その頃 プールは戦場と化していた
「折紙!頼む!琴里を殺さないでくれ!俺の大事な家族なんだ!」
士道の説得に折紙は揺れ動く
「っ!……けど私のお父さんとお母さんの仇で…」
「頼む!俺から家族を奪わないでくれ!!」
「………………っ!」
折紙は士道の嘆願で実の両親を失った過去がフラッシュバックする、そして
(じゃあな折紙)
(また会えるのを楽しみにしてるわ)
消えてしまった育ての親と、その暖かい居場所の事を
「ああああああああ!」
「っ!」
そんな士道の懇願に揺れている折紙であるが暴走している琴里はそんなのお構いなしに灼爛殲鬼で折紙に襲い掛かったが
『ディフェンド…ナウ』
「え?」
折紙が目を開けるとそこには巨大な魔法陣と黒と金色の意匠を纏う魔法使い ソーサラーが立っていた
「ふぅ…コレでよしっと」
「あ……あなたは……」
「私?私は…そうね指輪の魔法使いかな」
(私は指輪の魔法使いよ)
(大丈夫よ折紙…また必ず会えるから、いつ?そうねぇ…うちの馬鹿旦那の言葉を借りるならいつかの明日……かな)
「…………え」
「少し下がりましょうか危ないから」
「あ……はい……」
何故かソーサラーを見て折紙は指示に従うのであった
「あん時の礼だ暫く伸びてろ!」
『スペシャル…』
同時にアナザーウィザード・フレイムドラゴンが胸部から現れた ドラゴンがエネルギーを溜め込むのを見て琴里も迎撃に走る
「灼爛殲鬼……砲(メギド)!!」
そして士道に通信が入る、令音は淡々と話す
『シン、不味いぞあの2人の一撃がぶつかったら…このプール施設が消し飛んでしまう!』
「そんな!けど俺に2人を止める力なんて……っ!」
士道は思い出したかのように手に入れた新しい力へと目線が動いた
『頑張れよ仮面ライダー…その物語を見た時、お前はその重みを知るだろう』
実際、そう言われて少しだけ見た…確かにハルトさんが自分に対して怒るわけだと納得する
アレだけの覚悟や思いを抱いて始めて手に入れた世界を守り続ける力 その意味や葛藤をハルトは誰よりも見ていたのだろう…だからこそ自分なんかが使う事に激怒したのだ
「けど……俺だって十香や四糸乃…皆を守るんだ…それ以前に俺の大事な家族を守れないでどうすんだよ!そんなの認められるかぁ!」
『ブレイブドラゴン』
少年は自分の心に従い力を解放する、そこに迷いなど無い、まだまだ小さくて未熟だがハルトの知る英雄達のように輝くものが確かにあるのだ
『烈火抜刀!!』
「変身!!!」
『烈火抜刀!!ブレイブドラゴン!!烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』
「この物語の結末は俺が決める!!」
そしてそれと合わせたように2人も動きだす
「さぁ、フィナーレだ!!」
「灰燼に帰せ、灼爛殲鬼!!」
両者の一撃が放たれようとしていた、刹那
『必殺読破!』
「「っ!!」」
2人は攻撃モーションを解いて声のする方を見た
「火龍蹴撃破!」
『ドラゴン一冊撃!ファイヤー!』
セイバーが迷いなく放ったライダーキックは赤い竜と共に
「…………え?」
アナザーウィザードを狙ったのだ
「っ!……あ……がぁ…テメェ…っ!」
味方からの強烈な不意打ちにハルトは変身解除となる
「……………っ!!!!」
折紙はその素顔を見た時、普段の無表情が崩れるほどの驚きがそこにあったのだ
「すみませんハルトさん!後で誤ります!けど今は許してください!琴里!」
士道は変身解除して琴里を抱きしめ、キスをすると
「っ!」
霊力は封印され事態は無事解決
『エクスプロージョン…ナウ!』
とはならなかった爆破が連鎖で起こり建物が半壊しかける
「っ!……す、錫音さん?」
