無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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二亜and美九編 プロローグ

 

 

 

さて前回 怒涛のレジェンドライダーとの出会いとDEMのアーマードライダー登場によりハルトは

 

 

「いいかお前達!ライダーシステムを軍事転用しようと目論むDEMをぶっ潰すぞ!恐れる事はない!!この戦いには師匠達も参戦する!しかし俺個人の感想としてはその前に奴らを潰すぞ!!DEMはぶっ潰す!!」

 

 

「祝え!今の我が魔王は不破諌氏の加護を得ているぞ!!」

 

『それいつも貰ってねぇか?』

 

 

「「「「「おおぉ!」」」」」

 

 

 

などとピリピリしていた

 

 

因みにキャロル達はもっとピリピリしていた

 

 

理由?それは

 

 

「ハルきち〜どう?お姉さんと良いことしない?」

 

 

「そういうの間に合ってます」

 

 

「ハルきちドライ!?」

 

 

二亜が急にハルトにアプローチをかけ始めたのだ

 

 

「何故いきなり?」

 

 

「そうですよ!順番を考えたら私かベルファストさんですよねハルトさんと距離詰めるのは!おのれ白スーツ…やはり雷の呼吸で…っ!」

 

 

「ベアトリス様、あまりメタな発言はしない方がよろしいかと」

 

 

「そうだな今までギャグ時空にしかでなかった奴が今更本編に絡もうとは片腹痛い!」

 

 

「キャロルそれはメタ過ぎる!それと二亜の囁告篇帙のお陰で助かった場面もあるよ!えーと……」

 

 

ハルトは数秒沈黙したに笑顔とサムズアップで

 

 

「今は思い出せないけどきっとあるよ!」

 

 

全力で憧れのヒーローの力を借りたのであった

 

 

「フォローするならちゃんとフォローしてよ!!このハーレム王!」

 

 

「千冬お願い」

 

 

「あ…」

 

 

「任せろハルト、少し仕置きしてやる」

 

 

「え、ええええ!ちょっお助けーー!」

 

 

ドナドナされる二亜を見送るハルトは一言

 

 

「千冬……俺より亭主じゃね?」

 

 

「何だ今更気づいたのか?」

 

 

「そうね旦那様って王様としての威厳も皆無だし」

 

 

「いやぁ〜それ程でも〜」

 

 

「褒めてませんよご主人様?」

 

 

「そう言えば前に実験で来たモブ男だっけ…彼もちーちゃんが魔王だって言ってたし……以外と魔王だよねちーちゃん」

 

 

「うわぁ束って命知らずぅ!」

 

 

「ダメだろ束、千冬は魔王じゃないよ…魔王は…俺だ!」

 

 

「そう言えばそうだったねー!」

 

 

「酷い!?」

 

 

「……そう言えばハルト」

 

 

「何?」

 

 

「あの時貴様が押し倒したNo.13とはその後どうだ?」

 

 

「押し倒したって人聞き悪いな!あの人とは時たま電話してるよ、何でも不死に等しい存在の死亡フラグを回収させるにはどうしたら良いって相談受けてる」

 

 

「それハルくん殺したいからって話だよね!!」

 

 

「殺して独占したい程愛してると!」

 

 

「ヤンデレはエンタープライズ様達だけで大丈夫でございます!」

 

 

「それ本人の前で言うなよ」

 

 

 

「今度その話したいから喫茶店でお茶でもって話だけど」

 

 

「何だそれは聞いてないぞ」

 

 

「今初めて話したよ?」

 

 

「ま、まさか…ハルトさんは死神まで落としたんですか!!」

 

 

「ご主人様…流石にそれは如何かと」

 

 

「ハルきちはまだハーレム拡大する気なのかい!!」

 

 

「ハーレムとは人聞き悪いが……現状的に否定できねぇ!!」

 

 

「だってまだ増えそうだもんね〜」

 

 

「ハルきち凄いな!」

 

 

「はぁ………あ」

 

 

ハルトが頭を抱えているがふと思い出す

 

 

「なぁ錫音」

 

 

「何だいハルト」

 

 

「七罪の件どうした?」

 

 

「あぁルパンガンナーは彼女に預けたよDEMの戦力を考えたらライダーシステムで自衛出来た方が安全だしね」

 

 

「そっか」

 

 

DEMがアーマードライダーを大量に量産したとなれば警戒するに越した事はないか…此方もライダーシステムを導入する?いやいや!そんなのダメだろ兵器として正式採用なんてしたら戦兎さん達に申し訳がたたない!

