前回のあらすじ
各地のレジェンドライダーの戦いも苛烈さを極める中、ハルト達の前に現れたのはDEM社長アイザック・ウェストコット 二亜を苦しめた元凶に魔王はオムニフォースライドブックを使いアナザーソロモンへと変身した
その頃 黒狐達は巨大樹と化したドクトルを倒すため パートナーアニマル キングコーカサスカブトをロボットモードにして戦いに挑む
……とさ
「あーー!何で俺がジェラミーの奴の変わりにやってんだよ!!取り敢えず行くぞ!早く帰らないとあの王が何するか分かったもんじゃねぇ!」
と、地下にある狭間の国から飛び出したシュゴットの群れがオーロラカーテンを超えたのであった
「おや?ハルトがいないね…なら僕はシュゴッタムに行こうな」
「お、お待ちをジェラミー!まだ書類の処理が「アデュー」ジェ…ジェラミー!!」
鬼の居ぬ間に何とやらとばかりに城を出て街に繰り出す王を止めるカゲロウの同僚がいたという
魔王側
「ははは!これは良いねぇ」
「さて命乞いするなら考えてやらんでもないな」
「命乞い?とんでもない真逆、何の備えもなしに来たと思うのかい?」
そう取り出したのは戦極ドライバーと金色の錠前
「まさか」
「君達流ならばこうかな?変身」
『ゴールデン…ロックオン…カモン!ゴールデンアームズ!黄金の果実』
金色に輝く装甲と現れた盾と剣が重なる武器、ソード部リンガーとアップルリフレクターを構える荘厳な姿
戦いを求める戦神 仮面ライダーマルス
現れる
「正にラスボス参戦って感じだな」
「というより此奴が諸悪の根源だろう…だから消し飛ばす!!……だが」
アナザーソロモンとアナザーブレイズは警戒していた、何せ金メッキと称されていても黄金の果実に近い戦闘能力を有しているのだか
「初登場時の無敵効果は侮れない!」
「メタ発言は止せ!」
「何の話をしているんだい?」
「いやいやハルト、お前の師匠のカチドキ初陣は貴虎さんは互角に渡るから「あの主任と師匠と同じに考えるな!」お、おう」
補正なんて関係ないくらい強い主任…流石です
因みにだがその主任はキングコーカサスカブトを見ていない為か周りが映像越しに変形した時もロボットなんていないと良い最終的には
「皆、疲れているのか?」
何処かのイマジネーション事件と同じように首を傾げていたという
「取り敢えず邪魔すんなぁ!」
アナザーソロモンはカラドボルグに力を込めるそれだけで地水火風の属性が発生、統合されていく、オムニバスの名前は伊達ではないとばかりに放たれた強化斬撃はアップルリフレクターに止められる
「へぇ……ならコレはどうだ!」
アナザーブレイズは足元を凍らせると氷の獅子がマルスに襲い掛かるが
『ゴールデンスカッシュ!』
「ふん!」
マルスの斬撃で一撃で破壊される綺麗に散らばる氷を見てアナザーソロモンは新しい力を解放する
『アナザーローディング!…ソロモンブレイク!』
「消し飛べ!!」
カラドボルグから衝撃波を放つアップルリフレクターに防がれてしまう
「やっぱり初登場の無敵効果はあるのか…」
『ふざけてる場合か!』
「安心しろ、今の俺は二亜を傷つけた犯人が目の前にいる事でな…怒りの力でメラメラと闘志が湧いてくるんだ」
『そ、そうか!仮面ライダーソロモンは元々変身者の精神力を糧にするライダーだアナザーになってもその力もある!』
『イカれてるハルトとは相性バッチリなわけだ!』
『つまりハルトのバイブスを上げれば良い訳だ!』
「おうとも……だけどそんな簡単に俺のテンションが上がると思うな
『そんな相棒に今絶賛戦っている鎧武、ビルド、W、ドライブの映像をどうぞ』
「…………ふおおおおおおおおう!やべーー!流石師匠とそのライバル!!そしてレジェンドライダーの皆さんだ!やべぇ…っしゃあ!俺もこんな所で手をこまねいてる場合じゃねぇ!!見ててください師匠!俺の全力!!」
「あ、アナザーソロモンの力が高まってる!」
『やっぱりこのバカは単純だな』
『単純過ぎて寧ろ心配になるわ』
『行け!ハルト!!』
「うおおおおおおおお!!」
高まる出力はアナザーソロモンの宿すライドブックとアルターブックの力を束ねたエネルギーがカラドボルグへと伝達される
「どんな技が来ようとも僕に勝てると思わない事……だ…」
ハルトが選んだ技はジャッ君と土豆の木を使ったツタや小豚三兄弟のレンガなどで超巨大化させたカラドボルグの刀身を振り下ろすというシンプルな物だった
「鉄塊」
ナツキはシンプルにそう形容したのであった
「そーーーーらぶっ潰れろおおおお!!」
「甘いねそんな力任せな一撃なんて当たる訳……なっ!」
「さっき見せたろ?俺は足元を凍らせる事が出来るんだよ」
「くっ!だがこの盾があれば!」
アップルリフレクターを構えて防ぐマルスであるが質量によりドンドン地面にめり込み始めていく
