Muv-luv BreakThrow 技術チートで変える未来   作:あるすとろめりあ改

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32『軌道エレベーター』 1987.09.11

1987年9月11日

京都 東山区 祇園 京都帝国ホテル

 

 

 続々と炊きあげられるフラッシュの明滅はもはや嵐の如くであり、更にこちらを過剰に輝かせる照明は熱を帯び、額から汗が滴る程だった。

 ホテルの一室を借りて行われるのは、とある事業を世間に伝える為の記者会見だった。

 

 

『定刻となりましたので、ただ今より軌道エレベーター建設計画の記者会見を始めさせて頂きます。中央から、本計画の立案者であり統括責任者であります邦畿計画主任、須和恭太郎氏。向かいまして右側が宇宙技術研究所、ISAT*1所長の──』

 

 

 司会の進行から記者会見が始まり、挨拶を終えて席から立ち上がる。

 どうやら新聞社だけでなくテレビ局からカメラも入っている様だ。

 正直、こうやって目立ってしまうイベント的なものは苦手なのだが……内容が内容だけに致し方ない所か。

 

 

「ご紹介に(あずか)りました、須和恭太郎です。本日はお集まり頂きましてありがとうございます。さて、早速ですが軌道エレベーターの説明をさせて頂きます」

 

 

 会場の中央にある大型モニターには軌道エレベーターの完成予想のCGグラフィックが表示される。

 半導体技術の発展と、スマートフォン実現の為にテコ入れを行った発光ダイオード技術の導入によって、まだ低画質ではあるが3DCGを描画する事も可能になり、また以前の様に印刷した紙の資料を用意する必要もなくなった。

 

 

「現在、各国の航空宇宙軍では高度400kmの低軌道上に宇宙ステーションを建造し、ここを拠点とした装甲駆逐艦を配備して軌道爆撃および軌道降下という戦術が模索されております。しかし、この装甲駆逐艦の一隻を低軌道上に打ち上げる為に必要な費用はおよそ80億円程掛かります……」

 

 

 これでも、かつてはロケットやシャトルを打ち上げるだけで数百億円*2という金額が吹き飛んでいた時代から鑑みれば、数百トンの物量を宇宙へ運び出せるという事自体が宇宙開発技術が発展したと驚嘆するレベルなのだが、それでも莫大な費用である事に変わりは無い。

 現在は技術の進歩である程度の燃料消費量は抑えられているが、それでも積載貨物の5倍以上の燃料を消費しているのが現状だ。

 つまり、装甲駆逐艦も戦術機も100トン以上の重量があるので、1隻の装甲駆逐艦に2機の戦術機という軌道降下の単位を構成するためには3回の打ち上げを必要とし、費用は単純計算で約240億円、消費する燃料は1500トン近く、更に低軌道ステーションで積み込み等の作業も必要とするので実際のコストはそれ以上という事になる。

 それ故に、1回の大規模作戦を実施する為に数十兆円という大国の国家予算に相当する金額が吹き飛ぶ訳で、現状において12箇所、将来的には20を越すハイヴを総て攻略する前に経済的な体力が力尽きてしまう可能性が大いにあるのは否めず……だからこそのG弾でハイヴを消滅させようなんていう発想が出てきてしまうのだが。

 仮にG弾を一発運用するのに100億円が掛かったとしても数十兆円という数字と比較したら非常に効率的に見えてしまう……というのがオルテネイティヴ第5計画派、ひいては米国がG弾に拘る理由であると言えた。

 

 まあ、それをさせない為の軌道エレベーターな訳だが。

 

 

「BETAとの戦いにおいて、この軌道爆撃と軌道降下は非常に重要な戦術と言えますが、莫大な費用と膨大な燃料を消費する事は人類にとって大きな損失です……しかし、地球に巣食うBETAを排除する為には宇宙からの支援を密としなければならず、更に将来の月および火星からBETAを排除する事を鑑みればより低コストで宇宙に物資と人を上げる手段が必要となります。それが、軌道エレベーターです」

 

 

 大型モニターには、軌道エレベーターの中途にある低軌道ステーションから装甲駆逐艦が飛び出し、地球に点在するハイヴのアイコンに爆撃を敢行する様子がデフォルメされて映し出されている。

 そしてその上方では、高軌道ステーションから宇宙船が飛び出して月や火星に向かって攻撃を仕掛けている姿も。

 つまりこれが、軌道エレベーターに求められている役目ということ。

 

 

「では次にこの軌道エレベーターの建造プロセスを説明させて頂きます」

 

 

 まず、装甲駆逐艦の拠点として建造されている高度400kmにある低軌道ステーションに資材を運び込む。

 ここで建設用の無人宇宙船の組み立て作業を行い、これを高度36000kmの静止軌道まで移動させ、ケーブルを投下して地球に降ろす。

 この時、無人宇宙船はケーブルを降ろすのと同時に高度96000kmまで上昇してカウンターウエイトとし、更に太陽光パネルを展開する事で軌道エレベーターとステーションの動力源となる。

