皆さま、カグ槌です 今回のアンケートのご協力ありがとうございました!いきなりでビックリされたと思いますが!沢山の投票ありがとうございます!
アンケートの結果 ハルトが次に向かうのはデートアライブの世界です
では簡単なあらすじと予告風に
パヴァリア光明結社との抗争が終わり束の間の平和を取り戻した逢魔王国では
「あー暫く、働きたくない〜」
『この馬鹿、西方教会やファルムスの後片付けなどやる事山積みなんだぞ!さぁ働け!』
「やーー!温泉旅行行きたい!!」
『我慢しろ!!』
「伝令!!」
燃え尽き症候群になっていたハルトの元は届く謎の衝撃と爆発が起こったと言う急報
かけつけた先には今までと違う形で新しい世界の入り口が開いてとり、ハルトが飛び込むと其処には…世界を滅ぼす災厄 精霊という少女がいる世界であった
そこで
「私 本条二亜、へぇ〜君が異世界の魔王なんだ、君に用があるんだけど…それにしても面白いTシャツだね何処で買ったの?」
露出過多なシスター服?を着る銀髪の女性と出会い
「これか?これは全部オーダーメイドだ」
「へぇ〜凄いじゃん私にも一着頂戴よ!」
「「「「「っ!!」」」」」
『何だと!』
「……見ろ相棒、この世界に玄さんのセンスの理解者がいたぞ!」
『おい待て!その前にこの女なんで相棒達が異世界人って知ってんだ!』
「そりゃ私は精霊ですし?それにこの全智の天使 囁告篇帙ちゃんの力に掛かれば一発だの、まぁ君の中にいるアナザーW?の情報収集能力を超える力とだけ言っておこうか」
『っ!何だとぉ!この女…見せてやるぜ!俺の検索能力!!まずはこの女のスリーサイズか、ごふぁ!』
『何セクハラしようとしているのだ馬鹿者!!』
「本当ごめんなさい!」
「いいよいいよ!そんな事より、ねぇ君…」
「何かな?」
「私とデートしようよ、少年君よりも面白そうだし」
「いいよー」
「「「「「軽っ!!!」」」」」
デートアライブ編 AXZ編後投稿予定!
前回、無事に敵を倒す事に成功したハルト達逢魔王国であったが犠牲は多かった
戦いが終わった後、ハルト達は戦力再編の為に一時逢魔へと撤退する事となる
それは膨大な戦後処理の雑務が始まるのであった
ーーーー
逢魔議事堂 会議室にてハルトは先ずやった事は損害の確認と戦死者の弔いであった
兵士達の葬儀を行なっている最中 ハルトは涙が止まらず 彼等の墓前に何かを誓ったという
その後は主だった者を集めての論功行賞を取り纏め終わったが
戦闘外交面で逢魔最大の功労者であるテスタロッサに褒美を聞くと
「でしたら王国内に墓所を一つ作らせて頂けないでしょうか」
「いいよ好きな場所に建設する権利と資材の手配をするね」
逢魔に墓を作る権利と言われたのは驚いた快諾したが誰の墓なのだろう?献花しに行っても良いかな?と考えたりしてる
そんな忙しい日々を過ごしたハルトはウォズを連れて逢魔にある、ティポカシティ カミーノ特区へと足を運ぶのであった
ティポカシティ
「ようこそ、ハルト殿」
「お久しぶりです、ラマスー首相」
ハルトは普段と違い身なりを整えており普段と違い毅然とした態度を取っている、互いに腰掛けて本題の話となる
「さて早速本題に先日、逢魔が異世界で軍事衝突したのをご存知でしょうか?」
その理路整然とし落ち着いた話し方にハルトの中のアナザーライダー達やウォズは驚いているが顔には出さなかったが
『お、お前どうしたんだよ本物のハルトか!』
声は出ていたので
ー少し黙ってて貰えるか?ー
『あ、あぁ…』
「えぇ、お話にお伺いしております…トルーパー達も戦端が開いた事で訓練に熱が入っておりますとも…我等のトルーパーがどうされましたか?」
「そこで貴方達の作ったクローントルーパー達の戦いぶりを拝見させて頂きました……素晴らしい兵士達です勇敢で精強、尚且つ恐れ知らずで臨機応変と来た」
思い出すのは、あの世界で俺の為に懸命に最期まで戦い抜いたトルーパー達の姿である敵の砲火や爆撃などを掻い潜り戦い抜いた英霊達に敬意を示していると
「お気に召して何よりです」
ラマスーは自分の所の製品がクライアントから高評価なのにご満悦なのである
「とてもね…首相、以前私が彼等の功績と実績でクローントルーパーを追加発注を検討するとお話しされた事は覚えていますか?」
「無論ですとも」
「あの話、宜しければ前向きに検討頂きたい逢魔専属で向こう100年の契約とその期間中に作れるクローントルーパー全ての発注をお願いしたい」