「な、何故だ!アーマードライダーならばこの程度の重さなど!」
「まだ分からないのか?」
「何?」
「お前には一つ足りないものがある、それは!!仮面ライダーへの愛だぁ!!」
「何故ここで愛?」
「この世界において仮面ライダーへの愛で俺に勝てると思うなあああああああ!!」
『凄い!精神力がドンドン上がっている!』
『こう見ると感情の振り幅で強くなるジョーカーと相性良くて当然だワ』
「く……まだまだぁ!」
『ゴールデンオーレ!』
「ぬん!」
剣を振り抜くと剣に込められたエネルギーが爆破しマルスは転がりながら変身解除した
「う……くう……」
「しゃおらぁ!!!……ん?」
カラドボルグを頭上に掲げて喜んでいると束から通信が入る
「どしたの束と七罪?」
『大変だよハルくん!篠ノ之製作所に置いてたヒューマギアが暴走してそっちの世界に行っちゃったんだ!』
『そのハルト……ごめんなさい通り魔にルパンガンナー盗られちゃった』
「…………はぁ!?」
同時刻
『タイヤ交換!!ジャスティスハンター!』
『ヒッサーツ!フルスロットル!ハンター!』
「せやぁ!」
ドライブがハンターの力でハート達を檻に閉じ込めるとシフトカー達が懸命に足止めすると
「剛、今だ!!」
「あぁ!はあああああああ!!」
剛はその刹那を突いてチェイスの体にシグナルチェイサーを埋め込む
「ぐ……ぐあああああ!」
チェイスもその器にデータが強制入力され苦痛の顔を浮かべるが 同時に飛翔してきたチェイスが使っていたバイラルコア三体、そしてライノスコアが体に入る事で痛みは緩和ボロボロだが膝を突き倒れるも剛がそれを支えた
「チェイス!!俺が分かるか!!」
「剛………?俺は一体?」
「チェイス!!」
剛は感動の余りチェイスを抱きしめるがチェイスは
「進ノ介、クリム一体此処は何処なんだ」
「いやそこはもうちょい感動する場面だよ!」
「本当相変わらずだなチェイス」
「剛……お前は助かったのか」
「お前のお陰でな」
「ハート…ブレン、メディック?一体コレは…」
実際再会して何を言っていいのか剛には分からなかった色々言いたい事があったのに…とだが
彼の復活に感動していた存在が別にいた
「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
このバカ(魔王)である
遠目で復活を見ていたのだが、見たと同時に号泣したのである
「良かった……本当良かっだぁ!!」
『号泣してる!?』
『おいハルト、今はそんな状況ではないだろ!』
『完全に目的を見失ってヤガル!!』
「馬鹿野郎!剛さんとチェイスの再会なんて仮面ライダーのファンからしたら涙腺ものだぞ!実際ジオウ本編でニアミスした分、俺の感動は三倍増しだぁ!!」
『おいおい感動の大きさでハザードレベルが急激に上がってるぞ!』
『プラス方向にハザードレベルが振り切れるのはこのバカ位だよなぁ』
『おい程々にしろ感情の高まりでカラドボルグが悲鳴をあげているぞ』
『嘘だろ!?』
『誰かリアクターアックスかザンバットソードを持ってこい!!』
「このライダーオタクは本当に…あれ?」
『良かっだよぉ!』
『泣くな束…』
『千冬も泣いてるじゃん』
『良かったわね…』
「見事にハルトの影響受けてんな千冬さん達も…あ、待て逃げんじゃねぇ」
おいおいと泣くハルトにアナザーブレイズはやれやれと肩を竦めていたがちゃっかりウェストコットの足元を凍りつけにして身動きを封じているあたりしっかりしている
「ハルト、行ってこい俺はこいつを締め上げる…夢で散々俺を振り回した恨みを晴らしてやる」
『すまんナツキ、既にあのバカは走ってるぞ』
「ええ!?」
「夢?一体何のこ「知る必要はないこれから消えゆく者に」それは今甦った彼のセリフでは?」
「よくも……よくも性格反転した綺麗なハルトなんて悍ましいものを見せやがったな!あんなハルトが現実にいる訳ねぇだろうがぁ!」
「何の事だぁぁぁぁぁぁぁあ…」
ウェストコットのツッコミはアナザーブレイズのピーターファンタジスタの力で逆さ吊りにされた事で消えたのである
そして変身解除と同時にハルトは
「何かナツキにディスられた気がする」
『安心しろ、ディスられたから』
「そうか…なら後で…じゃなかった!剛さん良かったですね!」
「あぁお前さんのデータのお陰だ。ありがとうな」
「とんでもない!これは剛さんの力ですよ俺は少しお手伝いしたに過ぎません」
「剛、コイツは誰だ」
「本物のチェイスさん……魔進チェイサー、仮面ライダープロトドライブ、そして仮面ライダーチェイサー!!俺……その……ファンです!サインください!お願いします!」
『この土下座…スウォルツの顔より見た光景だ』
『もっとスウォルツの顔を見ろ定期』
