無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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お待たせしました!さて今回はアニメ一期の ティオ編から六万の魔物殲滅戦の序章ですね 此処から少しずつ何かが動き始めますのでお楽しみに!!


悲しい生き方

 

 

前回のあらすじ

 

オーマジオウにライバル認定されたハルトはノリと勢いで宣戦布告するというライダーの歴史において類を見ない愚行を犯してしまうが新たにブラッド族の宗一、カイザになる政人を仲間に迎えハジメの依頼である人探しをしていた

 

 

そして無事に発見と安堵した時 彼を襲った黒竜が現れ、そのブレスが襲いかかったのである

 

 

だが

 

 

「ある日、森の中ァ…ドラゴンに……」

 

 

「出会ってしまいましたね」

 

 

「だな………ん…」

 

 

ハルトはあくびしながら魔法陣で防御する

 

 

「俺、本当にドラゴンに縁があるな」

 

 

「良いではありませんか竜は富と権威の象徴として扱われますし」

 

 

「だとしてもだろ……あ、ジャンヌも竜の魔女って呼ばれてたな操ってもらうか?」

 

 

ドラグレッターやデロウスなどなど俺と竜の宴は深いと思う、取り敢えず思うのは

 

 

「素材の剥ぎ取りな」

 

 

「あぁドラゴンの素材は昔から高価だと相場で決まっているしやるか」

 

 

「ジークフリート案件だけどやったらぁ!!」

 

 

とことんゲーム脳であるハルトとハジメは置いといてユエとシアは戦闘開始ハルト達は

 

 

「行くぞ政人」

 

「あぁお前も足引っ張るなよ」

 

 

「おい待てよ、そのベルトで変身するなら俺も忘れるな」

 

 

「ハジメ?」

 

 

「見てろユエ、俺の変身」

 

 

3人はライダーのベルトを腰につけると2人は携帯を操作して変身コードを入力する

 

 

5・5・5 ENTER standing by

 

9・1・3 ENTER standing by

 

 

「「「変身」」」

 

『standing by』

 

 

『『『COMPLETE』』』

 

 

3色のフォトンストリームが体を覆い淡く光ると その姿は紛れもなく歴史に名を残した戦士達である

 

仮面ライダーファイズ

 

仮面ライダーカイザ

 

仮面ライダーデルタ

 

 

アークオルフェノクを倒した三傑が揃った瞬間である

 

 

「お、俺にも変身出来たぞ!」

 

 

「そりゃ俺の嫁の力作よ、当然さ」

 

 

「アンタの嫁って何者だよ…スマートブレインの人だったりするのか?」

 

 

「いいや、1人で世界と戦おうとした錬金術師や世界を変える為に戦う天災兎かな」

 

 

「複数形?」

 

 

「そのバカ、既に何人も嫁がいるんだよ」

 

 

「お前が言うなよ同じ穴の狢が!!」

 

 

「うっせぇ!お前よりマシだろうが!!」

 

 

「ナツキ、アンタもか」

 

 

「話はあ「おい!」一先ず倒すぞ!3821『ジェットスライガー come closer』っしゃあ!」

 

 

「行くか」『BATTLE MODE』

 

 

「よし頼む一緒に戦ってくれ」

 

「!!!」

 

 

 

2人はジェットスライガー、サイドバッシャー とそれぞれの専用マシンに乗り込みオートバジンもバトルモードで竜と空中戦を行う絵面は完全に劇場版だ

 

 

「よしハウンド、いくぞ」

 

 

「イエッサー!」

 

 

「お待ちを」

 

 

ハルトはアナザーウォッチをハウンドはサイガフォンを構えたのだがベルファストが待ったをかける

 

 

「ベルファスト?」

 

 

「そう言う事でしたら私も参加させて貰います」

 

 

ベルファストが取り出したのは青いスマートフォンとドライバーである既にアプリを起動して待機状態だ

 

 

「よし、んじゃ三人で行くぞ!ウォズ達と宗一さんは先生さん達の護衛を!」

 

 

「お任せを!」

 

 

「何でですか!僕のアナザー1号なら「フィーニス!」分かりましたよ」

 

 

「クロスウィザードお願い!」

 

「任せてよ一夏!!」

 

 

いや、お前何でもありか

 

 

『お前が言うな』

 

 

「ですよねぇ…よしやるか」

 

 

3・1・5 ENTER

 

 

6・6・6 ENTER

 

 

 

「「変身」」

 

 

『『COMPLETE』』

 

2人の体に青いラインとフォトンブラッドが流れると変身を完了する

 

 

仮面ライダーサイガ

 

 

そして次世代の戦士 仮面ライダーミューズ

 

 

「ふふふ」

 

 

「え?新しい仮面ライダー!?」

 

「マジかよ!」

 

 

「では参りますわ予測AI起動!」

 

 

その予測では黒竜の横薙ぎのブレスが全員を焼き払うと出たので

 

 

「ハウンドさん」

 

 

「お任せを!」

 

 

フライングアタッカーを使ってフォトンブラッドの弾丸を顔面に浴びせて攻撃をキャンセルした

 

 

「BAD回避ですわね」

 

 

「お見事」

 

 

ミューズはベルトのアプリを起動して予測AIから相手の行動パターンを予測する これがスマートブレインの新技術である

 

 

まぁ流石に飛電インテリジェンス並みの演算ではないのだが、問題ないくらいの戦闘力は有している

 

 

そして現れるは地の帝王

 

 

『オーガ』

 

 

アナザーオーガ 現る

 

 

「うーーん……何か足りないな……」

 

 

『いやそんなことはないぞ?』

 

 

「そうか分かった!オーガコールだお前たち!!オーガコールで盛り上げろ!!」

 

 

『何だその理由!?だが仕方ない!お前達!!』

 

