Alkaid   作:深山瀬怜/浅谷てるる

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9.泉のうた

「あれ、今日由真さんたちは……?」

 黄乃が制服に着替えてアルカイドの店内に入ると、そこには不貞腐れた表情の寧々だけがいた。今日は由真と星音と寧々、そして黄乃のシフトの日だったはずなのだが。首を傾げた黄乃に、寧々は一枚の紙を差し出す。

 

《なんか海が見たくなったので行ってきます。由真&星音》

 

「いやぁもうここまで堂々とサボられると怒る気にもなれないよね。星音は多分巻き込まれただけだし」

「でも今三月ですよ……なんで海……」

「なんか海見たくなったんだよ……由真の奴、急なんだよなぁいっつも……」

「何かあったんですか?」

 喫茶店の仕事だけなら二人で充分だ。問題は何か事件が起きたときだ。由真と星音がいないということは、寧々と黄乃の二人で対応しなければならないのだ。

「何にもなくても年に一回くらいこういうときがあるのよ。本来は真面目なんだけど、急にサボって遊びに行くの。昨年は或果を巻き込んで遊園地行ってたね」

「遊園地かぁ……楽しそう……」

「今度仕返しに二人で行こっか。たまには羽を伸ばさないと」

 由真曰く、どうしてもそこに行きたくて仕方がなくなってしまうことがあるらしい。そういう日は仕事にも身が入らず、いいことが何もないので、己の欲望に従って出かけてしまうそうだ。

「でも、ぼくまだ羽伸ばせるほどできてないっていうか……」

「そんなことないよ。バレンタインのあとからは結構成果も出てるじゃん」

「そうだったらいいんだけど……」

 バレンタインのとき、由真と何かがあったのだろう。あの日から黄乃の戦闘能力が上がっている。無理をしているのでなければいい兆候だ。黄乃の武器も、黄乃が自信を持っている方が実力を発揮できるだろう。

「まあ、今日は平和であることを祈るよ」

 けれどそうは問屋が卸さない。ほとんど客のいない喫茶店の仕事に飽き始め、こっそりケーキでも食べようかと寧々が思い始めた頃、寧々の携帯電話が鳴り響いた。

 

 

「一応星音には連絡しといたけど、よっぽどヤバくならない限りは呼ばないから」

「うう……大丈夫かなぁ……」

 黄乃は不安気に武器である球体型の機械を両手で持っていた。ハルはBenetnasch(ベネトナシュ)と呼んでいるその球体は防御にも攻撃にも使えるが、黄乃以外には電源を入れることもできない構造になっている。けれど今は、まだその機械に慣れていない黄乃をサポートするために、寧々が使い方を指示しながらの戦闘になっている。

「私のオペレーションを信じてよ。これでも少し前までは由真の戦闘のサポートもしてたんだから」

「寧々さんのことは信用してますけど、正直ぼくがついていけるかが不安で……」

「大丈夫。訓練だってたっぷりやったじゃない」

 ベネトナシュを操作できない以上、寧々も黄乃に戦闘を託すしかない。どうして黄乃にしか操作できないように設計したのか。そしてどうして黄乃が現れるまで実用化してこなかったのか。それはこの機械が由真の最大の弱点である特殊光線を出す機能を備えているからだ。戦闘能力を持たない人間が能力者と戦うためには必要なものだが、誰でも使えるようにしてしまうと、その光線を由真に向ける裏切り者が出てくるかもしれない。

(黄乃は裏切らないだろうと判断したってことよね、ハル姉……)

 その見立てについて異論はない。そもそも誰かを裏切るなんて器用な真似は出来なさそうだ。それに――。

(推しに似てる人間を裏切れる人もそうそういないし)

 憧れ、というのは案外馬鹿にできない感情だ。その光を胸に抱けば、これまで届かなかったところにも手が届くことがある。特に黄乃は純粋そうだから、憧れが原動力になれば何でもできそうだ。寧々は密かに黄乃に期待をかけていた。

「あ、あれ……噴水のところ」

 黄乃が声を上げる。ハルからの情報通りだ。噴水のところに能力者がいて、周囲の人間を無差別に攻撃している――いや、攻撃しているとは言い難い状況だった。

「綺麗……」

 黄乃が素直な感想を漏らす。噴き上がった水の上に立つその少女は、絵画の中から抜け出してきた踊り子のようだった。しなやかに舞い踊る少女を見ていた寧々は、少女の左足の違和感に気がつく。

「義足……」

 踊っているだけなら無害だから、攻撃する必要もない。このまま引こうかと寧々が思案し始めたとき、少女の右足が水を蹴り上げた。空を舞う水飛沫がナイフに姿を変えてこちらに飛んでくる。

