今回でAXZ編は終わりです!次回から番外と一周年短編を挟んでからのデートアライブ編になります!良かったお楽しみにー!
アダムを倒してから数日が経ち世界は平穏を取り戻し始めていた
対外的にはサンジェルマン達は反応兵器を止める為に命をかけたと公表し元凶のアダムは倒した…のだが
「アレ結局誰だったんだろう?」
白と金の仮面ライダー…何処となくサウザーに近い印象を受けるので何処かの仮面ライダーよりも高性能モデルなのは間違いない問題は敵か味方だけである
「ま、その辺はまた会ったら聞けば良いか」
俺達は現在、拠点の引き払いを行なっている全て片付いたので逢魔に帰る為なのだが
「戦利品は賠償金くらいか…後は」
「少し良いのかしら?」
そこにいるのはサンジェルマン達、彼女達はカリオストロとの交渉通り逢魔に亡命という運びになっている、主に錬金術の研究や逢魔国内でクーデターを企てた反乱者の統括も頼んでいたりするのだが実を言うと話には続きがある
アダム亡き後結社は分裂し一部は逢魔へ一部はネオタイムジャッカーに流れた
俺達の派閥は言うなればオーズ布教に伴い伝道師と呼ぶ連中の事でネオタイムジャッカーについたのはオーズを邪教呼びする愚か者が流れたと
また両者につかない派閥は現在国連が対処を検討しているらしいのだが十中八九討伐とのこと
「そこで一つ提案なのだけど、その未所属派閥を取り込みたいからこの世界に暫く残りたいのだけど構わないのかしら?」
「え!うーん……」
確かに人材は喉から手が出る程欲しいのは事実であるが危険も大きい
「大丈夫よ厳密に言えば踏ん切りついてない派閥を説得するだけよ」
「それなら…大丈夫だな、よし頼んだよサンジェルマン」
「あとプレラーティとカリオストロも連れて行くけど構わないかしら?」
「一応聞くけど、そのまま逃げるような真似はしないよな?」
「しないわ誓っても良い」
「それなら構わないよ…念の為にコムリンクを渡しとく何かあったら連絡してくれアダムを一撃で屠った謎のライダーの事もある無理はしないように」
「わかったわ、ありがとう魔王」
「気にすんな……よしコマンダー!」
「はっ!」
「アレの準備は出来てるか?」
「無論です!全員今か今かと待ち望んでいます!」
「よし、ではコレから祝勝会だ!!コマンダー!会場設営は任せたぞ!俺は料理を拵える!」
「サーイェッサー!野郎とも!ついてこい!!」
「さて…サンジェルマン達もた「是非いただくわ」お、おう」
食い気味で思わず引いてしまったが、これも新しいいつも通りかなと苦笑するのであった
あと取り敢えず奏者達も呼ぶことにした一応は協力した訳だしな…んで
「呼んでくれてありがとうなハルト!」
「アホか、お前は配膳担当だリバイブ疾風になって皿を運べ高速で中身をこぼさずにな」
「そんな!!」
「日常の中にも鍛錬あり…とは誰の言葉だったか忘れたがお前は働け、んでリバイブで動ける時間を伸ばせ」
「っ!成る程任せろ!」
「本当にチョロいな」
そして
「みんな!飲み物持った?よし今回の遠征お疲れ様!色々あったが今回は俺達の勝利だ!…長い挨拶は嫌われるから…行くよ!」
とハルトはジャケットを脱ぐと文字Tにはこう書かれていた
『盃を干すと書いてぇ!!』(オーラァ!)
