強襲される意味?
トルーパー達は拠点にしている場所で逢魔からの補給物資を受け取っていた
「任務完了ですコマンダーハウンド」
「ご苦労だったなキャプテン」
「当然の事をしたまでです…しかし本当に違う世界なのですね」
「あぁ俺も驚いたが慣れた…ハルト様について行ってから毎日が驚きの連続だ」
「それは…そう言えば噂に聞きました、ブリキ野郎が現れたって」
「本当だ、それでハルト様も本気で戦うつもりでいらっしゃる」
「血が滾りますなコマンダー」
「その通りだキャプテン俺達の仕事だ」
2人が会話していると
「暇じゃーーーー!」
と叫ぶヤクヅキがいた
「何かありましたか?」
「何もこうもない!この時代は妾の感覚で言えば逢魔黎明戦乱期じゃ」
「何ですか?その物騒な時代は?」
「日夜いろんな勢力が逢魔を奪おうと守ろうと戦いに明け暮れておったのに!何じゃこれは!平和ではないか!」
「いや平和なのは良いことでは?」
「それでもお主らはクローントルーパーか!妾でさえドン引きする程強い戦闘民族マンダロリアンの血を引く存在か!!」
「いや…まぁそれ以前に我々は兵士ですから」
「そうじゃったな……ハルト坊め新参とは言え妾の扱い悪くないかの?」
「そう思うなら少しは働いてください」
「おぉウォズ、丁度良い所に妾と戦「いませんよ」ちっ」
「やれやれ…ジョウゲンやキャロル嬢達も帰ってくると言うのに…見てください我が魔王を!……あれ?」
とウォズが指差した先では、ハルトが逢魔空軍の中核をなすスターファイター隊を支える相棒とも呼べる アストロメクドロイドを整備していた
「あの………何してるのですか?我が魔王」
「あ、いやぁ何か調子悪そうな子だったからさ……これで良しと大丈夫かい?関節部に砂が詰まってたみたいだからさシーリング処理しといたよ」
「!!!!」
「どういたしました……えーと……君の名前は…R2-D2か宜しくね、消耗部品も新品に変えたからさ」
「!!!」
「けど君の持ち主凄い君の事好きなんだね自作パーツでカスタムしてるなんて初めてみたよ」
「!!!」
「あはは、そうかそうか…へぇ……君はジェダイと一緒にいたんだ俺はクローントルーパー達から噂程度にし聞かないからさ〜良かったら詳しく教えてよ」
「!!!」
「そうなんだ〜え?いや彼等は俺の大事な仲間だよ帝国?って奴の手先じゃない…王国の仲間さ」
「いや我が魔王!その子は今すぐ元の次元に帰すべき存在です!!!と言うよりこの作品にいてはいけない子です!」
「メタいよウォズ…つかR2-D2って有名なの?」
残念ながらハルトは知らないようなので
「その子は仮面ライダーの歴史で言う立花のおやっさんくらい重要な存在です」
「超大事な存在じゃねぇか!R2今すぐお帰り!」
慌ててオーロラカーテンを繋いだ
「!!!」
ありがとうと言った気がしたR2は元の世界に帰っていった
ーーーーーーーー
「何処へ行ってたんだいR2!ルーク様が心配されていたぞ!それにどうしたんだ砂漠装備なんてして」
金色のロボットが心配そうに話しかける
「!!!」
「何?クローンが現役で働いている世界にいた?何を馬鹿な事を帝国のクローントルーパーは全員退役したぞ夢でも見てるんじゃないか?」
「!!!」
「はいはい、そんな事よりこれからルーク様の指示でジャバの宮殿に向かうんだ失礼のないようにな」
「!!!」
「何、私の方が心配だと…何を言って……おい待てR2何処へ行く!」
そんな一幕があったという
ーーーーーーーー
