「この本によれば普通とは最早かけ離れた所にいる青年常葉ハルト 彼はアナザーライダーの王としての人生を邁進していた」
「色々やらかしたから、もう否定する材料がねぇ!!」
「そして前回、精霊 夜刀神十香を助ける士道の援護をしていた我が魔王だがミラーワールドから出た姿を魔女っ子に見られてしまう」
「魔女っ子!貴様見ているな!」
「我が魔王真面目に…こほんそして現れる新たな精霊 変わりゆく環境に悩める彼に我が魔王が告げる言葉とは!」
「ん〜……さぁ、お前の罪を数えろ!」
「では女性関係の罪を数えろ!ハルト!」
「何で!?」
「それは我が魔王は数えるべきですね…何故なら増えますから」
「確定してる!?」
「何だと!」
「おっと、この話は皆様にとって未来の出来事ですね」
「不穏な前振り残すなウォズ!?」
「その前に貴様はそこに直れ!!」
それは凄まじい雨が…それこそ
「レーザーが退場したクリスマスくらいの雨が降ってるなぁ」
あのクリスマスほどトラウマになった日はない
『辞めろ不穏な前振りは!』
「うん……だけど十香ちゃんの件が解決したのにまだ空間震が逢魔で起こるとか泣けてくるよ!!」
そう十香ちゃんが精霊の力を無くしても空間震が終わらなかったのだ、つまり逢魔に空間震を叩き込んでいる黒幕がいるのだ
「見つけたらマッスルインフェルノをお見舞いしてやる」
「何で必殺技なんだ?」
俺の膝の上からキャロル(子供モード)が話しかけてくると
「いや打撃よりダメージ入りそうだから?」
「何故疑問なのだ…馬鹿者」
「けど雨ばかりで参ってきたな…よし!」
「我が魔王、何をなさるつもりで!」
「ハウンドに頼んでデストロイヤー(ピースメーカー)を飛ばしてもらおう!雲を突き抜ければ晴れ間が見える!こんな気分なんて吹き飛ぶさ!」
とコムリンクで指示を出したが
【それ燃料の無駄ですね】と断られた
「何でダァ!俺の精神衛生より燃料の心配かぁ!」
『いやハウンドが正しいぞ』
『そーそー、つか精神衛生って世界最強の精神汚染耐性持ちが何言ってんだ?』
「よし!ならウェザードーパントに変身して天気を晴れにしてやる!これぞメモリの有効活用!」
『すまないがウェザーメモリはメンテナンス中で使えんぞ』
『まぁ合っても此処までの大雨を晴れにするにはかなりのエネルギーが必要だゼ、エクストリームしても無理だな』
「……………絶望が俺のゴールだ」
『雨くらいで大袈裟だな』
「けど俺は今、この低気圧のせいでやる気が無いんだよ出来る事と言えばキャロルやアンティリーネ達の頭を撫でるくらい」
「ほぉ…そんな重要な事が出来るならやって貰うぞ」
「おう」
「ちょっとキャロル!独占は良くないよ」
「そうね私もやってよ旦那様」
ハルトはキャロルの頭を撫でると隣に近づいてきたアンティリーネや錫音の頭を撫でて安心感を得ていると
『ふむ…分かったぞアナザータイクーン経由でだがナツキがお前のことを女誑しのダサ文字T野郎と言ってたそうだが?』
「おいアナザータイクーンとナツキに伝えろ、会いに行くとな」
『待て、まだ仕事中だろうが!』
「つか誰が女誑しのダサ文字T野郎だとぉ!あの野郎、俺のいない所で悪口とは言うようになったなぁ!」
とハルトがキレるがキャロル達は冷めた目で
「いや的確な表現だろう?」
「そうねTシャツ云々は別だけど女誑しは否定できないよねハルト」
「ごめんなさい、旦那様それは私も同意見よ」
「嘘!?俺に味方はいないのか!」
「日頃の行いですよ我が魔王」
「そんな事ある!?」
ーーーーーーーー
そして取り敢えず買い出しに雨の中を歩いていると
士道が大きなうさ耳フードを被り片手にパペットをつけた幼女と会話をしていた
「ほむ…通報するか?」
流石にちょっと…
『そうなるとキャロルやアンティリーネの奴らは実年齢的ショ『アナザーWそれ以上はいけない!』お、おう』
「………アナザーWは後でお仕置きな」
『ウソダドンドコドーン!』
『それ俺のセリフ!?』
