無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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初めましての方は初めまして、読んでくださっている方はいつもありがとうございます!カグ槌です!


今回は普段縁の下の力持ち的な千冬とのデート会、しかしそれをつける陰が…




古参ながらの進化

 

 

さて今回の物語は前回の拠点から移動した先から始めるとしよう以前と違い堅牢な場所を選んだ定期的に歩哨を立て、ディスクアニマルやプラモンスター達が巡回している程 警備を厚くした

 

 

会議室

 

 

 

「クジョーが生きてた!?」

 

 

その一言に皆は驚く特に前回のキャロル事件からのメンバーは尚更に、しかしハルトは普段通りの余裕ある態度で

 

 

「あの様子だとレックも生きてるだろうね…しかもバトルドロイドなんて兵隊連れてたよ」

 

 

「バトルドロイド?…あぁティポカ・シティの仮想敵か」

 

 

「そうそう…今更だけどバトルドロイドってどんな奴なんだハウンド?」

 

 

「我等の敵で壊すべき奴等です」

 

 

「いやそうなんだけど、連中の弱点とか特徴とか」

 

 

「はっ!簡単に説明いたします」

 

 

ハウンドからの説明はこうである

 

 

バトルドロイド

 

 

それはクローントルーパーが戦っていた相手で前回の奴は初期型のB1というモデルらしい

 

 

機械故に活動場所を選ばす、色んな形があるらしい 歩兵は勿論の事、戦闘機や戦車など多岐にわたる

 

 

しかも最大の特徴は数と生産性の良さとのことだが予算の関係なのか頭は空っぽらしく貧弱な体をしているとのことだが真に恐ろしいのは

 

 

「連中は数に任せた波状攻撃を得意としますその戦法はシンプルながら侮れません、我々のいた世界でも沢山の兄弟が命を落としてますから…」

 

 

「危険な敵に変わりなしか…そのドロイドは何処かで遠隔操作されてるのか?」

 

 

「それなら束に頼めば良い、遠隔操作で操れるなら苦労はない」

 

 

千冬の問いにハウンドは首を横に振る

 

 

「いえ、それは不可能でしょう確かに以前は一括制御されてましたが今は此処である程度の行動が可能となります」

 

 

「厄介だな…そうなると広範囲技を持つ奴が必須になる……テスタロッサ達呼ぶか?」

 

 

「無用です、ご安心下さい」

 

 

「え?」

 

 

「ハルト様はネオタイムジャッカーと戦って下さい、ブリキ野郎は我々が蹴散らしてやります」

 

 

「大丈夫か?」

 

 

「誰に言っているんです?連中相手の戦闘訓練なら10年は熟してます、ヤミーやハルト様の訓練で戦うよりずっと専門ですよ」

 

 

「そうか…期待してるよ、そう言えばこの間回収した連中な残骸は?」

 

 

「回収済みです」

 

 

「よし戦闘後は残骸の回収を忘れるなよ、この世界にあの無人兵器の技術が流れたら大変だ…それと束が戻り次第、頼んで此方側に着くよう再プログラミングする」

 

 

「まさか…ブリキ野郎を使う気ですか!?」

 

 

「使えるものは何でも使うのが俺の主義だ…それに数があるなら揃えて壁にしてお前達は背後から進軍すれば良いし、夜間警備とか危険地帯の偵察や作業を頼めば良い適材適所だ」

 

 

「成る程」

 

 

「道具は使いようだ、ハウンド」

 

 

「かしこまりましたハルト様、勉強になります」

 

 

「つー訳だ結社連中との戦いに並行してのネオタイムジャッカー戦だ、これまで以上に厳しい戦いになるぞ覚悟しておけ……そうなるとだ」

 

 

それだけ言うとハルトはヤクヅキに目線を向ける

 

 

「この間のセリフ通り、ウォーカーとガンシップ数機分の働きを期待してるぞヤクヅキ言い訳じゃない事を願うがな」

 

 

「任せておけ、ハルト坊」

 

 