『やるぞ!せーーの!!』

 

 

『オーガ!オーガ!オーガ!!』

 

 

最早手慣れたとばかりにアナザーライダー達はオーガコールをする気分最高で

 

 

「は、はははは……はーはっははは!そうだこれだ……力が漲ってきたぁー!」

 

『マジか』

 

 

「は、ハザードレベルが急上昇している…何!ハザードレベル6.2だとぉ!!何て振り幅だ!」

 

 

「この感情の昂りでの成長、これが魔王なのか!」

 

 

「はーはっははははは!雑魚め悲鳴を上げろぉ!!」

 

 

『いや単純すぎて逆に怖い』

 

 

『相棒…お前……やっぱりバカだろ?』

 

 

ハルトのテンションが天元突破したのである こうなったら何でもありだ

 

 

「盛り上げるぞ、来いデロウス!!」

 

 

『ドラゴライズ!!』

 

 

ウィザードの魔法陣を潜ると逢魔で暇してたデロウスが現れたのである

 

「!!!!!!」

 

 

久しぶりの出番に喜ぶ咆哮と目の前に現れた黒竜…成る程

 

 

「やれ」

 

 

主人からの短い命令に委細承知とばかりに襲い掛かる体当たりして山に叩きつけると口からレーザーを放つが黒竜はブレスを放ち僅かながらに軌道を変えて回避する

 

 

「何だよアレ!何処からきた!?」

 

 

「俺のパートナーアニマルのデロウス」

 

 

「デロウス……まさかグルメ界の八王か!?」

 

 

「なんて奴をパートナーにしているんだ…いや待てよ確か未来のこいつのパートナーはギドラだった筈だぞ!」

 

 

「あぁアレはその子供だよ、親と喧嘩したら認めてくれて預けてくれたんだ…ちょっと待て、ギドラって…まさかキングギドラか!?」

 

 

「あぁモンスター0と呼ばれて南極で寝てた奴を叩き起こして従えたんだ……拳でな!」

 

 

「モンスター0って海外版のゴジラで出たキングギドラか!?俺スゲェな、つか、あれといるのか」

 

 

「というより喧嘩!?八王と!?」

 

 

「本当に怪物だな!!」

 

 

「まぁな!…しっかし変だな」

 

 

「変なのはお前だよ!」

 

 

「いやデロウスを見て恐れずに暴れるなんて…奴の捕獲レベルが以下ほどかは知らないが八王の系譜に連なる者へ恐怖もなく襲い掛かっているとか野生動物としての本能がイカれてるのか?」

 

『イカれてる相棒に言われちゃおしまいダロ?』

 

『そうだな』

 

 

「なんだとコラァ!!」

 

 

「ん?どう言う事だ?」

 

 

「んー何というか…本能以外の理由で動いてるとか?」

 

 

「それって…あの竜は操られてる?」

 

 

「かもな、だから解けば戦意をなくすかも憶測だけどね」

 

 

「解けるのか?」

 

 

「心当たりはある」

 

 

「十分だユエ!シア!」

 

 

「分かった」「了解ですぅ!」

 

 

2人は氷の魔法で黒竜の足を凍らせ、

 

 

 

「おーーーりゃあ!!」

 

 

シアの武器 大型のハンマー ドリュッケンで黒竜の頭を強く殴りつけて地面に叩き落としたのである

 

 

「よしデロウス待機してて」

 

 

デロウスは口を開けてレーザーをチャージしているこれで消し飛ばせるだろう後は洗脳を解くだけなのだが

 

 

【あーーーーーー!】

 

 

何か艶やかな声が聞こえたのである……へ?

 

視線を向けるとファイズが竜の尻にパイルバンカーを打ち込んで…いや何してるの!!

 

 

 

「いや。強化された力を試したくてな…まさかあの鉄杭がこんなに軽く感じるなんてな…」

 

 

「いや、あんなの刺されたら竜が死ぬわ!!」

 

 

【お、お主達よ、やめてたもう!!】

 

 

「え?やっぱり人語を話してるのは…この竜?」

 

 

【そ、そうじゃ…頼む!迷惑をかけたことは謝るからお尻のそれを抜いてたもう!!】

 

 

何か必死だな、いやまぁそりゃそうだなと遠い目をしていると

 

 

【考えても見てくれ!己の尻に太い鉄杭が刺さっておる光景を!!】

 

 

全員顔が青ざめたのは言うまでもない

 

 

「なんか可哀想になってきた」

 

 

「喋る竜…貴女まさか竜人族?」

 

 

ユエの話だと絶滅したとされる伝説の存在らしい

 

 

【そ、そうじゃ話せば長くなるのじゃか…そろそろ魔力が尽きそうなのじゃ…事情を話すから助けて欲しいのじゃが…】

 

 

「と、取り敢えずハジメ君、引き抜こうか…痛みで目覚めたから洗脳解く意味無くなったし…あとデロウスもレーザー引っ込めて」

 

 

2人を宥めて、取り敢えず

 

 

「よいしょっと」

 

 

杭を引き抜いた

 

 

【あふん!】

 

 

それだけ言うと黒竜は光と共に人型に戻った…その姿は正に黒髪和服の美人、何より目がいくのは胸部のメロン……おっといけないベアトリスが首に剣を添えている

 

 

「ハルトさん、どこ見てました?」

 

 

「別にどこも?」

 

 

「ほほぉ……」

 

 

「聖剣で叩くなよ…」

 

 

「ふん!!」

 

 

雷鳴剣で頬を叩かないでもらえますかね?ビリビリして痛いから

 

 

「何だ嫉妬か?」

 

 

「ハルトさん?」

 

 

「ごめんなさい、けど」

 

 

ナツキは和服美人のメロンをチラチラ見ている、ふむパシャリ……証拠 ゲットだぜ!