『お前のでもないだろう』
少年君とは言えども歳の差がありすぎるが…俺が言えた義理ではないのでスルーしよう
「あら久しぶりね」
「は?」
そこにはこの間会った謎の女性だ、確か
「ま、魔女コスさん!」
「あの…覚えててくれて嬉しいけどもう少し他の呼び方なかったのかしら?」
「魔女コスさん!雨降ってるから傘刺さないと風邪ひきますよ!…あ、これ使ってください」
『コネクト』
折り畳みの傘を渡すと彼女は嬉しそうにはにかむ
「あ、ありがとう…と言うより君の方が魔法使いじゃないかしら?」
「いやぁ…俺なんかが希望の魔法使いなんて恐れ多いですよ〜」
『誰もそこまでは言ってない』
「魔女コスさんは、コスプレイベント帰りですか?」
「…………あの一つ誤解を解いておくとね、これお姉さんの正装だから!」
「成る程…そう言う設定なのか…はい!そうなんですね!」
『違う、そうじゃない』
「人の好きは極力否定しない、それが俺の流儀よ」
『家族の好きは?』
「あの家族の理想や幸福は拒絶する!」
『おい』
「あの人達が幸せになるのは解釈違いなので」
本当に欲しいものをくれなかった家族の幸せなんて認めない…俺が不幸にしてやりたい
『久しぶりに相棒の闇を見たな』
「ねぇ…やっぱり貴方面白いわね」
「いやいやそんな事…な………?」
アレレ〜おかしいなぁ、何でASTの人達が飛んで来てるんだろう?
「教えてよ検索エンジン!」
『あ?その女が精霊だからだろう?』
「へぇ〜精霊………へ?魔女コスさんが!?」
「っ…っ!」
魔女コスさんは動揺しているが…はぁ
「取り敢えずAST?は追い払うか、魔女コスさんは俺の背中に隠れててください」
「え……私を守ってくれるの?」
「まぁ顔見知りに死なれたら気分悪い…んじゃ行く……あれ?」
変身しようと思ったら魔女コスさんをスルーして何処に向かってるのである
「魔女コスさんじゃないとなる…と…」
『あのうさ耳フードが精霊なんだろうな』
「少年君が危ねぇ!……が」
魔女コスさんを放置するのは心配だな
「ウォズ」
「はっ!此方に」
「彼女を護衛してくれ」
「畏まりました…成る程新しい妃候補ですか?」
「え///そ、それは早いんじゃないかしら」
「違うわボケェ!あと満更でもない顔しないでくれ魔女コスさん!」
「まぁどうでしょうか?」
「ウォズは怖え事言わないでくれる!」
『カブト』
「クロックアップ!!」
アナザーカブトになりクロックアップして士道の元へと走り出した
ウォズは魔女コスさんに話しかける
「ご安心を我が魔王の命に従い護衛させていただきます」
「あ、ありがとう…えーと」
「我が名はウォズ、あの方 常葉ハルトに仕える従者ですお見知りおきを…」
「七罪よ宜しくね」
「では七罪嬢、此方へどうぞ」
ウォズはマフラーワープで移動したのであった
そしてアナザーカブトで走り抜けたハルトは近くのデパートに入ると琴里からの指示に従い遂に士道の場所に辿り着いた
「少年君!大丈夫か……い?」
誰が予想出来るだろうか?目の前で幼女に押し倒されてキスされてる少年君がいるとは
「……………」
「……………」
終わった後。恐る恐る見るとハルトの背後から現れた怒れる十香と士道と幼女のやり取りを見ている中
「そういやぁ俺のファーストキスはキャロル(幼女)だったなぁ…」
「そんな体験談よりも今を乗り切る方法を教えてください!」
過去を懐かしんでいるのであった
場面は変わりラタトスク
あの精霊 四糸乃というらしいが今回は彼女をデートする事で助けるらしいが十香としては面白くないので不貞腐れているのだ
「はぁ……」
「悩み事かい少年君」
「あ、ハルトさん」
「相談してくれ、こう見えて女性関係では先輩のつもりだよ」
『おうよ!迎えた修羅場は数知れず!妻の嫉妬を掻い潜り現地で妻を増やし続けるスケコマシ!!その名は常葉ハルト!人は彼を女誑しの魔王と呼ぶゼ!』
「アナザーW……磔刑!!」
『いいいやあああああああ!』