「よしキャロル達の研究が終わって戻ってきたら本格始動だ、それまで全員英気を養うように!解散!!」

 

 

と場を閉めたハルトであった

 

 

 

 

そして自室に戻ったハルトは一息つくと

 

 

「疲れた」

 

 

ベットに飛び込んだ

 

 

『そりゃそうだろうな』

 

 

「……こんな時は温泉にでも入りたい」

 

 

『いや無理だろ』

 

 

「だよなぁ、はぁああああああ……zzz」

 

 

『今までにない長い溜息だったなオイ』

 

『待て寝てるだろ!起きろハルト!!』

 

 

「……ん…ごめん師匠…ヘルヘイムの果実を転売したやつを…半年しか牢屋にぶちこめなかった……」

 

 

『それは即、死罪にしろ!!』

 

 

『何つう夢見てんだ!寝ぼけてんじゃねぇよ!』

 

 

「癒されたい……そうだ!デフォルメした下級インベスのぬいぐるみを作ろう!」

 

 

それをドアの向こうから聞いていたものは、色んな意味で冷や汗をかいていたと言う

 

 

『正気かハルト!?』

 

 

「えぇ〜アレ結構可愛く……ないな、うんダメだ疲れてて頭が働かない…」

 

 

そう呟いたと同時にノック音がしたので

 

 

「あいてるよ〜」

 

 

「失礼するハルト」

 

 

「千冬?どうしたの?」

 

 

「何だ…お前が英気を養えと言っただろう?だから…英気を養いにと思ってな…その……」

 

 

その態度から何かを察したハルトは

 

 

「俺と一緒でいいのか?」

 

 

「お前とがいいんだ、いちいち言わせるな馬鹿者」

 

 

「んじゃ町にでも行くか?」

 

 

「う、うむ…待っているぞ」

 

 

「おう……んじゃこの最新の「文字Tシャツは着るなよ」っ!な、なぜわかった!」

 

 

「バレバレだ馬鹿者」

 

 

その時ハルトが取り出した文字Tには【解せん】と書かれていたのであった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

その頃 SONGsの潜水艦にて

 

 

「……っ!!」

 

 

「ん?」

 

 

何かの気配を感じ立ち上がった束を見てキャロルは呆れるが慣れたように片手に缶コーヒーを渡そうとする

 

 

「どうした束?手を休めてる暇が有れば、手を動か「キャロりん!チーちゃんがハルくんとデートに行くよ!!」な、何だとぉ!!」

 

 

その衝撃に缶コーヒーを握りつぶしたキャロル、そして大声を聞いたのでコマンドー達やジョウゲンが部屋に入る

 

 

「大丈夫!まさかネオタイムジャッカーが仕掛けてきた!?」

 

 

「い、いや違う……束の奴が」

 

 

「ハルくんがデートしてるんだよ!多分!」

 

 

「と言う訳なのだがどうだ?」

 

 

「あぁ〜そう言えば今日か〜………あ」

 

 

口が滑ったと気づいた時には手遅れであった

 

 

「キャロりん!」

 

 

「あぁオレ達が仕事で留守の間に…千冬の奴め真面目な顔をして抜け目のない奴」

 

 

「いやキャロりんいない時に全員で夜を過ごした時もちーちゃんいたから割と抜け目ないよ?」

 

 

 

「……そうと決まれば束!」

 

 

「うん!!」

 

 

「「行くしかない!」」

 

 

仲良く手を取り合う姿を見てジョウゲンは止めに入る

 

 

「え、いやちょっ!人のデート邪魔しちゃダメじゃ「ジョウゲン」はい!」

 

 

「安心しろオレ達は邪魔をしに行く訳ではない」

 

 

「そ、そっか…よかっ「仕事をしてるのに遊んでる奴等を出歯亀に行くのだ」いやアウトーー!」

 

 

「何故だ?」

 

 

「いやいや束ちゃんもキャロルちゃんも魔王ちゃんといる時間長いんだから!千冬ちゃんに譲ってあげないと以外と千冬ちゃんって我慢してるんだよ!」

 