「うわぁぁああっ!」

 それに気が付いた黄乃が叫んだ瞬間、目の前に半透明の円がいくつも浮かび上がる。ベネトナシュの防御機能が展開されたのだ。敵からの攻撃を防ぐ光の盾。おそらく無意識なのだろうが、最善の選択だ。寧々はそのまま盾を展開させながら、左目の下に手を添えた。何もしなくても相手の能力を見ることはできるが、集中した方がより鮮明になる。

「……黄乃。シールドを解除して」

 確信を得て、寧々は黄乃に指示する。黄乃は戸惑いながらも寧々の言うことに従った。

「寧々さん、どうして」

「あれは幻覚。核になってるのが水だから、食らったらちゃっと濡れるけど……その程度ね」

 攻撃しているように見せかけているだけで、実際は当たってもどうということはない。おそらく通報を入れた人間はそのことには気が付かなかったのだろう。

「私たちは()()()()()を攻撃しにきたわけじゃない。事と次第によっては協力することもできる」

 寧々がその場から大声で呼びかけると、義足の少女は踊るのをやめた。それでも水の上に立ち続けている。義足の少女は水を操作する能力者。けれどその力はさほど強くない。――そしてもう一人。

「まさか破軍(アルカイド)のお出ましとは」

 何もなかったはずの空間から、短い髪を金に染めた少女が現れる。義足の少女と年齢は同じくらいだろう。おそらくは幻覚で、他人からは姿が見えないように偽装していたのだろう。

「機動隊とやり合うくらいは覚悟していたのだけど」

 金髪の少女の腕は薔薇のタトゥーで覆われていた。けれどそれも少女の能力で作られた幻だ。能力はかなり強い。しかしそれが幻である以上、機動隊とやり合ったら確実に負けるだろう。寧々は腕を組みながら金髪の少女を見据えた。

「能力者関係ない事件に駆り出されてるのかもね」

「そうだといいね。何しろあいつらが一番野蛮だ。私はただ、衣澄(いずみ)を踊らせてやりたかっただけなんだけど」

 義足の少女の名は衣澄というらしい。踊らせてやりたかっただけとはいえ、街中の噴水の上で急に踊り出したら、それが能力者だろうが無能力者だろうが通報されてしまうだろう。踊るには相応しい場所がある――そんな正しさは、ここでは通じないだろう。彼女たちにはここで踊らなければならなかった理由がある。由真ならきっとそう言うだろう。寧々は金髪の少女ではなく、衣澄に尋ねた。金髪の少女が庇うように口を開くが、衣澄がやんわりとそれを制す。

「小さな頃からダンサーとして舞台に立つのが夢でした。けれど数年前に病気で足を切断することになってしまって。最初は絶望していたけれど、義足でも踊れるってわかって。それに純夏(すみか)が能力で演出を考えてくれたりもして……いつか二人で舞台を作りたいねって話もしていたんです。でも――」

 衣澄の目から涙が落ちる。金髪の少女――純夏がそんな衣澄の肩に自分の上着をかけて、その体を支える。

「病気が再発してしまって……今度手術を受けることになって。そうしたらもうダンサーとして舞台に立つことはできないって言われて。だから……どんな小さな舞台でもいいから、観客なんていなくていいから、純夏との舞台だけは踊れなくなる前にやりたくて、ボロボロのところだったけど会場まで押さえて……本当は今日、私が踊る最後の日になるはずだったんです」

 寧々の隣では黄乃がつられて涙を流している。純粋な子だ。寧々は二人の話の結末に予想がついてしまった。あまりにもよくある話で、どれだけ手を尽くしても掬い上げられない痛み。寧々は唇を噛んだ。

「潰されたんだ。能力者が能力を使ってやる公演なんて認められないって。どうせ見にも来ない奴らが劇場に連絡して――今日を逃せばもう衣澄は二度と踊れないかもしれないのに」

 それでも純夏の方は、まだ望みを捨ててはいないようだった。でも今日を逃せば踊れなくなるかもしれないのは、本当は誰だって一緒だ。衣澄のように病気でなくても、明日事故で死んでしまうかもしれない。未来は誰にもわからない。だから今の晴れ舞台は守られなければならなかったはずなのに。

「――場所はどこでもよかった。でも当初やりたかった水を使った演出ができる場所にしたかった。いけないことだってのはわかってるよ。でも……だったら私たちはどうすればよかったんだ」

 寧々にはその解決策を示すことはできない。正当な手段で最後の公演を行おうとした二人の夢は、ただ二人が能力者だったからという理由で潰された。踊れるだけでよかったのに、その場所すら与えられなかった。

 こんな世界を変えたかった。けれどまだ力が足りない。能力者が普通に生きて、ささやかな夢を叶えられるような世界。望んでいるのはそれだけなのに、それは世界をひっくり返すほど難しいことなのだ。

