無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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「前回、アダムとの最終決戦の最中、攻撃パターンを読まれてしまい得意の戦術を使えなくなってしまったハルト…しかし空に輝くレグルスの光が生み出したものがあったとさ」


「え?お前誰!?」


「私は君の物語を紡ぎ出すもの…かな」


「え?」


「そんな事より、本編に行かないと大切な読者(オーディエンス)が飽きてしまうよ…そして私の正体は…ネタバレかな?では本編をどうぞ」





トリニティ始めました?

 

 

 

ハルト達の元にレグルスの光が降り注いでいるのは離れたアダムと奏者、錬金術師、魔王軍達からも見えていた

 

 

「何だアレは…」

 

翼の呟きにジョウゲンが答えた

 

「レグルス…」

 

 

「何?」

 

 

「間違いない!レグルスの光が魔王ちゃんの所に降り注いでるよ!!カゲンちゃん!」

 

 

「そんな!今日が逢魔の日だったのか!」

 

 

「何じゃと!!それは重畳じゃ!ハルト坊がアナザーオーマジオウに目覚めればアダムなど軽いデコピンで消滅よ!」

 

 

「えええ!何ですかそれ!」

 

 

 

「前から思ってたけと彼って何処へ向かってるのよ…」

 

 

 

「跪け愚民共!魔王様が過去、現在、未来全てを統べるアナザーライダーの王になった瞬間を!!」

 

 

「いやフィーニス、ウォズちゃんのセリフを取らないであげて!」

 

 

「あのぉ…逢魔の日って何です?」

 

 

「大雑把に言えば魔王ちゃんが最強無敵の大魔王ちゃんになる日…かな」

 

 

「今と何が違うのよ?」

 

 

「うん、並行世界全てに戦争するようになる」

 

 

「本当に大魔王ではないか!?」

 

 

「異世界に逃げた諜報員を探すために、その世界の人間を鏖殺するようになるが…別に対した変化ではないな!」

 

 

「対した変化なワケだ!!あの能天気が本当の魔王になるのか!」

 

 

「なるほど…だが覚醒前に叩けば良い!いくら強くてもね!!」

 

 

そうアダムが飛び立つ為に放った衝撃波で皆の変身が解除されてしまう

 

 

「うっ……くっ…」

 

 

「魔王の手土産に君達を倒すとしよう力を裏った礼をしなければな…まずは君からだ神殺し!!」

 

 

「っ!!」

 

 

その拳が響に振り下ろされる事はなかった

 

 

「!!!!」

 

 

突然 虚空からドラブラッカーがアダムに体当たりをして弾き飛ばしたのである

 

 

 

「まったく騒々しいったらありゃしねぇなぁ!」

 

 

「そう言うなよ心躍るだろ、こんなシチュはさ」

 

 

「うるせぇ俺はお前の気持ちがわからねぇよ」

 

 

「はは!そう照れるなよ」

 

 

そこに現れたのはパラドと

 

 

「魔王ちゃん?」「ハルト様!」

 

 

 

普段より暗いオーラを放っているハルトであった

 

 

 

「ん?よぉお前等、久しぶりだな」

 

 

「あれ何言ってんの魔王ちゃん?ボケた?」

 

 

「あぁ…そっかそっか会うのは初めましてか?アイツはハルトだよ……鏡の中のな」

 

 

パラドの言葉に全員がハッとした

 

 

「鏡の中って…ミラーワールドの魔王ちゃんって事!?」

 

 

「では本物のハルト様は!」

 

 

「本物なら彼処で不思議な光に包まれてる」

 

 

「まさかアナザーオーマジオウになるのか?」

 

 

「んや、つっても俺も詳しく知らねぇんだよなぁ…」

 

 

「あの光では何が起きているのですか!魔王様は無事なんですか!」

 

 

「安心しろ俺がいる限り死んではいない」

 

 

「では一体何が…」

 

 

「いや新しい力を手に入れたんだが、ウォズがどう祝うか考えてんだよ」

 

 

「そーそーだから俺達も時間稼ぎに混ぜて貰おうってな」

 

 

「は?」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

時は遡る事 数分前

 

 

「うおおおおお!やっぱり新しいウォッチが出来たぞ!これならアダムに対抗できる!!!!」

 

