やーっと、書けました…難産でしたが良かったお楽しみください!!
前回のあらすじ
遂に姿を表した精霊ファントムの正体はラタトスクのメンバー 村雨令音だった
彼女から語られた士道と逢魔への攻撃の真実 それを聞かされたハルトは取り敢えずいつも通り殴ってから話を聞く事にしたのである!
「行くぞ!御神輿大変身!」
『ムテキ』
アナザーエグゼイド・ムテキゲーマーに変身すると持ち前の高速機動で相手を翻弄する…何気に初手に選ぶ奴ではない
「まさかまだ手札を隠し持っていたとは」
「貴様如きが俺の底を知れたと?思い上がるな!!」
そうハルトは怪人、ライダーの技や能力を使える、その点で言えば恐らくハルトが唯一オーマジオウを超える武器なのだ通用するかは別として
「無駄だ私にはどんな攻撃も通用しない」
「関係ない」
「何だと?」
「言ったろ?俺は王だと」
『アナザーエクスプロージョン!!』
離れると同時に広範囲に着弾する隕石エネルギーは精霊に全弾命中となる
「その通り我が魔王には我ら臣下が共にある事をお忘れなく!」
「くっ!」
「臣下じゃないけど、俺もいるぜぇ!」
「っ!」
『アナザーエルサルバトーレ!タイムバースト!』
アナザーマジェスティの必殺の一撃は死角から打ち込まれ令音のボディーを捉えて近くのビルをあたると同時に粉砕させたのである
「やったか!」
「フラグ立てるなナツキ」
「ケホケホ…いきなり酷い事するね」
服の汚れを叩きながら無傷の彼女が出てきたとあれば応えるな
「いやぁそりゃそうだろ今までのお礼をたーっぷりしてやらないとな」
散々、逢魔に空間震を叩き込んでくれたのだからやり返してやらないと気が済まないのだ
「今のは主役のセリフじゃねえよ…けど」
アナザーファイナリーの力は仮面ライダーギンガ由来の宇宙の力…ようする外なる世界の力でありこの世界の存在に対しては等しくダメージとなるのだが
「ダメージ通ってる気がしないな」
『前回と同じだな』
「おかしいな結構全力で殴ったんだけど」
「私も手加減などした覚えはありません」
物理特化の攻撃は通りにくい…だとしたら俺のインパクトノッキング・ベリーウェルダンでも通らないだろうなデロウスのレーザーも同じだろうし…三人娘の核撃魔法もダメだろうな
「なら奴の技か何かだな….よし」
ガシャコンキースラッシャーを召喚して構える
「一発行ってみよう」
初手からリプログラミングという相手のアドバンテージを奪う技を使おうとした それを本能的に察知したのか令音は遂に今まで隠していた天使を顕現させたのである
それは同時に村雨令音ではなく本来の姿 原初の精霊 崇宮澪としての姿に戻ることを意味していた
己の悲願を邪魔する者を倒す為に
『万象聖堂(アインソフオウル)』
それは万象の死を招く 異形の天使
だが何を恐れる必要がある、己は不死であり尚且つ常識の敵 ライダーの歴史にある影の王だ!
だが
「っ!」
『相棒、アレはまずい!!』
何せ相棒の検索力でヤバいなんて言葉は初めて聞いたからだ、二亜からも通信が入る囁告篇帙で見たがアレは即死チートだから逃げろと
逃げる?いいや違う…何だろうかこの胸に湧き立つ思いは溢れ出るインスピレーションは!!