 

 

「そう言えば玄さんが新しい文字T作ったって言ってたな」

 

 

「旦那様は少し冷静になりましょうねそれより…」

 

 

「ねぇまさか七罪もか?」

 

 

「錫音貴様…」

 

 

「けど彼女の気持ちは測りかねるしあの年齢で人生を大きく変える決断させるのもどうかとね保留にしてるよ」

 

 

「まぁそうだな」

 

 

何かヒソヒソ話してるが、おい

 

 

「二亜」

 

 

「な、何だろうかハルきち」

 

 

「まさかと思うけどライダーシステムが欲しいから自分を攻略して欲しいなんて思ってないよね」

 

 

ビクゥ!と体を震わせた二亜…確定だな

 

 

「ごめん、今の二亜には渡せないかな」

 

 

「ち、違っ!」

 

 

「ごめん、ちょっと部屋出るよ」

 

 

ハルトは退室するとキャロルは溜息を吐いて二亜を諭すように

 

 

「あれはお前が悪いな。側から見たら力だけ欲しいと言外に伝えているようなものだ」

 

 

「……………」

 

 

「確かにDEMに捕まっていたしな不安な気持ちもわかるがな」

 

 

「PTSDだっけ?」

 

 

「それだけでライダーシステムを求めるのはダメだ」

 

 

「そうだねぇ〜しかも攻略しては良くなかったなぁ〜」

 

 

「どうしてよ?ハルきちって押しに弱いじゃん聞いたよ、ハルきちを押し倒したって」

 

 

「いや何処の部分だけ切り取ってるんですか!」

 

 

「そうだがハルトにだって背負うものがある、オンオフの使い方があるのは当然だ」

 

 

「今のがオンのハルトだ」

 

 

「うむ……ハルきちにオンオフなんてあったんだ意外」

 

 

「気持ちは分かるわよ旦那様って基本的に全力疾走してるし」

 

 

「まぁお前に護衛はつけておく、その辺は安心しろ」

 

 

というキャロルの言葉に二亜はポツリと溢す

 

 

「私は特別じゃないのかな?」

 

 

「特別じゃなければハルトが彼処まで世話を焼かん憧れの王様(オーマジオウ)からの依頼というのもあるだろうがな」

 

 

「………………」

 

 

「ま、あのバカを振り向かせたいなら頑張る事だな」

 

 

「あれ?これって私がハルきち攻略する話になってない?」

 

 

「実際今回そんな感じでは?」

 

 

「けど二亜いきなりどうしたのさ二次元以外にガチ恋しないんじゃなかったっけ?」

 

 

「そ、それは……

 

 

 

ーーーー

 

 

そんな会話が行われているとも知らないハルトは1人

 

 

「これでよしと!」

 

 

今まで貰ったサイン色紙を劣化しないようにケースに直していた

 

 

「さて…ご飯でも作るかな!」

 

 

と調理場へと移りながら話すハルトに対してアナザーディケイドが問いかけた

 

『相棒』

 

 

「何?」

 

『何故二亜の好意に応えてやらんのだ?お前らしくもない』

 

 

「うーん……何というか……こう打算的な感じがして嫌だな」

 

『キャロルも最初は打算から付き合っただろう?』

 

 

「いやキャロル達とは違うんだよ、何というかこう……時じゃない!みたいな」

 

 

『成る程全く分からん!』

 

『まぁ相棒に常人の感覚を当てはめる方が可笑しいのは今に始まった事じゃねぇからな』

 

『違いねぇ!』

 

とカラカラ笑うコイツらにも慣れてきたというか無いと落ち着かない

 

 

「ほーんとお前たちとは長い付き合いだな〜」

 

 

『そうだな相棒…だがな俺達が…もしも俺達が反逆したらどうする?』

 

 

「どうしたよ脈絡も無くさ…お前たちは俺を裏切らないだろ契約、忘れたか?」

 

 

『だからもしもと言ったろ?』

 

 