 そうやって基礎が出来た後に、低軌道ステーションから物資を搬入して静止軌道ステーションを建造し、ここから更にケーブルの補強とカウンターウエイトの追加を行い、ある程度まで育ててから第1段階の資材運搬エレベーターを設置して、今度は地上から直接物資を搬入。

 静止軌道ステーションの完成後に装甲駆逐艦の基地として運用していた低軌道ステーションをドッキングさせ、漸く第2段階に到達して軌道エレベーターの稼動がスタート。

 静止軌道への到達を半年、第1段階までが8年半、第2段階に至り軌道エレベーターとして稼動できるまでに10年程度の期間が必要であると見積もっており、つまり1997年頃には運用が可能になっている筈だ。

 

 

「この第2段階というのはハイヴ攻略作戦を実施する上での軌道爆撃および軌道降下を行う為の前哨基地として機能するまでの段階であり、月および火星への攻勢を掛ける為には更なる増築が必要となりますが……まずは地球からBETAを排除する事が何よりもの最優先となりますので」

 

 

 更に、1基の軌道エレベーターが完成してしまえば資材の運搬が容易になる為、第2、第3の軌道エレベーター建造まで視野に入ってくる。

 何せ、軌道エレベーターの構成物の総重量はおよそ6000トンであり、これを化学ロケットで打ち上げるとなれば推進剤は50万トン以上必要という事になってしまうが、軌道エレベーターであれば太陽光発電によって原子力発電所と同等のエネルギーを確保できるので、メンテナンスや維持コストを考慮しても桁違いな効率の良さだ。

 

 

「これまでは、軌道エレベーターの肝である紐の部分として適用できる素材がありませんでしたが、彩雲の技術で培われたミノムシの糸を炭素繊維と組み合わせる事で約200GPaの強度を確保する事に成功し、実現化に目処がたった次第です」

 

 

 まあ事実としては彩雲から産まれた技術では無いのだが、こういうのはわかり易さを重視しておいた方が良い。

 静止軌道から地上まで紐を垂らす場合、少なくとも60GPaの引っ張り強度が必要だが、3.3倍の余裕があれば安全性の確保と許容積載量の増量にも繋がる。

 

 ここから更に、地球では海上に発着場となる人工島を建設してエレベーターへの積み下ろしやバラストでケーブルへの負荷を調整する拠点も設ける必要があるが、こちらもエレベーターの建造と同時進行で行う。

 場所は南シナ海のマレーシアとインドネシアの中間にあたる海域で、インドネシアの排他的経済水域に該当する。

 勿論、既にインドネシア政府との交渉は済んでおり、コチラに関しては外務省が担当した。

 

 

『それでは質疑応答の時間に入らせて頂きます。質問のある方は挙手をお願いします』

 

 

 思いの外に、挙手をする記者の数は多かった。

 質疑応答に割かれた時間は30分程、とりあえずさばかなければならないので適当に指名して応える事にする。

 

 

「産日新聞です。物資の打ち上げ技術としては、スペースプレーンやマスドライバーといった物が注目されていましたが、何故いきなり軌道エレベーターという新しい技術に目をつけたのでしょうか?」

「ああ、良い質問ですね。基本的に地球の重力から逃れる為には第一宇宙速度である7.9km/s、つまりマッハ20という凄まじい速度に到達する必要がありますが、宇宙へ飛び立つ上での枷は重力の他に空気抵抗があります」

 

 

 ロケットが何故天を向いて発射されるのか?

 航空力学や流体力学の観点においては、上昇するよりも前進した方が空気抵抗の影響を受けにくく、加速しやすいというのは常識である。

 しかし、それでも出来るだけ素早く高度100kmのカーマン・ラインを越えて宇宙空間に到達して空気抵抗の影響を受けない空域にまで達したいが故に、敢えて1番空気抵抗の影響を受ける形で飛び立つという矛盾した飛ばし方をする必要があったのだ。

 

 例えば、レールガンの技術を応用して更なる長距離レールと大電流の発電施設を用意すれば、宇宙船をマッハ20まで加速させる事は可能だろう。

 しかし、その速度に到達するまでに空気抵抗の影響を受けて加速が阻害される上に、仮に第一宇宙速度に達したとしても空気抵抗の影響で減速してしまうので、速度を維持する為に結局は推進剤を吹かす必要があるという本末転倒な事態になってしまうのだ。

 

 

「つまり、マスドライバーで化学ロケットの推進剤を不要とする為には高度100kmに到達する滑走路が必要になりますが……これが如何に非現実的な話であるかは、想像に難くないと思います」

 

 