ハルトの中にあるのは歓喜 目の前にいるのは明確な強者であり不条理 以前 エレンに言った言葉 挑戦者はお前だ それを痛烈に返された気分である
故に挑まさせて貰おう…己に宿る全てを賭けて
「……………変身」
『アナザーライダー!ストリウス!!』
『バカ!一旦引けって言ってんだ!!』
ーだが放置という訳にもいくまいさ、それに俺の憧れなら必ずこの場面は逃げないー
アナザーストリウスに変身して
「ウォズ、ナツキ」
「はっ!」「おう!」
「ジョウゲン達と合流してピースメーカーに戻れ…最悪俺を置き去りにして逢魔に帰れ」
「かしこまりました…とでも言うと思いましたか?」
「え、いやちょっ!そうだって皆で倒そうよ!」
「うーん(そうだな最悪死に戻りさせて対策立てさせれば大丈夫だな)ウォズは無理するなよナツキは頑張れ」
「今恐ろしい文言が隠れてたな!!」
「気のせいだ」
「嘘だ!!っと!」
そんな合間にも攻撃されているが回避一択である….ふむやはり
「この力で攻撃を文字通り殺してたって感じか?」
モヤがあの天使だと仮定して防御に転用していた…けど目的の為には俺を殺す訳にいかなかったから死はなかった訳だ…けど今は攻防一体の武器として俺を殺しにきた
「成る程…とではどうされます?」
「決まってんじゃん、知ってるだろ俺がこう言う時に何をするかとか」
「愚問でしたね」
「だな」
2人は下がるとアナザーストリウスは魔道書の力を解放する
『GRIMOIRE READING!』
最強の矛と盾を破るならどうしたら良い?
そんな問いかけに魔王はこう答える
「盾を上回る出力の矛で押し切れば良い」
『THE STORY OF DESPAIR!』
頭上に浮かび上がる巨大な魔法陣から放たれる雷撃は寸分の狂いもなく崇宮澪へと襲い掛かる文字通りの雷速 常人では回避しようのないものである触れれば即死の盾で耐えられるだろうがな
「いつまで持つかな?」
とアナザーストリウスは無銘剣の力を解放する
無限に増えた無銘剣の鋒が全て澪へ向くと
「撃て」
それを合図とばかりに剣の雨が降り注ぐ天使で防御するが無効化能力により徐々に天使の壁も削れていく
此方は全知全能の書の力で最善手を選び続けられる…というより、この本の先の記述で気になるものがあった
「士道、いつまで自分の生まれなんてもので悩んでるのさ?そろそろ手伝ってよ」
「…………………」
まだ蹲る姿にハルトは失望した
「こりゃ期待外れだな刃王剣、今は世界を救う為に俺に力を貸せ」
その命令に従い刃王剣は動こうとするが士道から離れないというより士道が強く握りしめているのだ
「あのさ士道、早く手放せよじゃないと「俺も戦います!」へぇ…」
「俺だって守りたいものがある!これは代替品じゃない!俺だけのものだ!!」
「なら頑張りな、ほら吹っ切れたご褒美だ」
と現れた光の粒が士道の中に入る
「今のは?」
「全知全能の書の一端だよ、これで君も彼女のターゲットだな」
「元からですよ……令音さん…」
「シン、待ってて私が…」
愛する今は亡き者との再会 それを果たす為にどれだけの思いがあったのだろう、覚悟があったのだろう…それは察するに余りある
明日は我が身 奪う側から奪われるかもしれない
だが
「知るか……俺は俺達の幸せの為にお前をカードへ封印する」
「させません、そうなる前に俺が彼女を止めます変身!!」
『聖刃抜刀!!クロスセイバー!!』
「たぁ!」
『既読十聖剣!!刃王クロス星烈斬!!』