さてそんな予想外な日常を過ごしていたが
「っ!…はぁ…はぁ……はぁ………」
ナツキは凄い汗を掻きながら息も絶え絶えになり仰向けになっているがハルトはケロッとした顔で汗をかかず
「ま、妥当かな辛うじてリバイブは実戦使用可能だよ…まぁ長時間使ったら倒れちゃうけどさ!」
「お、俺は人間なんだよ…人間辞めたお前と同じ体力じゃねぇんだ…よ……まだ慣れてないけど…やっぱ強えよお前…」
「当たり前だ何年こいつらと一緒にいると思う?それに今日はお前がアナザーライダーの戦い方教えてくれって言ったから時間見つけて手伝ってるのに…んで手応えは?」
「ある!」
「それなら良かった、んじゃ終わ「ハルト!」何さ?」
「お前に相談がある、ハーレムを形成して女性経験豊富なお前にしか頼めない事だ!」
「なぁ相棒、実は最近さ新しい必殺技を考えてんだけど目の前のアナザーゲイツに試すのどうかな?『良い考えだ』んじゃ「デートで女の子を楽しませたいです!」…いや自分で考えろ」
「いや、そこは先達としてアドバイスをですね」
「一生懸命に考えればエルフナインも喜ぶよ」
「そっ、そうか……けどなぁどうしたら」
「まぁ頑張れよ」
「んじゃ、ハルトは初デートのこと覚えてるのか?」
「勿論だよデート………アレをカウントして良いのか?」
『錫音をナンパから助けた結果、デートになったな』
「まぁそんな感じだ頑張れよ」
「お、おう」
「んじゃ次はどの子で「陛下大変です!」どうした?またヤクヅキの奴がな「いいえ違います!」ん?じゃあ」
「奥方達の載っているガンシップが何者かに襲撃されています!!」
「相棒!」
『分かっている、オーロラカーテンだな』
オーロラカーテンを出すと
「大至急部隊を派遣しろ、ウォズ達も早くこいと言え!俺は先に行く!」
「サーイェッサー!」
「俺も行く!」
「勝手にしろ」
ーーーーーーーーーーーー
そう言うとオーロラカーテンを超えた2人が見た物は広い砂漠とガンシップの残骸と物言わぬ骸となっているコマンドー隊員であった
「っ!キャロル!束!ジョウゲン!!コマンドー!!誰がいないか!!」
と叫ぶが誰もいない
「お前達!草の根を分けても探し出せ!」
ディスクアニマルやプラモンスター、カンドロイドを解放し広範囲索敵を行う
「なぁ相棒、俺にもアギトの力ってあるよな?」
『アナザーアギトの力があるからな持っている』
「ならサイコメトリー的な物も可能か?」
『あぁ、問題ないが使う意味もないだろう』
「何?この状況でそんな悠長に【!!】あそこかぁ!!」
『フォーゼ……ロケット』
「宇宙来たーーーー!」
派手な爆音と共にハルトはアナザーフォーゼは右手にロケットモジュールを装備するとすぐに発進した
「いや俺を置いてくなーー!」
ーーーーーーーー
その頃 キャロル達は爆散したガンシップから離れて一息ついていた
「まったく…帰り道で襲われるとは予想外だったな」
「まったくです……殉職者4名、コマンドーの一個部隊がこうもあっさりと」
「そうだよ!これじゃあハルくんに会う前にお風呂だよ……いやハルくんと一緒に入れば良いのでは?」
「そうなったらいよいよ連中全員やりかねんぞ」
「oh……」
「いや2人ともかなり余裕じゃん!砂漠のど真ん中で遭難してるんだよ!もうちょい危機感持とうよ!」
「ジョウゲン、貴様は知っているだろうハルトが事情を知れば「宇宙来たーー!」飛んでくることだろう」
「ま、魔王ちゃんどうして……てか来るの早っ!」
