前回のあらすじ
アナザートリニティで怪人撃退と喜んでいたハルトであったが突如町に現れた天使の雷撃により街は大混乱!
その頃 現実世界ではブイレックスによる時空を歪ませる攻撃で四天王達が馳せ参じようとしたのだ
現実世界にて
束、銀狼は未来技術で出来ているブイレックスを解析し武装の威力を調整 ハルト達のいる世界への道を作ろうとしていた
「よーし!調整完了!!」
「けどコレで夢の世界?に行けるのかな?」
「多分だけどハルくんを隔離してるのは別空間に飛ばしたんじゃないかな?多分劇場版エグゼイド にあったゲーム空間みたいな感じだと思う、睡眠時は精神的防御が緩まるからその隙を突かれて引き込まれたんじゃないかなぁ?」
「ふーん…敵の能力って事?」
「だね〜けどあっちの器の子や精霊だけが巻き込まれた所を見ると精霊に関係した子だけが行けるんじゃないかな?」
「けどジャンヌやアルトリアは飛べた」
「サーヴァントはハルくんと契約している使い魔?みたいなものだから入れたのかも…あとこれは私としての解釈だけどね2人は多分電脳世界に近い場所にいるんじゃない?」
「その心は?」
「そもそも精神攻撃ハルくんには効かないし」
「確かに」
「なら後はウォズや2人がその世界に入り込んだ歪みの座標を特定して、この子の力で歪を大きくすれば入れるはずだよ!OK!!」
「準備完了いつでも行けるよ、そっちは?」
『済まないちょっと待ってくれ』
「どうしたの千冬?」
『いやその何だ………
ーーーーーーーー
「魔王ちゃんの応援は俺達が行くよ!」
「何を言っている!ここは新四天王の出番だ!足手纏いの旧四天王はここで留守番でもしていろ!」
「でもそっちの1人は炊事場だ!となると万全に動ける俺達の方が良いだろう!」
「ぐぬぬ…だが向こうにはあの精霊 歌姫がいるまた洗脳されるやもしれんな!」
「それは君たちもだろう!!」
「何だと!」「やるかぁ!!」
「誰が助けに行くかで揉めている」
『あちゃ〜』
『皆、ハルトが心配』
「それは私達もなのだがな…何せあのバカはストッパーがいないと暴走が止まらないからな」
『ハルトは止まらない』
「ハザードみたいに言ってやるな」
そんな中、乱入した影が1人
「おうおうおう!何小さな争いをしてるんです!今はそんな喧嘩をしてる場合じゃないでしょ!」
「黙れ!ボスのヒロインでありながら未だヒロインらしさを出せてないポンコツ戦乙女のベアトリスは引っ込んでろ!」
「何ですとぉ!それは私のせいじゃないというのにぃ!!ネガタロスそこに直りなさい!私の同僚から習った鬼専用首斬り剣術!雷の呼吸!伍の型!熱界雷!!!」
「ふざけるな!俺のモデルは一寸法師だぁ!」
『NEGA FORM!』
「……はぁ何をしている!!」
ライダーバトルを始めたバカ2人に対して千冬は久しぶりの出席簿が炸裂した
「喧嘩するなバカども」
「「はい」」
「やれやれ……ん?待てよ魔力か…テスタロッサ」
キャロルはそんな考察を確認する
「はい」
最近ハルトが呼び寄せた最強戦力に声をかける
「まさかと思うがお前達は「ハルト様やジャンヌさんの魔力残滓を辿れば向こうへいけますわよ」よし先行してくれるか?」
「畏まりましたわ」
これには仕掛けもある 実はハルトが名付けを三人娘にした事で魂の回廊が繋がりハルトは悪魔召喚魔法を使わずに3人を呼ぶ事が出来るのだ 何故やらないかって?ハルトは知らないからだよ!!
