無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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六喰プラネット5幕 感動は電車の中から

 

 

前回のあらすじ

 

 

電王、参上!!

 

 

⁇内部

 

 

そこには気絶していたハルトが寝ていた

 

 

「うーーーーん……はっ!で、電王!!」

 

 

周りを見渡すと白くて綺麗な内装にそこに座る多様なイマジンがいた

 

 

「あ、起きた起きた!」

 

 

「全くいきなり気絶したって聞いた時は驚いたよ」

 

 

「鍛え方が足らんとちゃうか?どれ!ワイが鍛え直したる!」

 

 

紫、青、黄色のイマジンを見て

 

 

「……………………」

 

 

再びハルトが白目で気絶しようとした時、ナツキが慌てて止めに入った

 

 

「おい気をしっかり持て!!話が進まない!!」

 

 

「どどどどどういう事なんだ!ナツキ!何で俺の目の前にウラタロス、キンタロス、リュウタロスの3人がいるの!……まままままさか、あの時見たモモタロスや良太郎さんも!」

 

 

 

「本物だぜ、ったくやっと起きたのかよ」

 

 

「起きたんだね…体は大丈夫?」

 

 

その姿を見るなりハルトは

 

 

「…………………」(灰化)

 

 

オルフェノクのように灰になった

 

 

『相棒しっかりしろ!!』

 

『気持ちは分かるが気をしっかり保テ!!』

 

『フォトンブラット浴びてないのに何で!?』

 

 

「えーと…コレどういう事?」

 

 

「凄い大雑把に言えば…ハルトは貴方達のファンなんですよ、ほらハルト最初に何すべきか分かるな」

 

 

「……………っ!ファンです!サインください!!お願いしますこの通り!!」

 

 

「違う!挨拶!!」

 

 

『相棒は今日も平常運転だな』

 

 

「これが平常運転なのはやっぱり心配になるよ!」

 

 

色紙を持ち土下座するハルトを見て、ナツキは変な安堵を覚えたという

 

 

 

数分後 

 

 

「ありがとうございます…良太郎さん…皆さん……このサインは家宝にさせていただきます!!」

 

 

号泣しながら色紙を抱きしめるハルトに思わず

 

「ええ!?」

 

 

「国宝認定したよ…いやまぁ気持ちは分かるが…」

 

 

「………そう言えば此処って」

 

 

ハルトが場所を確認しようとしたら扉がプシューと開くと中からスーツと杖の似合うおじさんと綺麗な女性が現れた

 

 

「デンライナーの中ですよ」

 

「新しいお客さんだぁ!いらっしゃい!」

 

 

「お、オーナーにナオミさん!?い、いや待て…ま、まさか…こ、ここがデンライナー…」

 

 

「はい」

 

 

オーナーの言葉にハルトは涙を流しながら両膝をつくのであった

 

 

「うおおおおおお!」

 

 

「マジ泣き!?そろそろ泣きすぎて白目が萎むぞ!!」

 

 

「涙ならコレで拭いとき!」

 

 

「あ、ありがどうございまず〜本当のデンライナーだぁ……」

 

 

「こ、ここまで情緒不安定なハルトは初めてだな」

 

 

「そうなの?」

 

 

そう思い直すナツキだったが

 

 

『くらえ!日本遊戯カゴメカゴメ!』

 

 

『見よ!この文字Tシャツ!!』

 

 

「いや……普段から割と情緒不安定だからコレが平常運転だったなごめん」

 

 

「それで良いんですか!?」

 

 

ナツキは納得しているが士道は嘘でしょ!と視線を送ると良太郎がハルトに目線を合わせて

 

 

「ねぇ君が本当に魔王なの?」

 

 

「はい!!常葉ハルト!魔王やってます!その…皆さんに会えて嬉しいです…そうだ、ウォズ!」

 

 

「こちらに」

 

 

「え?一体何処から…」

 

 

「我が魔王いる所に私あり、初めまして私はウォズ「あ、この間の奴じゃねぇか!」それは他人の空似だよモモタロス」

 

 

「電王の皆さんに会った日を祝して電王記念日として国の祝日にするけど良いかな!