 何せ、地球上でもっとも高さのある物質というのがエベレスト山の8849m、つまりエベレストの約11倍の高さの建造物が必要であり、そんな資材をどこから持ってくれば良いのか、更にどうやって支えれば良いのかといった問題が続々と降り注いでくることになる。

 それだったらいっそのこと、軌道エレベーターの要領で衛星から高度100kmまでの真空のチューブでも吊るして、そこに宇宙船を通過させるといった荒唐無稽なやり方の方がまだ実現性があるくらいだ。

 更に付け足せば、訓練を受けていない人間が耐えられる重力加速度を3G程度とすると、マッハ20まで安全に加速させる為には400〜500kmの滑走路が必要となってしまう……

 まあ、普通に不可能だ。

 

 

「JHKですが、本計画の費用はどの程度になる見込みでしょうか?」

「そうですね、第2段階の到達までに10兆円程は掛かると思われます」

「なるほど。それで、その資金はどこから捻出される予定なのですか?」

「質問は1つまででお願いします。予算は科学技術庁の予算から拠出されます」

「すみません!つまりそれは国民の血税が浪費されるという事ですか?!」

「…………税金を投入するのかという意味では是ですが?」

「国は実現性が不透明な計画にも関わらず、まだ20歳の若者に国家予算の20%も託すというのは、一体どういったお考えなのですか!」

「ええっと……まず指名すらしてないのですが、貴方はどちらの記者さんですか?」

「旭日新聞社です!」

「はい旭日新聞さん。折角なのでお応えしますが、先程もご説明した通り、この計画は10年を見越した中長期的なものなので一気に10兆円を費やす訳ではありません。次いで実現性のお話ですが……根拠はありますか?」

「…………え?」

「今回の計画は科学技術庁のみではなく、こちらのISATさんや国内の宇宙産業に携わる諸企業さん、海外では国連宇宙軍やその他様々な企業、団体、研究機関へ提案させて頂き協議した上で『実現可能である』というGOサインを頂いた訳なんですよ」

「あ……はい……えっと、とある専門家からのご意見でして」

「その専門家というのは、どちらの何という方でしょうか?」

「いや、その、プライバシーの問題でお伝えする訳には……」

「そうですか。では、根拠のない憶測をあたかも事実であるかの様に質問内容に盛り込むのは御遠慮いただけますか?」

「…………」

 

 

 時々、あまりこの場においては適切でないと思われる質問も幾つか飛び交ってきたが、それとなくやんわりと返して切り抜ける。

 なんだろう、ジャーナリズム精神が疼くというのであれば、もっと下調べしてから聞いて欲しいものだ。

 そして司会から記者会見の終了が告げられたが────

 

 

「すみません須和恭太郎さん!個人的に取材をお願いしたいのですがこの後お時間を頂けませんでしょうか!?」

「ああっ!弊社もよろしくお願いします!」

「お前!また割り込むのかよ!!」

「…………すみませんが時間の都合が悪くて。質問内容を書面に纏めて邦畿計画の広報にお送りください。個人的に取材をお受けするかは後日改めて解答させて頂きます」

 

 

 まあ、受けるつもりは毛頭ないが。

 そもそも取材を受けるメリットがこちらに無いからな、名前を売りたい訳でもなし。

 

 しかしそれでも尚のこと詰め寄ってくる記者の連中を警備員に託して、そそくさとその場を離れることにした。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……」

 

 

 自販機で購入した瓶コーラで一服しながら、肺に溜まった空気を一気に吐き出す。

 肉体的には殆ど疲れていないが、精神的には少しの疲労感を覚える。

 まあ、心の無い質問はあったが、あの程度で憤ったりは…………ほんの少ししかしていない。

 

 あまり今日のことを振り返ったところで何も生産性は無いので、帰って風呂に入ってさっさと忘れるか……と思い至った瞬間に、スマートフォンの着信音が胸ポケットの中から鳴り響いた。

 

 

「はい、もしもし?」

『お久しぶりですわね須和さん、古鍛治サラです』

「あー…………はい、どうも」

 

 

 電話の主は古鍛治サラであった。

 正直、電話越しとはいえあまり話をしたい相手ではないのだが……今回ばかりは致し方ないだろう。

 しかしそれでも、嵐よさっさと過ぎ去れと言わんばかりに投げやりな言葉がポロっと口から溢れてくるが。

 

 

『記者会見、テレビの生中継で観させて頂きました』

「そうですか、面白くも何ともないと思いますけど」

『いえいえ、記者の不義理な質問に対する切り返し方など、とても面白かったですよ?』

「…………」

 

 

 対岸の火事でテレビ越しに遠くから観ている分には面白いのかもしれないが、当事者であるこちらの身としては複雑な心境だ。

 今度、こういった機会があるとしたら、質問内容は事前に提出して貰う様にしよう。

 

 

