無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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八舞テンペストー終ー

 

 

 

前回のあらすじ

 

アナザーゲイツマジェスティ覚醒!

 

 

推奨BGM Future Guardian

 

 

「行くぞ!」

 

 

アナザーマジェスティは自分の体についてあるアナザーウォッチを起動した

 

 

『メテオ』

 

 

するとアナザーメテオが装備しているガントレットが現れる…だけではなく

 

 

「ほぉ……わちゃあ!!」

 

 

アナザーマジェスティはさながらカンフーアクションの動きでバンダースナッチを一撃で倒す

 

 

「え!何アレ!!」

 

「驚愕、あれがナツキの力なのですか」

 

 

「あぁ…お前達は知らないだろうが、アイツは背中に守るものがあると強くなる」

 

 

「まぁ守られるだけのボクではないんですけどね…フルボトルバスター!」

 

 

ビルドは銃剣一体の武装 フルボトルバスターを銃モードで構えるとラビット、ゴリラボトルを装填した

 

 

『ラビット!ゴリラ!ジャストマッチデース!!』

 

 

「はぁあああ……はぁ!」

 

 

『ジャストマッチブレイク!!』

 

 

赤い砲弾がバンダースナッチを爆散させると

 

 

「ナツキさんの背中はボクが守ります!」

 

 

それは嘗て、奏者やナツキ、キャロル達の影に隠れていた気弱な少女ではなかった

 

 

 

「あぁ、頼んだよエルフナイン!!」

 

 

だが共に戦うのは彼女だけではない

 

 

『エンジン』

 

 

「私もいるぞ!」

 

 

『エレクトリック!』

 

 

ブースターで加速し雷を帯びた斬撃がバンダースナッチを数体切り裂き爆散させたのだ

 

 

「やりますねマドカさん初めてのブースターなのに」

 

 

「空中戦はISに近いからな慣れだ…それにお前もやるな」

 

 

「マドカなら構いませんよ…まぁ2番目ですが」

 

 

「何をいう…貴様が2番目だ」

 

 

「「…………」」

 

 

何故か2人は認めあっていたのだ…かに見えた

 

 

ーーーーーーーー

 

アナザーマジェスティの近接能力に警戒したバンダースナッチ達は飛び道具で攻撃を図ろうとしたが

 

 

『G3-X』『マッハ』

 

 

「コレでもくらえ!!!」

 

 

アナザーウォッチから専用装備GX-05とゼンリンシューターを両手に持つと同時に引き金を引いた

 

 

!!!!!!!

 

 

それと同時に放たれたGX-05の弾雨により爆散するバンダースナッチに対してゼンリンシューターにマジェスティはシグナルバイクを入れたのだ

 

 

『ヒッサツ!カクサーン!!』

 

 

空に向けて行ったゼンリンシューターの弾丸が空中で拡散した雨霰がバンダースナッチを巻き込んだのだ

 

 

「ウォズやハルト程じゃないが俺にも広範囲攻撃はできるんだよ!」

 

 

しかし仲間の瓦礫と爆散した煙に紛れたバンダースナッチがアナザーマジェスティに肉薄し、アナザーマジェスティの腹部を貫いた

 

 

「っ!ナツキさん!!」

 

 

だがそのアナザーマジェスティはガラスのように砕け散ったのである

 

 

「え……まさかこれ」

 

 

「???」

 

 

バンダースナッチはあり得ない現象に混乱しているが

 

 

『ファイナルベント』

 

 

その音声の方向に振り向くと黒いマントと黒い大型槍 ウイングランサーを装備したアナザーマジェスティが高く飛び上がっていたのだ

 

 

「俺が死んだと思ったか?残念トリックだよ!」

 

 

アナザーマジェスティは煙に紛れてアナザーナイトのトリックベントで即席の分身を作っていたのだ、そして生き残りの個体に対して

 

 

 

「喰らえ!飛翔斬!!」

 

 

アナザーナイトの必殺技 飛翔斬を放つ

 

ドリル回転を伴う体当たり攻撃はバンダースナッチの防御を貫通し爆散させた

 