 

「確かにそうだな千冬にはオレが不在時に迷惑をかけてしまった…主に病んでたハルトを任せて事に関する件で」

 

 

「そうだねぇ〜けど束さんは邪魔はしないけどチーちゃんが恥ずかしがる姿を見たい訳さ!」

 

 

「そうだなオレも見てみたい…あの鉄面皮がどんな顔をするのか」

 

 

「キャロりん、チーちゃんのことそう思ってるの?」

 

 

「前まではな…しかし以外と表情豊かだと知ったのだ…よし束、転移結晶で行くぞ」

 

 

「やったぁ!あ、ジョウゲン〜アイツら上手いこと誤魔化してねー!」

 

 

「はぁ……本当に邪魔しないでくださいよー!」

 

 

「「善処する」」

 

 

「確約して下さいよ!?」

 

 

そうして2人は転移すると

 

 

「見つけたぞハルトと千冬だ」

 

 

「何かイチャイチャしてるねぇ〜こんな時は…よっと」

 

 

『STAG』

 

 

束はピンク色の小型携帯モデルのスタッグフォンを起動して2人にバレないように浮遊させると

 

 

「よしよしこれで2人の会話は聞こえるよぉ〜」

 

 

「でかした束」

 

 

と2人は出歯亀をするのであった

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

同時刻、とある町で

 

 

「はっくしょん!」

 

 

千冬チョイスの黒を主体としてコーデに身を包んだハルトはくしゃみをすると千冬は心配そうに顔を見上げて話しかける

 

 

「どうした風邪か?」

 

 

「んや多分、俺のことを噂してる奴がいる…それに言うだろバカは風邪をひかないって」

 

 

「そうだな…まったく心配して損をしたな」

 

 

「最近、俺の扱い酷くない千冬?」

 

 

「貴様は私の知る限り束を超える一番のバカだ、ならば風邪など引かんだろう」

 

 

『そうだな相棒が風邪を引くなどあり得んな…バカだから』

 

 

『そうそう』

 

 

ー千冬は許すがお前達はアナザーライオトルーパー達に引き摺り回されろー

 

 

『待てハルト!揶揄いすぎたから許してくれ!』

 

 

『あぉ…あの暴走族に追いかけられるのは許してくれ!』

 

 

ー残念だな相棒……命令済みだー

 

 

『ヒャッハー!』

 

 

『『逃げろーーー!!』』

 

 

取り敢えず制裁完了と落ち着くと

 

 

「まぁ色んなことしたバカだけど元は普通の青年だったんだけどなぁ…あれ?普通?だよな?相棒はどう思う?」

 

 

『お前の普通の定義がおかしいぞ』

 

 

『何処に建国して王になる一般人がいるか』

 

 

「それに行く世界で現地妻を増やすと言う大バカだ」

 

 

「へ?いやそれはぁ…事実だから否定し切れないけど…それならそんな男に引っかかる千冬も悪いじゃん」

 

 

「分かっている、そんな貴様に惚れてる私もバカだと言うのは……だが仕方ないだろう?惚れた弱みというものだ」

 

 

抱きつくように手を伸ばされると思わず赤面するハルトを見て少しはにかむと

 

 

「最近……貴様は王としての仕事や今回の事件にばかりかまけていた…それが王として対応する者として普通なのだがな……それに私はキャロル達と違って荒事でしか役に立てない…」

 

 

「んな事ねぇよ千冬が隣にいてくれるから安心するんだ…頼りすぎて悪いと思うくらいには」

 

 

「そうか…だが2人で私といる時間も少ないなってしまったなのも事実だ…こう見えて寂しかったのだぞ」

 

 

「そうだな…ごめん…仕事ばかりで時間取れなくて…」

 

 

「だ、だからだ……その…今日は私だけを見てほしいキャロルや他の連中は忘れてくれ」

 

 

もしこの顔を写真にして一夏とラウラに見せたら驚くだろうなぁと考えはしたがやめる事にする、俺が独占したいからな

 

 