『あ!アナザーWが磔にされたぞ!』
『これは仕方ないぜ!地雷原でタップダンスしてたからな!』
「はぁ…馬鹿が…ごめんよ何か悩みなら話すと良い気が楽になるよ」
「あ、あの…」
そこから話を聞いたが異性の嫉妬にどうしたら良いのかと言うものだ、うん
「一回殴られれば大丈夫じゃない?」
キャロルならオーズのコンボからのスキャニングチャージだし、千冬ならライダースラッシュ、束ならソニックボレー、錫音はパニッシュだし、アンティリーネはブロウクンファングをしてくるから素手でのパンチなど可愛いものだ
『寧ろよく生きているな貴様』
「え?いやまぁ確かに不誠実な事してるとは分かりますけど」
「少年君の理論だと俺は不誠実の塊になるけど?」
「あ、いやそんなつもりは」
「まぁ事実だからね、俺も嘗ては少年君みたいにハーレムなんて言語道断な思考回路だったからさ」
『それが今じゃあ、みんな幸せの為にハーレムしてるからな!』
「アナザーW?また磔刑されたい?」
『な、何も言ってないゼ俺は!』
「まぁ真面目に答えるなら…十香ちゃんにとって君は自分の世界を変えてくれたヒーローなんだ君がいるから未知の世界でも大丈夫って思ってるのに、そんなヒーローが他の子ばかり見てたら心配になるよ」
「それって実体験ですか?」
「んーまぁな」
俺だって仮面ライダーと出会わなければ心なんて折れているし、アナザーライダーといなかったら不安で誰も信じられないと思う所がある
「だから一回、十香ちゃんとキチンと話し合うと良いよ、それで出る答えは別だけどね」
「十香と…」
「まぁ少年君のやりたいようにやれば良いんだ、そうしたら皆理解して着いてきてくれる…理想や夢の理解者は走った後から付いてくるんだからさ」
『これは信じて良いぜ!こいつはそうした我儘を貫き通して今があるからな!』
「ハルトさん…」
「困ったら俺に言え協力する」
「あ、ありがとうございます!!」
「おーう、頑張れよ少年君」
士道を見送るとハルトは立ち上がる
『お前、偉くアイツを買っているな』
「まぁな少年君の働きで逢魔の未来がかかってるなら全力で応援するさ…それにアレだけ真っ直ぐなんだ個人的にも応援したくなるよ」
笑うハルトだが、ふと思い出しウォズを呼び出す
「ウォズ、魔女コスさんは大丈夫か?」
するとウォズはいつもの不適さを交えて応える
・・・・
「えぇ問題ありませんハルト様」
『おいハルト』
「そうか………それは大問題だなぁ」
「何か?」
「ウォズは俺のことを名前で呼んだ事は一度もねぇんだよ…お前………誰の許しを得て俺の右腕の擬態なんてしてやがる?」
普段の笑みを消し殺意を込めた視線を送ると同時にアナザーウォッチを構えると
「っ!!」
「私が許しました、我が魔王を謀った無礼はお許しを」
と現れたウォズに対して疑惑の満ちたハルトは問いかける
「ウォズ、祝え」
「は?」
「祝えと言っている」
また擬態かも知れないと身構えると
「祝え!」
そのトーンを聞いて
「よし本物だな…しかし魔女コスさんか?凄い擬態だな…」
「本当に分かったのね」
と擬態を解いた七罪を見てハルトは
「何で擬態したのさ」
「聞いたでしょ?私を見つけてくれる?って」
「ソレで試したのか…ったく、けど魔女コスさんで良かったよ」
「………違ったら?」
「殺してたね確実にさウォズに擬態したって事はさ俺の右腕に危害を加えたんだろ?なら楽に死ねると思うなってね」
「っ!」
「さて、魔女コスさんで安「七罪」あ?」
「私の名前よ七罪、貴方は?」
「俺は常葉ハルトだ」
「そう、また会いましょうハルト」
そう言うと箒に乗り飛んでいくので合った
「ふぅ……さてと帰るか『ハルト大変だ!』あ?どした?アナザー響鬼」
『四糸乃?だっけか?あの精霊が暴れてるぞ!』
「何っ!」
急転直下とはよく言ったものである
『テレポート』
ウィザードの魔法で転移したハルトが到着すると
巨大なウサギが暴風雪を伴い暴れているではないか!