「「「「「かんぱーい!!」」」」」
そして祝勝会が始まったのである
ハルトは一人一人と会話を交わしていきウォズ達が飲んでる場所に向かうと
「いやぁあの時は魔王ちゃんがアナザーオーマジオウになると思ったんだけどなぁ!」
「うむ!まさかレグルスの光からアナザートリニティが生まれるとは、流石ハルト様だ」
「そうじゃなウォズの言う通り妾達の知らない新しい歴史になっておるのやも知れんな…」
「まぁまぁ今は飲みましょうよ先輩達!」
「そうですね…おや我が魔王」
「みんな楽しんでる?」
「勿論、今回の宴会も大きな規模ですね」
「だな…そう言えばカゲンと飲み比べリベンジってカリオストロが言ってたぞ」
「受けて立つ!」
「よっしゃ!応援するよカゲンちゃん!」
「僕も応援します!」
「ほぉ樽単位で飲むカゲンと飲み比べか…見ものじゃな」
「程々にしとけよー…ウォズは行かないのか?」
「えぇ私は我が魔王と回ろうかと思いまして」
「良いよ、んじゃ行こうか」
そして待ちかねていた彼女達の元へと向かう
「皆、お待たせ〜」
なのだが
「おいハルト!何故オレ達の食事よりサンジェルマン達の方には品数が多いのだ!」
キャロルが問い詰めるが
「それはな…この間の喧嘩覚えてる?」
「あぁ…それがどうした?」
「あん時、俺いきなりお前の所に行ったろ?」
「そう言えば…シャトーには魔法転移は阻害していたしポータルの出入口は全て止めておいたのだが」
「それは前の家に残してた畳裏の転移陣を使ったんだ」
「……あ」
「しかもエルフナインが逢魔に来たのも、その転移陣を弄ったからっていうんだよ、だから3人に頼んでチフォージュシャトーに繋いでもらった、んでその時の3人との約束なんだよな次の飯は豪勢にするって」
「……………だが妻のオレよりも豪勢な食事なのは気に入らん」
「はいはい、分かったよ特製デザート作るから待ってな」
「分かった…だが急げよ、でないと」
「でないと?」
「特製デザートと聞いて!束さん参上!」
「私達を除け者とは狡いぞキャロル!」
「ハルトもだよ同罪かなぁ」
「あらあら、なら罰として全員分作って貰おうかしら旦那様?」
「おう、んじゃ作るからちょっと待ってろよ〜」
最早慣れたものと言わんばかりの対応である
そして行こうとしたらだ
「助けてハルえもん!!」
ナツキが酔っているのかビールジョッキ片手に抱きついてきた
「何だいナツキ君、また豆腐の角で死に戻りしたのかい?」
「そんな死に戻りした事ねぇ!!」
「じゃあベーコンブロックで頭部を殴打されたか?…食べ物を粗末にする奴なら天の道を行く人に変わり俺がお仕置きするけど?」
「ちがうよぉー!あの時からエルフナインがずっと不機嫌なままなんだ、いくら謝ってもデート行ってもムスッとしてるし…俺には何が原因かわからないんだ何とかしてよハルえもん!!」
人の恋路に手を出す気はないのだが…義妹が不機嫌なのは困るので
「本当にお前は何してくれてんだよぉ〜…しょうがないなぁナツキ君は…いや本当」
「お願い!」
「はぁ…」
『コネクト』
ハルトはコネクトの魔法を使いとある物を取り出した
「アレでもない、コレでもない……あ…」
ハルトが引っ張り出したのは以前集めたヘルヘイムの果実…それは無言で引っ込めた
「コレは違うな」
「いや待て!今地球人的に見過ごせない危険物を持っていたよな!!」
「気のせいだ…あったぞ!たらららー!婚約指輪ー!」
「いや仲直りをすっ飛ばして婚約だとぉ!」
「贈り物は大事だぞ、ちゃんと気持ちを込めて渡すんだ!」
「っ!それはつまり俺達の結婚を認めてくれる……ってこと」
「んな訳ねぇ、前にも言ったが結婚したくば俺かキャロルを倒せ…まぁ指輪つければ言いよる奴も減るだろうさ」
「な、なるほど…他には?」
「…………はぁ…束、キャロル!」
「何だ?」「何々〜」
「お前等が持ってる夜に使えそうなヤバめの薬をエルフナインに渡してナツキを押し倒すようにき「ありがとうハルえもん!指輪を渡して頑張ってみるよ!」おーう、あと今のタヌキはお前だぞ〜」
ナツキは走り出すのを見送るとハルトは一言