「皆良かった…本当に良かったよ…」
ハルトは安堵の表情を見せるが直ぐに切り替えて
「隊長、被害は?」
「はっ!コマンダー部隊1壊滅、残りも怪我を負っています」
「何があった?」
「待ち伏せに会いました、ブリキ野郎の攻撃でガンシップは墜落」
「それで連中は?」
「問題ない今頃は砂漠の中だろう」
「キャロル殿がオーズに変身、サゴーゾで全員を砂中に沈めました」
「分かった取り敢えずここは危険だ早く拠点に戻るぞ、ここにもうすぐ増援も来る予定だから「早くお前を消さないとなぁ!」っ!」
反応して言葉を交わす前に
『ランチャー、ガトリング…オン』
両足に装備すると一斉に射撃した
「い、いや、ちょっ、のわあああ!」
爆破で軽く吹き飛んだのはレックである
「ってて……いきなり攻撃する奴がいるか!前振りをだなぁ」
「………………コマンドーの仇だ」
『ロケット、ドリル…オン……リミットブレイク』
「アナザーロケットドリルキック!!」
『技名は叫ぶんだな』
ー様式美だー
同時にレックに放たれると粉塵が上がる
「あちゃあ〜ハルくん、怒ってるねぇ」
「当然だな」
「仲間をやられたら魔王ちゃん必ず報復に来るから……ってええ!」
よく見ると回転するドリルモジュールを鷲掴んでキックを止めているレックがいた
「っ!」
「そーらよっと!」
キックが不発となるなりモジュールを解除し少し距離を空けるアナザーフォーゼ
「今の感じ…人間辞めたのか」
「あぁメダルの器にされた後な目が覚めたら半分グリードみたいになったんだ…あの時からな、今までと同じだと思うなよ」
「ポセイドンへのメダルを無くしたお前に変身能力はないだろう?」
「って思うだろ?見せてやるぜ俺の新しい力!」
ベルトを取り出そうとしたのが見えたので
「撃て」
「おいおいおい!!」
コマンドーが冷静に全力射撃をするが器用に避けるレック
「容赦なしか!」
「変身前を狙えと俺が訓練したからな」
「本当にお前ファンなのか!」
「当たり前だ俺が敬愛して止まない偉大なるレジェンドライダー達のな!彼等のような大義も志もない、ただライダーの力を使うのみの奴など俺は認めない!」
「なら見せてやるよ…」
取り出したのはジャマトライダーが使っているドライバーであった
『デザイアドライバー』
そしてその手に握られているのは、まるで重機のような重みを感じさせるバックルパーツと武器を思わせる小型バックル収まっているバックルである
『SET WARNING』
背後からエネルギーが壁のように立ち上がり両枠にはロボットアームが装甲を建築している
「変身」
『WOULD YOU LIKE A CUSTOM SELECTION』
同時にアンダースーツと黄色の装甲が纏う
ヘラジカのような戦士
不敗の重機 仮面ライダーシーカー
「あのライダー…ギーツ系統か」
「あぁ、だがその力はお前の知るはずのない未来のライダーだ!」
「いや、オーマジオウのゼミで習った」
「………は?ハッタリだ!!」
『GIGANT HAMMER』
シーカーはコンテナバックルから専用バックル パワードビルダーバックルに装填しギガントハンマーを召喚、地面を強く叩いて大量の柱を伸ばすと
「たぁ!」
そのままハンマーで柱を打ち出した並外れた速度で放たれる柱は弾丸のようにアナザーフォーゼに襲い掛かるが
「舐めんなぁ!」
『N…S マグネット…オン』
アナザーフォーゼ・マグネットステイツになると両肩にある磁石擬きが起動すると鉄骨や柱などを止める
