前回のあらすじ
マーリンと契約したハルトであったが事態を解決する為 七罪と二亜とのデートをする事になる
七罪をバイクに乗せて向かう先には…
「此処で良いの?」
「うん……その…絵を描いてみたくて…」
「あぁそれで画材を買ってたのか」
ーそういやぁ二亜も絵が上手い言ってたなー
と思ったがデート中に他の異性の名前を出すのは良くないと思い黙っておく
因みに出すと
「そういやぁカラオケはエルフナインと言ったなぁ「おいナツキよ」ん?」
「何故他の女の名前を出すのだ?」
「あ…」
「少しお話しだね」
「待って耶倶矢謝るから許して!!」
「……なら変わりにマーリンとやらが言ってた場所に行こう」
「まてえええええい!そこはまずいからぁ!いやちょっ!離してえー
ーーーーーーーー
〈ぎゃあああああ!〉
とまぁこんな感じになるのだ哀れナツキ
「そっか……んじゃ俺も描いてみるからな」
「アンタ…絵描けるの?」
「そういやぁ絵とか描いた事ないな」
「ふーん意外ね」
「時間の余裕がなかったのもあるかな取り敢えず…えーと……画材眼魔召喚!」
「ハルト様!お呼びですか!!」
「絵の先生はOK……あれ?普通に怪人呼べた?」
『どうやら外界に連絡を取る以外の能力は据え置きのようだな』
「だとしたらフータロスを呼んで時空を繋げて……もらうとかは無理か、そもそも夢と現実に干渉できる怪人とかナイトメアドーパントらアリエスゾディアーツくらいしか思いつかんよ、けどドーパントメモリは持ってないしスイッチがあって変身してもな」
『ここにいる人間が寝るだけで現実世界側のお前が目を覚ます訳ではない』
『以外と精神攻撃する怪人は貴重だからな』
「あぁ取り敢えず!ご指導お願いします先生!」
「お任せあれぇ!」
「あ、アンタやっぱ何でもありね」
「まぁね〜因みに画材眼魔にはある能力があるんだ」
「ではお手本を一枚」
数分後
「これ……抽象画?」
「んでモデルになったビル見てみ」
「え?………はぁ!!」
七罪の目線の先には絵と同じ抽象画のように歪な形に変形したビルであったのだ
「そう!画材眼魔は絵のモデルを描いた通りの形にする事が出来るのだあ!」ドヤァ!
「とんでもないけど面白いわね…てっきりハルトの下にいる怪人って皆、血に飢えてる暴力的なみたいな連中ばかりと思ってたからゴオマとか」
「アレはアレで向上心高くて可愛いけどな、まぁ大体はそんな感じだが一部は穏和で優しい奴等もいるんだよ…今度紹介するから」
と笑うも七罪は何か不安そうな顔をしてハルトに尋ねる
「その………ハルトは…全部終わったら此処からいなくなっちゃうの?」
それは彼女初め八舞姉妹達も不安に感じている事なのだ 二度と会えないんじゃないかという不安 それにハルトは淡々と答える
「まぁな逢魔には帰るよ俺達の帰る場所だし…こう見えても俺も王様だからな」
『本当にこう見えても王様なんだよ』
『見えないのが不思議、上位者としての威厳なんざあったもんじゃネェ!』
「まぁ此処にはレジェンドライダーの皆様もいるし文字T仲間の玄さんもいるから偶に帰ってくるけども」
『更に増やすのか文字Tを』
「おうとも!」
「…………………」
「全部終わったら、七罪も逢魔に来るか?」
「え?」
「お前が嫌じゃなきゃな…流石に助けて一緒にいるのにこの世界でさよなら、はい放置なんてしねぇよ帰る場所があるなら止めないけど…流石にそんな無責任というか助けたって満足感の為だけに助けるなんて…それこそ屑のやる事だ、それが善意でしたとしてもな最後まで面倒は見るよ」
それはとある世界にいた独善の勇者に邂逅した時に告げる言葉となるのはまだ先の話
「正直に言えばラタトスクはラタトスクで信用できるか不安だしな何か洗脳催眠系の能力とか放置するだけで危険な匂いするし、ナツキの世界にもDEMやASTと同じかそれ以上な屑連中がワンサカいる、それなら逢魔の方が何倍も安全だ頼れる仲間もいるし」
