「皆様、昨年はこの俺の暴走から始まりました物語を応援して頂きありがとうございます、改めて新年も変わらずの応援…宜しくお願いします……という訳で餅つきやろうぜぇ!」
『あけましておめでとう!!』オーラァ!
和服の上を脱ぎ中にある文字Tを見せるハルトは酒の席というのもあり軽く酩酊している…状態異常耐性を弱めるという技術を何気に会得していたのだ
「相変わらず突拍子もないなハルト!!」
『この無軌道ぶりは新年でも健在かぁ!』
『これが王様なんだから逢魔はカオスだぜぇ!』
「よーし」
ハルトはドッガハンマーを素振りすると一言
「さぁ!餅つくぞ!!」
「何やってんだあ!」
「あ、ナツキあけおめ〜」
「あけおめ…いや本物の杵を使えよ!!」
「餅つきとか初めてだから楽しみだなぁ〜」
「以外ですね我が魔王、この手の事を嫌うと思ってましたから」
「クリスマスとか花見とか夏祭りとか以外と行事事を大事にするよね魔王ちゃん」
「違いますよジョウゲンさん、それは」
「ん?俺の家族とさ普通の年間行事なんて過ごせると思ってる?」
「です」
「新年一発目から重いよ魔王ちゃん!!」
「魔王様のダークサイドは今年も健在ですね」
「だがハルト様が餅をついた場合…誰が餅を返すのだ?」
その一言で家臣団は戦慄した
「た、確かにハルト坊の腕力とスピードで振り下ろされる杵など、それだけで必殺の一撃じゃぞ並の怪人ならばそれだけで爆散するぞ」
「さ、流石に魔王様でもそんな威力出したりとかはしませんよ、ほら!餅つきは互いの呼吸を合わせてやるんですから!」
「その通りですフィーニス!!因みに我が魔王餅つきに関して何かご存知ですか?」
「あぁ、この杵を使ってだな」
「うんうん」
「杵をこの餅めがけて」
「うむ」
「俺の全力で、えいって振り下ろす!!」
「八ワレ的みたいに可愛く言っても威力が可愛くないぞ!!」
「そんな事したら餅が消し飛ぶよ!!」
「強い力で突けば突くほど美味しいお餅になるんだよね?本当なら黒狐に頼みたかったんだけどあっちはあっちでゴッドコーカサスでパーティーしてるらしいしさ邪魔しちゃ悪いだろ?」
かつては早くいなくなれと思った敵であるが今この時ばかりはいてくれと思った事はなかったとウォズ達は回想している
「だーかーら…食技+猿武…プラス魔力付与…etc…高まれ俺の身体能力ぅ!!こうすれば黒狐にも届く!!」
黒狐に所か明らかに八王にも届く一撃であるのだが
「その一撃が向かう先なのが餅なのは慈悲ですねその一撃は絶対に人に向けないでくださいよ」
「「「うんうん」」」
だがこのハルトに立ち向かう愚か者がいた!