「これぞ磁石の力だ!これは返すぜ!」
同時に磁石で囚われた柱が反射して弾き飛ばされた
「うわぁ……ちっ、やるな……なら!」
ハンマーで鉄材を操作して壁を形成し
『GIGANT BLASTER』
「これでどうだ!」
「何の!」
呼び出した銃を使い壁の穴を開けるとバリケード代わりに使ったシーカーの一撃を放つがアナザーフォーゼの電磁砲により相殺されたのであった
「ちっ!」
「これで決める、砂漠の日差しは嫌いだ」
『LIMIT BREAK』
「アナザー……超電磁ボンバー!!」
純粋な電磁力の弾丸が砂漠にある砂鉄と反応し巨大な鉄球となりシーカーの作った壁を破壊した
「一撃でだと!」
「これが俺達の力だ……見てろ」
とハルトが取り出したのはフォーゼ最強フォーム変身アイテム コズミックスイッチを取り出すが
「………あれ?反応しない?デンジャーとも言わない?」
無反応故にハルトは驚いていると
「今だ!」
「っ!」
ギガントブラスターの弾丸がアナザーフォーゼに命中すると
「え…何でコズミックになれないのさ!」
『それは自分で考えろ』
「うーん、…大体の理由は分かるけど……よ!」
恐らく本家フォーゼと同じように仲間の絆的な何かがアナザーコズミック変身への条件なのだろうな
「しっかし……暑い……」
勢いで出たから砂漠の熱で体が火照るように感じるな
「…………きつい…熱耐性スキル……機能してるのに……」
『それは気持ちの問題だな、まったく何故その辺の部分が人間と同じだと言うのだ』
「以外と人間……らしくて…良いだろ?」
『はぁ…アナザーレンゲルに変われ、ブリザードの力で冷やす』
『いいや、ここはアイスエイジのメモリを使え』
『いやフリーズモジュールを使え!』
「そうだな流石に砂漠でコレはきつい…アイスエイジを」
「知らんのか、もっと効率の良い方法があるぞ」
「へ?」
首を傾げたと同時に砂塵を巻き上げながら着地して現れたのは赤髪の軍服を着る少女
「ヤクヅキ?」
「そうだ何時ぞやの約束通り、ウォーカーやガンシップ数機分の働きをしに来たぞ!」
「よく来たな…俺は暑いから下がる…やっぱり暑いのは嫌いだ」
「うむ、任せておけ」
自信満々にヤクヅキが答えるとシーカーは見るなり
「何だ子供か?」
「誰が子供だ!まぁ良い、貴様の音楽(悲鳴)を聞かせてみせろ若造…こいレイキバ!」
「行こうか!華麗に激しく!」
同時に現れたのは白いコウモリ型ロボット、レイキバットはヤクヅキの周りを飛び回りながらシーカーの攻撃からヤクヅキを守っていた
「変身」
『へんしん!!』
同時に雪の結晶のような紋章が現れると砕けてヤクヅキの体から白い装甲と冷気を纏う両腕を鎖で固められた戦士
機械仕掛けの雪男 仮面ライダーレイ
「では参ろうか!」
「舐めるなぁ!」
シーカーとレイが戦闘に入っているとレイから発せられる冷気の強さで砂漠でも心地の良い温度になる
「あぁ……涼しい〜」
「ひんやり〜」
キャロルと束は満喫しているがコマンドーの着るカターン級アーマーには体温調節機能もあるが心理的にはヘルメットを脱ぎたくもなるとボヤく
「……相棒」
『何だ?』
「ぶっちゃけるよ」
『おう』
その目線の先には
「がっ!ふっ!」
あの頑丈な鎖で包まれた両腕での一撃でシーカーの装甲を凍らせながら殴っているときたが
「ふはははははは!良いぞシーカー反撃してみせろ!!」
「こ、この野郎!!」
肝心なのがヤクヅキが笑いながら拳を奮っている……雪、笑顔、拳……うっ!頭が!!