 

「よっしゃあ!!」

 

 

「祝え!!全アナザーライダーの頂点に…いや違うな……これは我が魔王単体でこそ意味のある事…そうなると祝え!」

 

 

「あのウォズさん早く行きましょうよ!」

 

 

「ナツキ君、君も分かるでしょう!この新たな歴史が創成された瞬間を!!」

 

 

「確かに驚きましたが、今はそんな事を言ってる場合じゃ」

 

 

 

「んじゃお先ー」

 

 

「待ってハルト!ウォズさん止めてよ!お前の言うことしか聞かないんだからさぁ!!」

 

 

「けど俺も回復しながらだから遅くなるからパラドと君にも手伝ってもらうよ…っと!」

 

 

近くの石を窓ガラスに放り投げて壊すと甲高い音を聞き笑顔になるとアナザーウォッチを起動しガラス目掛けて投擲、すると鏡の中から伸びた手がウォッチを掴むのであった

 

 

『リュウガ』

 

 

「おいテメェ、いきなり呼び出すとはどんな要件だ」

 

 

鏡から現れたハルトは不愉快な顔をしているが

 

 

「皆を助けてくれ頼む」

 

 

「はぁ………行くぞパラド」

 

 

「はいよ」

 

 

根は同じ存在なので以外と素直なのである

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ってな感じで…」

 

 

 

「「「「「早くこいやーー!!」」」」」

 

 

「いや新しい力に目覚めたら来てくださいよ!!」

 

 

 

魔王軍全員の心が一つになった瞬間である

 

 

「あいつら今は試運転中だからさ俺達が遊び相手になってやるよ」

 

『DUAL UP!KNOCK OUT FIGHTER!』

 

 

「まぁあいつには借りもあるしな……それにあいつは俺達を守ると言ったがな俺達の王(ハルト)は俺達(アナザーライダー)が守るって決めてんだよ!!」

 

『リュウガ』

 

 

パラドクスとアナザーリュウガに変身した2人はアダムを倒さんと攻撃を開始したのである

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

その頃

 

 

「ふぅ……いやぁ!窮屈な世界からおさらば!…と言いたいですがね」

 

 

先程まで違う世界に居たはずの白スーツの男がシンフォギア世界に現れたのであった

 

 

「さてさてさーて、私の推しがそろそろ目覚める時ですね…頑張ってほしいものですよ、まぁ私は私の仕事をしますがね」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

そして戦いは一方的でもあった

 

 

アダムの攻撃はアナザーリュウガの反射攻撃により封殺され、アナザーパラドクスのエナジーアイテムにより強化、妨害を続けられるアダムにはそもそも勝ち目は薄い

 

 

「ははは!大した事ねぇなぁ!」

 

 

「油断するなよパラド…つってもそろそろ真打登場だがな」

 

 

「おっ!来たか!」

 

 

 

「何……が!」

 

 

騒々しいエンジン音と共にアナザートライドロンがアダムに体当たりして吹き飛ばすと

 

 

『BATTLE MODE』

 

 

アナザーオートバジンがロボット形態になりタイヤから機関砲を乱射した粉塵が上がる中

 

 

アナザートライドロンから下車した男

 

 

「俺、参上!!」

 

 

ハルトは大見得切って現れたのである

 

 

「ハルト坊!」

 

 

「魔王ちゃん!」「ハルト様!」

 

 

「お前等、待たせたな!いや本当ありがとう」

 

 

「いえいえ対した事では…」

 

 

「お前たちもありがとうな」

 

 

ハルトはパラドとアナザーリュウガに話すと

 

 

「あぁ当然だろ」「ふん!」

 

 

「あんがとよ選手交代…するか?」

 

 

見たら結構アダムはボロボロであるのだが

 

 

「しなくても良いがな…しかし」

 

 

「おのれ魔王!!!」

 

 

アダムは傷が回復しながら立ち上がるのである

 

 

「適応されたな、俺達の攻撃も効かなくなったな」

 

 

「関係ねぇ、今日の俺達には獅子座のコズミックエナジーが漲ってるからな」

 

 

『まぁ俺の力は使わないがな』

 

 

「あれ?お前ホロスコープスになった?」

 

