を与えることを発見し、その後にアンペールがアンペールの法則として磁場と電流の関係を2πrH=Iという定式にした。rが円形磁場の半径で、Hが磁場、Iが電流である。
簡単に言うと、磁場と電流の強さは比例していて、強い電流があれば強い磁場が発生し、逆に強い磁場を発生させれば強い電流が流れるというもの。
この発見に伴い電気と磁気は密接な関係にあり同一軸で研究すべき分野であると判明し、電磁気学と名を改めたのだ。
更に、回路の成り立った導線の周囲で磁石を動かすと導線に電流が流れるため、この仕組を利用して手回し発電機などは作られているのだが、この法則を発見したのがマイケル・ファラデーである為、ファラデーの電磁誘導の法則と言う。
もの凄く大雑把に言うと、強力な電磁石となるコイルの円の中を磁性と熱を持った液体か気体が通過すると電気が発生する、という仕組み。
それでその磁石の部分に先日の超伝導電磁石を用いる訳だ。
「MHD発電は燃焼ガスを用いるオープンサイクル方式の方が主流ですが、今回主機に採用したのは二相流化させた液体金属を用いたクローズドサイクル方式になります」
天然ガス等の流体を外に吹き出す様な方式をオープンサイクルと言い、希ガスや液体金属を用いて循環させる様な方式をクローズドサイクルと言う。
そして今回その作動流体として採用したのは、二相流というガスと液体金属の混合状態にある物質で、気相であるガスの膨張によって液相である液体金属を加速させることが出来、かつ液体金属は希ガスの10万倍導電率が良く、更に二相流を用いることでランキンサイクルを構成することが出来るので、ポンプやピストンなどの機構が不要になり小型化にも寄与する。
液体金属の熱源にはガスヒーターを利用し、かつ変換効率は60〜70%と高い水準を確保している。
このMHDジェネレーターを8基搭載して漸く640MWといったところだが、1基で駆逐艦*4を動かすことができるパワーはあるし、実はアメリカのニミッツ級原子力空母に搭載されている原子炉が1基あたり約550MW(2基合計1100MW)なので間に合わせの艦にしては中々に高性能であったりする。
流石に8基となれば原子炉よりもスペースを取るが、それでもヒーターか冷凍機を停めればジェネレーターは機能を停止するので、安全性は此方の方が上だ。
何せ、放射能を出さないのだから。
「さて、これで発電機と推進システムの目処が立ったので、VLCCの改装はお任せしましょうか」
上から下からの大改装になるが、やって貰う他にない。
その間に電磁カタパルトの陸上試験を河崎重工で行っておいて、艦載できる様に準備しなければならないし、まだまだ暫く暇にはならなさそうだ。
「いや……それでも春には一度京都に戻りましょう」
「はい……はい?なんです、唐突ですね」
「大尉だって休暇が必要でしょう?ほら、
「……唯依はもう今年で3歳になります」
「え、あれ?そうでしたっけ……」
確か初めて会った頃に娘が産まれたばかりで京都に戻れて良かったとかそんな話を聞いていた筈だが……そうか、気がつけばもう京都に移ってから2年も経つのか。
この2年、日本中を東奔西走していたものだから時間の感覚が狂っていた様だ。
「いや、でもほら、あまり家に帰らないで父親だって認識して貰えなくなったら困るでしょう?」
「確かに……最近、私よりも榮二の方に懐いている様な気がして気が気でならんのです」
「ああ……」
巌谷榮二中尉は現在帝国陸軍の技術廠で
何というか……篁大尉は爽やかで中性的な顔立ちであり、対象的に巌谷中尉は猛々しく頼もしさを感じさせる顔立ちだから……もしかしたら、女の子受けはそちらの方が良いのかもしれない。
「そういう訳ですから、春までに電磁カタパルトを完成させますよ!」