「いやぁ流石にアレだけの巨体を止めるのは……」
いや待てよ
暴風雪→山ではないが俺だけが対応可能なシチュ→つまり最終局面……はっ!
「アナザーアルティメットで行くゼェ!」
相手はダグバではなくウサギだがな!倒してやる!!
『よし行けハルト!!』
「おう!「待ってくれハルトさん!」おう…少年くん見ててくれ……俺の変身!」
「いや後で見ますから俺を四糸乃の場所まで運んでくれませんか!!」
「へ?」
士道の説明では、あの精霊 四糸乃はずっと独りぼっちだったが、パペットの親友よしのんが一緒にいてくれたから頑張れたのだと…
「独りぼっち…」
「よしのんがいなくて四糸乃は不安なだけなんだ…本当は誰も傷つけたくないって言える優しい子なんだ…なのに精霊だからって攻撃されて…けど彼女は痛いだろうからってやり返さない…そんな子が助けを求めてるんだ!」
「っ!……なぁ少年君、よしのんとやらはその子の親友なのか?」
「あぁ自分のヒーローだって言ってた」
「そうか……ヒーローか」
ーーーーーーー
思い出したのは嘗て子供ながら迷子になった俺偶々辿りついた場所でしていたヒーローショーで俺は怪人に攫われてしまった、まぁ今思えば演出だが子供の俺には何が何やら分からない話なので泣きながらだが
「たすけてクウガー!」
本気で助けを求めて声を上げた…実際あの頃から俺の家族は助けに来ないし見捨てられているようなものだったから…俺は子供心に全部諦めていた、けど助けてくれたんだ
「……………!」
古代の戦士 仮面ライダークウガ
彼がグロンギから俺を助けてくれたのである
自分を抱えて会場に戻してくれた…些細な事かもしれないけど俺は確かに助けられたのだ仮面ライダーに
「っ!ありがとう!!」
今思えばこの頃に俺は彼等に憧れたのだろう
幼い自分を助けてくれた唯一のヒーローに
「……………」グッ!
だからか彼のサムズアップに俺は
「っ!」グッ!
全力の笑顔で答えられた
ーーーーーーーーーー
ハルトは士道の答えにフッと笑みが溢れた
ーそうか、少年君は彼女のヒーローを助けようとしている…真剣に向き合ってるんだー
「よし任せてくれ!!俺が少年君とよしのんを彼女の所に連れて行こうじゃないか!」
「っ!お願いします!!」
その先達として道を示す!同じくヒーローに救われたものとして今度は自分が助ける番だ!
『アンタ勝手に何言ってるのよ!』
「俺も彼女と同じだったから…ヒーローが壊れそうだった俺の心を支えてくれたんだ」
それが原典だったと…自分が何故彼等に憧れを抱いたのか、今思い出させてくれた
「助けを求めてる声があるなら必ずかけつける…俺の憧れのヒーローが教えてくれた事だよ、今あの子が助けを求めているのにソレを見て見ぬふりをするのは俺に光を教えてくれた師匠達に申し訳が立たない!それ以上に胸を張って俺は貴方達の弟子だ!って言えねぇんだよ!」
自分を助けてくれたから憧れたなんて単純な理由、しかもそれは完全な善意じゃない、演出で偽者で存在そのものが虚構のヒーローでも
ーーーーーーーーーー
「っ!」グッ!
ーーーーーーーーーー
あの時、自分に差し出してくれたサムズアップに心が救われた、そこに嘘なんて何もないんだから!
だから助ける!!過去の自分にあのヒーローがしてくれたように!迷わず手を差し伸ばす!!