『これも風物詩になったナ』
ハルトは全力で土下座と共に色紙を突き出すと
「剛……コレは一体?」
「あぁ俺達のファンなんだと、コイツの協力で復活したんだ」
「ファン?」
「アレだ、頼まれたサインを書くのが人間のルールってな書いてやってくれ」
「そうか分かった」
「ありがとうございます!!あ、後……束!」
『ぐす……はいはーい!束さん印のマッハドライバー炎を転送するよー!』
と現れたマッハドライバーを渡す
「コレ使ってください!!」
「コレは…」
「俺もお前から預かったシグナルチェイサー返すぜ」
「剛…持っててくれたのか」
「当たり前だろ!……ダチなんだからな!!」
「剛…俺はお前のダチになれたのか…」
「すまない!感動の再会は後にしよう!!」
「おい頼む!ハート達も治してくれないか!」
その頼みにハルトは即答する
「任せてください!!行きますよ……たぁ!!」
ハルトの怪人王の力で複製されたハート達のコアに干渉 彼が見てきた記憶とデータを入力すると
「修復完了!!」
「っ!ここは一体…泊進ノ介にクリムまで!」
「ハート!」
「成る程、どうやら私達は再び甦ったようですね」
「ここは?」
またハルトはこの光景を見て脱水症状になるくらいの涙を流していると
『大変だハルト!メガヘクスの複製機が暴走を始めたぞ!』
「へ?」
『どうやら黒狐との戦いでドクトルの制御を離れて怪人を手当たり次第に甦らせているようだ!』
「問題ない!どんな怪人が来ようともな!!」
『おぉ!ハルトが普段よりも頼もしく見えるぞ!』
『今こそ怪人王の力を見せる時だ!』
「仮面ライダーの皆さんがいれば大丈夫だ!!」
『知ってたー』
『ハルトならそう言うわー』
『マジないわー』
「おいコラ、俺もやる時はやるぞ!」
「なら私ならどうだ?」
この声はまさか!
「嘘だろ……オーマジオウさん!?……ダメだぁ!もうおしまいだぁ……絶望しかねぇよ勝てる訳がねぇ…」
その時 ハルトに流れたのはオーマジオウとの模擬戦 手も足も出ないでボコボコにされた存在する記憶である…いやマジで初戦は舐めプというか手加減してくれてたのがよくわかったよ!!あれから一矢報いれないもん!
だが
「誰だそれは…私は未来の支配者 パラドックス!!」
それはロイミュード108 最悪の未来から来た存在であったが
「ややこしいわ!!」
ツッコミを入れる中、ハートに駆け寄る進ノ介さんはいつの間にか変身解除していた
「話は後だハート」
「そうみたいだなブレン、メディック行くぞ」
「勿論です」「かしこまりましたわ」
「やべぇ皆さんがいるこの状況…って誰だ!!」
興奮しているハルトの頭上に影を見るとそれは白いマント、スーツにシルクマット、顔は仮面で見えない…
「お前…まさか……ルパンか!」
「その通りさ泊進ノ介、君のライバル!怪盗アルティメットルパン!ここに完全復活」
「でもどうやって…まさかメガヘクスの!」
「複製機で甦ったが私のコアは何故か異世界のヒューマギアというマシンに憑依していた、その世界から脱出すると偶々ルパンガンナーを持っていたお嬢さんからコレを拝借していると君達の声が聞こえたから、来たのだよ」
「暴走した素体と七罪からルパンガンナー奪った通り魔はお前かい!!」
「やれやれ全く厄介な奴まで甦ったみたいだな」
「また君に挑ませてもらうよ泊進ノ介」
「その前にそのルパンガンナーを返せ!それは七罪のだ!」
『そうよ!返しなさいよ!!』
「確かにその通り、ではギブアンドテイクと行こうこのルパンガンナーを貰う代わりに今回私は君達に加勢する…私の変身、見たくないかい?」
「凄い見たいです!!」
『ちょっと!?』
「………やるなルパン!!だがそんな素晴らし過ぎる誘惑に屈する程、俺の心は弱くないぞ!!」
『さっき思い切り屈してたよな?』
「キノセイダ!!」
「だが君達でもこの数は厳しいだろう?戦力は多いに越した事はないと思うが?」
「成る程、確かにパラドックスロイミュード相手なら戦力は多いに限る…よし追加条件を飲めたらルパンガンナーを譲ろう」
『ちょっとハルト!?』
「その条件を聞こう」
「そんな難しい事じゃない」
ハルトは鬼気迫る表情で近づくと懐から取り出したのは
「あの…サイン貰えませんか?」
見慣れたしかしとサインペンだった
「お安い御用だとも」
「やったぜフォーーーーウ!!!」
喜びの余り発狂するハルトに
「あのバカ…おいオレもサインを要求するぞ!」
「貴女もですかキャロル!?」
「仕方ない私達もハルトの影響でライダー好き…後でマッハにサイン貰う!」
「銀狼まで!」
『ちょっと!あれは私のルパンガンナーよ!!』
と七罪は怒るがハルトは
「洗脳された挙句に襲いかかって来た子のルパンガンナーなんて知りません!」
『え?お母さん!?』