「ちょっと!ボク達に命令していいのはハルだけだよ!」
「だがその我が君も寝たきりなのだ仕方ないだろウルティマ、行くぞ」
「最近ハルトは膝に座らせてくれない…と思ったら緑色の髪したチビを座らせてるとか許せないよねー」
「でしたら今回の褒美で座るといいのでは?頼めば膝枕くらいは許してくれると思いますわよ」
「なら撫で撫でとかもありかな!」
「大丈夫と思いますわよ」
「よーし頑張るか」
「………あまり調子に乗るなよ悪魔め」
「は?何?キャロルこそハルトから愛されてるからって正妻面しないでくれる?」
「は?オレは正妻だが?」
「自意識過剰なだけじゃない?」
「は?」「あ?」
「お前達も何をしている!喧嘩している暇があれば彼処の寝坊助を叩き起こしてこい!!」
千冬の一喝で全員慌てて移動を開始する
三人娘は先行して向かう事となり、さて残りのメンバーだが
「ふはははは!見たか新参者よ!これがレジェンドルガの女王たる妾の力よ!」
「そして、これが剣士が積み上げた一撃ですとも!」
何故か拳と木剣だけで参戦した連中を沈めていたヤクヅキとベアトリスであった足元に負けた者達が転がっている…おい戦う前からバテてるが大丈夫か?
「はぁ仕方ない、行ってくれるか?」
「無論じゃとも」「任せてください先輩!」
「ちょっと待て」
そんな中、大秦寺が全員の聖剣を持って現れた
「聖剣とドライバーのメンテナンス完了だ完璧に仕上げたぞ」
「流石です大秦寺さん!!」
「それと伝説の聖剣も持っていけ」
「はい!刃王剣はハルトさんに渡しますとも!」
「……その聖剣は彼を選んではない」
「へ?」
「いや、何でもない今は早く駆けつけろ」
「分かりました!!」
「よし束!」
『ほい来た!ピースメーカーのハッチオープン!!出番だよチビハルくん!』
その頃 ピースメーカーの格納庫からブイレックスが出てくるとクローンハルトはブイコマンダーから指示を出す
「その呼び方は不本意ですが仕方ないですね…エックスレーザー!!」
指示に従いブイレックスが肩に搭載したレーザー砲を発射、ウォズ達が通った際に現れた歪みが拡大された
『今だ!』
「ボイスフォーメーション!ブイレックスロボ!」
その音声と同時にブイレックスの体が変形を始める胸部にレックスの頭部が収まると右腕にはロケットランチャー、左手にはロケットパンチを内包した時をかけるロボット
ブイレックスロボ 参上!となる
「これが僕のロボット…僕の力…じゃないやクロノスユニット全開!……発射ぁ!!」
クローンハルトの指示に従いブイレックスロボは肩部に搭載しているビーム砲を発射 極太緑光線は歪みを更に肥大化させ道を作ったのである
『今だ!』
キャロルの声を合図に三人娘とヤクヅキ、ベアトリスが入ると道は閉じるとブイレックスロボは膝をついて倒れたのである
「あちゃ〜クロノスユニットがオーバーヒートしてる冷却しないとダメだね」
「出来る限り急いでくれ束」
「アイアイサー!くーちゃん手伝って!」
「勿論ですお母さん」
ーーーーーーーー
その頃 ハルト側では
突如現れた天使により攻撃と放たれた怪人軍団により街は大パニックとなっていた
「突然の劇場版展開やめぇ!」
「ふざけてる暇あるなら戦うよ!」
『リバイブ…疾風』
「言われずとも」
『ジオウⅡ』
ハルトのぼやきにナツキがツッコミ入れる
「あーもう!ゾンビバグスターやらバイラスやらふざけてんのか!」
「恐らく…この世界そのもののバグが怪人として現れているのでは?」
「は?それってどういう……ん?何だよこの未来?………っ!下がれお前ら巻き込まれるぞ!」
「な…何にぃ!!」
同時にハルト達を襲い掛かろうとした怪人軍団は砲撃魔法により跡形もなく消し飛んだのである
「今のまさか」
「テスタロッサ達か!!」
「その通りですわハルト様」
「良いタイミングだったようだな我が君!」
「やっと通れたよ…で、今どんな状況なのさハル?」