 

 

「おい待てハルト、今の写真は消せよエルフナインに送らせねぇぞ!!」

 

 

「わーったよ、エンタープライズに送信だ!」

 

「待てやコラァ!!」

 

 

取っ組み合う2人を尻目に竜だった人が挨拶する

 

 

「た、助かったのじゃ異形の者よ…あのままでは新しい世界の扉が開いたところじゃった…」

 

 

「それ開いたらダメな奴だな…何とまぁ…」

 

 

実際本来の歴史なら開いてしまうのは何とも言えない話である

 

 

「失礼した妾はティオ・クラルス、そちらの吸血姫が言ってた通りの竜人族最後の生き残りクラルス族の1人じゃ」

 

 

その挨拶を聞いてヤクヅキが震えながら叫ぶ

 

 

「こやつ…一人称が妾と被っておるぞ!!許さん今消さねば妾のキャラが危ない!!」

 

 

「ヤクヅキ先輩!ステイ!!」

 

 

 

 

そしてティオから聞いた話はこんな感じ

 

 

何でも竜人族は人里離れた場所で外界との交流を絶っていたが、ある日 ハイリヒ王国から巨大な魔力反応を検知(ハジメ達が来た)して調査も兼ねて人里に来たとの事だが

 

 

「疲れて寝てしまってのその隙に操られてしまったようじゃ」

 

 

聞けば竜は一度寝ると中々起きないらしい、その隙を突かれたのだと

 

 

「そんな…なら僕たちを襲ったのは!」

 

 

「そうじゃな結果とは言えお主の仲間に手をかけたその事は事実じゃ、咎は受けよう…だが暫しの猶予をくれぬだろうか?」

 

 

「っ!!貴方のせいで皆は!!」

 

 

「アホじゃねぇの?弱い奴は死ぬのが自然の摂理じゃん」

 

 

「貴方は……自分の仲間が死んだ時に同じ言葉が言えるんですか!!」

 

 

「言わない、だって俺が殺させない…俺は強いからな」

 

 

「っ!」

 

 

「連中も仕事でボンボンのお前守って死んだんだろ?あのさ、この世の不条理は全部当人の能力不足だ……それを棚に上げて人に当たんなよ身の程を弁えろ痴れ者が」

 

 

 

そして聞けば竜を洗脳した者は ハジメのクラスメイトの可能性が高いらしいがな

 

 

「と、所で異形の者よ…あの竜は何なのじゃ?」

 

 

「あぁアレはデロウス、異世界であの牙一本でこの世の頂点に君臨したとされる竜の末裔だよ俺の大事な仲間さ」

 

 

「なんと…ならばそれを従えるお主は一体…」

 

 

 

「彼の名前は常葉ハルト、異世界で魔王と呼ばれている者です!」

 

 

「魔王じゃと?この者が?」

 

 

「疑うのも無理はありません、平時では民の為に炊事をしているのですから」

 

 

「しかも作る飯が凄い美味いんだよ」

 

 

「この間のフライドチキンは美味だった!」

 

 

「うむ、妾はこの間のクラムチャウダーが」

 

 

「俺はラーメンと餃子、半炒飯セットだな」

 

 

「「「あぁ、分かる分かる」」」

 

 

「お前等!そこは俺がいかに優れた王なのかを話す場面だろ!普通に飯の感想を言ってどうする!!」

 

 

「我が魔王が他の王より素晴らしいと思うのは、そのノリと勢いでやらかす行動力と料理の技術だけです!!」

 

 

「後はダメダメだしね」

 

 

「その通り!!」

 

 

「お前等不敬ーー!」

 

 

「それ魔王か?」

 

 

「まぁ戦場に出れば数万の屍の山を笑いながら作ります」

 

 

「魔王じゃった!!」

 

 

「この世界の魔人族の王という意味での魔王ではありません、まぁ称号のようなものですね」

 

 

「弱いのか?」

 

 

「さぁ?1人で何万の敵を笑いながら倒せる程度だしね」

 

 

「ジョウゲン、人はそれを化け物と呼ぶぞ」

 

 

「ジョウゲン、カゲン…今日のフグ鯨には気をつけろよ」

 

 

「ちょっ!毒の処理はちゃんとしてよ!」

 

 

「待てジョウゲン!…と言う事は今日の夜は!」

 

 

「あぁ今日は依頼達成記念にフグ鯨の刺身と鍋に天ぷら!そして一夜干しとヒレ酒だぁ!!全員分あるしおかわりも許すぞ!!」

 

 

「「「「うおおおおお!!!」」」」」 

 

 

「逢魔の福利厚生は最高です!!」

 

「時折このように慰労してくれるのだから逢魔は辞められない!」

 

「魔王ちゃんは本当に良い魔王ちゃんだよ!素晴らしい為政者だ!」

 

 

「今日の夜は豪勢じゃな!!」

 

 

 

「お前等、手のひらにドリルアームでもついてんのか?」

 

 

「な、成る程の…その奇妙な鎧の戦士や武具も異世界のものなのかの?」

 

 

「あ?テメェ、仮面ライダーが奇妙な鎧の戦士だと?」

 

 

『ready』

 

 

「お前…許さねぇ……やっぱり悲鳴を上げろぉ!!」

 

 

アナザーオーガはアナザーオーガストランザーで必殺技を放とうとしたがサイガに止められる

 

 

「落ち着いてください陛下!」

 

 

「離せ!!」

 

 

「BAD回避ですわね、気をつけてくださいね」

 

 

「わ、分かったのじゃ…しかしあの殺気…なんじゃこの感覚は?背筋がゾクゾクとする…何故じゃ?妾はもっと浴びたいと思っておるのか…ふむ済まないもう一度先程の圧をぶつけてくれぬか?」