「ハルト…」
「自慢じゃないが俺も強いしな!」
『本当、ムカつくくらいには強いよなお前』
「逢魔には家も作るからいつでも会えるぜ?七罪はどうしたい?」
「うん……私は…ハルトといたい私も連れてってくれる?」
「わーった…んじゃ帰ったら家作るか要望あったら教えてくれ」
「うん……その2人で考えよ」
「お、おう…分かった…」
「…………」
「おぉ!甘酸っぱいですな、ではお二人で一枚」
「ちょっと待て!!それは今度な!」
「うんうん」
あのビルの二の舞にはなりたくないと断るのであった
ハルトは七罪を見守りながら微笑ましく思っているのだが側から見たら事案ではと顔が青ざめていくが
「出来たわハルト見なさい力作よ!」
「おーー!スゲェ上手いな」
「そう!本当!!」
あの頃の怯えて彼女はいない自信に満ちた彼女を見たらどーでも良いかと割り切っている
「やっぱり人は変われるんだな」
『お前は変わりすぎだがな』
『あの頃 王にはならない!とか相棒って呼ぶな!とか言ってたお前がな今じゃ王様だからナ』
「まぁ変わるものだよ…変わらないものもあるけどな」
『何だ?」
「お前たちへの信頼かな…今回も頼りにしてるぜ相棒」
『ふ、ふん!そんなセリフで俺達が喜ぶと思うなよ!』
『あぁそうだ!検索エンジンと呼ぶ恨みは忘れないからな!』
『『うおおおお!俺達に任せろハルト!』』
『お前らチョロいな!!』
「おう任せた」
からから笑うとハルトを見て
『心配だな』
『あぁ』
ハルトは自分達がいるから精神的にも成長しただがいなくなると感情任せで走る傾向にある
『まぁ俺達がハルトから離れる事はないのだがな』
『アナザーライダーをメタるような奴がいなければナ』
『やめろ不穏なフラグを立てるな』
と不穏な前振りを残したのであった
その夜 七罪をバイクで送るハルトの道中 見知らぬ影が立ち往生していた
「おーい危ないぜアンタ?」
「…………」
「ん?」
「ね、ねぇハルト…その人…足が!」
七罪が怯えるのも無理はない、その子の足が幽霊なみに消えてるのだから
「幽霊なら……えーと…くらえ!さっきスーパーで買った岩塩だぁ!!」
『清めに加えて物理ダメージも与えるとは相棒らしいチョイスだな』
『いやアレお祓いしてないだろ?』
『ダメだぞハルト、そこは清めの音を撃ち込むんだ』
「そ、そうか!音撃で!」
『落ち着け相棒』
怪人の腕力で投げられた岩塩を喰らっても立ち塞がる謎の影…ふむ幽霊か?物理ダメージ入ったな…おかしい壁に減り込む程度の威力だからダメなのか?
「普通の人なら即死よ」
「なら岩塩くらって立ってるなら相手は普通じゃないなパラド、バイスは七罪を頼む」
「OK」
「分かったぜ…けど何処で普通の判断してんの?」
コレでよしと
「さて…どうするか」
『相棒分かってると思うが破壊力が高い技は使うなよ現状では影響するか判断がつかない』
確かに街の外へ出られない以上のに加え。黒幕の思惑も分からないときた
「分かってる…なら幽霊には幽霊をってね」
『ゴースト』
ウォッチのスターターを押してアナザーゴーストに変身すると それは姿を現したのである
「あ………あぁ……」
「何だお前?」
「ま、魔王………す」
「は?」
「殺すううううう!!ああああああ!」
『相棒…怒らないから正直に答えろ、アイツに何をした?』
「まっっっったく身に覚えがないんだけど!!」
「よくもおおおおおおお!!」
そう叫んだ幽霊?は突如、その体を書き換えるような反応をしたのだ
『virus』
「許さない……許さないぞまおおおおおおお!!」
「え、バイラスドーパント!?マズっ」
こいつ相手にするならアナザーWが適任である幽霊だからアナザーゴーストと安直過ぎた、だったら!