 

「なってねぇよ……見てろコレが俺達の新しい力だ!!」

 

 

『ジオウ』

 

 

ハルトはアナザージオウになるとレグルスの光から生まれた新しいアナザーウォッチを起動するのであった

 

 

それは原典が存在しないアナザーウォッチ、それを逆側に装填するとウォッチについているダイヤルを捻ると現れる異形の三人

 

 

『ジオウ!ゲイツ!ウォズ!!』

 

 

するとアナザージオウ以外の場所2箇所に光の柱が登る

 

 

「な、何だアレは!」

 

 

アダムは驚く中、ハルトは本家ジオウのポーズを取り決める

 

 

「三つのアナザーの力…お借りします!アナザートリニティ!!」

 

 

『ハルト、それ違うトリニティだ』

 

 

「こ、これは…」

 

 

「何じゃこりゃ!!って俺は肩ぁ!」

 

 

「あ、やっぱり俺の顔が動いた!」

 

 

『ジオウトリニティ』

 

 

何処からか飛翔したアナザーゲイツとアナザーウォズの仮面がアナザージオウの両肩に装着される、さながら死仮面を思わせる容姿に合わせアナザージオウの顔が胸部に収まると新しい仮面には怒りの形相を思わせるマスクが装備される

 

 

 

三位一体の王 アナザージオウトリニティ

 

 

 

「な、何だその姿は」

 

 

「わ、我が魔王と融合!このような光栄なことを……」

 

 

「おい何で俺は肩なんだよ!!」

 

 

    ・・・

「そりゃジオウトリニティですし俺がメインなのは当然でしょう」

 

 

 

「てか何でお前そんなに冷静なんだよ!!普通なら一つの体に沢山の精神とかびっくり仰天するだろう!!」

 

 

「いやぁ…前に滅亡迅雷の4人と合体したりしたしそれに…何というか肉体のシェアとか今更で」

 

 

『まぁ年単位で俺達と入ればそうなるか』

 

 

「それもそうだな…って何でアナザーライダーの皆さんも此処に!!」

 

 

『此処はハルトの精神世界とも密接にリンクしているからな…よく来たな歓迎するぞ』

 

 

「勿体無いお言葉です」

 

 

「いやいや!こんなに沢山いるんだったらハルトも慣れるよそりゃ!!だってちょっとしたテーマパークじゃん!!あそこでカボチャの人がライブしてるし!」

 

 

『アナザーパンクジャックは最近スピンオフで主役になったからな浮かれているのよ、そしてこの光景がハルトの日常だ』

 

 

「………ハルトの奴結構苦労してるんだな」

 

 

『まぁ俺達の器でもあるしな…さて粗茶だが用意する少し待っていろ』

 

 

「いや俺達今戦闘中!!」

 

 

『そして見てくれ!最近ハルトの心のデッドスペースを利用した収納スペースを作ったのだ!!』

 

 

「こ、これは凄い!」

 

 

「確かに凄いけど俺達にしかわからない!!」

 

 

「いや何、人の心の中にゆとり空間を設けてんだよこいつ等は…」

 

 

「あの…ハルトさんどうしたんでしょうか?急に一人芝居初めて…」

 

 

「きっと疲れているのよ私達の所為かしら…」

 

 

「そうなんですね」

 

 

「違うよ2人とも今、魔王ちゃんの中にはウォズちゃんとナツキちゃんが融合しているんだよ!」

 

 

「な、なんだと!!」

 

 

「そんな…何だその姿は!!」

 

 

「これ「ひれ伏せ!」ウォズ?」

 

 

「祝え!!どうやら3人のアナザーの力が結集し多分!新しい歴史を生み出す時の王者!その名もアナザージオウトリニティ!きっと新たな歴史が創成された瞬間である」

 

 

 

「………なぁ、それって本当に祝えてる?」

 

 

 

『カマシスギ!!』

 

 

 

「私達を散々待たせた祝詞が悩んでそれですか?…みんな大変な思いをして戦ってるのに先輩最低です」

 

 

「(・Д・)」

 

 

「ちょっ、ウォズ!?」

 

 

「う、ウォズちゃんが顔文字でリアクションした……だと!」

 

 