「はっ!情けない家臣団ね!新年特別短編だから甦った私の力を見てなさい!さぁ私に合わせなさいぐ「えい」ー」
「ハルカー!」
最期の言葉を紡ぐ前にハルカの頭部にドッガハンマーが減り込んだのは言うまでもなく力なく倒れ伏したハルカを見てトーマの悲鳴が正月の空に舞う
「あれぇ?空振りした?これなら良い餅がつけそうだ……ん?血?何で?まぁ良いや血が拭うか…ん?どしたの皆?」
「ぼ、ボス今の一撃は…」
「うーん体が勝手に動いたんだぁ…取り敢えず餅つき続けよう!」
「先行登場 ハルト父!息子よ、お前のような出来損ないの息子に王や国家運営などできん!さぁ!この国の玉座を俺にわー」
「あれ?また空振り?もっかい」
「ハルト母よ、アンタね!王様になったのよね!なら私達も王族よね!これでセレブなセカンドラー」
「うーん上手く餅つけないなぁ?ゴオマ手伝って〜」
「おう!この餅つきとやらで俺の力を見せ「あ、やべ」ごふぅ…!」
「ご、ゴオマーーー!!」
「おい待てあの杵に封印エネルギー込めてなかったか!?メディック!メディーーーーック!!」
「仕方ありませんわね」
とメディックが治療していた中 新四天王は
「な、なぁネガタロス屋、これ…もしかして俺達が餅なんだよ!って奴なのか!」
「慌てるなゴーストイマジン、ボスはそんな奴じゃないだから「あれぇ?今トーマがいたような…まぁ良いか!」……」
足元には同じように鮮血で染まったトーマらしきものが倒れているではないか、そのままハルトはドッガハンマーの血を落とすと
「もう何回か練習しようかな…みんな〜手伝って〜餅つきしよ〜今度はちゃんと当てるからさぁ〜」
『も、餅にだよな相棒!?』
「あはは…何か色々とハイになっててさぁ…今なら黒閃さえも撃てそうだぁ!あははははは!」
「ぼ、ボスが殺意の波動に目覚めたぞぉ!!」
「こ、これは…まさか粛正ですか」
「まさか餅つきにかこつけて顔面に一撃喰らう日が来ようとは」
ハイライトの消えた瞳と浮かべた笑顔でドッガハンマーを振り回すハルトに思わずビビる新四天王であるが
「おい魔王」
「牙王?」
「こっちの方が杵として使いやすいぞ」
「あ!ありがとう!!」
ドッガハンマーを元に戻すと普通の杵を受け取り笑顔で答えると牙王も
「気にするな、俺も息子に美味しい餅を食べさせたいんでな」
「よっしゃあ!頑張るぞぉ!」
「餅つく前に人の頭を杵で突いている件に関しては?」
「ん?何のこと?」
「いやいや今家族相手に…」
「俺の家族は祖父母と逢魔にいるお前たちだけさ両親?妹?そんなのはいないよ…さぁ!餅つき再開だぁ!」
「これさ…餅に当たっても餅返す時に来る二撃目で俺達の手も砕け散るよな?」
これぞ本当の弐撃必殺である
「上手くねぇよ!!」
「流石にそれは無いと思うぞジョウゲン」
「あり得ますよ、俺の新年一発目の死に戻りは頭に振り下ろされた杵の一撃です」
「「「「「っ!!」」」」」
「さーて、頑張るぞぉ!」
「我が魔王!私達が餅を付きますので餅をひっくり返して頂けませんか!?」
「そうそう!その方が魔王ちゃんも楽だよ!」
「そうだ!このような場面でこそ俺の力を頼ってくれ!伊達に魔王軍きっての怪力ライダーではないぞ!」
「暑いと思うがジョウゲンの言う通りじゃハルト坊よ!クロックアップで餅を返せばよかろう!な!!」
「ほら魔王様〜こちらにきな粉や醤油、蜂蜜や黒蜜などたくさんの付け合わせを用意しましたよー!お気に入りの組み合わせ探しましょうよ!」
「え?お前ら俺の事を脳筋って呼ぶよな?こんな時こそ、このパワーを使わせてくれよ…この壊す事しか出来ない力でさ」
「「「「「(普段の扱いから変な所学んでるぅ!)」」」」」
ぶんぶんと振り回しながら笑顔で話すハルトだが明らかに餅ではない何かをつくように見えた
