前回のあらすじ
遂に始まった二亜奪還戦
出会って信じあって創る最強のチームwithテスター軍団の先制攻撃はDEM日本支部と財団Xの連合チームを初手から追い詰めていた
二亜の奪還も成して一息つく間もなく、アバタートーマと それを復元しこの世界のDEMにライダーシステムを流通させた主犯 ドクトルが現れる
そのドクトルは何とメガヘクスの技術を流用した複製機により死んだはずの戦士達を甦らせたのであった!
そしてハルトの目の前に現れたのはメダルの怪人で…
ーーーーーーーー
さて
「さぁ死から生き返った正義の味方によって貴様の憧れが倒され絶望するといい!!」
と勝ち誇るドクトルなのだが
「あのさぁ…」
「何だ?」
この人は恐らく知らないのだろうが知ってる人から見たら
「お前バカだろ?」
「ははは!気でも狂ったか!」
「違う違う…お前さ怪人側の自我は消したって言ったよな?けど一番消さないとダメな人の自我をそのままにしちまってんだよ」
「何?」
少なくとも誰かの言いなりになるような人じゃない
「あの人は何せ…師匠のライバルだからな!!」
ーーーーーーーー
同時刻
「貴方が駒紋戒斗ね」
「アーマードライダーだと?それに…お前たちは」
「戒斗…」「戒斗さん!」
「DEMめメガヘクスの技術で甦らせたのか!」
「これは……」
「ドクトルね都合の良い…さぁ早く変身して戦いなさいな!」
「そうか…良いだろう戦ってやる」
「嘘だろ戒斗!!」
「戒斗さん!!」
「俺のやる事は変わらない……変身」
そして戒斗は戦極ドライバーをつけるとアルテミシアと同じバナナロックシードを解錠して変身する
『カモン!バナナアームズ!!ナイトオブスピアー!!』
現れたのは赤い男爵 理不尽な世界を変えようとした誇り高い者
仮面ライダーバロン 出陣!
「さぁ戦いなさい!!」
武神鎧武がそう命令するとバロンはバナスピアーを構えて突き出したのである
「はぁ!」
「がっ!!」
「え?…っ!」
武神鎧武に目掛けて、怯んだのと動揺のあまり困惑するブラックバロンにも一撃与えて間合いを作ったのだ
「な、何をする!私達は味方だぞ!!」
「味方だと笑わせるな!死人に頼らないと勝てないという弱い考えなどする奴等は倒す!」
そのまま戦いに移行しようとしたその時!
「戒斗!?」
「葛葉か…丁度良い手を貸せ」
「……分かった行くぞ此処からは俺達のステージだ!変身!!」
『フルーツバスケット!ROCK OPEN!極アームズ!!大!大!大!大将軍!!』
極アームズになった鎧武を見て
「待ってくれ鉱汰!ここは鎧武だけのステージじゃない俺達バロンのステージでもあるんだ行くぞペコ!」
「そうだよ!僕だってやれるんだ!」
そういったザックの手には戒斗のゲネシスドライバーから取り出したゲネシスコアとマロンエナジーロックシード、そしてペコは束が製作したゲネシスドライバーとマツボックリエナジーロックシードが握られていたのだ
「お前たち…まさか!」
「見ててくれ戒斗、これが今の俺達だ!」
「僕だって…戒斗さんの役に立ちたいんです!」
『ROCK ON!!』
「「変身!!」」
そこに現れるのはバロンの後継者 戒斗が認める強さをもつ者
『MIX!ジンバーマロン!ハハァ!』
陣羽織纏う 二代目リーダー
仮面ライダーナックル・ジンバーマロン
そしてペコが変身するのは嘗て夢でなった己の姿 黒い鎧に三叉の槍を持つ戦士
『LIQUID!マツボックリエナジーアームズ!ソイヤ!ヨイショ……ワッショイ!!』
仮面ライダー黒影・真
出陣!
