前回のあらすじ
折紙と契約したコブライマジンを追ってハルト達は折紙の運命を決めた日へと向かう
ハルトの元へ現れた原初の精霊 ファントム
そしてコブライマジンを追ってウォズ達の元に現れたのは何と!かつて電王達に敗れた牙王とその配下達であった!
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ウォズside
「さて、いきなりですが牙王…何故あなたが?」
「だよねぇ〜魔王ちゃんが見た話だと電王にやられてたじゃん」
「成る程な可能性世界の俺を知ってる訳か」
「可能性世界?」
「IFの可能性、まぁ魔王風に言えばアナザーワールドって奴だ」
「アナザーディケイド本来の能力…まさかそれを使ってきたのか!」
「けど今はオーマジオウから受けたダメージで使えないんじゃないっけ?」
「そうだ…だが魔王が世界を超える時に出来た僅かな歪みを通ってくれば転移なんて簡単だったんだが、まさか過去の時代に来るとは思わなかったがな」
「随分と我が魔王にご執心なようですね」
「魔王様に何のようですか列車強盗」
フィーニスの瞳は敵対者を睨むそれであったが牙王からすれば軽く流せる程度の圧でしかない
「取引だ、俺達が戦力になる変わりに俺の息子の病を治せないか?」
「息子?」
「あぁ俺のだ…」
「これは何とまぁ」
「驚きだ」
「色んな世界や時間を回ったがどいつもこいつも治せないと匙を投げやがった!そんな中で聞いたんだ常葉ハルト…魔王には病を治せる力があると」
「それってアナザーエグゼイドかな?」
「アナザーフォーゼじゃなメディカルもある」
「それかアナザージオウⅡ」
「マッドドクターじゃない?あの死ぬほど痛い奴」
「本当に治せるのか?」
「まぁ可能性としてはですね」
確かにハルト自身の力もあるがカミーノの遺伝子方面からの治療法やキャロル達の錬金術方面からの薬学なんて方法もあるし、何なら同盟国のテンペストから回復薬もある…ハルトが頼めばリムルさんも協力するだろう、確かに治せる可能性は一番高い
「頼む!この通りだ!金とか他のものが望むなら用意する…俺はどうなっても良い!だから息子だけは助けてくれ!!」
と真摯に頭を下げる姿に配下のイマジンもお頭と感動していた
「どうするウォズちゃん」
「聞いている限りだとハルト様に危害を加える気は無さそうだが」
「デンライナー盗んだ奴ですよ、私達の物を欲する為の罠ですよ罠」
「妾は任せるぞ、どうせハルト坊の答えは決まっておるからな」
「そうですね、取り敢えず我が魔王と合流しましょう牙王の話はそれからです着いてきてくれますか?」
「すまない……そう言えば俺達と一緒に来た奴がいてな、おい」
「はいはーい!」
そこに現れたのは金髪ポニーテールの何処かの軍服を着た女性であった、その腰には軍刀ではなく 雷を宿した聖剣が帯刀していたが
「初めまして〜」
フランクに挨拶する姿にフィーニスやネガタロス、ゴーストイマジンを除く幹部メンバーは驚きを隠せなかった
「あ、貴女様は!!」
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その頃 ハルトはと言えばアナザーウィザードにより強力な魔法攻撃を行うが暖簾に腕押しとばかりにダメージが入っていない
ー魔法はダメ…同じように物理もダメかなー
バインドの鎖もファントムを捕らえられなかったくれば……そうか
「んじゃ行ってみよう!」
『ナーゴ…ファンタジー』
アナザーナーゴ・ファンタジーフォームに変身すると幻想の力で刀剣を作成した
「投影開始(トレース・オン)!」
『アーチャーに怒られるわよ!』
霊体化しているジャンヌのツッコミにハルトは
「あ、そっか…まぁ良いや!放てぇ!」