「100年!!こ、これは驚きましたそこまで買って頂けれるとは…しかし彼等のオリジナルのジャンゴ・フェットのDNAは劣化しておりまして100年持つか分かりません…」
この依頼にラマスーも驚きを隠せないのか声が上擦った、まさか今の100万ユニット発注のみならず更に100年単位の契約を交わそうとは、今までこんな依頼主はいなかったと
「そこは大丈夫、俺の力でDNAを新鮮な状態に戻すことを約束する」
「何と…それは素晴らしい提案です、良いでしょう貴方専属で契約させていただきます」
「えぇ私は彼等が気に入りました、今後とも良い関係でいたいですな」
「私もですハルト殿」
ーーーーーーーー
そしてティポカシティの話し合いも終わると来賓室に向かうのであった
「あら珍しいわね王自ら挨拶なんてね」
そこには亡命の提案をしたカリオストロがいる、分身した小さなモスとカゲンを共周りにつけているハルトは溜息を吐くと
「色々と片付いたから報告に来ただけだ、お前を御せる奴等は別件で動いていてな、暇なのが俺だっただけだ」
「普通なら王様が一番忙しいじゃないのかしら?」
「まぁそうなんだが…優秀な仲間が多くて助かるよ、俺の仕事殆どないし」
「それに今回の件の情報を漏洩しない為の処置でもある」
「カゲンの言う通りだお前は一応うちと司法取引しているが逢魔では政治犯だしテロリストだからな外面もある、結果から話すけど3人の亡命なら受け入れる事にしたが事件解決までは大人しくしてもらいたい」
「分かってるわよ、けど本当に国なのね」
「皆の頑張りの結果だよ…で、聞けずじまいだったが結局アダムの目的って何だ?」
「大雑把に言えば、神の力を手に入れる事よ」
「神の力?」
何とまぁベタな悪役が欲しがりそうなものを…と呆れていると
『ヴェハハハハハハハハ!ほぉアダムのお目が高いな…この神の力を狙っているだとぉ!』
ーいや、それは絶対に違うー
『何だトォ!ハルトォ!!!』
『そうだぜアナザーオーズ、きっと神の路線とか関係してんだぜ!』
ー多分それも違う、歴史改変なんてしてみろ時の運行を守る抑止力が飛んでくるぞー
『え!嘘っ!!』
ーけど…一度会ってみたいなぁー
『んじゃアダムの欲しい神の力って何だ』
その意見にハルトは目を細めキリッとした顔で告げる
「恐らく黄金の果実……仮面ライダー鎧武…否!師匠の力に他ならない!アダムはヘルヘイムの森に進撃して師匠から黄金の果実を奪うつもりなんだ!!」
『『『な、なんだってーー!』』』
「そうはさせんぞ!公認弟子1号の俺が断固阻止してやる!!野郎ども決戦ダァ!」
『『『それが一番違うだろう!!』』』
思わぬ総ツッコミに対してハルトは動揺している
「ば、バカな!これ以上に完璧な推理はないでしょ!だってアダムの声、メガヘクスと同じだよ!!あの師匠でも手を焼いたヤバい奴だよ!」
『まったく…少しは成長したかと思えばコレか!あとメタいからよせ!』
『さっきまで見てた、あの落ち着いた交渉ぶりは幻覚だったのか?』
『まぁ良くも悪くもブレんな…だが安心したぞ』
「まぁアダムには今回のお礼も込めて相応に報復してやらないと気が済まん」
そもそも逢魔にクーデターなんてしなければこんな展開にはならなかったのだ故に諸悪の根源は根絶やしにするとハルトは怒りに燃えているのである
「取り敢えず、連中はどうしてやろうか」
『戦後処理で行くなら賠償金や領土割譲が基本だがな』
アナザーディケイドは中の人が王族故に教育されていた事もあり明るく、ハルトが即位してからもサポートしてくれているのだ
「けど、あの法律的にさ俺達って災害扱いなんだっけか?地震や台風と交渉して賠償金払うバカはいないだろ?請求出来るならカミーノに発注したクローン100年分の金額を頼むか」
暗に国を傾けるくらいの賠償金を請求してやると言っていると
『対応がないなら、今度こそ全てを滅ぼすだけだ例外なくな』
「なるほど…って、そんなんしたら錫音に殺されるわバカ!」
タダでさえ色々やらかしているのだからと答えるハルトだがカリオストロはキョトンとして
「いや交渉には応じるんじゃないかしら?」
「は?」
「だってナツキと奏者を三人捕虜にしてるのよね?だったら乗らないと行けないわ」
逢魔ではあの世界の拠点跡地に幽閉させている三人とナツキは現在、三人娘の部下に見張らせており捕虜としての待遇はしているが拷問やウルティマの情報抜き取りなどはしていない俺達はあくまで法治国家であるからに他ならない