「こう言ってはなんですが、私のできることって殆ど雑務なんですけどね……」
○
1985年3月30日
京都 久賀邸玄関前
「うう、お嬢様……」
「もうヨネ、大袈裟ですよ。別に今生の別れという訳ではないのだから」
泣き崩れる侍女長のヨネさんを優しく抱きしめる澪月さんの姿を見ながら、漸くにして別れの実感というものが沸々と心のそこから涌いてきた。
澪月さんは斯衛の衛士養成学校に通うため、今日から学校の寮に入ることになる。
それで、久賀家の者がこうやって総出で見送りに来ていた。
「お姉さま……これ、不格好になってしまったけど、お守りを作ってみたの」
玫依ちゃんもどこか寂しげな表情を浮かべながら、青く質の良さそうな布を縫って造った手作りのお守りを渡している。
「お母様の着物を仕立て直して貰った時に余った生地端を使ったの……衛士の訓練はとても厳しいと聞くけど、きっとお母様も見守ってくれるわ」
「玫依……ありがとう、大切にしますね」
愛おしそうにそのお守りを手のひらの中に収めながら、二人は何かを確かめあうみたいに抱きしめ合う。
その時、澪月さんの瞳から涙が溢れていたのは、おそらく気の所為ではない。
あまり感情を表に出さない澪月さんが泣くところを見たのは、これが初めてのことだった。
「澪月、自分の決めたことなのだから澪月の思う通りにやってきなさい。だけれども、身体には気をつけて決して無理だけはしてはいけないよ?」
「はいお父様……」
本心では、父親である雅匡さんが誰よりも澪月さんのことを心配しているだろうに、それを言葉にも顔にも出さずにただ静かに薄い笑みを浮かべて澪月さんの頭を優しく撫でていた。
その姿を一歩離れたところで見ていると、ふと、東京で自分のことを送り出してくれた父のあの日の姿が思い出される。
あの時、父も今の雅匡さんの様な心境だったのだろうか────
言葉にできない、えも言われぬ熱いものを心の中に覚えながらも、それを口に出すことも出来ずに、ただただ沁みるように浸っていた。
運転手の矢口さんが車を出してきて、さあ間もなく出発だ、という時になってから。
つい、口から驚嘆の声を漏らしてしまった澪月さんはそれを手で抑えて、少し辺りを見渡してから言う。
「ごめんなさい……荷物を部屋に忘れてきてしまいました」
そういえば、これから家を出るというのならば着替えや荷物を持たずに手ぶらで行くのは不自然である筈なのに、澪月さんの手にはお守り以外なにも握られていない。
あまりそういったミスを見せることのない澪月さんだったが、それだけ動揺しているのだなと皆はむしろ笑みを浮かべる程であった。
「ああ……ごめんなさい、恭太郎さん」
「はい?どうしました?」
「荷物の量が些か多いので……運ぶのを手伝って貰えますか?」
「あ、はい。もちろんです」
なるほど、確かに生活の拠点を変える転居なわけだから、その荷物量も多い筈だ。
かと言って、流石に父親や妹に頼むのは違うし、折角送りに来てくれた従者の人に命じて取りに行かせてしまうのも澪月さんとしては気が引けるのかもしれない。
だから、その申し出を快く了承した。
「お姉さま、私も手伝いましょうか?」
「いや、大丈夫だよ玫依。たまには恭太郎くんにも男の子らしく力仕事をして貰おう」
澪月さんを心配してか、それとも僕の非力さを懸念してか、玫依ちゃんが同行を申し出るが、雅匡さんはそれをやんわりと制していた。
その時に、ちらと澪月さんと目線を合わせていた。
恐らく、澪月さんがまさか妹の玫依ちゃんの申し出を断る様なことを言える訳も無いから、気持ちを汲んで代わりに発言をしたのだろう。
導かれるままに澪月さんの後を着いていき、澪月さんの部屋に入ったところでこちらに振り返り、改まった様にして声を掛けてくる。