「……どうすればいいかは、私もわからない。でも――私は今、あなたたちのステージを見たい」

 夢を叶えると言うにはあまりにも不完全だ。本当は古くてもしっかりした劇場で、彼女たちのために整えられた最高のステージがあるべきだった。けれどそれすら許されなかった二人をこのまま警察に突き出すのは嫌だった。

「私と黄乃だけじゃ、観客としては不足かもしれないけど」

「私たちもいるわよ」

 背後から聞こえてきた声に、寧々は驚いて振り返った。スーツを着てベージュのトレンチコートを羽織った髪の長い女と、リクルートスーツに身を包み、ウェーブのかかった髪をポニーテールにまとめた女――杉山悠子と松木恋。この街の能力者事件を主に担当する警察官だ。

「警察か……」

 純夏が呟いた。警戒しているのだろう。この二人が能力者に対する偏見をほぼ持たない稀有な人間であることを知っている人は少ないのだ。

「大丈夫よ。この二人は理由もなく攻撃したりする野蛮人じゃないから」

 無能力者ではあるが、悠子たちは基本的に能力者に親身になってくれる。不当な扱いを受けていたら怒ってくれるし、能力者が罪を犯せば職務を全うして事件を解決してくれる。アルカイドの外にいる人間で寧々が最も信頼しているのが悠子だった。

「規制線張って人払いは済ませたから、邪魔は入らないわよ」

「だって。この人嘘が下手すぎるから、この言葉は信じていい」

 衣澄が何かを心に決めたかのように頷き、肩にかけられた上着を脱いで純夏に渡す。

「純夏。気合い入れてよね」

 しばしの逡巡ののち、純夏は目を閉じる。その目を再び開いたときには、もう迷いの色は消えていた。

「思いっきりやって、衣澄。私が全部合わせてやるから」

 信頼しているもの同士の微笑み。これは二人の闘いなのだろうと寧々は思った。衣澄が噴水の上に立ったのを確認してから、純夏は自分自身の姿を消した。衣澄は深呼吸をしてから、最初のポーズを決める。そして目を閉じ――開いたときには、彼女は既に音楽になっていた。

 音は流れていない。けれど寧々には衣澄が表現している音が見えていた。隣で感嘆の溜息を漏らす黄乃も同じだろう。腕は流れるような旋律、足は大地をゆっくりと進む和音。爪先が噴水の飛沫を巻き上げると、それが空中で光の粒へと変化した。寧々には踊りの巧拙はわからない。けれど衣澄の表現するものには強く惹きつけられた。これが本当に最後だとしたら、それはあまりにも悲しいと思うほどに。しかし衣澄の表情は穏やかで、彼女が目の前の踊りにだけ集中しているのだということは容易に見てとれた。しなやかに、聞こえない音楽に合わせて踊る身体。踊るために生まれてきたのではないかと錯覚するほどにそれは美しかった。

 不意に衣澄の表情が不安げに変わる。曲調が変化したのだ。胸の前で祈るように手を組み、そっとほどいていく。その手の中には、薄紅色の花の蕾があった。義足の爪先が水の上に円を描いていく。純夏は衣澄の動きに合わせて能力を使っているのだ。けれどまるで衣澄が自分の意思で動かしているかのように、その幻は衣澄の動きに合っていた。ここまで至るのにどれだけ練習を積み重ねたのか。そして今も、一瞬たりともその動きを逃さないように見つめているのか。

 寧々の目から一筋の涙が流れ落ちた。二人の夢は心ない外野によってあっさりと踏み躙られた。ここで踊るのは正しいことではないけれど、ここで踊るしかなかったのだ。これが暗闇の劇場の中で披露されたものだったらどれだけ良かっただろう。

 最後の姿勢のまま衣澄は静止し、余韻を味わうように目を閉じた。しばらくすると衣澄が目を開け、深く礼をする。その瞬間に魔法が解けたかのように空気が弛緩した。衣澄は噴水から降り、何もない空間に手を差し出す。そこには純夏がいるのだ。純夏が姿を現して衣澄の手を取り、二人で礼をする。カーテンコールだ。

「ありがとうございました……!」

 再び礼をした衣澄の目から涙が溢れ出す。寧々は、頭をあげられないまま泣き続ける衣澄にどう声をかけるべきか迷っていた。由真ならこういうときどうするのだろう――寧々が思ったそのとき、横にいた黄乃が衣澄に駆け寄った。

「あ、あの……! 上手く言えないけど、すごく良くって……だから、えっと……っ! すごく綺麗で……!」

 黄乃も泣きながら言葉を紡ぐ。混乱しているのもあって上手くは言えていないけれど、気持ちは十分伝わるだろう。真っ直ぐな感情の発露は、真っ直ぐに人に届く。

(余計なこと考え過ぎだな、私は――)