「何悲しい悪役みたいな事言っているのです?」
「まさか…皆……皆は餅食べたくないの?」
悲しそうな表情を浮かべたハルトに対して昨年洗脳され暴言を吐いたウォズに否定する言葉が浮かばなかった…
「い、いえそのようなことは決して…」
「なら良いよね〜よしアナザーウィザード!新年一発目の魔法だぁ!」
『エキサイト』
ハルトの両腕を魔法陣が通過すると最早大木を思わせる腕へと変化した手で杵を振り回していた
「あ、ガメル〜杵に重力付与してくんない?そうそう!そしたら美味しいお餅沢山食べさせてあげる、ありがとう〜!」
遂に杵にまで重力操作能力が付与された結果
「終わったぁ…」
「もうおしまいだぁ…あぁなった魔王ちゃんは止められないよぉ!」
と膝をつく旧四天王だったが
「こんなの恐れるまでもない行くぞ新四天王初仕…おい一夏はどこだ?」
「ねぇハル兄」
「何、一夏?」
「えーとね、餅つきの力加減はこんな感じで良いんだよ」
見本とばかりに一夏がつくのを見て
「ほむほむこんな感じか、えい」
と見本に従い優しい突き方をしたではないか
「ハル兄は力入れすぎ、あんな強い力で振り下ろしたら逆に硬い餅になっちゃうって」
「そうだったのか…だから皆心配してんだな硬い餅は嫌だよな、ごめん!」
「「「「「「「「「(違います)」」」」」」」」」」」
「ありがとうな一夏」
「良いって、じゃあ餅つきしようか」
「おう!えい!」
「よっと」
「えい!」
「よっとー
そして出来上がる普通の餅を見て
「い、一夏様!!」
「ん?」
「「「「「「「貴方は我等の救世主です!」」」」」」」
家臣団は全力の敬意を示したのであった
「何で!?」
「あ、あのボスに常識を説いただと…」
「こりゃ見た目以上にやばい新人だな織斑屋」
「ほぉ…魔王から四天王に推薦されたのは伊達じゃないか俺達はお前をみくびっていたようだな」
「あぁ改めて歓迎するぞ一夏」
「あと何で俺は他の四天王の人に認められたの!?」
「一夏……成長したな」
「何で千冬姉は泣いてるの!?」
「あ、ハルくーん!どうどう!振袖?かな似合う?」
「皆凄い似合ってるよ」
その言葉だけで全員を赤面させている横で
「その……どうでしょうハウンド」
「よく似合っているなシェフィ」
「あ、ありがとうございます…ハウンドも和服似合ってますよ」
「そ、そうか?普段着ない服だから着付けとやらに時間がかかってな変な所はないか?」
「ありません…カッコ良いですよ」
「あ、ありがとう…」
と初々しいやり取りをしている2人の横で親衛隊は応援していたのであった
そんな中、普通の餅つきをしている一夏だったが
「あ、手が滑った」
メキィ!
「な、ナツキさーーーーーん!!」
「エルフナイン…」
「ナツキさん!」
「俺が死んだら…「大丈夫です!ナツキさんの脳に電気流してボクの事だけ見えるようにします!」君そんな事言う子じゃないよね!」
「おーいナツキ、杵返せ…よし突くか」
「その前に謝れ」
「わりぃ」
「軽っ!」
「よしオレが返そうではないか」
「良いのキャロル!」
「あぁ…ここで息のあったコンビネーションを見せる事でオレが正妻と認めざるを得ないだろうからな」
「ちょっと待て」
「ハル君との餅つきは」
「私達の方が良いね」
「どきなさい旦那様との連携を見せてあげるわ」
「やれやれデータに基づいた餅つきをするなら私が一番」
「ちょっとちょっと先輩達!?ここは一番新参の私がやりますので」
「ふふふ…ここはメイドの出番ですね」
「じゃあ皆でやろ?皆としたいな」
「そこでそのセリフ出るあたりお前スゲェよ!」
結果として皆で楽しく餅つきをしてお餅を振る舞う事になったのであった…地面に顔を失った人だったものを残して