「わかった、じゃあエスコートはお任せをお姫様」

 

 

「それはやめろ気持ち悪い」

 

 

「凄い辛辣ぅ!」

 

 

頬を赤らめながら言う千冬は少し照れているので効果がない訳ではなかったのは幸いか

 

 

その頃、盗み聞きしていた2人はと言うと

 

 

「ぶはぁ…デレたチーちゃんの破壊力をなめてたよ…」

 

 

「ハルトにお姫様呼びだと…羨ましい」

 

 

「けどキャロりん、お姫様抱っこされてるよね?」

 

 

「それはそれだ!」

 

 

「あ、動くみたいだよ」

 

 

と画面はスタッグフォンに戻る

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

取り敢えず街ブラとなり出歩いている

 

 

「しかし、よくよく考えると千冬と2人きりって言うのは本当に久しぶりだな」

 

 

「お前は普段、仕事柄キャロル、束か錫音といる事が多いからな…最近は教導でアンティリーネもか」

 

 

「本当ごめん…そう言えば一夏の調子はどうよ夏休みの補修込みで逢魔にいるけどさ」

 

 

「あぁアイツなら、何とか実技と筆記の基礎部分の履修を完了させた…取り敢えず次節は何とかなるだろう」

 

 

「けど二学期って…」

 

 

「キャノンボールファストや学園祭…まぁ行事が多いな」

 

 

「そうだな…忙しくなるな……しかし一夏って他の専用機持ちとの戦績良くないよな…白式ってそんなに弱いか?」

 

 

「いや純粋に乗り手の問題だな、初期から開発に参加してる私達のような例外を除けばIS学園に入る者は小学校の頃から勉強する…一夏は篠ノ之製作所からのスタートだからな他の連中よりも遅い」

 

 

「そう考えると予備知識なし高校スタートなのに身体能力は代表候補生に迫る実力持ってるのかよ」

 

 

「そうだな……オルコットやボーデヴィッヒの場合は多少の油断もあっただろうが機会を掴んでいるのは奴の才覚だ認めざるを得ない」

 

 

「それ本人に言ったら?喜ぶよ絶対」

 

 

「言ったら調子に乗るのが目に見えているのでな」

 

 

「確かに…クラス代表戦の時に浮かれてる時の癖が出てたなぁ…」

 

 

「そうだ…だが……」

 

 

「大丈夫、何かあるなら俺を遠慮なく頼ってよ必ず千冬の力になるから」

 

 

「そうか頼りにしているぞ」

 

 

「おう…任せてくれよ!俺達は最強だからさ…それにしても服選んでくれてありがとう」

 

 

「でないとお前はあのダサいTシャツを着るだろう」

 

 

「良いじゃん似合うんだし…ってかダサくない!」

 

 

「良くない!」

 

 

「うーん…じゃあ皆が選んで、皆が選んだ服なら喜んで着るから」

 

 

「私達が服を選ぶ…それは良いな」

 

 

「千冬?」

 

 

「何、着せ替え人形にしてやろうと思ってな覚悟しろ」

 

 

「そりゃ楽しみ…….…ん?」

 

 

「どうしたハルト?」

 

 

「いや誰かいるかなと思ったが勘違いみたいだ、何でもないよ」

 

 

「そうか…では行こう」

 

 

「おう」

 

 

道中ナンパされた千冬を助けたりと色々な一幕があったが割愛しよう

 

 

 

そして夕暮れも近くなり簡単な夕食を済ませた頃にはすっかり日が暮れていた

 

 

 

「俺もゆっくり出来たよありがとう千冬」

 

 

「礼には及ばんさ、私も好きでしているのだからな」

 

 

「そりゃ良かった」

 

 

「そ、それでたハルト…今日なのだが「ちょっと待て……誰だ!」ん?」

 

 

ハルトは気配を感じると千冬を抱き寄せながらアナザーウォッチを構えた、すると虚空から現れたのはサンジェルマンである

 

 

「バレていたのね」

 

 

「サンジェルマン…デートの出歯亀する程結社の連中は暇なのかい?」

 