謝るも幻想の力で作成された刀剣はファントムの体を貫く…はずだったがファンタジーフォームと同じようにすり抜けていったのである
「幻想の力でもダメか」
対ライダーでないからアナザーバッファもダメ、ナツキに預けてるからアナザータイクーンもダメ!アナザーギーツも現状なれる最強札がレーザーブーストだから決め手にかける
ー他には他には…いや待てよ……そうか!あるじゃないか!コイツを何とかする方法!ー
『何だと!本当か!!』
『スゲェなハルト!思いつくなんて!』
『まぁどうせダメージが入るまで殴り続けるだろうガナァ〜』
『ポテチを食べてないで解析鑑定しろアナザーW!』
ーふふふ今日の俺は一味違うぞ現状、奴にダメージが入らないとくれば今戦うのは危険だと判断した!ー
『おおお!ハルトの頭が珍しく回転している!』
『あの脳筋が考えるって事は、かなりの危険って事ダナ』
『それでハルト!お前の作戦とは何だ!俺達も全力でお前を支援しよう!』
ーあぁ奴の足を見ろ!ー
『足?』
ーあぁ奴の体を見てみたが、さっきから微動だにしていない此方の攻撃を透過しているだけで反撃してこないー
『確かに』
ーつまり奴はアバドンと同じように遠隔操作されているアバターである可能性が高い!故に精密動作に難があるとー
『おぉ!』
ーそして動ける範囲に限界がある…後言ってたように俺の妨害が目的なら殺すまでは考えない奴の考えの盲点を突くんだ!ー
『その盲点とは何だ相棒!』
ーふふふ、それはな…ー
「何を話してるか知らないけど攻撃しても無駄だよ君の攻撃は私には効かないよ」
「だろうな、だがこの常葉ハルトには戦士だけではない策士としての一面もあると言うことをご存知でないか?」
「いや見てきたけど君の作戦って力押しじゃないかい?」
「…………………」
『ギャハハハハハ!お前初対面の敵にも力押しの脳筋認定か!ギャハハハハハ!』
ーアナザーW?今度脳天にアルコールメモリ挿すから覚えてろー
『すみませんでしたぁ!!』
ーしかし見てきた?いや確かに俺の戦いを見る方法は沢山あっただろうけど、この違和感ー
『データとかで戦うタイプではないな』
ーそれだったら楽だよ…出してない技でゴリ押せば良いんだから、けど一先ず俺のやるべき事はー
「本当にそうだと思うか!」
「そう思います」
「…………………」
コイツは敵だ必ず倒すぞ
『そりゃそうだ』
『あと脳筋云々は諦めろ相棒、日頃の行いだ』
ーなら好都合、奴は次の俺の作戦を読む事は出来ないぞ!くらえジョースター家に伝わる作戦をー
『お前……まさか…』
秘技!
『カブト』
「ふふふ……逃げるんだヨォ!」
→にげる
「え?」
『CLOCK UP』
アナザーカブトに変身と同時にクロックアップして全速力でファントムから逃げたのであった
『確かにコレは予想外だ!』
「そして今のうちに敵の情報を考え直しながらウォズ達と合流する!常葉ハルトは戦術的撤退をしても戦いは放棄しないけど……アバターなら本体を叩けば良いんだが、それっぽい奴いる?」
『調べたがいないな、かなり遠隔で操作してるか…俺達と同じように違う時間軸から操作しているな』
「アナザーワールドみたいなもんか?」
『似たようなものだろう…時間切れだ』
『CLOCK OVER』
加速が終わりハルトは周りを見渡し安全を確保した
「ふぅ……取り敢えずは大丈夫かな」
『あぁしかしどうする?此方の攻撃が効かないぞ』
「そうだよなぁ…けどタネと仕掛けは必ずある…じゃない…イマジン倒さないと!!」
折紙を守る為に過去に来たんだよ!ファントムに足止めされてしまったが
「ウォズ達と合流しないとダメだ!こい!アナザーオートバジン!」
アナザーオートバジンを呼び出し乗り込むとそのまま街中を疾走したのである
すると喫茶店のテラス席に人影が…あれはウォズ達だ!!