「皆!どうやってここに?」
テスタロッサ達の加勢に安堵していたらだ
「ふははははははは!妾の敵ではない!退け雑魚どもぉ!」
「ヤクヅキ!?」
「ハルトさん!」
怪人を投げ飛ばす仮面ライダーアークと聖剣を手にかけつけたベアトリスがいたのだ
「ベアトリスまで!一体どうやって…」
「詳しい話は後です!取り敢えずあのいかにもトラブルの象徴とも言える要塞を攻撃しますよ」
「あぁ!そうだ「待ってください!」「お義父さん待って」ん?おぉ折紙with少年達!無事だったか!」
「はい!「あ、君にも聖剣をどうぞ」あ、ありがとうございます…と、取り敢えず彼女の話を聞いてください!」
「お義父さんにも協力して欲しい」
「分かった!可愛い義娘の頼みだ俺に任せろ!」
「士道」
「あぁ、これからハルトさんと話す時は折紙を間に立てよう」
「それが懸命」
と士道が担いできたのは万由里という精霊?であった
彼女曰く
この場所は精霊の力を宿すものを査定する特殊空間である
良くない器と判断したら器を破壊する目的があった
そして査定の直前 予期せぬバグに見舞われてしまい査定に関係ない者 加えてバグと言える怪人を倒す為にハルト達を連れてきたと言うこと
そして目の前にある雷霆聖堂という天使が暴走しているとの事だ
「バグ?」
首を傾げると令音さんから通信が入る…どうやらフラクシナス側でも歪からのアクセスに成功したようだ
『恐らくだが彼等怪人やや仮面ライダーの力をシンが取り込んだ影響だろうね…予期せぬ成分が空間の機能に支障をきたした可能性がある』
「成る程、だからバイラスやデンジャラスゾンビみたいなプログラムのバグとも言えるような奴等が出てきた訳だ」
ウイルス(バイラス)やバグスター(バグ)って訳ね
「そうなると私達のいる世界はSERAPHのような電脳空間という訳か」
「夢って解釈は間違えてた訳か…どっちかと言えば意識だけをダイブさせる類のゲームだったか」
「ソードアートな奴?」
「大体合ってるよ近いようで遠い空間とも言えたからね、それは「ちょっと待ってください!」ん?何さベアトリス?」
「それよりも誰ですか!そこの魔法使い的な衣装の女は!またですか!まさかまた増やしたんですか!何人作れば気が済むんですか!このすけこまし魔王!!別の世界でも新しい嫁を作るか!!この女誑しめぇ!!」
「失礼だな…純愛だよ」
『どの口が言っているのだ凡骨?』
「まだ君たちとは初めましてだね…私はマーリン!偉大な魔法使いにしてハルトと未来で出会うお嫁さんさ!」
「ハルト様?まさかまた…」
「テスタロッサ、まだ自称な点を留意してくれ」
「畏まりました……いつになったら私はご寵愛を頂けるのでしょうか?」
「何か言った?」
「いえ何も」
「そんな事よりさハル!彼処のでかい奴壊したらご褒美頂戴!」
「良いよー俺に出来る範囲なら叶えちゃる!2人も同じだよー!」
「「っ!!」」
「やったー!じゃあ……えい!」
まるで軽く棒を振るような勢いでフェニックス・ファントムを太陽まで吹き飛ばす程のエネルギーを帯びた核撃魔法を雷霆聖堂に叩き込んだのである
「ふぅ〜よーし「待て」は?」
ウルティマが目を細めるとダメージを負っても再生を重ねている天使の姿が見えた
「何アレ?ウザいなぁ…」
不快な顔をするウルティマに対してカレラは自信満々と言った顔で
「なら次は私の番だな…いやぁ楽しみだよ最近開発したこの技の威力がね…!行くぞ!魔王レオンハルトの領地を的にして練習した私の必殺魔法だぁ!」
ん?ちょっと待てとハルトは首を傾げた
「おい待てカレラ、今聞き捨てならない台詞が聞こえたんだが?最近もやってる?」
「大丈夫だ我が君!私の核撃魔法はレオンハルトの領地にいる者からしたら花火くらいの認識だ寧ろ撃たないと苦情がくるらしいぞ」
「そうかなら大丈夫……じゃないよ!だとしても撃つなよ!!また他の魔王への借金が膨らむぅ!」
