無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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今回はオリジナルの話で、この後 ジャマトライダー√に繋がります


なので八舞編からはナツキ参戦予定ですので宜しくお願いします!


鳶一ミーティング!

 

 

前回、俺達の事を父母と呼ぶ鳶一折紙の存在で混乱を極めたハルト達であった

 

 

ピースメーカー 食堂にて

 

「んー本当にあの子って俺と錫音が面倒見てたのかな?」

 

 

「可能性としてだよね?まぁ無くは無いと思うよ」

 

 

「しかし本当なんだろうか気になって夜しか眠れないよ……だからかな…ニチアサの時間には目が覚めるんだ」

 

 

「安心して健康的だし、ハルトに取っては日常だよ」

 

 

「あの子の部屋に何かあればなぁ……あ」

 

 

 

ハルトは何か思い出したかのようにスパイダーフォンで通話する、相手は

 

 

 

「え?折紙の部屋ですか?」

 

 

士道である先日の件は手打ちにしたので思うところはないのと今回の件に関して重要な情報を握っているのだ

 

 

「そうそう、前によしのんを探しに彼女の家に行ったと聞いた…その時に家族の写真とか何か目につかなかったか?」

 

 

 

「そう言われても…あの時はよしのん探すのに必死で細かい所までは……それより本当なんですか折紙の育ての親って」

 

 

「それを今調べてるんだ、嘘か本当かでそっちの展開も変わってくんだろ?」

 

 

AST側の情報が何処まで割れてるかは不明だが少なくともエース級の情報が手に入るなら値千金である

 

 

「………あ、琴里ならあの時の映像を持ってるかも知れませんよ!」

 

 

「成る程…録画データって訳か」

 

 

その後映像を確認したが実の親の写真はあるが俺達との写真はなかったのである

 

 

 

 

 

流石の事案故に対処に困ったハルト達は時間を見つけて彼女と接触を図るのであった

 

 

「よしそろそろ時間だな」

 

 

「そうだねハルト」

 

 

ハルトと錫音は待っている、流石のハルトも空気を読んだのは文字Tシャツは封印して普通のカッコをしていた(桐生戦兎の私服)

 

 

『………私服というよりコスプレでは?』

 

 

「大丈夫だ問題ない」

 

 

「お義父さん、お義母さん」

 

 

「「うお(うわぁ)!!」」

 

 

背後からの奇襲に驚いたハルト達であったが彼女の様子に一応の安堵をする

 

 

「良かった、久しぶり」

 

 

「うん」

 

 

「ねぇ、あの後大丈夫だった?」

 

 

「問題ない、お咎めはなかった」

 

 

「へ?」

 

 

「精霊と謎の怪物が暴れたのを止めたけど独断専行とか何とかで怒られたけど、そんなにだった」

 

 

「そ、そうか〜」

 

 

『感情任せの独断専行か…何というか誰かに似ているな』

 

 

「っせぇ」

 

 

 

その報告を間接的に見ていたラタトスクの面々が安堵する情報があった

 

 

 

「それと五河琴里の件は報告しなかった」

 

 

「へ?」

 

 

「士道がいつか話してくれると思って」

 

 

「そうかありがとう」

 

 

「……連鎖的にお義母さん達の事バレたら大変だから」

 

 

「「本当にありがとう!!」」

 

 

よく出来た子だなぁ!

 

 

さてさて近くの喫茶店で一服している時に折紙から口を開く

 

 

「前に2人から、再会した時…私のことを覚えてないかも知れないと言われた」

 

 

「い、いやまぁそうなんですよねぇ〜」

 

 

「そうなんだよね」

 

 

「だからどうすれば私が娘か信じて貰えるか考えてる」

 

 

「ならば俺達についてのクイズを出すから答えられたらで信じるでどうだ!」

 

 

「そんな単純な方法で大丈夫!?」

 

 

「OK、どんと来い」

 

 

「何でやる気になってるの!」

 

 

「第一問、俺の誕生日は「4月10日」……正解」

 

 

「なら私の誕生日は「6月19日」正解…嘘でしょ」

 

 

まさか365分の1をピンポイントで当てるとは

 

 

「まだまだいける」

 

 

「よし!ならば俺の好きなヒーローは「仮面ライダー」正解!」

 

 

『そんなの常識だろ?』

 

 

「いや、さも当然みたいに言われても」

 

 

「ならば!俺の最推し「仮面ライダークウガ」っ!ならば!」

 