「最後だけホラーだね」
「あ、白スーツ着てたのか餅には何派?」
「あぁお邪魔するよ魔王…すまない黒蜜きなこで」
「お前…甘党だったのか!」
「え?驚く所そこ?」
前回のあらすじ
謎の力で夢の世界に閉じ込められてしまったハルトとナツキ達 令呪を使いアルトリア達を呼べたのも束の間 突如現れた謎の美女 マーリン…ハルトの妻を自称する彼女は敵か味方か
「敵だマスター、退け…私がカリバーする」
「落ち着いてアルトリア!!今カリバーしたらダメだからせめて話は聞いてあげよう!!」
「離せマスター!!私がやらねばならないのだぁ!!」
「やれやれ此処のアーサーは短気だなぁ」
「その原因の何割かはお前にあると思うぞ」
「そうかな?うーん……あ!そうとも!全部私の所為さ、あははははは!」
「あぁ間違いなくお前は俺のサーヴァントだよ、そこで戦極凌馬を選ぶ辺りな……はぁ……んでマーリン、お前は何者で此処には何しに?」
『間違いなく相棒の精神汚染を受けているな』
『それも高濃度な奴をな』
ー精神汚染してくるのはお前達だろうがー
『それは最初だけだ!俺達はお前との長い付き合いの結果 あらゆるミーム汚染を喰らったんだ!』
『その結果俺達の紳士性はドブの底だぜ!』
ーか、カウンセリングしないとダメだぁ…ー
「あぁそこからだね、では王の話をしよう」
「あれ?宝具使う?」
マーリンは夢魔であり夢に自由に出入り出来るのは知っているが 彼女はアーサー王が亡くなったカムランの落日の後、アヴァロンに引きこもり人類の物語を眺めている筈なのだが…
「まず私の体は此処とは違う世界で眠りについているんだ」
「何で?」
「それはまだ未来の事だから今の君は知る必要はない」
「ウォズのセリフ取ってんじゃねえよ」
「だが流石に寝たままは退屈だから精神だけ別世界に飛ばしているんだ…そしたらマスターが夢の世界に閉じ込められているじゃないか、そんな面白いてんか…ごほん…マスターのピンチを見て見ぬふりなんてサーヴァントとして出来ないよ!」
「おいコイツ、面白いって本音漏らしてたよな」
『あぁ欲望に素直なのは相棒に似ているな』
「俺の何処が欲望に素直なんだよ、こんなに王様として自制しているというのに」
『仮面ライダーに会ったらサインを頼むだろ?』
「へ?何常識を言ってるの?サインもらわないとダメじゃん世界共通の認識だろ?」
『ダメだこりゃ…』
「つまり…マーリンは未来で会うサーヴァントで肉体は何処かに封印されてて精神体…それで俺のピンチを見て駆けつけたって所?」
「そうそう、その為にグランドサーヴァント特権で2人を参戦させた訳さ…でないと大変だろうからね」
「マーリン…」
「さて、これで私は味方だと信じて貰えたかな?」
「騙されるなコックよ!この女は別世界の私で双六をして楽しむような奴だ人間を昆虫と同じにしか見えない精神構造をしているぞ!」
「つまりマーリンは男なら虫にも欲情する変態って……事!いや確かに俺の怪人態はバッタだが……え?マーリンまさか…そんな趣味が…ごめん流石にちょっと…」
「凄まじい誤解だねマスター!あくまで精神構造が虫云々は彼女の例えだよ!!」
「なら何で俺の妻を自称してるの?」
「自称ではなく妻なのだが…まぁアレだね私が君の夢に来た際に私に欲情した君が嫌がる私の体をベットに抑えつけて、あーんな事やこーんな事をされてさ…もうマスターは鬼畜なんだから♪」
「ハルト、お前…嫌がる女性になんて事を…」
「なんつーか身に覚えがない事で責められるのはもう慣れたよ何せキャロル達からは増える予定の嫁で何度締め上げられた事やら…その度に死と再生を繰り返してるよ」
『増やすのが悪い』
『いやな慣れだなオイ』
『お前にフィナーレはない』