 黄乃ほどではないかもしれないが、由真もその実真っ直ぐな人間だ。なおかつ口下手なところもあるから、だから彼女は人を抱きしめるのだ。(シード)を抜くときは背中に触れなければならないという理由だけではない。言葉にならない想いを伝えるために、傷ついたとしても相手の懐に飛び込んでいく。今ここに必要なのは言葉ではなくて、想いを伝えようと一生懸命になる心だ。

「……私たち、捕まっちゃいますよね」

 泣きすぎてついに衣澄に慰められ始めた黄乃を見て笑みをこぼしてから、純夏が落ち着いた声で言った。悠子は寧々と松木に目配せをしてから答える。

「うーん、そうだなぁ……なんかそんな凶悪な能力者とかいなさそうだし、通報は間違いだったかも。ほんっと忙しいのに誤報とかやめてほしいわよね」

「演技下手すぎない……? まあそういうわけだから。……だから、欲を言えば、私はもう一度二人のステージが見たいよ。何なら今度うちの店でやって欲しいくらい」

 寧々の言葉に純夏は目を輝かせ、衣澄は俯いた。そうか――純夏はまだ、衣澄が踊れることに望みをかけているのだ。

「うちに美術が得意な人がいるから、彼女にも協力してもらえるかもしれないし……店も広いわりにお客さん少ないし」

「でも……また踊れるようになるかはわからない……」

 純夏は衣澄の肩を抱き寄せる。純夏の目は優しく、先程までとは違う光を湛えていた。

「足を切ったときだってそうだった。でも今は踊れてる。可能性が全くゼロでないのなら、私はもう一度を信じたい」

「純夏……」

「私はそれだけ、衣澄が踊ってるところを見るのが好きなんだよ」

 それは事実だろう。衣澄の踊りが好きでなければ、彼女の動きに完璧に合わせて能力を使うなんてできない。そしてその純粋な想いからくる純夏の言葉は、きっと衣澄にも届くだろう。

 

 

 衣澄と純夏のことは悠子たちに任せ、寧々と黄乃はアルカイドに戻った。由真たちはまだ帰って来ていないらしい。寧々はカウンターの内側に置いた椅子に腰掛けた。

「私今からジャスミンティー淹れるけど、黄乃も飲む?」

「あ……じゃあ飲みます!」

 今日はもう客も来ないだろう。このまま閉店の時間までのんびりしていても誰にも咎められない。寧々はお湯と茶葉を用意しながら笑みを浮かべた。

「黄乃は踊ってみたりしないの?」

「え!? いやそんな運動神経よくないし……」

「でもアイドル好きなんでしょ?」

 百年以上前の封印されたはずの映像。黄乃はその中にいたあるアイドルに惹かれて、今のように好きな格好をするようになったらしい。だからそういうものを見るのが好きなのはわかっていた。でも黄乃本人が踊ったりするような話は聞いたことがないと思ったのだ。

「好きは好きなんだけど……ダンスとかは体が全然ついていかなくって……」

「そっかぁ……それにしても綺麗だったなぁ、衣澄ちゃん」

 黄乃も先程まで見ていた衣澄の踊りに思いを馳せているらしい。どこか遠い目をしている黄乃を眺めながら、寧々は密かにアルカイドの中のどこならステージとして使えるかを考えていた。衣澄たちだけではない。能力者というだけで夢を奪われた人はたくさんいるのだ。その人たちのために、ささやかでもできることはないだろうか。寧々はそんなことを考えていた。

(由真も、絶対ああいうの好きだしなぁ……)

 戦いに明け暮れている日々の生活からは想像できないけれど。寧々は目を閉じた。綺麗なものを見たときに、その繊細な心が揺れ動き、それが目に現れる。寧々はその瞬間を見るのが好きだった。けれどこの世界では、その目に美しいものだけを映して生きていくことはできないのだ。

 お湯が沸いたのでジャスミンティーを淹れながら、寧々は思考の奥深くに潜っていく。今日は余計なことを考えてしまう日なのか――そう思った瞬間、黄乃が声を上げたので、寧々は驚いて手を止めた。

「どうかした?」

「あ、いや全然大したことじゃないんですけど……実は最近かわいいなと思って気になってた女優さんが、今度映画の主演やるらしくて……」

「へえ、そうなんだ。なんて人?」

本宮(もとみや)緋彩(ひさ)って……昨年くらいにドラマで結構重要な役やって話題になったんですけど……」

「あ、なんか見たことある! へぇ、そっか……それは楽しみだね」

 黄乃が楽しそうに本宮緋彩の話をしている。誰かが誰かを好きだという話を聞くのは悪くない。寧々はそう思いながら、二つのカップにジャスミンティーを注いだ。

 

 その本宮緋彩が、このあと喫茶アルカイドに波乱を巻き起こすことになろうとは、このときは黄乃も寧々も全く予想ができていなかった。

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