「フィーニスから初めてのダメ押しで少し凹んでいるな」

 

 

「いや大分凹んでおるじゃろ」

 

 

 

「この…こけ脅しがぁ!!」

 

 

「危ない!!」

 

 

アダムが巨体を揺らしながら走り出し拳を振るうがアナザートリニティは右手のみで受け止めた、地面には逃した衝撃や大気の揺れが起こるが当の本人はケロッとしている

 

 

「そんな!」

 

 

「怖くねぇな」

 

 

「いや怖いんですけど!俺右側担当だからあの威力を至近距離で見えたし!!」

 

 

「このパワーなら行けます!我が魔王!」

 

 

「おう!見てろアダム!パンチはこうすんだ右手で撃つべし!撃つべし!!」

 

 

アナザートリニティは右側アナザーゲイツ側からの右ストレート、右フック、右アッパーと執拗に右側から攻撃を行う

 

 

「これ絶対に嫌がらせだろ!!」

 

 

「何言ってんだ?左側で殴ったらウォズが痛いだろう!!その辺お前なら良心が痛まないから助かるよ!もっかい撃つべし!!」

 

 

「俺にもその優しさを少し分けてくれませんか!?」

 

 

「え〜……んじゃコレで」

 

『アナザーパワードノコ』

 

 

右手に現れた武器を見て

 

 

「え!何で俺の武器が!!」

 

 

「アナザートリニティは変身してる奴の武器を使えるのか、こりゃ良い!」

 

 

「おのれえええ!」

 

 

「右手で撃つべし!!」

 

 

『ノコ切断!』

 

 

アダムは地面を踏みつけ振動波を放つがノコ切断の一撃で相殺し間合いを取る

 

 

「しかし我が魔王、こうも言います…左を征するものは世界も征すると!」

 

 

「そうか…んじゃ行くぞウォズ!!」

 

 

アナザーパワードノコを投げ捨てて左手を前に突き出すと

 

 

「はっ!」

 

 

『ジカンデスピア!ヤリスギ!』

 

 

「俺には、やっぱ槍があってるみたいだな」

 

 

「この武器…凄い久しぶりに出したような気がします」

 

 

「気のせいだろ!行くぜ行くぜ行くぜ!」

 

 

「この程度ぉ!!」

 

 

アダムは突如、分裂個体を生み出しアナザートリニティに襲い掛かるが

 

 

「何の!」

 

『カマシスギ!』

 

 

鎌モードに変えると横薙ぎ一閃で分裂個体にダメージを与えるが本体は瞬時に回復する

 

 

「やるね、だが傷つかないよ!僕の体はね!!適応してるのさ!」

 

 

「ならこうしましょう『アナザージカンデスピアの刺突攻撃は適応出来ずに食らうアダムなのであった』」

 

 

「何を言って…」

 

 

「では我が魔王どうぞ」

 

 

ウォズが出したと書かれた内容を見てハルトは笑みを浮かべ

 

 

『ヤリスギ!』

 

 

「そう言うことね!!!!せいやぁ!」

 

 

槍モードに変えて刺突するとアダムは適応した筈の攻撃を食らうのであった

 

 

「無駄だよ、僕に……っ!!!!そんな!僕の体に何をしたぁ!」

 

 

「別に、ただその完璧な力にも限度があるって事だろ?」

 

実際は未来ノートによる確定した未来宣告なんけどな

 

 

「っ!ふざけるなぁ!僕は完璧なんだ!なのに貴様等みたいな不完全な生命体が何故あの方達に選ばれたのだ!!」

 

 

「貴様まだそんなことを!」

 

 

「えー1人だからじゃねえの?」

 

 

「何?」

 

 

「1人だから自己完結する、完璧だから先がないからだよ不完全でも歪でも誰かに手を伸ばせれば先だってあるのにな…」

 

 

『ハルト…』

 

 

「それに俺単品だと最弱だし…皆に助けて貰わないと生きていけないって自信と自覚はあるから安心してくれ!!」

 

 

 

『俺達の精神汚染を現在進行形で無効化している奴がそれを言うか?』

 

 

 

「……ふざけるな!!僕が神の力を得なければこの世界だって滅ぶのだ!それをあの小娘達が奪ったのだ!「興味ねー」なんだと!」

 