「少年君行くよ!あの子のヒーローを助けてあげられるのはキミだけだ!それまでの道はこの俺が作る!!」
「はい!!」
「だから頼む、皆の力を俺に貸してくれ!」
『おうとも!俺っち燃えてきたああああ!』
『良いだろう相棒!その願い俺達が聞いたゼ!』
『あぁ心躍るな!ハルト!!』
「っ!パラド!」
ハルトの体の中から抜け現れたパラドはハルトを見る
「お前の憧れが形になって生まれたのが俺なんだろ?ならその願いの為に戦ってやるよ…行こうぜハルト!」
「…………おう!!」
拳を合わせるとパラドもギアデュアルを構えた
『そんな事言って士道を危険な場所に…』
「大丈夫だ艦長さん、少年君は必ず俺を送り届けて四糸乃ちゃんも助けて事態を無事に解決させる…」
俺は貴方達の背中を追いかけてるだけの陰法師に過ぎず、ただの悪役でしかない…
けど今は……今だけは俺の背中を押してくださいお願いします!
「約束する…俺が最後の希望だ!」
誰かを守るための勇気をください
『感情の規定値が一定に達しましたアナザーライダーの使用申請…許諾 アナザーグランドジオウへの変身可能』
『よし時は来た!行くぞ野郎ども!!』
『『『おおおお!』』』
ハルトの左手に現れたのは新しいアナザーウォッチであった
「っ!こ、これ…」
俺の知ってるものと違い顔はアナザーライダーに変わっている…地味に怖いし黒曜石のような光沢を放っているが…宿る力は俺が見てきたソレに等しいだろう
「ハルトさん…それって」
ー最高の相棒達だ!ー
「……………何か行ける気がする!!」
『ジオウ』
まずはハルトがアナザージオウに変身すると
「祝え!!全アナザーライダーの力を統べ時空を過去、現在、未来を統べる時の王者!その名もアナザージオウ!正に再誕の瞬間である」
原典回帰した魔王 アナザージオウ 再誕
「え、ウォズさんいつの間に!」
「我が魔王いる所に私ありです…それと静粛に士道くん、これから我が魔王覚醒の儀が始まるのだから」
「………え?」
「行くぜ相棒!!」
そしてアナザージオウは迷わずに力を解放した何がを奪う為じゃない誰かを助ける為の力を
ー祝え!!影の王の生誕を!!ー
『グランドジオウ』
ーーーーーーーーーー
同時刻 2068年
「む?ほぉ……遂に至ったか!ハルトよ!」
最低最悪の魔王は覚醒を感じ
とある星では
「っ!そうかハルト…変身したんだな」
師である始まりの男は弟子の成長を感じ
そして逢魔にある写真館では
「ほぉ……あいつがねぇ…暇だし少し見ていくか」
様子見に世界を超えたのである
ーーーーーーーーーー
『グランドジオウ』
同時にアナザージオウを時計回りで囲むようにアナザーライダー達の像が並び始めると彼等から石が剥がれ落ちていき姿を表していく
そして全員の姿が露わになったその時!