「ニュートン!!……いけやおらぁ!」
ニュートン魂を使って重力で物理的に押し潰しにかかる…少しでも時間を稼げれば問題ない
「何でメモリ挿してねぇのにドーパント化してんだよ!しかも何でバイラス!!」
それだけ警戒するのに値する怪人だからである
バイラスドーパント
本編ではメモリ挿入時に意識不明となった女性が騙した男性への恨みの力で精神体のドーパントとなり風都で幽霊騒動を引き起こしのだ
この事件は救いのないもので解決された、しかしこいつの特筆すべき点はスペックとバイラス(ウイルス)という性質に由来する
このドーパントは街一つ簡単に滅ぼせる程のウイルスを空気散布、毒として水道に流せるなど極悪極まりない性能を有しているのだ
「何でそんな危険メモリを風都に簡単にばら撒いたんだよミュージアム!!」
民間人に巻くならコックローチとかアノマロカリスとかにしろよテロリスト…NEVERの手に渡れば風都壊滅なんてあり得たのだから笑えないのである
『んな事言ってる場合かよ変われ!』
「言われずとも!!」
『W』
アナザーWになった際に重力から解放されたバイラスは近くの街灯に寄生すると金属の鞭とかした 一撃は七罪に襲い掛かる筈だったが
「っと危ない危ない、大丈夫かい七罪っち!」
『ジャックリバイス』
アナザージャックバイスが受け止めると
「あ、ありがとう…」
「七罪を狙うか…しかもかなりヤバい敵か、ハルト久しぶりに俺も行くぞMAX大変身!!」
『デュアルガシャット!!ガッチャーン!!マザルアップ!悪の拳強さ!闇のパズル連鎖!悪しき闇の王座!パーフェクトノックアウト!』
アナザーパラドクスに変身するとバグヴァイザーをチェーンソーにパラプレイガンと左右に武器を携えて街灯を両断すると中からバイラスドーパントが現れたのだ…逃す訳にはいかない!
「パラド!!」
「あいよ!暫くピヨってろ!!」
『混乱』
「今だ!」
エナジーアイテムをバイラスドーパントに当てるとバイラスドーパントの動きが止まった
「あぁナイスだパラド!んじゃ俺達も決めるぜ」
『あぁやっぱりアレだな』
「サイクロンは風でウイルスが散る可能性があるしルナでは完全に倒せたとは言えないから」
『燻蒸消毒だ行くぜ』
『ヒート トリガー』
「行くぜ『アナザーエクスプロージョン!』」
放たれた火炎光線はバイラスドーパントを悲鳴を上げる前に焼き払い消滅させた
「相棒『反応無しだ』OKだパラド、バイスありがとう」
「あぁ」「おうよ!」
「七罪、飛ばすぞ掴まれ」
「うん…」
2人は体に戻ると再びバイクに戻り七罪と共に移動したのである、取り敢えず怖いので七罪と二亜、八舞姉妹とジャンヌ、アルトリア、マーリンのチームをホテルに集めたのである
「ドーパントに襲われた!?」
「あぁしかもピンポイントに俺達をな。夜は気をつけろ」
「でも、どうしてドーパントが…」
「分からん、ただマーリンの話だとこの世界は夢の一種だから現実世界にはないバグみたいなのもあるかもな」
「或いはマーリンの差金か?」
アルトリアの目にマーリンは慌てて
「酷いな!私がそんな酷い奴に見えるのかい!」
「娯楽目当てに怪人投入する姿が見える」
「胡散臭いわよ新宿のアーチャーと同じね」
何故かマーリンを弄る時だけ仲の良い2人である
「私をあんなアラフィフ紳士と同じにしないで欲しいかな!こんなに綺麗なお姉さんなんだよ!黒幕とかそんなポジション似合わないじゃないか!!」
「綺麗なのは否定しないが…アルトリアに聖剣抜かせた段階で割と黒幕では?」
「マスター口説かない、この女のタチの悪さではアレと同類よ?」
「そんな!酷いなどうやったら信じてくれるんだい!」
「そうね今すぐに貴方の世界のアーサー王に面と向かって謝罪を「これから真面目にするのでそれだけは!!」そんなに嫌なの!?」
「気まずいんだよ!!まさか英霊になってまで会うとか思わないじゃないか!!」
「いやそれ自業自得じゃない?」