「ウォズ!皆大丈夫!!って誰と話して…」
「そうでしたか…お任せをそう言った事情でしたら魔王軍は貴方を歓迎致しますとも」
「それは助かる、これでコイツらの未来も安泰だなテメェ等も飲め!!」
「「「「「おおおおお!!!」」」」」
そこには牙王と配下イマジン達とウォズ達が楽しく酒盛りしているではないか
「敵と何しとんじゃあ!!」
変身解除したハルトは躊躇いなく犯人であるコブライマジンにドロップキックを叩き込んだ
「コブライマジンさーーん!!」
「テメェ等!人が命懸けの時間稼ぎしてた中で酒盛りするとは良い度胸だな!!それでも俺の仲間か恥を知れ!!恥を!!」
『先輩ライダー見て発狂している姿に恥を知れ』
アナザーディケイドの言葉に目線を逸らすものの言うべき時には言わないとダメだ!とハルトは向き合う
「おい、コレはどう言う事だ?」
『無視かよ!!』
「しまった、我が魔王には事情説明してなかった」
「おいおい……」
「あ、あのね魔王ちゃん実は「宴会するなら俺も混ぜろぉ!」いや錫音ちゃんの事とか良いの!」
「え?錫音なら問題ないだろう、伊達に俺を後一歩まで追い詰めてないし危なくなったら分かるから大丈夫大丈夫」
「ほぉ、そんなに強い奴がいるのか」
「え?」
「初めましてだな、魔王」
「…きゃああああああ!!牙王だああああああああああ!!さ、サイン…いや、その前に写真…いやその前に…何で生きて…電王にやられた筈なのに!!いやいやその前に落ち着け…お前はやればできる子だ常葉ハルト!!」
『おい部下に恥をかかせるな恥を知れ』
『後お前はやる時にしかやらないから困るのだ』
「……つまり俺は橘さんレベルのカッコ良さがあるって事だな!」
『橘さんに謝れ!!』
「だが私は謝らない」
「落ち着けハルト坊」
「コレが落ち着いていられるかぁ!お前たち!何でこのような素晴らしい情報をすぐ俺に報告せんのだぁ!!」
「えぇ……」
「全員には罰として任務終了後のおかずを二品減らします!暫くお前たちは味噌汁と漬物とご飯だけだぁ!」
『私怨じゃねぇか』
「「「「「「「そんな殺生な!!」」」」」」」
「黙れぇ!つか何で牙王といるんだぁ!そこから話せぇ!」
『今更かよ』
「俺たち…ついてく奴間違えたか?」
「我が魔王、実はかくかくしかじか…という訳なのです」
「成る程……ん?ツー事は俺……まさか…っ!」
顔を青くしたハルトは慌てた様子で蹴り飛ばしたコブライマジンに近づくと
「勘違いで蹴り飛ばしてごめんなさい!!」
全力で謝罪したのであった
「い、いや…まぁ誤解してたなら…な」
「本当ごめん!!傷なおしますね病気とか大丈夫?余程のでなけれは治せますので!」
「それは本当か!」
「え?」
ーーーーーーーー
その頃 錫音はと言うと
「はぁ……はぁ……はぁ……」
プラモンスターで偵察もしているが一向に見当たらない、ウォズからの連絡でイマジンは敵でないと分かったが それでも
「折紙を守らないと」
彼女の安全が保障されていないのだから当然であるが
ーけど、これでもし折紙の親が無事なら私達とも会わないんだ…あの子からお義母さんとも呼ばれないんだー
その思考に行き着くと途端足を止めてしまったのである
「すずねさん?」
「そっか……そうだよね……本当の家族じゃないもん」
だが…それでもあの日々を嘘にしたくない…けどどうしたら……
『やりたい事やれば良いよ』
脳裏に聞こえるのは愛する旦那の人生訓、その人生訓によって自分は彼と今の関係になれたのだ…なら私のやりたい事は……
「ごめん……なら私のやりたいことは!」
と言うとソーサラーに変身した錫音は士道から離れて空に現れた精霊を迎撃に向かうのであった
「すずねさん!」
「歴史が変わってもあの子が幸せな未来を作るよ!目の前で家族がいなくなる思いをするのは私だけで充分だから!」
だが
「本当に魔王とその伴侶達は何でまぁ諦めが悪いんだか…辞めなよ歴史は変えさせてもらう君達と彼女の接点は消える」
現れたファントムに対してソーサラーは混乱する
「それでも構わない、ただあの子の親を殺させない……いや待てお前は……ハルトはどうした!」
「彼なら逃げたよ、今頃仲間と合流してる」
なら安心とため息を溢すがコイツはハルトが逃げを選ぶほどの敵であると言う事だ
「だから辞めてくれるかな、君じゃ私には勝てないよ」
「なら俺達ならどうだい?」
そこにネガデンライナーが現れエビルダイバーやギガンデス達を足場代わりにしてハルト達がやってきた
「っ!」
「錫音大丈夫?真打登場だ」
「ハルト…遅いよ!」
「ま、理由があってな後は人助けを少々」
「また君か懲りないねぇ」
「残念だが逃げてる間にお前の倒し方が分かったよ」
「何?」
「こうするのさ」
『王蛇』
ハルトは久しぶりのアナザー王蛇になるとユナイトベントを発動させ 獣帝ジェノサイダーを召喚した
「やっちゃえジェノサイダー!」
「!!!!!」
同時に胸部が展開し小型ブラックホールがファントムを捉えて吸引する