 

とハルトの質問に対して待ってましたと言わんばかりに即答する折紙を見て

 

 

「なぁ錫音…この子、俺の義娘じゃね?」

 

 

もはや疑いようがなかった

 

 

「いやもうそうでしょうよ、完全にプライベートな事知ってたし」

 

 

「錫音の事まで知ってたしな趣味とか色々と」

 

 

「私の事までとなると流石にねぇ」

 

 

最早疑いようがないのだが彼女はダメ押しとばかりに

 

 

「二人の馴れ初めはナンパされてたお義母さんを助けた所からだと、そしてお義父さんを押し倒して「間違いない君は私の娘だよ」うん」

 

 

「さてさて…んじゃ情報のすり合わせと行こう…取り敢えず聞きたいんだけどさ…何で少年君にあんな肉食なの?」

 

 

凄い気になった点を尋ねると

 

「お義母さんとキャロル、アンティリーネ義姉さんが言ってた好きな人を手に入れるなら【押してもダメなら押し倒せ】と」

 

 

「お前達が犯人かぁ!」

 

 

「…………………」

 

 

その頃 ピースメーカー艦内でモニターしていたキャロルとアンティリーネは顔を背けていると千冬からの拳骨が飛んでいたのであった

 

 

 

「それと束義姉さんからは好きな人と会った時用にって沢山、媚薬や精力剤…こほん…元気になるお薬をもら「よしあの兎が帰ってきたら説教だ」それは辞めてほしい…あの人のお陰で今の私がいる」

 

 

 

「…………具体的には?」

 

 

 

「バレないようにGPS、監視カメラ、盗聴器それとピッキング「はいダウトー!」…何故?」

 

 

「束はウチの子に何教えてるの!……ってちょっと待ったまさか…」

 

 

と錫音は怒るがハルトは、ふと我に帰り顔が青ざめた

 

 

 

「な、なぁ相棒…まさかと思うが俺にも」

 

 

『ん?ガッツリGPSと盗聴器つけられてるぞ』

 

 

「っ!!これは帰ったらマジで束とお話ししよう……もしもし!千冬ごめん束の説教を手伝ってくれる?今俺さ束がちょっと怖いんだ!」

 

 

 

『ハルト、これは私達全員同意の元でつけているのだ束を責めないで欲しい』

 

 

「そうか…それなら仕方ない……いや待て!一番大事な本人の同意を得てないのですが!?」

 

 

『ほぉ…行く先先で独断専行し現地妻を増やす貴様が言えた事か?そんな男には監視の目が必要じゃないか?……ん?』

 

 

「………僕、良い子だからちゃんと持ってるね!」思考放棄

 

 

 

『そうだそれで良い』

 

 

 

 

アナザーライダー達も溜息を吐くも錫音は続けて

 

 

「じゃあ私達が何者かも知ってるの?」

 

 

尋ねると首を縦に振る折紙…だが

 

 

「流石にあの場所の事は話せない…話す気もない」

 

 

「まぁ知らない奴からしたラピ○タ並の荒唐無稽な話だよな」

 

 

「まぁ両方とも本当にあるんだけどね…そっかありがとう」

 

 

ならば俺個人としても敵対する理由はない、情報収集能力だけでは済ませられない個人情報まで割れてるとなれば疑う余地はないだろう

 

 

「クロエにも報告しないとな」

 

 

「うん……また会いたい」

 

 

「んじゃ夏休みにでも遊びに来るか?」

 

 

「うん」

 

 

「よし決まりだな…んじゃ折紙、少年君を堕とせ俺が許す!」

 

 

「わかった、頑張る」

 

 

「いやちょっ!それはそれで良いのハルト!」

 

 

「ま、結局誰を選ぶかは少年君だしね〜」

 

 

カラカラ笑うが士道からしたら頭を抱える事となったのだが煽るのは彼の得意分野であるから知った事ではないのだ

 

 

まぁ事実確認は、またの機会にだがと話していたら

 

 

 

「あら折紙じゃない、珍しいわね誰かと一緒なんて」

 

そう現れたのはポニテに纏めた大人の女性だ…確かASTの人だったかな?と考えていると

 

 

「はい、紹介します…私のお義母さんとお義父さんです」

 

 

そう言われて草壁は二人を交互に見ると少し宇宙猫のような顔になり

 

 

「………………はぁ!?いや、ちょっ若くない!?失礼ですが何歳の時の子供ですか!?」

 