「そうだな、んじゃ連中経由で取り立てるかな」
ハルトは悪い笑みを浮かべるが、その前に落とし前はつけなくてはならない相手がいる
シンフォギア世界 逢魔拠点 営倉にて
「ナツキ」
「は、ハルト!」
「随分とまぁやってくれたもんだなぁ、今までは大目に見てたが、お前の望む未来の所為で俺達側に死人が出たんだ、今回の件タダで済ませる気はねぇよ…向こうの態度次第では本気で戦力を投入する予定だ」
「………………」
生き返らせれば良いとアナザージオウⅡの力を使おうともしたがハウンドから兵士は戦場で死ぬのが本望だから眠らせて欲しいと懇願されたのでしていない…だがいなくなったのは事実だ
「この世界を戦場にしたのは、お前…と言いたいがネオタイムジャッカーやアダムの所為でもあるしな」
「……え?」
「だから事件解決まで俺達側に立って死に物狂いで戦え、それを償いとしておく…だいぶ甘いと思うな」
「……響達は?」
「交渉カードもしくはお前が裏切らない為の人質だからな大事に扱ってるよ」
「解放しないのか?」
「向こうの態度次第で考えてやらんでもないな」
「響は解放した方が良い……神の力を得たアダムを倒すなら神殺しの力を持つ彼女が必要になる」
「お前の見た未来の話か?」
「…………」
頷くナツキにハルトは顎に手を当てて考える
「神殺しねぇ」
表現としてはシンプル極まりないが、説得力はある、彼女のシンフォギアの素材は北欧神話の主神 オーディンが持つ槍 グングニルの破片となれば根拠たり得るだろう
神の武器は神を殺せる
王を守れる力があるなら倒せるとファイズ達が証明しているので笑い飛ばせない……が
「興味深いな神の力か…俺も狙って……いや辞めた、そんな得体の知れない力で強くなっても嬉しくねぇな」
『そうだな貴様にはいらん力だ』
「だな……取り敢えず立花響はアダム打倒の切り札かなら手元に置いて損はないか」
「っ!頼む!俺はどうなっても良いから響は皆の場所に『コネクト』え?あいたぁ!!」
ナツキの懇願に腹が立ったのでコネクトの魔法を使い頭に金だらいを落としたのである
「アホかテメェ!俺の義妹を泣かせるような真似してみろ超自然発火能力でこんがり焼くぞコラァ!」
『舐めんなよ!最近細かい出来る様になったんだぞ!』
『アナザークウガは成長してミディアムからウェルダンまで焼けるんだぞコラァ!』
「え、ええええええ!!?」
「それとお前にアナザーゲイツを預けた意味を考えろ」
本来ならウォズやフィーニス、三人娘のように腹心の中の腹心にしか渡さないアナザーウォッチ しかも自分を倒せる可能性があるアナザーゲイツの力を渡した意味を理解しているのだろうかと疑いたくなる……あの力は王を抑止できる力 そして
「俺に?」
確定 理解してなかった、このバカならあの世界で勇者を名乗っても良いと思っているし
「はぁ……少し頭冷やしてとけ」
ハルトは営倉から出ると奏者の所へ向かう
営倉で警備してるトルーパーに一声かけ部屋に入る
「よぉ快適かな?」
「あ、ハルトさん!こんにちは!」
「おう久しぶりだな立花響、元気かい?」
「はい!ご飯ありがとうございます!」
「あぁ気に入ってくれたなら良かったよ…流石にネットとかの娯楽は無理だがボードゲームや新聞みたいなものなら提供出来るから必要なら言ってくれよ」
「ありがとうございます!じゃあリバーシがやりたいです」
「おう手配しとく」
「って何普通に会話してんだ、あいつ敵の親玉だぞ!」
「じゃあ、お前達はその捕虜だな」
「ぐっ…」
「本来なら何もない監獄に入れる所を千冬達の早とちりの詫びでホテル並の部屋と来客待遇にしてんだから文句は言わせねぇぞ」
クーデターの実行犯なんて崖から吊るしてるのだから慈悲深い思え
「私達をどうするつもりだ!」
「んー取り敢えず人質だな、ナツキの裏切り防止と連中を交渉のテーブルにつかせる為のな」
鹵獲したシンフォギアはキャロルに預けているのだが
『何だコレは!この程度で賢者の石対策が出来ると思っているのか!仕方ない助手だな…見ていろ!これがオレの力だ!』
と息巻いて、前回摘出したキングストーンを使って何かしていたのだが
「交渉?」
「普通の国同士なら戦後処理で交渉するんだけどな…アンタらの価値観で言えば俺達って自然災害みたいなものだろ?だからさ交渉しないとか言われたら困るじゃん」
