無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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皆さん、見ましたか?まさかのカイザ強化 その名もネクストカイザ!いやぁまさかの強化フォームが20年経って出るとは思いませんでしたよ〜、これで平成2号ライダー 全員強化されましたね!ナツキのアナザーマジェスティも層が厚くなりましたな!

威吹鬼「…こっちを見ろ」


……では本編をどうぞ!!


グルメな世界へ修行 前編

 

 

さて前回 知恵と力、ジャマトのハルトが作り出した時間をキャロルやエルフナインはケミーカード作成、千冬、アンティリーネ、トルーパー、テスタロッサ達と戦闘訓練、錫音は魔法の指輪を試し、束と銀狼はフーリガンのアジトを探しなど各々がリベンジの機会を待っていた

 

 

その頃 ウォズ達 家臣団は

 

 

「謎の我が魔王は何処ですか!!」

 

「此処にもいないよ!」

 

「何処だ!!」

 

 

行方不明になったハルトを探していたが

 

 

「あぁハルト坊なら…」

 

 

「修行とか行って何処か行きましたよ?」

 

 

「はぁ…やれやれ」

 

 

「魔王ちゃんらしいね考えるより先に行動するのは」

 

 

「知恵のハルト様のように冷静で居てもらいたいものだ」

 

 

「カゲン先輩、不敬ですよ寧ろ魔王様にもあんな知的な一面があったと喜ぶべきです」

 

 

「いやフィーニス、お前が一番不敬じゃろ?まぁ普段がアレじゃからのぉ」

 

 

この時、全員の頭には

 

『ぎゃあああ!』

 

仕事をサボり町へ出ようとしクローントルーパー達からスタンモードのブラスターを浴び

 

『何でさー!』

 

そして考えなしに暴れた結果、キャロル達に説教されている姿であった…王の威厳?あると思って?

 

 

「……………普段から知恵モードなら我等はどれだけ楽だったか」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

 

と納得したがウォズは理解してると言った顔で

 

 

「では我等も鍛えますよ、我が魔王が単身で向かうと言う事はかなりの危険地帯…ならば我等とて王を守る為の鍛錬をすべきです…というより十中八九あの世界ですからね」

 

 

「よぉ言うたなウォズ!では妾が相手しよう全員で来るが良い!」

 

 

『へぇんしぃん!』

 

 

因みに銀狼だけ別の調べものも並行していたという

 

 

ーーーー

 

 

その頃、ハルトはと言えば

 

 

「此処に黒ハルトが使った植物があるのか!」

 

 

知恵と力のハルトを倒した黒ハルトが用いた植物の手がかりを得る為に別世界に来ていた

 

 

『良いのか?あの世界にいないとゲームカウントが進まないぞ』

 

 

アナザーディケイド が心配しながら訪ねるも謎ハルトは笑いながら

 

 

「それって逆を返せば俺があの世界に帰らない限りゲームは進まず俺は鍛錬出来るって事だよね?」

 

 

『ルールをそう解釈するハルト怖い』

 

『力と知恵が抜けて本能で動いているナ』

 

 

「それに俺の力であっちとこっちの時間流を弄ったから此処での5年はあっちの1時間にした…つまり!120年分の修行が可能な訳よ!」

 

 

『相変わらずのチートだな!!』

 

 

『最早普通じゃねぇぜ!!』

 

 

 

「そして相棒、ひとつ聞きたいんだけど」

 

『何だ?』

 

 

「急に周りの酸素濃度が高くなったり重力に潰されそうになったり急に暑くなったりしてるけど大丈夫かな俺の体!」

 

 

『適応しろ怪人なら』

 

 

「そんな殺傷なぁ!」

 

 

皆はキチンと環境に適応出来るようになってからグルメ界に入ろうね!

 

 

 

さてそんなこんなで少し慣れてきたハルトであったが

 

 

「んー腹減った…」

 

 

流石に手持ちの食糧にも限界がある…となると

 

 

「一狩りするか…いやぁいつぶりかなぁ!」

 

 

過去の経験から別に抵抗はないと体をほぐしていると……何か巨大な魚が魚雷のようになって襲いかかってきたのだ

 

 

 

「シャアアア!」

 

魚雷ソーセージ 捕獲レベル195

 

 

「晩飯アレにするか…くらえ超自然発火能力!」

 

 

アナザーアルティメットクウガ覚醒により俺にも一部だけだがこんな風に力も使えたりするのだ…哀れ、魚雷ソーセージは遠隔で丸焼きとなったのである

 

 

 

そして丸焼きをそのまま齧ったハルトは感動した、こんな美味しいもの食べた事ない!!