「後は2人のドライバーだけど…流石の俺達でもドライブのベルトはないんだよ」
「では私が転送しよう」
「クリムさん!?」
ベルトさんが転送したのはハートとブレン用のドライブベルトである
「それは進ノ介用のスペアドライバーだ、まぁ中身のデータは空のドライバーだからシフトカーやデータが必要だがね」
「そうか取り敢えず貰うぞ」
「全く、こんな不完全で未熟で不出来な試作品を渡すとは…ですが使えなくはないので貰っておきましょう」
「嫌なら返したらどうですブレン?」
「メディックの言う通りでは?」
「何故私の扱いが雑なのでしょう……キー!!」
「ブレンなら妥当ですわ」
話していると
「貴様等ぁ!私を無視するなぁ!!」
「皆、ひとっ走り付き合えよ!!」
そして全員がドライバーとシフトカーとシグナルバイクを構えた
『SIGNAL BIKE!』
『FIRE ALL CORE…ドライブ!タイプ・ミラクル!』
鳴り響く待機音と共に全員の声が揃った
「「「「「「「変身!!」」」」」」」
『ドライブ!タイプ・スピード!』
『シグナルバイク/シフトカー!ライダー!デットヒート!』
更に変身するは蘇るライダー達
「人間は俺が守る」
『ライダー!チェイサー!!』
ドライブ世界最古のライダーにして1人でロイミュードと戦い続けた英雄
仮面ライダーチェイサー
そして
『ハート・THE 仮面ライダー!』
ハートとメディックは高まる力を糧に仮面ライダーハートへ変身し更に
『ブレン・THE仮面ライダー!』
個性の塊 仮面ライダーブレンも現れ
『ルパン!』
甦った怪盗 仮面ライダールパン 復活!
今ここにドライブライダー達の全員変身が起こったのだ
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!すっげぇえええ!フルスロットルーー!」
子供の頃に戻ったような瞳で感動しているハルト
その感動の余波は当然
ーーーーーーーー
オーディエンスから渡された端末に流れた映像で天元突破しているバカ一名
「うおおおおおおあおおおおお!」
「落ち着けよ/テンション上げていこうぜ!」
キングコーカサスカブトで暴走したドクトル巨大樹と戦っている黒狐のテンションも上がったのである
「やべぇな…おいトゥワイス!こんな所でのんびりしてる場合じゃねぇ!早くこの樹を伐採してやろうぜ!」
「どうすんだよ俺達見事に縛られてんだぞ!」
事実 キングコーカサスカブトは巨大樹のツタに拘束されていたのだ
「関係ない!見てろ!!」
クロスギーツはキングコーカサスカブトを操作するのに必要な王冠をつけた赤い槍を構えると王冠部分を回転させ必殺技を発動する
『キングコーカサスカブト!フィニッシュ!』
するとゴッドヘラクレスが斧モードからシュゴッドモードに変わりツタを全て切り裂くとキングコーカサスカブトは重力に従って落下した
「どーだ!」
「けど、どうするの?このままだと拉致が開かないわよ」
「せめてもうちょい火力があれば…」
「主様アレを!」
目線を上げるとオーロラカーテンが現れていた
「何だよ、また何か出てくるのか?」
そしてオーロラカーテンが揺らぐと中から現れたのは
『シュゴッド!大集合!!』
黒と金色で形成された装甲を持つゴッドコーカサスと似た人造シュゴッドことシュゴッドZERO達であった
「え?あれ味方?」
「マジか」
シュゴッドZERO達は一気呵成にと巨大樹への攻撃を行なっている余りの状況にハルト達の頭が固まっていると
「通信が来たわ、モニターに出すわね」
カフカが端末を操作して映像を出すと、それは片腕が異形の物に化していた並行世界の自分である
『やぁ初めましてであってるかな?』
「アンタは…確かハルトレンジャーにいた!」
『その通り狭間の王!その影武者だよ』
クモノスハルトが黒と金色の蜘蛛型シュゴッドのタランチュラアビスに乗って現れたのである
「何でお前が…」
『俺はただオーディエンスから預かったシュゴッドZEROを君に届けるように言われただけさ』
「シュゴッドZERO?」
『細かい説明は行間を読め、君達にコレを転送する』
「いや説明を放棄するな!!」
と送られたのは金色の剣と角や羽など多彩な昆虫のパーツが加えられた剣であった
「何だコレ?」
「剣ね」
「剣ですわね」
馴染みのある武器を夜架とカフカは手に取る
『そして剣を頭上に掲げてこう言うんだ!降臨せよ!キングオージャーZERO!!と』
「夜架に任せるわ」
「では失礼して……降臨せよ!キングオージャーZERO!」
夜架の声を起動サインにしてシュゴッドZERO達は合体を始め 現れたのは黒と金の巨人 かつて戦いを終わらせた伝説の存在 その模造品
『キング!キングオージャー!ZERO!!』
キングオージャーZERO 参戦!!