「それで私達を人質カードにか」
「そーそーシンフォギアやイグナイトシステムを人質カードにすりゃ連中も反応せざるを得ないだろうな」
「………………」
「安心しろ別に殺したりはしねぇよナツキとの約束もあるしな……だが」
ハルトは少し威圧するような声で言う
「お前達の上層部の所為で流れなくても良い血が流れた事は忘れるな」
そう言うと部屋から出たのである
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「お前達、見張りは大丈夫か?」
「はい!問題ありません!」
「そうか連中の仲間が助けに来るかもしれん警戒は念入りにな」
「「サーイェッサー!」」
ハルトは玄関前で警護してるトルーパーを労うとファイズフォンXに登録した番号に連絡する
「よぉ久しぶりだな風鳴弦十郎、お前に話したい事がある指定の場所に来い1人でな誰にも言うな」
それだけ言うと電話を切り、コムリンクで通信する
「ハウンド、手の空いてる奴等を指定の場所で待機させろ」
『はい直ちに』
「ウォズ」
「御身の前に」
「ついて来い、連中に落とし前をつける」
「仰せのままに我が魔王」
久しぶりにハルトはウォズのマフラーワープで移動する事になったのである
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そして指定の場所に向かうと風鳴弦十郎が1人でいた、俺はウォズを連れているが
「久しぶり…でもないか」
「そうだな…あの時の宴会以来か」
「俺としてはこんな形での再会は不本意ですよ…まさか協力関係を結んだ相手から討伐対象にされるとはね、何度目の裏切りなのやら」
「それに関しては何と詫びれば良いか分からない……」
「どうでも良いよ…実際ドンパチやった以上はお互いに加害者な訳だけど…ご存知の通り、あの戦いは逢魔の勝利だ故に俺としては戦後処理の賠償金や対応などを貴方達の上層部…国家に請求するつもりでいる」
「難しいだろうな、一部の上層部は君達を災害と見ている…聞けば手勢を整えて二次攻撃の用意までしてるらしい」
「まだ我等を倒せるなんて思ってるのですか?もしくはそこまで逢魔が持つ資源が欲しいのですか?」
ウォズの意見に俺も同意するこの辺りは計算通りだが、まだ逢魔の権益を狙ってるのか?愚かだなぁ
「それならフロンティアの力で月の欠片を落とすか……あの時のフィーネやドクター達が成そうとした事を俺がやろうとするってなんて皮肉だな」
止めた側にいた逢魔が、あの時とは立場が変わってしまうと苦笑する
俺には正義のために悪を成すなんて御大層な志はない、俺は逢魔や関係者皆が幸せな国を作る それを害する奴は等しく敵だ…敵なら倒すだけ慈悲はない
「っ!」
以前、宴会の時に聞いた内容が頭によぎった
フロンティアを操作すればルナアタック事件の再現が起こせると
「それに…二次攻撃なんてやったら今度こそ互いに引っ込みがつかなくなりますよ?アリヤミーの時に放った、街なんて簡単に吹き飛ばせる魔法やトルーパー達の持つ武装が貴方達…正確に言えば何も知らない民間人に向けられる事になります…それも日本だけじゃなく世界に同時多発的に…そうなったら国際社会にも影響出ますよね?」
今まで散々この世界で暴れているのだ良い加減に此方の脅威判定を理解してもらいたいし
伊達に スターデストロイヤー(星を破壊する軍艦)を艦隊規模で保有してなどいない その砲火で世界を灰塵にする事も辞さないと脅す…つかマジで異世界で戦争出来る軍団作っちゃったよ
「っ!」
「そもそも今回の災害派遣法から来たドンパチに負けた事で結構そっちも批判されてるらしいじゃないですか」
ただの災害に被災したと違う、災害と銘打ったテロリストと戦って負けたのだしかも序盤は優勢だったが俺が出張るなり逆転負け、仲間達の援護ありとは言え向こうから見たら俺1人にボロ負けしたようなものだろう戦死者の遺族達からの批判や逢魔からの報復を恐れる国民の怒りから内閣はガタガタで支持率なんてストップ安と来たし風鳴機関には波紋を呼んでいる影響が落ちれば良いなとは思っているのに…
「それなのに懲りずに再攻撃なんてしたら、どうなるのやら」
さっきも言ったが、今度こそ引っ込みがつかなくなるしナツキとの約束があっても俺も本気で滅ぼしにかからないとダメになる、俺達が潰し合いをして誰が得をする?