 

 

「……御心のままに、そうなりますと鎧武、ディケイド、剣、ゼロノス、ビルド、ギーツと会った日も記念日になりますね」

 

 

「よし決まりだ!テスタロッサに頼んですぐに施行してもらおう!名前は仮面ライダーの日だ!」

 

 

「御意」

 

 

「毎年増えて行く記念日になるな!」

 

『相棒の瞳がレジェンドライダーに会えるという希望に満ちている!』

 

『何て澄んだ瞳をしてやがル!』

 

 

 

その様子に思わず

 

 

「スゲェな色々と」

 

 

「僕達、国の祝日になっちゃったよ」

 

 

「ほんま変わった王様やなぁ」

 

 

全員が驚愕する中、ナオミはトレーにカラフルなコーヒーを出してくれた

 

 

「取り敢えず皆さん、コーヒー飲みませんか」

 

 

「是非!」

 

 

 

そしてコーヒーブレイクしたお陰かハルトは一息つけ普段の冷静さを取り戻した

 

 

「ふぅ……美味い…デネヴキャンディに続きナオミさんのコーヒーまで…幸せだぁ…」

 

 

かに見えただけだった

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

「さて……ハルトが落ち着いたので本題に入りますね取り敢えず皆様がこの世界に来たのは侑斗さんと同じですか?」

 

 

「そうなんだ彼が最低最悪な魔王になっちゃうからそれを止めに来たんだけど…」

 

 

良太郎は困り顔で言うのも納得である、どんな怖い奴かと思ったら自分を見て気絶するなんて思って無かったのだから

 

 

「そんな未来にはしません!最善は尽くしますよ!でないと仮面ライダーの皆さんに顔向け出来ませんし〜師匠にも怒られちゃいます…あ」

 

 

ハルトはカラカラ笑いながらコーヒーを飲むと思い出したように

 

 

「実は皆さまに会う事を想定して実はささやかながらお土産が…」

 

 

『どんな状況を想定してるのだ相棒!』

 

『コネクト』

 

そこから出たのは多種多様なお土産であった

 

 

「うわぁ!凄い!!今のどうやったの!?」

 

 

「これは魔法ですよ、まずはリュウタロスさんに…異世界から集めたお菓子の詰め合わせです」

 

 

「うわーーい!!」

 

 

「そしてキンタロスさんには…こちら!とある商店を営む下駄と帽子の似合う人から譲ってもらいました…どんな傷も癒す温泉!…を模した入浴剤です!」

 

 

「ほほぉ!」

 

 

「ウラタロスさんには…此方を…癒しの国ライフから買いました香水や美容品を」

 

 

「ありがとう」

 

 

「そしてモモタロス!」

 

 

「何で俺だけ呼び捨てなんだよ!」

 

 

「別空間に格納してますが文字通り山のように大きいプリンことプリン山になります、因みに時間固定してますので痛む事はありません!」

 

 

「…………グッジョブ」

 

 

「オーナーには此方を…異世界の職人メルクさんに頼みましたオーダーメイドのスプーンです!」

 

 

「これはこれはご丁寧に」

 

 

「ナオミさんには新しいコーヒー豆を」

 

 

「うわぁ!ありがとう!!」

 

 

「そして良太郎さん!」

 

 

「う、うん…」

 

 

「良太郎さんには…世界各地で買いました幸運のお守りを良かったら……」

 

 

「あ…ありがとう…」

 

 

「良太郎…お前……」

 

 

「あと…何でイマジンがこの世界に…」

 

 

「それは貴方達が呼び水になっているかと思いますよ」

 

 

「「え?」」

 

 

ハルト達はオーナーに視線を向けるといつの間にか炒飯で棒倒しをしているではないか

 

 

「それってどういう…後、それ俺もやりたいです」

 

 

「確かにこの世界には仮面ライダーは存在していました…しかし彼と精霊とは本来交わる筈のない物語が統合した結果、このような事態になっていると思いますねぇ〜…良いでしょう受けて立ちます」

 

 

「……………」スッ

 

 

結果?オーナーに負けたよこの野郎!!!!