 

 

「ダメですよ!その折角閉じた扉ですから閉めたままでいてください!!」

 

 

とベアトリスが懸命に止めていたのは言うまでもない

 

 

そして変身を解いて全員が一息つくと

 

 

「んじゃ目的も果たしたし帰るか……なぁオートバジン乗って良い?」

 

 

「どーぞどーぞ……ん?茜鷹?どしたの?」

 

 

「何か見つけたんじゃないか?」

 

 

「まさかお宝か!!よし再生…」

 

 

空から来たのは先程偵察に飛ばした茜鷹であるハルトの手のひらにのるとディスクに戻ったので音叉を介して録画映像を見るとそこには

 

 

「っと、ん?………な、何じゃこりゃあ!!」

 

 

地面を埋め尽くす魔物の大群がいたではないか

 

 

 

 

「ハジメ君!」

 

 

「おう、こっちでも視界に入ったぞ…何だ、この数…ざっと数千はいるな……いや待て桁が増えるぞ……成る程な群れのボスだけ洗脳して部下も率いてんのか効率的だな」

 

 

「けど、なーんだ数万程度なら俺に任せろ「陛下お待ちを」何だよハウンド?」

 

 

「この状況、地形から考えますと殲滅は難しいかと思われます」

 

 

「何それ、俺が取りこぼすとか思ってるわけ?」

 

 

「滅相もない、ただ陛下が暴れた場合…山が消し飛び渓谷になる可能性がありまして」

 

 

「「「「「あぁ…」」」」」

 

 

「え?そこの心配?」

 

 

納得する面々だがハウンドはチームで唯一軍事訓練をされている故のプロ目線の意見を言う

 

 

「この状況の場合、地雷を仕掛けてのゲリラ戦で遅滞戦闘するならば問題ありませんが地形的に別動隊の可能性もあります包囲される前に街へ撤退するのが宜しいかと、ならば退路もございますし街のものへの避難誘導も可能です」

 

 

ハウンドの意見は最もだ、山を包囲されたら突破は難しい ハジメや俺達は問題ないが担任やらクラスメイトやらが死ぬだろうし街に行くのが賢いかな街にいる民間人?そんなの知らん

 

 

「であるか、なら早く撤退するぞ…の前に嫌がらせはしておこうウォズ、デロウス」

 

 

「はっ!」「!!」

 

 

「嫌がらせだ、やれ」

 

 

「お任せを」『ファイナリー』

 

 

アナザーファイナリーに変身すると必殺技を発動

 

 

『アナザーエクスプロージョン!!』

 

 

「!!!」

 

空から降り注ぐ流星群とレーザーのエネルギーは十数キロ先にいた魔物の群れの先鋒を叩いたのである

 

 

コレで時間は稼いだぞ!

 

 

「デロウスは逢魔に戻れ、よし撤退だ」

 

 

「お前たち、早く乗れ!!」

 

 

全員が乗り物に乗り込むと全力でアクセルを蒸したのである

 

 

 

そしてウルの街戻り魔物の群れが襲い掛かるとと説明 最初は疑ってた奴らも愛子が言うならという事で大パニック、上から下への大騒ぎ

 

 

街から逃げるだの残って戦うだの何だの色々言ってるが解決策はない、小田原評定とはよく言ったものだ意味のない会議してる暇あるなら動けよ

 

 

「ふわぁ…」

 

 

やる気もねぇしなぁとボーッと見ていると

 

 

「んじゃ帰るかハルト」

 

 

「ん、よし帰ろう」

 

 

え?と皆の目線が集まった

 

 

「俺達はそいつをフューレンのギルドマスターまで送り届けるのが依頼だ街の運命なんて知った事じゃねぇよ」

 

 

「ぶっちゃけ好きにすれば?意味ない会議とかするだけ時間の無駄だし、さっさと逃げ支度しなよ」

 

 

ハルトからしたら興味もないし依頼未達成とかの方がだるい あのギルマスが難癖つけてくる可能性もあるので早く帰りたいのだ

 

 

 

「っ!強い皆さんがいればこの街も!」

 

 

「何言ってんの?」

 

 

何か護衛対象が何やら言ってるが

 

 

「腕へし折りますよ?多分首から上が無事なら大丈夫だろうし」

 

 

「それ依頼対象に言うセリフじゃないな」

 

 

政人がやれやれと肩を竦めながら話すと

 

 

「確かにハウンドの言う通り包囲される前に行くのが吉だ、貴族なら出来る事あんだろ戦うだけが全部じゃないさ」

 

 

ナツキが慰めているが泣いている、護衛対象ことウィル・クデタの相手を数秒した後に

 

 

「俺が慰めてるのに何泣いてんだテメェ!!」

 

 

ナツキ デルタの副作用からキレ芸に目覚める

 

 

「何デモンズスレートに飲まれてんだ、アホ」

 

 

ハルトはナツキの頭を鷲掴んでメディックロイミュードの力で除染する

 

 

「お、俺は何を…」

 

 

「デルタギアは改良の余地ありだな」

 

 

「おい待て、まさかあのデルタギアって」

 

 

「帰るぞ……やっぱデモンズスレートの供給量は大事だな〜改造しないと」

 

 

「あ!やっぱりお前無改造の純正品渡してやがったな!!」

 

 

「3本のベルト〜♪」

 

 

「誤魔化すんじゃねぇ!!」

 

 

 

するとハジメの説得にと担任が止めに入る

 

 

「南雲くんや貴方ならあの魔物を全滅出来るんですか?」

 

 

「いや無理だな」

 

 

「ん」

 

 

「先程車内で出来ると言ってましたよね?」

 

 

「は?」

 

 

「気が向けばね〜」

 

 