「…………変身!!」
アナザーグランドジオウウォッチをドライバーに装填した
アナザーライダー達はアナザージオウの体にポーズを決めた彫刻へと変わり、最後は頭頂部にアナザージオウがポーズを決めると
『祝え!!アナザーライダー!グランドジオウ!!』
その姿は本来の姿と違って黒曜石のような暗い輝きを放ち体の各所に埋め込まれたアナザーライダー達は原典と違い無理矢理縫い合わされたような顔をしている…ただ纏う覇気そのものは偽りであれども王のものに他ならない
自分の原典を思い出し、それを統合して先を見るもの
最高最善に到し影の王
アナザーグランドジオウ
生誕
推奨BGM NEXT NEW WΦULD
「祝え!!!いや……最早言葉は不要……ただこの瞬間を味わうが良い!!」
あのウォズも祝うことを放棄して、生誕の瞬間を噛み締めていたのである
「よし……行くぞ皆!」
『『おう!』』
『まずはあのウサギの足止めだな!』
「問題ねぇよな!頼んだぜ!」
やはりその役目は彼に任せようと体につけられたアナザーライダーの顔を触る
「おおおお!」
『クウガ』
それと同時に門が開き現れたアナザークウガは巨大ウサギ 氷結傀儡の足止めに真正面から迎え撃つのであるが
「何アレ!怪獣!?」
「関係ない攻撃開始する」
「ちょっと折紙!」
折紙はレーザーブレードを持ち突貫しようとするのが見えた
「やばいな…この距離は俺の射撃武装じゃ射程外だ…アナザークウガの援護が出来ない」
『はは!実を言えば相棒の喜びそうな機能もあるぞ』
「機能?」
『反転!!』
するとアナザークウガの顔がハルトの英雄 仮面ライダークウガの顔に変わったではないか
「………まさか」
その顔を触ると
『クウガ』
オリジナルのグランドジオウと同じ音声と共にクウガの像からペガサスボウガンが現れたのだ
「っ!ええええ!」
『そうだ俺達はライダーと怪人が混ざり合って生まれた存在…怪人でありライダーなのだ故にグランドアナザージオウ時に限り武装や本家ライダーを擬似召喚を可能にしたぞ!貴様は光も闇も統べるものとなれ!!』
「………今は感動してる場合じゃないな……よし!」
アナザーグランドジオウはペガサスボウガンで狙いを定めると折紙の武装目掛けてボウガンからの空気弾を発射 折紙の武装のみを破壊したが仲間から武装を貰い狙撃場所にいた俺を狙いに来た
「少年君、最初に言っておく」
「な、何ですか?」
「スピードはお墨付きだ」
『反転!』
『ドライブ』
呼び出したのはアナザードライブ、彼女がアナザートライドロンを召喚すると同時に左右に飛行ユニットが装備されると窓から身を乗り出し
「良い知らせがあるわ、この車でウサギさんの所まで運んで上げる」
「は、はい!!お願いします!!」
そして士道はアナザートライドロンに乗り込むと爆速しアナザークウガと怪獣大戦争をしている氷結傀儡の元まで飛翔する
折紙はそれを素通りしてアナザーグランドジオウに突貫した
『剣』
アナザー剣が持っていた大剣を召喚して鍔迫り合いに応じる あの子がエースなら足止めすれば問題ない!
鍔迫り合いになる中 折紙が問いかける
「何で私達の邪魔をする!!」
「悪いな……無抵抗な奴を痛ぶる奴等の邪魔をするのが趣味なんだよ!!」
「無抵抗?隠者が今暴れてるのはあの精霊のせい!私達はそれに対処してるだけ!」
「あの子がどんな子かも知らないでか?」
「精霊と対話なんか出来ないなら排除する…それに精霊なんか消えれば良い!!」
「復讐か?」
「復讐じゃない!願いだ!」
『この女、俺のセリフを!』
『お前は黙ってろよ』
「それは復讐だろ…その感情は否定しないが……力は復讐対象だけに向けろ!関係ねぇ第三者に向けるな!って俺も言えた義理ないけどな」
鍔迫り合いで吹き飛ばしながらも答える
「お前が本当に復讐する奴にだけ力を使うなら問題ないが……あの子に使うのだけは間違えてる!」
「そんな事ない!!」
再度突貫する彼女に対してアナザー剣の大剣を投げ捨てると別のアナザーライダーの顔を触る
『ビルド』
「っ!たぁ!!」
アナザービルドは水泳選手と弓道選手のベストマッチを使い地面を潜航しタイミングを見てエネルギー矢を折紙に浴びせたのである
「くっ!」
「まだまだ!」
『ディケイド』
「ぬん!」
アナザーディケイドのアナザーディメンションキックが折紙を吹き飛ばし壁際に追い込むと
『W』
「行くぜ!アナザー…フルバースト!!」
トリガーマグナムを持ったアナザーWが込めたエネルギー弾が折紙に命中、すると彼女の武装は解除され気絶したのであった
「決まったゼ」
「よし少年くんの援護に向かうよ!」
走り出そうとした時である
パシャリとシャッターの音がした
「おめでとうかな、魔王」
「士さん!!」
そこに門矢士がいたではないか!