 

 

「うめええええええ!何この魚!普通の魚みたいなのにソーセージみたいだ!!」

 

 

『いや空飛ぶ魚が普通にいるか』

 

 

「え?いやいや逢魔とテンペストに来たカリュブディスとメガロドンを忘れた?」

 

 

『……魚が飛ぶのは普通だったな』

 

 

『納得しないでくれアナザーディケイド !!』

 

 

『いやぁ先輩達も異世界に染まってるぜぇ!』

 

 

「しかし、こんな美味い奴等が沢山いるのか……はっ!」

 

 

未知の世界、未知の猛獣と環境、食材と来たら

 

 

「最高の修行場じゃねぇか!ヤバいな…強い奴がわんさかいるとか、おらワクワクすっぞ!」

 

 

『キャラを戻せ馬鹿者』

 

取り敢えず、ハルトは歩を進めるのであった

 

 

 

「へーい…これ皆のお土産にしよ……さてどんな奴がいるかなぁ〜」

 

 

余談だが、ハルトが帰った後、皆にお土産を振る舞うのだが…ハルトの人生のフルコースの一つ、サラダのビービーダンゴムシを出した時

 

 

『我が魔王…これは新手のパワハラですか!?』

 

 

『ハルト…オレ達もお前の苦労は聞いている…安心しろ此処ではこんな虫を食べなくても良いんだぞ』

 

 

『そうだよハルくん…ごめんね束さん達、ハルくんの悩みを聞いてあげられなくて』

 

 

『そうだ、私達は家族なのだから…遠慮なく相談してくれ』

 

 

「いや違うから、美味しいから食べて欲しいんだよ」

 

 

 

 

『お、おう…確かに昆虫食は有名だが生のダンゴムシをそのままとは…いや!コレを食べた経験をネタにするのも私の仕事だぁ!ダンゴムシよ!私の糧(ネタ)になれぇ!』

 

 

『あら?リンゴみたいで美味しそうじゃないのいただきます』

 

 

『二亜…あんた何て…』

 

『アンティリーネ!?正気!?』

 

 

『お前達の犠牲は忘れないぞ』

 

『ちーちゃん死んでないから』

 

 

『もぐもぐ…キャベツみたいで美味い、塩かけたらおつまみだね…ビール欲しい』

 

『初めて食べたわ…以外といけるわね』

 

 

『『『『『ええええええ!!』』』』』

 

 

「言わんこっちゃない」

 

 

そんな自分のフルコース食材の説明をするなんて一幕もある

 

 

そんな感じで

 

 

「いやぁ…この辺の猛獣には何とか勝てるようになったな!」

 

 

ごり押しが通じない敵とのバトルは自分の地金の弱さや技術の乏しさを覚えてしまう

 

 

「けど…まだまだだな……怪人態の力を人間時やアナザーライダー変身時にも使えないと…つかさ重力がキツい分良い鍛錬になってんだよなぁ…」

 

 

恐らく根本的な敗因はそこだろう

 

 

天与呪縛で最初から怪人並みの身体能力や感覚を得ていた黒ハルトと違い 後天的に獲得した故に感覚のズレがあった

 

力のハルトは単純な身体能力なら互角なのに劣勢だったのはシンプルに技術の問題であろう

 

 

「となると俺もやっぱり武術的なのを覚えた方が良いのか?」

 

 

そう言ってもそんなの都合よくある訳…と考えていると

 

 

「ウキ?」

 

 

「あ?」

 

 

ある日 森の中 奇妙な猿に出会ったと思ったら俺の体は宙を舞っていたのである

 

 

 

「へ?」

 

 

まるで反応出来なかった…対応出来なかった…何だコレは……一体!いやそんな事より

 

 

「スゲェ!!」

 

 

この猿には自分にないものがある!だからこそ

 

 

「言葉分かる?」

 

 

「ウキ?」

 

 

無知とはこうも恐ろしいか…ハルトの目の前にいるのはグルメ界の大陸を収める8匹の王

 

 