『不穏だぞアナザーウィザード!それだと相棒が太陽まで打ち上げられてしまう!!』
とんだ風評被害だ、頭ピンクの淫魔め
「取り敢えずジャンヌ燃やしてくれる?」
「任せなさいマスター…汚物は焼却処分よ」
「ベリーウェルダンでヨロ」
「あれぇ!そこはキレてマスターを締め上げる場面ではないかな!ジャンヌちゃん!!」
「貴方は勘違いをしているわ、マスターは女性に押し倒されて搾られても女性を押し倒す事はないの夜の戦いでは基本受け身のヘタレで押しに弱いのよ!!マスターにサディズムが生まれたならそれはそれで良いと思うわ!!」
「お前はお前で何をカミングアウトしてんだ!!」
本当に大丈夫か このパーティで心配していると向こうから駆け寄る人影が
「あ、ハルトさん達だ!おーーい!!」
よく見れば士道と精霊達が何人か駆け寄ってくるではないか
「耶倶矢、夕弦!」
「「ナツキ!!」」
飛び上がる2人をキャッチするとそのまま抱きしめるナツキ…うむ悪くない対応だが
「マスター、そこを退け…前から気にしていたんだが……エルフナインといい此奴といい何故マスターと近いのだ…その位置は私のものだ…そうとも私のものなのだぁ!」
「アルトリアさん!?誉れ高き騎士王がそこまで狂いますか!?」
「今ならランスロット卿の気持ちが分かるぞ!この気持ちが愛だとな!」
「その愛を少しで良いからモードレッドに向けたげて!!」
その頃 シーカー世界にいたモードレッドがくしゃみをしたのは内緒である
「おいナツキよ、何故そこに騎士王が此処におる?」
「肯定、私達の逢瀬の邪魔をしないでください」
「黙れ!貴様等がそうくるならば!」
そう言うとなんとアルトリアは霊基を書き換えたのか その姿を馬にのり馬上槍を構える姿、かつて霧の都に訓練した騎士王その人 ランサーアルトリア・オルタになったではないか
「え、アルトリアってそんな事出来たの!?」
「あぁ…それでどうだマスターよ私の体は…そう言えば以前、貴様は言ってたな異性の好みは金髪巨乳のお姉さんだとな」
「何で此処でカミングアウ……っ!」
おかしいハルトの殺意が俺に向かってる!?
「あれ?つまり金髪巨乳だと…それだとキャロルもストライクゾーンにいるのかナツキ?だとしたら俺はお前を「そんな訳ないだろう!外見的好みと性格は別だよ!」つまり…キャロルの性格が宜しくないと言いたいのか!あのツンデレなキャロルを見てときめかないとかお前頭イカれてんじゃねぇの!!お前知らねぇだろ!普段はつっけんどんな態度を取るけど2人きりの時は服の裾を少し引っ張って上目遣いとかして可愛いんだぞ!!」
「どっち選んでも地獄確定じゃねぇか!!あとイカれてる奴にイカれてる言われたのは凹むんだけど!!あと性格で言うのはお淑やかなエルフナインの方が可愛いだろうが!!」
「ヤンデレ化して今じゃ投薬とかしてくるじゃねぇか!俺の可愛い義妹を返せ!」
「うるせぇ!そんな愛の重いエルフナインもかわいいだろうが!」
「おいマスター、私がいるのに他の女の話をするな」
ランサーオルタは姉妹所か他のナツキラヴァーズも圧倒する胸囲をナツキの顔に押し当てて勝ちを誇示しているではないか
「そ、そんな!」
「驚愕!あのボディを前にしたらマドカや耶倶矢のぺったんこボディーでは勝算がありません!」
「何ぉ!!最近マドカと共に努力しておるのを知らんのか!!というよりナツキの嗜好はそんなのだったなんて…私は…」
「嘲笑 無駄な努力ですね」
「許さん、許さんぞ夕弦!!」
「受けて立ちます!」
まさかの乱闘が幕開けているがハルトはマーリンに聞いてみた
「何でセイバーは他のクラスに変われたの?」