「何というかヤクヅキだけで大丈夫じゃね?」
『あぁ』
「さて、そろそろ終幕じゃな」
『WAKE UP!』
同時に両腕の鎖が破壊され中から巨大な鉤爪ギガンティッククローが現れるとレイキバの口から冷気が飛び出し砂漠の中でありながらシーカーの足を凍らせた
「はぁあああ!せやぁ!」
それと同時にギガンティッククローで切り付けた
「ガアアアアア!」
シーカーは爆破と共に強制変身解除される
「まぁ良き音楽じゃったな」
「く……おい!出番だ!」
砂の中から現れたのはバトルドロイドとは異なり両端が放電しながら刃となっている武器を持つドロイドであった
「やれ!!」
そう言うとシーカーはギガントブラスターを発砲すると門を作り転移した
「あれはマグナガード!」
コマンドーの隊長は驚くと周りも同じように尋ねる
「何それ?」
「要人警護を前提としたドロイドで、その戦闘能力は我々コマンドーやARC(高品質)トルーパーと互角であります」
「やばいじゃん」
周りが心配そうな顔でレイを見るが当人は
「はぁ………何じゃどんな奥の手かと思ったかちょっとマシなブリキかつまらん」
「どうする女王?」
「音楽(悲鳴)を聞きたいのに…これではつまらん、ハルト坊変われ奥方の避暑は任せろ」
レイは変身解除するとヤクヅキは背を向けてアナザーフォーゼの肩を叩くと
「ったく…しゃあない…暑いのヤダから終わらせてやる10秒でな」
『ファイズ……アクセル』
アナザーファイズの胸部装甲が展開、加速形態の アナザーファイズ・アクセルフォームになる
『READY SHOT ON』
右手にアナザーファイズショットを装備するとさせるかと!マグナガードは動き始めるが何故か刹那動きを止める
同時刻 別世界にいる青いアストロメクドロイドがコンソールを操作していたと言う、まるで借りは返したぜと言わんばかりに
その刹那にアナザーファイズは加速をした
『START UP』
視界からアナザーファイズが姿を消えると同時にマグナガードが宙に浮き上がる
それは加速する世界の中でアナザーファイズが何度も拳打を浴びせていた
「チェック!」
『EXCEED CHARGE』
アナザーファイズショットにフォトンブラッドをチャージするとマグナガード達にアナザーグランインパクトを叩き込む
『3』
「せやぁ!」
『2』
「もう一丁!」
『1』
「ラストぉ!」
『TIME OUT』
同時に加速が終わるとΦの模様と共にマグナガードは灰となり砂漠と一体になったのであった、アナザーファイズに戻るとハルトは変身解除して
「ふぅ……終わりだな…お、来た来た」
同時に現れたのはガンシップが数機
「我が魔王ご無事ですか!」
「遅いぞウォズ」
「申し訳ありません、被害は?」
「コマンドーが何人やられた…それとガンシップが一機」
「回収作業はお任せを…」
「お願い…2人とも!」
「「触るな(らないで)!!」」
「え?」
「いや、その汗掻いてるからな」
「砂埃でシャワー浴びてからじゃないと…」
「あ、そっか俺も砂まみれだな…んじゃホラ」
2人の手を握りガンシップに乗り込むと
「ネオタイムジャッカーの奴等…何でガンシップの航路を…」
「まさかSONGsが?」
「それはないと思いたい…希望的観測だがな」
「では誰か…」
謎が謎を呼ぶ…しかし以外と答えは単純な所にある
『そう言えば、テスタロッサ達が何人かこの世界の権力者をワームがロイミュードに擬態させて無かったか?』
アナザーWの発言は嘗て三人娘がこの世界で彼を利用した者を粛清した後 替え玉でワームやロイミュードを擬態させて潜伏させているのだ
ハルト、ジョウゲン、ウォズの3人は
「「「…………あ!!」」」
と驚く全員であるが機長が恐る恐る発言する
「あの……陛下、あそこで両手を振っている男が見えるのですが…」
「へ?…………あ!!」
砂漠にて
「俺を忘れるなぁーーー!」
悲報 ナツキ 砂漠で遭難しかける
ーーーーーーーー
拠点に帰りウォズ、ジョウゲン、カゲン、フィーニス、ヤクヅキを召集し会議を始める
そして擬態してる内通者の情報から分かったのは