「元気そうだな」
「はい!!お陰様で!!」
「それは良かったな……じゃあ一つ魔王から伝言だ」
「……どっちの?」
「オーマジオウから…祝電だったか?」
「っ!!」
身構えると同時に現れたのはオーマジオウである
「久しぶりだなハルトよ貴様の成長、我も嬉しく思うぞ」
「あ、ありがとうございます!」
「そこでだ、一皮剥けたお前に依頼したいことがあるのだ」
「っ!な、何でも言って下さい!!」
あの魔王からの依頼!どんな難しいミッションなんだ!と身構えると
「とある研究所に向かい、ある人を助けて貰いたいのだ」
「そ、それはどんな人なのでしょう!」
「精霊…そして人に捕まり人体実験を受けておるのだ」
「っ!そんな…」
「今のお前なら助けられると確信している…まずはあの子と少年との約束を果たすが良い時が来れば改めてディケイドを送るとする」
「おい俺は使い走りか」
「何を言っているそんなことはない」
「どの口が、祝電は以上だ助けに行ってやれ」
「お、オーマジオウを恐れないとか流石ディケイド!」
「まぁな、んじゃ頑張れよアナザーライダー」
「っ!はい!!」
スゲェ元気になったぜ!よっしゃあ!
「行くぜ行くぜ行くぜ!!」
そのまま高くジャンプしてアナザートライドロンの上に乗ると
「少年君!そろそろ下車の時間だよ!」
「ハルトさん!いつの間に!」
「ちょっと!変な所に乗らないでくれる!」
「悪い話は後で……頼むぜ魔法使い!」
『反転』
『ウィザード』
すると現れたのは希望の魔法使い 仮面ライダーウィザード・フレイムドラゴン擬似召喚したハルトが切り抜いた記憶は
「フィナーレだ」
『チョーイイネー!スペシャルサイコー!』
フレイムドラゴン初登場時 そのドラゴンブレス発射のタイミングだ
「道を作るから後は全力で飛び込め!!」
「はい!!」
「お願いします!!」
同時にウィザードがドラゴンブレスで氷結傀儡の暴風雪を抑えると同時に士道は四糸乃の元へと飛び降りたのであった
結果論だが四糸乃とよしのんは助けられた
その時の空は今まで見た、どの空よりも青く見えたのである
ーーーーーーーー
後日談
「いやぁ、まさかアナザーグランドジオウに目覚めるなんて……ありがとな相棒」
『気にするな我等とて力を得ているしな』
「けど同じように責任も感じてる…やっぱり重いなライダーの力って」
『なら俺達も背負ってやるヨ、相乗りしてるからナ』
『そうだな…これからも俺達の力を使うと良い』
「あぁ頼むぜ相棒」
「お待たせしました我が魔王!本日のアナザーグランドジオウへの覚醒…私とした事が祝う事を放棄してしまいました」
「いや気持ちは分かるよ、これからも宜しくなウォズ」
「はっ!…それはそうと七罪嬢が化けた時に私のことを右腕と仰ってませんでしたか?」
「言ったけど?」
「っ!ありがたき幸せ」
「大袈裟…よし帰るか、オーマジオウの依頼もあるし覚醒祝いに宴会と行こうか…今日はお前達も無礼講で騒いで良いぞ」
『その言葉を待っていたぞ相棒!アナザー響鬼よ鬼達を集めて楽器隊を編成しろ!』
『よしアナザーカブト、アナザーアギト!料理は任せた!』
『よしアナザーライオトルーパー達は会場設営だ!急げ!』
「…………コイツら手慣れてやがる」
「どうされましたか我が魔王?」
「んでもねぇよ、行こうぜ」
「はっ!」
その頃 とある国の研究所にて
「………たすけて」
誰にも届かない声で呟く女性が機械に繋がれていた
祝え!アナザーグランドジオウ初登場!!
いやぁ長かった!因みに覚醒条件は、ハルトが何故憧れたか自分の原典に触れ、何かを守ろうとする意志を抱くこと
今回は四糸乃に己の過去を投影し守りたいと思う心が覚醒に繋がることとなりました
限定的ながら仮面ライダーの力を宿したアナザーグランドジオウ、如何ですか?
さてここからは ハルト達が持っているアナザーウォッチをシリーズ別で紹介したいと思います!禍津大明神さん、ありがとうございます!