実際はアナザーハイパーカブトのパーフェクトゼクターを使えば一撃である……まぁ広い道へ集める必要があるし黒幕諸共消し飛ばすから面倒くさいんだよなぁ…

 

 

適当に流しておこ、としていたらだ力を貸してくださいと そして教え子の未来を本気で案じているように

 

 

 

「貴方は元の世界に帰った後でも愛する者を守る為に力づくで相手を排除し続けるのですか?生き方を変えられますか?その……大切な人以外を一切切り捨てて生きていく、それはその…悲しい生き方だと思うんです、だから他人を思いやる君の持ってる心を忘れないでください!」

 

 

 

 

何というか良い先生なんだなと思う、俺の担任なんざ 愚妹のデマに踊らされたかストレス発散かで生徒に混ざってイジメしてきたからな…やっぱりあの世界に戻っても爺ちゃんと婆ちゃんとあかね一家だけ逢魔に連れてって後はもう究極の闇にしてやっていいんじゃね?

 

 

ーなーんかさ俺、あの世界への愛着が薄まってんだよねぇ〜俺の帰る場所は逢魔で其処には大事な家族と相棒達もいるしー

 

 

『あ、相棒!』『嬉しいぞ!』

 

『そこまで思っててくれたんだな!』

 

 

けどさ先生さん

 

 

「その悲しい生き方しないと守れないものもあるんだよ…その生き方を選んだから俺は今があるんだ」

 

 

誰にも聞こえないように呟くも

 

 

『相棒…安心しろ俺達はお前と一緒だ』

 

『そーそー、お前放っておくと何しでかすか分からないから不安だし』

 

 

 

「んじゃ。そこの人間の腕二、三本切り下ろしてフューレンの街に帰還しようかぁ」

 

 

「陛下」

 

 

「何、ハウンド?」

 

 

「この街で魔物の殲滅する事を提案します」

 

 

「何でだよ、お前が街を守る義理もねぇだろ?お前は逢魔の兵士だ逢魔以外の戦いで死ぬなんて許さない…お前達の命は俺が預かってんだ犬死になんて認めない」

 

 

「えぇですが。別働隊の行動や黒幕がいるとしたらここで叩いておくのが最善です、包囲して逃げた先で待ち伏せや旅の妨害をする恐れもあります、今より細かな部隊運用が出来ないうちに叩きましょう」

 

 

「まぁ一理あるかフューレンの街まで遠いし、間引けるなら間引くか」

 

 

「えぇ…私は兵士です戦う為に生まれてきました、ただそれは力無き市民を守る為であります、優秀な兵士は命令に従う…ですが、命令に従う以上に己のやりたい事に殉ずる!それを陛下から我々は教わりました!」

 

 

「………………」

 

 

 

「この街にいる民間人を戦火から守る、それが我々兵士のやりたい事です陛下!!」

 

 

あの実直な軍人を絵に描いたようなハウンドが

ここまで言うとは……ふむ

 

 

「俺は王として仲間の命と安全を考える、それだとハジメに賛成だ」

 

 

「………………」

 

 

「だが俺個人は別だ。あの魔物の群れは殲滅するよ……お前等には分裂した時に助けてもらったからな…俺は友達の頼みが聞けない程冷たい王様じゃねぇよ」

 

 

「あ、ありがとうございます!!」

 

 

「つーわけでお前らはハジメと一緒に帰れ邪魔」

 

 

「自分は残ります!私は戦友を決して見捨てません!」

 

 

「私達も残りますよ、我が魔王を1人放置したら何しでかすか分かったものじゃない」

 

 

「見てない所でオーマジオウに宣戦布告したりするからね」

 

 

「ハルト様の尻拭いは我らの仕事です」

 

 

「魔物の群れとか僕が轢き殺して終わりですよ」

 

 

「ウルティマ嬢達呼ばなくて良いのかな?」

 

 

「呼ばない方が良いと思います」

 

 

「おいおいマジかよハルト、甘くねぇか?」

 

 

「別にぃ〜俺としては最近暴れたりなかったからストレス発散には丁度良いよね」

 

 

「6万の魔物の群れをストレス発散のサンドバッグ呼びか」

 

 

悲しくも寂しい生き方しか出来ないから、それを貫くだけだよ もう奪われるのだけは嫌だ

 

 

 

「笑いながら万単位の敵倒せねぇようじゃ、ライダーの王は倒せねえからな…」

 

 

 

ハルトは新たな目標の為にその力を磨く事を決めたのであるならば迷いはない

 

 

「そう言えば我が魔王、今日の夜は?」

 

 

「この非常時に呑気に飯を作ると思うか?美味い酒とフグ鯨の刺身を新鮮なウチに食いたいなら働け」

 

 

「お前達!フグ鯨の為に魔物を殲滅しますよ!」

 

 

「「「おーー!!」」」

 

 

「っとに現金な奴だな…バカかよ」

 

 

「ご主人様の影響かと」

 

 

「ベルファスト!?」

 

 

その夜 魔物が来る前にハジメは壁を錬成しハウンド達 親衛隊は塹壕を作り防衛準備をしている

 

 

そんな中、ハルトは猪口を片手にフグ鯨の鰭酒を熱燗で飲んでいた

 

 

「うん…美味いなぁ流石は次郎さんがシーズンになると必ず飲む奴だな」

 

 

『お前はスキルで酔わないよな』

 

 

「気分だけでもな…何かね色々と複雑でね」

 

 

「隣よろしいですが?」

 

 

「カレンが良いなら良いよ?」

 

 

「では失礼して」

 

 

とカレンは隣に座るとハルトの顔を見て尋ねる

 

 

「その…本当に暴れたいだけなのですか?」

 

 

「は?」

 

 

「私は主と短い時間ですが接してみて思ったのは、貴方は根っからの悪人ではないと言う事です」

 

 

