前回のあらすじ
ライセン迷宮を攻略したハルト達 2号ウォッチを獲得そしてデートアライブ世界で会ったマーリンを仲間にしたのであった!
そしてハジメ達が拠点にしていたブルックの町を引き払う用意をしていた頃
「んじゃ会議を始めるぞ議題は俺達の身分証をどうしようだ」
「それは我が魔王がアナザージオウⅡの力で拵えるのは如何でしょう?シンフォギア世界でやりましたよね?」
「しかもこの世界って見た感じ偽装するの簡単そうに見えるけど?」
「うーん……いや作れはするんだが……それするとエヒト…まぁクソジジィと因縁ある邪神が俺達に気づく可能性がある」
「世界超えてる段階で気づいてると思いますが?」
「けど誰か来た?くらいなら大丈夫だが明確にアナザージオウの力を使って俺たちが来た!って言うのはまずい…多分クソジジィ色々やらかしてるだろうから」
変な信頼がある…あのジジィの気まぐれはとんでもないからな!!というと未来で振り回されてる組は納得の表情をする
「あぁ…成る程」
「という訳で俺達は非合法の方法で合法な身分証を手に入れないとなりません!」
「凄いな…そんな悪い事をはっきり言うなんて」
「だが俺はこの世界に……そんなコネはなぁい!!」
「威張って言う事ですか?」
「慣れなさいカレン、これが旦那様よ」
「いつもこのように道家を演じられております」
「慣れると楽しいですよ」
「は、はぁ…」
「だからお前たちの意見を聞いて色々やってみようと思う!さぁブレイクスローイングだ!」
「ブレインストーミングですかね?」
「壊して投げてるね」
「ハルト坊らしいがな」
「この馬鹿具合…まるで実家のような安心感!!」
「何処にそれを感じているんですか?いやまぁ感じますけども」
「不敬だぞお前たち!!」
「けど実際、ハルトさんの意見にも一理あります私達だけ宿屋使えないとか物資の補給とか色々不便ですもん」
「ハジメ殿に依頼するにしても量を考えると不自然極まりませんし」
となるとうーん…
「あ!魔王ちゃんがワームの擬態能力使って民間人と成り代わる!」
「そんな真似したら俺は天の道を行き総てを司る人や神に代わり剣を振る男に殺されます!!」
「ではハルト様がロイミュードの力で擬態を」
「そんな事したら死神に処刑されるわ!!」
「けどそれは?」
「本望!!」
イエエエエエイ!とベアトリスとハイタッチするハルトであったが真面目にやれとばかりに威圧されたので素直に会議を続ける
「となるとアレかぁ…」
「あれ?」
「簡単な話だ非合法組織を物理的な交渉で従えさせて身分証を作らせる!!そうすれば俺達が偽装した痕跡は残らないし情報収集も楽になるぞ!」
「成る程悪党退治ですね、でしたら私にお任せを」
「良いですねカレンさん!私もお供します!」
「話聞いてました?退治じゃないですよ!!」
「あと発想が既に悪の組織なんだよぉ!!」
と嘆くナツキに対して、慌てたトルーパーがドアを開ける
「た、大変です陛下!!」
「騒々しいですよ、どうし「ゾル大佐なる軍服眼帯の男が陛下に会わせろと!」ゾル大佐?」
「それ鳴滝さんじゃん、コスプレしてまで何しに来たのあの人?」
ディケイド劇場版で鳴滝はディケイドを倒すのにゾル大佐を名乗っていたので偽名だろうと思っていると
「側にイーっ!と手を上げる全身黒タイツの兵士達と一緒に「急いで客間に通せ!!」はっ!」
ハルトは青い顔をしながら慌てて身なりを整えて客間に入る
「お…お待たせしました、私が逢魔王国国王 常葉ハルトでございます」
「ショッカー幹部 ゾル大佐だお会いできて光栄だ怪人王」
「此方もです、かの仮面ライダー相手に半世紀以上も戦う伝統ある秘密結社の幹部とこうしてお話出来るのですから」
「それは良かった…しかし噂とはアテにならないな」
「噂ですか?」
「怪人王は古今東西の怪人を従えるも粗野で粗暴、礼節なんぞクソ喰らえな奴と聞いていたが実際会ってみるとキチンとしているではないか」
*それはハルトが伝説の存在だからと敬意を払っているだけです
「それは良かった…しかし噂を流した者にはそれ相応に仕置きと行きましょうか…」
具体的にはheavenの材料行きだ慈悲はない
「そうしてくれ」
「それで悪の秘密結社ショッカーの幹部が態々我々に何の用でしょうか?」
「単刀直入に言えば同盟関係の締結だ」
同盟?