現れた十の聖剣が澪の天使へと突き刺さると聖剣は天使により朽ちていくが彼の想像にして創造の聖剣は再生し防壁へ亀裂を作る
「今だナツキ!アイツへぶちかませ!!」
「そう言うと思ったよ!」
『ブレイズ』
アナザーブレイズになり以前勝ち得たライドブックを起動する
『ラウンズ・オブ・キャメロット!』
『キングオブアーサー!!』
「変身!!」
『流水抜刀!!』
《高潔な騎士が剣を持ち、円卓を囲う》
《煌めけ、ラウンズ・オブ・キャメロット!》
《輝く、円卓の誓い!》
そして現れるは歪んだ騎士王 アナザーブレイズ・ラウンズオブキャメロット
万由里の時よりは弱体化しているものの力は取り戻し始めている
何より彼を愛する騎士王の力が引き出せるのだからと、ドライバーに装填したライドブックにある機能を解放 下部の数字を7に合わせると現れたのは世界を繋ぐ碇 ある世界を理想を捉えた 獅子王の最果てへと至る槍である
聖槍ロンゴミニアド 顕現
「借りるよアルトリア」
それは令呪を介して答えが出た
『承認だマスター』
「ありがとうアルトリア…愛している」
フッと仮面の下で笑うナツキだが、その言葉で勝ち誇るアルトリアと嫉妬に狂ったエルフナイン達との乱戦がピースメーカーで起きたことをまだ彼は知らない
『円卓議決開始(シールサーティーンディシジョンスタート)』
是は、生きるための戦いである ―― 《ケイ》 承認
是は、己より強大な者との戦いである事 ―― 《ベディヴィエール》 承認
是は、一対一の戦いである事 ―― 《パロミデス》 否決
是は、人道に背かぬ戦いである ―― 《ガヘリス》 承認
是は、真実のための戦いである ―― 《アグラヴェイン》 承認
是は、精霊との戦いではない事 ―― 《ランスロット》 否決
是は、邪悪との戦いである事 ―― 《モードレッド》 承認
是は、私欲なき戦いである事 ―― 《ギャラハッド》 否決
是は、世界を救う戦いである事 ―― 《アーサー》
「承認、決めろマスター」
「古き神秘よ死に絶えろ…古き謎よ尽く無に帰れ!!」
原初の精霊よ、お前の願いは純粋なものだ…自分でさえ共感を抱く だがお前は手段を間違えた歌姫の事件で学ぶべきだったのだ
触れてはならない奴の逆鱗に触れたのだと
「聖槍抜錨……ロンゴミニアドーーー!!!」
神秘の光が天使を砕いたのである
「……………っ!」
ボロボロになった彼女に近づきながら
「これで終わりだ…」
ラウズカードで封印するべきと取り出したら
「ハルトさん待ってください」
「は?なんだよ」
「令音さん」
士道は彼女に近寄ると一言
「俺とデートしましょう」
「「「はぁ!?」」」
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そんな感じで一時戦闘中断となったので取り敢えず戦果の確認である
「人造精霊ニベルコルは新旧四天王の奮戦で全員無力化、現在は逢魔の病院に搬送しています…ナノマシンやら何やらの対策もあるので色々警戒しながらですね」
「鞠奈もついてったよ」
「エレンとアルテミシアの2名は捕縛しました現在は地上拠点の牢屋にぶち込んであります」
「ウルティマからの報告によりますと…エレンとウェストコットは簡単に言えばこの世界にいる魔法使いの一族でしたと…そして魔女狩りで迫害されたから今度は自分達な迫害をする番だと」
「その気持ちはよくわかる、俺も同じようなことしてるし」
迫害した連中には地獄など見せて然るべきだろう報復はせねばならない…が