「態々、アダムやクジョー達の策謀に乗っかる理由はねぇよ」
「まぁ乗ってしまった…と言うより機関の長の私欲でしょうか?」
「かもな、まぁ結果がアレだ護国言っておきながら矛を向ける相手を間違ってるとはな…何の為の戦力なんだか…」
連中の手垢混じりの作戦な気がしてならないのだと伝えるが
『出た!ハルトの棍棒外交!』
ーうるさいなぁ、分かってるよ脅してるってさ!けど今回は俺の方が適任だろうさー
少なくとも今回の件は俺が自分の手で下さねばならない案件だ此方も加害者だからな
まぁ向こうは外国につけ入る隙を与えてしまうだろうフィーネの手引きでかつて外務長官が暗殺されて向こうに都合の良い親米派になったり、フロンティア事変では米国特殊部隊が潜入して暴れたりと色々やらかされているのだから今更か
「翼や皆は?」
「無事だよ待遇は来客さ、キャロルの件での貸しもある事だしな」
「そうか」
「それで返答は?」
「話を聞かせてほしい、ただ実際に履行出来るかどうかは上に確認させて欲しい」
「まぁそう言うと思った、取り敢えず俺達の要求はこんな感じ」
端末にメールと紙で渡す、俺達の要求
主な内容としては
護国災害派遣法の即廃止と類似する法律の策定禁止、並びに逢魔王国への賠償金
風鳴機関の解体と資産凍結
慰霊碑の建立
以上の条約を履行するならば3人+ナツキは解放する
最初のはテロリストなんて汚名を返上する事と国の利権を狙う愚か者どもへの牽制である
あと戦後処理に当たって2番目にある護国災害派遣法に基づいた逢魔=自然災害のままでは問題がある向こうも交渉の妥協点を探しにくいだろうと判断したまで
ついでに言えば国家単位で貿易出来るなら逢魔がテンペストなどの同盟国に輸出している食糧や娯楽、嗜好品などの輸入がスムーズに進むからという理由もある…この世界にテンペストとかの物品の輸出?する訳ないじゃん火薬渡したら爆弾作るような連中に渡す技術なんてないでしょ
また俺達が出陣する度に部隊を派遣され二正面作戦を強いられるなど言語道断だし、散々迷惑かけられたのだから賠償金くらいないと周りが納得しない、まぁ額は法外と言う訳ではない皆と話し合った結果であるが金額にはカミーノとの契約もあるので若干色付けている…何せラマスーの話だと13年契約していた銀河共和国っていう惑星単位の連邦国家がクローンの育成や発注で財政が傾きかけたらしい…外貨や金銭は多いに越した事はない……というよりこいつらにクローンの費用出してもらうか100年分
そして2番目これは絶対だ風鳴機関は解体せねば根本的な解決とはならない、法律や機関の名前を変えても残そうものなら手に追えないが最悪、今回の事件解決まで大人しくさせれれば問題ない
慰霊碑に関しては亡くなった者達へのケジメとあの悪法の被害者を忘れない為にと思ったからである
「…………」
凄い顔をして考えているが弦十郎は一声
「君はこの世界が憎くないのか?」
予想外の問いかけに
「別にどうでも良い…まぁ憎いよりもキャロルや皆に会えたから一応は義理で守ってやっても良いかなぁって思ってる……一部を除いて守る価値なんてないけどな」
愛する人が生まれ育ち、大事な者を失い憎み続けて滅ぼそうとした しかしとある人と出会い運命が変わったこの世界
そこにいる人間の悪意や醜悪さに辟易するが、まぁ彼女との繋がりを生んでくれたから完全に切り捨てられないではいるだけ
「…………」
「何、以外?」
「いやてっきり【全てを滅ぼす程に憎い】と言うと思っていてな…失礼だった」
「ん〜キャロル達が死んでたらさ」
そんなもしもは絶対に無いがとハッキリ言うが、仮にそうなっていたら
「この世界は既に滅んでるだろうね」
怒りや絶望に取り憑かれて全てを破壊しただろう、そのまま消えない炎に焼かれながら進み続ける あのヒーロー達に倒される日まで
「三千世界全てを破壊するまで止まらないよきっと」
「っ!」
「んで実際、風鳴機関の解体とか資産凍結は現実的か?」
「難しいだろう…それだけ影響力は大きい名前を変えるなどして残そうとするだろうな」
「看板変えても中身が同じなら意味ねぇんだよ…んじゃアダムの件が終わるまで大人しくさせられるか?」
