さて前回 無事にこっちの戦いは決着となりアナザーワンネスは刀を喉元に添え尋ねる
「んで結局何で俺を狙った?」
「何だよ話せば見逃してくれんのか?」
「その場合でも時間切れで終わりだろう?ならお前の戦う理由くらいは聞いときたくてな」
実際、創世の力を狙うのならゲームなんかにせずフーリガンの支援も受けずに1人で闇討ちをすれば良かったのにしなかった
態々フーリガンを楽しませる為にゲームにしたのがコイツの敗因にもなる……まぁ結果論だが
「もっと複雑なルール設定にすりゃマシだったろうにさ俺の単純脳みそなら思いつかない抜け穴用意しておくとかな」
「……………」
『いや単純に考える頭がないのでは?』
『まぁ並行世界とは言えハルトだしな…脳筋だし複雑な事を…っん?ちょっと待て!何でリボルキャリーがここに!う…うわああああぁぁぁ……』
『あ、アナザーWが跳ねられた』
『この人で無し!!』
「悪りぃな俺は人間じゃねぇよ……あぁ」
黙りするのは俺達の報復を恐れてんのか…そこまでして守りたい存在か?
「そんなに其奴等が大事なのか?」
「っお前に何が分かる!王になって全部を持ったお前に…世界を書き換える力なんて持ってる奴に!!」
「その便利パワーを使ったのなんて、それこそ最初の頃だけだけどな」
具体的にはシンフォギア世界で戸籍改竄と密入国に使ったくらいしか覚えてねぇ
「だから力を奪って思い通りにしようってか?」
「っ!俺は…」
と話していると何か肌寒くなり何かが止まった気がした……まさか!と目線を向けるとそこには先日 三人娘と単騎で渡り合った奴ではないか!つまり
「おいおいテスタロッサ達が負けたのか?」
と慌てて身構える中、飛んできたのは白髪で雪のような肌をした美少女だ
「ハルトは殺させないわ!」
臨戦態勢の彼女にハルトは苦い顔をして
「ボスラッシュか?」
「ハルト様」
「あ、モスどしたの?」
「実は…」
困り顔をしているとテスタロッサ達の戦いを見ていた腹心 モスが報告に現れた
曰く 気づくと消えていた…転移や魔法ではないらしい
「モス、良く報告してくれたなありがとう…んじゃ後は俺「私達にお任せを」にって早っ!」
そこには準備万全のテスタロッサ、カレラ、ウルティマがいるではないか
「いつの間に!」
「ふふふ…私達も転移魔法位は使えますわ」
「スゲェ…流石はテスタロッサ達だな…つかウォズと四天王は?アイツ等何してんだ?」
「さぁ?」(今フーリガンの拠点にカチコミ中)
「そっ」(あぁ〜見られてるから念話な訳ね了解)
ウルティマからの念話で大凡理解を示すとテスタロッサは冷静に
「えぇ、ではハルト様は其方を「ちょっと待て!」あら?」
黒ハルトはボロボロの体で立ち上がるとバックルを構え直す
「彼女に手を出すなら俺を殺してからにしろ」
その覚悟を見たハルトは取り敢えず真顔で一言
「んじゃそうするわ」
貫手で心臓を躊躇いなく狙おうとした その時
「ちょっと待ってーーーー!」
バイクのエンジン音と共にナツキとセイバーオルタが現れたではないか、鮮やかな着地とドリフトを決めた彼女はすぐに鎧を纏うと
「おい何伸びている起きろマスター!戦いだ!」
「ぜぇ……ぜぇ……ちょ…ちょっと待って…乗り物酔いがひどくて…」
見ればナツキが顔を青くしふらふらであるがセイバーオルタはケロッとしている、こいつ…
「お前さアナザーライダーにして仮面ライダーが何乗り物酔いしてんだよ…それフグが自分の毒に苦しむようなもんだぞ?」
「いや…マジで……ごめん」
「本当自分本位なサーヴァントを引き当てて可哀想ねぇ、そっちのマスターは」