「………………………申し訳ない疲れからか聞きそびれてしまったもう一度お願いします」
「我々ショッカーと逢魔王国の同盟関係締結だ」
「……………………」
情報が完結しないハルトが向かったのは
精神世界
「あ、いやなんでさああああああああああ!」
「落ち着け相棒!」
「何で世界征服企む悪の秘密結社が俺達みたいな勢力との同盟関係求めてんの!普通傘下になれ!とかじゃないの!!あと俺仮面ライダーのファンだよ!それ知らないの!?」
「落ち着くのだ相棒!」
「これが落ち着いていられるかぁ!どうなってんだよショッカーと同盟とか…マジで悪の道を進んでるじゃん!!」
「まぁ色々やらかしたから声はかかると思ってたがな」
「俺が一体何をした!」
「自分のやらかした事を振り返れ!!」
「うーん……ショッカーに目をつけられるような事したかな?」
「オーマジオウ、ディケイド と戦い色んな仮面ライダーと面識を持ち、更に行く先先の世界で逆らう奴等を問答無用でジェノサイド!していく奴だぞ?興味を持たない方が不思議だぞ!!」
「つまり?」
「客観的に見ると、お前は新進気鋭な悪の組織のリーダーだ」
「ウソダドンドコドーン!!」
ーーーー
「ど、同盟ですか」
「驚かれましたか?」
「え、えぇまさか伝統と格式高いショッカーが我々のような零細組織と同盟など…」
「我々とて関係を持つ相手は選ぶ、それに立体映像とはいえ仮面ライダーを倒せる勢力を無視できる程、我々も愚かではないぞ」
「え?まさか迷宮の「えぇ一部始終見させて貰った」おぉ…」
「それで如何だ我等との同盟関係締結は」
「……………いや素晴らしい提案なのですが…そもそも貴方達にメリットあります?」
「何?」
「いや、俺たちはショッカーって後ろ盾が手に入りますが貴方達が俺達と手を組むメリットが見えないと言いますか…」
「ほぉ…」
「流石に対等とまではいきませんが少なくとも格差ない関係でないと」
「成る程な…では話すとしよう」
ゾル大佐曰く
ネオタイムジャッカー絡みの案件であると
何でもアイツら各世界にあるショッカー支部を潰して技術やら敗残兵やらを取り込んで今の勢力を作ったのだと
それはつまりショッカーという組織を敵に回したに他ならないのだが
「いやアイツら馬鹿だなぁ〜ショッカーに刃向かうとか」
「そうだな…だが奴等も中々に粒揃いでな我々も仮面ライダーと並行して奴等と当たるのは難しいのだ」
「つまり現状奴等とバチバチやり合ってる俺たちにネオタイムジャッカーの相手をして欲しいと?」
「そうなる勿論此方も支援するがな」
「と言いますと?」
「我等ショッカーは様々な世界に支部がある、その世界にある拠点を一つ貸し出そう」
「おぉ!」
「そしてだ、聞けばこの世界の身分証に困っていると聞いたぞ」
「えぇどうしたものかと」
「ならばその辺も我等に任せよ、ショッカーハイリヒ王国支部の連中に身分証を作らせる」
「至れり尽くせりで怖いですな……え?この国にもショッカーの支部が?」
「うむ、何先行投資だとも…我等とてネオタイムジャッカーの蛮行にはうんざりしているのだ」
「こりゃ期待に応えないとダメだな」
「でないと困る」
「………」
このタイミングで大組織からの同盟の提案元より断る気はなかったが…ここまでの条件を引き出せた欲を掻くのはダメだな
………………ん?何か外が騒がしいな
「ちょっと失礼」
と扉を開けてみると外で泣いているネガタロス
「いや何泣いてんだお前?」
「ボス!俺は感動したぞ、まさかあの大組織ショッカーに同盟を結ぼうと声をかけられるとは…やはりボスは俺が見込んだ通り悪の組織のボスになるべくして生まれた存在だ!」
「いや俺は国王だからね?」
「つまり生まれながらの王でありながら悪の組織のボスという事か!」
「戻ってこいネガタロス!!ショッカーに会えて興奮してるのは分かるけども!!」
頭に金ダライを落として目を覚まさせると
「申し訳ない、ゾル大佐…その同盟の件 お受けします此方もネオタイムジャッカー案件では迷惑かけられていますので」
