ー玉座に座す 偽りの王ー
世の中 始まりがあれば終わりがある
ここは現代ではあり得ないだろう何もない荒野…否 そこには仮面の戦士と異形の戦士を模した銅像が立っている、そこ目掛けて突撃してくる戦車、戦闘機と言った現代兵器から歩兵、そしてタイムマジーン型ロボ
そして 様々な種族の連合軍
迎え撃つのは1人 荘厳であるが何処かハリボテ感のある姿をした異形が玉座に座している
「愚かな、我は真の王にあらず影の王なり」
ただ一言呟くと その異形は手を前に突き出すとエネルギー球が放たれると戦車が1両破壊された
それを合図に軍団が突撃を開始した
「行けー!」「突っ込めー!」
始まりとは終わりへ向かう事だ
「魔王を倒すんだ!」
だから俺は終わりが嫌いだ終わるのも終わらせるのも先がないと分かるから
「貴様等に我は倒せん…我を倒せるのは真の英雄だ、その涙を仮面に隠し自由や平和の為に戦う戦士…もしくは遥か離れた星から来た光の巨人や絆をつむぐ戦隊のみ…貴様等程度では引き立て役にすらなれん」
己に宿る唯一の望みを呟くと、ある歩兵が大声で言ってはならない事を言ってしまった
「何言ってんだ!オーマジオウ!!」
「貴様……我をあの王の名で呼ぶな!恐れ多いだろうが!!」
異形は激情に駆られるまま エネルギー波動を展開すると周りにいた軍隊全てが消えると静寂が支配した
「うむ ウォズ」
「お呼びでしょうか、我が魔王」
何処からともなく現れた男を背中越しに見やると異形の王は指示を出した
「貴様に頼みたい事がある」
「何なりと」
「ーーーーーー」
「我が魔王の仰せのままに」
大事な人達と馬鹿騒ぎする毎日が…あの時が続けば良い……時計の針が進まない事を願う
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2019年 現代日本の一軒家にて
「あーあ、ジオウ終わったな」
1人呟きながら、スマホで動画を見ている青年がいた背格好や容姿も取り立てて普通だが、何処か気怠げな目はやる気や覇気を感じさせていない。
男、常葉ハルトは仮面ライダージオウの最終回を見ていたのだが、それも終わり
「けど、ゼロワン楽しみだな…over quartzerも早く見たいや」
平成の終わりと令和の始まりを期待していた
のだが
「え?ええええ!」
突然現れた飲み込んだオーロラカーテンが、その平穏な日々を変えたのであった。
???
「………ん?」
オーロラカーテンを超えた先でハルトは起き上がると周りを見渡す、明らかに見覚えのない世界だ 何もないなさ過ぎるぜ!
「あれ?…此処どこ?」
そう言えば俺、いきなりオーロラカーテンで飛ばされて…つまりこれは…あの人の力か!
「ディケイドオオオ!!ありがとうございますー!」
鳴滝さん並みにディケイドへの気持ちを声にして上げてみる、すると
「呼んだか?」
第一村人発見だ!司さん助けて下さい!いや待て 司さんより声低いぞ!…それに…あの子供が泣きそうなビジュアルをしたマゼンタ悪魔は!
「まさか…ディケイドですか!!」
「ほお、俺の事を知っているとな驚いた」
「お前かいいいい!?」
俺がさっきまで見てた仮面ライダージオウの…そして平成ライダーという物語の最後を飾ったラスボス ディケイド、否!
その名はアナザーディケイド
「な、何で…スウォルツ氏が此処に…確かオーマジオウにボコボコにされて妹に背中から刺された筈!!」
「嫌な記憶を思い出させるな…しかし…成る程な貴様の事だが大体分かったぞ」
門矢士の台詞を取るなよ
「申し訳ありません、説明お願いします」
「良かろう、まず俺はアナザーディケイド…スウォルツではない、貴様はオーロラカーテンを潜りこの世界にやって来たのだ」
「スウォルツ氏でない…ふむ」
つまりアナザーライダーが変身者無しで自我を持ってるって感じか…え?自我あるのですか?アナザービルドやアナザーアギト(ジオウ)はゾンビみたく暴れてましたが?と思うが黙っとこ
「やっぱりアレ、オーロラカーテンだったんだ…んで此処は何処の世界?」
廃墟とかないけど、人はいないな
「慌てるな、久しぶりの会話なのだ少しは楽しませろ」
「久しぶり?」
首を傾げるとアナザーディケイド は咳払いをして
「まぁ、アレだ簡単に言えば貴様は迷い込んでしまったのだ この狭間の世界に」
「何それ?」
「まぁアレだ、貴様は時間の流れも景観も何もない世界に迷い込んでしまったのだ!」
「いや、アナザーディケイドいる段階で何もないってのはないでしょう俺からすれば十分刺激的だよ」
「……そうか」
「「あははははは!!」」
何だろう?このアメリカンコメディは?
