無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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王都動乱 後編!

 

 

 

前回のあらすじ…真面目にやるかぁ

 

女王リリアーナの話でハイリヒ王国の混乱を知ったハジメ達、神山迷宮のついでに立ち寄るのであった

 

準備に励むハルト達の元へ現れたのは事件の黒幕 中村恵里 彼女は情報提供し合うダブルスパイとしてハルトへの協力を提案…したのだが…

 

 

ーーーーーーーー

 

ATATの会議室にて

 

 

「恵里ちゃんが黒幕!?」

 

 

「王都の結界を破壊して魔人族まで引き込んでいるのか…」

 

 

ハルトはリリアーナ王女を除く仲間達を集めて先程までの話をする情報共有は大事だ

 

 

抜粋して事件の黒幕は勇者を狙う恵里と咲那と香織を狙う檜山が魔人族を手引きして王都侵攻を狙っていると話すと

 

 

 

「そうなると先生の誘拐も魔人族が手引きしているのか…」

 

 

「可能性は高いね」

 

 

「中村が教会の誰かを利用している可能性もある……だがそうなると作戦の見直しも必要だな」

 

 

ハジメの言葉に全員頷くが…

 

 

「いや此処は敢えて敵の策に乗るべきだと思う」

 

 

「ハルト、一応言っておくが作戦なんてパワーで捩じ伏せるなんて意見は聞かないぞ」

 

 

「違うよ仮に俺達がこの情報を元に魔人族を完全にメタ張りして完全準備万全な待ち伏せしたらスパイの安全や信頼に関わる…俺としては今後魔人族側の情報が流れなくなる方が怖いかな」

 

 

これはハジメ達も思っていた事だ、今まで不透明だった敵側の情報は無視できる物ではないしハルトからしたら魔人族側の持つ 7人ライダー のウォッチの行方を知る事も出来るが

 

 

「そんなのアナザーWの地球の本棚とか二亜の囁告篇帙で解決じゃない」

 

 

「いやそうとも行かないんだよね〜前に逢魔で囁告篇帙を使ったら調べられる範囲に制限があった…多分だけど、自分のいない世界の情報は囁告篇帙でも集められないと思うよ」

 

 

「ニアが真面目な意見を言うなんて熱でもあるのかしら…」

 

 

「あのさ私って、どんな認識なの?」

 

 

「え?旦那様並みの問題児」

 

 

「リーねんやハルきちと一緒にしないでよ!」

 

 

「五十歩百歩ですよね〜皆さん」

 

 

「ベアトリス…明日は我が身よ」

 

 

「それどう言う意味ですか!!」

 

 

と話している中、ナツキは

 

 

「咲那を危険に晒すってのかよハルト!!」

 

 

怒りながらハルトの胸ぐら掴んで持ち上げたのである

 

 

「その咲那ちゃんが絡むと暴走する癖は直せナツキ、冷静さを無くして暴走するのは俺だけで十分だ」

 

 

『一番冷静さを無くしたらダメだろ、お前は』

 

 

「まぁノリと勢いと推しへの愛で暴走するのが我が魔王ですからね」

 

 

「だから妾達がおる…ハルト坊が無意味な暴走せぬようにな、じゃから落ちつけナツキよ」

 

 

「いや暴走させないようにしようよ」

 

 

「…人の家族を囮にして最悪死ぬかも知れない場所に放り込む屑魔王よりかはマシだ!」

 

 

「あ?」

 

 

「へぇ…」

 

 

「おい貴様、随分と調子に乗っておるのぉハルト坊を本気で侮辱するか…外様風情が偉そうに吠えるでないか!」

 

 

ヤクヅキの一喝に従うように旧四天王も反応するがここで驚いたのは一夏

 

 

彼等の本気の殺意 それを目の当たりにしたからだ普段はハルトを脳筋だ単細胞だと馬鹿にしている彼等だが、その実 ハルトへの忠誠心は人並み以上に兼ね備えている

 

 

 

 

 

「外様だろうが何だろうが関係ない…てか邪魔なんだよ、ハルトの腰巾着共が!」

 

 

「何だと……それは聞き捨てならん!!」

 

 

「腰巾着?それは貴方でしょう魔王様の庇護や恩恵を受けながらの罵詈雑言…許せませんね」

 

 

「もう殺って良いよねウォズちゃん?」

 

 

「ご自由に…止める気もありませんので」

 

 

「ちょっとウォズさん!アンタが止めないで、あの喧嘩を誰が止めんだよ!!」

 

 

ハジメすらも慌てる程の圧であるが

 

 

「問題ありません、こうなったら必ず止めますよ」

 

 

 

売り言葉に買い言葉 一触即発の雰囲気を止めたのは言うまでもない

 