「はいはーい喧嘩しない…取り敢えずそういう事だから奇襲には警戒してくれ基本単独行動はNG必ずツーマンセルで動く事、あと俺とナツキ以外は怪人に会っても逃げて合流優先で」
「そうだね私となっつんは戦闘向きじゃないし寧ろやられる自身しかない」
「私としても反対はないわ」
皆も考える中 ナツキも意見を言う
「それって査定する奴の試練とかかな?」
「成る程な精霊と関係を持った俺たちだけが巻き込まれている…ならば選ばれた理由から調べるのも手か…どうしたパラド?」
『いや何でもない』
「何か違和感あるなら言ってくれ、判断材料は多い方がいい」
『分かった…なら早速だけどよ少年は兎も角俺達まで来た理由はなんだ?』
「そりゃ精霊と関係を持ったから?」
『精霊を直接封印してないのにか?』
「「っ!」」
確かに自分達は士道のように霊力を封印していない、エルフナイン作成のブランクボトルで抜き取り それを士道に渡しているつまり
ハルト達の体には霊力がないのだ
なのに自分達を精霊の器として査定する?それはおかしいのである
「パラドの言う通りだ…何で」
「そうだな…取り敢えずおいおい調べてからにするか少年くんにもこの事を伝えないとな」
「確かに自衛の手段が少ないからな」
「取り敢えず夜間のデートは無しにして、明日は二亜とデートだけど何処行きたいとかある?」
「なら服買いに行こう!ハルきちチョイスで!」
ーポーズ……(カチカチカチ)ー
「「「「「「!!!」」」」」」
その言葉に部屋は鎮まり返ると反射するようにアナザーライダー達もクロノスのポーズを喰らった並みに停止した
そして
ーリスタートー
「に、二亜アンタ正気なの!?」
「驚嘆!彼の私服センスで行く場所ではありません!」
「そうよ!〆切近くで頭逝ったんじゃないの!?」
「辞めなさい二亜、そこから先は修羅の道よ!」
止める精霊達、あのアルトリアでさえ食べていたハンバーガーを落としかけたのだナツキに至っては
「辞めろ二亜!普通のセンスに戻れなくなるぞ!」
辞めろ!それ以上は人間に戻れない!と止めんばかりの決死の説得と爆笑しているジャンヌオルタとマーリンを見て、この魔王(バカ)は
「ふむ…それは一度文字Tを着ると病みつきになるという意味か」
明後日の方向に思考を飛ばしていた
『違うわ!!』
『辞めろ!その無駄なポジティブ思考!!』
『あ、相棒!わかっていると思うが!服屋は絶対にデートコースに選ぶな!!』
相棒達まで俺を止めるか
「いやいや二亜が俺チョイスの服屋に行きたいなら別に『辞めろぉ頼むから!アナザーWを火炙りにして良いからそれだけはぁ!!』……え、えぇそこまで?」
本気の命乞いとばかりに懇願する姿に言葉が出なかった
『おいアナザーディケイド、何俺を生贄にシタ?』
『これは…この世界の為に必要な犠牲なのだ』
『なのだ…じゃねぇよ!!』
「全く失礼だなお前たち!俺だって少しは成長しているんだぞ!」
ザワッ!
と流れる空気だが
「どーせアレだろ、文字Tをワンポイントにしてるとかそんなんだろ」
『あぁもしくはファッション誌に出た服だから大丈夫だろ?分かってるカケラも成長していないことなどな』
「失礼な奴等だな!○ニクロのマネキン見て これ一式くださいといえば良いんだろ!!」
「「「『『『!!!』』』」」」
「どしたお前ら」
『お、俺達は今この時ほど相棒の成長を感じた瞬間はないぞ!!』
『おいおい……誰か今のセリフを録音した奴はいるかぁ!!』
『本当に大きな成長していだぁ!!』
『俺達の苦労が報われたぞぉ!!』
「ハルト大丈夫なの!」「七罪さん?」
「アンタがそんな事言うなんて….何か良くない事の前兆じゃない!!」
「は、ハルきちが常識的なことを……凄いよハルきち!!私驚いてるよ!!」
感動する皆の姿を見て
「何か腑に落ちない…」
とぼやくのであったが、この怒りを抱えたままでは勝てる戦いも勝てないと判断し
「…………………ナツキしばくか」
八つ当たりを実行する
「イライラしてるのだねマスター、じゃあナツキの顔をお殴り!」