「実はナツキくんの死に戻りで契約したサーヴァントにはセイバー以外のアルトリア・オルタとも契約しているんだ、だからその魂に刻まれたパスを辿れば霊基を書き換えるなんて荒技が可能なんだね」
「スカサハみたいなもんか…つか何処の世界線でもアルトリアと契約してんのか?一体何処の正義の味方だ?」
「まぁ近いかな。それよりもマスター……こほん」
「何だよ?」
「私と契約して魔法使いになってよ!」
その台詞は悪徳な奴が使うものなので
「アナザーウィザードになれるので魔法使いは間に合ってまーす」
「しまった!違うよマスター私とも主従契約してって話、今のままだと魔力関係で役に立たないからね…では改めて」
と一息いれて
「私のご主人様(マスター)になってよ」
「人前でそれ言える度胸はすげぇよ」
胡散臭い….この女を信用してよいのか?今までのが全部罠という可能性もある…だが敵なら態々邪魔するような戦力を外部から招き入れるなんて真似するか?…となれば完全な味方?マーリンの話が全部嘘という可能性も…
ぶつぶつとハルトが真面目に考え込む姿に士道は
「ハルトさんが真面目に考えてる!あの人真面目に考えるとか出来たんだ!頭の中が仮面ライダーで埋め尽くされてるとばかり」
「それは失礼だぞ士道くん!確かにハルトは服を着た理不尽とか脳筋と皆にバカにされる事はあるが人並みの思考回路はあるんだ!」
「ナツキ……死に戻って寝ないように対策するって選択肢を選ぼうか?さーてナツキが餅に見えたから餅つきするかぁ!!」
「いや待て殺すなよ!悪魔か!!」
『呼んだか?』
「え?誰?」
凄い失礼なことを言ったお礼だ戯け…だが現状断る選択肢はないな
「OK、契約しようマーリン」
「ありがとうマスター!では早速このまま休憩するホテルにもでも「おいこの淫乱ピンク何とかしろ」冗談だよ冗談」
「取り敢えずフォウ撃連射の指輪を使おうかな」
「え?ちょっと待ちたまえ!あの巨獣が連発でくるなんて悪夢でしか無いんだけど!」
「その頭にもう一撃!」
『フォウ撃』
「マーリンシスベシフォーウ!!」
「あいたぁ!!」
「おいシドー、休憩するホテル?とは何なの「十香は知らなくて良いからな!そのままでいてくれ!!」う、うむ分かった」
「はぁ…危ないったらねぇ「お義父さん」おぉ折紙お前も来てたのか」うん。マーリン」
「何だい?」
「私に士道をそのお城的なホテルに連れて行く方法を教えて欲しい」
「辞めなさい折紙!?まだ君には早いよ!?」
「お義父さんと錫音お義母さんが若い頃はよくいっ「折紙少し黙ろうか」うん」
久しぶりの家族の団欒といきたいが今は後である
「ハルきちー!」「ハルト!」
「2人も無事だったか!」
「まぁね」
「…………はっ!そうだよ二亜の囁告篇帙なら調べられるんじゃない!?」
「もしくは六喰の天使でも世界の壁を開けられたりできるんじゃ」
「試してみるかの主様」
「よーし!じゃあ私も頑張っちゃうぞー!」
2人が天使の力を使おうとした時
「きゃあああああああああああ!!」
聞こえた感高い悲鳴に全員が振り向くと
「お前…確か」
前回の事件で完全にハルト達にトラウマを植え付けられた精霊 美九であった
「あ………あぁ……」
まるで怪物にでも会ったかのような怯えぶり…いや市街地でクマに遭遇したような顔だな
『というより野生のラスボスとエンカウントしたようなものだろ』
ー野生のラスボスって何さ!?ー
「取り敢えず音符眼魔呼ぶか?この女は何するかわかったものじゃない洗脳とか催眠とかされて利用されるとか最悪だしな…まぁ俺には効かないけど」
「賛成かな…ハルト」
「布留部由良由良…」
「え?マーリンさ何呼ぼうとしてる?」
「うーん……ビースト?」
「何、人類悪顕現させようとしてんだ!!」
「愉快犯気質はここでもかぁ!寧ろハルトと契約した影響で性格の悪さに拍車がかかってるぅ!」