「戒斗、鉱汰!黒いバロンは俺達に任せろ」
「2人は鎧武擬きを!」
「あぁ任せた!」
「見せてもらうぞ、お前たちの強さを!」
その戦いをピースメーカーで見ていた千冬はほぉと感心し束は自分作成のドライバーを何処かに送ろうとし錫音とアンティリーネは抜け出して向かおうとしていた所をベルファストに止められていた
その頃ハルト達はピースメーカーからの映像を受信した端末を起動して見ていた
「「うおおおおおおおお!か、戒斗さーーん!!」」
バロンが予想通りの行動をした事、鎧武とバロンの共闘という胸熱展開に感動していると
「な、何故だ!仮面ライダーは正義のヒーローではないのか!!」
「え?どこから勘違いしてんの?」
「あの人を蘇らせたら、あぁなるのはライダーファンの常識ですよ?」
「いやしかし貴方の無知さが俺達にこの夢の舞台をくれたのならば…感謝だな」
そう首を傾げているもドクトルは余裕の笑みを崩さない
「だがグリードがいれば問題ない、さぁ!魔王を殺すのだ!!」
その指示にアンク以外のグリードは従うのだが残念だなドクトルよ、此方も同じように研究している錬金術師がいるんだよ
「キャロル」
「あぁ」
その言葉だけでハルトの意図が分かったキャロルはメダルホルダーからクワガタ、ライオン、シャチ、サイのコアメダルをハルトに渡すと
「頼んだ」
「おう任せろ」
『memory』
「おりゃ!」
ガイアメモリを使いハルトの記憶にあるグリード達の記憶とハルト自身を怪人王の力で一時的に変異したグリードのデータをコアメダルに流しこむと グリード達の眉間に投げたコアメダルは華麗に吸い込まれていったのである
「「「「…………」」」」
「何だ何故動かん!」
ドクトルはまだ己の敗因に気づいていないのだ
「後、俺に怪人を当てたのは失敗だったな」
「何だと!」
俺をただの人間と油断したのが運の尽き!
「俺は仮面ライダーの敵であり怪人達の王だ!」
ハーッハハハ!と高笑いする魔王の声がトリガーになったのか4人のグリードは突然意識を取り戻したように話し出した
「お、俺は一体何を…」
「コアメダルが復元されて蘇ったみたいね」
話し出したのは昆虫系グリード、ウヴァと魚系グリードのメズールである
「実験成功だなハルト」
「あぁやったなキャロル!」
ハイタッチする2人に気づいたのかフラフラ〜と近づいてきたのはネコ系グリードのカザリである
「実験?それって僕達を蘇らせる事?」
「その通りだよ…まさかメガヘクスの複製機で完璧な器を用意してくれるなんてね、その点はドクトルに感謝かな」
「おれ……よく分からない」
「まぁ簡単に言えば生き返ったって事だな」
「なるほど〜」
と重量型グリードのガメルも納得した所でウヴァがハルトに食ってかかる
「おい貴様!どうやって俺達を甦らせた!たかが人間擬きと小娘に出来るわけがないだろ!」
感情に任せて魔王ハルトの胸ぐらを掴むウヴァであったが直後
「失礼な奴だなぁ……えい」
「がっ!」
ウヴァの頭部目掛けて右腕を突っ込み中から意識を宿すコアメダルを引き抜き、体をセルメダルに返したのであった
【な、何をする!!早く俺の体を元に戻せ!!】
「助けてくれてありがとうはないのかなぁ〜」
【何故俺が人間に礼を言わねばならん!】
「俺は人間じゃないんだよなぁ〜よーし、このままメダル砕いちゃお」
メリメリメリとコアメダルをへし折ろうとする笑顔の魔王ハルトの姿にウヴァは
【わ、分かった!復活させてくれて感謝する!!だから壊すのは辞めてくれぇ!】
「よろしい」
満足するとコアメダルをセルメダルの山に戻してウヴァは元の姿に戻る
「な、何て奴だ…俺を脅すなんて!」
「それはウヴァが単純に突っかかっただけでしょ?」
「何だと!」
「それより僕達を蘇らせた目的は何?」
「正確に言えば君たちで実験、本命はあそこの彼が復活するかの確認だよ」
と指差した先にいるのは、自我が消えているアンクである
「まさか…アンクを蘇らせる為に!」
「という事はオーズの仲間か!アンクは抜け目のない奴だ何を企むか分かったもんじゃない!」