「それは可能だろう、向こうも手痛い損害が出ている建て直しの時間も考慮すれば現状は動けないだろうからな」
「ま、今はその辺で妥協するか」
取り敢えずアダムの件が終わったら色々考えないとダメだな
「独立云々や賠償金の請求に関しては時間がいるが構わないか」
「どうしたよ偉く素直だな」
「いや、あの作戦で君の逆鱗に触れて万人単位の死者が出たからな…その矛先が民間人に向けられるのは絶対に避けたいというのが現政権の意向だ」
「まぁそうなるよな、今回は再発防止も込めて徹底的に叩いたし…それに今までの御礼参りも込めたし」
そりゃビビるわな、そんな奴が仲良くしようったって信じられないし俺だってしたく無い…しかし現実問題で困ってるところをうまく対処しているリムルさんって凄い人だよなぁ本当に流石です…しかし
「俺が災害か…いっそ人間台風とか名乗るか?」
災厄の魔王は未来の俺の二つ名だ…一応俺にも番外(エクストラ)なんてものもあるが、やはりカッコ良い二つ名が欲しいと思うのは俺の心に少年がいると言う事だな!
『なら究極の闇とかどうだ?』
ーダグバのあだ名じゃん辞めてくれ…俺には荷が重すぎる、いや待て、今回の犠牲者を考えれば俺もこの世界ではダグバ級の厄災かー
『では破壊のカリスマ』
ーガドル閣下じゃん………あー
あの時、キャロル庇ってダインスレイフに刺されたらモーフィングパワーで剣に変えればよかった!ちくしょう!何で俺はガドル閣下と同じように刺された剣を自分の武器にするって発想が無かったんだ!あのシチュエーションなら出来たろ!
「ちくしょう!!俺の無知が憎い!」
『そんな余裕あったと思うか?』
「ないですよねぇ〜」
思わず地団駄を踏みそうになるが
「何の事だ?」
「あ、いやこっちの事ですよ」
たが仮面ライダークウガに刺されたら喜んで爆散するな…やはり刺した武器を剣にするのは辞めよう、男らしく潔く爆散しようではないか、うん
『それは抵抗しろ馬鹿者、俺達も死ぬ』
『あぁ〜やっぱりハルトだぁ安心する』
『このバカさ加減が何ともな』
ーよし、お前ら取り敢え…っ!ー
ハルトと弦十郎は殺意の方向に気づくと現れたのは護衛ドロイド マグナガードが両端が放電している槍を携えながら行進しているが左右から分かれると敬礼するその中央から現れたのは
「魔王、久しぶりだね」
「アダム…」
「っ!!」
アダム襲来にハルトはアナザーウォッチを構えるが
「待ちたまえ」
「どの口が言ってんだテメェ!この裏切者がぁ…」
ハルトは怒りに任せてアナザーウォッチを起動しようとするがウォズに止められる
「お待ちを」
「離せウォズ、!コイツのせいで俺の仲間が…親衛隊が!」
ハルトは激昂に任せて魔王覇気で威圧するもウォズは身を呈して進言する
「ですが事実確認や話も聞かずに実力行使に走るのは王としての品位に関わります、今はそのお怒りを沈めてください」
そう言われたら引っ込むしかない
「………わかった、仮にも元同盟相手だ話だけでも聞いてやるか」
冷めた目で話し合いに応じようとするがアダムは冷静に一言
「邪魔者は消えてもらう、組織の長である君達を倒せば「攻撃開始!」話を聞きたまえよ」
「っせぇ!最初からお前を殺す発言した奴の話を聞けるかぁ!」
アダムは恐らく今ほど、倒置法で話す癖を後悔した事はないだろう…まぁ本人からすれば自覚のない話だが
「まぁ良い、やりたまえ」
合図するとマグナガードドロイドが槍を持ち襲い掛かろうとしたので
「ウォズ」
「はっ」
『ファイナリー』
「潰せ」
指を鳴らすと同時にアナザーファイナリーへ変身、待ったましたと隠れていたトルーパー達が現れブラスターライフルでマグナガードを攻撃する、中にはガトリング型のロータリーキャノンを乱射するトルーパーもいる過剰だろうがドロイドには不意打ちが有効、しかしながらそれはB1のようなの個体に限るマグナガードはすぐに体勢を立て直しトルーパーに襲い掛かろうとしたが
『アナザー…エクスプロージョン!』
「はぁ!」
アナザーファイナリーが引力を用いて体勢の崩れたマグナガードを引き寄せられていると