「俺も結婚指輪渡さねぇとな」
『だな』
「その前に束の両親への挨拶だな…キチンとしないと…その前に一夏達にも言わないとな」
2人から見たら大事な家族なのだからな
そもそも親のいない千冬、キャロル
ジジィが手にかけてしまった錫音
アンティリーネは親が親なのでノータッチ
だから束しか挨拶する人はいないのだが緊張はする
『頑張れよハルト』
「あぁ!」
「ハルト、早くデザートを作れ!」
「はい、喜んでー!」
『既に尻に敷かれてるな』
『オンオフが激しいナ』
そしてデザートを作り終えたハルトは宴席に戻り、皆の元へ戻ると
「………」
「電鋸少女よどうした?」
「この間はメニューありがとう、みんな喜んでくれた」
「そりゃ渡した甲斐があるってもんよ」
「あのレシピ、誰から教わったの?」
「料理の師匠からだな…地獄の料理人と神様殴った料理人直伝レシピだ」
「そうなんだ……ん?」
「ま、新しいレシピが出来たら渡すから楽しみにしとけ」
「……うん、ありがとう」
「おう」
出会い方によって違う関係もあっただろう2人であったとさ
「あ!ハルトさん!」
「よぉ立花響、楽しんでるかい?」
「とても!いやぁ凄い美味しいですねぇ!」
「ん…そりゃ良かった、そういやぁ色々聞いたがこの間の作戦の時がお前の誕生日と聞いたぞ、おめでとう」
「はい!ありがとうございます!」
「つまらないものだがプレゼントを用意したぞ」
「へ!い、いやぁ!ありがとうございま……す?」
響は喜びながら箱を開けると中には
『働いたら負け!』
とザリガニが吹き出しで言っているイラストが書かれたTシャツであった
「え?あの…」
「凄いぞ!何とオーダーメイ「本当につまらないものを渡す馬鹿がいるかァ!」ごふぅ!」
自慢しようとしたと同時にキャロルからドロップキックをくらいハルトは吹き飛ばされるのであった
「まったく…油断も隙もないな」
「な、何故……ケーキも用意してたのに…がく」
「あ!キャロルちゃん久しぶりー!」
「っ!抱きつくな貴様!!」
「えー!いいじゃん!!」
「お前のこの間の件で学んで無いのか!」
響は前回の件で気づいたが遅かった
「………あ」
そう言うと恐る恐る離すのであったが
「響?」
393さんがマジギレである
「あ、あはははは!い、いやぁ〜」
「まぁ良い、それよりプレゼントだオレ達みんなで作ったのだ受け取れ」
「へ!いいのありがとう!!」
「気にするな、バカ夫が迷惑かけたお詫びだ」
「わーい!」
響は笑顔で箱を開けるとUSBメモリが入っていた
「………何コレ?」
「シンフォギア用の変身音声集だ!好きなのを選んで取り付けると良い!取り付け方法のマニュアルもつけておいたぞ!」
「ありがとうございます!!奏さーん!切歌ちゃーん!これで皆にも変身音声がつけれますよー!」
「何!」「早速聞いて見たいデース!」
と喜んで走り去る響を見てキャロルは冷や汗をかく
「やはり此方を渡さないで良かったな」
キャロルが錬金術で取り出したのは作中では呪いのベルトと呼ばれたものであり
「これは草加雅人しか大丈夫じゃないからな」
「いや草加雅人も大丈夫じゃなかったよキャロル、つか何で誕生日に呪いのベルト渡そうとしたのさ」
「か、カイザの日と聞けばプレゼントに渡そうと思って何が悪い!」
「渡すセンスが俺と良い勝負なんだよ!」
「………………」
「え?ガチ凹みする程か!?」
「センスの無さがお前と同じだと…このカイザギアが同じレベル…っ!」
「え?まさかそれ本物のカイザギアなの?…それならごめんね!キャロルの方が良いセンスだ!」
待てよ?本物なら
「あ、アナザーディケイドさ俺もオルフェノクだから変身出来るよね!!」
ファイズ系列のライダーは元々、オルフェノクの王であるアークオルフェノクを守るためのベルトなので都合上 怪人にしか使えないつまりオルフェノクでもある俺なら変身可能なのでは!!と淡い期待を抱きベルトを腰につけたが
『使えんぞ、カイザに変身したら逆にベルトが灰化する』
「変身1発飲んでないのに!?こんちくしょう!!なんて不便な体なんだ!」