「僕も賛成かな、オーズについた裏切り者だし」
「おかし…たべたい…」
「まぁアンクのコアメダルに関しては俺よりも純度の高い力を持ってる彼の方が適任なんだよね〜それと俺はオーズの仲間?違うぞ俺は……1ファンだ!!」
それに彼の手でなさないとダメな事なのだ、取り敢えず、こいつ等を御するかな
「それで僕達を解放する感じかな?」
「本来ならそれで良いんだけど流石に野放しはまずいかなぁ」
この世界で800年前の王なんて復活させたら大変な事になるし
「取り敢えずお前達は俺に従え」
「はっ!何を言ってやがる俺達がお前に従う理由などない!」
「そうだね、取り敢えず君は邪魔かな」
ウヴァとカザリは反旗を翻すように魔王ハルトに襲い掛かるが
『オーズ……プトティラ』
ハルトはアナザーオーズ・プトティラコンボに変身するとメダガブリューをカザリの首に構えて脅すような声音で話す
「またコアメダルを砕かれたい?それとも」
そしてキャロルからメダルホルダーを渡されると何枚ものコアメダルを突き出して
「自我のないメダルの器に変えてやろうか?」
「「っ!!」」
2人はかつての記憶に宿る恐怖心で動きを止めたのである
「別に忠誠を誓えとは言わないけど、今だけは敵対しない方が利口だよ…それと安心して欲しい俺は味方は裏切らないから」
「分かったわ私は貴方に従うわ…貴方はガメル?」
「メズールがついてくなら僕ついてく!」
「そう良い子ねぇ〜」
メズールは目敏く俺に従うことを選んだかガメルは流れだな…よし
「宜しくね、さて2人はどうする?」
「僕は従おうかな」
「俺もだ」
「よしよし、けど2人には罰ゲームね」
指を鳴らすとウヴァとカザリの体内からコアメダルが格一枚ずつ抜き取られたのであった
「俺に逆らうとこうなるよ意志を持つメダルじゃないだけ情けだと思いな」
「くっ!」「おのれ!」
「まぁ安心してよちゃんと返すからさ」
カラカラ笑う魔王ハルトであったが、彼は後に思い出す
それは800年前の王がグリードを従えさせるのにやってた事と同じだと言う事に
「さーてとドクトルだっけ手品は終わり?なら早く二亜連れてってドライブの所行きたいんだよなぁ〜」
「お、おのれ!!トーマ!何をしている!早く其奴を殺せぇ!」
「は、はるとおおおおおおおお!!」
「っせぇな」
「同感だな……魔王、お前は彼女をつれて下がれ護衛しながらじゃ面倒だろ?」
確かに俺の目的は先輩ライダーの皆様にサインをもら…ごほん!二亜の救出だしな
「おいハルきち、本音を言ってみな?お姉さん怒らないから」
「まぁそうだな……よし頼んだ」
「スルー!?」
「え?早く仮面ライダーのサイン欲しいからお前を安全圏につれてく」
「素直かぁ!!そこは君を助けるよとかじゃないの?」
「いや早くしないと駒紋戒斗のサインが貰えないでしょうがぁ!」
「二亜を安全な場所に送った後、俺はレジェンドライダー達の戦闘を応援するのだぁ!」
2人に対してベアトリスは驚く
「いや馬鹿なんですか!この2人は!!」
それを見た銀狼とキャロルは
「ハルトは馬鹿だね」「今更だな」
また夜架達もそうそうと頷いていた
「そろそろ真面目にやれ」
キャロルのツッコミが入るも実際、黒狐の言い分の方が正しいので
「任せた」
魔王ハルトはアナザートライドロンを呼び出すと
「さぁ乗りな!」
「「「私(オレ)が隣に乗る……は?」」」
「喧嘩すんな!後でドライブしてやるから黙って乗れぇ!」
「はいはーい!ハルきち!私の席は何処かな!!」
「悪いな二亜、この車は4人乗りなんだ!」
「本当に私を助けにきたんだよねハルきち!!」
「冗談だよ、ちゃんと対策してるから」
「本当にもぉ!素直じゃないんだからハルきち〜」
そう言うと全員乗り込んだ……キャロルは子供モードで運転席に乗るハルトの膝上に座っていたのだ
「よし行くぞ!」
「皆!シートベルトはしたか!」
「「ちょっと待てーー!」」
「何だ?」
「いや!キャロルさんを膝上に座らせるのはダメでしょあぶな「行くぜ!フルスロットル!!」あ、ぎゃあああああ!!」