「まぁ俺の場合は実行犯2名は本国の地下牢でウルティマの拷問の実験台だしね!家族連中とかは最後は…そうだな地獄を見せてやろうかな」
ウルティマの実験台、それだけでテスタロッサもカレラもドン引きするに値するだけの苦痛でもあるのは言うまでもない…聞けば定期的に新しい毒の威力を試す実験台にされてるとか
『ハルがグルメ界?って所で見つけた毒持ちの生き物は良い毒持ってるね〜後は腐ってもハルの妹だよ無駄に頑丈だからつぎはもーっと強力な毒を撃ち込むよ』
『ムーーーーー!』
「まぁ虚な目で猿轡噛まされて毒針撃ち込まれていたがな」
「サラリと笑顔で言わないでくれない?」
「それとアルテミシアですが洗脳されていた形跡がありましたので現在医療施設に送ってます」
「ふーん」
「因みにアルテミシアに関しては折紙さんからお世話になった人だから助けてと助命嘆願がされてますが」
「なら全力で助けろ」
可愛い義娘の頼みなら断れないさ
「かしこまりました」
「ではエレンの処遇はどうしますか?」
「え?体内に凄い爆弾を埋め込んで記憶消した後、向こうの基地で起爆させろ」
まるで名案!とばかりのハルトの意見に幹部陣が騒めく
「「「「「「えええええ!!!」」」」」」
助けるんじゃないの!?という幹部陣の騒めきにハルトはあっけらかんとした顔で
「ほら!かの項羽も捕虜にした20万人を生き埋めにしたとか言うし捕虜を1人人間爆弾にするくらい大丈夫だよ!今まで散々ちょっかい出してくれたお礼もしないとね……何せ俺の師匠とその友人達に喧嘩売っただけに飽き足らず俺から束を奪おうとしたんだからそれ相応の苦痛を味わって貰わないと…」
*このセリフは主人公が言っています
「「「「「(そ、そうだった…この人最初から敵認定した奴には人権とか考えてなかったー!)」」」」」
ウォズと旧四天王は顔面蒼白になりながら、自分達はハルトの懐に入れて良かったと安堵していた…入ってなければ降格処分以外にも制裁があったと…逆に新四天王 特に一夏は普段の優しく温和な義兄しか見ていなかったのでダークサイドな義兄にビビっていた
『爆発オチなんて最低だぞ相棒!!』
『いやその前に怖っ!何か病んでるなら相談に乗るから!』
『やめろ!そんな真似したら主人公じゃなくなる!』
『……けど相棒ってテンペストのある世界やシンフォギアの世界で何万単位の人を虐殺しているから今更では?』
『『『『……確かに』』』』
本当にアナザーライダー達もハルトの扱いに慣れていた
「良いね〜やろうよハル!」
『しまったハルトと混ぜたら危険な悪魔(ウルティマ)が乗っかった!』
「無事の再会に安堵して皆の所へ駆け寄ったと同時に爆破させるか、愛する人の抱擁と共に爆破させるか…どっちが良いと思うウルティマ?」
「悩むねぇ…これは悩むよ……ハルが作った蕎麦の出汁を関西風か関東風のどちらにするかに匹敵する悩みだね」
「そんなに重要に聞こえんぞウルティマ、因みに私は我が君の蕎麦なら関東風だな天ぷらがあると尚良い!」
「私は関西風ですわね…後、私のお昼はざる蕎麦でお願いしますわ」
「あ、ならお昼は蕎麦作るね!」
「えぇですが昆虫のかき揚げや天ぷらは辞めて下さいまし」
「勿論だよ!トンボの天ぷらやコオロギのかき揚げはウォズとナツキだけにするね」
「我が魔王!?」
「「「「「「異議なし」」」」」」
「そんな!!お慈悲を!!」
「美味しいから大丈夫だって!!はぁ……分かったよウォズ」
「我が魔王!」
「トンボやコオロギが嫌ならカイコや蜂に変えておくね!」