「ぬん!!」
その進路上にいた弦十郎が拳でマグナガードを粉砕したのである。
「えぇ……」
ハルトは嘗て資料映像で見た岩砕きがマジだったとドン引きしているも
「あいつ人間か?」
「どんな訓練したらあぁなるんだよ」
唖然とするトルーパー達、実際マグナガードはクローントルーパーの上位部隊ARCやコマンドー、もしくはジェダイの騎士が対処するくらい強いモデルのドロイドであるのだから
それをただの拳の一撃で倒した事に対して弦十郎が
「知らいでか、飯食って映画見て寝る!男の鍛錬はそれだけ十分よ!!」
「な、何と!そんな訓練方法が後で詳しく!教えて頂けないでしょうか!!」
「ハウンド鵜呑みにしないで!!それ出来るのはこの人くらいだから!」
本気で訓練プログラムに入れようとしているハウンドを全力で止めるハルトだがアダムは無視するように
「酷いことするね、高いんだよドロイドも」
「安心しろ、金の心配なんて出来ないくらいに痛めつけてやるからさ」
少なくとも、この男だけは生かして返さない
裏切りの報いを受けさせてやらないと散っていった仲間達に申し開き出来ない
「ハウンド、トルーパーの指揮は任せた…ウォズは万一の時に頼む」
「イェッサー!」
「はっ!」
「魔王、君が相手してくれるのかい?」
「お前には色々、お返ししないとな…それに」
ハルトは決めていた、神の力なんてものに手を出した奴と戦うアナザーライダーなど彼等しかいない
「折角だ新しい力を見せてやる」
ハルトは初の異世界技術が融合して生まれたアナザーライダーの力を解放、スイッチを押すとハルトの背後からゆっくりと歩く幻影
その姿は仮面ライダーを思わせるV字の有機的な角、それはまるでバッファローのように太く大きく伸びており変身する人間の戦意の高さを示している尚且つ四肢には鋭利な突起物が生えるなど有機的かつ生物的な外見を誇るアナザーライダーの中でも群を抜いて生物それも人と何かのキメラのような意匠をしている
更に気をひくのは顔や腰に収まるベルトの一部が黒く有機的に変異しているところだろう
歩きながらアナザーライダーを侵食するように蠢くもの、それを知るものからは一応に驚きの声が上がる
「ほぉ…」「ネフィリム…だとぉ!」
聖遺物を食らう聖遺物 嘗て戦姫が命を賭して戦った敵 人から外れた天使…しかしながら身に宿した事で新たな進化をする
ハルトと幻影が重なりし時 新たなアナザーライダー が生まれたのである
アナザーライダーの突然変異 進化を続ける居場所を探すもの
「うおおおおおおおおおおおお!」
『ギルス』
アナザーギルス 生誕
「祝え!全アナザーライダーの頂点に君臨し時空を超え新たな歴史を生み出す時の王、その力の一旦 その名もアナザーギルス!!世界に二つとない新たな力が目覚めし瞬間である」
「見せてもらおうか、その力」
とアダムはマグナガードを4体送り込むが
「うおおおおお!」
獣のような咆哮と同時に助走をつけて飛び込むとドロップキックを行いマグナガードの顔面を破壊すると踏み潰した顔面パーツを近くにいた一体に投げつける
マグナガードは槍で頭を弾き飛ばすとガラ空きの胴体に鋭い貫手の一撃で中心部を破壊、引き抜くと機能が停止する
たちまち最精鋭なマグナガードが瞬殺されている光景にトルーパーも驚いている
「あっという間に二体もやったのかよ」
「スゲェな陛下は」
「お喋りの時間は終わりだルーキー、陛下を援護するぞ」
「「イェッサー!!」」
「うおおおおおおおお!」
アナザーギルスは両手から黒い触手を伸ばすとマグナガードの一体を取り込む その時にバリバリとまるで咀嚼音のような音が鳴ると
頭部のツノが更に肥大化し四肢の突起物もその鋭利さを増す事となった
これぞアナザーギルスの能力
取り込んだ相手からエネルギーを吸い込み己の力へと変えると言うネフィリム固有の能力
そして吸収したエネルギーを戦闘能力にする
その余りあるエネルギーは管理を怠ればハルトの体さえも自壊しうる諸刃の剣
オリジナルの仮面ライダーギルスが力により体を襲う老化現象を再現しているのだろうと推測されるが
「うおおおおおお!」