その一角 猿王バンビーナとはカケラも知らなかったのだ

 

 

「今のどうやるの!俺にその技を教えてくれ!!」

 

 

「ウキ!」

 

 

王の気まぐれか悪戯心か…将又自分と同じく無邪気で自由奔放な部分を感じたか或いは同じ王故かバンビーナは

 

 

ハルトに暇つぶしとして技を教えることにした

 

 

そして教わったのが猿武

 

 

アナザーWの調べによると受ける力を逸らしたり、体にある細胞全ての意思を統一する事で凄い力を発揮するとのこと

 

 

そしてその修行として渡されたのがビービーダンゴムシでのお手玉だ

 

 

「ほむほむ」

 

 

最初はよくわからなかったが、バンビーナと組み手をした際に感じた命の危機により細胞全部の意思統一に成功してからは10個くらいは何とかお手玉出来るようになった…因みに覚えるのに10年くらいかかった

 

 

「ふぅ……まだまだ…」

 

 

しかし、お手玉をしていると腹が減ってきた

 

 

「そう言えば朝から何も食べてないや」

 

 

『そうだな』

 

 

「…………」

 

 

『ハルト?』

 

 

「…………コレクエルカナ?」

 

 

『お前……まさか!辞めろ!腹減ったからってそんな怪しいダンゴムシ食べる奴がいるか!!』

 

 

「子供の頃に焼いたトカゲとか芋虫食べてるから今更なんだよねぇ〜いただきまーす」

 

 

ムシャリと食べてみると目を輝かせた

 

 

「……っ!キャベツみたいで美味い!!」

 

 

『嘘だろ!!?』

 

 

「お手玉すると美味しくなるんだ!よし!やるぞぉ!!」

 

 

『目的が違うような気もする…』

 

 

「ウキ?」

 

 

そしてそんな感じで鍛えて更に10年程

 

 

「ふぅ…50個くらい当たり前のように回せるようになったな…よし!行くぜ!猿さん!!組手だぁ!」

 

 

「ウキ!!」

 

 

後に100Gマウンテンに語り継がれる猿王バンビーナと度々拳を交える怪人と言う光景でもあった

 

 

 

まぁ結果は負けたのであるが…

 

 

「はぁ……元に戻ったらまたやろうぜ!」

 

 

「ウキ?」

 

 

「あぁ……その…実は俺はちょっと全力で戦えなくて…ごめん」

 

 

「ウキ!!(嘘でしょ!なら戻ったら、また遊ぼうよ!)」

 

バンビーナは何を思ったのかハルトを担ぐと全力で投擲したのだ!

 

 

「うき!」

 

 

「え?ちょっ…うわあああああお!!」

 

 

「ウキー!」

 

力取り戻したら、また遊ぼう!とバンビーナは手を振るのであった

 

 

 

そしてハルトは投げ飛ばされた先で

 

 

「って!……いたた…あの猿何してんだ……よ……つか体軽くなったな……ん?」

 

 

周りを見渡すとハルトの目の前には

 

 

 

巨大な一本の牙を持つ 単眼の竜 かつてこの世界全てを牙一本で支配した伝説の竜の末裔

 

 

八王の一角 竜王 デロウス であった

 

 

『おいハルト!直ぐに変身しろ!!』

 

 

アナザーディケイドがそう言っているが

 

 

「カッコ良いなお前、俺の仲間になれ」

 

 

まさかのスカウトをしたのであった

 

 

『うおおおい!正気かよハルト!!』

 

 

「至って普通だ…んで返事は…っと」

 

 

「!!!!」

 

 

デロウスは怒りの咆哮と共に舌先にエネルギーを集め異次元レーザーを放つがハルトは猿武と100Gマウンテンの重力から解放された結果底上げされた身体能力で回避すると

 

 

「猿武…スマッシュ!!」

 

 

猿武の力を込める細胞全てが攻撃で意思統一された全力右ストレートをデロウスの顔面に叩き込むとデロウスの巨体が仰反るのであった

 

 

「ははは!っしゃあ!修行の成果出てるぜ!」

 

『ジオウ』

 

 

アナザージオウになりツインギレードを構えて一言

 

 

「さぁさぁ!いざ尋常にぃ…勝負しようかぁー!」

 

 

「!!!」

 

 

 

そして数十日後

 

 