 

 

だがこれだけでは終わらない、バンダースナッチを操作していたDEMの空中観戦がアナザーマジェスティに照準を合わせたのだが

 

 

「甘い…お願いするぜ!起動!」

 

 

『BATTLE MODE』

 

 

海岸線に待機していたハルトの愛車 サイドバッシャー がナツキの呼び声に応じて自動変形、バトルモードになると両手の武装で艦船を砲撃し始めたのである

 

 

「まだまだ!」

 

 

アナザーイクサの力を解放した

 

 

『パワードイクサ』

 

 

それと同時にピースメーカーに格納されていたパワードイクサが起動、同艦内でパニックが起こるもすぐに呼び声に応じて転移しアンティリーネはそれはもう良い笑顔で出撃したという

 

 

 

そんな事など知らないアナザーマジェスティが呼び出したパワードイクサは爆弾を投擲するのである

 

 

またアナザーマジェスティはアナザーディエンドの力を解放した

 

 

「いけぇ!…ディメンションシュート!!」

 

 

そのエネルギーの本流は敵艦船を貫き爆散させたのであったが頑丈なのか煙を上げながらも耐えている

 

 

 

「やるな……」

 

 

『おいナツキ』

 

 

「何だよアナザーゲイツ?」

 

 

『朗報だ、アナザーグランドジオウの持つ反転と同じ固有能力が発現したぞ』

 

 

「え!ど、どんな力だよ!」

 

 

『強化だマジェスティ変身時に限り、お前の使ってるアナザー2号ライダーの力を中間、最強形態まで増幅させられる』

 

 

「つまり体についてるウォッチだけで最強フォームの力まで引き出せるって事か…なら!」

 

 

『ナイト』

 

 

するとアナザーマジェスティの右手に現れたカードを中心に新たな風が吹き荒れるのであった

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

その頃 ハルトとエレンの第二ラウンドは

 

 

アナザージオウⅡの未来視から来る攻撃パターンを完全に見切ったエレンは的確に捌いていくのだが、こちらの攻撃パターンも読まれているので千日手に近い状態となっていた

 

 

そんな中吹き荒れる疾風に何かを感じ取った

 

 

 

『これは…まさか!』

 

 

『どうしたアナザーオーディン!』

 

 

『サバイブ・疾風が消えている!』

 

 

『何だと!』

 

 

「あーつー事はサバイブ使ったな…なら俺もやるか」

 

アナザージオウⅡはアナザー龍騎へと変身すると、とあるカードを呼び出すと森の中で幻影の炎が上がる

 

 

 

 

 

推奨BGM revolution

 

 

アナザーマジェスティの左手にはダークバイザーツヴァイが現れる

 

アナザー龍騎にはアナザードラグバイザーツヴァイが現れた

 

そして2人は全く同じタイミングでカードを潰した

 

 

愛する者との日常を過ごす為/愛する者との日常を脅かす脅威から

 

 

SURVIVE/SURVIVE

 

 

生き残る為に/生きる為に

 

 

同時にアナザーマジェスティのマントは青く染まり、その性能も底上げされる

 

 

アナザーグランドジオウが力を呼び出すものなら

 

 

アナザーゲイツマジェスティは力を宿す者

 

 

アナザーゲイツマジェスティ・ナイトサバイブ

 

 

 

「さて……これで終わりだ」

 

 

『ファイナルベント』

 

 

同時に現れたダークレイダーがバイクに変形アナザーマジェスティが乗り込むと固定光線を放ち動きを止める

 

 

「はぁ!」

 

 

それと同時にアナザーマジェスティのマントがバイクを包み込むと同時に高速で突貫する疾風斬を放つのであった

 

 

 

しかしそれでも巨体故か沈まない

 

 

「ちっ!」

 

 

その時 背後から聞こえたのは

 

 

「「颶風騎士!天を駆ける者!!」」

 

 

和解を果たし一つの力となった天使が巨大な化け物へとトドメを刺すべく放たれた一矢、その姿は正しく彼女達の二つ名である英雄(ベルセルク)に相応しいものである

 