「成る程…情報を漏らしたのはパヴァリア結社の内通者か…それと」
「風鳴機関ですか」
「確かSONGsの前身、二課の支援者ですね」
「あの家系…かなり面倒な場所なんだな、んでいつからだ?監視してたのは?」
「出張していた時に間諜の類がマークしていたようです」
報告書にあった名前を見て苦い顔をするハルトであった
「しかも狙いが束とキャロルの技術目当てで理由が国防の為に利用してやるだと?俺の嫁達を何だと思ってやがる!!」
ハルトは机を強く叩き怒りを発するが
『ナチュラルに嫁呼びとは』
『あの時の唐変木がだいぶ変わったなぁアナザーディケイド!』
『うむ…落ち着けハルト、貴様が怒ると俺達のいる空間にも影響が出るのだ』
「はぁ…分かったよ、茶化すなって恥ずかしい」
「………それと我が魔王の身柄と逢魔の国土を狙っているとも調べはついてます」
その聞き捨てならない情報に
「何?」
「過去のフロンティア事変でハルト様を政府所有と宣っていた一派が、その関係者だと調べがついています…どうやら国土にするだけで飽き足らず攻撃要塞にしようとも」
「潜伏していたものからも証拠を確保しています」
「ほぉ…それは厄介じゃなどうするハルト坊」
「一応参考までに聞くけど、あのジジィならどうしてる?」
「宣戦布告ですね」「国を焼いておるな」
ウォズ達の言葉に天を仰ぐ
「まぁ皆に手を出すなら同じ事をするかも知れないから怖い…」
「それで対応は?」
「今はSONGsとの共闘関係を維持しないとまずい」
単純にネオタイムジャッカーがバトルドロイドを導入した事で数的に越えられたのがいたい
「連中が仕掛けてきたら遠慮なく反撃するぞそれと単独での外出は厳禁だ敵の狙いが皆だある以上必ず複数人で動く事良いな」
その指示には
「「「「「我が魔王(魔王ちゃん、ハルト様、魔王様、ハルト坊)が言わないでくれ」」」」」
「何でここで心が一つになるかなぁ!?この仲間達はぁ!」
全員の心が一つとなっていた
『日頃の行いだろう』
「そもそもですね我が魔王、以前から言いたかったのですが、このような事態になって心配なお気持ちは分かります、しかし大将が勢い任せで飛び出すのは如何なものかと具申致します」
「そうだよ!俺だってビックリしたんだからさ!」
「い、いやそりゃ心配になるだろう!皆のピンチなんて知らせ聞いて落ち着いていられるか!」
「ですがオーロラカーテンを使い単身で突入など…」
「早い方が良いに決まってるだろう!」
「しかし罠の場合、魔王様がピンチに」
「そん時はぁ…相棒達を頼る!」
『任せろ!』
「まぁ、その行動や思いを慎めとは言わん…じゃが一度お前は自分の立場を理解する必要があるなハルト坊」
「……はい」
「ウォズの言う通り、お主は国の王なのじゃぞ誰よりも自らの不安や心配を律して冷静に立ち振る舞う必要があるのじゃ…それこそ仲間の死に対してもな」
「っ!」
「お前と言う光を無くせば逢魔は滅ぶ、そうなったら連中の思惑通りよ」
「………………」
「まぁ未来のお前も感情的に動いていた…だがいつでも冷徹な判断が下せた仲間の死など羽毛より軽いと宣っておったな」
「あのジジィ、マジでやばいな」
「だが今の貴様はウォズや皆と出会って変わった、同じ時期に傘下に入ったが貴様は仲間や愛する者を守ろうと命を惜しまない…そんなのは妾の知る常葉ハルトではない」
「そうだよ俺はあのジジィと違う未来へ向かう、そんな俺が嫌なら帰れ誰も止めないさ」
「違う決めたのだ改めてな…常葉ハルト殿、レジェンドルガ族の王 ヤクヅキ…貴方の傘下に加わりたく存じます、加えて今までの非礼ご容赦ください」
「………え?」
「まぁ端的に言えば貴様が気に入ったのだ、あの冷徹なハルト坊も捨てがたいが今の青臭いハルト坊も良いと思っておる…寧ろあのハルト坊よりも面白いものを見せてくれると思ってな」
「嬉しいけど皆のピンチって聞いてその場に残れなんて」
「以前、ベニマル殿が仰っていましたよ仲間を信じろと」
「だけど……」
「魔王様がボク達を心配してくれる気持ちは凄く嬉しく思います……ですがボク達も同じように貴方が心配なんです」