 

 

「おい」

 

 

その一言で周りの温度は下がると全員が畏怖しながら上座を見るのであった

 

 

「「「「「!!!!」」」」」

 

 

その時 全員ハルトの背後に黒い何かが見えたような気がした

 

 

 

「お前等、じゃれ合いはその辺にしておけ…まぁナツキの気持ちも分からなくもないのでコレを使え」

 

 

「何だコレ?」

 

 

何かカラフルな球であるが

 

 

「俺がグルメ界に行った時に次郎さんから貰った身代わりの球だ持ってれば即死しても球が身代わりになる、一つしかない貴重なものだ」

 

 

「だからってなぁ!こんな石ころで咲那が守れるのかよ!」

 

 

「それに咲那達を狙うのは檜山なんだろ、それなら」

 

 

「っ!やられる前にやれって事か」

 

 

「勘の良いナツキは珍しいな…あと俺を屑魔王呼びした罰は後で受けてもらうぞ旧四天王も落ちつけ」

 

 

「じゃがハルト坊!そのような態度では舐められてしまうぞ!」

 

 

「普段から俺を舐めてる奴に言われたくない…まぁアレだ、そろそろ大人しくしないと…俺のグルメ細胞の悪魔が飛び出てくるぞ」

 

 

「「「「!!!」」」」

 

 

「我が魔王!いつの間に悪魔が目を覚ましていたのですか!」

 

 

「ん?前にグルメ界で馬王と喧嘩した時に落ちてきた酸素が沢山入った果実を食べたら目覚めた」

 

 

「酸素が沢山入った果実?……おい待て!それアカシアのフルコースじゃ「その前にどんな悪魔なの?」」

 

 

「ん〜とね……ごめんまだ細胞レベル足りないから、みんなの前に出れないって」

 

 

「そうかぁ残念だ…」

 

 

「けど何か全盛期の頃は星すら複製した何とか言ってるな」

 

 

「おい待て、それまさか…」

 

 

「あ、そうそう何か次郎さんの兄弟子の知り合いなんだって」

 

 

「知り合いの兄弟子の知り合い…それもう他人では?」

 

 

「脱線したがハジメ君!君の力が必要だゾルダのエンドオブワールドで王都を更地にしてやろうぜ!」

 

 

「いやいやナツキさん!その手の物騒な事を真面目なツッコミ役が言うなよ!いやその前にハルトの話聞いてやれ!」

 

 

「そうだナツキ!この作品で貴重な常識人にしてツッコミ役という役割を捨てるのはもったいない!」

 

 

「気をつけよ!貴様までボケに回るとなればウォズが胃薬を飲まないとダメになる!」

 

 

「メタですね先輩達」

 

 

「それに俺、神山に行くから援護は出来ないぞ」

 

 

「けど咲那の安全も考えるなら…よし先手打って檜山という奴を消すか……すまない…止めてくれるなハジメ君!!」

 

 

「いや止める気はないんだが…俺も香織の心配があるし遠慮なくやれ……いや待て」

 

 

「ん?」

 

 

「檜山の件だが殺す前に俺にも一撃入れさせてくれ…アイツの魔法で奈落に落とされた恨みがあるからな」

 

 

「分かった任せろ!」

 

 

「なら俺がノッキングして全身の動きを止めた後、楽しく拷問すると良い」

 

 

「誰も拷問までしないが!?」

 

 

「え?咲那ちゃんイジメてた奴だよ?」

 

 

「全身の骨を粉状になるまで擦り潰すぞ!!」

 

 

「指揮官!?戻ってきてくれ!捕虜の拷問はジュネーブ条約で禁止されているんだ!」

 

 

「この世界にはジュネーブ条約はないよ?」

 

 

「……………」

 

 

「俺の家族を虐める奴は等しく敵だそんな危険な奴、誰一人として生かしてなるものか…」

 

 

「指揮官……」

 

 

「此処で黙りしたらダメだよ姉ちゃん!!頑張らないと!」

 

 

「あらあら指揮官は元気ねぇ」

 

 

「言っている場合か愛宕!指揮官を止めるぞ!」

 

 

「ナツキさん、落ち着きなさーーい!!」

 

KANSEN組がナツキを止めてるのを見て

 

 

 

「あぁ見るとお前等は俺を止めないよな」

 

 

「我が魔王は止めるだけ無駄ですから」

 

 

「「「そうそう」」」

 

 

「ハルト坊のような、災害が人の形をしたような奴を止められるものか」

 

 

「俺、災害か…天災……はは良い響きだぁ、あ、お前もそう思う?」

 

 

「あの……誰と話してるのですか魔王様?」

 

 

「ねぇ、もしかして海底迷宮行ってから見えちゃダメな奴まで見えてたりする?」

 

