「来いよあと2人…いや逢魔全員の怒りも叩き込んでやるからヨォ」
挑発するように手を振るアナザーワンネスに対して
「少し修行して強くなったくらいで浮かれるな!!」
とクロスギーツが叫ぶとクラックが開き其処から下級のインベス、そして鏡の中からミラーモンスターが現れたのであった
「へぇ…知恵の力か」
怪人生成、使役の力
「あぁ今の俺なら怪人を使役する事なんざ造作もねぇ!!」
その声を合図に怪人軍団がアナザーワンネスに襲い掛かる、4分の1しかない俺の命令権より半分以上宿してる奴の方が命令権は上にあるから指示聞かねえな…幸いライダーと契約してる連中はこっち側だけどな
「はぁ……悪りい、連中の相手はお前達に任せるわ」
「!!!」
そう呟き飛び上がると突如 放たれた光線が怪人達に命中、そのまま建物や障害物まで貫通し遂には成層圏の先にある人工衛星まで破壊した
余談だが、この一撃により宇宙に眠る第六の精霊が目を覚まし 歴史が変わるのは誰も知らない話
その犯人はハルトの新しい仲間
嘗て牙一本でこの世の王となった竜の末裔
親を並び超える、意味を込めて名付けられた
「!!!!!!」
竜王の子 デロウス参戦
「だけどまだいるんだよぉ!」
「こっちにもな」
そしてその背に乗るのはもう1人、シアゴーストや下級インベスがアナザーワンネスに襲い掛かるも足元から伸びた鉄杭が貫通、そのまま流された炎により爆散したのであった
「ナイス、オルタ」
「全く漸く私の出番ね…やっと暴れられるわ」
「あぁ止めねぇから思い切りやれ」
「素敵な命令ありがとう、マスター」
それは知恵のハルトが残した遺産、英霊を呼ぶ札により現界した復讐の聖女
「ジャンヌ・オルタだと!!アイツめ余計な真似を!」
クロスギーツの驚きを他所に襲い掛かる怪人であるが
「あら、それで良いのかしら?今際の際の言葉が!!」
ジャンヌ・オルタが放つ幻想のその炎に焼き払われるのであった
「私に任せてさっさと本命を潰しなさい!こいつ等は私が灰にしてやるわ!」
「……頼んだオルタ!」
「任せなさいマスター…この私が…竜の魔女が全てを焼き尽くしてあげるから、見なさい!!」
それでも懲りずに攻撃を行い怪人軍団に全力の炎を叩き込むとジャンヌ・オルタはドヤ顔で
「強撃(バスター)で殴る!これが最強に頭の良い戦法よ!!」
ーーーーーーーーーーーー
その言葉を聞いたウォズ達は理解した
あぁ、同類(脳筋)なら呼ばれるわと
「あぁ…そりゃ魔王ちゃんと相性良いよね」
「うむ!バッチリだ」
「これが聖杯の導き…凄いです!!」
「いや感心しとる場合か御主達!?妾達の王は完全に脳筋と聖杯に認知されとるという事じゃぞ!!」
基本 英霊由来の聖遺物を持たないで召喚した場合、本人と相性の良い英霊が召喚される
つまりハルトとジャンヌ・オルタは根っこが似た者同士という事であったのだ
そう戦闘の基本がゴリ押しの脳筋だと
そして戦いを見ていたセイバーオルタも
「やはり猪女か…向こうのマスターも似た気質のようだが戦場を駆けるならあれくらい勇ましくなければな……む、マスターよ追加だ次はフライドチキンを頼む」
「え!?もう食べ終わったの!!」
「あぁ…さて腹拵えも済んだ私達も出陣するぞマスター!バイクを出せ!」
「え?ちょっ!セイバー!?」
「飛ばすから酔うなよマスター」
「ご、ご主人様(マスター)……ナツキさん…まさか女性に対してそんな劣情を「誤解だからエルフナイン!これは彼女と俺の雇用関係的な意味だから!」そうだマドカさん!そう言えば一夏さん達が学祭でメイド喫茶をやると聞きましたが!!」
「あぁ…成る程待っていろ直ぐに取り寄せる」
「お願いします!なら私達はメイド服で対抗です!!」
「む?メイドか…良いだろう受けて立つ!」
「いや凄い見たいけどこの場な言わないで!キャロルと千冬さんが凄い目で見ているから!!…ってセイバーも張り合うなぁ!!」
引き摺られるナツキを見送った面々はポツリと
「さてお前達、感心してないで行きますよ」
「何処に?……まさか!」
「ウォズ正気か!あの現場に向かうのか!」
「辞めた方が良いですよ!魔王様の邪魔になりますが…けどここで日和るようじゃ四天王失格ですね!…あぁ…最弱先輩コンビはここで指咥えて眺めてたらどうです?」
「「誰が最弱だフィーニス(ちゃん)!」」
「はぁ…違うのだろう、のぉウォズ」
「えぇ、このふざけたゲームを考案した連中…フーリガンを叩き潰しますよ」
「え?場所分かったの?」
「えぇ既にジャマト側とデザグラ運営の精鋭部隊で包囲しているとの情報がありまして」
「精鋭部隊?」
「名前負けしなければ良いがな」