「更に俺の出番だ、行くよアビス」
その声と共にタランチュラアビスと三大シュゴッドが合体を開始すると同時にトゥワイスは閃いた
「ま、まさか!」
「どうしたの?」
「このノリなら俺達も合体できるかも知れねぇ/出来ねぇよ!」
「トゥワイス…お前天才か!!よしじゃあやってみよう頼むぜコーカサス!」
するとキングコーカサスカブトは両眼を光らせると体を城モードに変形させるとその体はシュゴッドZERO達と合体 そして頭部にヘラクレスの角が装備されて完成
伝説を超え 今 神へと至る
重装甲の巨人 神の紛い物
『GOD!GOD!GOD!GOD!!ゴッドキングオージャー!ZERO!!』
ゴッドキングオージャーZERO 現れる
「まさかキングコーカサスと合体するなんてな!」
「これぞ正に伝説が生まれた瞬間だね、どれ俺も人肌脱ぐとしよう……王鎧武装!」
『スパイダークモノス!!』
「さぁ行こうか黒狐」
「あぁ…さぁドクトル、白黒つけようぜ!!」
再び巨大樹がツタを伸ばしてゴッドキングオージャーを捕らえにかかるが
「んなの知るかぁ!」
強引に引き千切りながら間合いへ近づいていき
「ガーディアンズ攻撃開始!!」
クモノスの指示で稼働した武装シュゴッド達が持ち前の技を持ってゴッドキングオージャーを援護する、捕縛しようにも
「させるかよ」
ゴッドクモ、タランチュラの糸によって拘束され逃げ道などもう無い
「さぁ幕引きだ」
「あぁ決めるぜ!!」
同時に背後に装備された剣を展開、ゴッドアントが全シュゴッドZEROのエネルギーを収束し剣をGの形で振り回し溜め込んだエネルギーを爆破させる
「「そらいけぇ!!」」
その斬撃を放った後 納刀と同時に巨大樹を一刀両断し爆砕する
「スゲェ一撃だな」
「やっぱり凄いなZEROでもゴッドキングオージャーは…さてと今日は俺の仕事は終わってるし後はゆっくりバグナラクで、もっふんと一緒でも見「ハルト〜」げ、ゲロウジーム!?何でここに!」
「私はどこにもいていない陽炎…ではなくジェラミーがシュゴッタムへ出かけました!」
「はぁ!?仕事抜け出さないよう監視にサナギム達も置いてたろ!」
「アデューの一言で我々の監視の目を掻い潜りました…」
「すぐ帰るぞゲロウジーム……あの行間バカには発見次第、説教が必要だ」
「はい…」
「悪いな黒狐、俺は帰る!シュゴッドZERO達確かに預けたぞ!待ってろよ……あのバカ王がぁ!!」
ゲロウジームと共にオーロラカーテンで帰還次第 クモノスハルトは
「サナギム達!大至急俺達に行間読みを強いてくる狭間の王を引っ捕えてこい!捕まえた奴には六カ国の専属通訳兼狭間の国バグナラク宰相であるハルト・トキハの名の下で三日間の特別休暇をくれてやる!さぁバグナラクの有志達よ!王の居場所を奈落の果てまで行って探し出すのだ!!!」
「「「「「おおおおおおお!!」」」」」
とジェラミー捜査網を展開したと言う…世界が違えば探す側と探される側が入れ替わるのは難儀なものである
そして残されたゴッドキングオージャーZEROでは
「嵐のような展開だったが改めて宜しくなクワガタ」
「!!!」
と新たな仲間を歓迎し、そして
「よし俺達も戻るぞ」
合体解除して戦艦モードに変形しシュゴッドZERO達を格納すると元の世界へと帰還するのであった
ーーーーーーーーーーーー
そして魔王はと言うとドライブ達全員集合に感動していたが
『何か私は複雑ね』
かつての契約者がボコボコにされてる姿に困った顔をしているアナザードライブがいたが
「ハルト!まだ力は残ってるな!」
「おうよってウェストコットだっけ?アイツは?」
「あぁ……ボロボロに痛ぶったら武神鎧武がクラック開いて回収してきた」
「クラック使ったなら…あ、もしもし師匠〜あ、そうです!はい!あ、逃げられた!わかりました〜……拠点放棄して逃げたな」
「なら俺達はどうする?ぶっちゃればパラドックスとかドライブ達で大丈夫だろ?」
「そうだな…だが!」
『フォーゼ……カメラオン』
アナザーフォーゼになりカメラモジュールを起動しハルトは撮影会を始めようとした
「俺はこの戦いを見ないと死んでしまう病なんだ!」
「はぁ……ん?」
と嘘八百並べるハルトにナツキは態とらしく空へ指を差し