 

「まさかイマジナリーなフレンズが見えるのか!」

 

 

「いやそんな訳…ハルト坊だから有り得るのぉ…」

 

 

 

 

「え?皆には見えない?……は?アナザーライダーに挨拶したい?ならちょっと待って、ごめん一回精神世界潜るわ」

 

 

「え?何それ怖いんだけど!!」

 

 

「ちょっと寝る」

 

 

「あ、主!?目を開けてください!主!!!」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

精神世界では

 

 

「おい、アナザーディケイド…感じるか?」

 

 

「どうした?……あぁ今わかった…何だアレは?アナザーライダーではないみたいだが…」

 

 

 

「初めましてだな、お前たち俺の相棒が世話になっている」

 

 

「相棒だと!いや待てその前に…」

 

 

「お前は誰だ!!いつから相棒に取り憑いた!」

 

 

「此奴が生まれた瞬間だから最初からじゃ、わしの名はドン・スライム…小僧の体に宿るグルメ細胞の悪魔だ」

 

 

「あ、起きたんだ」

 

 

「おう、やっと目覚めたわい初めましてだなハルトよ」

 

 

「初めまして、確かこうして話すのも初めてだなこの間はあのエア?ってのを食べた一瞬だけだったし」

 

 

「あぁ今まではアナザーバイスとやらに押さえつけられていたが…クロック?とやらのお陰でアナザーバイスの制御が緩んだから久しぶりの自由を取り戻せたわ」

 

 

何か王冠被ってるスライムがいるとアナザーライダー達が困惑する中

 

 

「しかしコレが俺の細胞の悪魔なんだ…何か凄い怖い鬼とか化け物が出るとか次郎さんが言ってたけど……何か俺のはこんな感じなんだな」

 

 

「まぁ相棒のグルメ細胞だからな」

 

 

「食欲が具現化してもコミカルな感じとか相棒らしいナ」

 

 

「コミカル!?何と失礼な連中だ、わしはこう見えてかつては全宇宙を支配した王よ」

 

 

「全宇宙の王!?ははは!そりゃ良い!俺の細胞の悪魔なんだから、それくらいの啖呵は切ってくれないと困るな」

 

 

「本当の話なんだが!!」

 

 

「そうか全宇宙の王か…響きが良いな、なぁドン・スライム……うーん名前長いからドンスラって呼んで良い?」

 

 

「会って数秒で略称じゃと!?何という距離の積め方じゃ!!」

 

 

「これが相棒だ」

 

 

「リアルに友達百人以上いるからな」

 

 

「丘の上でおにぎりパーティが出来るじゃと!」

 

 

「残念ながら頭の中身は小学一年レベルだがな」

 

 

「よしアナザーゴースト、関節技の稽古をするかかぁ?」

 

 

「い、いやちょっ、ま!ぎゃあああ!!」

 

 

「アイツの元契約者、警察官だよな」

 

 

「その筈だが…強くなったな相棒!」

 

 

「いや止めろヨ!!」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

「そうか……」

 

 

「主、大丈夫ですか」

 

 

「あぁ……何か全宇宙の王になったとか言う人間大の黒スライムが俺のグルメ細胞の悪魔だった」

 

 

「何か可愛らしい感じですね」

 

 

「はぁ…」

 

 

「主、お気を確かに」

 

 

「何か今、パンチ一発で星を壊せるとか、宇宙の災害と呼ばれて一度解放したら星にいるあらゆる生物が絶滅する程度の災害を起こす程度の力はあるって……うん…全然大した事ないな!仮面ライダー界ではその辺簡単にする敵とか当たり前にいるし!何なら俺はその怪人達の王様だしぃ!!」

 

 

「そうね旦那様からしたら大した事ないわよね」

 

 

「あの…我々の目線からしたら、とんでもない恐怖なのですが……」

 

 

「カレンちゃん、本当に今更だけどね」

 

 

「ハルト様はマトモではないぞ!」

 

 

「凡人の尺度で魔王様を計らない方が良いですよ!そもそもの尺度が壊れてますから」

 

 

「そもそもハルト坊がイカれておるからな」

 

 

「それは知ってましたが…何という規模で…」

 

 

「まぁそんな魔王ちゃんが越えようとしている奴とか、そんな魔王ちゃん配下をワンパンチで倒す魔王とかいたりすんだよ」

 

 

「主を一撃で倒すなど、どんな怪物なんですか!!」

 

 

 

「ドン・スライム…って!」

 

 

「あれハジメ君、知ってんのドンスラの事?」

 

 

「もうそこまで距離縮めてんのか!!そいつやばい奴だそ!隕石降らせたり、黒い雷落としたり、超新星爆発起こしたりできるんだ!」

 