「違うそうじゃありません!!」
「「うーん……」」
「会話を続けましょう我が魔王!私の食事がかかっています!!」
とまぁ捕虜に人権などないと考えている魔王と悪魔の残虐コンビは置いといて士道は令音とデートをしているのだが
「そういやぁナツキは?」
「彼は今頃、エルフナインさん達に説教されてますね」
「あぁ…成る程」
さっきのアルトリア愛してる事件だな…頑張れナツキよ死に戻ってそうじゃない道を探せ
だが魔王は知らない ナツキが死に戻る時 並行世界の自分にその記憶が送信され黒狐世界のナツキを苦しめている事を
その頃、黒狐世界のナツキは頭痛に倒れていた
「ぐああああ!な、何だ今のは…今まで記憶に出てきた女の子達に取り押さえられて…そのまま押し倒されて糸鋸で体を……お、おのれハルトおおおおお!!」
飛んだ冤罪である
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そんな小休止をとった後 ハルトがした事は
「みんなー!昼ごはんできたよー!」
その一言に全員が全神経を尖らせた、どんなゲテモノが出るのだろうと
「今日はビリオンバードの天ぷら蕎麦!ごめんね!戦いが終わった逢魔で大きな宴会をやろうぜ!だから死ぬんじゃねぇぞテメェ等!!」
「「「「「「「「うおおおおおおお!!!」」」」」」」
「何だよ皆、そんなに嬉しそうに「昆虫食ではないぞ!」え、そっち?」
「良かった生きて明日の朝日を拝めるぞ」
「あぁ本当に良かった!!」
「ったく失礼な…あ、ナツキ大丈夫か?」
「あ、あぁ……」
ナツキはゲッソリした顔で歩いてきた、どうやらかなりの修羅場だったのだろう
「そんなお前には精の付くものを選んだぞ」
「助か………る?」
「カブト(カブトムシ)、ザビー(蜂)、ドレイク(蜻蛉)、サソード(サソリ)の天ぷらをつけた、オールゼクターコンバイン蕎麦…違うな名付けてパーフェクトゼクター蕎麦だ!!」
そこにはカブトムシの成虫と蜻蛉とサソリの天ぷらに蜂の子が浮いている、見るからに危険な蕎麦があった
クローントルーパー達は美味しそうと思ったがそれ以外の面々は戦慄していた
危なかった、ウォズの失言で下手したら自分達はアレを食べていたのかと
「マジで昆虫食にしたのか!!」
「はははは!有言実行するともさ!あ、追加でパンチ、キックホッパー(バッタ)も彩りに加えとくね」
「ふざけるなよ!こんなの食べられるかぁ!」
「………ん?」魔王覇気
「い、いただきます!」
「よろしいお残しは許さないよ?ケタロス、コーカサス、ヘラクス(カブト)が入れられたくないならな」
「…………俺さ死に戻ってこのルートを回避する道を探すんだ!」
「安心しろ何度ループしたって必ずこの結末に辿り着くからな」
「そんな……嘘だ!!」
ハルトは笑顔でナツキのフラグを立てたのであった
それを見ながら新四天王はと言うと
「何がエモい感じだが」
「どう足掻こうとも、あの昆虫の天ぷら蕎麦は避けられないルートって事だよね?」
「可哀想に……うむ美味い」
「興味半分で一口食べてみたくはあるかも」
「止せ織斑屋、その先は地獄だぞ」
と話しているがナツキは顔面蒼白なままである
「こ、こんなの……」
「大丈夫ですよナツキさん!」
「エルフナイン…」
「食べて精をつけて、また頑張りましょう!」
「あれ?これどちらにしても俺詰んでね?」
「そうだ!はい、あーーん」
エルフナインはカブトムシの天ぷらを箸で掴んでナツキの前に出す