そこにいたのは激昂したソーサラーだった
「ねぇ誰の許しを得て私達の夫に攻撃してるのかな?」
そのオーラは激怒したハルトに似ていた
「え?これは琴里を助ける為に…」
「なら悪手だね私に止めるように言えば良かったんだよ?あのさハルトが私達を愛してるように私達もハルトを愛してるんだ…これハルトがいつも言ってるんだけどね」
「っ!」
「私の特別を傷つけて無事でいられると思うなよ」
『コネクト』
そしてコネクトの魔法でハルバートを呼び出して構えるが折紙は持っていたユニットを解除して士道を庇うように立ち塞がった
「ジ・エンドだ」
「辞めて!!」
「ねぇ何かな?」
「士道を狙わないで!錫音お義母さん!!」
その折紙の一言に
「「「……………へ?」」」
辺りが静まり返った
ーーーーー
時間は少し前、ピースメーカー艦内では士道の不意打ちに怒り浸透である
「あのガキ、陛下を狙いやがったな!許さねぇ!!」
「もう我慢ならねぇぞコマンダー!攻撃許可を!!直ぐにあの小さな船など沈めてみせます!」
「是非一番槍は俺達、サイクロン小隊にお任せください!陛下につけて頂いた疾風(サイクロン)の名に恥じない活躍をお約束します!」
「何言ってやがる!それは俺達ハリケーン小隊の仕事だ!コマンダー!是非俺たちに先陣を切らせてくれ!!」
「なら艦内制圧は俺達のレッド中隊の仕事だなコマンダーご命令を!我々はいつでも出撃可能です!」
「……同盟相手を攻撃など言語道断だお灸を据えてやるぞ野郎共!戦闘配置につけ!!」
艦内では戦闘開始を告げるサイレンが喧しく響いているとトルーパー達は全員武装をして各々の配置につく、それは何処の軍団よりも素早く効率的であった
伊達に戦う為に生まれた兵士ではない寧ろ人としての日常を知ったからこそ兵士としての使命感や義務感がより強くなったと言える
普段、ハルトの扱いがぞんざいなクローントルーパー達であるが
それは一重にハルトの人柄が成せる点があり上下やベテランや新兵問わずに砕けて飾らない態度で仲間と接している為、ハルト直属のトルーパーは自意識や自我は他の部隊よりも強く忠誠心も高いのだ
普段の扱いの所為でそうは感じられないが…親衛隊はハルトのあり方も学んでいた
曰く
仲間に危害を加える輩には慈悲などなし
泣かされた、相手は根絶やし、ホトトギス
これが訓示である
本来ならトルーパーの暴走を止めないとならないのはハルトやキャロル達なのであるが長のハルトは気絶しており
「「「………………」」」
キャロル達は激昂、トルーパー達でさえ声がかけられないくらいの覇気が出ていた
つまり彼等のストッパーを失っているのだ
「私が行こう…ついでに火炎剣烈火とブレイブドラゴンを回収してくる」
千冬はサソードヤイバーを腰に添えて外に出ようとするのをアンティリーネが止める
「あら待ちなさい千冬、目の前で旦那様を傷つけられているのに此処で待つなんてごめんよ私が行くわ軍曹、ガンシップを用意なさい」
「何を言っている、それは私も同じ気持ちだ!!」
「ふふふ…束から新しいシステムの実験を頼まれててね、あの子で実験してあげるわ」
「断る、これは私の「黙れお前達!」キャロル?」
ここは最年長?の彼女が場を支配する普段はハルトと並んでボケ倒す或いは彼と同じようにライダーオタク化して周りを振り回すが、かつては世界を相手に1人で戦おうとした程の女傑、そんな彼女は今
「ハルトならこう言う…全員で行くぞ!ハウンド!トルーパーの指揮を任せた!!」
何気に一番怒っていた
「イエス!ユアハイネス!!」
その言葉にハウンドは頷いて部下にテキパキと指示を出す 流石はクローントルーパーの最上位個体とされるマーシャルクローンコマンダー(星系単位のクローン部隊を指揮可能)なだけはある