その増幅されている戦闘能力に咆哮を上げるハルトを見て
「狂戦士だね、まるで」
アダムは評価を下しているとマグナガードの一体が右腕から伸ばした触手の一撃で上下に両断されると
残りの一体には、アナザーギルスがトドメとばかりに高く飛び上がり両足の踵の突起物を肥大化させると、そのまま右足を振り下ろした
「うおおおおおおお!」
槍を盾にして守ろうとしたが、そんなのお構いなしとばかりに潰し砕いてマグナガードドロイドの右肩から背中を貫通した
「うおおおおおおおおおおお!」
そのまま有り余るエネルギー全てをマグナガードに流し込むと腹を蹴り後方に宙返りをして距離を取る、着地と同時に流されたエネルギーでオーバーヒートしたマグナガードは爆発霧散したのであった
「うおおおおおおあお!」
勝利の雄叫びと言わんばかりの咆哮を上げるアナザーギルスは変身を解除すると膝をつく
「はぁ………はぁ……な、何て暴れ馬だよ」
元々のギルスが持つエネルギーとネフィリムが取り込むエネルギーの制御にアナザーWやビルド達が動かないと、碌に動けないのかつまり最初からフルパワー稼働しか出来ないアナザーライダーって訳か、つまり
「こいつを制御出来れば俺達はまだ強くなれる」
やばいな、ぶっちゃればアギトという種族の進化スピードを甘く見ていた…恐らく最初期組にアナザーギルスがいたら俺は直ぐに干物の仲間入りだっただろう、そのくらい燃費が悪いしパワー過多だが
「アダムを殺せるか?」
『可能だ』
「なら良い」
「我が魔王!見事な戦いぶりでした」
「あぁ……つか…叫びすぎて喉痛い…水」
「でしょうね…水筒は此方にまた形勢は此方に有利です」
「ごほ……どうするまだやる?」
『エグゼイド』
ハルトは応急処置をするとアナザーウォッチを構え直すと同時にトルーパー達もアダムを包囲してブラスターを構えるが
「いいや、また今度」
「逃すな撃て!」
しかし秒の差でアダムは転移したのであった
「けっ……」
「アレがパヴァリア光明結社の…」
「親玉だよ、んで一連の騒動の原因でもある」
「そうか……君の提案だか出来る限り早く返答しよう…どうやら結社の力は我々の想定よりも大きいらしい」
後日談ではあるが
護国災害派遣法は廃止されたが完全撤廃まで時間はかかる しかし逢魔王国関連は完全に執行対象外となった
これに関しては先の敗北が影響しているが賠償金に関しては額が額故に揉めているらしいがまぁ支払いは一応 前金で一部残りは借款とした
んで一番重要な風鳴機関に関しては完全解体とは行かないが規模は縮小、外部監査機関の作成など再発防止に備えているとの事
まぁ取り敢えずは今回の事件に首を突っ込まいようにさせられれば大丈夫だし、取り敢えず3人とナツキは解放したのであった
後日談
「響!」
「あ、未来!ただいまー!これ逢魔のお土産だよ!あとねハルトさんのお隣の国のお饅頭だったり煎餅だったりあるから一緒に食べようよ!」
心配で夜も眠れず悪夢に魘されたと言うのにこの親友はまるで旅行に行ってたような気軽さであるのに思わず
「響………私……凄い……心配したん…だよ?」
良い笑顔だが目が笑っていない…何なら曇ってるのに気づいた響は
「あ、あの未来?どうして怒ってるのかなぁ〜」
「そこに正座!」
「はいいい!!」
3時間は説教をされたという
そしてエルフナインがナツキを連れて3人のシンフォギアをメンテナンスしようとした時
「あれ?」
「どうしたよエルフナイン」
見覚えのない装置が組み込まれていた
「こ、これって……愚者の石ですか?けど…これ…まさかキャロルが!」
「あ、そう言えばハルトが言ってたな…キャロルが何か改造してるって」
「それを早く言って下さいよ!!」
「いや俺だってまさか愚者の石搭載してるとか思わねぇって!」
「しかもコレはダインスレイフから作られた石ですから、向こうの賢者の石を相殺してお釣りのあるエネルギー量です…このシステムを解析出来れば皆さんのシンフォギアに賢者の石対策が可能となります!」
「あいつ……」
ナツキは感動していたがエルフナインは
「多分キャロルが趣味でしたと思いますよコレ」
「おい、それで良いのか!」