まるで僕の顔をお食べと勧めるアンパンヒーローのような口調でありながら1人の人間を絶望においやる悪辣な魔法使いがそこにいた
「おう行くぞナツキ覚悟はいいか?俺は出来てる」
「俺は出来てませんけど!!しかも顔!?」
「らぁ!!」
「理外のボディ!?」
「ふぅ…これでよし」
『何処が!?』
「マスター!?マーリン…貴様、遂に本性を表したか!」
「ごめんよ異世界のアーサー!私は今……この状況にとんでもない愉悦を感じているのだよ!!あははは!やはり私のマスターは良い性格をしているね!顔と見せかけてボディなんて!!流石は私は見定めたマスターだ!」
「貴様ああああああ!!」
「落ち着きなさいよ冷血女!!私達が煽り過ぎたのが悪かったのよ!!彼は尊い犠牲になったのよ!」
「…………それもそうだなすまない頭に血が登っていたようだ」
「お願いだからアルトリア最後まで怒って!?」
「これは必要な犠牲だ」
「そんな所で冷血な王様ムーブしなくて良いから!!」
「スッキリしたぜ♪これからイライラしたらナツキ殴ろ!」
「おいそこのサイコパス!人の嫌がることをするなって教わらなかったか!?」
「あははは〜嫌だよ俺は人の嫌がる事をするのが大好きなんだ、特に君みたいなタイプにはね」
「そんなんだからウルティマやマーリン引き寄せんだよ!人格破綻者!!」
事実なので、何とも言えないウルティマは以前にも説明したがハルトの内面に同調する存在故にあの世界で最初に邂逅、マーリンに関しても同じで
聖遺物なしでのサーヴァント召喚は契約者と相性の良い英霊が現れるとされている
だが本来の英霊召喚でグランドサーヴァントは相性が良くても現れる事はないFGOという世界そのものがイレギュラー 世界と繋がった故にマーリンを呼ぶ事が出来たと言える ジャンヌオルタがハルトの中にある憎悪がトリガーとなったのならばマーリンはハルトに宿る愉快犯、快楽主義な側面…或いはキングメーカーとも言える彼女の業が引き寄せたと言える
余談だが他のハルトと相性の良いサーヴァントは
・黒狐は魔力を天与呪縛で持てないので呼ぶ場合はケイネス・エルメロイ方式(魔力負担とマスター権を分割し管理する)必要があるものの
クロスギーツの狐と神という要素が触媒になる事から玉藻前やタマモ系列に当たるサーヴァントが現れる
ジャマトハルトにはデザグラの特性上サーヴァントが介入出来ない為かキャスター シェイクスピアなど文豪系サーヴァントが付く
ファルシオンは世界を守る剣士でもあるのでセイバークラスが召喚に応じやすいと言った面がある
が
「おい今ウルティマとマーリンをバカにしたな?よしもう一発行くぞ……はぁ!」
『容赦ねぇな相棒!!』
「再びのボディー!」
イライラしたハルトはナツキの顔面ではなくボディーへ的確なレバーブローを叩き込んだ…因みに綺麗なくの字に曲がったと言う
余談だが事件後 この話をキャロル達にしたら
キャロルは開いた口が塞がらず、千冬と錫音、ベアトリスは青褪めた顔で病院を勧め、銀狼と束は名医を探し初め、ベルファストは血相を変えて寝巻きに着替えさせベットに寝かしつけ看病を初めたのである
ついでに言えばハウンド達すら天変地異の前触れと言わんばかりの大混乱であったという
「そこまで俺のセンス酷いの?」
「え?笑えないジョークだよマスター?」
「そんなに!?もう良いもん!不貞寝してやるぅ!!」
「おいブレーキがいないから暴走し放題だぞ、この我儘魔王……まぁ良いや俺も寝よダメージ回復しないと」
「大変だな」
「一番はお前の腹パンなんだよ!!」
「そうかではナツキよ、私達が」
「添い寝してあげますおはようからおやすみまで一緒です」
「何故だろう…不安がある助けてアルトリア」
「すまんなマスター、私はこれから夜ワックの倍メニューを食べる所だ力になれん」
「夜食は程々にね!!」
ーーーーーーーー
翌朝 取り敢えず士道に情報共有した後、ハルトはバイクを呼び二亜を背中に乗せると
「よし!しっかり掴まってろよ!!」