「何言ってんの?俺は魔王だよ必要なら笑顔で無抵抗な敵を虐殺するくらいには悪だよ?それとノリと勢いで国の皆を晒さなくても良い脅威に晒してしまったが?」

 

『信頼と実績があるバカだ』

 

 

「本当に悪人なら仲間を労ったりしませんし迷宮攻略だって仲間を捨て駒にして放置します」

 

 

「なら俺は悪人だな、ライセン迷宮で罠にハマったナツキを置いて行こうとしたからな」

 

 

まぁナツキの扱いに関しては日常的なので問題ない…いやまぁアレは可哀想だったが

 

 

「けど助けてくれましたよ?」

 

 

「お前がいたからだ、お前は俺の騎士なんだあんな所で犬死にするなんて許さない」

 

 

「そういう所ですよ仲間れの口が悪いですが必ず見捨てず諦めず、手を引いてあげる優しい王なのですね本当に」

 

 

 

「うるさい…お前達がいなくなると俺の飯を食べる奴が減るから困るだけだ!アレ全員分作るの大変なんだぞ!!おかわりするから余計に作らないとなのに死んだりしたら食料庫の管理が面倒くさいだけだ」

 

 

『え?ツンデレ?』『気持ち悪い』

 

 

ーお前等、アナザーWとアナザーゼロワンで焚き火してやれー

 

 

『ぎゃああああああ!』『助けてえええ!』

 

 

取り敢えず制裁を済ませたが…

 

 

「えぇ誰かが傷ついたり、いなくなるのが嫌だから自分だけで戦おうとするのですよね…もしくは共に戦うなら相応でないと認めないと」

 

 

「………………」

 

 

実際 ハルトはウォズ達は勿論だが非常時には必ずテスタロッサ達、三人娘を呼ぶのは彼女達なら大丈夫という絶大な信頼があるからだ…というより信頼してないと留守は任せない

 

 

「私は槍働きしかできない者ですが、それでもその救われた命を貴方の為に使いたい…貴方の騎士として隣にいたいのです」

 

 

「はぁ…バカじゃねぇの救った覚えなんてねぇよ貸し借りなんざ忘れちまえ、俺は何貸したとか覚えてねぇよ」

 

 

「忘れる訳ありませんよ、あの時私達を助けてくれた貴方を……その奥方様達とは違いますが…貴方の背負うものを少しでも分けてください隣で背負わせてください」

 

 

「カレン……」

 

 

「主……」

 

 

お互いがお互いの瞳を見つけあっていると

 

 

ーーーーーーーー

 

2人のやり取りをこっそりみていたナツキとティオは

 

 

「くそ!じれったい…俺ちょっとやらしい雰囲気にしてきます!!」

 

 

「よし行ってくるのじゃ!ごしゅ…ごほんあの初々しい雰囲気を何とかするのじゃ!!苦いお茶が飲みたくなる!」

 

 

「貴方達何してるのかしら?」

 

 

「え?あ、アンティリーネさん?」

 

 

「昔旦那様が言っていたわ…人の恋路を邪魔する奴は…エラスモテリウムオルフェノクに踏み潰されろと」

 

 

「イクサナックルから手を離して!!あいつ、そんな物騒な事言ってたの!?つかアンタもアンタで浮気しようとしてる旦那を止めろよ!」

 

 

「あら?私はキャロル達と違って旦那様が妻を何人抱えても気にしないわよ?」

 

 

寛容であったアンティリーネである、そもそも

 

 

「旦那様は止めようが止めまいがあの人は必ず増やすわよ?ねぇベルファスト」

 

 

「その通りでございます、しかしまた1人増やすとは困ったご主人様です」

 

 

「カレンさんはその辺の自覚無いと思うけど?」

 

 

「その辺に関してはいずれ理解するのでは?」

 

 

「てかアンタも止めないのか?」

 

 

「私はご主人様が幸せでしたら構いません、何番目の妻でもご主人様の隣にいれるのでしたら」

 

 

「かーっ!健気だねぇ!!」

 

 

「お前も見習ったらどうだ?」

 

 

「いやぁ俺は……ってアレ?」

 

 

「テメェ、何覗き見してやがる?」

 

 

「…………………」

 

 

そこには笑顔のハルトがいた…いや笑ってないがな

 

 

「えーと、そのあの〜………てへ」

 

 

「よし、お前にちょうど良い役目がある」

 

 

「へ?」

 

 

「ディスパイダー」

 

 

ハルトはミラーワールドからディスパイダーを呼び出し糸でナツキを縛りつけると

 

 

 

「ありがとう、これでよしと」

 

 

「何が!?」

 

 

「お前はハンマー投げを知らんのか?」

 

 

「知ってるけど……ってまさか」

 

 

顔が青ざめているがアホめ

 

 

「そのまさかよ……そーらぁ飛んでけー!!」

 

 

「ぎゃあああああああ!!!」

 

 

ハンマー投げされた、ナツキはそのまま星となった

 

 

「さてと…ティオさんまで何をしてるんですか?出歯亀なんて悪趣味ですね恥を知ってください」

 

 

「あふ……なんじゃ、罵倒され冷たい目で睨まれておるのに、この高揚感は……いかん…何かいけない扉が開いてしまいそうじゃ!」

 

 

「取り敢えず後はウォズにでも投げといて俺は……っ!」

 

『団体客が来たぞ』

 

 

「おいおい人が折角気分だけでもほろ酔いしてるのに」

 

 

『気分だけ酔っ払いじゃないだろ?年中酔っ払いみたいな思考回路じゃねぇか』

 

 

ーんだとゴラァ!!ー

 

 

『大体ノリと勢いでお前やらかすじゃん』

 

『オーマジオウに喧嘩売るし』

 

『色々やらかすし反論は?』

 