ベアトリスの悲鳴がドップラー効果と共に消えていったのだ
「やれやれ騒がしい連中だな」
「うちも大概じゃないかしら?」
「そっかぁ?」
「えぇそうよ」
「逃がさぬぞ!追え!追うのじゃ!!」
ドクトルが指示を出すがアバタートーマが反応するより早く黒狐のドロップキックが顔面にめり込んだのであった華麗に宙を舞い顔面着地した後
「来いよトーマ、今度こそきっちり終わらせてやるよ」
『デザイアドライバー』
そう以前、アバタートーマが暴れた際に始末をつけたのは黒狐だったのである彼からすれば個人的な因縁もあるのでボコボコにしてやりたいのは本当なのだ
「はるとおおおおお!!」
そう叫ぶアバタートーマの右手に何処かのデュエルディスク的なアイテムが現れると左手にはチェンジと書かれた人造アンデットのカード
それは以前 ハルトとナツキがアナザーロイヤルストレートフラッシュとワイルドの一撃で消しとばした量産型アンデットのカード
それを右手のディスクに読み込むとアンデットとトーマが融合し頭部は羊で体が人間の要素が混ざったキメラとなった…ぶっちゃけ何処ぞのホラー映画のキャラである
「んだありゃ?」
「ははは!あれはトーマの記憶にある人造アンデットの記憶を複製した量産型アンデットじゃよ」
「羊(ラム)のカードね…量産モチーフならもっと良いのがいたろコックローチとか」
「ほほほ、確かにメモリでもアレの生産性は群を抜いておる貴重な意見どうも まぁお主など恐れる必要はない調べはついておる今のお主にはかつてのような創世の力はないのじゃろ?」
「だな」
「滑稽じゃのぉ創世の力を無くした抜け殻…いや搾りかすのようなライダーで私が止められると?」
相手の弱点を見て己の自尊心を保つ、それは本来なら間違いな選択肢ではない、ただドクトルの失敗は二つ 一つは己に戦闘能力が皆無な事と
「まぁ良いお前を殺し、魔王を標本に献上すれば私の財団での地位は確固たるものとなる!あの魔王は様々な世界の怪人の遺伝子、データを有する貴重な素体だぁ…素晴らしい!アレさえ手に入れば!!」
自己陶酔か過信か不明だが
目の前にいる暴君は分割されたとは言え魔王をギリギリまで追い詰めた化け物 天与の暴君である事を
ドクトルは知らない彼も彼でハルト(異端児)という事を
とある世界では自らを凍り漬けにした失意に沈む竜種を包む氷を蹴りの一発で砕き助け出し
ある世界では星核ハンターと戦い
またある世界では正義の象徴と呼ばれるNo. 1ヒーローとそのライバルを三節棍だけで相手取る怪物
単純な身体能力だけで言えばマルチバースに存在するハルトよりも優れる…正に最強なのである
本来のやる気ならば魔王ハルトさえも流石に命懸けにはなるが分割させずに沈める事のできるのだ
「搾りかすには勿体無いがの私の作品の実験体となってもらうぞ、さぁトーマ…いやラムアンデット!」
確かにあの事件の後、黒狐にはクロスギーツの力は残ったのだが創世の力はなくなった元々魔王ハルトの力を取り込む事で完全体となるのだから当然の帰結であるが
しかしながら残滓は残っているならば
「あのさクロスギーツのバックルって元はブーストバックルなんだぜ?なら創世の力はブースト(増幅)させれば良いだけだろ?」
マッチ棒並みの残り火でも薪をくべて酸素を送れば大火とする
「へ?」
『XGEATS』
「それによ他人の褌で相撲してる時点でお前は三流だぜドクトル」
「っ!」
ー君は研究者として三流だねー
「黙れ…黙れええええ!貴様も狩崎と同じようにワシの技術を馬鹿にするのかぁ!!」
「そりゃなぁ…出来たアンデットはティターンやケルベロスにも劣る劣化品、アバタートーマも複製した技術はすげぇがナノマシンの無限再生はしねぇし自我が暴走してる…ん?狩崎?」
ただメガヘクスの複製機を再生して怪人や死んだライダーを復活させたのは凄いと思うのだが
恐らく自分のやりたい事と適正能力が噛み合っていないのだろうな 他の道を選べば大成しただろうに
「まぁ関係ねぇなヴェルザード、手ェ出すなよ」
「分かってるわ下がりましょうカフカ、夜架」
「えぇ」「かしこまりました」