「安心しろ我が君…私の魔法で魔王レオンを消せば借金など払う必要はない!」
「………カレラ天才!!」
「ふははは!そうだろうそうだろう!!」
「カレラしゅき」
「……………」
「はははは!私も我が君が好きだぞ!こんな風に楽しい祭りを催してくれるのだからな!!……っ!な、何をするウルティマ!」
「………………ごめーん手が滑った誤核撃魔法だよ」
「なら私も済まないな……魔法が暴発したぁ!」
「…………」「……………」
と2人が互いに魔法を誤発させまくるという場外乱闘が始まったのである
『ここかぁ…祭りの場所は…』
アナザー王蛇も混ざりたいと言っています
『おいこの暴走列車を止めろ!』
「では失礼して我が魔王、カレラ嬢、ウルティマ嬢!そこに正「食らえ!!」ちょっ!カレラ嬢!!」
ウォズが説教をする前にカレラが魔法を放つ…伊達に側近からブレーキの壊れた暴走列車と例えられていない…下手すればハルトよりも制御不能である、そして彼女の核撃魔法はウルティマよりもダメージを与えたのだが再生を始めたのである
「ほぉ…再生能力か……良いなぁ!これなら気の済むまで魔法を放てるじゃないか!」
「うんボクの八つ当たりに付き合ってよね!ついでにカレラにも当たれぇ!」
「お待ちなさいな2人とも」
最後は仲裁に入るテスタロッサ…見た目に騙されるな原初の悪魔組ではディアブロやギィさえも警戒する程の悪魔であり人の下につくような奴ではないとすら形容された存在であるが現在ではハルトの仲間なのだから不思議でならない
「では最後は私が行きますわ」
テスタロッサも同じように砲撃魔法を叩き込むが再生を初めていくが回復速度は落ちている
「なるほど…あの巨体の維持と再生能力は厄介ですが私達の敵ではありませんわね」
「じゃあ!行くぞ!!」
「ハル!ご褒美の約束忘れないでね!」
戦意の高まる3人を見て
「勿論…あぁ再生能力って厄介な象徴だけど実力差があるとただのサンドバッグとなるのが不思議で仕方ないな」
アナザージオウⅡは遠い目をしていると万由里は
「な、何なよあの3人は!!私の霊力が雷霆聖堂の再生だけでゴリゴリ削れていくのだけど!!おかしいわ!あの威力!!まるで核ミサイルを連続で撃ち込まれてる気分よ!!」
「ええ!」
「彼女達は逢魔王国が誇る最強戦力だ…その力は一撃で何万もの敵を薙ぎ払うのだ」
「今、実行されてるから良くわかるけど…うわぁ」
「相変わらずテスタロッサさん達は苛烈…」
唯一面識のある折紙からすれば見慣れた光景でしかなかった
「でも無理よあの天使を落とすのは」
「へ?逢魔三強の魔法を立て続けに食らってるのに?俺でさえ当てれば無傷で済まない一撃なのに?」
「アレを倒すには一点に攻撃を集中して霊力の供給を立つ必要があるのよ!」
「ふーん……じゃあやるか」
「仕方ない…って何か方法思いついてたりする?」
「ノープラン!取り敢えず殴り続ければ再生にリソース割いて攻撃はしてこないだろ?ならその間に少年君達が対策を立てれば良いさ」
「俺達に丸投げですか!」
「いや…俺なら再生も追いつかない程の一撃を叩き込んで倒すのは出来るけど少年君はその子も助けたいんだろ?ならその方法が見つかるまでの時間稼ぎはやるさ」
正直に言えばアナザーストリウスやアナザーグランドジオウで攻撃を叩き込めば消滅させる事は出来ると思うが
「ハルトさん…」
「時間を稼ぐのは良いが…別にアレを倒してしまっても構わないのだろう?」
「それは辞めてください!あとそれ死亡フラグ!!」
「んじゃ行こうか「何じゃこりゃぁ!!」は?」
目線を向けると二亜と七罪…彼女達だけではない精霊の皆が霊装や天使諸共完全復活しているではないか!
「二亜ちゃん!完全復活!!……ん?となれば囁告篇帙!!」
全知の天使 その魔王の検索エンジンに匹敵する情報収集能力で雷霆聖堂への的確な攻撃方法を割り出した
「よっしゃあ!検索完了!」
「何て検索スピードだ…」
うちの検索エンジンと大違いだ!