「かたじけない」
「後悔はさせません、ネオタイムジャッカーは殲滅します」
ーーーー
んで
「ショッカーという大口の同盟相手が出来たって訳」
「魔王ちゃん正気なの!?」
「これはめでたい!魔王様と逢魔が名実共に悪の組織として認められたという事ですね!」
「だから悪の組織違うからね国だから」
「お、俺はこれ程までにボスに感動した事はない!このネガタロス!怪人軍団長としての働きを約束する!!」
「お前等は落ち着け!!」
フィーニスとネガタロスは喜びを全身で発しているが
「おいハルト、大丈夫なのか?そんな真似したらオーマジオウが黙ってないぞ?」
「だ、大丈夫だよ俺は別にショッカーの一員じゃないし多分だけどオーマジオウはその辺狙ってんじゃね?」
「は?」
「ライダーの王がオーマジオウなら俺が怪人やらを束ねる王になる、そしたらバランス取れるんじゃないかな?お互いに足りない部分を補える意味で」
要するにオーマジオウはライダーを俺は怪人や悪の組織をそれぞれ統治する王となる構想だ
「おぉ…何か訳ありな感じですね」
「という訳でショッカーの人たちが用意してくれたステータスプレートが此方です」
そこにはこう書かれていた
常葉ハルト 天職 魔王
と
「ふぁ!?」
思わず声に出てしまったが
「これがステータスプレートか…」
「いや待てお前等!俺の天職が魔王だぞ!何かその辺にツッコミ入れろよ!」
「いやいや今更だろ?」
「まぁ料理人と思ってたので魔王なのは驚きましたが…」
「となると俺の天職は勇者か救世主だな!!」
野田ナツキ 天職 大道芸人
「何でさあああああああ!!」
「「「「「ははははははは!!!」」」」」
同時にゲラゲラ笑う面々であった
「ハルトの奴細工してねぇよな!」
「してねぇよ多分体張るのが仕事だろうな」
「誰も望んでねぇけど!?」
「頑張れ」
「いやだぁ!!俺だって勇者とか賢者とかそんなカッコ良い天職が良い!!」
「哀れだな」
「うんうん」
さて、そしてハルト達はハジメ達と一旦合流すると
「成る程な隊商の護衛任務か」
「あぁ依頼をこなしながらだから、合流するのに迷惑かける」
「気にすんなハジメくん、俺も俺でごたついてるから助かるよ」
「どうしたんだ?」
「ショッカーが同盟申し込んできた」
「何!?」
「取り敢えず終わってからの合流になる…んで、その隊商の名前は?」
「えーと、モットーユンケルって人の隊商だ」
「何だ、その栄養ドリンクみたいな名前の人」
「俺もそう思ったよ」
「道中に護衛付けようか?」
「いや流石にそこまでは…」
「目的地は?」
「フューレンって町だ」
「OK、フューレンだな合流場所は…」
細かな打ち合わせをした後、ハルト達は
「んじゃフューレン行きたい人!」
とハルトが人員を尋ねると皆が手を挙げた
「うーむ…どうするか」
流石に今回はネガタロス達は無理だとなると
「ウォズと……一夏とハウンド頼める?」
「イエッサー、アーマーは収納しますが大丈夫ですか?」
「問題ねぇよ、この間のベルトがあるだろ?」
「確かに」
「お任せを」「俺も良いの!?」
「あぁ楽しい楽しい課外授業だ…ジョウゲン達は念の為に待機な……ショッカーの奴等が良からぬ動きを見せたら俺に知らせろ…ネガタロス!ゴーストイマジン!一夏に取り憑けよ危なくなったら」
「「サーチアンドデストロイ!!」」
「よろしい!逢魔やその関係者を舐めた相手は皆殺しにするのが逢魔の流儀だ!!」
よく訓練されているなと頷くも
「何も宜しくないからね!!」
「あの…」
「私達は如何しましょう?」
と手を上げたのはカレンとオリガである
「え?そりゃたい「お待ちを主!護衛もなしに街を出歩くなど危険では?」大丈夫だよ逢魔でも偶に仕事抜け出して街へ歩いてる」
「我が魔王?」「陛下?」
「ってナツキがあらぬ噂を流してたなぁって」
「「ナツキ」」
「何でさああああああ!!!」
ーごめん、今回はマジで…ー
冤罪をかけた事を内心で反省したハルトはその日のおやつのスコーンに多めにシロップをかけてあげたのであった