「うーん……王の勅令で気絶させてから縛ってから話聞くかな」

 

 

『殺さないのか?』

 

 

「当たり前じゃん……ぶっちゃけるとキャロル達に裏切られるより悲しいよ…一番長い付き合いだし実はウォズ達より信頼してんだぜお前達の事をな」

 

 

『相棒……』

 

 

「何より逢魔は俺達の国だろ?あとな俺の人生を………良い方向に変えた責任は取れ」

 

 

前にも伝えた言葉を改めて伝える それはハルトの偽らざる本心でありアナザーライダー達への揺るがぬ信頼が為せるものだと

 

 

『脳筋だと思ってたが以外と考えてたんだナ!』

 

 

「前言撤回、アナザーWは余程愉快な死体になりてぇと見えるな」

 

 

『俺だけ扱い酷くネェか!!』

 

 

『いつもの事だろ』

 

 

「あ、あとコレは体験談なんだけどさ」

 

 

『何だ?』

 

 

「皆がいなくなったら俺何するか分からないからね……皆がいないと一体何処の誰が俺の正気か狂気なのかを保証してくれるんだい?ほらこう言うじゃん」

 

 

ハルトはメルク包丁を研ぎながら笑顔で言うのであった

 

 

 

「刃物で人を幸せに出来るのは料理……だけかな?」

 

 

 

『その笑顔で包丁を持ちながら言うな!!』

 

 

『人間を調理(物理)するってか!怖えよ!!』

 

 

「アマゾンズでそんな話あったよな?人間料理するレストランとか…うーん捌けるかな……」

 

 

『ハルト怖っ!!』

 

 

「皆がいなくなったら……うん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界とさよなら(心中)かな」

 

 

 

……待てよ

 

 

 

「推しのいる世界と心中?……何て浪漫のある話なんだぁ!」

 

 

『おいアナザーキルバスにでも取り憑かれたか?』

 

 

「んやアナザーキルバスはカレラといるよ?」

 

 

『では何で貴様がヤンデレ化している!!それはナツキの周りだけにしろ!!』

 

 

 

「あはははー……」

 

 

そんなツッコミを背にハルトはハイライトが消えた瞳でメルク包丁を研ぎながらある歌を口ずさむ

 

 

 

「かーなーしーみーのーー」

 

 

 

『それはナツキに来るいつかの明日だろうな』

 

 

『逃げろナツキいいいいいい!!』

 

 

『nice boat!』

 

『勝手に殺すな!!』

 

 

 

そんな感じで笑っていたのであったがナツキは謎の恐怖に震えていた

 

 

「何か悪寒がする……風邪かな?」

 

 

その時、エルフナインは好機!と言う目をしてナツキの手を引く

 

 

「大丈夫ですか?ボクが看病しますよ!」

 

 

「え?いや別に「いやいや早く寝ましょうよ!」ちょ!エルフナイン!!」

 

 

その後、ナツキはドナドナされ四肢をベットに拘束されるとナースコスに着替えたエルフナインがそれはもう良い笑みを浮かべて一言

 

 

 

「さて…ボクが看病しますよ」

 

 

「お願いだからその手に持ってる注射器をしまってくれ!!俺はすこぶる健康だから!あと何で拘束してるのさ!!」

 

 

「逃げない為ですよ?」

 

 

「何当たり前の事聞いてるの?みたいな顔してるのさ!!あの頃のピュアで優しいエルフナインは何処いったんだよ!」

 

 

「そこにいなかったらいないですね」

 

 

「嘘でしょ!」

 

 

「ナツキさんが悪いんですよぉ、ボクと言うものがありながら女性にフラフラしてるんですから…」

 

 

「え、ちょっ…!」

 

 

明らかに風邪薬ではない蛍光色の液体が入った注射にナツキはガクガク震えていた

 

 

ーそうか!さっきの悪寒はこの未来を暗示していたのかあー!!!ー

 

 

当たらずしも遠からずである…この男 死に戻りする度に相手のヤンデレが加速する事を把握していないのである

 

 

だってハルトが黙ってるから何故かって

 

 

【その方が面白そうだからかな…知らないと思うけど俺は人の嫌がることをやるのが大好きなんだ!】

 

そりゃウルティマに好かれるわ、この男

 