『んだとゴラァ!!』
精神世界で喧嘩していると二亜は囁告篇帙をめくりながら
「私の指示に従って攻撃してくれる?」
その言葉に全員が頷く
「じゃあ行くよ!私の見せ場!!」
「っしゃあ!まずは空気を読まずに核撃魔法!!」
「撃たんで宜しい!!」
「「えーー!!」」
「えー!じゃないよ!ハルきち!!説得して!」
「大丈夫だよ2人とも二亜ならきっと2人のカッコ良い見せ場も作ってくれるから」
「なら良いや」「あぁ頼んだぞ、ニア」
「突然の無茶振り!!?」
「それで先ずはどうするの?」
ウルティマの質問に二亜は囁告篇帙をめくりながら説明する
「えーとね…まずは攻撃で外装を削ります」
「ボク達の魔法で削れてるね」
「次に形態を変えてくるので、その形態の雷撃を受け止めます」
「なら私の出番ですね雷を司る雷鳴剣は伊達ではありません!」
「なら俺も!」
『バカ辞めろ!』
『ゴースト…エジソン』
『しかも何でそれにするかなぁ!!』
『そこは俺にしてライジングだろうが!』
「あ……ちょっと待ってチェンジしー」
アナザーゴースト・エジソン魂になり放たれた雷霆聖堂の雷撃を聖剣で頭のアンテナで受け止める
「あばばばばばばば!」
感電している姿を見て思わず周りは驚いた
「そこまで体を張るなんて」
「単純な選択ミスですね」
異変はすぐに起こった
「大丈夫かハルト!!」
「あぁ大丈夫だナツキ君、幸いエジソン魂のお陰で脳へのダメージは無い戦闘続行可能だ」
「え?君?…いや、どうしたのハルト?」
「雷に撃たれた結果、私の脳の活動が活性化し普段の120%で仕事をしている、そう今の私ならミレニアム懸賞問題を解ける程の演算能力を獲得したのです!」
『あぁ普段使ってない頭が回転しているのが良くわかる』
「つまり滅茶苦茶頭の良いハルトって事?」
「正解です、では実験を始めましょう」
『ビルド』
「ふむふむ、アナザーWと二亜の囁告篇帙から得た情報から整理しますと……」
ハルトがアナザービルドに変身すると本家仮面ライダービルドと同じように突如として複雑かつ多次元的な数式が浮かび上がるではないか、因みに普通のハルトが同じことをした場合
【複雑な数式】【難しそうな図形】【よくわからない式】【理解不能】【進○ゼミで見た所】
など何かバカ丸出しな数式になるのである…これは喜ぶべきか悲しむべきか…
「成る程実に面白い…コレほど難解な計算は初めてですが…必ず解き明かして見せましょう!じっちゃんの名にかけて!」
『前から思ってたんだが…お前の祖父母は何者だ?』
「何、普通の酒屋です」
『この流れだと数学者じゃないのか!?』
「さぁ…行きますよ!!」
「こ、こんなのハルトじゃない!」
七罪の一言にハルト関係者全員が頷く
「頭の良い我が魔王なんて解釈違いも甚だしい!!」
「そうだよ!ハルは普段のおバカな位が可愛いのに!」
「こんなに理論を重視するのは我が君ではない!!」
「私達の知る間の抜けた呑気なハルト様を返してください!!」
「お主等…いつか不敬罪に問われるぞ?」
三人娘にまでそう思われているというハルトにヤクヅキはツッコミを入れざるをなかった
「でも本当に雷に撃たれて頭良くなったんですか?」
「見たまえベアトリス君!この頭から溢れ出るインスピレーションや量子物理学や多次元並行世界にいる私の力を借りる為の立体交差並行を使えるこの数式を用いれば敵の行動予想から精霊?万由里を助け出す事が可能なのです!」
「ほ、本当に頭が良くなっています……あのハルトさんから量子物理学や立体交差並行なんて小難しい言葉が出る訳ありません!」
「そうだ!ハルトは頭を使うで頭突きを選ぶような単純脳筋魔王なんだぞ!」
「皆、大袈裟…お義父さんなら大丈夫「しかしこの文字Tシャツは似合いませんね実用的ではありませんね私には不用です」…じゃない…!」
余りのショックに完全霊装の折紙も膝をつくほどに動揺している
「大丈夫か折紙!」
「心配 マスター折紙、お気を確かに!」
「お…お義父さんが文字Tシャツを不用?そんなのお義父さんじゃない…絶対おかしい……こんなの幻覚に決まってる……嘘だ…助けて錫音お義母さん…」
「ハルト!よく見ろ折紙ちゃんがお前のキャラ崩壊に混乱しているぞ!」
「何だと大丈夫か!折紙!!」
「あ、戻った」
「何じゃこの難しい数式!?」
『それはお前が作った精霊を助ける為の方程式だ』
「俺がこんな難しい計算式、作れる訳なくね?」
「あぁ良かったいつものハルだ」
「なぁ攻撃するなら「取り敢えず物理攻撃」良かった元に戻ったぞ!」
「そう!それこそが我が魔王です」
「安堵したぞ我が君よ!」
「ハルト様……よくぞご無事で」
「テスタロッサ達まで!?……まぁ良いや!二亜!その後は!」
「えーと…変形した後の雷撃を撃ち終えたら更に獅子に変形します放たれる雷撃を処理しましょう」
「またまた私の出番ですね!では!」
『ランプドアランジーナ!』
『ニードルヘッジホッグ!』
『トライケルベロス!』
三冊の黄色のライドブックの組み合わせは新たな力を剣に宿す ワンダーコンボ発動!