 

 

「世界の運命とかどーでも良いよ俺は俺の特別とその居場所を守るって決めたんだよ、もう皆をいなくならないようにまた離れて遠くへ行ってしまわないように……弱くて何も出来ないで弱い自分のままで後悔なんさしたくねぇ!」

 

 

 

「ならば僕に逆らった事を後悔して死んでいけぇ!!」

 

 

アダムは拳を振り下ろすがアナザートリニティが目にも止まらぬ速さで鎌モードにし片腕を切断したのである

 

 

 

「それは飽きたよ十年近くしてたらな」

 

 

「立ち止まる暇があったら目指すんだよ皆んなが笑ってる最高最善のハッピーエンドをな!」

 

 

「私の後悔は我が魔王の新しい力の覚醒を祝えないくらいですね…このアナザージオウトリニティの祝詞は別で考えましょう」

 

 

 

「ブレないなぁウォズは」

 

 

 

「な、なんだと…っ!」

 

 

『ツインギレード ジオウ…ゲイツ MIXING!』

 

 

「行くぜ俺達の必殺技!!」

 

 

槍モードにしたツインギレードから現れた弦を引っ張ると巨大なエネルギー矢となるエネルギーチャージが完了するとアナザートリニティは矢を放った

 

 

『アナザーツインスラッシュ!!』

 

 

その一矢はアダムに命中すると巨大な時計の紋章がキバ宜しく地面に現れると同時に爆砕したのであった

 

 

 

「ふぅ……一件落着!!」

 

 

「そんな訳ないだろうがああああああ!!」

 

 

「っ!」

 

 

と最期の悪あがきで攻撃をしようとしたアダムだったが

 

 

「たぁ!!」

 

 

歌いながらアダムは殴り飛ばされた

 

 

「ナイスタイミングだぜ響!」

 

 

「はい!お待たせしました!」

 

 

そこには黄金のシンフォギアを身に纏った響がいたのである

 

 

 

「黄金錬成だと…錬金術師でもないお前がぁ!!」

 

 

「…….錬金術で金作るのって違法なんじゃ」

 

 

「いや金を作るのが錬金術の最終到達点みたいなものだからな!」

 

 

 

「じゃあアダムは長年勉強してた自分の得意分野でもぽっと出の人間に負けたのか…何かここまで来ると哀れだな」

 

 

「き、きさまあああああああ!」

 

 

 

肥大化していくアダムを冷めた目で見る

 

 

「皆さんの力を私に貸してください!」

 

 

「勿論だよ!んじゃ行くぜ2人とも!」

 

 

「俺に命令すんなよ…ウォズ!」

 

 

「はっ!『アナザートリニティと立花響の必殺技になす術なく爆散するアダムであった』」

 

 

「さてアダム…お前の運命はこれまでだ!!」

 

 

「人でなしならその手は繋げない!!」

 

 

アナザートリニティウォッチにあるボタンを3回押し込む

 

 

『ジオウ!ゲイツ!ウォズ!』

 

 

そしてアナザージオウウォッチを押し込むと三色のエネルギーが両足に貯まると同時に飛び上がる するとアナザージオウ、ゲイツ、ウォズの3人が分裂したように幻影が現れるとその力は1箇所に収束される

 

 

 

その間に響が何度も殴打してアダムを宙に打ち上げた その技の名前はTESTAMENT

 

 

人と神との誓約を関する技を受けるのは、人でないアダムへの最高な皮肉である

 

 

そして人でなしには同じ人でなしからの餞別を

 

 

『アナザータイムブレイク/バースト/エクスプロージョン!!』

 

 

低い音声と共に放たれた三位一体のアナザーキックはアダムの胸部に命中、その威力に吹き飛ばされたアダムは背後にある緑色の箱に閉じ込められると箱が爆散したのであった

 

 

 

 

「ぎゃあああああああああ!」

 

 

と爆散するアダムの悲鳴に

 

 

 

 

 

 

「かーかかかか!良き悲鳴じゃな、その一点だけは完璧と認めてやろうではないかアダムとやら!!」

 

 

「レジェンドルガの価値観的にはそうでしょうけど…って魔王様!?」

 

 