 

 

「ダメですよ風邪は万病のもとなんですから」

 

 

「何の風邪だよ!!少なくとも俺はこれから来るかも知れない恐怖によって汗が止まらないよ!!」

 

 

「そうですね……診断結果は…ボクへの恋の病でしょうか」

 

 

「それは不治の病で完治の見込みはないね!俺の側で一生看病してくれないかな!」

 

 

「な、ナツキさん!それはぷ、プロポーズですか!!」

 

 

「それはムードある場所でやるので、今はこの拘束を外してくれませんか!!」

 

 

「嬉しいです!じゃあボク以外の人が見れないように、この薬を注射しますね!」

 

 

「た、助けて!メディック!メディッーーーク!!」

 

 

『嫌ですわ私が力を貸すのはハート様だけ』

 

 

「メディック違いだよ!俺が呼んだのは衛生兵!!ちょ……ぎゃあああああ!」

 

 

 

「あはは……はは……あはははははは!!」

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

【ぎゃあああああ!】

 

 

そんなナツキの断末魔が聞こえたような気がしたが

 

 

「ん?何か声がしたような…気のせいだな」

 

 

『あぁそうだな』

 

 

ハルトは暇つぶしのBBダンゴムシお手玉をしていた

 

 

 

「しかし今メディックの声が聞こえたような…」

 

 

『それは聞こえたな』

 

 

「もしかしたらロイミュードもいたりしてなブレンとか」

 

 

調べたが久留間市や風都の存在も確認出来たのだから……いやちょっと待て!

 

 

「大天空寺とCRも探すぞ相棒!!」

 

 

ゴーストにエグゼイドもいるかも知れない!

 

 

つまり

 

W、鎧武、ドライブ、ゴースト、エグゼイド 、ビルド、ギーツvs DEMか…ふむ

 

 

『DEM詰んだな』

 

 

「俺もそう思う、この布陣は誰だって逃げるよ俺だって逃げ……いやサインをもらえるなら覚悟決めて行くか?」

 

 

『いや世界中の皆がお前みたいな熱狂的ライダー ファンだと思うな』

 

 

「DEM?そんなの関係ねぇ…あるならば俺のやるべき事はただ一つ」

 

 

とハルトはBBダンゴムシをリンゴのようにムシャリと食べるとサイン色紙を取り出した

 

 

「偉大な皆様のサインを貰うだけだ!ファンとしてな!我が愛に一点の曇りなしの青空である!!」

 

 

『すげぇブレないなハルト!』

 

『そこに痺れる憧れるぅ!』

 

と話していたが、ハルトの頭に一つの仮説が過った

 

 

 

「まさかルパンガンナーが七罪を選んだのって…ロイミュードの意思とか関係あったりする?」

 

 

怪盗アルティメットルパンの意思を継いだ二代目ルパン 七罪vs刑事で仮面ライダードライブ 泊進ノ介…ふむ

 

 

「ちょっと見てみたいかも…はっ!」

 

 

『どうした相棒!』

 

 

「そ、そうか!この世界には特状課もあるならば!ベルトさんもいるんじゃあねぇか!すげぇ浪漫じゃねぇか…こんな所でBBダンゴムシお手玉をしてる場合じゃねぇ!ちょっとツーリングしてくる!!」

 

 

『二亜の事とかいいのかよ!!』

 

 

「HEY SAY!平成!HEY SAY!平成!!」

 

 

ライドヘイセイバーの必殺待機音を口ずさみながら小踊りするハルトに対してアナザーライダー達は戦慄していた

 

『相棒が狂喜乱舞している!正気じゃない!!』

 

『いや正気だった事あったか?』

 

『いや待て相棒のライダー愛が溢れてやがる!』

 

『この間のアーマードライダー集合でハルトのライダー愛がオーバーフローしてやがる!』

 

『ヤベーイ!』

 

 

「よし行「かせると思うか?」…きゃ…キャロル!いやこれはだな!」

 

 

「………オレも行くぞ」

 

 

「へ?」

 

 

「何最近、お前と2人きりの時間が余り取れてないと思ってだな…それに千冬や錫音に出番持っていかれているし…ベアトリスやベルファストのような新入り…しかもジャンヌや七罪に二亜まで……断じてお前を1人にしておくと新しい現地妻が増えるのが心配だからとかではないからな!」