「サンキュー、んじゃ始めるか」
『BLACKOUT…REVOLVE ON』
コイツは敵だ、それだけ分かれば良い…というより魔王には孤児院を守るキッカケをくれた借りは返さないとダメだろう
「変身」
『DARKNESS BOOST!!XGEATS!READY…FIGHT!』
再び現れるは世界を滅ぼす神殺しの黒狐
狐はお稲荷様のように神の使いと呼ばれながらも殷の妲己や玉藻前に代表される国に仇なす厄災の象徴でもある
ギーツが神様なら彼は邪神と言えるだろう
かつて神になろうとした暴君
仮面ライダークロスギーツ
両手に双剣を持つとそのまま全速力で走り抜けラムアンデットを切りつけにかかったのであった
ーーーーーーーー
その頃 ナツキと剛はと言うと
「ありがとうございました剛さん、お陰様で耶倶矢と夕弦を助け出せました!本当にありがとうございます!しかも融合態ロイミュードの分離プログラムで2人を戻してくれてありがとうございます!!」
「良いってことよ」
「2人をピースメーカーに送ってと…よし、じゃあハルトの加勢に向かいます!!」
「俺もついてくぜ」
「これは頼もしい!!」
ナツキは安堵するもケケラは端末のメールを見て顔を顰めた
「だが早くした方が良いぜ」
「何で?」
「どうやらDEMの連中は財団Xと共闘してるみたいだな、メガヘクス?って奴の複製機でロイミュード?ってのを生き返らせたって」
「おいオッサン!それは本当か!」
「あぁコレを」
ケケラの見せた端末の映像を見て剛は血相を変える
「チェイス!!」
「嘘っ!は、ハートにブレン、メディックまでいるじゃん!」
「おい急ぐぞ!」
「なら行かなきゃですね!こいアナザーダイバー2nd!」
ナツキはバイクを呼び出すとアナザーマッハウォッチを使いライドマッハーに擬態させた
「嘘だろ!それ俺のバイクじゃないの!!」
「話しは後で性能は据え置きですから行きますよ!」
「ちょいちょい!ライドマッハーの運転なら俺に任せな!」
「おいそれは野田夏樹のバイクで「ケケラ」分かったよマスターパスを仮発行してやるから乗れ」
「っし、じゃあお願いしますね剛さん!」
「あぁ!マッハで行くぜ!!」
2人がライドマッハに乗り込むとケケラはカエルの置物に姿を変えナツキの肩に乗るのであった
ーーーーーーーーーーーー
そして魔王ハルト達はと言うと
ワラワラと邪魔してくるロイミュードやインベスを跳ね飛ばしながら進んでいた 正に
「戦う交通安全!!」
暴走車両である
「率先して安全乱してるじゃないですか!銀狼さんも何か言ってくださいよ!」
「……このまま真っ直ぐ進んで」
「おうよ!アナザートライドロンなら…あんなこんなカーブもへっちゃらさ!」
激走戦隊並みの暴走である
「いや明らかにカーブする前提じゃないエンジンの形状だよねハルきち!!」
「後、早く芋長の芋羊羹食べたい」
「おうよ銀狼!またあの世界に行こうぜ!」
「楽しみ」
「銀狼さん!?」
「ベアトリスは黙ってて今、DEMのハッキングで忙しい」
「あ、ごめんなさい」
「やれやれ二亜大丈夫か?」
「まぁね〜…けどハルきちって本当、私のことどう思ってるんだろ?」
「大切に思ってるだろ?」
「へ?」
「でなければお前を助けに乗り込むなんてしないさ、このバカは身内と他人の線引きが酷いからな」
「そっか……なら良いな……っ!!」
そう話しているとハルトはアナザートライドロンの運転を止めたのである、その目の前にいたのは
「し、師匠に…く、駒紋戒斗さん!!」
ハルトは慌てて下車して戦場に現れると
「誰だ貴様!」
「俺は常葉ハルト…葛葉紘汰さんの弟子です!」
「弟子だと!」
「あぁお前がいなくなった後色々あってな!」
「メガヘクスの力で…でも!束!!アレいけるか!」
『あーもすもすひねもす?ハルくん!いつでも行けるよ!』
「ありがとう束!!そんな事より戒斗さん!これ使ってください!!」
『コネクト』
魔法でピースメーカーと接続した先から取り出したのはゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードである、それをハルトは躊躇わずに投げるとバロンは手に取った