断じて普段が
【陛下!また仕事を抜け出して街に行ってたのですね!】
【げ、ハウンド……やべ!逃げろ!!』
【逃しません親衛隊に通達、王様狩りだぁ!】
【サーイエッサー!】
数分後
【ぎゃあああああ!】
【さぁ陛下、仕事の時間です連行しろ】
【ゔぇあああ……】
こんな感じでハルトのポンコツぶりに振り回されている苦労人だがその実 とびきり有能なのである フラクシナスから通信が入るが
ハウンドは問答無用で切断する
「ハッチ解放、サイクロン小隊出動準備!目標!敵戦艦!!遠慮はいらん沈めてしまえ!!」
あわやフラクシナス沈没の危機だったのだが
『辞めて!錫音お義母さん!!』
折紙の説得で
「「「「「「え?」」」」」」」
全員我に帰ったのであった
そして時間は戻り
皆が折紙の言葉に驚く中、気絶したハルトの中から抜け出る存在があった
「おいおい少年!俺っちの相棒に何してくれてんの!!」
『ジャック…リバイス』
「これ以上、俺達の心を滾らせるなよ変身」
『DUAL UP!PERFECT PUZZLE』
アナザーバイスとパラド、言うならばハルトの中の防衛本能というべきかもう一つの自我と言うべき彼等は自らの宿主を守るために変身したのである
アナザージャックリバイスと仮面ライダーパラドクスレベル50
「「テメェ、覚悟は出来てんのか?」」
「っ!!」
セイバーは慌てて防御の態勢をとるが
「遅ええなぁ!おらぁ!」
アナザージャックリバイスはお返しとばかりにメリケンサックで思い切り殴り飛ばすとセイバーは吹き飛びプールに沈んだ、しかしそれで許す程甘くは無い浮かんだ所にアナザージャックリバイスが手を掴むとプールサイドまで投げ飛ばした
「おーらぁ!パラドちゃん宜しく!」
「あぁ任せろ」
『高速化!マッスル化!伸縮化!』
エナジーアイテム3枚コンボ、高速化でセイバーに肉薄しマッスル化で強化した前ケリで飛んでいたセイバーを地面に叩き落とした
「がはっ!……くっ!この!」
と火炎剣烈火で切るが伸縮化した体ではパラドクスは切れずに伸びるだけであった
「こんなもんかよ…拍子抜けだな」
「タイマンじゃねぇんだよ!」
「しまっ!」
「くたばれ!悪魔式バックドロップ!!」
そのまま地面が凹むほどの威力のバックドロップを叩き込むと流石のセイバーも動きが鈍くなる
「決まったぜ」
変身解除されて動けない士道にパラドは躊躇いなく
「おいおいもう終わりか?」
『ウラワザ』
必殺技でトドメ刺そうとした、その時
「テメェ等、止せ」
目を覚ましたハルトが無銘剣を取り出して2人を静止させた
「ハルト!起きたのか僕ちゃん嬉しい!」
「よく寝てたな、もうちょい寝てても良かったんだぜ…このガキ終わらせて聖剣とライドブックをぶん取ってやるからよ」
「止せって言ったのが聞こえねぇのかパラドォ!…文句あるなら俺とやるか?」
ドスの聞いた声と取り出したガイアメモリを見て2人は驚くと変身解除する
「わ、悪かったよハルト、あの状況なら出ないと危なかったんだぜ?」
「そうだぜ、流石にアレはな」
するとハルトはいつものようにヘラヘラ笑いながら
「わーってるよ少年君の不意打ちを食らったのは俺の無警戒さが原因だからな、お前達を咎める事はしねぇよ」
その刹那、表情が抜け落ちると
「ただなテメェは別だ了承のねぇ仲間への攻撃なんて言語道断なんだ次はねぇから忘れんなよ」
ハルトからすれば親衛隊とのやりとりは訓練も兼ねているし自分のストッパーも兼ねているので自分を撃つ練習するのは構わないと思っているが了承のない攻撃は別だ、その場の流れで敵対すると判断される、しかし今回は事情が事情なので