「失礼な奴だなぁ!」
『的確だぞ?』
「そんな私よりもあっち止めた方が良いよ〜」
「は?……っ!」
「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮」
「突き立て!喰らえ!十三の牙!」
「アルトリア落ち着いて!今は内輪揉めしてる場合じゃないから!!」
「ジャンヌ〜やっちゃって」
「お前は止めろぉ!!」
と何とか2人を落ち着かせた後
「士道くん、早く説明して!!」
「はい!!」
士道の話はこんな感じ
自分と精霊達もこの世界に来た、その際に現れた謎の影?から告げられた
「私は君たちを見定めるものって」
「見定める?何様のつもりだよ」
『オーマジオウが見定めた時もそう思ったのか?』
「そんな訳ないだろう…寧ろ全力のあの人と戦いたいとすら思ったまでだ」
「なんて見事な手のひら返し…というかマジで挑む気なのライダーの王に」
「向こうがライダーの王なら俺は怪人の王だ何を恐れるものがある」
「そう言うところは素直に見習いたいよ」
「ふむふむ多分だけどコレさ精霊と関係を持った人を見定めると言う意味があるんじゃ無いかな?」
「成る程…確かに俺、ナツキ、少年は精霊と恋愛関係があるな」
「ハルト…どうする?」
「取り敢えずデートすればOKな感じか?」
「ハルきちのような勘の良い人は好きだよ」
「俺も二亜みたいな人は好きだよ……しかし街から出られないとなると二亜のデートで一番良いアキバに行けないのは痛いな」
「まぁその辺は置いといて」
「となるとアニメの聖地巡礼か?」
「私と普通にカフェとか服屋でデートしないかいハルきち!!」
「え!?二亜からオタク要素取ったらただのお酒好きでお茶目な美女じゃないか!」
「ハルきち!!いきなりの落差に私の心臓はドキドキで壊れそうだよ!」
「おい、この女誑しなんとかしろ!!!!!」
「流石お義父さん…この手口で何人もお母さんを増やしたのか」
「今折紙から不穏なワードが聞こえたんだけど…気にしてる場合じゃないな」
「だから士道、私が正妻なら他のお嫁さん娶るのは許す」
「え、いや待っ…コレ絶対ハルトさんの影響ですよね!!」
「だがデートで服屋には行った事なかったな…コースに入れると皆反対すんだよなぁ〜」
『お前と行くとセンス矯正でデート所ではないからな』
「私は良いから行こうハルきち」
「あぁ行こうか、七罪はデートどこ行きたい?」
「わ、私なんかの行きたいところなんか「なんかじゃないよ」そんな…」
「七罪とだから俺は一緒に行きたいんだ、行きたい場所があるなら何処でも連れてく遠慮して言わないのは悲しいな」
「う……うん、ならその…行きたい場所が…」
「よし行こうか「まだ何も言ってないわよ」けど七罪は行きたいんだろ?なら行こうぜ」
「見ろ士道くん、あれが行く先先で嫁がいながらも新たな嫁を作る男の手口だ」
「人聞き悪いですね」
「ではナツキよ私達は何処に行くか話し合うとするか!」
「え?それは……あーー!」
そんなナツキはドナドナされていったのは言うまでもない
取り敢えず必要なのは今日の宿という事なので
「取り敢えず宿の部屋取れて良かったな」
「仕方ないよなぁピースメーカーには戻れないしハルトのコネクトも使えないときたからな所持金的に泊まれる場所も限られるし」
「で、どうするよコレから」
「相手の言ってる裁定が俺達と精霊のデートから来るなら従うしかない現状ではな」
「ハルトらしくねぇな盤面壊すのがお前だろ?」
「流石の俺でも他の勝ち方が浮かばない以上は向こうの指示に従うよ」
「ふーん……あとさ今更ながら男女で部屋何で分けなかったの?」
「考えてみろアルトリアとジャンヌを同じ部屋にしたらホテルが消し飛ぶ」