 

 

ーーーーーーーー

 

 

デンライナーから降りた後、ハルトはバットショットで撮り鉄している中、士道はナツキに質問する

 

 

 

「あの……何でハルトさんが王様なんですか?」

 

 

「は?」

 

 

「あ、いや…そのナツキさんの方がぽいなぁ〜ってハルトさんはその…」

 

 

「あ〜あの脳筋ライダーヲタが何で王様やれてるかって話?」

 

 

「はい…」

 

 

その視線の先にはハルトが狂喜乱舞して撮影している姿があった

 

 

「俺に聞いて正解だよ、その質問をウォズ達に聞いたら消し炭も残らないし…まぁ答えから言うと、あのバカが捨てるって選択肢を選ばなかったから」

 

 

「え?」

 

 

「逢魔王国は最初は仲間内だけのグループだったんだよ、ある世界で色々あってな何かに利用されない為の名前だけの国だったんだ」

 

 

「それが何で……」

 

 

 

「だが行った世界で仲間に入りたい奴を拒まずに受け入れた結果…逢魔に沢山の人が住むようになって…気づいたらハルトが王様になってた」

 

 

「えぇ…」

 

 

「まぁ言いたい事も分かる、取捨選択は人間なら絶対に避けられない事だけどハルトは、あぁ見えて強欲なんだよ…士道君には出来るかい?一回喧嘩別れした好きな女の子を守るために国や世界と戦うなんてこと」

 

 

「それは…」

 

 

「戦うか無視するかの2択を出された時、ハルトは彼女を戦い守ると即決したんだよ、正直に言うけどその時のハルトの背中はカッコよく見えるんだ…」

 

 

「カッコよく」

 

 

その視線の先には

 

 

「空を見ろ相棒!彼処にイスルギ、レッコウ、イカヅチと戦闘で活躍するデンライナーの追加車両が走ってるぞ!すげぇ……はっ!すみませんオーナー!後生の頼みです!連結合体した姿を見せてくれませんか!!」

 

 

頭を下げているハルトがいた

 

 

 

「まぁ…普段があぁだからってのもあるけどさ」

 

 

「………」

 

 

「君がハルトにどんな感情を持ってるかは知らないけどさ完全無欠な王様に誰が憧れる?誰が支えたいと思う?不完全でも不器用でも自分の信じる道を進み示すのがあの魔王の王道なんだよ」

 

 

 

「ナツキさん…」

 

 

「まぁ」

 

 

 

2人の目線の先にはハルトがノリノリで撮影した後

 

 

「あの!皆さんと記念写真とかお願い出来ますか!!」

 

 

「本人はそんな小難しい事考えてねぇだろうけどな…多分、ウォズさん達も心配だから付いて行ってるが理由の一つにあるだろうし」

 

 

「ですかね…」

 

 

「それに気に入った奴には優しいからな、お前の火炎剣やライドブックだって本当なら取り上げられても可笑しくないものだからな」

 

 

「…………」

 

 

「でもお前に預けて、更に力も貸してるんだ…何か意味があると俺は思うねぇ…ま、今やるべき事は六喰の霊力を封印して皆の記憶を取り戻す事だな頑張ろぜ士道君」

 

 

「はい!」

 

 

 

 

「………何かバカにされた気がする?」

 

『安心しろいつもの事だろ?』

 

 

 

そしてハルト達はピースメーカーに帰り電王、ゼロノスにあった事を話すと皆は驚くがハルトの対応には一定の理解を示していたのは言うまでもない

 

 

翌日

 

 

「そうか…ありがとうな折紙」

 

『大丈夫、それよりハルトお義父さん…今度錫音お義母さんと一緒にお義父さんのご飯食べたい』

 

 

「おう、んじゃ腕を振るわせて貰うよ」

 

 

『楽しみ』

 

 

ハルトは折紙に士道について尋ねたがやはり知らないとの事だ完全に士道は孤立しているな

 

 

「ん〜十香ちゃんの闇堕ち原因は少年君がいなくなったことによる精神的不安感って所かな」

 

 

『恐らくな…で、どうする対抗策だが本気で能力使用前に倒すだけか?』

 

 

「最悪…本当に最悪の手段として過去に飛んでなかった事にするよ、このカードの力でな」

 

 

ハルトが懐から取り出したのは時計が書かれたアドベンドカードである

 

 

「けどコレばかりは使いたくねぇ、あの人達の矜持を冒涜する事になるし……ん?」

 

 

『ハルト、後方注意』

 