「あの、恭太郎さん……」
「はい?どうしましたか?」
「少しお話をしてもよろしいでしょうか?」
「ええ、もちろん」
澪月さんの表情は迷いというか憂いというか、そういった類の感情を浮かべていた。
ふう、と空気を押し出す様に息を吐いて短く喉を鳴らしてから僕の目を見てくる。
それに対して居心地の悪さというか、説教をされる時の様な心境でこちらも姿勢を直してしまう。
「本当は、言いたいことがたくさんあったのですが、言葉が上手く整理することができなくて……」
悔しそうに、口惜しそうに──苦しげに下唇を噛み締めながら、ゆっくりと歩み寄ってくる。
「だから率直に、要件だけ伝えようと思います」
気圧される様に動けなくなっている僕に、文字通り目と鼻の先まで迫ってきた澪月さんはそっと静かに意識の外から手を伸ばしてくると、押さえつける様にして顔を両側から掴まえてきた。
「動かないでください」
ゆっくりと近づいてくる澪月さんの顔が自然と視界を覆い尽くす。
無意識にその眼を覗き返してしまうと、戸惑いを滲ませながらも穿く様に刺す眼の力に思わず息を飲む。
「ただ……私のことを、忘れないでください」
疑問の声を投げ掛ける前に、その口を柔らかいものに覆い隠されてしまう。
湿った生暖かいものに支配されながら、驚きから脱力した背中が壁にもたれ掛かる。
それをどの様に解釈したのか、澪月さんも更にしなだれる様に体重を預けてきた。
「ごめんなさい──でも、こうすればきっと、忘れませんよね?」
熱をもって顔に吹きかかる息と、肌を通して聴こえるもうどちらのものとも定かでない鼓動。
澪月さんの顔は火照ったように紅潮していて、少し困ったような微笑は、どこか蠱惑的であった。
○
1985年7月1日
広島県呉市 呉鎮守府
それがとんでもない突貫工事であることは、設計し統括してきた自分が一番
あえて進水式後の海上試験を挟まずに内装や装備を施してからの直接竣工による引き渡しなど前代未聞であるし、恐らくよほどの緊急事態でもなければ今後も行われないであろう暴挙。
しかしそれでも、完成してしまったものは仕方がないと、たとえ向こうが1ミリもそんな事を思っていなくても無理やり説き伏せて承服させてしまおう。
公式かどうかは後で帳尻を合わせてしまえば良い。
そもそも、それがどれほどの重みのある文言であったのかは定かではないが、先に隙を見せたのは大陸派兵における技術協力を願い出てきた帝国軍の方なのだから、飲み込んで貰うしかない。
「まさか……再びこの呉の港に国産空母が浮かぶ日が来ようとは……」
この新造艦の艦長を任ぜられた男は、困惑しながらも嬉々とした感情を隠しきれず燦々とした瞳で見つめていた。
正直なところ、その様に好意的に受け止められるのは申し訳ないほどに改装艦であるが故の不格好さをしているのだが──
艦の大まかな構造としては、まずVLCCのタンクをくり抜く様に取り出してそこに格納庫を設置。
VLCCの素の甲板では流石に戦術機の発着艦を行うには不適当なので、その上に橋を架ける様にして飛行甲板を載せ、ここに電磁カタパルトやエレベーターなど空母として最低限の必要な機能を付与する。
後部にある艦橋もほぼそのまま流用し、必要な設備やレーダーを搭載する都合で拡張を行った。
武装は輸送能力に特化させる為にあえて施してない。
というかVLSならまだしも、ヘタにCIWS等を搭載しても何を撃ち落とす想定しているのかという話になってしまうし、未だに海岸線までBETAの侵攻が到達していない現状において、中途半端な火力はデッドウェイトにしかならないと判断したのだ。
それを言うならカタパルトも過剰装備であると言えなくもなかったが、こちらは技術的に搭載するのが比較的容易であったことから採用に踏み切った。