 

ーーーーーーーー

 

アナザー龍騎サバイブは流石のエレンも想定してなかった

 

 

「何ですか…その姿は」

 

 

「答える必要ある?」

 

 

そしてアナザー龍騎サバイブは戦いを終わらせる為にとあるカードを握り潰した

 

 

『シュートベント』

 

 

同時に現れたアナザードラグランザーが主人を守るように滞空する

 

 

「ど、ドラゴン!!」

 

 

流石にコレは読めなかった!とエレンは空中戦を装いつつ撤退を選ぶが

 

 

「落ちろ」

 

 

シュートベントによる射撃とドラゴンブレスによりパワードスーツが破損しエレンは海に落ちたのであった

 

 

余談だがエレンは泳げない為 数十分後にDEMの回収チームが動くのは別の話

 

 

「さてと……」

 

 

変身解除したハルトはファントムリキッドの採掘場所をクローントルーパー達に護衛させるように命令を出した流石にこの技術は秘匿せねばならない…というより

 

 

「外部にライダーシステムが漏洩するのだけはマズイな…」

 

 

それだけであるもし本当に愛と平和を掲げる天才物理学者に会った際に土下座をせねばならない

 

 

『いや、サインお願いする時に土下座するだろ?』

 

 

「…………あ」

 

 

『はぁ、このバカは』

 

 

「んだと!せめてライダーをつけろ!!」

 

 

やれやれと笑っていると

 

 

『陛下大変です!』

 

 

「どしたの?」

 

 

『陛下のサイドバッシャーとアンティリーネ様のパワードイクサが勝手に動いております!』

 

 

「な……なんじゃそりゃあ!!」

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そして終わり地上に降り変身を解除すると

 

 

「終わったな」

 

 

「ナツキ!」

 

 

耶倶矢と夕弦はナツキに近づく

 

 

「良かった2人とも仲直りしたんだ」

 

 

「うむ感謝するぞ、ナツキ」

 

 

「同意 貴方に感謝を」

 

 

「良いって良いって俺は2人が生きられる可能性を提案しただけ2人はそれに乗ってくれたそれだけさ」

 

 

「そ、それでだな、その方法とやらは?」

 

 

「あぁこのボトルで成分を抜くだけだ」

 

 

アナザーマジェスティはブランクフルボトルを取り出すと

 

 

「これどう使うの?」

 

 

「蓋を動かして彼女達に向けるだけでOKです」

 

 

「ふーん」

 

 

と何の気なし向けたのが過ちだった。霊力を抜き取るそれ即ち霊力で出来た霊装がなくなる事を意味しており

 

 

「「っ!!」」

 

 

「////」

 

 

2人は一糸纏わぬあられもない姿へと変わったのだ

 

 

「「きゃああああああ!」」

 

 

「な、ナツキさん!見ないでください!」

 

 

エルフナインの右ストレートが顎を捉え彼の意識を刈り取るのであった、そしてマドカが冷静に予備の服を貸したのだが

 

 

「……何か胸周りがキツい」

 

 

「同意…締め付けが酷いです」

 

 

 

「っ!!わ、私はまだ成長期なんだ!!これから大きくなるんだぁ!」

 

 

「マドカさん…」

 

 

「エルフナイン!貴様なら分かるだろう!私の気持ちが「ごめんなさいボクはキャロルみたいに大人モードがありますので」……この世界に神なんていない!!」

 

 

「だ、大丈夫ですよ!千冬さんはスタイル抜群なんですからマドカさんも「そんな慰めはいらん!!」えぇ…」

 

 

余談だが後日逢魔に帰った際、マドカと鈴は共通の悩みで意気投合する事となるのは少し先の話

 

 

そして

 

 

「俺達のマシンを奪ったアンポンタンを絞めに来たが制裁されてるな」

 

 

「そうね旦那様…けど良いの?あんな力渡して」

 

 

「問題ねぇよ…俺を倒せるのはレジェンドライダーの皆様だけだからな」

 