 

ーございません!!ー

 

 

「んじゃちゃちゃっと終わらせて、フグ鯨のフルコース作らないとね……あ、毒袋の処理任せれば良かった」

 

口に放り込めば毒耐性くらい付くだろうと思いながらハルトは外に出ると

 

 

「凄い数……まぁ烏合だなクローントルーパー達に比べれば獣の群れなんて恐れる理由がねぇ」

 

 

「当然ですよ陛下」

 

 

「どうするハルト、あの数お前でも」

 

 

「ハジメ君達は遠くから援護してよ、俺が乱戦に持ちこめば街と壁の距離も維持できるし俺を無視して攻めてきた奴の足止めをお願い」

 

 

「当たるなよ」

 

 

「当たり前でしょ?」

 

 

ハルトは不敵に笑うとコネクトでアナザーツインギレードを用意して構えると

 

 

 

「んじゃ行ってきまーす!!」

 

 

そのまま跳躍して魔物の群れの中心に着地すると獲物が来た!と襲い掛かる間抜け達は瞬時に千切った二つのアクセサリーをモーフィングパワーで剣に変えて切り刻んだのであった

 

 

 

返り血を浴びると体に弾ける狂気に身を委ねたハルトは剣を構えて突貫する

 

 

「はははは……こいやぁーー!!」

 

 

その言葉を合図に魔物はハルトへと襲い掛かるのであった

 

 

「ははははははは!」

 

 

笑いながら敵を倒していく姿とその周囲だけ明確に円が出来るほどに出来た死体の山に立つ

 

 

「よしハルトが混乱を作ったぞ!撃て!!」

 

 

ハジメ達は空を飛ぶ魔物とサークルの外にいる魔物 具体的には統率する奴だけを狙い子分達に混乱を生むとハルトは動揺した子分達を狩っていった

 

 

 

「出てこいお前等ぁ!!」

 

 

その言葉を合図に魔物の血溜まり…つまり反射するものから金切り音と共に現れたのはミラーモンスター達 全部ハルトが契約している者達だ

 

 

「獣の群れを操るのは、テメェの専売特許じゃねぇだろ?だがテメェと違って群れの長だけ操ってねぇよ何せ……俺が群れの長だからな久しぶりに新鮮の肉だぜ、お前等」

 

 

鏡からワラワラと現れるのは鏡面世界の住人達

 

 

「食い尽くせ」

 

 

「!!!!!」「!!!!!」「!!!」

 

 

ギガゼールやガルド系列、更にはハイドラグーンにディスパイダー、仮面ライダーと契約しているミラーモンスター達と様々なものが魔物を餌とばかりに襲いかかり思い思いに捕食する

 

 

力の優劣は言わずもがなミラーモンスターは新鮮な肉だぁ!!と最近加工食品の味を覚えてしまったのだがそれでも野生動物ばりに肉を求める流石だ…よし

 

 

「んじゃ敵対象目掛けていざ行くか」

 

 

『一応聞くけど何する気だ?』

 

 

「こうするんだよ」

 

『王蛇』

 

 

アナザー王蛇になるとカードを2枚出す

 

 

「2枚ある、どっちが良い?」

 

 

『んじゃサイの方で』

 

 

「あいよ……ん?」

 

 

よく見ると政人がカイザになってサイドバッシャー を操作してミサイル攻撃してる!やばい!頼りになるぅ!うちのとは大違いだ!ほんとに何してんだナツキの奴は!!

 

 

『お前が投擲しただろう?』

 

 

ーそうだった…良い奴だったよー

 

 

『勝手に殺すな』

 

 

あああああああ!と言うと何かが落ちてきた

 

 

「はぁ…しゃあない」『フロート』

 

ドラゴンフライアンデットの力を借りてナツキの近くへと飛ぶと

 

 

「ハルト!助けに来てくれたのか!」

 

 

「飛べる二号のアナザーいるから頑張れ〜」

 

 

アデューとそのまま言いさって着地、今度は狂ったような笑顔を浮かべて力を念じると

 

 

「んじゃ怪人の力借りるよ!!」

 

腰に現れたのはジョーカーアンデットの緑色のバックル それにラウズカードの力を使う

 

 

「変身!!」

 

 

『change』

 

しかし変わるのはカリスの元となったマンティスアンデットではない

 

 

「しゃオラァ!!」

 

 

理外のスパイダーアンデットになったのである

 

 

余談だが

 

 

『ふふふ…魔王、貴様の精神を支配して俺が王に…おい待て、何だ貴様!何故乗っ取れないのだ!』

 

 

『おいテメェ、何相棒の邪魔してんだ』

 

『おい囲め』『なぁ蜘蛛って食べれたっけ?』

 

『取り敢えず焼いてみようゼ!』

 

 

『お、おい待てやめろ……ぎゃ、きゃああああああ!!』

 

 

精神支配かけようとしたスパイダーアンデット本体が涙目になるくらいに乗っ取れなかった何気に精神攻撃耐性が高すぎたのである

 

 

取り敢えずスパイダーアンデットの力を借りて戦っていたのだが

 

ーーーー

 

 

「おや?これは……私と同じ始祖の蜘蛛?いや私よりも上位の?…なんなのコレ…調べてみる必要があるわね久しぶりに動いてみるかな?」

 

 

また舞台が動こうとしていたのであった

 

ーーーー

 

 

「ふざけんなああああああ!……あ、ナイトーーー!!!」

 

『ナイト』

 

アナザーナイトになるとダークウイングがやれやれとばかりに背中に張り付き翼の代わりとなる

 

 

 

「あ、危なかったぁ…じゃねぇ!!なんだよこの数は!!」

 

 