「私のマスターは繊細なのだ、それに自分本位なサーヴァントがサーヴァントならマスターもマスターのようだな脳筋と言ったか?力押しばかりで芸のない奴だ」
「は?」「あ?」
「「…………」」
「焼き尽くしてあげるわ」
「貴様こそ聖剣の錆にしてくれる」
「せ、セイバーオルタ…辞めて」
「オルタも止せ、それとデロウスもビビりながらビームを撃つためにチャージしなくて良いぞ」
ジャンヌとセイバーオルタが急にバチバチと火花を散らすのをやれやれと被りを振り向き直る
「ったく……闘争の空気じゃないな」
「違いない」
「そんでテメェの狙いは…ん?おぉ来たかナイスタイミング」
突如聞こえた馴染みある音にハルトが目線を向けるとそこには親衛隊のガンシップが数機、着地するとハウンドと親衛隊が現れた…沢山の子供をつれてだ
「嘘…」
「お前たち!何で此処に…」
「そこのピンク色の兵隊さんが助けてくれたんだよ」
「「ピンクじゃないマゼンタだ!!」」
「異口同音!?黒ハルトはボロボロになってもツッコミしたぞ!!」
「いやぁ並行世界でも陛下は陛下だな」
「軽口を叩くなルーキー…お待たせしました陛下、ハウンド以下親衛隊任務完了です」
「ご苦労、被害は?」
「軽傷数名です見張りのチンピラ風情に遅れをとる我々ではありませんよ」
「流石だな本当、お前達を切り捨てようとした奴の気が知れん」
「自分も同感です…それに銀狼の嬢ちゃんが良い仕事をしてくれましたよ警備システムを潰したりなど的確に支援してくれましたからね」
「流石だな銀狼の奴…本当に皆は頼りになるな」
ハルトが修行前に銀狼に頼んでいたのは黒ハルトが世界で何をしていたのか調べてもらったのだ
そしたら予想通りというか何というか
「しかし孤児院の子供を助ける為に神様になろうか…見上げた根性してるな」
そう我等がアナザーW(検索エンジン)の調査により判明した
クロスギーツこと黒ハルトは自分がお世話になった孤児院の為に天与呪縛の体を活かして地下格闘技界で暴れていたらしい…ファイトマネーを寄付していたと
何処の虎マスクと言いたいが、そんな日の中でバールクスがやらかした情報リークとフーリガンの接触が運命を変えたらしい
結果としてクロスギーツになった黒ハルトは
俺を倒して神の力を使い世界を変えようとしたと
自分が守るもの達の幸せの為に
だがフーリガンに孤児院の子供を人質に取られてしまったから嫌々、催しに付き合っていたとの事
「はぁ……おい俺から奪った力、知恵、センスを返しな、そしたら一回だけお前の望む世界に書き換えてやる」
「っ!!」
「陛下!?」
「ハルト!そんな事して良いのかよ」
「ま、実際コイツのお陰で新たな仲間にも出会えたし力を得た…それに俺が慢心してた事も分かったからな」
見上げると嬉しそうなデロウスとセイバーオルタとバチバチと火花を散らすジャンヌ・オルタがいた
「それに戦う理由を知った今となってはコイツを単純な悪とは見れねぇ…つかバールクスの俺が悪い」
そうヘラヘラ笑うハルトであったが割と思う所はある、コイツもコイツで守るもののために戦おうとしていた事を、俺にはできない勇気を振り絞り挑んだ事への敬意を表して…そして
「しっかし純粋なライダーバトルと思ってたら人質使って脅してたとかシケタ真似しやがって…なぁ見てんだろフーリガン、テメェ等のやった卑劣な行為の報いは必ず受けさせるどの時代、どの世界にいてもだ見つけ出して必ず落とし前をつける」
この時、ハルトは宣戦布告をカメラ越しの安全圏で騒ぎ立てる悪辣者に告げた
「これは警告じゃない…………確定事項だ」