 

「誰にも負けないでほしいのだけど…」

 

 

「大丈夫大丈夫、俺を信じろって」

 

 

「うん…それよりアレ何とかした方が良いわよね」

 

 

「だな、おーい!お菓子用意したからお茶にしよう!」

 

 

この鶴の一声で場が収まったのであった

 

 

ーーーーーーーー

 

その翌日

 

 

「はい」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 

ナツキは士道に2人の力が入った八舞ボトルを渡すと士道は蓋を取り体に成分を入れた

 

 

「これで完了?」

 

 

「みたいだな、つか」

 

 

ナツキは自分の思った事を素直に言った

 

 

それがこの世界の根幹を揺るがすような言葉とも知らないで

 

 

 

「お前もハルトに似てるな」

 

 

「へ?」

 

 

「何かの力の受け皿になっている所が」

 

 

「受け皿?」

 

 

「あの魔王は異世界にいる怪人達の力を全て宿してる比喩じゃなく…何なら今も際限なく受け入れている……だからこその強さなんだが…」

 

 

「は、はぁ……」

 

 

「士道君って言ったかな…君も精霊の力の受け皿に慣れているなら考えた方がいい…そもそも何で、君にその力が宿ったのか…そして」

 

 

「そして?」

 

 

「火炎剣烈火が君を何故選んだのか…ね」

 

 

「は、はぁ…」

 

 

「まぁ頑張れよ!俺も頑張るからさ!「そうだな次はお前が頑張る番だ」…え?」

 

 

そこには仁王立ちしているハルトとアンティリーネがいた

 

 

「あ、あの〜お二人揃って何を?」

 

 

「いや何この間勝手に俺のサイドバッシャー と」 

 

 

「私のパワードイクサを動かした人がいるのよ誰なのかしら?」

 

 

その言葉にナツキは冷や汗をかく

 

 

「………え?」

 

 

『ナツキ残念なお知らせがある』

 

 

「……何?」

 

 

『実はあのマシンはハルトの所から借りた』

 

 

「許可は?」

 

 

『俺に質問をするな!!』

 

 

「嘘だろ!マジかよそんなの「さぁ懺悔の時だ」ちょっ…まっ!」

 

 

「「問答無用だ(よ)!!」」

 

 

「ぎゃああああ!」

 

 

その後、ハルトとアンティリーネからの制裁をナツキは受ける事になる

 

 

 

そして一通りお仕置きしてスッキリしたハルトとアンティリーネの足元に倒れているナツキは

 

 

 

「し、死ぬかと思った」

 

 

文字通りゾンビみたいになっていた

 

 

「あ、それとお前に客だ」

 

 

ハルトが扉を開けると中から現れたのは八舞姉妹である

 

 

「久しぶりだなナツキよ!」

 

 

「否定、そんなに久しぶりではないです」

 

 

「何をぉ!」

 

 

「嘲笑、どうやら耶倶矢はボケたようですね」

 

 

「んなっ!お、表に出ろおお!」

 

 

「肯定 受けて立ちます!」

 

 

「待てええええい!2人は喧嘩を辞めたんじゃないの!?」

 

 

「あ、そだった…実はな先日夕弦と話し合ったのだ」

 

 

「肯定、そして決めました」

 

 

「何を?」

 

 

すると耶倶矢と夕弦は2人揃ってナツキの唇を奪ったのである

 

 

「…………は、はぁ!?」

 

 

 

「これが答えよ」

 

「首肯、ナツキは私と耶倶矢の共有財産にします…おはようからおやすみまで一緒です」

 

 

「は、はいいい!?」

 

 

「満足、ナツキの了承も得ましたので行きますよ耶倶矢」

 

 

「うむ!」

 

 

「余談 因みに耶倶矢の取り分は2割くらいです」

 

 

「な、何だと!ふざけるでない!そこは半分こだ!!」

 

 

と話しているとドアを蹴破る音がして

 

 

「「ちょっと待ったーーー!」」

 

 

「む!来たな!!」

 

 