「では行こうハルきち!新たな文字T探して三千里!」
「おーーー!」
『辞めて!!それ以上残念な文字Tコレクションを増やさないで!!』
『ナツキの命を賭けた説得が響いていないのか!!』
『ナツキは死んでないぞ?』
アナザーライダー達の必死の嘆願にハルトはあっけらかんと答える
「大丈夫だ相棒、今更ながら夢の中で買ったものって現実側に持ってけないだろ?」
『『『あ……』』』
「と言う訳で問題なし!」
『ナツキ殴られ損じゃね?』
その通りである
「よし二亜行くぞ!」「おーー!」
『不安だ…』
『今思えば相棒の私服みて着たいと言ってたなコイツ』
後の歴史においても魔王の私服センスを理解していたのは二亜だけなのである
ー逢魔降臨歴・裏から抜粋ー
そしてバイクを走らせた先で
「よし買い物と行こう」
「おー!」
2人でノリノリでショッピングモールに入ると
「どうハルきち!似合う!?」
それは「炭酸入り麦茶」と書かれた文字Tを見せる二亜 この酒飲みめ
「中々のチョイスだが、そのレベルでは俺や玄さんの領域に至れんぞ!」
とハルトは『威風堂々』と書かれた文字Tを見せてけるように仁王立ちすると
『お願いだから至らないで!!文字Tにハマるハマらないで黒閃を撃てる撃てないくらいの差があるからぁ!』
『寧ろその扉は開けないでくれぇ!』
「未体験ZONEだな」
『一生未体験で構わん!そんなもの!!』
『なぁアナザー電王…アナザーデンライナーで相棒がアナザーローグにならない歴史とかあったりする?』
そもそもハルトがアナザーローグに変身した際に副作用で文字Tを着ていたのだが何故かハルトの琴線に触れてしまったのが元凶なのである
『無理だなどの道、ビルドに会った段階で文字Tは着ている避けられない運命なんだ…』
『そんな…嘘だろ……』
因みにアナザーローグにならなかったハルトが玄徳に会った際に
ーーーーーーーーーーーー
「その文字T何処で売ってるんですか!!」
「ふっ、オーダーメイドだ」
「買います!!」
「待て魔王!」「早まるなって!」
「ヒゲと同じセンスになるな!!」
と全力でビルド組に止められると言うルートもあったりする
ーーーーーーーー
「さてと此処には色んな文字Tがあるな……逢魔に輸入したいなぁ大量に」
笑顔で買い物籠にジャンジャンと放り込む姿に
『よせぇ!や、辞めろーー!』
『くそッ!ブレーキがいないとコイツがバカになるのを忘れてたぁ!!』
『頼むウォズ!!キャロルでも良い!誰かこの暴走を止めてくれぇ!!』
その祈りが天に届いたのか不思議なことが起こった!
「大変だぁ!怪人が現れたゾォ!」
「っ!行くぞ!!」
『ありがとう怪人!!今ほど来てくれた事に感謝しているぞ!!』
とその声に反射して振り向くとハルトは文字Tをそっと戻して二亜の手を引き現場へ駆けつけたのである
「!!!!!」
「何あれ?」
暴れているのはまたもや怪人…あのメカニカルかつ頭にガシャットが刺さってるフォルムはまさか!
「コラボスバグスターだ!!すげぇ!何のバグスターだろう!!」
何のゲームかは体を見ればわかるのだが…初めて見るフォルムだな油断はしないで行こう最初からクライマックスだぜ
「リプログラミングで弱体化した所をフルボッコだな」
容赦はいらんな思い切りやってやろとアナザーエグゼイド ウォッチを構えた所で
『は、ハイパー無慈悲!!せめてアイツに見せ場を……見せ場を作ってやってくれ!!』
「えー!つもりそれって俺がボコボコにされるって事じゃーん!」
『お前それでも怪人の王なの!?』
「はぁしょうがない……ならおーい!そこのバグスター!」
『質問した所で答える訳「ナーニー!」話すんかい!!』
「君は何のゲームのバグスターなのかなぁー!」
どーせアレだろう?神が携わっていない屑みたいなゲームのバグスターだろうなぁ!とふんぞり返っていたら
「デンジャラスゾンビー!」
メイドイン神様のとんでもないコラボスバグスターじゃねぇかぁ!!!!