 

「あ〜いやいや誤解を招く言い方で申し訳ありません、ようは育ての親ですよ…まぁ若いナリなのは否定しませんが」

 

 

「あ、失礼しました!私は日下部、彼女の…まぁ先輩みたいなものですね」

 

 

「これはどうも折紙がお世話になってます、私は常葉ハルト、此方は妻の」

 

 

「錫音です折紙がいつもお世話になっております」

 

 

「え!…あぁ…いやいやそんな…何というかコチラもお世話になってまして」

 

 

余談だがピースメーカー艦内では状況の打開のためとは言え三人が舌打ちをしていたのは言うまでもない

 

 

柔和な笑みで挨拶するとハルトの精神世界では軽い暴動が起こる

 

 

『お前は誰だ!!』

 

 

『間違いない!ハルトの偽者だぁ!』

 

 

『こいつが敬語を使うだと!!……そんな…こいつが真人間に見えてしまう…』

 

 

取り敢えずアナザーディケイド 、鎧武、ゼロワンには後でお仕置きだ…覚えてろ、俺だってTPOは弁える真人間だぞ!

 

 

『『『え?それギャグ?』』』

 

 

アナザーライダー全員に言われて泣きそうだよ…何故だ今日はお気に入りの文字Tシャツを封印してまで真面目に挑んでいるというのに!

 

 

『いやいやハルト〜それは俺っちでも弁護できないよ〜』

 

『あぁ、そうだな』

 

 

ブルータス(半身達)よ、お前もか

 

 

自分の半身に否定されもう心折れそうなハルトだったが、取り敢えず彼女と上手くやりとりをこなしたのであった

 

 

そして

 

 

「大変だった」

 

 

「お義父さん、ナイス演技」

 

 

「ま、私のフォローもありきだけどねー」

 

 

「っせぇ俺の咄嗟の起点に感謝しろ」

 

 

そんな感じで平和的に話しているとハルトの目の前にとある男が現れた

 

 

「………どちらさん?」

 

 

 

「貴様が……常葉ハルトか?」

 

 

虚な目で言われても怖いだけだ

 

 

「…………」

 

 

無言でハルトは錫音と折紙を庇うように立つと

 

 

 

「誰?」

 

 

「あの方の命に従い、貴様の命貰いうげぇ」

 

 

決め台詞を吐く前にハルトは飛び膝蹴りを男の顔面に叩き込むのであった

 

 

「………よし!これぞ正当防衛!!」

 

 

『何処が!?そんな所が真人間ではないと言われる要因なのだぞ!』

 

 

「んー大事なものを守るのに普通でいる必要ある?」

 

 

相棒のツッコミも聞き流すハルトは男の胸ぐらを掴み上げ

 

 

「んでさ今、俺を殺すと言ったな誰の差し金だネオタイムジャッカーか?それとも奏者連中か?あの研究所の生き残りか?ASTか?それとも『候補が多いぞ相棒!!』それだけ恨まれてる自覚はある」

 

 

ユサユサ動かしながら尋問する

 

 

 

「うーん……ウルティマに記憶抜き取って貰った方が早いか?」

 

 

『情報収集と拷問を並行して出来るからなアイツ』

 

 

「そーそー、すごい頼りになるんだよね〜三人娘の中じゃ付き合い一番長いし」

 

 

 

「全ては……あの方の理想郷のためにいいいいい!」

 

 

『HIT』

 

 

男がハルトを振り解くと取り出したショットアバドライザーとクラウディングホッパープログライズキーだった

 

 

 

「はぁ!?」

 

 

「変身!」

 

 

『THINKNET RISE!CLOUDING HOPPER!』

 

 

アバドンに変身した姿を見てハルトは

 

 

「錫音!折紙を頼む!!」

 

 

「分かった!こっちだよ」

 

と折紙を連れて安全圏まで下がらせると

 

 

『いよっしゃあ!今日も俺達アナザーライダーの出番だな!』

 

 

「あ、悪りぃ今日は相棒達はお休みな」

 

 

『な、何故だハルト!アナザーWのイジリに嫌気が差したのか!』

 

 

『俺だけ名指しぃ!!いや待て!俺結構お仕置きされてるぞ!そんなの言うならお前達の方も色々やらかし『お前の意見など求めん』理不尽だあああああ!』

 

 

『あ!アナザーWがディメンションキックで吹き飛んだ!』

 