 

「あいよ」

 

 

そのまま飛び出すと先ほどまでいた場所には巨大な鍵が出ていた

 

 

「なるほど不意打ちで少年君の関係者を襲った訳か」

 

 

「そうじゃ勘の良い奴め、お前を封じれば彼奴を守るものはおらぬ…残りはお前だけじゃ」

 

 

現れた六喰にハルトは呆れたような目を送る

 

 

「となるとナツキもやられたか…面倒くさいなぁ…」

 

 

「お主1人で何が出来る?今退いて彼奴を見捨てるならば其方の関係者に限り記憶は戻してやる、むくは嘘が嫌いじゃ約束は守る」

 

 

「それよりもっと早く全部元に戻す方法があるぜ」

 

 

「ほぉ……っ!」

 

 

慌てて伏せると先ほどまで顔の合った場所にエネルギー弾が撃ち込まれていた

 

 

「お前を倒せば全員の記憶が戻ってハッピーエンドってな!」

 

 

「身の程知らずめ、むくと戦うのか?」

 

 

「おうよ!俺は逢魔王国の国王にして怪人達の王 常葉ハルト」

 

 

その時、六喰の目にはハルトとその背に立つ怪人としてのハルトの姿が重なり合うように見えた

 

 

「俺は少年君に協力するって約束を守る、それに一つ言いたい…お前…人の記憶を何だと思ってやがる?思い出の価値をお前に教えてやるよ」

 

 

思い出 それは誰しも持つもの…それを誰の許可をもって勝手に奪う

 

 

「キャロルや侑斗さんみたいな覚悟もねぇ奴が人の思い出消してんじゃねぇよ」

 

 

「ならお主は敵じゃ、やれイマジン」

 

 

「「「「ヒャッハーー!」」」」

 

 

ハルトの死角からモールイマジンが現れた彼等が六喰と交わした契約は一つ

 

 

「契約に従い、此奴を消せ」

 

 

「俺を最初から消す気じゃん…まぁ…こうなるか……ならこっちも容赦しねぇよ?」

 

 

そう言うとモールイマジン達は四方に吹き飛ばされるとハルトを中心に囲むように新たな戦力が現れた

 

 

「んじゃ、こっちは任せたぜ四天王」

 

 

「はっ!」

 

 

「まっかせてよ魔王ちゃん!」

 

 

「ご期待には全力で答えます!」

 

 

「安心せいハルト坊、お主はお主の敵を倒せ!」

 

 

「おう!任せてとけ!!」

 

 

「っ!此奴等…一体何処から……それより何故、お主の危機に駆けつけたのじゃ!」

 

 

「ま、これが俺の人徳だな」

 

『寝言は寝て言え』

 

 

「いやいや!この辺はさ!やっぱり建国前からの付き合いからくる絆の力だよな!」

 

 

「絆じゃと…」

 

 

何か彼女の地雷を踏み抜いたようだが知るか

 

 

 

「まぁそうだね伊達に長い付き合いじゃないよ」

 

 

「そうだ!」

 

 

「僕達は四天王ですから」

 

 

「まぁウォズから ハルト坊が何かやらかすのは確定だから助けてやれと言われての」

 

 

「ははは…ウォズは?」

 

 

「少ししたら来るってさ」

 

 

「「「「テメェ等、何のんびりしてやがる!!」」」」

 

 

「お主等、仕事の時間じゃ行くぞ」

 

 

「「「「変身!!」」」」

 

 

再起動したモールイマジン達が四天王に襲い掛かるが

 

『RIDER TIME』

 

『変身』

 

『(コア)1号』

 

 

変身した4人とそれぞれの戦闘が始まったのである

 

 

 

「さて……手品は終わりかお嬢さん?」

 

 

「絆?……そんなのまやかしじゃ!ある訳がない!お主が怖いから奴らは従っているだけじゃ!」

 

 

「アイツらが俺を怖がるとか無い無い」

 

 

『そうだな…この威厳が皆無の魔王の何処を恐れる必要がある!』

 

 

『おうとも!奥さん達の尻に敷かれ!戦いは力押しのパワープレイ!実はパラドに知恵要素を吸い尽くされてついたあだ名が脳筋魔王!!俺っちの半身!常葉ハルトたぁ!こいつの事だぁ!』