「これは……」
「俺の大事な人からの贈り物です!!ぜひ使ってください!」
「良いだろう」
『レモンエナジー!ロックオン!……ソーダァ!レモンエナジーアームズ!!』
同時にバロンは新たなドライバーと新たなロックシードで姿を変えた
仮面ライダーバロン・レモンエナジーアームズ
「行くぞ葛葉!」
「あぁ!サンキューなハルト!」
「礼なんて不用です師匠!あと…ここは任せても良いですか!!彼女を安全圏に連れていくので!」
「あぁここは俺たち、アーマードライダーに任せろ!!」
「はい!行くぞキャロル」
「あぁ…だが良いのか?混ざりたいのでは?」
「だけど二亜も大事だから」
「ハルきち…」
「それと映像はピースメーカーで撮影してるから大丈夫!」
「色々と台無しだよ!!」
「んじゃ行くぜ行くぜ行くぜ!」
再びエンジンを蒸したハルト達一向、そこに
「うおおおおっと、ハルト無事だったか!」
「ナツキか」
「追いついたぜ」
「良くやった、今度はついてきてくれたな」
「おうよ!」
2人はハイタッチを交わすと
「いやぁ久々の運転だけと、やっぱりいいなぁライドマッハは」
「剛さんを連れてきたのは大手柄だ!」
「いやそっちかい!!……って十香ちゃんは?」
「あぁ…アレは少年の管轄だろ、俺には関係ない…まぁ」
ハルトの目線には現在も乱戦続くDEM日本支部が映る、現在もテスター軍団の改造マシンがDEMのパンダースナッチを叩き落としている
「無事に辿り着けたらの話だな」
「そっ……そ、そうだよハルト!大変なんだ!」
「大体わかってるチェイスさんやブレン達の事だろ?」
「そうなんだ!頼む手伝ってくれないか!」
「勿論です」即答
「あれ?ハルきち?」
「今更ながらに思った二亜をピースメーカーにテレポートさせれば良かった!」
「それは最初に思って欲しかったよ!!」
「まぁ流石に敵陣ど真ん中でやるのは危険だから外に出たんだよ…ってな訳で錫音、頼んだ」
「まったくもう!私はテレポート担当じゃないよハルト!」
テレポートで現れた錫音にハルトは手を合わせて謝る
「ごめん…お願い錫音」
「良いよ変わりに今夜の特別スイーツ期待しちゃっても?」
「OKだ、お菓子の家作っちゃる!」
「じゃあ行くよー!」『テレポート…ナウ!』
錫音は二亜を連れてテレポートしたのだが
「なーんでお前たちは残ってんだ?」
キャロル、ベアトリス、銀狼は残っていた
「お前のストッパーが必要だろ?」
「えぇタダでさえ目的がブレブレなハルトさんには千冬さんに変わって私がしっかり見張ってないとダメだとわかりました」
「私は財団Xのデータが欲しいから残った」
「銀狼は思い切りやっちゃって」
「任された」
そしてハルト達はドライブに加勢する
「進兄さん大丈夫かい?」
「剛!」「やぁ剛久しぶりだね」
「クリムも久しぶり、それよりもチェイスが復活したって」
「あぁ」
「けど自我が無い器でしょ、なら有り難く使わせて貰いましょうよ」
「何?」
「どう言うことだね」
「俺の力を使えばチェイスやハート達の動きを止めて更に全員の記憶データをインストールする事が出来るんです!」
「何だって!」
「ただチェイスだけは特別で俺のデータだけだと魔進チェイサー…つまり死神時代の彼になっちゃうんです」
「そんな!ならどうしたら…」
「剛さん!」
「何だよ」
「剛さんに渡したメモリとシグナルチェイサーを貸してもらえませんか!それを使えばチェイスの記憶を完全な形で戻せるんです!」
「分かった!使ってくれ!!」
「ありがとうございます!!よし…行くぜ!」
『memory』
メモリーメモリの力でデータを移し終えたシグナルチェイサーを剛に渡した
「後は任せます剛さん…これは貴方のやるべき事ですから」
「道は俺達が開いてやるから行ってこい剛!」
「……あぁ!!」
「っしゃあナツキ!俺達もやるぞ」
「おう!」
「ならオレ達もやるか」
そしてハルトとナツキもノリノリで参戦しようとした時!