「ま、俺も大人だからな」
ハルトは彼を見るとパッと笑うのを見て安堵した士道に
「1発には1発で勘弁してやるよ」
高く右脚を振り上げるとそのまま士道の右腕目掛けて強く振り下ろし、士道の腕をへし折ったのである
「あっ!……があああ!」
痛みで疼くまるも直ぐに青い炎と共に再生したのを見て
「お前も俺と同じで怪我は直ぐ治るから別に良いだろ?……テメェ等も分かったな!これで手打ちだ文句があるなら俺の所に来い!!分かったら戦闘配置解け!!野郎共!!」
〈サー!イエッサー!!〉
ハルトはコムリンク越しで一するとでピースメーカー艦内も了解の意が届くと艦内では
「本当やる時はやるよな陛下は」
「あぁじゃねぇと俺達の大将なんざ務まらねぇよ」
「いつもあぁだったら良いのに」
「私語は後だルーキー、今回は良い訓練だったと思え!…それとそこのトルーパー!」
「はっ!申し訳ありません過ぎた事を「全くその通りだ!」……はっ!」
「お前達も今回は良い訓練になっただろう!」
「「「「サー!イエッサー!!」」」」
続けてプライベートの端末で連絡する
「キャロル達も悪かったな心配かけた」
「本当だバカ者、貴様がノビてる間に戦端が開かれる所だったぞ」
「ははは!そりゃ良い、もうちょい寝てるのもアリだったか?」
「冗談は辞めろ笑えん、まぁ私達は心配などカケラもしてなかったがな」
「それはそれでショック!?」
「あら?真っ先に敵討ち行こうとしたのは誰かしら千冬?」
「アンティリーネ、それ本当?」
「えぇ」
「千冬〜素直じゃないなぁ」
「ほぉ、もう一回気絶するまで殴られたいか?」
「大変失礼しましたぁ!」
「それよりも私達よりも先に謝る奴がいるだろう?」
「そだな」
とハルトは錫音に近づくと頭を下げる
「悪かった錫音、油断した」
「ん……」
「はいはい、おいで」
「っ!」
そのまま走り出した彼女を受け止めると強く抱きしめられたので抱きしめ返すのであったが
「次はない」
この言葉にハルトも
「わーってる」
「……よし、それよりハルト」
「あぁ…取り敢えず彼女だな」
錫音とハルトは彼女 鳶一折紙を見ると
「錫音お義母さん…だよね……私だよ折紙だよ……良かった……また会えた……」
感動している所悪いのだがハルトは錫音の肩を掴み聞こえないように小さい声で
「これどういうこと!?」
「私が聞きたいよ誰かと勘違いしてるのかな!」
「いや彼女は完全にお前のこと母親認定してるぞ?」
「私は君にしか体を許してないよ!」
「生々しいこと言うな!アレじゃないのか養子とかクロエみたいな感じでさ」
「迎えてるなら真っ先に紹介するって!」
「ネオタイムジャッカー時代とかに何かしてないの?」
「あの時はジジィの復讐以外の事なんて考えてないけど」
「それは…なんかごめん…」
と話していたが折紙は続けて
「ハルトお義父さんも……無事で良かった」
「「…………は?」」
ーーーーーーーーーー
それには艦内でも驚きの声が上がったのである
「どういう事だ?」
「ハルトが…いやしかしこの世界に来たのは数ヶ月前だ…何故彼女は2人を親と呼ぶ」
「……さぁ本人に聞けば早いんじゃないかしら?もしくは嘘発見器かメモリーメモリで記憶を覗いたら良いわよ」
「まぁそうだな」
艦内の意見が纏まったが
「敵性反応接近!」
「ASTだな流石に派手に暴れたのもある…陛下達は撤退を」
ーーーーー
その通信を聞いて
「分かった、悪い少し俺達は出かける…だが必ず会いに行くよ迎えを送るからな!」
「じゃあまた会いましょう、近いうちに」
『テレポート』
「うん……またいつか……」
そして折紙は力尽きたように気絶したのであった