『ランプの魔神が!真の力を発揮する!ゴールデンアランジーナ!!黄雷三冊!稲妻の剣が光り輝き、雷鳴が轟く!!』
仮面ライダーエスパーダ・ゴールデンアランジーナ 出陣
『必殺読破!黄雷抜刀!!ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!三冊斬り!』
「雷の呼吸…壱の型……霹靂一閃!!」
雷鳴と共にベアトリスは獅子の背後に立つと納刀するような所作を取ると同時に
『サ・サ・サ・サンダー!!』』
雷速の一撃が獅子の首に深い裂傷を与えたのである
「!!!」
「どうですか!これが剣士の力ですとも!」
「すげぇなベアトリス、あのライオンを…」
『負けてられないな』
「次は奴に強烈な一撃をぶつけて核の露出だよ!」
「それならうってつけな奴がいるな火力バカ(ハルト)!!」
「流れ弾に気をつけろナツキ、来い刃王剣」
ハルトは決めるべく刃王剣を呼び出したのである
「さぁ……ん?」
不思議なことが起こった!!
刃王剣はこの時を待っていたとばかりに眩い光を放ち 士道の手元に飛んでいったではないか
「あれ?」
「え……ええ!」
「シドー!その剣は」
「ハルトさん!コレどういうこと!」
「あぁそう言う事ですか」
「やっぱりな」
事情を理解したのは大秦寺の呟きを聞いたベアトリスと直勘的にそれを理解していたハルトだけであった
「何故…」
「単純な事だ、俺はあの剣の担い手に相応しくないってさ」
「我が魔王以上に相応しい担い手はいません!」
「だが現に聖剣は相応しい者を選んだ、さぁ見せてみろ五河士道…お前が俺の憧れる英雄達と肩を並べるに相応しい男か!」
「……………………」
「シドー…」
「お義父さんがあぁいった時は大体上手くいく、士道なら問題ない私を救ってくれた時のようにすれば大丈夫」
「十香…折紙……」
「そうよ……貴方なら出来るわ…立ちなさい
私のヒーロー」
万由里の励ましが少年に勇気を与える
「っ!」
士道は覚悟を決めた その時
ーーーーーーーー
盤面に現れる筈のない男、白スーツが楽しそうにビルの屋上の柵から身を乗り出しながら嬉しそうに呟いた
「今、聖剣に火を灯す者よ物語を終焉へと導く力を今ここに示せってね」
「あらあら今回も傍観するだけですの?」
「僕の出番は少し後さ、何せファントム戦と乱入者の所為でドライバーがホラ、お釈迦になったからね…お陰で変身できてもグレアⅡだよ、それより君は良いのかい?他の子みたいに混ざらなくて」
「えぇこの件が終われば士道さんを頂きますので馴れ合いは不用ですわ」
「そう言う割には猫絡みで良く彼と会ってたようだけど……まぁ良いや狙いは彼とあの聖剣かな」
「勿論ですわアレさえあればファントムを亡き者に出来るのでは?」
「正解、あの聖剣は原初の精霊に届きうる刃さ…どう使うかお手並み拝見だよ仮面ライダーセイバー」
ーーーーーーーー
「そうだハルトさん達任せじゃダメなんだ…万由里も十香達も…俺が助ける!!」
刃王剣をドライバーに納刀、そして
『ブレイブドラゴン』
ドライバーにライドブックを装填し剣を引き抜く!
「変身!!」
『聖刃抜刀!!刃王剣クロスセイバー!創世の十字!煌めく星たちの奇跡とともに! 気高き力よ勇気の炎! クロスセイバー!クロスセイバー!クロスセイバー! 』
正当な担い手振るいし聖剣は 十の聖剣を束ねて 真価を示す
それは想像したものを創造する原初の聖剣に認められたものだけが至られる姿
『交わる十本の剣!』
青いブレイブドラゴンと表現するのが最適であろう しかしそこから放たれる力はその比でなく 魔王の首元にさえ刃が届きうる、その剣士の名は
仮面ライダークロスセイバー 覚醒!