「それは困るねぇ」
と現れたのは白髪スーツ姿の青年だった
「お前はこの間の夢に出た奴!」
ナツキは以前、夢に見た性格反転ミラクルワールドに君臨していた世界の支配者と同じ顔をしていた
「誰の事だい?」
進ノ介は驚きの表情を浮かべた
「お前は…DEMの社長!!」
「アレが…」
「そうだよ初めまして仮面ライダードライブ、そして異世界の魔王 私がアイザック・ウェストコットだよろし…っ!」
挨拶する彼に向かってファイズフォンXの銃撃を浴びせたのは他ならないハルトであった
「そうかお前が…お前が二亜に人体実験をさせた犯人か……テメェ…」
その手は怒りで血が滲むほど握りしめられていた
「ん?あぁあの資材の事か」
その一言でハルトは完全にキレた
「お前…嫌いだわ初対面で人を嫌いになったのは久しぶりだな……ははは、どーせ社長とか何だからお前はこの世界の司法で裁けないんだろ?なら俺が裁く!」
「精霊を人体実験させてた主犯か…なら俺の敵でもある!お前がいるだけで彼女達が安心して眠れない!!」
『アナザー氷獣戦記……LONG GET!』(ガオー!)
「はぁ!!」
現れたアナザーブレイズ・タテガミ氷獣戦記にハルトは驚愕した
「え?何それどうやって手に入れたの?」
「覚悟を超えた先に希望があったんだよ」
「そっか……なら俺も!」
そう言うとハルトは右手を前に突き出すと現れたのは一冊の本であった
「それグリモワールじゃない?」
「オムニフォース…さっき絶望した時に現れかけた未完成のグリモワールって所かな」
「やっぱりあの波動はそれだったか」
「仮面ライダーがいなかったら終わってたぜ、まぁアレだなウェストコット…滅べ」
ハルトは完成したライドブックを開く
『オムニフォース!伝説の聖剣と選ばれし者が交わりし時!偉大な力を発揮する!』
更に
『魔王と本が交わりし時 外史より新たな力が呼び出される』
するとオムニフォースが魔王に最適化された形へと変える 突如空から現れた黄金大剣 カラドボルグにウォッチを装填するスロットが出来上がると
『ソロモン』
虚空から現れたアナザーウォッチを装填したのである
同時にライドブックから流れる黒いモヤがハルトの体を包み込む
モヤが晴れた先に現れたのは金色の剣 カラドボルグを携え、ボロボロのマントと装甲を有する歪な戦士
『OPEN the OMNIBUS FORCE of the GOD!アナザーライダーソロモン!!DESPAIR is COMING SOON』
倦怠の平穏を嫌い 破滅を求める空虚な末裔
アナザーソロモン 現る
「さてと懺悔の用意はできたか?二亜が受けた痛みを何那由多倍にして返してやる」
「ははは!素晴らしい力だね是非とも欲しいよ」
「ほざけ!!」
そのままアナザーソロモンは跳躍してカラドボルグの斬撃を頭部へと振り下ろしたのであった
ーーーーーーーー
その頃
「ぐ……はぁ!」
「せいっ!」
ラムアンデットはクロスギーツとの戦闘で劣勢だった、まぁ基礎スペックと変身者の経験値が違う 何せクロスギーツは魔王の力を取り込んでいたとは言え、トライセラトプス、Tレックス、ブラキオサウルス、ケツァルコアトルスの恐竜系ドーパントを瞬殺しているのだから
「オラオラオラオラオラ!」
何度も何度もパンチを浴びせると今度は地面に刺した2本の剣を引き抜き黒いオーラを纏わせた斬撃を放つ
「がああああ……おのれハルトおおおおお!何で貴様は俺の邪魔をする!俺の正義を邪魔するのだ!」
「は?」
「精霊や怪人?そんな化け物が人のいる世界にだけで危険なんだ!だから俺が排除するんだそして俺は英雄になるんだ…そうだ!俺が正しい!間違ってないんだ!!」
「間違いだらけだな」
「何だと!!」