 

『この人でなし!!……はぁ…事後処理面倒臭いなぁ…』

 

 

『いやアナザーWを心配してあげろよ!!』

 

 

 

「いやいや違う違う、多分この後大きな戦いに巻き込まれる可能性があるから皆の力は温存しておきたいんだよ偶にはゆっくり休んでくれ」

 

 

『だが貴様だけでは』

 

 

「大丈夫、戦う力はあるから……パラド!」

 

 

そしてパラドを呼び出す

 

 

「っと、俺の出番か?」

 

 

「あぁ手伝ってくれるか?」

 

 

「勿論!けどお前どうやって「コレを使う」っ!!それは心が躍るな!」

 

 

ハルトが見せたのは紫色のゲームパッド型のアイテム バグヴァイザーであった

 

 

 

「コレを使う、それとパラドにプレゼントだ」

 

 

とハルトが渡したのは蛍光色が派手なドライバー

 

 

「ゲーマドライバーか!…いやけど俺に人間の遺伝子はないが」

 

 

「………あ」

 

『GENE』

 

 

 

ハルトは自分の体にガイアメモリを突き刺しジーンドーパントになると右手を振り上げて

 

 

「なんとかなれー!」

 

 

メモリの力で自分の中にある人間の遺伝子情報をパラドに与えたのである

 

 

「………っ!!」

 

 

パラドもそれを理解したのだろう喜びの笑みを浮かべ、ハルトは変身解除すると

 

 

「いけるかい?」

 

 

「サンキューな!」

 

 

「さて…待たせたなイナゴ野郎」

 

 

「ハルトの知識を見たから知ってるぜ、群れないと何もできないバッタ野郎だろ!」

 

 

「イナゴだって…量産型ライダーを単騎特攻させる?何かの罠…そうなると…ライダーの性能テスト?いや今更か……って事は…ライダーの知識がない奴が犯人…もしくは」

 

 

「愚妹の仲間か」

 

 

「それだと思う、なら手加減はいらないな」

 

 

 

「っ!お前達!出番だ!」

 

『THINKNET RISE!!』

 

 

と現れたのは大量のアバドンである、それを見たパラドは不敵に笑う

 

 

「心が躍るよ」

 

 

『デュアルガシャット!!THE STRONGEST FIST!WHAT's the NEXT STAGE!』

 

 

ドライバーにギアデュアルアナザーを装填するとパラドが使う力が混ざったような音声が歪になり始める

 

 

「あの誇り高き龍戦士には劣るが…俺の戦う理由、それは俺の背中にいる大事な家族達を守るためだ」

 

 

ハルトは逆にシンプル バグヴァイザーのAボタンを押しおどろおどろしい待機音を鳴らすとパラドと一緒に構えをとった

 

 

 

「マックス大変身!」「培養」

 

 

本来の黒パラドでは言わない掛け声、それはハルトから生まれた個体故に彼の影響を多分に受けたからであろう、ドライバーのレバーを開きハルトはバグヴァイザーは籠手に装填した

 

 

 

『ガッチャーン!マザルアップ!』

 

 

『INFECTION!!』

 

 

同時にパラドの背後に現れたゲーム画面が一つになりパズルとファイターゲーマーが上下に連なる画面がパラドと一体化、ハルトはバグヴァイザーから流れる特殊なパルスによって体内のバグスターウィルスが活性化し己の姿を変異させる

 

 

 

『悪の拳強さ!闇のパズル連鎖!悪しき闇の王座!パーフェクトノックアウト!!』

 

 

『LET'S GAME!BAD GAME!DEAD GAME!WHAT's YOUR NAME!』

 

 

その姿は黒のみで作られた仮面ライダーと赤い龍の戦士

 

 

彼等は

 

 

『THE BUGSTER』

 

 

それ以外の説明はいらない

 

 

ゲーム敵役から生まれ敵として仮面ライダーと戦う それが彼等のアイデンティティなのだから

 

 

「ドラゴナイトハンターZの龍戦士グラファイト!この名を覚えておくと良いお前達を倒す者の名だ」

 

 

赤き双刃を振るう誇り高き龍戦士

 

 

レベル99 グレングラファイトバグスター

 

 

「ははは!良いねぇこれが…」

 

 

「どうだパラド」

 

 

「バッチリさ!パーフェクトパズルとノックアウトファイター、レベル50の力が一つになった!その名も!」

 

 