「それはないかと…聞いた話ではチェーンアレイのみでライダーバトルを勝ち抜いたゴリラやサポーターへギガントを誤射したネズミにトリガーハッピーなパンダ、クイズを出し続けるスズメ、スピード狂いのオオカミとメンタルが病んでる闇の剣士とジャマトの我が魔王がいると」
「え?何それ怖い」
「何とまぁ奇天烈な連中をそこまで集めたのぉ」
「メンタルが病んでるハルト様が可愛く見える悪夢のオールスターだ」
「何て恐ろしいアッセンブル…」
「あら面白そうな話をしてるわね」
「テスタロッサ嬢?」
「ウォズ…私達は私達で動くけど構わないかしら?」
「勿論です……あぁそれと我が魔王から伝言が」
「ハルト様から?」
「何々〜?」「む?」
「派手にやれと」
「望むところですわ」
「ねぇウォズ、私も出る」
「銀狼嬢?いやしかし貴女には」
「大丈夫」
と銀狼は以前使用したジャパニーズウルフゼツメライズキーを見せるがウォズは難色を示す、彼女のゼツメライザーは使用不能なのにと
「しかし…」
「心配するな…束」
「はいさー!銀ちゃんにプレゼントフォーユー!」
と銀狼に渡したのは銃型ツール ショットライザーであった
「これ…」
「前に大量に確保した、アバドンのライザーを改造したんだ〜量産型だけど性能は束さんのお墨付きだよ!!」
「当然ナノマシンの影響はない…まぁ本来なら脳にチップの移植が必要だが、そこは安心しろアークが代理演算してやる」
「2人とも…」
「だが一つ警告する……あのバカ夫の真似をしてキーを力ずくでこじ開けるな、アレが出来るのはゴリラだけだ」
「当然でしょ」
とだけ言うと銀狼はショットライザーを手にテスタロッサ達と転移したのであった
「良いのキャロりん、私達も出なくて?」
「オレ達は後だ銀狼は因縁の相手がいる御礼参りくらいはさせないとな」
ーーーーーーーー
「さて…俺から奪った手品は終わり?なら残念だな俺より使いこなせてない訳だな」
「っ!この野郎!!」
力のハルトが持つ身体能力を上乗せて体を捻り放つのはレイジングソードの一撃はアナザーワンネスの首を跳ね飛ばす事に成功した
かに見えた…だが剣の一撃はまるで霞を切るように通過したのである
「これなら!」
「残念、空振り」
『ナーゴ……ファンタジー』
「俺は何処にもいて何処にもいないシュレディンガーの猫ってね、確率に完全な0はないから俺には当たらない」
「のやろう!!」
「っ遅い……捕まえた!」
更にクロスギーツは黒いQB9で射撃攻撃するがアナザーワンネスが呼び出した巨大なゾンビの手により防がれるものの、その衝撃は体に響いたがアナザーワンネスはそれが嫌だったので猿武で受け流す
『バッファ…ゾンビ』
「これは………力の分だぁ!!」
その足元には猿武で流した衝撃で地割れを起こし、そのゾンビの手で相手を掴むとビルまで投げ飛ばした先にあるものを見てアナザーワンネスは笑う
「お、避雷針めっけ…よし頭を使おうか知恵の分」
『ナーゴ…ビート』
ビートアックスを呼び出すとアナザーワンネスはそのままギターを掻き鳴らした
「イエエエエエイ!!音撃斬!雷電激震!!」
『メタルサンダー!!』
『それは音撃と違うぞ相棒!?』
『何かカプリコーンと轟鬼が混ざったな』
そんなツッコミも虚しく奏でられた演奏と雷撃は壊れた避雷針に直撃、そのエネルギーは建物を伝いクロスギーツに命中するのであった
「グアアアアアアア!」
「やっとダメージか……ここで畳み掛ける」
『タイクーン…ニンジャ』
「分身の術!」
印を結びアナザーワンネスが7人に分裂するとそれぞれがマグナムシューター、ゾンビブレイカー、ニンジャデュアラー、ビートアックス、プロペラとブーストバックル型エネルギー、巨大な拳を構える
そしてマグナムシューターを持った個体がワンネスバックルを強く叩いたのである
『ワンネス・ビクトリー!!』
「「「「「「「セイヤアアアアア!!」」」」」」」
最初はマグナムシューターの射撃から始まりビートアックスの雷がエネルギー型プロペラと合体し回転刃となり襲う
ゾンビブレイカーで帯びた毒の斬撃をニンジャデュアラーと合わせて放ち、ブーストの炎で強化したモンスターの拳を一斉にぶつけたのである
全員の同時攻撃は流石のクロスギーツでも受け流す事は出来ずに爆散した
「っ!」
変身解除して倒れるクロスギーツの喉元にブジンソードの刀を添える
「チェックメイトだ黒狐」
「っ!!」
ーーーーーーーー
その頃
「っ!そんなハルトが…」
「あら…コレは予想外ね」
クロスギーツの敗戦を悟ったヴェルザードとカフカが遠くから戦いを眺めていた
「行かなきゃ!」