カタパルトといえば蒸気式の方が主流で、現段階においては米海軍が原子力空母で採用を検討している段階である。
しかし、蒸気式カタパルトというのは、空母を推進させる為のエンジンの熱源を利用したボイラーから高圧水蒸気をタンクに貯留させ、それを発艦の際にシリンダーヘッドへ流入してその圧力でピストンを送り出すという仕組みになっているのだが、新造艦は比較的低温な熱源のを使用している為、正直なところ蒸気式カタパルトを動かせるだけの圧力を生み出すことが出来ない。
更に言えば、仮にカタパルト専用のボイラーを用意しても水蒸気や圧力を逃さない為のポンプやシリンダー、タンクといった物は重量が嵩むし、その密閉や耐熱の関係は非常に技術力を要する。
対して電磁式カタパルトというのは、幾つかの課題点を克服できれば構造自体は単純なので比較的早期に実装しやすい。
電磁式カタパルトはいわゆるコイルガンやリニアモーターと同様の仕組みで、磁力の力で加速させて撃ち出す仕組みを取る。
射出方式としては
これだとストライカー自体が磁性を持っていれば射出物の種類は問わず、プラスチックやビニールの塊でも発射可能となる。
更に速度を確保できたら冷凍機のスイッチを切る事で、クエンチ現象を利用して射出時に出る熱でコイルの超伝導状態を常伝導状態に転移させ、思い通りの初速度を得られ、ストライカーとストッパーの消耗をある程度抑える事が可能だ。
「本艦を鳳翔と命名する……!」
進水式を挟んでいないので、海軍の引き渡し日である本日に同時に命名式も執り行われた。
新造艦に贈られた名前は鳳翔──それは1921年、かつて日本が史上最初に保有した航空母艦の艦名であり、一度は途絶えた日本における空母の歴史を再びこの艦をもって再開するという意味合いを込められた名だ。
国旗と軍旗の授与の後、鳳翔の乗組員達が整列し、号令と音楽隊による軍艦マーチの演奏と共に行進して乗り込んでいく。
最後に艦長も乗り込んだが、旗の掲揚には移らず全員が直立不動で停止してしまう。
どういう段取りなのだろうかと疑問に思っていた頃に、彼方から空を切り裂く様な鋭いジェット音が木霊した。
見上げれば、そこには編隊を組んだヤタガラスの姿がある。
呉鎮守府を囲む様にグルンと一周した後、減速しながら接近して続々と鳳翔の飛行甲板に着艦していく。
つまり、鳳翔が紛うことなき空母であることを内外に示すためのパフォーマンスであった様だ。
乗組員もヤタガラスも同様に掲揚台の方へ向き敬礼し、国歌の演奏と共に国旗と海軍旗が揚げられる。
最後に港に繋がれていた支綱が切られ、鳳翔は遂に大海にその身を滑らせて行く。
これから鳳翔と乗組員達は、約3ヶ月の訓練の後に輸送艦を随伴して東シナ海と南シナ海を抜け、マラッカ海峡を渡り、インドはヴィシャカパトナムの軍港までヤタガラスと帝国陸軍人、その装備と物資を輸送することになる。
更に、現在横浜の造船ドックでも鳳翔の同型艦が改装されており、もう間もなくこちらも横浜で進水した後に横須賀鎮守府で引渡式が執り行われ、鳳翔と合流する予定である。
「これで漸く一段落がつきましたね、主任」
「ええ……」
「でも、どうせ京都に戻ったらまた次に取り掛かるつもりなんでしょう?」
「勿論ですよ、まだまだやらなければいけない事が山の様にあるんですから」
「わかってましたけどね……これも、言っても無駄かもしれませんけど、あまり根を詰め過ぎないでくださいよ」
「…………はい」
「ああ、本当に無駄みたいですね」
数話前からある一人称や二人称のブレは意図した演出上のものになります
改装とは言えこんな大きな船が半年で出来る訳がない!というツッコミ所は……技術チートってことで(逃げ)