「ナツキさんを独占なんてさせません!そんな事のは正妻のボクが許しません!愛人なんて一人で充分です!」

 

 

「ちょっと待て!愛人って誰だ!」

 

 

「そうだぞエルフナイン!昨日話し合い私と一緒にシェアするという話ではなかったか!」

 

 

「マドカ!?お前もか!!」

 

 

「心配はいらないぞナツキ…確かにこの中では一番チンチクリンかも知れん…しかし将来性は私の方が良いのだ!」

 

 

「何の話!?」

 

 

「良いから貴様等!どけ!!」

 

 

「何を言うかナツキは私達姉妹のものよ」

 

 

「肯定、渡すつもりはありません」

 

 

「そうは行きません!渡さないと言うなら力尽くで!」

 

 

あわや武力衝突間近の時にハルトが思い出したように

 

 

 

「そういやぁケケラのやつがお前にプレゼントがあるって言ってたなぁ」

 

 

「へ、へぇ!!どんなの!!」

 

 

「さぁ?外に出て、来い!って念じたら来ると」

 

 

「よ、よし!試しに行ってみよう!」

 

 

とナツキは慌てて外に出ると皆、ついて行く

 

 

 

「そして……来い!!」

 

そうナツキが念じると遠くから騒々しいエンジンの音とマフラーの音が鳴る

 

 

「え?まさか俺のプレゼントって!!」

 

 

と目をキラキラ輝かせた

 

 

 

そうそれは一言で言えば仮面ライダーZXの相棒 ヘルダイバーを黒と紫のカラーリングにしたようなバイク、しかし近代改修を施されているのか古臭さよりも近未来な印象を与える

 

 

 

まぁ

 

 

 

『のーだーなーつーきーー!』

 

 

 

タンク部分に乗るカエルの置物がスピーカー越しとは言え、怒りの声を乗せてなければ様になったのだが

 

 

 

「え?」

 

 

これにはナツキも面を喰らい、エルフナインとマドカは呆れ、八舞姉妹は初めての光景に目を輝かせていた

 

 

『前に言っただろう!俺はエルフナイン以外のカップリング以外は認めんとな!!』

 

 

「いっ!!に、逃『がすと思うか!加速だ!アナザーダイバー2nd!』い、いや1stはぁああああ!」

 

 

逃げようとしたナツキだが、流石にライダーマシンの速度には勝てずに跳ねられ宙を舞う

 

 

「あ、ナツキが跳ねられた」

 

 

『見ろ!ナツキがアナザーWみたいだ!』

 

 

『それどう言う意味だヨ、アナザーディケイド !!』

 

 

「夏の風物詩だよ」

 

 

『んな訳あるカァ!』

 

 

「な、ナツキさーーん!大丈夫ですか!!」

 

 

エルフナイン達は慌てて駆け寄るとバイクも目の前で止まる

 

 

「だ……大丈夫だよ……ギャグ時空じゃなきゃ即死だった!!」

 

 

「まぁライダーマシンって兵器で二、三百キロとか出るしな」

 

 

「それに跳ねられてんの?大丈夫ナツキ!」

 

 

「心配、大丈夫ですかナツキ!」

 

 

「だ、大丈夫だよ……ハルト…治して…」

 

 

「OK……こいドクター」

 

 

ハルトはコネクトの魔法でブレイクガンナーを取り出すとシフトカー マッドドクターを装填する

 

『TUNE MAD DOCTOR』

 

 

「治すぞ、死ぬ程痛いがな」

 

 

「一番良い治療を頼む…そう!アナザーブレイブさんとか!」

 

 

「なら安心しろ名医はお前の中にいるから、俺の治療は荒いぜ」

 

 

「え?い……いやああああああああ!」

 

 

 

ー暫くお待ちくださいー

 

 

 

「………し…しぬかとおもった…」

 

 

「まぁ死ぬ程痛いんだよ、これ本当」

 

 

 

『おい茶番は終わったか?なら野田夏樹、さっさとハンドル握れ』

 

 

「誰のせいだと……はいはーい、こうか?」

 

 