 

「え?出歯亀なんてしてないわよ」

 

 

「あれ?じゃああの気配は一体…」

 

 

「まぁ目的はわかるわよね…貴方の命貰い受ける」

 

 

「嫌だけど?それに昔からこう言うだろう……人のデートを邪魔する奴は……」

 

 

そう喋りながらファイズフォンXにとあるコードを打ち込んだ

 

 

『5・8・2・1 ENTER』

 

 

『9・8・2・1 ENTER』

 

 

 

「メカに蹴られて月まで吹っ飛べ!!」

 

 

 

「いや言わないわよ」

 

 

サンジェルマンがツッコミをしたのと同時に

 

 

 

『オートバジン(サイドバッシャー )come closer』

 

 

ハルトの元にやってきた2台のバイクは彼を守るように並ぶハルトは躊躇いなく一台のボタンを強く叩く

 

 

『BATTLE MODE』

 

 

「撃て!」

 

 

無骨な音声と共にアナザーオートバジンに変形し前輪が変形した機関砲を躊躇いなくサンジェルマンに発砲、錬金術で防御するが弾切れまで間撃ち続けるのであった

 

 

その間に2人はドライバーとウォッチを構える、中でも一番怒っているのは千冬であった

 

 

「貴様……よくもハルトとの時間を…」

 

『メロン』『ドラゴンフルーツエナジー』

 

 

 

「流石に今日は空気読め、サンジェルマン」

 

 

 

 

「変身!」

 

 

『MIX!ジンバードラゴンフルーツ!ハハァ!』

 

 

『ファイズ』

 

 

千冬は斬月・ジンバードラゴン、ハルトはアナザーファイズになりアナザーオートバジンのハンドルを引き抜き剣とした同時にフォトンブラッドを帯び始めるとアナザーオートバジンの射撃が止んだ刹那

 

 

「っ!」

 

 

斬月はソニックアローで射撃し体勢を崩させるとアナザーファイズが待ってましたとばかりに斬撃を放つがファウストローブを纏ったサンジェルマンは武器を剣モードにして何とか弾き飛ばすが

 

 

「…………」

 

 

「しっ!」

 

 

ソニックアローにエネルギーをチャージして真上に放つとメロン型エネルギーが矢へと変わり降り注いだ

 

 

「今だハルト!」

 

 

「っ!」

 

 

「サンキュー!千冬!!」

 

 

サンジェルマンは銃モードに変えて撃ち落とすが数の桁が違う、それ以前にその隙を見逃す訳がなかった

 

 

 

 

『READY SHOT ON』

 

 

「チェック!」

 

 

『EXCEED CHARGE』

 

 

「しまっ!」

 

 

「はぁ!」

 

 

 

右手にアナザーファイズがアナザーファイズショットを召喚して走りながら必殺技を発動するとフォトンブラッドを溜め込んだファイズショットでサンジェルマンにアナザーグランインパクトが決まる その刹那

 

 

「くっ!」

 

巨大な鉄球が間に挟まると壁になりアナザーグランインパクトを受け止める

 

 

「……ちっ!」

 

 

「助っ人登場なワケだ」

 

 

「プレラーティ、どうしてここに?」

 

 

まさかの助っ人に驚くサンジェルマン、しかし斬月は油断せず次の矢を構えている

 

 

「気まぐれなワケだ…それにハルトには借りがあるワケだ」

 

 

「俺に借り?」

 

 

はて何かしたか?と首を傾げていると

 

 

「ふざけるな……貴様がノエルを吹き飛ばした影響で私のチフォージュシャトーが瓦礫の山になった件だ!」

 

 

そう言えばチフォージュ・シャトーの残骸を結社が引き取った時、プレラーティが発狂していたと思い出し

 

 

「…………あ」

 

 

思わず出た言葉で彼女は激怒した

 

 

「貴様ぁ…今の今まで忘れていたワケだ!」

 

 

「いや、アレは爆散したゴーダが悪い…俺はライダーキックしただけだから」

 