「よせえええ!笑顔で昆虫の原形を見せつけながらのアーンとか辞めてくれええええ!」
涙目で後退りするナツキに
「(愉悦)」
と何か心が満たされていたハルトなのであった
涙目のナツキの口に突っ込まれたカブトムシの天ぷらをポリポリ咀嚼して飲み込むと
「あれ?以外と美味しい、何か土臭くないな」
「当たり前だ!料理で俺がまずいものなんか出すかよ失礼だな!ちゃんと処理食べられるものを出すよ!…けど黒狐から教わったレインボージュルリラは未だにレシピ通りにいかないんだよ…何か隠し味があるのかな?」
ーそれは知らない方が良いと思うー
「え?」
「…………助かったよ、んじゃいただきます」
ナツキがフライドポテト感覚でトンボの天ぷらを食べている姿に全員何とも言えない感情が去来していたという
「因みにダイナマイトンボの天ぷらだ体内で起爆食材を食べても威力を抑えてくれるぞ」
「どんな状況想定してるのハルト?んじゃこの蜂の子もグルメ食材だったりする?」
「ん?それはその辺の山で俺が巣ごと捕まえたスズメバチだ」
ザワッ!と震える面々であった…
「飛びかかる1匹ずつをノッキングしたから以外と時間かかったんだよなぁ…俺もまだまだだよ」
「マジかよ……以外といけるな…食わず嫌いはダメだなぁ」
「そうだろうそうだろう」
「今更ですが昆虫食べた人とキスはしたくありませんね」
「あ、しまった」
「まぁ明日すれば良いよ」
「そうですね!また明日……逃げないでくださいねナツキさん」
「俺は今ほど今日に感謝したことはない!」
「良かったね」
何故かナツキは助かったのだが
「陛下!私にもその蕎麦を!」
やはり何処でもチャレンジャーはいるものである
「うむ。お前には特別に天ぷらをオマケしてやろう」
「ありがとうございます、いただきます!!」
と出された蕎麦をズルズルと食べたトルーパーは一言
「うわ、美味しい!!」
「「「「「何だと!!」」」」」
その日からパーフェクトゼクター蕎麦は裏メニューとして有名となったのである、何故表にならないか?簡単だよ女性陣から反対にあったからである
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そして士道は澪とデートしているのだが
「ウエストコットが何もしないのが気になるな」
向こうの狙いが士道のクロスセイバーだとしたら仕掛けるのは今なのにと分析している
「モスの調査でも残党は動いてませんわ」
逢魔の諜報も担当しているテスタロッサの側近が調べても動きなしか…しかし彼も働かせ過ぎているから色々と労働時間などは考えないとな
「この間の戦いで叩いたからな、そう言えばDEMの複製機は…」
「調査によると破損しているようですわね」
「よしハウンド、コマンドー部隊を送り込んでDEMの複製機を破壊しろ」
クローンコマンドー部隊 それはクローントルーパーの中でも最精鋭の分隊であり各々が何かしらのスペシャリストである
彼等の任務達成率は非常に高く実は逢魔が様々な組織や国家との抗争においては必ず重大な場面に投下されるのだ
「イエッサー…しかし以外ですね陛下が彼に忖度するとは」
「うーん…まぁ俺としては霊力だけじゃなくて存在そのものを封印しておきたいんだがな」
個人としても王としても被害者が0とは言え下手人を放置しておくのは問題なのである、周りに舐められる可能性もあるし、そもそもの遠征で成果なしでは示しがつかないのだ
「ままならんよなぁ〜」