 

 

「バイス後で覚えておけ…ってパラド!お前が犯人だったのか!!」

 

 

『あぁ俺の力を使うにはお前の力も必要だったからな』

 

 

「確かに俺はお前でお前は俺だしな…つまりパラドの頭の良さ=俺の賢さという訳だ!」

 

 

『いやそれは違う』

 

 

「何でさぁ!!……じゃなかった、今すぐ少年君の関係者全員の記憶を戻すなら痛い目に遭わないよ…どうする?」

 

 

 

「仕方ない…むくが自ら相手してやろう!封解主!開放!」

 

 

すると六喰の中にある霊力が跳ね上がると同時に赤いチャイナ服のような霊装へと姿を変えた

 

 

「それが本気な訳か……こりゃウォズ達待ってる訳にもいかないかな?よし久しぶりにてんこ盛り行くよ」

 

 

『ジオウ……トリニティ』

 

 

ハルトはアナザージオウトリニティに変身したのであった

 

 

精神世界で

 

 

「四天王派遣、流石はウォズ英断だよ」

 

 

「恐縮です我が魔王」

 

 

「なぁ…八舞姉妹とデートしてたら、いきなり呼び出されたんだけどさ…取り敢えずあの子誰?」

 

 

「何この状況でデートしているのです…あぁ…だからエルフナイン嬢とマドカ嬢がハイライト消えた目で外出していたのか…」

 

 

「え!!あの2人ついてきてたの!!」

 

 

「えぇ…黒いオーラを放ちながら【注射】とか【箱にしまおう】とか小声で聞こえたような…」

 

 

「お、俺……明日の朝日拝めるかな…」

 

 

「知らねぇ…つか話が逸れる!なぁ、お前マジで忘れてんのかナツキ?少年君の事まで」

 

 

「え?少年君って…アスム君がこの世界にいるのに何でハルト冷静なんだよ!」

 

 

「いるならサイン欲しいよ!分かった本当に忘れてやがる…取り敢えずアイツ敵!倒す!OK!」

 

 

「成る程俺に何かされたのか…よしやってやる!」

 

 

「行きますよ我が魔王!」

 

 

「おう!」

 

 

『アナザーツインギレード』

 

『アナザージカンザックス』

 

 

2人の武器を召喚すると両者は同時に走り出すと中間地点で武器が激突した

 

 

「らぁ!」「っ!」

 

 

六喰も力を開放しているからか、単純な力は以前戦った琴里に匹敵するがトリニティの力の前に競り負け初める中、虚空からアナザージカンデスピアが放たれる封解主でガードするも

 

 

「ぐ……」

 

 

「舐めんなよ…これが俺達の力だ!」

 

 

すると突如放たれた糸がアナザートリニティを拘束するのであった

 

 

「まだいたか!」

 

 

「ふふふ……貴様を倒せば契約完了だ」

 

地面から現れたこいつは…間違いない

 

 

「スパイダーイマジンか!」

 

 

「良くやったのイマジン…こいつの記憶を閉じれば終わりじゃ」

 

 

「何を言う?こいつを消せば良いのだろ?」

 

 

「何を言っておる?」

 

 

そう六喰とイマジンとの間に認識の差異があった、そもそもイマジンは契約者の望みを歪んだ形で叶える傾向にある

 

 

故に誰を消すなんて望みで契約したら

 

 

「殺そうとするよなぁ…っ!まずい解けない!」

 

 

『よし!こうなったら分離だハルト!』

 

『残念ですが分離出来ません』

 

『ええええ!』

 

 

「以外と地味なピーンチ!四天王は自分の相手に大変だし……ハウンド達は船だしキャロル達は…」

 

 

『そうだよ!キャロル達は!?』

 

 

「今頃、女子会してる」

 

 

その言葉通りキャロル達はピースメーカー艦内でお菓子やお茶を飲みながら楽しく話していたが

 

 

以外なピンチにアナザートリニティは冷や汗を掻くも以外と冷静だった

 

 

『何でそんなに冷静なんだよ!』

 

 

「だってこんなにイマジンが暴れたらさ…来るだろ?」

 

 

『え?』

 

 

「来るよ…白線の内側に下りな」

 