んで持ってメンバーは決まった…はずなのだが
「なーんで三人も来るかな?」
ベアトリス、ベルファスト、アンティリーネも付いてきたのである
「私は千冬さんに変わってハルトさんの暴走を止める役目を」
「私はご主人様にメイドとしてご奉仕する為に」
「私は旦那様と一緒にイタズラする為よ」
「流石アンティリーネ分かってるぅ!」
「今のメンバーだと私が長いのよ!」
イエエエエエイ!とハイタッチをする2人にベアトリスは怒鳴る
「2人とも!!」
だがそうなると
「移動手段どうしようか」
元々4人の予定だったのが増えて九人だ
「トライドロンは4人乗りだし、バイクだと……一夏、バイクの運転してみる?」
「いや俺はバイクの運転は出来ないよ「愚か者ぉ!」何で!」
ハルトのハリセンの一撃が一夏の側頭部を捉えた
「仮面ライダーなんだからバイクくらい運転出来なくてどうすんだ!ほら見ろゴルドダッシュが泣いてるぞ!!」
確かに懐に入れているゴルドダッシュのカードから泣いてる声…いや事情知らない人から見ると怖いな!!
「じゃあハル兄は運転出来るの?」
「あったり前よ!!」
「………免許は?」
「一夏………バイク運転に必要なのは免許じゃない技術だ!!」
「まさかの無免許ライダー!?」
「だっていちいち世界移動する度にバイクの免許取るの面倒くさいじゃーん、それにライダーマシンは持ち主の思考通りに運転してくれるから実質自動運転だしな」
「悪い笑顔を浮かべない!!」
草加スマイルを浮かべるハルトにハリセンを見舞う一夏なのであった
「そろそろ真面目に話しましょうか」
「9人の移動かぁ…」
「んじゃウォーカー使う?」
ハルトの目線の先には6脚と大砲を装備するクローントルーパー達の戦車兼装甲車ことATTE、通称ウォーカーである歩くのは遅いがあらゆる環境への運用が可能であるが
「けどさこの世界で徒歩移動は無理じゃない?」
「馬車で良いんじゃないか?」
とナツキが言うから
「ほぉ……ならば馬車を用意するか」
んで
「何で俺が馬なんだよ!!」
ナツキが馬のスペースに立たされていた
「まさかいつぞやの馬車馬のように働け!を体現してくれるとはな…俺は嬉しいぞ!!」
「誰も物理的に馬させられるとは思わねぇよ!そこはお前がホースオルフェノクの激情態に変身して引けよ!」
「我が魔王に馬車馬になれと?」
「それは図々しいんじゃないかな?」
「王を馬乗りにしてよいのは奥方様達だけだ!!」
「それは夜の意味ではないか!?」
「ぐぬぬ……」
「よし行けナツキ!!」
「いやコレは色々問題あるのでは?奴隷制あるといってもあんまりですよ」
ベアトリスの鶴の一声で
「ごめんアルトリア…ドゥンスタリオンにこんな真似させて」
「大丈夫ですよマスター」
「問題ない……だが魔力供給は頼むぞ」
「う……うん」
「良かったなナツキ」
「いやこの状況は素直に喜べないよ!!」
さて馬車にゆられていると
「ごめんハルト、酔った」
「お前マジか」
乗り物酔いしていた、そりゃサスペンションない馬車+舗装されてない道での移動だからなぁ…
「んじゃアルトリアに膝枕してもらえ」
「お、おう……お願いアルトリア」
「「はい……マスター失礼、どちらの私でしょう(だ?)」」
異口同音とはよく言ったものである、だが何故だろう2人の目からハイライトは消えているので
「……………………2人で」
2人が交互に膝枕をしている現状を写真に撮ると
「よし送信」
「おい待て誰に送った」
「エルフナインとマドカ」
「………………………」
ナツキは乗り物酔い以外の理由で顔面蒼白になったのは言うまでもない
「因みにマスターはどうなのよ?」
「俺は魔王化した時に状態異常耐性が出来たから乗り物酔いしないからなぁ」
「そう残念ね」
「残念じゃないかな…眠たくなったなぁ…」
わざとらしく言うと
「分かったわよ。ほら」
「ん、ありがとう」
そして暫く揺られて日も暮れ始めるのを見てハルトはコネクトの魔法で食材を取り出すと
「んじゃ飯作るか」
「何作るの?」