「くっ!まさか」
「いくら透過しても光を飲み込むブラックホールは避けられねぇよな!」
本来ならアナザーエボルになりたいのだが、あのウォッチはテスタロッサが持ってるからなぁ…つか、アナザーブラッドにアナザーキルバスってウルティマ、カレラが持ってたな…流石は逢魔三強…俺のでも持て余すアナザーウォッチ使って平然としてるとかヤバいな本当に
しかし流石にブラックホールに吸い込まれてるとならばファントムも無事では済まない…が
「くっ!まさかこんな手で来るなんて!だがコレで終わったと思うなよ!!」
最後の踏ん張りを見せているところ悪いがな
「終わりじゃない死だ」
「だ、誰だお前は!!」
「俺の名前は牙王、今日から魔王軍に入った新参者だ覚えとけ」
「ちょっ!あの牙王を仲間にしたってどうやったのハルト!」
「まぁ…それは……」
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「それでどんな病気なのさ?」
「不明なんだ、何故か寝たまま起きないんだ」
「寝たままねぇ〜取り敢えず起こしてみるか」
「ここだ」
そう言われ案内された場所には確かに寝たきりの子供がいた
「どんな名医にも聞いても分からないの一点張りなんだ…金を費やしても金が食われるだけで意味がない」
「まさか列車強盗してたのって……そうかそう言う事か」
何だ思ってたより悪い奴じゃないのかもと思うとハルトは笑って答える、相棒
『検索済みだ、こいつはどうやらとある世界の悪魔が疾患する眠りの病だな下手したら一生起きないぞ』
「寝てるだけ?」
『あぁ起こせば治るそれだけだ』
「なら大丈夫だね」
「魔王?」
「任せて牙王、俺達が何とかしてみるよ」
「っ本当か!報酬は何を望む?」
「んじゃこの色紙にサインをお願いします」
「……………それだけか?」
「あぁポチッとな」
まずは小手調べとアリエスゾディアーツに変身そして
「なんとかなれーー!」
とまぁ気の抜けた掛け声で杖を額に添えてみると強い光と共に
「うーーーん……あれ?ここは?あれ?お父さんに皆?」
「「「「「坊ちゃん!!」」」」」
「!!!!」
「これにて一件落着!!」
「相変わらずですね我が魔王」
「そう言うなよウォズ…けど実は牙王助けたのさ気まぐれとかファンだからじゃないんだよ?」
「え?それが理由の100%では?」
「違うわい!その……アレだ羨ましいんだよ…親に心配されるとか……子供は親を選べない…けど欲しいものは親に愛される事…だっけ?だから助けてあげたいなって思ったんだ」
「我が魔王……」
「魔王!」
「は、はい!!」
「恩にきる!」
「いやいやお礼なんて…ただ息子さんと仲良くしてください」
「そこの預言者とは話がついてるが俺は逢魔に世話になるぞ」
「え?ウォズ?」
「祝え!牙王の息子が目覚めた日を!」
「「「「「おおおおお!!!」」」」」
「俺以外を祝うほど誤魔化したいのか!?」
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「まぁ不思議なことが起こった感じかな」
うんうんと頷くがソーサラーは冷たく返す
「いや原因あるよね、アリエスの力を使ったよね?」
「んで治療費とリハビリ代を逢魔が見る代わりにウチで働いてくれるって」
「とんでもない雇用契約だった…というか何で生きてるのよ電王にやられた筈なのに」
「何か並行同位体?って奴で俺の転移に合わせて移動してきたんだって」
「何というかハルトといると驚かないよね」
「いやいやどんなミラクルも起こる平成ライダー の力だからねコレ」
「それは怪人の力だよ?」
こんな雑談をしている時もファントムはビルにしがみつきながらジェノサイダーのブラックホール攻撃に耐えていた
「牙王、お願い」
「あぁ介錯してやるよ」
同時に現れたのはゴーストイマジンが幽汽変身に使うベルトに似た ガオウベルト
そして懐から取り出すのはマスターパス、そして♾️と刻まれたチケットである
「変身」
同時に響くオルガンで奏でられる危機を煽るような音楽 その待機音を背に牙王はマスターパスを投げるとパスは自動でガオウベルトにセタッチされる
『GAOH FORM』
同時に現れたプラットフォームに装着されるは銅色のライダーアーマー、と頭部に現れたのはワニの頭部を思わせる装備が展開され巨大な牙を思わせるような仮面となり現れるのは
絶対的な力を求めて 時という神さえも喰らおうとした牙
仮面ライダーガオウ 現る!
「さぁ終わりだ」
『FULL CHARGE』
ガオウガッシャーにより飛翔斬撃によりビルは切断されファントムはジェノサイダーのブラックホールに吸収されたのであった
「一先ずは大丈夫かな?さて折紙だが…っ!あれ!!」
アナザー王蛇が変身解除したと同時に指を刺す方向には未来から来た折紙が何かと話しながら天使を展開して発射しようとしていた、この射線には……まずい!