 

 

 

「あれ?俺そんなに信頼ない?」

 

『寧ろ信頼あると思ってるのか?』

 

 

「ですよねー……けどそうだな俺もキャロルと行きたいな」

 

 

「それで何処に行くのだ」

 

 

「そりゃ勿論、風【!!】ん?もしもし…え?分かった」

 

 

かかってきた電話を切るとハルトはキャロルに話す

 

 

「逢魔に謎の黒い箱?」

 

 

「そ、なーんか俺宛てらしくてさ一旦戻るよ」

 

 

「そうかならオレもついて行く」

 

 

「はいはーーい!私も良いかな!」

 

 

「私も行ってみたいです!」

 

 

「二亜にベアトリス?」

 

 

「久しぶりに漫画のネタ集めってね」

 

 

「私は単純に行きたいな〜と」

 

 

「良いよ〜ベルファストいる?」

 

 

「此方に」

 

 

「丁度良い機会だから逢魔の皆を紹介するからついてきて」

 

 

「畏まりました」

 

 

「よしと…んじゃ行きますか!」

 

 

そしてハルト達は逢魔に戻ると早速

 

 

 

「えーと…この箱?」

 

 

「はっ!突然執務室に置かれておりまして」

 

 

「そっかありがとう」

 

 

見かけたトルーパーの報告を聞き終えると箱に手を触れてみる

 

 

すると プシューと近未来な開閉音と共に現れたのは

 

 

「無銘剣?」

 

 

ハルトがアナザーファルシオンに覚醒した際からお世話になっている剣 無銘剣虚無ではないか

 

 

「いや誰がこんなの…つか禍々しいなおい」

 

 

自分のと見比べると分かる…こりゃ聖剣というより魔剣だなと笑っているとその横にはブランクウォッチがある

 

 

「何だ?別世界のアナザーファルシオンのものかこれ?」

 

 

かつての事件においてマドカが変身していたアナザータイクーン・ブジンソードとナツキのアナザータイクーンウォッチが融合した事を思い出した

 

 

「あの時はソシャゲの限界突破とか揶揄ってたけど……何か関係があるのか?……取り敢えず持ってみよ」

 

 

「正気かハルト!こんな如何にも持ち主に呪詛放つような剣を持つとは!」

 

 

「いやそれで言うと無銘剣虚無の担い手は世界滅ぼそうとしてたし大丈夫でしょ」

 

 

同じ無銘剣虚無と思いハルトが触れたと同時に

視界がブラックアウトしたのだ

 

 

 

 

???

 

 

 

「あれ?ここ何処?相棒」

 

 

しかし反応がない…完全に黒だけの世界である

 

 

「参ったなぁ…隔離されたのか?よし暇つぶしにBBダンゴムシお手玉をしよう」

 

 

いついかなる時でも修行と偉い人が言ってし

 

 

「誰か助けに来るかもだから気長にやろう〜これ回せば回す程、美味しくなるんだよね〜」

 

 

するとズズズと金属が擦れる音がしたので振りむくと

 

 

「お前……こんな所で何している?」

 

 

「え?………ええええ!!」

 

 

そこにいたのは上半身裸にジャケット、そして俺と同じ無銘剣虚無を持っていた剣士がいた

 

 

間違いない

 

 

「バハト!?」

 

 

「何だ俺を知っているのか」

 

 

不死鳥の剣士、無銘剣虚無の担い手、世界への復讐者 バハトであった

 

 

「あの…サインもらえませんか?」

 

 

「……なんだそれは?」

 

 

「あ、この色紙にハルト君にと書いてもらえるだけで良いんですよ」

 

 

「書いても良いが持っていけないぞ?」

 

 

「な、何だってーー!!つかここ何処ですか?」

 

 

最初に聞くべき情報よりサインが先なのであった

 

 

「ここは無銘剣虚無の中だな」

 

 

「聖剣の中?」

 

 

「お前、あの箱にあった剣に触れただろう」

 

 

「えぇそしたらココに」

 

 

「あの剣はとある奴が改造した逸品でな、本来ならライドブックを渡す予定だったんたが…何故かウォッチとやらと合体して黒い不死鳥となって飛んでいったんだ」

 