「テメェに見せ場やらんぞ!この場で秒殺してくれるぅ!!!」
『見事な手のひら返しだ…』
「ゾンビは放置したら大変な事になる…二亜は下がってな」
「言われずともォ!…あ、ナツキん?そうそう今ねハルきちが怪人とエンカウントしてるよ〜何でもデンジャラスゾンビって……え?仮面ライダーじゃないよ怪人だよ?すぐ来るって!」
と話している……よしなら
「久しぶりにトリニティで行くか……ってウォズがいない!!」
しまったぁ!と頭を抱えるハルトであったが
「………いや呼べるなぁ」
そうだよ、アナザーワールドに隔離されたゲイツも未来で変身した時も過去にいた2人を呼ぶ事が出来たのだ……つまりアナザートリニティならば時空を超えられるのだ!
「そうだよ、さっさとトリニティになれば良かったんだ!」
ウォズを援軍で呼べた事に気づいたハルトにアナザーライダー達からは
『最初にそれを思い出せぇ!』
『ウォズ頼む来てクレェ!この暴走列車を止めてクレェ!』
『後生の頼みだ!!』
そんなご意見を頂いたので
「よし……行くぞ」
『ジオウトリニティ!』
ーーーーーーーー
ウォッチの起動に伴い現実世界でも異変が起こったのである
「っ!」
「どうしたのウォズちゃん?」
「我が魔王が呼んでる?」
「へ?魔王様なら今寝てますよ?」
「成る程…アナザートリニティを使ったのか」
「ならハルト坊はピンチという事じゃな…行ってこいウォズ!先日の汚名を返上してこい!」
「ならば留守は新四天王に任せて貰うぞ」
「ネガタロス貴方…」
「よし織斑屋!四天王最初の仕事だメイド隊と共に夕食を作れ!」
「おう!…って俺1人でハル兄と同じ量は捌けないよ!」
「ご安心を私もサポート致しますので」
「ベルファストさん…ありがとうございます!」
「それとだウォズ、あの馬鹿が馬鹿してたら止めてこい!」
「かしこまりましたキャロル嬢」
するとウォズの体が緑色に光り始めると時計のような形に変わりハルトのいる世界に転移したのである
「けど俺達も向かわないと!」
「あぁハルト様の危機に駆け付けないで何の為の進化だ!」
「じゃがウォズと違う妾達には時空を超えての移動方法はないぞ『ヤクヅキ様!』なんじゃ?」
『実は逢魔にこのようなものが!』
トルーパーが映像で見せたのは赤いブレスレット型のアイテムと
「恐竜ロボット?」
Tレックス型のロボットが鎮座しているではないか聞けば当然、逢魔に落ちてきたのだと
「確かに緊急事態だと思うが、今は後に」
『実は…』
『僕宛てのものらしいんですよね』
「お主は!」
ーーーーーーーーーーーー
逢魔王国
「この間の宴会ぶりですね魔王軍の皆さん、クローンのハルトです」
『その声、ショタハルトか!』
「その呼び方は不本意です!まったく白スーツから連絡受けてきてみれば…」
逢魔上空にゴッドコーカサスが浮遊している
「あの恐竜ロボ…ブイレックスとコントローラーのブイコマンダーは僕宛てにオーディエンスが送ってくれたのですが、どうやら座標の間違いで逢魔に来たようですね」
『分かったがブイレックスとやらで何が出来るのだ?』
「オーディエンスの話ですと時空の歪みを作り出しオリジナルのいる世界に行く事が出来ます!」
『何じゃと!!』
「ですがその為にはブイレックスと僕がそちらの世界に行くのには時間が『ポータルを通れば直ぐに行けるよ!』……それだ!よし行きます!ブイレックス!!」
クローンハルトはブイコマンダーを頭上に掲げるが何も起こらない
「………あれ?」
うーんとクローンハルトは首を傾げているとブイコマンダーから英語で使い方のアナウンスが流れる、クローンハルトは首を縦に振り
「うんうん…………分からないから日本語で喋って!!」
『あぁお主、やはりハルト坊のクローンじゃな』
『左手につけろって言ってるよ』
「ありがとうございます!よし……ブイレックス聞こえる!?」
「!!!!」
頷くブイレックスを見て
「よし僕を乗せてポータルに突入!」
「!!!!」
そしてブイレックスに乗り込むクローンハルトはポータルを超えてデートアライブ世界に到着したのであった