その立ち姿に思わず
「シドー!何というか凄いキラキラしているぞ!!」
「凄い士道…キラキラな美ボディー」
余談だが映像越しで見ていた大秦寺さんは
「アレが伝説の聖剣で変身した姿…凄い……刀鍛冶の血が騒ぐぜ!FOO!!」
ハイテンションになっていた
そして
「クロスセイバー…遂に覚醒したな士道!!」
ナツキは我が事のように喜び
「何アレ!凄い強そう!ねぇハル「後にしなさい」えー!」
「気持ちはわかるがな…しかし我が君が作りし聖剣が他の奴の手に渡るとはな」
「少々複雑ですわね…」
「はいはい落ち着け俺は気にしてねぇ寧ろ嬉しく思うかな」
ハルトは気分良く答えているとクロスセイバーは聖剣の力を更に引き出しにかかる
『激土!錫音!黄雷!既読!!激土!錫音!黄雷!クロス斬り!!』
同時に現れた巨大化した土豪剣の刀身で雷霆聖堂を物理的凹ませると追撃とばかりに銃剣モードの錫音のビーム砲、分裂した黄雷が文字通り雷となって降り注ぐと奴の核が現れたのである
「ナイス!さぁ出番だよハルきち!!奴のコアを破壊したと同時に霊力の供給を絶てば奴は停止するよ!」
「あぁ!ま、クロスセイバーならアレくらい当然だな霊力は少年に任せて俺達は行くぞナツキ」
『グランドジオウ』
「あぁ!」
『ゲイツマジェスティ』
「私もお供いたします我が魔王」
『ギンガ』
「「「変身!!」」」
『祝え!アナザーライダー!!グランドジオウ!!』
『アナザーライダー!ゲイツ!マジェスティ!!』
『ファイナリー…』
三人も各々の最強フォームを解放したのである
「私達も」「負けられないわね」
精霊達も天使を使い 各々の形で援護すると三人は必殺技の体勢に入る
『アナザーオールトゥエンティ!』
『アナザーエル・サルバトーレ!』
『アナザー…』
「「「たぁ!!」」」
『タイムブレイク/バースト!/エクスプロージョン!』
三人のアナザーキックが核に命中と同時に士道は万由里の霊力を封印 これで解決の筈だったのだが
「!!!!!」
「嘘…今ここで反転とかマジで!!」
反転天使の暴走が始まる その時
「私の出番だな」
「セイバー!?」
「マスターよ剣士となり、あの魔術師が渡した本を使え」
「えーと…ブレイズになって、本ってこれの事?」
『ブレイズ…』
『ラウンズオブキャメロット』
本を開きライドスペルを詠唱させる
《高潔な騎士が剣を持ち、円卓を囲う》
「それに私のライドブックを装填しろ」
「キングオブアーサーを?こう?」
言われるままにライドブックを装填
《集え!騎士王の名の下に!!》
そしてドライバーに装填、そのまま水勢剣を抜刀!
「変身!!」
《煌めけ、ラウンズ・オブ・キャメロット!輝く、円卓の誓い!》
その姿は青と白の装甲とマントを纏いし新たなアナザーブレイズ
打算などなく真摯に研鑽を積み重ねた氷獣戦記とは違う それはまるで王のような雰囲気を纏いし姿
水勢剣の鋒を地面に突き刺した獅子王
アナザーブレイズ・ラウンズ・オブ・キャメロット 出陣
「うおおおお!何だこのクロスセイバーみたいな強化形態は!?カッコ良いな!」
「俺の知らないライダーのフォームだと……グーーーレイトだ!ナツキ!!」
するとマーリンが杖を持ち、歩きながら祝詞をあげる
「祝え!円卓の力を束ねる騎士王と共に歩む新たな剣士、その名もアナザーブレイズ・ラウンズ・オブ・キャメロット…正に誕生の瞬間である」
「わ、私のセリフと役割を!!」
ウォズは役目を取られた事の悔しさに震えていたのであった
「まぁそこそこだなマスター…しかしペアルックのようで悪くないな…」
セイバーオルタの言葉に八舞姉妹は首をグルリと向けて睨みつける…ちょっと怖い
「何だと?」「疑問、ペアルックとは?」
「さて決めるぞマスター!」
「あぁ!」
「卑王鉄鎚、極光は反転する光を呑め!!」
『必殺読破!十三拘束解放!!(シールサーティン)円卓議決開始(ディシジョンスタート)!!』
必殺技を発動すると同時に水勢剣が光り輝き始めたではないか、するとマーリンはクスリと笑う まるでかつての記憶を回想するように