ヴェルザードが飛び出そうとする中、その頭上から巨大なブラックホールが放たれた回避したが周囲の建物を全て破壊した
「見つけたぞ白氷竜」
「リベンジマッチ」
「安心なさいな今度は撤退なんて無粋な真似はしませんわ……まぁする気もありませんけど」
「悪魔が私の邪魔をしないで!!」
三人娘vsヴェルザード
そして
「見つけたカフカ」
「久しぶりね銀狼」
無言でカフカにショットライザーを向けると
「あら、どうしたのかしら?」
「どうしたもこうしたもない…君のせいで…私のせいでハルトが傷ついた」
「それは此方の台詞でもあるわね…今貴女のハルトの所為で私のハルトが傷ついたわ」
「昔の仲間と言いながら銃を向けた」
「あら?私達が組んでた時と必要ならしてたじゃない…随分と腑抜けたわね」
「逢魔じゃ攻撃しない仲間殺しは大罪」
「クローン兵が日常的に魔王を攻撃してるけど?」
「アレは訓練だからノーカウント…それにハルトは殺しても死ぬような奴じゃないから大丈夫」
「それはそれでどうなのかしら?けど私に勝てると思ってる?実力差は知ってるわよね?」
「勿論…けど借りを返しにきた」
「蛮勇ね前の貴女なら絶対しなかったわ」
「だね…けど私もハルトの」
未だに自分に専用ほライダーシステムを託されないのは嘗て敵対していたからか自分が他の面々よりも新参故に愛されていないのかと思っていた事もあった、それが不安になり錫音とキャロルに相談したら彼女は笑いながら
【大丈夫大丈夫、ハルトは好きって言ってくれた子の気持ちは絶対に裏切らないよ何せ女の子1人を助ける為に世界と戦う事さえ躊躇わないイカれた大馬鹿野郎だからね、キャロル?】
【あぁ安心しろ、あのバカはオレを含め何処かイカれてる女にしか惚れないからな】
【ねぇキャロル…その理論だと私達含めて他3名もイカれてるんだけど?】
【元復讐鬼(錫音)、剣術馬鹿(千冬)、天災(束)、バトルジャンキー(アンティリーネ)…この中にマトモな奴がいるか?】
【……いないね】
【だから安心しろ銀狼、あのバカ夫が惚れてるって事はお前もー
「私も魔王の花嫁だから、これくらいイカれてないと務まらない!」
ネジが外れてないとダメだ、今の狼のままではいられないならば過去を超えて挑むだけ
「この間の貸しと過去を超える為にも貴女をぶっ潰す!」
ショットライザーをドライバーに装填して銀狼はゼツメライズキーを起動、それはIS世界のアークとリンクし人間仕様へとデータ変換された
『JAPANESE WOLF!』
銀狼はそのままショットライザーにキーを装填しロック解除したキーを開く
『KAMEN(WARNNIG)RIDER KAMEN(WARNNIG)RIDER!』
本来なら禁じられた手を躊躇いなく解放し銃口をカフカに向けて放つ
「変身!!」
『SHOT RISE』
現れたのは機械仕掛けの双頭の狼、銀狼へと駆け寄ると装甲に変異して合体する
その濃淡別れる青の鎧は本来の歴史において
同じ狼を宿す異なる者同士が共通の目的の為に力を合わせたからに他ならない
原典よりも小柄だが凛と立つその戦士の名は
『オルトロスバルカン!!』
『Awakening the instinct of two beasts long lost』
負の連鎖を砕き未来をこじ開けた双頭狼
仮面ライダーオルトロスバルカン
「あらあら随分派手になっちゃって」
「ゲーム開始」
オルトロスバルカンはビームエクイッパーでアタッシュショットガンを複製しカフカへと発砲したのであった
銀狼 オルトロスバルカンに変身!まぁハルトが本命ベルト渡す繋ぎですが……
次回予告
大将戦に決着が見え、アナザーワンネスが問いただす戦う理由
黒狐が独白した神の力を行使する理由とは
そして敗北による焦るフーリガン陣営に今
「オラオラァ!悪りぃ子しかいねぇなぁ!」
「そんな奴等にはお仕置きデース!」
「このソラスプライム係長から預かったハンマーでお前達は餅になるんダナ!」
「おー怖いねギッチョン!!」
「パラリラパラリラー!さぁさぁチミ達は大人しくあっしの実験台になるっす!!」
「ちょっとチュータ何処!俺だけじゃツッコミが追いつかないんだけど……っていない!?もう……コラー!フーリガンは黙らないと校長先生は銃を撃っちゃうぞ!!」
「ドラ猫が一番物騒じゃねぇか…ってダァ!誰だ!俺の宝石の肉を食べた奴わぁ!」
「あ…この部位サーロインだ」
「お前は黙ってトロルチーズでも食べてろネズ公!!」
戦いに飢えた者達が暴れだす!
「え?早く打ち上げまだ?」
「ダメだ!まだ真面目にやれ!」
否!声優無法地帯が報復を開始する!!
次回 後編 そして無法者に制裁を お楽しみに!!