『以外だな、お前がその辺まで考えてるとは』
「そりゃ俺だって色々考えてるよ」
『今日の晩飯何にしようくらいだろ?』
「まぁそうだな…今日の宴会の主菜は肉か魚かで悩んでるよ」
『たいした事ないな』
「いいえアナザーW、それは逢魔王国全体を揺るがす重大案件でありますよ!」
「えぇ、皆の士気にも関わりますわ!!」
「大事な事だよ!」
「我が君の食事は我等の明日に関わる!!」
『本当にお前ら過保護過ぎないか!?』
「それに……俺にはこれくらいでしか皆の役に立てないから……あははは…今日は何を捌こうかなぁ……」
『怖っ!?』
『メルク包丁片手に笑うな!!』
『そう思うなら国家元首として最低限の教養や帝王学を習え』
「まぁそうだな……テスタロッサ悪いけど「私で良ければお手伝いしますわ」ありがとう」
「ねぇハル、それならボクが教えてあげるよ」
「いや私に任せろ我が君」
「あらハルト様は私をご指名よ?」
「まだハルから了承得てないよね?」
「得てないなら私達でも問題ないな?」
何でか最近バチバチしている三人娘だな…いや前から張り合ってはいたが最近は何か別方向でバチバチしてるようだな
「陛下、あちらを!」
「ん?……え?ええええ!」
映像には士道と澪が 仮面ライダーマルス…アイザック・ウェストコットに襲われている所に颯爽と現れた炎の塊…否
「オレンジのガッチャード!?え!一夏の奴いつの間に強化フォームに目覚めたのさ!!」
「いや一夏は別場所にいますよ!」
「なら誰がガッチャードに変身して…んな事より行くぞ相棒!」
『テレポート』
そして転移した先ではマルスを退けた謎のガッチャードが2人の前に立っていた
「待て!!」
「っ!」
「お前は誰だ!何で一夏と同じガッチャードライバーを使ってる!しかも赤色だとぉ!……カッコ良いじゃないか!!」
『そっちか相棒!?』
ガッチャード?は慌てて銃を構えるがハルトは待てと手を突き出す
「待て、俺は敵じゃないよ」
「だな、お前には二つの選択肢がある、一つは俺を見逃すか、一つはウエストコットを共に倒すか?」
「ふむ…先ずはウエストコット!何故お前は精霊を狙うんだ」
「はは…僕は彼女の絶望する顔がまた見たいのさ!」
「また…ねぇ」
どうやら彼女を前に一回絶望させたようだな…うーむこの人の相手は俺じゃなくて俺の希望(仮面ライダーウィザード)に頼んだ方が良さそうな気がしてきたな…あの人ならきっと、この人に罪を償わせることができるだろう…だが俺は違う
「絶望する顔が好きねぇ…奇遇だよ俺も何だよ特に嫌いな奴が絶望していく顔が大好きなんだ…アイザック・ウエストコット…絶望の悲鳴を俺に大声で聞かせろ」
『ストリウス・セット』
「変身」
『アナザーライダー!ストリウス!!』
アナザーストリウスに変身するとそのままマルスへ無銘剣片手に斬りかかるがアップルプリンガーで受け止められてしまう
「無駄だ、前回は不覚をとったが今回はそうはいかないよ!」
と背後から現れたのは洗脳されたのか虚な目のニベルコル達、まさか!
「はははは!試作品は自我が強かったからね後継モデルは自我を奪ってあるんだ」
「OK、テメェには地獄すら生温いな」
絶対殺す誰が止めても許されないことをしたぞコイツは
「さぁ変身しろ!」
と取り出したのはジューサーのようなドライバー…え?ゲネシスドライバー!?
「財団Xの支援品だよ彼等も良いものを作るからね君の奥さんが開発したドライバーをそのまま複製したんだよ!」
そのまま複製?ならね此方にも考えがあるよ?