 

「不安な前振り!?え、黒い不死鳥!!」

 

 

「どうやらお前に用があるらしい」

 

 

「何で?」

 

 

「お前の力になるかは知らんがな」

 

 

「ふ、不穏だ……」

 

 

「ま、頑張れよ」

 

 

鷹山さんみのあるバハトが指を鳴らすと意識は元の世界へと帰還したのであった

 

 

 

「ハルト大丈夫か!」

 

 

「!!う、うん大丈夫だよ…よっと」

 

 

新しい無銘剣虚無を手に取ると

 

 

不思議な事がおこった アナザーファルシオン覚醒時からハルトの手元にあったが使い道がなくて本棚に閉まっていた

 

 

世界を滅ぼす本こと破滅の本がライドブックに変わったのだ しかもそれはプリミティブドラゴンと同じく空白のある本となったのである

 

 

本の題名は 無い

 

 

それは単体では成立せぬからかそれとも名前を

つけるのはハルトかそれとも

 

 

 

「!!!!」

 

 

 

今彼の元へ飛んできている黒い不死鳥かは誰も知らないが

 

 

 

そんな感じでハルトは取り敢えず贈り物を受け取ると軽く国内の仕事をする事にした時

 

 

「コリウス王国?確かここから離れた砂漠にある国だよな…確か前にリムルさんが行ったとか聞いた気がするけど…何でうちの国にも親書が来てるんだろ?いやまぁ仲良くしたいけども…向こうも色んな交易品を売り買いする空島の利点を使わない手はないか」

 

 

と考えていると

 

 

「あ、ハルおかえり」

 

 

「ただいまウルティマ」

 

 

「それにしても、まーた新しい女の子連れてきたんだ〜ほーんとハルって女誑しだなぁ〜」

 

 

「人聞き悪いな」

 

 

「けど事実でしょ?ほーんと逢魔が一夫多妻で良かったよね〜じゃなかったらハルでも捕まえないとダメだもん」

 

 

「いや俺が一夫多妻なのに他の奴らがダメは道理が通らないだろ?」

 

 

「ま、そう言うことにしておこうか」

 

 

「そう言えばこの間捕まえた捕虜から何か分かった?」

 

前回の戦いで何名かは捕虜にしてウルティマに情報の抜き取りを依頼したのだ

 

 

「分かった事はハルト達はDEMから指名手配されてる事かな、それと相当数のドライバーが生産されてること」

 

 

 

「そんだけ分かれば十分だ、ハウンド」

 

 

『はっ!』

 

 

「DEMの工場を見つけたら破壊しろ」

 

 

『お任せください』

 

 

 

「つか皆は?」

 

 

「あぁベアトリスって人はカレラとアゲーラと剣で模擬戦してるよ、ベルファストって人は…」

 

 

「ベルファストは?」

 

 

「何故か掃除してる」

 

 

「お待たせ致しましたご主人様」

 

 

「いや何で掃除してるの?」

 

 

「初めての場所故に普段通りと心がけたのですが」

 

 

「そ、そうか……」

 

 

「それとご主人様、かなりの量の仕事が溜まっていますね」

 

 

「それをやろうと思ってたんだよ」

 

 

「成る程…では私もお手伝い致します」

 

 

とベルファストが秘書艦時代と同じように手伝おうとしたが

 

 

「お待ちをそれは私の仕事ですわ」

 

 

「あ、テスタロッサただいま!本当さ…いつもありがとう!」

 

 

「おかえりなさいませハルト様、いえ当然の事ですわ」

 

 

「そんな皆に異世界からのお土産だよ〜はい!異世界のケーキ屋シャルモンのホールケーキ!皆で食べてね」

 

 

「ありがたく頂きますわ、それよりもハルト様彼女は」

 

 

「私はベルファスト、ご主人の側に侍るメイドにして秘書にして妻でございます」

 

 

「成る程…ハルト様また増やしたのですか」

 

 

テスタロッサの赤い瞳が鋭利に刺さる!