「シチュー、野菜とか肉とかバランス良くいけるし」
あと、鍋に入れて煮込めば良いのは洗い物やら少なくて済む水の節約にもなる、まぁコスパの問題だ
そして暫く煮込んでいると
「我が魔王」
「わーってる山賊か魔物だね?」
「愚かな」
「狩り開始」
「魔王様の食事を邪魔しようとは…万死に値します!!」
「豚のような悲鳴をあげさせてやろう!」
殺意が高すぎる旧四天王だが
「そうだな……そうだ先制攻撃と行くかな……ハウンド!」
「はっ!」
「この間渡した帝王のベルト、その力の一端を見せてやれ」
「イエッサー」
するとハウンドはアタッシュケースから携帯をドライバーを取り出す
そして腰につけて携帯を開いて変身コードを入力する
3・1・5 Enter
『STANDING BY』
待機音と共に何度も練習したのか携帯を上に投げてキャッチすると
「変身」
『COMPLETE』
途端にハウンドは青い光に包まれると現れたのは純白の装甲にψをイメージしたような頭部に背中には天のベルトと呼ばれる由来となった飛行ユニット フライングアタッカーを装備した
大空の支配者 敵を狩る猟犬
仮面ライダーサイガ 変身完了
「これがベルトの力ですか」
「そうだよ」
「我が魔王!このベルトは」
帝王のベルトは完全にオルフェノク専用 つまり人間が使えば死を意味する危険なベルトなのだが……
「大丈夫、キャロルに頼んで人間にも変身できるようにしてるから…後は上の上とも言えるハウンドなら使い熟せるって俺の判断だよ」
「では行って参ります」
それだけ言うとフライングアタッカーを起動し目標へ飛翔すると、その目には武装した山賊達がいた
「賊ならば慈悲はいりませんね」
呟くと同時にフライングアタッカーから高濃度フォトンブラット弾を連射 突如空からの奇襲を受けた山賊達は突如、灰となっていく仲間達が1人、また1人と灰になる中 頭目らしき男は馬に乗り逃げようとするが音速には及ばす落馬させられて捕まってしまう
「たたたたたたたのむ!見逃してくれ!!もう足を洗う!だから助けてくれえええ!」
「貴様はそう言った罪なき人間にどう答えた?」
「あ……」
「ならば答えは同じだ、その身で受け取れ!」
「ぎゃああああああ!!」
それだけ言うとサイガはフライングアタッカーで飛翔しそのまま最高度に達すると急降下し地表スレスレまで接近するとそのまま頭目を地面に叩きつけたのである、生身の人間がそんなGと威力に耐えられる訳もなく頭目は何も言わない骸となった…というよりミンチより酷い状態になったのである
数秒後 サイガはハルトの元へつき変身を解くと
「流石だな」
「まだまだです自分も鍛錬あるのみだと解らされました」
「真面目だな」
「いや、陛下が不真面目なだけでは?」
「んじゃ不真面目にハウンドの飯はなし!」
「そんな殺生な!!」
途端に笑いが起こるがハウンドからしたら死活問題なのであった。まぁ無事にシチューにありつけたのだが褒美に大盛りだったのは言うまでもない
そんで先にフューレンの街を目前にして
「んじゃアンティリーネとカレンとオリガにはコレを」
聞けば亜人は基本奴隷しか街にはいないと言う事と奴隷じゃないと人攫いのターゲットにされてしまうのだと言う…まぁ彼女達を狙おうものなら四肢をもがれた後、生きたままプレス機に潰されてheavenの材料になるのだが…
「これは街で君たちを守る意味があるんだ奴隷制なんてあるらしいからな」
「ま、だよねぇ」
「主の命とあらば」
「あとベルファストもチョーカーは外してくれ余計なトラブルを招きたくない」
「かしこまりました」
だが
「成る程つまり旦那様は私に裸にした後、この首輪をつけさせて夜の街を散歩させたいと」
真顔でそんな事を宣うアンティリーネに思わず
「話聞いてた!?誰がそんな倒錯的な趣味に走ると言ったかなぁ?あと俺にそんな趣味あると思う?」
「ニアから聞いたわ、ハルトはチャイナドレスのスリットから見える生足みたいなチラリズムに興奮するって」
あの漫画家、とんでもない爆弾を残しやがったな!!