『だがバグヴァイザーを使えばバグスターに変身は可能だ』
「怪人から怪人はOKなのか…それはそれで嬉しいな」
『だが残念だなライダーへは変身出来ん!!』
「どんまいだなハルト、お前のライダーに変身したいのに出来ないというストレスは俺をもっと強くしてくれる」
「おのれえええ!パラドおおお!」
「ははは!心躍るなぁ!」
「はぁ……何一人芝居している?」
ハルトは知らないうちにとんでもないものに手を出したキャロルだが
「ハルくん!見て見て!実は束さんは新しい端末を作ったんだよ!」
ハルトの嫁は自重を知らなかった
「凄いな束!」
「うん!名付けてZAIAスペック!今はメガネと併用しないとダメだけど付けるだけでヒューマギア級の演算能力を手に入れれるんだ!」
「凄いチートアイテムじゃねぇか!」
「でしょでしょ!けどまだまだ実践データが足りなくて…」
「試したいな、それ…」
トルーパー達に頼むか?事務方や軍医もいるし彼等のサポートに打ってつけと考えていると
「実はさー
「いいねぇ」
束の話を聞いてハルトは感心と同時に困った顔をするが 実験の許可を出すのであった
そんなふうに話していると
「ハルト!千冬宛に小堤が来たよ!」
「何だとまさかメダジャリバーか!!」
同じように宅配で貰った剣の名前を出すが
「いや違うでしょ」
よく見ると大きな箱である
「宛名は……ゲイザー?」
名前的に監視者とかそんな意味だろうけど
「知らない人からだね…一応X線やスーちゃんの透視の魔法で見たんだけど普通に剣ぽいんだよね」
「ふーん、千冬開けてみる?」
「あぁ…しかし私には愛剣のサタンサーベルがあるからな」
「もう千冬とは一心同体だからなコレは予備兵装感覚で良いんじゃね?」
「だが斬月だけでは多彩な敵との戦いに限界を感じてもいるのだ」
「いや斬月単体でも強いんだけどなぁジンバーにカチドキとかなれるし」
というより比較対象である主任が強すぎるのだが…弦十郎と何方が強いのか実は気になってたりする師匠に頼めば主任と会えたりするのだろうか…いやダメだ!私利私欲の為に仮面ライダーに会うなんて!てか師匠にも失礼だろうと苦悩してるなか話は進む
「しかし基礎スペックの変わりにクロックアップや重加速といった特殊環境化では戦えない欠点がある……私は束やキャロルのように賢くもないからアイテムも作れず錫音のように魔法も使えない…数少ない自慢の戦闘能力もアンティリーネに押され気味で最近良い所がないな私は」
「んな事ねぇよ、千冬がいるから俺達は集団として引き締まってんだよ」
「そーそー!ちーちゃんが居なかったら多分私達は正妻戦争で全滅してるだろうし」
「言えてるね…なんと言うか風紀委員長みたいな感じだよ」
「貴様がハルトの支えになっているのは認めているぞ、弱気になったハルトを叱れるのはオレ以外ではお前くらいだ」
「皆……ありがとう」
感動してるが俺は中身も気になるので開けた
「よし開封………は?」
ハルトは中身を見て引いたのである、束とキャロルも見て驚きの顔となった
「なんだと!!」「うっそ!!」
「コレって…サソードヤイバー!」
紫色の機械仕掛けの刀を思わせる武器が入っていたのである
「これは……」
千冬が手に取ると
『生体認証…織斑千冬を登録本機サソードヤイバーは貴女に譲渡されます』
そんなシステム音声が聞こえたのである
「何だこれは……ハルト今のさ?」
「知らない機能だな…そもそもカブト系列のベルトやアイテム自体にAIの類は搭載してねぇよ変身者を自分で選ぶゼクターは別だけどよ」
「今のって、サソードヤイバーはちーちゃん専用武器になったって事?」
「そ、そうなのか?」
「試してみるか動くなよ」
そう言うもハルトはとある種族の力を解放する
それはマスクドライダーシステムの技術提供者にしてワームに類似する外見を持った穏健派 しかしその実 過激派のせいでワームと同じ扱いをされる悲しい異星人 ネイティヴ
元々カブト、ガタック、ザビー、ドレイク、サソードは人類とネイティヴを守る為に作られたライダーなのだ