それと同時にフーリガンの拠点にしていた施設の一部が爆破された
ーーーー
同時刻
大きな爆破で揺れる施設、そして魔王の逆鱗に触れ死刑宣告を受けたフーリガン達は慌てふためいている未来へ逃げようとするもの狼狽するものなど多様な反応だが
爆煙の中から現れたのは…
「オラオラァ!悪い子しかいねぇなぁ!」
「お前達はお仕置きデース!!」
「ハイヤー!」
「ダー!やっと暴れるなぁ…あのネズ公…覚えてろよ!!」
「行くでザンスよ、カー!」
「僕ちゃんも暴れるブーン!」
古の大戦 デザイアロワイアルを勝ち残り神となった者達 しかしながら彼等の願いは終わらぬ闘争 その為 運営に鉄火場にいる権利を与えられた戦闘狂集団 デザグラ運営の最終兵器
テスター軍団 攻撃開始
「テスター軍団だぁ!逃げろぉ!!」
「おっと逃がさないんダナ、お前達はソラスプライム係長から預かったハンマーバックルで餅になるんだな!!」
「ぐぎゃああああ!」
そして
「苗を盗んだのはテメェ等かぁ!利子含んで取り立ての時間だぜぇ!!」
『FEVER KNIGHT!』
「最速で終わらせる!」
「あぁ…テスター軍団と鉢合わせたら……その前に終わらせるぞ!」
「えぇ巻き添えは勘弁願いたいですね…おや?」
「ねぇハルトを傷つけたのは君達かなぁ?」
「せ、先輩!久しぶりの出番ッスけど目、目が笑ってないっす!ハイライトはどこ行ったんっすか!!」
「あはは…みーんな……切ろう」
『読後一閃!!』
「「「「「ぎゃあああああ!」」」」」
「ふふふ……あはははは!」
「せ、先輩ーー!」
完全にヤンデレ化したあかねカリバーを見て大智は顔を青くしながら
「彼方の巻き添えにもならないように気をつけましょう」
「「意義なし」」
ジャマトチーム参戦!!
またある所では
「ははははは!貴様等を引き摺り回してやろうか!!」
『1号』
「さぁ豚のような悲鳴を上げろ」
『変身!WAKE UP!』
「さぁ我が魔王への許しを得た所で行きますよ!」
『アナザー…ファイナリー』
「う、うわぁ…何てオーバーキル…カゲンちゃんどうす「行くぞお前達!手柄のかき入れ時だぁ!!」って先陣切ってるぅ!?」
ウォズ+四天王参戦
ーーーーーーーー
その報告を聞いたハルトは機嫌良く、これで良しと落ち着くと
「これで良し」
「お前…」
「さーてと、返してもらうぜ俺の力」
とハルトが手を伸ばすと中から赤、黄、青の光が抜け出た、それはハルト自身の破片である
そしてその力がハルトに取り込まれるとハルトの左手にアナザーグランドジオウウォッチが現れたのである
「完全復活だな【ヤハ!】【えぇ】【イェイ!】…え?」
何故かハルトの頭に響くアナザーライダー以外の声…え?
「なーんで消えないのさ」
【恐らく我々が合体するには何かしらの儀式を行う必要があるのでは?】
「例えば?」
【フーリガンを潰すとか?】
「ちょっと用事を思い出した、行ってくるよデロウス!!」
ハルトが背に乗ると黒ハルトが声をかける
「俺も行くよ連中には御礼参りしないとな、ヴェルザードは子供達を頼む」
「仕方ないわね気をつけなさい」
「あとカフカを止めてくれ」
「銀狼も居ると思うからよろしく」
「任せなさい」
そしてガンシップに乗り込み発進するトルーパー達を率いるかのようにハルトは告げる
「さぁ行くぞお前達、そして連中に教えてやれ俺達が何者で誰に喧嘩を売ったのかを!」
「凄い覇気だな、このリーダーのためなら死ねるな…なぁこれも洗脳か?」
「これこそが陛下のあるべき姿だ」
そしてハルトはデロウスの背から号令を出した
「さぁ出動だ!!」
次回 フーリガンvs?お楽しみに!!