「あの女には帰国後に説教が必要だな!」
くしゃみと悪寒に彼女が襲われたのは言うまでもない
「ああああああ主!わ…私は「安心しろソレはアンティリーネの冗談だ」そ、そうですか」
赤面するカレンだが新参にそんな誤解を植え付けたくはないと弁明する
「……ムッツリだな」
だがコイツは別だ
「ナツキよ辞世の句は読んだか?」
「へ?」
「前に話したなお前は最後に殺すと」
「いや言ってないけどぉ!!」
「こい」
ナツキを掴んでオーロラカーテンで逢魔に戻ると
「受け取れマドカ!新鮮なナツキだよ!それぇ!」
「ちょっまっ!「ナツキーー!」ゴフゥ!!」
ナツキの来訪に出会えなかった反動が爆発したマドカが体当たりをしながら抱きつくとナツキはそれはもう見事に吹き飛んだ
「ナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキナツキ!!」
「お、おう……」
流石に引いていると途端にマドカの動きが止まる
「ホカノオンナノニオイガスル……ネェナンデナノ?ナツキコタエテ?」
ハイライトが消えてそのまま万力の如き握力…その力はとある世界だと赫刀になるぐらいでありナツキの顔が反比例して青ざめていった
よし
「んじゃマドカ、ナツキにつく匂いを上書きしてやれ」
「アリガトウ、ハルトニイサン…ジャア、ウワキスル、ナツキヲハコニシマオウカ?ソウスレバワタシイガイ、ミエナイヨネ?」
その恐怖に思わず
「ハルト助けてーーー!!!」
「あの時、お前にそう言ったな?」
「何か知らないけど言ったかも!!」
「アレは嘘だ」
そう答えるとオーロラカーテンで戻る
その直前、ナツキのアーー!と言う悲鳴を背にして戻ると
「我が魔王、ナツキは?」
「マドカの息抜きに当てたら喜んでた……マドカが」
「「「「「…………」」」」」
それがどう言う意味か分かるウォズ達は身震いし、マドカの兄である一夏は
「マドカ…お前……」
妹の先行きが一気に心配であったという
「さてお前達?さっきの件だが」
「「「「「私達は何も聞いてません!!」」」」」
「よろしい」
余談だがナツキは無事に帰還したが暫く何故か携帯のバイブレーションのように小刻みに震えていたと言う
次回
無事にフューレンに到着し、ハジメ達と合流したハルト一行
彼女達を手篭めに使用するバカ貴族に地獄の制裁を加えると、現地のギルドマスターから依頼が入る
人探しの依頼を受けたハジメ達は ウルの街に向かうとそこにいたのは
「南雲君!?」
「先生?」
元いた世界の住人であった 人探しをする一行に襲い掛かる黒い竜
「!!!!」
咆哮を上げるがハルトは
「ドラブラッカー級になってから出直せ!」
『ドラゴライズ!!』
「いけデロウス!!」
「!!!!」
人里離れた森で始まる怪獣乱闘 その影で動く謎の正体とは!
次回 ウルの街へ… お楽しみに!!