2人は着地するとアナザートリニティは変身解除となり3人は倒れようとしたが

 

 

「っとセーフ!お疲れ様、魔王ちゃん」

 

 

「ありがとうジョウゲン」

 

 

「危ないなウォズ」

 

 

「まぁ次こそはキチンと祝いますよ」

 

 

ハルトはジョウゲン、ウォズはカゲンに支えられるナツキは響に抱えられたが

 

 

「だ、大丈夫ですかナツキさん!」

 

 

「あ、あぁありがとう響助かったよ…けど」

 

 

『ナツキさん、また浮気ですか?』

 

 

「いや違うからエルフナイン!俺はお前一筋だから!!」

 

 

『……ま、まぁ仕方ありませんね今回はカラオケに行ってくれたら許してあげます』

 

 

 

「勿論だよ!何回でも行こう!」

 

 

『はい!』

 

 

「みんなでさ!」

 

 

『ハルトさんお願いします』

 

 

この男は一夏レベルの鈍感だったのか?いやまぁ何というか

 

 

「あいよ…」

 

 

あの覇気にはキャロルに通ずるものを感じた直勘だが逆らってはいけないものだと

 

 

 

「いやちょっ!俺何か変なこと言った!?」

 

 

「死に戻ってやり直せ」

 

 

「あの死闘をリプレイしろは拷問だよ!!」

 

 

ハルトは普段から持っているISシェイプシフターを介してバックのように格納されているガトリング型武装 GX-05 を取り出した

 

 

『1 3 2』

 

 

と打ち込むと【解除します】の音声と共にロックが外れると直ぐに組み立てて構える

 

 

 

「ハルトさん……何で銃口を此方に向けてるのでしょうか!?」

 

 

「いや鈍感男に制裁をと思ってな、何安心しろゴム弾の大バーゲンだ」

 

 

「いやそれ安心出来ません!」

 

 

「痛みは感じないぞ」

 

 

「え?そうなのそりゃ「ガトリングは痛みを感じずに死ぬ銃と言われているからな」っ!!」

 

 

「逃すか」

 

 

ナツキは顔面蒼白となり逃げようとしたがハルトがGX-05の引き金を引く方が早かったのである

 

 

「ぎゃああああああ!!」

 

鈍感に仕置きが完了した所で

 

 

「ふぅ……さてアナザーW、調べて欲しいことがある」

 

 

『了解だ任せろ』

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

その頃 とある場所にて

 

 

「ははは……助かったよ間一髪のね」

 

 

アダムがズタボロになりながらも歩いていたあのバフォメットの体をダミーにして爆散する事で死を偽る事に成功したのだ

 

 

 

「今度はうまくやる……復讐してやるぞ魔王め」

 

 

しかしアダムの決意は無駄なものへと終わる

 

 

 

「ダメですよ、ちゃんと死んでなきゃ」

 

 

「何?」

 

 

アダムの視線には白スーツの男がいたのである、その顔は柔和に見えるが心中には何も言えない虚無感があった

 

 

 

「だ、誰だい君は?」

 

 

「さぁ?…まぁ強いて言えば魔王の物語を紡ぐものかな」

 

 

「さては魔王の仲間か!」

 

 

「いいや、けど彼の運命と願いを叶えたいと願う……そうだなファンのようなものかな」

 

 

「何者かさっさと答えろ!」

 

 

アダムは錬金術で攻撃するが白スーツの男は右手で払うように軽く振ると錬金術は方向を変えて着弾したのであった

 

 

「なっ!」

 

 

「何者ねぇ〜私が介入するのは今回だけのゲストみたいなものだけど…強いて名前を名乗るなら」

 

 

そう呟きながらもケースから取り出したのは

一つのドライバーであった

 

 

『ヴィジョンドライバー』

 

 

「火野カグ槌、まぁ仮の名前だけど…しがないただの神様擬きだよ」

 

 

「神だと……巫山戯るなぁああああ!」

 

 

しかし火野の防御によってやはり防がれる

 

 

「ふざけてるのは君だよリアリティを汚したのだ用済みの役者には退場願おう…それがこの世界の意思だと知れ」

 

 

火野はそのまま右手親指でドライバーにある生体認証機能つきのボタンを押す

 

 