『パーフェクトノックアウト!!』

 

 

「仮面ライダーアナザーパラドクス レベル99」

 

 

あくまでアナザーと冠するのはオリジナルがいるからか、アナザーの王から生まれた故かは定かではない

 

 

魔王と同じ 玉座に座る悪しき王

 

 

仮面ライダーアナザーパラドクス・パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99

 

 

「行くぜ!」「あぁ!」

 

 

互いの守りたい者の為に力を振るう事は同じである

 

 

 

推奨BGM REAL GAME(パラドクス挿入歌)

 

 

 

「ははは!そらそらそら!」

 

 

まずは先陣を切ったのはアナザーパラドクス彼は燃え盛る拳と共にアバドンを殴り飛ばす仲間の犠牲に驚くもののショットライザーを持ったアバドンはパラドクスを狙うが、パズル型のエネルギーバリアに守られたパラドクスは間合いを取る

 

 

 

「へぇ……「パラド!お前が喜ぶものを拵えた好きに使え!」何だよそれ!」

 

 

「見ればわかる!!」

 

 

そう言うとアナザーパラドクスの左手に武器が現れた それは原典の仮面ライダーパラドクスが持つ専用武器 本来のアナザーパラドクスが持っていないものだ それはハルトが己の半身への信頼と仮面ライダーへの愛が為せる技であった

 

 

『ガシャコンアナザーパラプレイガン』

 

 

それは片手斧と片手銃が融合した黒い武器を見て

 

 

「おお!こりゃ良い…お前達の遠距離攻撃なら」

 

 

『ズ・ガーン!』

 

 

アナザーパラプレイガンを銃モードに変えて青い弾丸を放つと追い討ちとばかりに武器についているボタンを押した

 

 

『1 2 3!』

 

 

そして放たれたのは3発の弾丸 それは誘導されているように射撃したアバドンを捕らえたのである

 

 

『3連鎖!』

 

 

倒れたアバドン達をパラドクスは挑発しながら必殺技の用意をする

 

 

「おいおい、もう終わりか?」

 

 

「な、なめやがって……くらえ!!」

 

『HIT!』

 

 

複数の必殺技の待機音が鳴る中、アナザーパラドクスは周囲に展開されたエナジーアイテムを1箇所に集めた

 

 

アナザーパラドクスの能力 それは名前の通り パズルゲーマーとファイターゲーマーの力が同時に使える事

 

 

つまりパズルゲーマーのエナジーアイテムの操作とファイターゲーマーの装甲貫通能力を両方宿しているのだ

 

 

そして選んだ2枚のエナジーアイテムを一つは自分に一つはアナザーパラプレイガンに付与した

 

 

『鋼鉄化!分身!パーフェクトクリティカルフィニッシュ!!』

 

 

「はなてええええ!」

 

 

『CLOUDING BURST CANNON!』

 

一斉に放たれたエネルギー弾丸は分身したアナザーパラドクスの一斉射撃によって相殺され

 

 

「もらい〜」

 

 

その間隙を抜き引き金を引いた 鋼鉄化により徹甲弾のように変化したエネルギー弾はアバドン達を貫通し射線上にいたアバドンを全員吹き飛ばす

 

 

『ALL CLEAR!』

 

 

「よっしゃあ!」

 

と油断していたパラドクスにスラッシュライザーを持ったアバドンが接近した

 

 

「くらええええ!」

 

 

しかしそれを止めたグラファイトがアバドンを切り捨てる

 

 

「油断大敵だぞパラド」

 

 

「頼れる相棒がいるから油断してんだよ」

 

 

「ふん……なら見ておけ行くぞレベル99の力で放つ、この技を!」

 

 

そして双刃にエネルギーを込めて放つ赤き斬撃をその名は

 

 

「激怒龍牙!!」

 

 

「え?そっち!?」

 

 

パラドクスのツッコミを無視し振るった一撃はアバドン達を飲み込み爆散させたのである

 

その間にも肉薄してきたアバドンを軽く撃退しているパラドクスは感心し

 

 

「やるなハルト……なら俺も負けないぜ近距離攻撃なら」

 

 

パラプレイガンのボタンを押し銃モードから斧モードに切り替えるとアバドン達に斬撃を食らわせた何人かは手持ちのスラッシュライザーで防御を試みるが

 

『マッスル化!』

 

「はぁ!」

 

肉体を強化して放つ一撃の前になす術なくアバドン達は爆散したのである

 