閑話休題
一通り話したハルトは状況を確認してみる
「で、何もない世界ってどういう事?」
「まず、この世界は常盤ソウゴ……オーマジオウが世界を作り直した結果、融合し滅びかけた各ライダーの世界は分離し、世界はあるべき形に戻った。それは貴様も知る所だろう」
「あぁ…アレか」
最終回で融合してた世界が分かれて元通りになっていた地球を思い出す
「その際にライダーの世界からいらない者が閉じ込められた世界が此処だ」
「成る程、つまりゴミ箱の世界か」
「言葉は選べ」
「ごめんって…んで残された者?」
「簡単に言えばアナザーライダーだ…彼等からすれば我々は諸悪の根源、消え去るべき歴史の闇、過去の亡霊なのだからな」
って事はジオウがした世界再編の影響で生まれた世界って訳だ
「端的に言えばアナザーライダー達の牢獄って訳ね」
しかもオーロラカーテンも世界渡航できない位に弱体化してるらしい
「そう言う事だ、戯れにアナザーワールドの世界を見ていたら貴様をオーロラカーテンに巻き込んだという訳だ」
「お前が犯人かぁ!じゃあ元の世界に帰りたいんだが仮面ライダーゼロワンをみたい!」
「それが問題なのだ、この世界は入るのは簡単だが出るのは難しい…仮に出られても貴様の世界に帰れるかは知らない」
「はぁ!?じゃあ俺はこの世界でお前と2人きりって事か!」
「残念だが、2人ではないぞ」
アナザーディケイドが後ろを振り向くと
19人のアナザーライダーと3人のアナザーミライダーが立っていた
「「「「「イエエエエエイ!!」」」」」
何か楽しそうだが
「何だ、このアナザーライダー大戦…つかホラー映画だろ…この光景」
子供涙目所では済まないな
「言っただろう、ここはアナザーライダーの牢獄だと」
「で?8時じゃないけど全員集合して何が出来るのさ」
「そうだ23あるアナザーライダーの力と、その力を束ねる器である貴様がいれば、この監獄から出る事が出来るのだ!」
「「「「おおおお!!」」」」
「は?どゆこと?」
「まず、我々はウォッチから実体化しているが立体映像のようなものだ。なので世界渡航をするには依代となる人間の体が必要でな」
「ふむ」
「簡単に言えば取り憑くようなものだ」
「ん?つまり俺と体を共有するってこと?」
「その通りだ、お前にもメリットがあるぞ」
「メリット?」
「世界渡航してもお前の世界じゃない可能性が高い、万一に備えての自衛の戦力が手に入るし我等は外に出られれば構わないのでな」
「あ〜確かにそれは頼もしいかも」
「貴様が我々アナザーライダーを束ねる裏の王となり、元の世界に帰る旅に出るのだ」
「俺の人生経験は薄っぺらいからアレだけど、この始まりは突然過ぎるでしょう」
「お前の意見は求めん、貴様等行くぞ!」
「「「「おお!」」」」
「うわ!」
言うなりアナザーライダー達は光初めると1つのウォッチになった、勿論アナザーウォッチ
「これって……」
『この力を使えば貴様はこの監獄から脱出出来る…しかし力を狙いに数多の者が貴様を狙うだろう』
『悪魔達と相乗りする勇気が貴様にあるかぁ!!』
『are you ready?』
いや頭に響くから、いきなり出てこないでアナザーWにアナザービルド 覚悟は良いかって聞いてるのか…そんなの
「良いよ、悪魔だろうがアナザーライダーだろうが地獄の果てまで相乗りしてやるよ!」
『契約成立だ、祝え!新たな王の誕生を』
ハルトはアナザーウォッチのスイッチを押すと黒いモヤが彼の体を包むと、20の影が装甲の形成と共に散らばると先程まで会話をしていたアナザーディケイド になっていた
『ディケイド』
「おぉ…はぁ!」
感動冷めやらぬ中、アナザーディケイドになった翔吾は手を翳すと新しいオーロラカーテンが現れたので そのオーロラカーテンを潜るのであった。
改めて宜しくお願いします、取り敢えず変更点の予定は
行く世界の順番、一部登場人物の設定変更
のみにとどめていきたいと思いますので宜しくお願いします!