「承認、さぁ決を取ろう」
共に戦う者は勇者でなくてはならない 否決
心の善い者に振るってはならない 承認
この戦いが誉れ高き戦いであること 承認
是は、生きるための戦いである 承認
是は、己より強大な者との戦いである事 承認
是は、一対一の戦いである事 否決
是は、人道に背かぬ戦いである 承認
是は、真実のための戦いである 否決
是は、精霊との戦いではない事 否決
是は、邪悪との戦いである事 承認
是は、私欲なき戦いである事 否決
是は、世界を救う戦いである事 承認
『円卓議決 可決!』
「議決に従い敵を撃つ!最果てへと至る為に!!聖槍抜錨!!」
同時に水勢剣へ魔力の奔流が螺旋の形を描き始めて行く
「最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)!!」
「約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)!!」
その奔流は正邪の区別なく天使を冠する厄災を払ったのであった
「………………」
「………………」
「あぁ!私の囁告篇帙の検索やハルきちの計算式が無になった!!」
「いや驚く所そこじゃないでしょ」
「何だあの威力は…」
「いやぁ〜自重なしの聖剣と聖槍の一撃、見事だったねぇ!」
「マーリン!お前……っ!!」
アナザーブレイズが詰め寄ろうとしたが体からスパークが入り体からライドブックが抜け出たのである
「無茶が過ぎたか失敗失敗」
「当たり前だマーリン、まだマスターに円卓を束ねる力はない」
「ならコレは君の試練だ、あの力が再び使いたいなら私のいる世界に散らばるライドブックを集めたまえ……そうすれば魔王を倒せるかもよ」
「っ!」
「マーリン、貴女は!!」
「良い、ウォズ「しかし」良いと言っている俺を倒す勇者ならそれくらいしてくれないと張り合いがない……それと感謝するよマーリン」
「ん?」
「お前が見せてくれた新たなアナザーライダー…それはつまり俺にもまだ強くなれる伸び代があると言う事だろ?」
「その通りさ、流石は私の旦那様だね」
「まだ自称が抜けてるがな……さて、士道そっちはどうだ?」
「え?今名前で」
「最強フォームになったお前を認めてやらんでもない」
「もうハルきちはツンデレなんだからぁ!」
「二亜は暫くビール禁止!「そんな殺生な!」」
「でしたら我が魔王も暫く文字Tを買うのをお控えください「そんなぁ!」自業自得ですよ!」
「はぁ……ん?」
ハルトが空を見上げるとそこには歪みが浮かんでいた
「何アレ?」
「どうやら迎えが来たようですね」
「んじゃ帰りますか…行くぞマーリン」
「残念だけど少しお別れかな、私は前にも話した通り精神体でね今回は特別な形で参戦したんだ」
「……そっか、じゃあまた会えるんだな」
「勿論!じゃあまた会おう私の旦那様」
投げキッスをして光の粒子となりマーリンは消えたのであった、そして万由里はと言うと
「じゃあね士道……いつかまた」
と消えようとしていたが
「えーと……何とかなれぇ!」
士道は刃王剣の力を使い消滅を回避させたのである
「そんな雑な感じで良いの!?」
「良いんじゃないかな?じゃあ帰ろうぜ」
と全員、元いた場所へ帰るのであった
そして物語は最終幕へ向かっていく
次回!
残る精霊は狂三となりハルト達の戦いもいよいよ大詰め、そんな中
「バレンタインか…もうそんな時期かぁ」
「ハルトさんは沢山貰いそうですね」
「え?俺が作って渡すけど?」
「えぇ!!」
何故かバレンタインのチョコレートへ話題が変わる そして
「見つけたよ、お父さん、お母さん」
「ハルきち!空から自称娘が出てきたんだけど!」
「慌てるな二亜…あれは……そう!……何だ?」
二亜とハルトの娘を名乗る謎の存在 その正体とは!
全ての謎が明かされた時
「仕方ないから手伝ってやるよ」
「ハルトさん…行きましょう!」
「「変身!!」」
『クロスセイバー!』『アナザーライダー!ストリウス!』
最強の剣と全知の魔道書が重なり合う!
次回 最終章 開幕!!お楽しみに!