 

「とんだ責任転嫁なワケだ!」

 

 

「事実なんだけど……まぁ良いや、パワー勝負がお望みなら見せてやるぜ新しい強さを」

 

 

実は最初期組のアナザーライダー達は魔王化に辺り最強フォームを獲得した後も個別に進化していたりする……俺の願望を取り入れているかも知れないとは思うが

 

 

 

アナザーウォッチを押し新たな姿となるオーラが黄色の装甲を形成した、その様相はまるで熊に襲われた人間のように顔に引っ掻き傷を持つアナザーライダー である

 

 

 

『電王……アックス』

 

 

アナザー電王・アックスフォーム

 

 

同時に紙吹雪が舞い散るとアナザー電王はキンタロスが持っているような無骨の斧を肩に担ぐと

 

 

「『俺の強さにお前が泣いた!涙はこれで拭いとき!』」

 

 

「誰が泣くワケだぁ!」

 

 

踏み込みながら放たれた鉄球は迷いなくアナザー電王を吹き飛ばそうとしたが

 

 

「どすこい!」

 

 

相撲の突っ張り感覚で放った右手の一撃で相殺されたのであった

 

 

「な、何だと!」

 

 

「言ったろ?俺の強さは泣けるで!!」

 

 

『物理的に泣かせるフォームだな』

 

 

「ふざけるなよ、この馬鹿力がぁ!」

 

 

「そうだろ、まぁそれだけじゃないのがアナザー電王だよな…っ!選手交代!」

 

 

『ちょっと待て!早すぎや!』

 

 

『電王……ガン』

 

 

そしてドラゴンゾンビを思わせるような外見をしたアナザーライダー

 

 

アナザー電王・ガンフォームになると

 

 

「『えへへ〜今更だけど、お前倒すけど良いよね?』」

 

 

「何?」

 

 

「『答えは聞いてない!!』」

 

 

同時にリュウタロスが持っている銃を発砲、乱射の要領で放たれた弾幕射撃にはプレラーティもサンジェルマンを守るようにしか動けなかった

 

 

『危ないぞアナザー電王!後ろにカリオストロだ!』

 

 

「え!何処!!」

 

 

慌てて後ろを見るが誰もいない

 

『よっと』

 

「あれいない?……うわぁ!」

 

 

今度は青いエネルギーがアナザー電王を包むと老いた漁師と亀を思わせる装甲を纏う戦士

 

『電王……ロッド』

 

アナザー電王・ロッドフォームになるとウラタロスが持つ青い錨のような武器を肩に担いで

 

 

「『なんてね言葉の裏には針千本…お前も僕に釣られてみる?』」

 

 

アナザー電王とハモリながら決め台詞を言うと

 

 

「何でノリノリなワケだ!」

 

 

「教えてあげないよ、はぁあああ……はぁ!」

 

 

鉄球を槍で弾いて投げると亀の甲羅模様が浮かび上がると同時にアナザー電王はジャンプし急降下キック アナザーデンライナーキックをお見舞いするとプレラーティの武器は破壊されたが2人は無事であったのを見て

 

 

『おいおいハルト!この俺を抜きにしてクライマックスなんてつまらない事言わないよな!』

 

 

「当たり前だろ、何せ今日の俺は最初からクライマックスだからな!」

 

 

『よく言った!行くぜハルト!』

 

 

「おう行くぜ相棒!!」

 

 

『電王』

 

 

「『俺…参上!!』」

 

 

と同時にだ

 

 

『お前たち、私を忘れるな』

 

 

「へ?……いやちょっ!のわ!」

 

 

白いオーラがアナザー電王に襲い掛かると、それは白鳥のような顔をしたアナザーライダー へと変わる

 

 

『電王……ウイング』

 

 

アナザー電王 ウイングフォーム

 

 

「『降臨!満を辞して!』」

 

 

『この手羽野郎!俺のクライマックスを横取りしやがって!!』

 

 

「『これが教養の差だ俗物』」

 

 

『何だとこの野郎!!』

 