跨るとバイク アナザーダイバー2ndの電子音声が起動した

 

 

『アナザータイクーン、アナザーゲイツ変身者専用多目的軌道2輪 アナザーダイバー2nd起動しました生体認証 野田夏樹…確認…以降本機体は貴方に譲渡されます宜しく御願いしますご主人様(マスター)』

 

 

「お、おうよろしく……って何このバイク?」

 

 

『コイツァ、俺がとある奴に依頼して製作させたお前専用のバイクだやっぱり仮面ライダーにはバイクがねぇとな!』

 

 

「あのケケラさん、そのセリフは何人かのライダーに刺さるので控えてください」

 

 

『そのアナザーダイバー2ndには、お前さんのアナザーウォッチに対応した能力を引き出せるように改造した、それだけではない!』

 

 

?と首を傾げると

 

 

『試しにアナザーマッハウォッチを入れてみな』

 

「お、おう」

 

 

『マッハ…擬態…ライドマッハ!』

 

するとナツキの乗っているバイクが仮面ライダーマッハの乗る ライドマッハに変わったのだ

 

 

「おお!」

 

 

『ロイミュードの擬態を応用したライダーマシンの完コピ能力だ』

 

 

「うおおおおおおおおおおお!」

 

 

「………………」

 

 

ナツキは大興奮だがハルトは少し不満そうだった

 

 

「ありがとうスタッフさん!!よし!これでツーリングにでも行くか!」

 

 

「「「「勿論、後ろに乗るのは私ですよね!……は?」」」」

 

 

異口同音とはこの事だろう、再度火花散らす面々を見てナツキは

 

 

「は……ハルト!ケケラ!助けて!!」

 

 

「やなこった、ご自慢のマシンで逃げな」

 

 

「そんな!!」

 

 

「「「「ナツキ(さん)?」」」」

 

 

「あ、あははは……っ!!」

 

 

 

「「「「待てーーー!」」」」

 

 

そしてアナザーダイバー2ndに乗り逃げたナツキと、マシンビルダーにはエルフナインと耶倶矢、バイク形態に変身したアクセルのマドカに夕弦が乗り込みナツキを追いかけるのであった

 

 

 

『そうだよ!俺はこれが見たかったんだ!そうか…これが推しの修羅場が!!』

 

 

「良い趣味だな…カエルのおじさんは……あ、そう言えばこれ使う?」

 

 

そしてケケラ(置物)の上にとあるレイザーカードを置くとその声にも動揺が走った

 

 

『こ、これは!お、お前何処でコレを!』

 

 

「白スーツの男がくれたんだよ、何かプレミア会員の特典とか何とか」

 

 

『貰えるならありがたく貰うが…良いのか?』

 

 

「あぁ、その変わり…アイツらを応援してやってくれ」

 

 

『当たり前だろ!俺は推しの味方だ、大好きなんだよ!推しが幸せになるのも不幸になるのも!!』

 

 

「あれ?これ俺渡す奴間違えた?」

 

 

 

「ケケラ…お前…本当は俺のファンじゃないだろぉ!!」

 

 

そんなナツキの声が響いたのであった…

 

 

 

 





予告

本来ならば歌姫のステージを介するはずだった歴史 しかしこの世界の歴史が歪み出す


「本当に私を見つけてみなさいな!」


今まで本当の姿を隠していた緑の魔女が動き出す!次々と仲間に化ける彼女にハルトが出した対策とは!


「良いだろう!くらえ!アンチミミック弾!」


身も蓋もないものだった


「ちょっと待ちなさいよ!私の見せ場がなくなるじゃない!!!!」


「なんてな…お前が誰に化けたのか絶対に解いてみせる!ハーフボイルド探偵の名にかけて!!」白帽子被り


「よく言ったハルきち!…では検索を始めよう!」

『それ俺のセリフぅ!』


「待ちなさい!貴方達、私に何か恨みでもあるの!?」


次回 七罪ウィッチ お楽しみ

ーーーーーーーーーー


らいトラさん、素敵なバイクありがとうございました!!







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