余談だが取り敢えず、セイバーの行為はハルトの言った通り手打ちとなりそれ以降は責め立てる事はないのをハルトは約束したのだが
ピースメーカー艦内ではそんな事どーでも良かった
「さて錫音、取り敢えず確認だがあの折紙なる女の子を養子として引き取った或いは実の母親である可能性は「ある訳ないじゃん!事実無根だよ!」…そうみたいだな信じよう…となると……ハルト!貴様またか!」
「何で俺のせい!?いや待て俺だって訳わかんないんだよ!」
「………ハルト…私も信じてやりたいが貴様はいかんせん前科があるから疑わしい」
「はいいい!?いや待てクロエの件はみんな了承してんじゃん!」
「いやお前は私達の知らない所で七罪や二亜と仲良くしていた前科がある…つまり知らない内に女性と懇ろになり子供を……うむ…現状怪しいのはお前だ!」
「納得いかんぞ!そうだ!か、カレラ裁判長を呼んでくれ!彼女ならきっと公平な判決を下してくれる筈だ!」
我が国が誇る公明正大な裁判所長官ならばきっと分かってくれると思い進言したが
「あ、カレラから連絡があってね『我が君の事を信じているが…DNA検査をしていないと信じられない…』だってさ」
「カレラさん!?嘘でしょ!!まさか最高裁判所長官からも女性関連の事は匙投げられてんの俺!?」
「日頃の行いだ甘んじてうけろ」
「不意打ちされたり隠し子を疑われたり….本当に今日はなんて日だ!」
「さてハルトと錫音を揶揄うのは終わりとして何故、彼女が2人を親と呼ぶのかを考えるぞ」
「あぁ…2人に心当たりがないとなれば…まず」
「アナザーW、調べてくれるか?」
『おう任せろ!……見つけたぜ!鳶一折紙は前にも話したが対精霊部隊ASTの若きエース、性格は寡黙で人付き合いは希薄、ただ五河士道には並外れた好意を抱いている』
「ふむふむ」
『過去に関しては数年前にあった街の火災で両親が死んでる事と…』
「事と?」
『名前はわからねぇが彼女を引き取った育ての親と何年か旅してるみたいだな』
「はて?」
「おいまさか…」
「その親が?」
「2人なんて事はないわよね?」
その三人の言葉にハルトは無いと否定する
「それは無理だよアナザータイムマジーンじゃこの世界に来た4月10日以前には移動出来なかったしアナザーデンライナーは本家と同じくイマジンのいる時間に飛ぶ為のチケットが必要だからイマジンがいないと話にならない」
「だがハルトはイマジンでもある契約して過去に飛んだ可能性もあるだろう?」
「確かにその点は拭えないけどさ…」
他にもキャッスルドランの力でのタイムスリップも出来なくはないのだが
「そもそも俺って特異点だよ歴史改変した所でって意味ないし」
特異点
仮面ライダー電王においては歴史改変が発生しても影響を受けない特異体質の総称で電王に変身する条件にもなる取り憑いたイマジンを制御することが可能
そして電王の役目は改変された過去を元に戻す事
仮面ライダーの歴史の番人がジオウならば
時間や歴史という概念そのものの番人が電王とも言える
「だが、俺が電王に会いたくて過去に飛んだ可能性も拭いきれない」
「「「「確かに」」」」
「本来なら唾棄すべき可能性が最も高いとは…流石陛下、今日も安定の信頼度ですね!」
「皆!?あとハウンド、それ一歩間違えたら不敬だよ!!」
『しかしアナザーWの話は興味深い…』
「だよなぁ鳶一折紙の話が本当なら錫音と俺は何らかの理由で過去に行く可能性があるって訳だ」
「けど私達が過去に飛んで大丈夫なの?」
「そこまでは知らないが…そうしなきゃならないほどの事があるってんなら」
「備えておくに越した事はなしか」
現状ではそれだけだ、後は
「彼女の話を聞かない事にはダメだな」
件の本人からの話を聞くしかない