「や…辞めろーーー!」
あいつ、誰狙ってるのか分かってんのかよ!!
その先にいるのは幼い頃の自分と家族じゃないか!!
「っ!」
『ファルシオン』
ハルトはアナザーファルシオンになり炎の翼を背に飛翔する、そのまま折紙の天使 絶滅天使(メタトロン)最強の技 砲冠(アーティリフ)を発射してしまう
それを無銘剣虚無の無効化能力を頼りに受け止める…しかしその攻撃範囲は広く ハルトが捌けなかった流れ弾が過去の己に襲い掛かる…筈だった
「!!!」
士道が幼い頃の折紙を庇って攻撃を避けるが両親は
突如として現れた雷によって救われたのである
「へ?」
「何だよ今の…」
そこに現れたのは金髪ポニーテールの軍服を着た女性 その手に持つのは聖剣だと!
「雷鳴剣!?何で……つか何者!」
彼女は堂々と名乗りあげた
「通りすがりの戦乙女!ベアトリス・ヴァルドルート・フォン・キルヒアイゼン見参!!」
「へ?誰!!」
「いやぁ長かったですよ!シンフォギアG編の世界から駆けつけようと思ってましたのにタイミングがズレてズレて今になるとは…おのれカグ槌…今度会ったら三冊ワンダーぶつけてやる…」
「メタすぎて何処かの白スーツに刺さってるよ!その言葉!!ってか……あ!!」
思い出した以前戦った際にクジョーから聞いたベルファストと一緒に未来の伴侶の中にいた子じゃん!
「ベアトリスって……まさか」
「あ、貴女が錫音さんですね宜しくお願いします」
「あ、どうもご丁寧に…」
「牙王さんもありがとうございますね連れてきてくれて」
「ついでだ、礼はいらん」
「君が何者でとか…今は後で良いや!取り敢えず今は撤退!!皆!帰るまでが任務だからね!」
全員慌ててネガデンライナーに乗り込みこの時代から現代に帰ったのである
ファントムの追撃もあるが、この時代に長く残る事はそれだけバタフライエフェクトを引き起こし自分たちの帰る時代に帰れない可能性があるのだ
そして帰った未来ではフラクシナスも沈まずに無事で士道が望んでいた未来となっていた
まぁ俺達にとっては望む未来ではないが折紙の記憶は消えてしまった
あと序でに言えば歴史改変の影響か折紙関連の記憶が俺とナツキ以外には消えてしまっているようだ…まぁ特異点じゃないと歴史の乖離内容までは覚えられないってのを身をもって味わったよ
ただ覚えているのは精霊の対応で過去に飛んだって事実だけだ
というより
「牙王だ息子と配下連中共々世話になる」
「まぁ俺の下だがな先輩を立てろよ」
ネガタロスはマウントを取りに行くが
「は、その地位に胡座かいてるなら食ってやるから気をつけな」
「下剋上とは粋の良い奴だねぇ〜」
そして
「初めまして先輩方!不詳 ベアトリス・キルヒアイゼン、これからお世話になります」
「ベアトリスって確か…」
「おい錫音」
「な、何かな?」
「お前が過去に行く云々は置いてだ…何故……何故貴様がついていながら現地妻が増えて帰ってきたぁ!!」
「いや私も分からないよ!」
「ハルト!!」
「俺にも分からん牙王!」
「知らん…それより飯はまだか?俺の雇用条件は3食昼寝付きだ」
「なんて贅沢!…いやまぁ良い……取り敢えず……歓迎会諸々含めて宴ダァ!!」
宴会のハイテンションを理由にハルトは有耶無耶にしようとしたが
「その前に正座しろハルト」
「はい」
キャロルと千冬の圧に負け正座したのであった
「ぷぷぷ…可哀想ですねハルト」
「貴様もだ座れ小娘」
その圧力にベアトリスは何処か赤い髪をした上官が見えたという
「何故でしょう無性にどこかの上司を思い出したのですが……気のせいですかね…」
ベアトリスも仲良く説教されたのであった
次回予告
無事歴史改変を果たした士道の目の前に現れたのは改変された時間軸での折紙だった
しかし彼女は精霊として認知されており士道は彼女とデートを行う
だが所々で感じる改変前の折紙の面影 そして現れる襲撃者に対して
「お前たち、食ってやるよ」
『GAOH FORM』
「私の初陣!見ててくださいね!変身!!」
『黄雷抜刀!!』
新たな仲間が猛威を振るう 次回!鳶一デビル編!お楽しみに!