変身者が決まっているカブトとガタック以外のゼクターと変身アイテムはネイティヴが使う場合 何処からともなく飛んできて変身出来る力がある
言うなれば千冬のサソードヤイバーを分捕りサソードに変身する事も出来るのだが
「……何もないね」
「だな……ネイティヴの力でも呼べないならサソードヤイバーは完全に千冬専用だな」
「そうか…また剣が増えてしまったな」
『STANDBY』
「ん?」
「こ、この音声は!」
ハルトは周りを見渡すと地面から現れた機械仕掛けのサソリが現れると
『!!!』
やぁ!と手を上げるが2種の悲鳴が宴会場に轟く
「きゃああああああ!サソリぃいい!」
サソリにびっくりする錫音のような黄色い声と
「うおおおおお!サソードゼクターだぁあああああ!」
正体を知る故に狂喜乱舞する馬鹿の声である
「は、ハルト……こ、これは」
「サソードゼクター、その剣の持ち主と認めた者の側に現れる頼れる仲間さ」
「そ、そうなのか……大丈夫なのか…その…毒針で刺したりしないのか?」
流石の千冬もサソリが怖いのか少し距離をとっているとサソードゼクターもその感情が伝わったのか
『!!!』
何かを懸命に伝えようとしている
「な、何だこの電子音声は?」
「何かちーちゃんに伝えたいみたいだね…よしこんな時は束さん特製翻訳端末ー!」
「え?そんなので大丈夫なの束、何と言うかお祭りにある景品の玩具みたいだけど」
「大丈夫だよスーちゃん!これはハルくんと逢魔にいる怪人みんなの全面監修で仮面ライダー界にいる怪人や色んな言語を翻訳出来るつまり!ゼクターの言葉も翻訳できるんだよ!じゃあサソードゼクター君!ちーちゃんに伝えたい事をこの端末に話しかけるのだ!」
「何てチートアイテムを……と言うかハルト!あんな便利アイテム作ってるなら教えてよ!」
「あ、いやぁ…俺は全部わかるから別に良いかなぁって…グロンギ語とかオーバーロード、最近はジャマトの言語も話せるし…」
「ハルト?」
「ごめんなさい、後で束に頼んで全員分用意します」
「お願いね…あ、話初めたみたいだね」
『!!!』
「ふむふむ」
「な、何と言っているのだ束?」
「『主よ怯える事はない、私は主の力として時空を超え馳せ参じたのだ…私を使いサソードになればあらゆる分野で頂点に立つ事が出来る!』って!」
「そんな自信満々なプレゼンをあの短い電子音声だけで済ませていたのか…なんてコスパの良さだ!!しかし翻訳が伝えられないとは…これがバラルの呪詛か!」
「驚くところ違うと思うよキャロル…あとサソードゼクターってそんな話し方だったんだ〜」
そりゃ剣さんを選ぶよ似た者同士だもの
「し、しかし私は…」
『!!!』
「『私を使えばクロックアップが可能だ、逃げる夫の追撃も楽になるぞ以前逃げる夫を捕まれたら好きにして良い権利を取り合ったと聞いた、私を使えば頂点になれるぞ』」
「クロックアップ…だと…!」
「はん!そんなやっすいセールスでちーちゃんが動く訳ないよ!」→ゼロワン、デューク
「そうだね千冬はそんな事せず正々堂々と勝負する大和撫子なんだ!」→ソーサラー
「そうだ!純粋な身体能力では私達の中でも最上位チートなのだぞ!」→オーズ
「特殊能力極振りな3人が言っても説得力がないわね」→イクサ
「大丈夫だアンティリーネ、お前は基礎能力チートだから」
「一番反則な旦那様に言われたくないわね」
「宜しく頼むぞ相棒」
『!!!』
「ちーちゃん!?」「嘘でしょ!」
「いや流れで察せるでしょう?」
千冬は人差し指を前に出すとサソードゼクターも右前足を突き出して合わせる、まるで拳と拳を合わせているようにも見えるが
「『此方こそ宜しく頼むぞ我が主よ!』だって」
「いや何で変な所で意気投合したの!?それと千冬さん!信頼するの早すぎませんかね!!」
「何を言う、私はサソードゼクターの信頼に応えただけだぞ断じてクロックアップで逃げるハルトを捕まえるのが楽になったとは思っていない」
「後半全部が本音だろうがぁ!」
さてさて、そんな感じで宴会も終えたハルト達は逢魔に帰る事にした日には全員が迎えに来たのだ
「ありがとうございました!」