 

 

「テスタロッサまで!?」

 

 

「分かりました…ならば奥方様に任せる訳には参りませんので此処は私めに」

 

 

「いえいえ私が」

 

 

何故だろう2人の間に凄いオーラが見えるな…取り敢えず

 

 

「ごめんウルティマ、ヴェイロンいる?久しぶりに紅茶飲みたい」

 

 

「分かった!じゃあケーキ一緒に食べよ、おい」

 

 

「はっ!お嬢様、ハルト様もお久しぶりです」

 

 

「あぁ久しぶり早速だけど頼める?」

 

 

「お任せを」

 

 

 

「皆も食べないと無くなるよー」

 

やれやれと肩を竦めるがハルトであった

 

 

因みに

 

 

闘技場では

 

 

「なかなかやるではないか!これざ千冬と違う異世界の剣技か!」

 

 

「えぇ見せてあげますよ!私の剣技!」

 

 

カレラとベアトリスが模擬戦していたのを二亜が漫画の動きに取り入れようとしていた

 

 

 

「凄い!凄いよ!ネタが溢れるぅ!流れ出るぅ!!」

 

 

「見事にハルトに毒されてるわね二亜」

 

 

「あ、なっつんどしたの?」

 

 

「あ、いやその朝のやりとりで凹んでると思って」

 

 

「あぁ〜大丈夫大丈夫、確かに私も焦ってた所あるけど今はコレで良いって思ってるよ」

 

 

「けどハルトの事好きなんでしょ?」

 

 

「まぁね〜ハルきちの事をさ囁告篇帙で見たんだけど…彼さ、何というかとんでもない人間だよね」

 

 

「そうね…前に記憶をなくしたハルトを見たけど悪い事してないのに謝ったり殴られ慣れてるというか…」

 

 

「そ、あの卑屈な性格から今の天上天下唯我独尊なハルきちになったんだから変わるキッカケって大事だよね」

 

 

「二亜は変わりたい?」

 

 

「どうかにゃ〜ま、私はこんな漫画のネタに困らない場所にずっといたいからなーんて理由が大半だからね〜なっつんは?」

 

 

「私は……まだ分からないけど私を見てくれた受け入れてくれたハルトを助けたい」

 

 

それが彼女の本音、そして渡されたルパンガンナーを見て

 

 

「正妻戦争のどさくさに紛れて私がハルトの心を盗む」

 

 

「なっつんも参戦かぁ、こりゃハルきちはますます大変だねぇ〜」

 

 

と笑っていたのであった

 

 

そして逢魔の仕事もひと段落したハルトは

 

 

「よしガッチャードを見るゾォ!」

 

 

自室でガッチャードを見ようとした…

 

 

「そう言えばアナザーガッチャードっていないよな?」

 

 

『あぁまだいないな』

 

 

「まぁ気長に待とうか「おいハルト」はいはいキャロルこっち」

 

 

「うむ」

 

 

子供モードになったキャロルがハルトの膝上に座るとハルトはガッチャードを再生したのであった

 

 

そこで

 

 

「成る程…ケミーカードの組み合わせが大事とふむふむ」

 

 

「そう言えばガッチャードライバーどうするかな」

 

 

「それなら問題ないぞ」

 

 

「何で?」

 

 

「最近ホッパー1が逢魔で適性者を見つけたらしくてな、そいつと訓練中だ」

 

 

「俺の知ってる奴?」

 

 

「あぁよく知ってるよ」

 

 

「そっか…なら今は知らなくても大丈夫かな…それよりキャロル」

 

 

ハルトは抱きしめる力を強くすると

 

 

「………ん」

 

 

至近距離で頬を赤らめたキャロルを見て

 

 

「良いかな?」

 

 

「あぁ…」

 

 

そのまま2人の距離は限りなく0に……な方としたその時

 

 

【は、ハルト助けてくれええええ!】

 

 

ナツキの通信で良い空気が霧散したのだ2人は怒りの余りに

 

 

「ハルト」「あぁ……」

 

 

「「あいつ〆るか」」

 

 

武器を持ってピースメーカーへと帰還したのであった

 

 

 

 

 

その頃 ナツキはエルフナインから逃げる途中で遭遇したDEMの黒影トルーパー軍団に追いかけ回されていたのだ

 

 

「クソッ!タイミング悪すぎだろ!」

 

 

哀れナツキ、そのタイミングの悪さが己に降りかかる事をまだ知らない

 