「俺は魔王に負けた後、色んな世界を見たけど正義だの何だの掲げた連中が齎すのは平和じゃない支配だ結局、お前もハルカと同じだな自分中心の世界でふんぞり返りたいだけだろ?」
「ふざけるな……俺が正しい!お前が間違っているんだ!!そこの子達やお前の仲間だって洗脳してるに違いない!!」
その言葉にヴェルザードは冷気を発し、カフカはサブマシンガンの狙いを定め、夜架は抜刀しキングコーカサスカブトに残るトゥワイスは艦船モードから戦闘ロボモードになるように指示を出していた
「アホかお前と一緒にすんな、俺みたいなろくでなしについてきてくれる優しい奴等だよ」
「ほざけええええ!」
「だから俺が守るって決めてんだ!」
『X-GEATS STRIKE!』
走り出したラムアンデットに強化斬撃を交差するに剣を振り抜いて一刀両断する
「そろそろ滅べ亡霊」
「ぐ、ぐぎゃああああ!!」
そんな断末魔と共に爆散すると彼を構成していたナノマシンが飛散するが
「ヴェルザード」
「はいはい」
彼女の力は固定 物質の原始に干渉してラムアンデットの周りを凍りつけにしてナノマシンの機能を無力化させた
「これで良しと」
これでアバタートーマは動かないだろう永遠の凍結地獄に囚われ二度と蘇ることはない
「お前にフィナーレはない」
「そ、そんな私の最高傑作が…そんな、そんな」
「さて残りはお前だけだぜ?」
ギーツバスタークロスを銃モードに変えて狙いを定めるとドクトルは
「ありえないありえないありえない!そんな事ありえないんだ、そうだ私は一流の科学者なんだぁ!」
と何かのリモコンのスイッチを押すとドクトルの体にはDEM日本支部地下で栽培されていたヘルヘイムの果実とツタが体にまとわりつくと体が巨大化を始めると
『Stage select』
テスター軍団が危険を察知して黒狐達を別空間に転移させたのである
その直後 ドクトルはヘルヘイムの力と融合しかつて本家 武神鎧武が形をなした巨大な木の怪物となったのである
「おいおいコレは不味いな……トゥワイス!!出番だ!」
『おうよ!』
その言葉と同時にハルトのパートナーアニマルであるキングコーカサスカブトは航空母艦モードから変形を始める
そして現れた地面に立つ超巨大ロボット
『キングコーカサスカブト!』
まるで重装甲の甲冑を思わせる巨大シュゴット
キングコーカサスカブトである
『完成したぜキングコーカサスカブト!乗ってくれ皆!』
「よし行くぞ!キングコーカサスカブト!!』
と全員が跳躍してキングコーカサスカブトに乗り込むと巨大樹vsキングコーカサスカブトの対決が幕を開けたのである
次回予告
遂に最終決戦の幕が各地で開かれた頃 士道は反転した十香から美九を守るために新たな力に目覚める
『エレメンタルドラゴン!!』
アナザーソロモンとアナザーブレイズはウェストコットを退ける時音速の戦士は己の悲願を叶える
「チェイス!!」「剛?」
そして揃う
「やぁ久しぶりだね泊進ノ介」
「ルパン!?何でお前が…」
「話は後だ、私も混ぜて貰うよ」
「あぁ……皆、ひとっ走り付き合えよ!!」
そして
「「「「「「変身!!」」」」」」
『ドライブ!タイプ・スピード!』
『ライダー!マッハ!』『ライダー!チェイサー!』
『ハート/ブレン!THE 仮面ライダー!!』
『ルパン!』
ドライブチーム完全復活!!
更にキングコーカサスカブトがピンチになる時 オーロラカーテンと共に現れる
「え!何あの巨大な黒いクワガタ達は…ってクモノスの俺じゃん!」
「これはとあるオーディエンスからの支援物資だよ、さぁ!今こそ真価を示す時だ!夜架さんお願いするよ」
「では失礼して……降臨せよ!ゴットキングオージャーZERO!!」
『シュゴッド!大集合!!』
「狡いぜ夜ちゃん!それ俺もやってみたい/やりたくねぇよ!」
巨神 現れる
次回 後編 お楽しみに!