「あ…」
「フィーニスの言う通りです我が魔王、私達は確かに貴方から見れば未来の自分から来た使者とお思いでしょう…ですが歴史は変えられる、それは他ならぬ貴方が教えてくれたことです」
「俺達は魔王ちゃんだから良いんだよ」
「飯が美味いのと待遇が良いからな!「ちょっとカゲンちゃん!?」む?違うのか?」
「だから遠慮なく我等をお使いください我が魔王」
「わかったよウォズ、俺も皆を信じてる…んじゃガンガン無茶振りするから宜しくぅ」
「お任せ下さい我が魔王」
と話していたらだ扉が強く開かれた
「「ハルト(ハルくん)!!」」
「お、2人ともシャワー終わったんだ」
「そ、そうだ……それよりも」
「束さん達を【俺の嫁】って言ってくれて嬉しいよ…きゃは!」
「な、何でそれを…ま、まさか!」
「おや?何という事でしょうか懐に入れていたファイズフォンXがキャロル嬢と通話モードになっていました、切らねば」
「ウォズ!?さっきまで俺達を信頼してよって話してなかった!?」
「それは失礼…うっかりです」
「しっかりしてくれよ俺の預言者!!」
「祝え!我が魔王が人生の墓場に向かい、尻に敷かれる日を!」
「「「「いえええい!!」」」」
「そんなん祝うなぁ!?不吉な予言だなオイ!」
「それでさハルくん、今日まで束さんは頑張ったご褒美が欲しいなぁなん「おい待て」何さキャロりん」
「それを貰うのは正妻のオレからだ」
「あ、ちょっ!」
「あれれ可笑しいなぁ、いつからキャロりんが正妻だったかなぁ〜記憶にないんだけど」
「ほぉ知らんのかハルトとオレは親への挨拶を済ませている…後は式だけだお前たちと進んでいるステージが違う」
「そ、そんなの束さんだってすぐに終わらせるもんね!」
「ほぉ…今はしていないのだろう?遅れてるな」
「おい面出ろよ」
「良いだろう久しぶりに遊んでやろうか」
一触即発な空気の中
「あら旦那様、帰っていたのね」
「それよりお前たち、何の話をしている?」
「面白そうな話をしてるねぇ確か…正妻とか」
千冬達の来訪に頭を抱えると
「何、後は式を挙げるだけのオレと違いプロポーズもまだな貴様等が哀れと言う話でな」
「マウント取るんだよ!どう思う!」
「事実だろう?」
「何?」「へぇ…」「ふーん」
「え、いや、あの…皆さん?」
ハルトは何とか止めようとするが
「ならば今こそ雌雄を決しようではないか誰がハルト坊の正妻か!」
「煽るなぁ、ヤクヅキ!!」
ヤクヅキの言葉に周りが呼応する
「良いだろう、今度こそ誰が一番か教えてやる」
『プテラ トリケラ ティラノ!』
「キャロりん…砂漠の熱で頭やられたなら…少し頭冷やそうか?」
『HIDEN METALS ABILITY』
「まったく貴様等のような暴走バカにハルトの正妻は相応しくない」
『カチドキ!』
「それは千冬もだよ、ハルトの隣は生殺与奪を握る私が相応しいな」
『ドライバーオン……ナウ』
「あら正妻とか拘りはないけど面白そうね私も混ぜて貰おうかしら」
『READY』
「い、いや喧嘩するなよこんな所で……皆助けて……って、いねぇ!!」
ーあいつら!俺を置いて逃げやがった!ー
『いや流石の連中もコレは業務外だろう?』
『夫婦喧嘩は犬も食わないか』
『君子危うきに近寄らずか…』
『こりゃ良い、ギャハハハハハ!』
「笑ってる場合か!い、いや待て!ここで暴れた大変な事になるからさ頼むから戦うのは勘弁して変わりに俺にできる範囲なら何でもするから!」
「「「「言ったな(ね)」」」」
「はぁ……これはその言葉を言わせたいが為のやり取りよ旦那様」
「…………へ?」
「んじゃあハルくん」
「続きはベットの上でだ」
「逃げるのは許さん」
「まぁ逃げたら縛り上げるんだけどね」
「ふふふ…楽しみね」
ま、不味い…何かと言わないが……!
「あ、相棒助けて!」
『頑張れ』
『大丈夫だ死にはしないさ…多分』
「お前等も!?へ?い、いやちょっ…うわあああああああ!」
その夜に何かあったかは語るのは野暮って物でしょうよ
結果としてウォズの預言が当たるのは複雑な思いだった