備考には持ち主記載ですが、もし抜けてるライダーがいました教えて頂けると幸いです
シリーズ別
昭和
1号(フィーニス)
スーパー1
スカイライダー
J
BLACKSUN
SHADOWMOON
以外は未所持
クウガ
クウガ
アギト
アギト、G3、G3-X、ギルス、G4
未所持 アナザーアギト?
龍騎
龍騎、ナイト、ゾルダ、王蛇、リュウガ
シザース、ガイ、ライア、インペラー、タイガ、ベルデ
未所持 オーディン、ファム、アビス
ファイズ
ファイズ、カイザ、デルタ、サイガ、オーガ
ライオトルーパー
剣
剣、カリス、レンゲル
未所持 ギャレン、グレイブ、ランス、ラルク
響鬼
響鬼、威吹鬼、轟鬼、斬鬼
歌舞鬼、凍鬼、羽撃鬼、煌鬼、西鬼
未所持
弾鬼、裁鬼、鋭鬼、勝鬼、闘鬼、剛鬼、蛮鬼、朱鬼、天鬼
カブト
カブト、ガタック、ザビー、ドレイク、サソード、パンチ/キックホッパー
未所持 コーカサス、ヘラクス、ケタロス、ダークカブト
電王
電王、ゼロノス
未所持 NEW電王、ネガ電王、G電王、牙王、幽汽
キバ
キバ、イクサ、サガ、ダークキバ
未所持 アーク、レイ
ディケイド
ディケイド、ディエンド
W
W、アクセル、エターナル、スカル
オーズ
オーズ
未所持 バース、ポセイドン、アクア、古代オーズ、ゴーダ
フォーゼ
フォーゼ、メテオ
ウィザード
ウィザード、メイジ
未所持 ビースト、ソーサラー、ワイズマン
鎧武
鎧武、バロン、龍玄、黒影
未所持
斬月、デューク、シグルド、マリカ、ブラーボ、グリドン、ブラーボ、ナックル、マルス、冠、イドゥン、タイラント、シルフィー、フィフティーン、武神鎧武、ブラックバロン、邪武、セイヴァー、魔蛇、黒影トルーパー
ドライブ
ドライブ
未所持 マッハ、チェイサー、ブレン、ハート、ダークドライブ、純
ゴースト
ゴースト、スペクター、ネクロム
未所持 ダークゴースト、エクストリーマー、ダークネクロム
エグゼイド
エグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー、ゲンム、クロノス、ポッピー
未所持
パラドクス(仮面ライダーに変異)風魔
ビルド
ビルド、クローズ、グリス、ローグ、マッドローグ
備考 エボル(テスタロッサ所持)キルバス(カレラ所持)ブラッド(ウルティマ所持)
未所持 メタルビルド
ジオウ
ジオウ、ツクヨミ、ジオウ2、ジオウトリニティ
備考
ゲイツ(ナツキ所持)
ウォズ、シノビ、キカイ、クイズ、ギンガ(ウォズ所持)
未所持 バールクス、ゾンジス、ザモナス、ハッタリ、オーマジオウ
ゼロワン
ゼロワン、バルカン、サウザー、滅亡迅雷、アークワン
未所持
バルキリー、エデン、ルシファー、アバドン、ザイア、滅、亡、迅、雷
アークゼロ
セイバー
セイバー、ブレイズ、エスパーダ、バスター、スラッシュ、剣斬、ファルシオン
未所持 デュランダル、サーベラ、カリバー、最光、ソロモン、ストリウス、デザスト
リバイス
リバイ、バイス
備考 ベイル(ウルティマ所持)ダイモン(テスタロッサ所持)キマイラ(カレラ所持)
未所持 エビル/ライブ、ジャンヌ、デモンズ、デストリーム、オーバーデモンズ、ジュウガ、アギレラ、オルテカ
ギーツ
ギーツ、バッファ、ナーゴ、パンクジャック
備考 タイクーン(ナツキ所持)
未所持 ゲイザー、グレア、グレア2、ジーン、ベロバ、ケケラ、キューン、シーカー、ダパーン、シロー、ギンペン、ナッジスパロウ、ケイロウ、ロポ、グルービー、レター、メリー