「勘違いすんな、俺達は自分の国が襲われたから報復しに来ただけだ」
「けどハルトさん達のお陰で助けられたのも事実ですから!」
「それもそうだな…それと何かあったら呼べ、サンジェルマンや結社の一部も逢魔に入る以上は前みたいに無関係ともなれんだろうしな」
完全に関係を断つのが難しい腐れ縁と理解したのか苦笑するハルト
「っ!はい!!宜しくお願いします!」
「ん」
彼女の出された手に対して俺も握手で答える
「良いのか?」
「だが内容によるぞ、テメェ等がまたつまらん御託並べて何かするってんなら協力なんぞしねぇからそのつもりでな」
と釘を刺してる中
「キャロル…ありがとうございます!」
「礼などいらんさ、早くナツキと幸せになれ」
「今度は是非、真剣勝負をしてもらいたい」
「良いだろう何度でも相手してやる小娘」
と各々因縁ある相手と会話しているが
「時間だな…んじゃまた会おう出来れば会いたくないけどな」
「はい!また会いましょう!」
「話聞いてた?」
そして転移して皆、帰るべき場所へと帰ったのである
ーーーーーーーー
そして逢魔に帰る
「ただいま皆んな!留守番ありがとう!!」
「おかえりハル!」「おかえりだ我が君!」
「おかえりなさいませ、ハルト様…では帰還早々ですがこの書類を片付けましょうか不在時にかなり貯まってますので」
テスタロッサが指差した書類の山を見るなり
「………クロックアップ!」
ワームの力で逃げようとしたのであった
「いきなりか!逃すな追えええ!」
とハウンドが久しぶりの鬼ごっこと親衛隊に声をかけたが直ぐにハルトは見つかった
「何処へ逃げようとしたハルト?怒らないから言え」
「そ、それ怒る奴じゃん!」
千冬がサソードヤイバーの鋒をハルトの喉元に突きつけていた
「何ですぐに使いこなせるの?…スゲェ練度でさ…まぁ良いやアレ見て」
千冬とテスタロッサが視線を向けると
「ハルト様が3人に増えて…」
「ははは!俺も成長してるんだ、因みにコレはアナザーウィザードが持ってるドラゴタイマーを使って分身している…修行しながら仕事効率もアップだぜ!あとゼブラアンデットのジェミニを使う事でさらに増えれる!」
『なんて魔法の無駄遣いだろう』
『地味だな』
「素晴らしい応用と言ってくれよアナザーウィザード」
「でしたら仕事も増やしましょうか」
「お願い、この力の維持の練習になるから」
「あらあら熱心ですわねハルト様」
「当然よ此処は皆んなの国なんだ、そこを守る王として学ぶべき事も守るためには皆んなの力が必要なのも多いからな!これからもよろしく頼むぜテスタロッサ!」
「勿論ですわ、ハルト様」
そして笑顔で書類に取り組む姿に
「っ!魔王ちゃんが為政者として当たり前な事を言ってる!!」
「なんて日だ!これが新しい歴史!」
「祝え!我が魔王が職務に当たる姿を!」
「「うおおおおお!!」」
最初期組は不機嫌時のハルトを知る故に真面目に職務にあたる姿に感動していたが
「お主等、前から思っておったがハルト坊に失礼じゃろ?未来でも普通に仕事しとるぞ?」
「これがデフォルトなので気にしないで下さい、ヤクヅキ先輩」
「普段がどれだけ不真面目なのじゃ?」
「よし、早く終わらせて街に遊びに出るぞぉ!」
と息巻くのであった
無事に仕事を処理したのだが…
「…しまった分身を解いたら体の負担が全部本体にのしかかるデメリットを忘れてた…」
「この馬鹿者が体調管理をしろ!!」
「ごもっとも…」
『ただの馬鹿なだけだな本当』
疲れで倒れキャロルに膝枕をしてもらったハルトがいたという
ーーーー
「さて錬金術師が引き起こした事件を乗り越え王として大事な事に知り得たハルト、そして開く新しい世界への扉そこには「いぇーい!遂に私の出番だぁ!ファンの皆みってるー!」落ち着きなさい貴女の出番は先ですよ」
「なん……だと…!」
「当然よ…けど私なんかがヒロインで大丈夫なのかしら…本当に…ほら私みたいなちんちくりんが…」
「大丈夫ですよ、さて魔王との戦争(デート)を始めましょうか」
「いよっしゃあ!燃えてきたーー!」
「はぁ……不安だわ…私なんか……」