「あはははは!!やべー!戦うのチョー楽しい!!今ならカレラの気持ちが分かるわ!そりゃ消化不良でイライラするよな!!あの時のリベンジで心ゆくまで相手してやらねぇとな!!」

 

『相棒!逢魔が壊れるぞ!』

 

 

「馬鹿野郎!シンフォギア世界でやるんだよ!どれだけ暴れても文句はねぇからな!」

 

 

「俺の文句は出るが!?」

 

 

「関係ねぇ!!」

 

 

敵を蜘蛛糸で捉えてハンマー投げ宜しく投擲していた

 

 

「ははは!来いよ!!」

 

 

「うわぁハルトがバーサーカーになってるよ」

 

 

「今更ですね」

 

 

「ほんと魔王ちゃんは突っ込みすぎ」

 

 

「我等が駆けつけるまで待ってもらいたい」

 

 

「えーと皆さんどうやって此処に?」

 

 

「あれで」

 

 

「へ?」

 

 

「はははは!踏み潰すだけで手柄とはな何と素晴らしい!!」

 

 

そこにはアナザー1号が高笑いしていた成程ね、あの巨体の肩を借りたと

 

 

「では俺達も」

 

 

「派手に行こうか……というかハルト、その変身辞めてくれ蜘蛛嫌いなんだよ」

 

 

「あ、そっか…んじゃ!」

 

『王蛇』

 

 

「おらぁ!」

 

『FINAL VENT!』

 

そしてアナザー王蛇になったハルトはメタルゲラスを呼び出して 必殺技 ヘビープレッシャーで魔物の群れを跳ね飛ばしながら突撃していった

 

 

「うわぁ……ま、俺もやるか」

 

 

と宗一が取り出したのはビルドドライバーの原型とも言える破滅のベルト

 

 

『エボルドライバー』

 

 

「嘘ーーー!」

 

アナザーナイトは驚くのも無理はないが、それを無視して

 

 

『コブラ!ライダーシステム!evolution!』

 

 

『Are you ready?』

 

 

その問いかけに宗一は答えた

 

 

「OK、変身」

 

 

同時に現れたランナーから装甲を形成し合体すると現れたのは星を滅ぼす蛇

 

 

『コブラ!コブラ!エボルコブラ!!』

 

 

「エボル、フェーズ1」

 

 

仮面ライダーエボル 襲来

 

 

「今回はゆっくりしてる場合じゃないからな早く終わらせる!!」

 

そしてレバーを回してエネルギーをチャージする

 

 

『ready go!エボルティック・フィニッシュ!CIAO!!』

 

 

近くの魔物を蹴り飛ばしてエネルギーを爆破して周辺の魔物を巻き込んで果てた

 

 

「ふぅ、まぁ2%ならこんなものか……お、そろそろハルトの奴が黒幕目掛けきたな」

 

 

 

怪物は、また1人現れる 災厄の蛇は未来に備えて脱皮していく、その進化は止まらない

 

 

 

その爆発は遠くから…黒幕 清水の目にも映ったのである

 

 

「何だよあの化け物連中!あの街にあんなのがいるとか聞いてねぇぞ!!」

 

 

慌てるも自己暗示のように

 

 

「問題はないんだ…俺には魔人族の勇者として与えられたこの力がある…無敵の力がな!」

 

 

其の手にはアナザーウォッチが握られていたのであった

 

 

それを見たアサシンは

 

 

「アレはアナザーウォッチ!何という事だ…主殿に知らせねば」

 

 

 

慌てて念話を使おうとしたが、その前に怪人の群れを蹴散らしながら駆け抜けるメタルゲラスとアナザー王蛇が通過したのであった

 

 

 

「………………え?」

 

 

流石の呪腕さんも思考が停止したという、そしてメタルゲラスから降りると一言

 

「ハジメにゾルダのカードデッキとマグナギガ任せよう!」

 

 

『また思いつきで動こうとするな!!』

 

 

「ならスナイプとかどう!シューティング、ジェット、タンク、シミュレーション付きでとか!」

 

『おいその前に目の前の奴を何とかしろ!』

 

 

「あ?あぁ……お前が黒幕か?なら」

 

『コネクト』

 

ザンバットソードを呼び出して鋒を向けて一言

 

 

「その首置いてけ」

 

 

 

 





次回

無事 ヘビープレッシャーで黒幕の元へと辿りついたハルトは変身解除して剣を構えながら


「首置いてけ!なぁお前大将首だろ!信託が下ったから、その首を出せえええー!!」


「主殿!何処となく初代様の雰囲気を出さないでもらいたい!これには我が右腕のシャイタンもドン引きですぞ!!」


そして黒幕 清水から語られる事実 


「俺は畑山先生、アンタを殺して魔人族の勇者になるんだ!」


「辞めろ!勇者なんて響きが良いだけでロクな事にならないから!」


「お前に俺の何が分かる!俺の方が勇者に相応しいんだ!!」


「相応しくても初対面の魔王と幹部に囲まれてカゴメカゴメされたり!理不尽な理由でボコボコにされたり!挙げ句の果てにはハンマー投げのハンマーにまでされたりするんたぞ!今からでも遅くない!勇者になるのは辞めろ!ロクでもない魔王に会うと俺みたいになるぞ!!あと世の中には自分の領地に核撃魔法を叩き込まれ続けられる勇者にして魔王がいるんだから色々分かっている!!」


「お、おう……」


「知らない、俺そんな勇者知らない」


「誰だ、その勇者の領土に核撃魔法を叩き込むような奴とロクでもない魔王って……」


「お前と部下ダァ!!」


そして


「はははは!だが恐れる事はねぇ、俺は無敵の力があるんだぁ!!」


『メイジ』


「は?アナザーメイジ!?」


「何でアナザーウォッチを魔人族が持ってんだよ!!」


次回 歪んだ魔法使い お楽しみに!



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