『ところで』

「……はい」

『私、須和さんからたってのお願いという事で、ご要望にお応えする為にとても尽力致しましたの……労いの言葉の1つを頂いてもバチは当たりませんわよね?』

「…………その節は、ありがとうございました」

 

 

 今回、軌道エレベーターの建造計画を年内に国連から承認させる為にロビー活動や裏工作など、フェアチャイルド家の力を発揮して貰った。

 国連には国際情勢やマネーパワーによってどうしても米国の影響が根深く、かつ軌道エレベーターというのは既存の化学ロケットによって培われた既得権益を崩壊させる物なので、妨害が予想されたので事前に露払いを依頼したのだ。

 結果的にはそれで通してくれたのだから、感謝の念が無い訳ではないのだが……

 

 

『今回は規模が規模だけに以前よりも苦労しましたし……成果に対して、相応の対価を支払うのが道理ですよね?』

「……限度はありますが、できる事であれば」

『そうですねぇ、直接労って頂きたいので食事に連れて行ってくださいませんか?』

「まあ、それくらいでしたら……」

『お店は須和さんが決めてください。そちらのご都合もあるでしょうから、日程と場所は後日メールで送っていただければと思います』

「なるほど……?」

 

 

 警戒されているのは重々承知しているから、イニシアティブはこちらに譲ると、そういう訳か。

 まあこちらとしても前科があるのでね、まさか丸腰で参じる訳がない。

 食事にかこつけて何かしら企みがあっても困るからな……最低限個室のあるレストランか、料亭にするべきか。

 しかし、そうなるとまた情報省にお世話になってしまう事になるが……何か、諜報活動に役立つ道具のアイデアでも提案させて貰うとしよう。

 

 

『ですが軌道エレベーターの建造をすると、初めてお話を伺った時はとても驚きましたわ』

「そうですか」

『ええ、技術提唱やSFで多少見聞きした事はありましたが、まさか実現可能な段階にまで到らしめるとは……まさに神憑り的な発想という他にありません』

「そんな良いもんじゃありませんよ。正月の時に偶々映ったローカル局で再放送していたアニメのオープニング映像を観てたら、そう言えばロケットって非効率的だなと思っただけで」

『…………はい?』

 

 

 あのアニメは舞台が殆ど地上なのであまり軌道エレベーターとしての機能は出てこないし、どちらかと言えばバベルの塔みたいな物だから現実的な軌道エレベーターとは異なるが……

 それで、まあ、今から造り始めれば1998年までには運用が間に合うんじゃないかと思い至って、正月明けから方々に駆け廻って、何とかこの段階にまで持ってこられたという顛末である。

 

 

『えっ、アニメって……Cartoon? You came up the idea from watching cartoon!?(アニメを観ていたら思いついたって言うの?!)』

「So I said.(だから、そう言ったじゃないか)」

『You,impossible!!(ありえない!!)』

「Sorry, but it's the truth(お生憎様、でも本当の事だ)」

『What do you eat that makes you so....?(何を食べていたらそんな頭になるのかしら……?)』

「Hmm,natto and .... raw fish?(納豆と……刺身かな?)」

『You're insane.(貴方、やっぱりどこか狂ってるわね)』

「Hey, you,that's rude?(おい、君、それは失礼じゃないか?)」

 

 

 突然、英語が飛び出してきたので、思わずそのまま返していたら何時の間にか会話の言語が切り替わっていた。 

 古鍛冶サラも気が緩んでしまったのか、何時もの畏まった日本語の喋り方からすると、割とフランクな印象を受ける。

 彼女の祖父はクロックフォードの人間で、つまりアメリカ人だったからその影響なのだろうか……?

 

 

『…………失礼、少し取り乱してしまいました。それではまた後日、ご連絡をお待ちしておりますわ……インドの話をお伺いしたいですしね』

 

 

 そう言ったきり、一方的に通話は切られた。

 インドの話とはあれか、正確には日本とインドネシアを交えた3国間の話だが……

 RPは投資会社としての面もあるから、この件に関しても興味を示したというところか。

 

 何はともあれ、もう二度と会いたくないという望みは叶いそうにないな。

*1
宇宙科学研究所、ISAS。JAXAの前身の一つ

*2
ちなみに、現実のスペースシャトルの打ち上げ費用はNASAのHPを参照すると4億5000万ドル、日本円で約500~600億円ほどであった





正月に観たアニメというのは特にタイトルや設定は決めていませんが、超時空世紀オーガスのイメージです

※2022年11月29日
・名称の変更
陽日新聞→旭日新聞
史実の某新聞社から引用されたと思われる新聞社が外伝作品に登場していたという指摘を受け、こちらを変更させて頂きました

尚、本作品はフィクションであり特定の企業や団体を批判する意図は無く、類似する名称が登場した場合も、飽くまでも名前を参考にしただけであります

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