『GAZER LOG IN』

 

 

軽快な待機音と共に腰についているプロヴィデンスカードを取り出すと宙に投げると両手を広げるすると落ちるはずのカードが浮遊(イメージはクロノス変身時のクロニクルガシャット)しながらドライバーにあるリーダーからスキャンを開始するのであった

 

 

「変身」

 

 

『INSTALL INNOVATION & CONTROL GAZER』

 

 

同時に現れた5つのユニット ドミニオンレイが両肩、胸部、両膝に装着されると白と金の装甲を纏う戦士が現れた

 

 

 

全てを取り仕切る異邦人

 

仮面ライダーゲイザー

 

 

 

「さて、かかってきなさい」

 

 

「ほざけえええ!」

 

 

そのまま右手から高速のパンチを放つのだが両肩のドミニオンレイが分離され即席のバリアを形成する

 

 

「な、なんだと!」

 

 

「想定通りかな、まぁフェニックスファントムのような適応と再生能力を得た世界とは思わなかったが」

 

 

「な、何を言って…」

 

 

そんな中 遠くから

 

 

「おいこの辺なのか?」

 

 

「間違いないよ」

 

 

ナツキとハルトの声が聞こえるではないか

 

 

「貴様、まさか最初から!!」

 

 

「いいやコレは予想外かな、これで終わりだよ独りぼっちの人でなしさん」

 

 

「!!!!!」

 

 

アダムは再度ボロボロの体で殴りかかろうとしたが

 

 

『DELETE』

 

 

ゲイザーは読み込んだカードから抽出したエネルギーによるカウンターキックの一撃のみでアダムを吹き飛ばしたのであった

 

 

「お、おのれええええええええ!!」

 

 

そして今度こそ爆散したアダムを見送っていると走りながら近づく音が聞こえると

 

 

「っ!」「おいおいアダムを一撃か」

 

 

「何故?」

 

 

「へへ」

 

 

同時にハルトの手元に戻ったバットショットとスタッグフォンを受け取る2人を見て火野はしまったという顔をする

 

 

「さて…お前はだ…あ、新しい仮面ライダーだとぉ!一体何処の作品から……い、いや違うか…よし!サイン貰えませんでしょうか(お前は何者だ)!!」

 

 

「ハルト本音と建前が逆だよ」

 

 

 

そのコントを見ながら背にして立ち去ろうとするゲイザーをナツキは追いかけようとするがハルトは静止する

 

 

「っ!何でさハルト!」

 

 

「消耗してる俺達2人と得体の知れないライダーとの戦闘なんて勝敗決まってんじゃん、それよりも今は事後処理だ…無闇に敵対行動する意味ねぇだろ」

 

 

「何というか凄い実感篭ってるね」

 

 

「それして話こじれたのが良い経験だからな」

 

 

「あ、あはは…そ、そんなことより調べないとだね!」

 

 

「それはお前だけでやれ、俺は祝勝会の準備で忙しいから」

 

 

「え、えええ!」

 

 

「その後、留守中の書類整理に報告会議それとパヴァリア結社残党の後始末やら色々とありますが?」

 

 

「失礼しました!!」

 

 

「ん……またな」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

そして舞台から離れた火野は変身解除すると

 

 

「ミッションコンプリート、では次の世界へとポータルを…おや?」

 

 

(たすけて……だれか…たすけて)

 

 

「ふむ、誰かは知りませんが助けを求める声を聞いたら放っておけないのが魔王ですから…次はその世界にしましょう、そう言えばこの世界には異世界に繋がる聖遺物がありましたね、それをこうして…と」

 

 

『おいおいどうする気だ?』

 

 

「何、新しい冒険の始まり…世界を滅ぼす災害を救う1人の少年の物語と…魔王と救世主の異世界共闘ですよ」

 

 

 

『ほぉ楽しみだな』

 

 

「お望みなら舞台にあげましょうかケケラ?」

 

 

『お!前向きに検討させてもらうぜ』

 

 

「えぇ是非…では皆様、またお会いしましょう」

 

 

 

次回 祝勝会

 

 

 

 






はい、申し訳ありません私アバター登場のゲイザー変身です。

一度やって見たくてですね…今回だけなので平にご容赦を!!


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