 

 

そして

 

 

『1 2 3 4 5 6 7』

 

 

溜め込んだ一撃を思い切り振り抜くと斬撃のエネルギーとなりアバドンを飲み込む

 

 

「だぁ!」

 

 

『7連打!』

 

 

 

そして残り数も少なくなったので

 

 

「一気に決めるぞパラド!」

 

 

「あぁ!フィニッシュは必殺技だ!」

 

 

『ガッチョーン…ウラワザ!』

 

 

「はぁ!ドドドドドドドドドドド!!」

 

 

そしてアナザーパラドクスはレバーを開く

 

 

『パーフェクトノックアウト!クリティカルボンバー!』

 

『紅蓮爆龍剣!!』(自己申告)

 

 

 

「「たぁ!」」

 

 

パラドクスのボレーシュートのような横からの蹴りを打ち込んだ後、赤い竜がアバドンを飲み込むと全てのアバドンは爆散する

 

 

 

「決まったぜ…って!」

 

 

「浮かれんな…さぁて尋問の時間だよ」

 

 

変身解除したハルトが同じく変身解除した最初の男に近づくと

 

 

 

「お前、どこの奴?」

 

 

「そ、そんなの話すと思っているのか!俺は仲間を売るつもりはな「ならボクとお話ししようか?」へ?」

 

 

その男の頭を鷲掴みにした新しい人物にハルトは驚いた

 

 

「ウルティマ!?何でこの世界に?」

 

 

逢魔で留守居をしていた筈のウルティマであった

 

 

「いや最近、こいつと同じアバドン?が市街地で暴れてる事件が多発してさぁ〜その調査とハルトに報告って思ってきたんだよ」

 

 

「はぁ!?暴れてるだって…被害は?」

 

 

「無いよ、暴れてもトルーパーとボク達がいるから大丈夫」

 

 

ウルティマの報告にハルトは目を細めて男を見下しながら

 

 

「そっか……けど、そう言う事なら…こいつから情報を全部吐かせろ必要なものがあれば好きに使え俺が許す」

 

 

そう言うとウルティマは満面の笑みを浮かべると男の頭を鷲掴みして

 

 

「はーい!じゃあ早速行ってくるね!」

 

逢魔に帰ろうとするが

 

 

「ぐ、ぐああああああああ!」

 

 

男が苦悶の悲鳴を上げながら赤い塵となって消えたのである

 

 

「………これどう言うこと?」

 

 

「そう言う魔法?」

 

 

「違うよ魔力を感じなかったし科学や錬金術じゃないの?」

 

 

「んや思い出したぞ…アバドンはナノマシンの集合体だ」

 

 

「ナノ……なに?」

 

 

「要するに目に見えない小さい機械の集合体って事だな」

 

 

「ふーん……んじゃベルトとアイテムは戦利品でこれ貰っとこうか…おいお前らコレ全部集めておけ」

 

 

ウルティマがそう言うと紫色のペイントを施したアーマーを装備したクローントルーパーが現れると敬礼して

 

 

「イエッサー!野郎共回収だ!」

 

 

現れたトルーパーが回収に走るのを見て

 

 

「じゃあボクは帰るから、お祭りになったら呼んでね」

 

 

「多分。この世界でも力借りるし多分だけど今度デカい祭りがあるから三人も呼ぶよ」

 

 

「本当!!良かった〜またねハル」

 

 

と笑いながら彼女は帰るのであったがハルトは思い出す、かつてナノマシンで暴れた奴の事を

 

 

 

「アバドンねぇ……愚妹絡みか?」

 

 

『だろうな』

 

 

「もっぺん言ってみるか?あの世界に」

 

 

 

そしてハルトは知ることになる並行世界(マルチバース)にいる自分の存在と

 

 

 

最愛の人の秘密を

 

 

「そいつはー」

 

「黙れと言っている!!」

 

 

 

そしてマルチバースから集うハルト達が

 

 

 

「「「「「「「異世界連合ハルトレンジャー!!」」」」」」」

 

 

 

そんなヤバい戦隊を結成する事をそして

 

 

 

「俺が最後の希望だ!」

 

 

「宇宙キターーー!」

 

 

 

新たなレジェンドの登場を

 

 

 

 

 

 

 

そして異世界での戦いを終えたハルトを待っているものとは!

 

 

 

次回 八舞テンペスト お楽しみに!

 

 

 

 

 

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