 

 

「何だ貴様は…ぐぁ!」

 

 

突如、黒影トルーパーが吹き飛んでいくのが見えたのでナツキは恐る恐る物陰が顔を出すと

 

 

「ナーーツーーキーー」

 

 

「どーーこーーだーー」

 

 

何故か怒り狂う最恐夫妻が見えた…まずい俺が何かしたのかと震えるナツキだが黒影トルーパー軍団は

 

 

「おい見ろよ!最優先捕縛対象が悠長に現れたぜ!」

 

 

「おいおい隣の美女!そんな奴より俺達と遊ぼうぜぇ!」

 

 

とナンパする姿に

 

 

「仮面ライダーの格好で子供の夢を壊すなよチンピラ崩れが」

 

 

「あぁ流石のオレも堪忍袋の尾がキレたぞ」

 

 

「あ?何言ってんだコイツ?」

 

 

それを見たナツキは理解した

 

 

「あ、あいつら死んだわ」

 

 

慈悲などないとハルトは新しい無銘剣虚無で黒影トルーパーを一刀両断する

 

 

「ぐああああ!」

 

 

壊された戦極ドライバーを回収すると同時に

 

 

「みんなー今日のご飯よー」

 

 

そう言うと鏡の中から現れたベノスネーカーが待ってましたとばかりに変身者の頭に噛み付くとそのままミラーワールドへと連行していったのである

 

 

「さーて……次は誰の番かなぁ?」

 

 

「ふ、ふざけんな!どうせ今のだってトリックだろうが!」

 

 

「数はこっちのが多いんだ」

 

 

やっちまえー!と影松を手に襲いかかるのだが

 

 

「数?なら見せてやろう行け!屑ヤミー!」

 

 

「んじゃ俺は行け!アナザーライオトルーパー!」

 

 

「「「「「皆殺しの時間だぜぇ!」」」」」

 

 

哀れ物量で叩き潰されたのであった

 

 

 

そして全員の戦極ドライバーを回収した後

 

 

「ふむふむ発信機の類はなしか」

 

 

「取り敢えずこっちで保管しようか」

 

 

捕虜を見て一言…

 

 

「ウルティマに頼んで自我を消してもらったらコイツらの体をイマジン達に使わせるのもありか?」

 

 

まさに魔王の所業である

 

 

 

「ハルト!?」

 

 

「あ、ナツキいた」

 

 

「おい貴様!折角オレとハルトが久しぶりに2人きりは時間を邪魔しおって!!」

 

 

 

「理不尽!!」

 

 

「おいハルト、コイツをどうする!」

 

 

「取り敢えず全員に窒息するまでハグされるとか?」

 

 

「それは物理的に窒息する奴だよな!!」

 

 

「お望みならやりますよ」

 

 

 

「……………へ?」

 

 

「あはは〜やーっと見つけました〜」

 

 

「は、ははは……」

 

 

 

顔を青くして下がるナツキにポツリと

 

 

 

「かーーなーーしーーみーーのーー」

 

 

「や、辞めろ!不穏な気配を纏わせるなぁ!!」

 

 

ナツキは全力で逃げたのをエルフナインが同じように走り追撃する…あの子根っからの技術者だよね?何で俺達並みに早いのさ そう遠くを見ていると

 

 

 

「ん?」

 

 

ハルトの目線の先には士道に似ている雰囲気の女子高生とアイドル的な感じの女の子がいた

 

 

「ふむ……人違いだな帰ろうキャロル」

 

 

「あぁ」

 

 

 

もし仮に女装した少年君と言うなら、次会った時には優しくしてあげよう

 

そう思った数日後

 

 

「お願いします!女装してライブに出てもらえませんか!!」

 

 

そんな頼みをされる日が来るとは思わなかった

 

 

 

 





次回予告

士道の話から彼女 美九の霊力封印の為に学祭のライブで勝つ事を条件付けされた しかし音楽初心者の彼に打つ手はあるのか!

「ギター?ドラム?音撃の基本ですが?」

まさかの協力者に士道は頼み込む


「女装してライブに出てください!」


「え?ごめん、そんな趣味があるんだ……」


「あ、ち、違うんですぅ!!」

次回 予想外の依頼 お楽しみに!
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