「到着!!」
「おぉ!よし束、銀狼!お前たちの出番だ、このブイレックスの力を使ってハルトのいる世界への門をこじ開けるぞ!」
「おおお!束さんにお任せあれぇ!…取り敢えずあの恐竜を分解して良い?」
「それはダメだよ…今は堪えて」
「!!!」
何故かブイレックスは体が震えていたという
ーーーーーーーーーーーー
『ジオウ!ゲイツ!ウォズ!アナザーライダー ジオウ!トリニティ!トリニティ!!』
「はぁ!」
アナザージオウトリニティに変身すると
「お待たせ致しました我が魔王」
「ウォズ!よく来てくれたな!」
「我が魔王が望むのならば必ず馳せ参じますとも」
「ありがとう!」
「助かったよウォズ!頼むからこの馬鹿止めてくれ!」
「その一言と声音で大体わかりました…我が魔王、後で説教です」
「えぇ〜もう仕方ない、取り敢えずやるぞ!」
「「おお!!」」
「ゾンビーーー!!」
ゾンビコラボスバグスターがアナザートリニティに襲い掛かるが
「右手で打つべし!!!!」
「また俺かよぉ!」
アナザーゲイツ側で只管、殴る殴る殴るのである
「右手で打つべし打つべし打つべし!!よし!」
「よしじゃねぇよ!相変わらず怖えから!」
「えぇ……なら仕方ないヴァルバラッシャー!!」
久しぶりのヴァルバラッシャーを肩に担ぐと
「一緒にドン!」
『バッファ』
アナザーバッファウォッチも起動、現れたゾンビブレイカーを手にして
「オラオラオラオラオラァ!」
両手の武器でコラボスバグスターに攻撃する頭目掛けてヴァルバラッシャーを振り下ろし右肩にゾンビブレイカーを添えるとそのまま振り払い切削する
「ゾンビには打撃じゃあ!!」
再び頭部にヴァルバラッシャーを振り下ろしてゾンビコラボスバグスターの動きを止めると
「っしゃあ!行くぜぇ!」
『アナザーフィニッシュタイム!!ジオウ!ゲイツ!ウォズ!アナザートリニティ!タイムブレイク!バースト!エクスプロージョン!!』
「「「はぁ!!」」」
三位一体のアナザーキックはバグスターを吹き飛ばした後、緑色の箱に閉じ込めるなり爆散残されたのはデンジャラスゾンビのガシャットだけであった
「ふぃ〜回収完了」
ガシャットを拾い変身解除するとウォズの姿も隣にある
「何か久しぶりな感じだなウォズ」
「えぇ…取り敢えず我が魔王、今どのような状況なのでしょう?」
「話せば長くなるけど…あ、二亜大丈夫?」
「大丈夫だよ〜それよりナツキん、デート大丈夫だった?」
「あぁ今日はお休みしてたからな」
事情説明中
「成る程、我が魔王達は精霊を幸せに出来るか査定されていると」
「そういう感じだね」
「成る程……そして何故貴女がここに居るのですかマーリン嬢」
「いやぁ面白そうだなぁってつい」
「はぁ……全く貴女と我が魔王が会うのは先の話ですよ」
「良いじゃないか歴史は変わってるんだし」
「やれやれ……」
「何か意味深な話してるな」
「あぁ」
「あ、君にはコレをあげよう昨日のお詫びだ」
とマーリンがお詫びに渡したのは濃い青・黒・銀の三色の配色のワンダーライドブックだった
『ラウンズオブキャメロット』
「……何コレ?」
「俺も知らねぇライドブックだな」
「君にってさ、それ用に渡しておくよ起動に必要なキングオブアーサーだよ」
「あ!無くしたと思った奴…海東さんが盗んだと思ったばかりに」
「へぇ…コレ使うんだ」
「んでウォズ、外はどんな感じなんだ?」
「簡単に言えば我が魔王の食事が食べられない事によりピースメーカー乗員が総動員で事態の解決にあたっています」
「そうか」
「そして寝ているナツキの体を巡ってエルフナイン、マドカ、エンタープライズ、ホーネット姉妹により壮絶な空中戦が行われております」
「おおおおおい!人の体で何してんだ!!」
「俺の体は?」
「現在、キャロル、束、銀狼嬢の協力の元で調査をしております」
「そうか無事ならよし!」
「本当に大丈夫か!?」
ほんわか話していると突如、空に現れた空中要塞と街めがけて落ちる雷に事態は急変を迎える