 

「何1人でぶつくさ言って姿を変えてるワケだ!!」

 

 

「これは失礼、そう言う仕様なのでな…では参ろう」

 

 

その手には歪なブーメランとマチェットが握られオーラエネルギーを込めると同時に投擲したが現れたアルカノイズが盾となり止めるが隙は出来た

 

 

「出番ですよ麗しの戦乙女」

 

 

「ハルトの姿で歯の浮く事を言うな!」

 

『ロック…オン!』

 

 

「はぁ!」

 

 

『ドラゴンエナジー!』

 

 

紅龍となった一矢 ソニックボレーは2人目掛けて襲い掛かるが住んでのところで出した結晶により脱出したのであった

 

 

「ちっ!逃したか」

 

 

「くっそ……キャロルに頼んで転移先を割り出してやる」

 

 

とファイズフォンXで電話をかけたら

 

 

『♪♪♪♪』

 

 

「え?」

 

 

凄い近くから着信音が鳴るではないか

 

 

「「……………」」

 

 

まさかと思うが…いやそんな事ないだろう

 

 

「千冬」

 

 

「了解」

 

 

俺の意図を察してくれた千冬はソニックアローを構えて最大エネルギーで放とうとすると

 

 

「「待て(待って)!!」」

 

 

と慌てた様子で飛び出す兎と錬金術師を見て

 

 

「何してんの?」

 

 

「これは〜そう!ハルくんが襲われてピンチと思って駆けつけたんだよ!」

 

 

「それならコマンドー達もいるよな?」

 

 

「うっ!」

 

 

「はぁ……出歯亀してたのはお前たちか…」

 

 

「そ、それは……」

 

 

「別に良いよ、他の奴も同じ事するだろうし咎めないよ」

 

 

「「ほっ……」」

 

 

「許す、俺はな」

 

 

「「ん?」」

 

 

あれ?雲行きが怪しくなったと首を傾げる2人は見た、彼の背後で殺気を出しているメロンの君を

 

 

「んじゃ千冬、後は任せた」

 

 

「あぁ……人のデートを盗み見するとは……覚悟は良いか?」

 

 

『カチドキ!』

 

 

「「い、いやあああああ!」」

 

 

 

その翌日 彼女達は死に物狂いで研究を終わらせ帰ってきたと言う

 

 

だが彼女の機嫌は悪くなったので

 

 

 

「…………まったく、甘えたいならそう言えよ」

 

「良いだろ別に」

 

 

暫く彼女に膝枕をする結果となりました……あれ?結構役得?

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか、さて次回から

奏者とハルトvsパヴァリア光明結社とネオタイムジャッカーのバトル本格始動です 本来のシンフォギアの歴史にないものが存在する世界線でどうなるのか…最後に最近登場した新キャラ ヤクヅキの情報を載せたいと思いますのでよかったら〜


ヤクヅキ

種族 レジェンドルガ・ロード
性別 女性?
容姿モチーフ 大倉燁子(文豪ストレイドッグス)
変身ライダー
仮面ライダーアーク、仮面ライダーレイ


概要
老ハルトに仕えている1人でウォズの同僚でジョウゲン、カゲンの先輩に当たる

フィーニスが参加していない本来の歴史においての逢魔古参組で紅一点
『味方も恐れ、敵は視界に入るだけで絶望する』と言う触れ込みを持ち王国内外からも恐れられている

容姿や体躯に合わず古風な口調で話し逢魔や味方以外への苛烈さはハルトさえも引く程かつ戦闘狂で敵の断末魔を聞くのが何よりの楽しみ

本来の歴史(老ハルト√)ではウォズと共に逢魔建国に関わっている人物


過去

かつてのキバに封印されたレジェンドルガのロード(王)で仮面ライダーアークの並行同位体

ある世界で封印されていた所を後の老ハルトとウォズが発見、封印を解いたので彼を乗っとろうとしたがハルトの精神汚染耐性により弾かれると対話の後、レジェンドルガ再興の為にハルトの傘下に加わった

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