「束」
『はいはーいキルプロセス!!ポチッとな』
同時に彼女達のドライバーに放電が起こるとドライバーが自壊したのであった
『ふはは!!束さんのドライバーには原作再現をする為にキルプロセスを搭載しているのだよ!因みに戒斗やザックのドライバーにはつけていないのさ!』
「流石束、レジェンドの皆様への配慮だな…」
アナザーストリウスの力でアルターブック、ピラニアのランチの力を使いピラニア軍団で彼女達の動きを止めて貰うとハルトはピタリと動きを止めると
「………………」
しかし凄いなぁ今まで色んな人が俺を怒らせてきたけど家族以外でここまで怒ったのはシンフォギア世界以来かも知れないな…風鳴機関は必ず潰す
ゆらりと体を起こしてマルスを睨みつけた
「お前、俺の娘に手を出したんだから…それ相応の覚悟はあるよな?」
ーあはは、俺にも人の親としての優しさってあったんだぁ…あんな屑達しか知らないのにー
『相棒の闇深いな!』
『まぁ心の闇がグリモワールの力を強めてるから大丈夫だろう』
『だな危なくなったら俺達が戻せば良いだけだし』
「アレが娘?あれは遺伝子が同じだけ道具だろう?」
更に燃料を投下するバカに対して溢れる怒りの黒いオーラを見ていきなり現れたオレンジ色のガッチャードは士道と澪を守りながらジリジリと後ろに下がる
アレはダメだ関わってはいけない
「美九以外にハルトさんの地雷を踏み抜く奴がいるなんて」
「構わないよ、私からしたらアレは好みじゃない…寧ろこの世から消えて無くなれば良い」
「令音さん!?」
「はぁ……この世界でもハル兄は過激だなぁ」
「え?今なんて…」
「おっと何でもない、五河士道急ぐんだ彼女のデートを続けろ!でないと大変な事になる」
「大変なこと?」
「具体的には常葉ハルトが彼女をカードに封印して怒りのまま世界を滅ぼす」
「大至急行ってきます!行きましょう!」
「え…私はもう少しあの男がタコ殴りにされる姿を見たい」
「令音さん!?どれだけあの男を恨んでるの!」
「それは原作読んでとしか」
「原作って何!?」
ーーーーーーーー
『ゴールデンオーレ』
「これでどう?」
クラックが開いてヘルヘイムの蔓がアナザーストリウスに襲い掛かるが
「なにっ!」
命令を無視してマルスの体を締め上げ始めたのだ
「…………………」
今更だがハルトは種族 怪人王となっている影響で様々な仮面ライダー世界の怪人の特性を有している、つまりヘルヘイムの住人 インベスの長 オーバーロードでもある まぁ森の支配権は始まりの男に比べると小さなものだが
「金メッキの贋作に劣ると思われてる方が心外だよ」
蔦の一、二本の所有権くらいなら難なく奪えるのだ
「せい」
アナザーストリウスのまま力を行使するのも悪くないな…なら
「お前も暴れたいよな」
『カリュブディス』
「らぁ!」
「っ!」
久しぶりのカリュブディスメギドの背後からザルツドラの一撃を受けてしまうマルスは転がってしまう
「良い子だ、カリュブディス」
「ありがとうございます、ハルト様」
最近は逢魔の闘技場で名を馳せており、ハートの戦いは会場一のベストバウトと名高いのである
「久しぶりの実戦だが鈍ってないよな?」
「勿論ですとも」
「んじゃ行くぞ」
「はっ!」
「二対一とは卑怯じゃないかい?」
「最初から弱い女子供痛ぶった挙句、絶望させた顔が見た喜ぶ変態に言われる道理はねぇよ何なら俺の憧れが一番嫌う邪悪だ」
「君の?へぇ…憧れねぇ……あぁ…あの時会社にいた人達か…それならその人達を殺せば君は絶望すー
マルスはその言葉を話す前に再びヘルヘイムの蔓で拘束された後何度も何度も地面に叩きつけられたのである最後は近くの柱が破壊される勢いで叩き潰されたのであった
「………………………」
『あーあ俺達しーらね』
『だなハルトの家族だけじゃなく憧れのヒーローまで…死んだな』
『骨すら残らないだろうさ可哀想に』
そんな相棒達の声が届かない程にハルトの頭は怒りで真っ白になったのに口から溢れた言葉は今までにない程にドス黒い感情が溢れていた
「ぶっ殺す」
次回
ハルトの逆鱗に触れたウエストコットを袋叩きにしている最中 デートをしていた令音から士道に告げられる
「え…十香が消える?」
「そうだよ私が彼女がどちらかを選ぶといい」
「俺は……」
各々が葛藤する中 導き出した答えと新たな仲間 そして現れる未来の厄災 アナザーバールクス 彼の目的とは
次回 デートアライブ編 最終回+リバイスIFコラボ編(大変お待たせしました)プロローグand魔王目線の1話!お楽しみに!!