「ハルト!空にアンクと映司さんが!!」
「なにぃーー!」
「何だと!!」
ハルトどころかキャロルまで反応するハッタリに思わずドン引きするナツキであったがカメラモジュールで映像を拡大すると確かに何かが落ちてる風景が……おい
「本当に映司さんとアンクが落ちてるぅ!!」
「あの複製個体を…だが何故、火野映司が…そんな事より行くぞハルト!」
「おう!!」
「行かせんぞ!これ以上敵を増やされてたまるか!」
とパラドックスが邪魔するようにスパイダーロイミュードを派遣するが
「ポイズンハンカチーフ!そりゃ!」
突如投げられた二枚の毒に浸ったハンカチがロイミュードの顔面に叩きつけられるとそのまま地面に倒れ伏したのである
「ブレン!?今の技って…」
『あの技は嫌いだ』
「あー…別の奴だけどアナザーパラドクスも喰らってたなアレ」
「ハートを復活させてくれた借りは返しますよ、ご存じですか?仮面ライダーブレンは体内に999の毒素を持っているのです」
「そんなにあんの!!」
ナツキは驚愕するがハルトはやれやれと被りを振る
「知ってるよ、本当お前の復活が一番簡単だったよ何せ個性の塊みたいな奴だからな」
「褒められている気がしませんね」
「褒めてるよっ!後ろ!」
「ご安心をライダー!……毒手…いひひひひ!」
待ってましたとばかりに毒貫手でロイミュードを爆散させた
「毒手!?仮面ライダーなのに!!」
「何てライダーらしくない必殺技ばかりなんだ!」
と驚くベアトリスとナツキであったが
「まぁそりゃなぁ」
「けどなんでブレンは簡単にデータが揃ったんだろ?」
「同じ個性の塊が復元したからじゃない?」
「それはいったい誰のことかな銀狼?」
「ってアナザーWが言ってた」
「ほぉ…」
『ちょっと待て!銀狼ちゃん!何で俺売った!?』
「んー…ゲームが楽しくなるから?」
『悪趣味だなオイ!』
「誰の妻が悪趣味だとアナザーW?」
『どっち選んでも詰みじゃねぇか!!』
「な、何だこの力は!!ブレンがこんなに強いなんてありえない!!」
パラドックスが混乱する中
「ブレンメガネブレード!!」
現れたのは何処かタケル殿が持ってそうな剣でロイミュードを切り捨てていく…ブレンなのにカッコ良いじゃねぇか、と思っていたら
『ヒッサーツ!フルスロットル!!ブレン!』
まさかのカッコ良さ全開のライダーキックだとぉ!と感動していたが、ブレンはパラドックス相手に
「ブレン…ヘッドクラッシャー!!」
「ごふぅ!ず、頭突きだと!!」
「知りませんか?私の最大の武器はココ(頭脳)ですよ?」
「成る程、俺の武器(頭突き)と同じだな!」
『お前の武器とブレンの武器は違うぞ、主に頭の使い方が』
だが吹き飛ばされたパラドックスはそのまま
「「たぁ!!」」
「ぬ!!」
ハートとドライブが共闘して当たっていた
「此処は俺達に任せていけ!」
「これで貴様への貸し借りはこれで0だ!行け!」
「はい!よしキャロル行くぞ、銀狼とベアトリスもついてきて!後で皆さんのサインをお願いしまーーす!!」
「俺も行くぜ!」
「悪いなナツキ!これは4人乗りなんだ!アデュー!!」
「ちょっ待てやコラァ!!」
とアナザートライドロンで再び爆走 ナツキはアナザーダイバーで追走する邪魔するロイミュードを跳ね飛ばしながら目的地まで移動するのであった
その頃 完全に渦中から外れていた士道達はと言うと
「えぇ…」
このあり得ない風景に混乱していた
「あの……ここに十香さんがいるんですの?」
怯えながら話しかけるのは美九、取り敢えず彼女を説得して十香救援までの手筈は整えたのだが
「これさ前にも同じような事があったな」
ハルト側の勢力だったな……待てよ
「マズイ…美九隠れ「あ、みーつけた」っ!」
そこにはアナザートライドロンとアナザーダイバーが待ってましたとばかりに止まり下車したのは言わずもがな怒れる魔王と救世主である
「あ……あぁ…!」
過ぎるトラウマに彼女は震えているがそんなの知った事ではないと
「そうだそうだ思い出したよ、お前には耶倶矢と夕弦の洗脳を解いてもらわないとな」
「あと七罪やウォズ達のもな…つー訳でキャロル達は先に行け、俺達は落とし前つけてから行く」
「分かった」