「…………確かに」
「あとマーリンの事まで考えるとな」
「成る程な」
「と言う訳でお前は部屋に帰れ」
「そうする、んじゃおやすみ」
ナツキが部屋に戻る眠りにつくとハルトは溜息を吐く
「ジャンヌはベット使って寝な」
「けどマスターは?」
「俺は浮遊できるから大丈夫」
「何言ってんのよ、ほら寝るわよ」
「同じベットだよ?」
「構わないわ…そんな無駄な魔力を使って戦う時に魔力ないじゃ情け無いじゃない」
「ジャンヌ…」
「それに………私だってマスターのこと…」
「何か言った?」
「何でもないわ、ほら早く眠りなさい!」
「オヤスミー」
とハルトは夢の中で眠るなんて器用な事をやっている…風に見えて精神世界にいた
「よし取り敢えず特訓だな相棒!」
「おい脳筋、お前は自分の体を心配しろ」
「なんで?大丈夫でしょジャンヌだよ〜寝込み襲うなんてしないよー」
「アレを見てそんな事がまだ言えるか?」
「は?」
するとジャンヌの方へと映像が変わる
「ま、マスターが悪いのよ…そんな無防備な状態で寝てるんだから…そうそんな無防備なマスターだから…知らないのね世の中には悪い女もいると言う事を…」
と瞳にハートが浮かんでるように見えたが間違いない あの目を俺は知っているぞ具体的には夜に俺を襲うキャロル達と同じ目だ!とハルトが震える中
「そ、そうよ……けど……うーん流石に無抵抗なマスターを襲ってもねぇ…束みたいに意識あるうちに押し倒して……って何考えてるのよ!」
『ヘタレだな』
相棒の言葉に全てが籠っていた
翌日
「昨夜はお楽しみでしたね」
「…………」
「ちょっと待ってくれ、フォウ撃の魔法は使わないでくれよマスター!」
「ならそろそろ真面目にやれ」
「分かったとも!!取り敢えず状況のおさらいだがね」
マーリンの話をまとめるとこんな感じ
俺、ナツキ、士道の3人と精霊がデートする
この場合は
士道は十香、四糸乃、六喰、美九、折紙、琴里
ナツキは八舞姉妹
俺は二亜と七罪
って感じだろうな狂三は別って感じだな
「デートを採点されるというのは複雑だな」
「だがやるしかないだろう、少年くんは聖剣持ってないし俺達は帰還方法に関して不明点も多い現状だ向こうのルールに従うしかない」
「刃王剣やグリモワールは呼べないの?」
「アナザーストリウスになるのは可能だが流石にな使い所が難しい…何というかショッカー戦闘員1人倒すのに三人娘の全力核撃魔法を打ち込むような感じかな、刃王剣に関しては何というか…」
言い淀むハルトにナツキは
「メンテ中だからか?」
「いやそれもあるけど…うーん言葉にすると…俺を真の主人と認めてくれて無い感じかする」
「は?いやいやお前が作った聖剣だろ?」
「作りはしたけど主人ではないとか?何というか作った義理で手伝ってる感があってさ」
「本来の所有者……あ」
「そ」
ー影の15と原初の龍よりー
「か、神山飛羽真さんのサインイベントなんだとぉ!!こうしちゃいられねぇ!すぐに並ぶんだ!!」
ーーーーーーーーーーーー
「あぁ」
「だから俺を認めてない認められるとすればあの人か…」
2人の目線は士道へ向かう
「へ?」
「次代セイバーなんだよなぁ…まぁ俺の英雄達には程遠いがな!」
「だからお前四賢人に稽古させてるの?」
「そうそう…まぁ刃王剣を使うような状況にはなってほしく無いけどな」
「確かに…グリモワール開いといて何言ってんだよ」
取り敢えず向こうは話はまとまった
「んじゃデートを始めるか…行くよ七罪…しっかり掴まってろよ」
「うん…」
ハルトはバイクを走らせ街中にある喫茶店に入ったのであった
さぁデートを見定めよう
新年あけましておめでとうございます
今年も無冠の王 シリーズをお願いします〜!