 

それと同時に空から二両の電車が現れると中から降りた2人の青年と5人のイマジンが現れたのだ

 

 

「大丈夫!」

 

 

「お前、何捕まってんだよ!」

 

 

モモタロスが赤い剣でアナザートリニティを拘束した糸を両断して拘束を解く

 

 

「ありがとうございます!!」

 

変身解除するとナツキも驚いていた

 

 

「の、野上良太郎だ…すげぇ…本物の特異点だ…」

 

 

「だろう!やっぱりカッコ良いよなぁ…」

 

 

 

「で、電王にゼロノスだと…馬鹿な!!」

 

 

「おう何、俺達のファンに手ェ出してんだ蜘蛛やろう!」

 

 

「逃げてるイマジン追いかけてみたら、まさかここに来るなんてね」

 

 

「逃げてるイマジン?」

 

 

 

「話は後だ野上!」

 

 

「うん…行くよ皆」

 

 

 

「き、貴様等ぁああああ!」

 

突如、スパイダーイマジンの呼び声に六喰が契約したモールイマジン達も現れるが

 

 

スパイダーイマジンが驚くも良太郎と侑斗、イマジンズ全員が横並びで立つとベルトをつけた良太郎はケータロスを侑斗は赤いカードを取り出した

 

 

「そ、そのカードは!!」

 

 

「俺を忘れないんだろ?信じるぞ」

 

 

「はい!!」

 

 

「ちょっと待てよハルト、俺達も忘れるなよ」

 

 

「あったり前だろう!ウォズも行けるよなぁ!」

 

 

「勿論ですとも我が魔王」

 

 

「じゃあ行くよハルト君」

 

 

「俺達のクライマックスに乗り遅れるなよ魔王」

 

 

「はい!全力で食らいつきます!!だよなお前等!!」

 

 

『『『おう!!』』』

 

 

良太郎はケータロスにコードを入力する

 

 

『モモ・ウラ・キン・リュウ』

 

 

軽快な音楽と共に全員がアイテムを構え そして

 

 

 

「「変身!」」

 

 

『クライマックスフォーム』

 

 

『CHARGE and UP』

 

 

良太郎には4人のイマジンが合体し両肩と胸、頭部にカメンがついた姿 消える筈だった仲間との絆が繋ぎ止めた奇跡のフォーム

 

 

「ふふふ…俺!さんじょ『うわーい!すごい久しぶり!!だけどやっぱり気持ち悪い』おい小僧!『ちょっとキンちゃん押さないで!』『狭いんやからしょうがないやろ!』うるせええええ!」

 

 

仮面ライダー電王・クライマックスフォーム

 

 

そして

 

 

赤い錆のようなアルタイルフォーム、しかしその力の代価は重くのしかかる…まるで記憶が風化していくように…だがそれでも戦う戦士

 

 

「最初に言っておく!俺はかーなーり強い!!」

 

『その通り!』

 

 

仮面ライダーゼロノス・ゼロフォーム

 

 

戦いの場でなければ地面に手をつき感動していただろうが、今は共に戦ってくれるのだからハルト達も変身した

 

 

「皆さんが強い?そんなのずっと前から知ってます!!」

 

『ジオウⅡ』

 

 

「ハルトじゃないけど…この展開…確かに燃えるな!!」

 

『リバイブ・剛烈!』

 

 

「祝え!!時の番人達と我が魔王が一同に介したこの瞬間を!」

 

『ウォズ』

 

 

そして直ぐに

 

 

「かかれぇ!!」

 

スパイダーイマジン軍団と電王組withハルト達が駆け出すのであった

 

 

 

 

そんな中 小さな黄色の球がふよふよ浮いていた

 

 

『あの力は悪の組織のボスだ…あの悪の力は今まで見た奴より別格だな』

 

 

その光の球は戦いを見守っていたのである

 

 

 






次回予告

電王達と一緒にイマジン達と戦うハルト達、しかしそんな彼に取り憑く謎の影


「安心しろ魔王、俺の強さは別格だ」


その存在がハルトを最低最悪の未来へと引き寄せる!?


そして六喰の持つ本当の悩みを知った時、士道は彼女の為に新たなライドブックが現れる!


『ドラゴニックナイト!』



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