「キャロルさん!」
「諦めろ、お前は触れてはダメな奴の逆鱗に触れたんだ……おいハルト」
「何だキャロル?」
「緊急事態だ!!この車のペダルだが……足が届かないぞ!」
「大人モードになれよ!!……ったくアナザートライドロン自動運転モード!!」
するとアナザートライドロンは再起動目的地まで発進したのである
「さーて少年くん、死ぬ覚悟は出来た?」
「十香ちゃんはこの先だよ…取り敢えず彼女は置き去りにして貰おうか?」
↑悪役みたいですが2人は一応主役です
「そんな事…」
「俺達は洗脳を解けって言ってるだけだけど?まぁその喉にはコンクリ詰めて歌えなくしてやるがな」
「今回ばかりは賛成かな…そいつに歌わせた結果がこの惨事だからね」
「………………」ガタガタ
「お願いです美九の話も聞い「もう良い、いい加減イライラしてたんだ…前にも言ったけどやりたい事があるなら全力で来い仮面ライダーなら証明してみろや!!」っ!」
ハルトはイライラしたままアナザーウォッチを起動すると再び現れたオムニフォースにウォッチを埋め込んだ
「変身」
『アナザーライダー!ソロモン!!』
「まぁそうなるよねぇ〜って音符眼魔は?」
「アイツは今、ライブ会場を無音化させてる……あ、よし折角だ暴れろお前らなら問題ねぇだろ」
とハルトがけしかけたのは
「おいおいこんなガキ1人が相手か?」
「油断しない方が良いよウヴァ、またメダル獲られるよ?」
「何だと!!」
「あらあらメダルを抜かれた連中が騒いでるわね」
「メズール!アイツ倒せばメズール喜ぶ!?」
「えぇ」
「じゃあ頑張る〜!!」
ハルトが800年前の王と同じ方法で仲間にしたグリード達である
「コイツらは……!!」
「っ!破軍歌姫!」
美九は天使の力で彼らを操りけしかけようとしたが反応がない
「ん?何かしたか?」
「ガンガンうるさーい!!」
「な、何で効いてないですの?」
「あぁ好きに歌えば良いさ、人の歌はそいつらには響かない」
メダルの怪人 グリードにはそもそも五感がない、人間が感じてる音や音楽は彼らの耳にはノイズにしか聞こえないから 美九の音対策も万全な訳だ
「さてどうする少年?一対たくさんだぞ」
「…………っ!変身!!」
『烈火抜刀!!』
士道はドラゴニックナイトに変身しようとした時 プリミティブドラゴンが割って入って変身してしまう
『プリミティブドラゴン!!』
「あ……がああああああ!!」
その暴走した姿を見てハルトは暴走したなぁと他人事のように感じていたが
「暴走しているだと!!」
「これは気をつけないとね」
「暴走、咆哮、武器でメダルに…うっ、頭が!」
「メズール!だいじょうぶ!?」
コイツら暴走フォームにトラウマ抱えてやがった!まぁ全員一度暴走してるから当然の感情なんだがな
「ガアアアアア!」
「うるさーい!」
とガメルの突撃を合図に全員がプリミティブドラゴンに挑んでいる、よしこれで大丈夫だな
さてと
「君を守る騎士はいないよ?歌姫さん」
「さぁて俺達の大事な人の洗脳を解いて貰おうか?解いてくれたら助命は考えても良い」
「わ、分かりましたわ!!」
美九が歌うと同時に今まで洗脳されていた仲間が洗脳を解除された めでたしめでたし
と行かないのが今作である
「こ、これで良いですわよね!」
「うん!ありがとね!!……ナツキ」
「ん」
『マッハ………トマーレ!』
アナザーマッハに変身したナツキがシグナルバイクを模したエネルギー波を放ち美九に命中させた
「きゃああああああ!ど、どうして」
「ハルト、お前さ考えてやるとしか言ってないよね?」
「あぁ…よーーーーーーーーーーーーーく考えた結果、やっぱぶちのめす事にしたわ」
「そうだろうね」
「ど、どうし「どうしてもねぇよ!!」っ」
「お前は俺の大事なものに手ェ出した、ずっと俺みたいなバカを慕ってくれる仲間を駒みたいにしやがって!!」
『アナザーローディング……ソロモンストラッシュ!!』
「お前はここでぶっ潰す!!」
「その前にだハルト、仕事を果たそう」
とナツキはブランクフルボトルを向けて彼女の霊力を封印した
「これでよしと、んじゃやっちゃって」
「あぁ終わりだ」
そのままアナザーソロモンの凶刃が彼女を切り裂こうとした その時!