「はぁ………はぁ……やるじゃんドラゴン」

 

 

「……………」

 

 

ボロボロになっているアナザージオウとデロウスだったが

 

 

「まだまだ!!」

 

 

まるで何処ぞの浅倉さんレベルに戦いに飢えている姿を見て

 

 

「……………」

 

 

ここまで人間?が自分に喧嘩を売るとは命知らずだ、しかしあの猿の技を使い、自分と数10日戦えるほどか…そして思う…

 

 

まぁ喧嘩友達位には認めてやろうと

 

 

「!!!!!」

 

 

デロウスが咆哮を上げると空からやってきたのは正に小型のデロウスであった

 

 

「あ?」

 

 

「……」

 

 

言葉にせずとも拳を交えたから理解したのだ

 

 

自分には役目がある、だから変わりにコイツを連れてけと

 

 

「っ!ありがとなドラゴン!」

 

 

「!!」

 

 

「宜しくな!さてまた遊ぼうぜ!!」

 

 

ハルトは小型デロウスの背に跨ると、そのまま羽撃く

 

そこで連れて行った場所には何やら水が染み出しているでないか

 

 

「ん?」

 

 

「!」

 

 

「これを汲めって事か?なら遠慮なく」

 

とハルトはこの水を大量に汲み取るのであった、これがこの世界の宝ともいえるものの副産物ものとは知らないで、それを一口飲むと

 

 

「おおおお!傷が治った!!っしゃあ!」

 

 

『どんな医療だ…』

 

 

『ツッコミしたら負けな気もするぞアナザーエグゼイド 』

 

 

 

新たな場所へと向かうのであった

 

 

 

その道中、猿武の訓練がてら倒した猛獣で晩飯を食べていると

 

 

「ほほぉ…幼体とは言えデロウスの奴を連れてるとはお主、中々やるのぉ」

 

 

目の前に現れたのはリーゼントが特徴なファンキーなお爺さんが現れたのだ

 

 

「デロウスって、コイツのこと?」

 

 

一緒にいる子供ドラゴンを指差す

 

 

「!」

 

 

「へぇ…そっか親父さんの名前なのか…なら親と同じデロウスって名前を送るぜ…ん?」

 

 

名付けによりハルトの中から魔力が抜かれるとデロウスは咆哮を上げるのであった

 

 

ハルトはそのお爺さんに尋ねると

 

 

「ま、まさか其奴の事を知らんのかお主」

 

 

「こいつの親玉と数十日戦ったら、俺の代わりに連れてけって言われてから俺と旅してる」

 

 

「ははは!まさか八王に喧嘩を売る奴がおるとはの!しかもお主の技、猿武じゃろまさか猿王とも会ったのか?」

 

 

「猿王?あぁ…やっぱりあの猿強い奴なんだ」

 

 

「強いも何も彼奴は大陸の王じゃが?」

 

 

「いやまぁ強いから当然か……」

 

 

「うむうむ」

 

 

「あ、良かったら食べます?」

 

 

「おぉ、では遠慮なく」

 

 

と久しぶりに人と食事をするのであった

 

 

 

「へぇ〜人生のフルコース…」

 

 

「そうじゃ、美食屋はそれを追い求めておるのじゃよ」

 

 

「なら俺のサラダは、あのダンゴムシだなキャベツみたいだし美味いし」

 

 

あっさりとひとつ決めたのであった

 

 

「そう言えば爺さん、何か面白い道具持ってるけどそれ何?」

 

 

「おぉコレか、ノッキングと言って相手の動きを止める技術と道具じゃよ」

 

 

「へぇ…」

 

 

「そう言えばお主、酒は行ける口か?」

 

 

「まぁ人並みには」

 

『嘘つけ、グデングデンに酔う癖に』

 

 

魔王進化してからは酒への耐性が出来たから人並みに飲めるようになった

 

 

「そうかそうか…暇なら今度酒豪諸島に向かうと良い、良い酒をご馳走してやろう」

 

 

「本当っすか!やった!!」

 

わーいと喜ぶハルトはふと思った

 

 

「なぁ爺さんは此処へ何しに来たの?」

 

 

「おぉ猛獣の捕獲にな」

 

 

「どんなの?」

 

 

「ほぉ行ってみるか」

 

 

「是非!!」

 

 

 

後編へ続く

 

 

 

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