「っ!!!」
暴走した筈のプリミティブドラゴンが彼女を守ったのである
「何!?」
「!!!!!」
「…なんで…貴方にだって同じを事をした筈なのに…」
「ま……も…る」
「っ!」
「へぇ暴走を抑え込んだか…けど」
「ぐ……あ……あああああああ!!」
「ダメダメ無理に抑え込むからそうなる」
『アナザーローディング』
「少し頭冷やしな少年!!」
『ソロモンブレイク!』
アナザーソロモンが生成した光弾がプリミティブドラゴンを打ち抜こうとした時 士道の体内から霊力が溢れ出し 地、水、火、風の力を形成 それと同時に士道が書いていた竜の物語がライドブックとなり形をを変える
同時に変身解除した士道の手に宿る新たな力
『エレメンタルドラゴン』
「これは……」
「へぇ目覚めたんだ、けど残念だな…もう遅い!!」
カラドボルグで力を解放しようとしたアナザーソロモンだったがナツキは何かに気づいたようだ
「待て!ハルト!!」
「ん?……っ!!お前ら逃げろ!」
「が……」
そうグリード達の背中から伸びた手が彼らのコアメダルを奪っていたのだ
「そんな…嘘でしょ」
ハルト達が混乱するのも無理はなかった 現れたのは赤い異形の手を持つ者と青年の二人組である
「君、大丈夫?」
「あ…貴方は?」
メダルを抜かれたグリード達は反応した
「アンク!貴様も蘇ったか!!」
「あぁお前たちまで復活しているとはな」
「話は後アンク、行くよ」
「終わったら今日のアイス寄越せ」
「分かったよ…んじゃ」
「あぁ映司」
投げられたコアメダルは迷わずに投擲 渡されたメダルをドライバーに装填 スキャナーでリードした
「変身!!」
『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タ・ト・バタトバ!!』
現れたのはキャロルが変身する仮面ライダー しかしながらあふれる闘志は比較にならない
ハルトとキャロルを繋いでくれた大恩人にして全ての始まりとも言えるライダー
「はぁ!」
仮面ライダーオーズ 参戦!
これには思わずハルトは目を爛々と輝かせ
「うおおおおおおお!ハッピーバースデー!!!」
両手を上げて喜びを示していた
余談だが逢魔の錬金部門は本物のオーズの変身に感涙咽び泣く者が続出したという
ハルトの布教活動が明後日の方向で身を結んだのであったが
「良かった間に合ったな…しかしオレが複製したタカメダルに意識を移す事でアンクの消滅を防ぐ……我ながら完璧な錬金術だ!」
キャロルはちゃっかりサインを懐に仕舞いながらハルトを止める
「おい聞けハルト!メガヘクスの複製機の暴走がいよいよ臨界に近い!破壊せねばこの街そのものが消し飛ぶぞ!」
「え?そうか……よし分かった…取り敢えず彼女の処遇は後だな」
アナザーソロモンの変身を解除したハルトはアンクに向けて赤いコアメダルを何枚か投擲した
「お前コレ…」
「完全復活には遠いですが良かったら」
グリード達が人間の五感を味わえるように憑依用のホムンクルスとか作らないとダメだな
そう考えたハルトはアナザートライドロンに乗り込むと子供モードになったキャロルを膝上に乗せ 複製機を破壊すべく行動を開始したのである
次回予告
暴走するメガヘクスの複製機を破壊する為、現地にいたレジェンドライダー達が一同に揃う
発狂する2人のハルト、宥める嫁達
破壊しようとした時 反転十香が乱入 士道は新たな力 エレメンタルドラゴンで迎え撃つ!
そして魔王は
「ねぇハルきち、真面目に答えて…私って君にとって何なの?」
全知の精霊からの問いに答える
次回 後編2 お楽しみに!