 

「え?それくらい出来るでしょ、仮面ライダーギンガは隕石降らせたり出来るし、雷とか普通に出せるし確かエボルのキックって超新星爆発並みの威力だったような…」

 

 

「んでかつて全宇宙を支配した事があるっていう伝説があると言われている」

 

 

「全宇宙の王ってマジの奴なの!?え、そんな奴が俺の細胞の悪魔なのか!!スゲェぜ自分!」

 

 

 

『そうじゃよなぁ普通こう言うリアクションになるよなぁ…一龍なぞ、最初ガン無視じゃったもんなぁ』

 

 

 

「あのコミカルスライムがそんなに強いとは思えないが縁起は良いな、全宇宙を支配するか…オーマジオウを超える俺の細胞にもってこいじゃん」

 

 

かかか!と笑うと

 

 

「魔王様の細胞は…全宇宙を支配した悪魔、何と凄い」

 

 

『流石はボスの食欲だな』

 

 

「ネガタロスまで……なぁハル兄、そんなヤバい奴に取り憑かれても大丈夫か」

 

 

「心配はしてくれるだけ旧四天王と違うよなぁ…」

 

 

「いや千冬姉と束さんを結婚式挙げる前に未亡人にはさせられないから」

 

 

「言うようになったな一夏!」

 

 

「いやしかし本当お前色々覚えてるよなぁ…」

 

 

「そうなんだよ!最近、相手の頭を振るだけで体内器官全てをスムージーみたいにする技も覚えたんだよ、今度見せてあげるね!凄いんだよ全身の体液という体液が体の穴からゴボォ!って一気に噴き出てくるんだよ、まぁ即死なだけ慈悲だよね!」

 

 

「そんな新しい玩具買ったから見せてあげる!くらいのテンションでいうものじゃないぞ!」

 

 

「後、それ人間に向けて絶対使うなよ!!」

 

 

「大丈夫大丈夫…使っても死なない奴等にやるから」

 

 

チラリと目線を向けた先では

 

 

「何で俺を見るのかなハルト!?」

 

「ブラッド族は死なないように見えて死ぬ時は死ぬからな!!」

 

 

 

哀れ…恐らく魔王と怒れる救世主に狙われた三下は原点より酷い末路が待ち構えていることになるとは…だが同情はしない

 

 

ーーーーーーーー

 

そんなこんなで全員が準備をしていると

 

 

「何だい?」

 

 

背後には狂信者ちゃんが立っていた

 

 

「貴方は何故……聖杯を求めない」

 

 

「求めても意味ないから俺は別に魔術師って訳じゃないし」

 

 

「……………」

 

 

「自分の望みは自分の手で叶える…そう決めた……泣いて祈れば降りてくる奇跡なんていらない何時でも望んで勝ち取る…傍観するだけで叶えられる願いなんてないのは今までの旅路で嫌というほど思い知らされたからね」

 

 

「成る程、貴方は変な人間というのは理解した」

 

 

「ならその俺の召喚に応じた君も大概の変人だね」

 

 

「……………私はお前とは違う」

 

 

「あ、どしたの呪腕さん」

 

 

「!!!」ガタッ!!

 

 

 

「ははは!いる訳ないじゃん!「苦悶を溢せ…」ちょい待て!!宝具使うなよ!!」

 

 

「落ち着くのだ、主殿の挑発に乗るようでは百貌所か暗殺者としても問題ありだぞ」

 

 

「っ!呪腕様!」

 

 

「あれぇいつの間に!!」

 

 

「私は主殿の影、お呼びとあらば即座に」

 

 

「おぉ…って、どうしたの王都で何かあった?」

 

 

「いえ現状は何もハジメ殿が準備を始めておりますので、そろそろ其奴を呼ぼうと思った次第」

 

 

「呪腕様が私を探され…っ!その意図に気づけぬとは不甲斐無し!ならば自害にて責任を「取らんで宜しい!」はっ!」

 

 

「何か極端な奴だなぁ」

 

『そうだな』

 

 

「んだよ相棒?」

 

『何でもない』

 

『あ、クウガ!!』

 

 

「何処ダァ!!」

 

『冗談だ、いる訳ないダロ!』

 

 

「…………超自然発火『すんませんでしたぁ!!』はぁ…」

 

 

『あの狂信者が呼ばれたのって…ハルトと似た者同士だからじゃね?』

 

 

『流石だなドンスラ、これで相棒検定は合格だ』

 

 

『お主等まで略称か!まぁわしの方がハルトの事を知っておる何せ生まれてからずっといるからの』

 

 

『ふざけるな!俺達の方が相棒と心通わせているぞ!』

 

 

『何じゃと!わしの方がハルトとは長いんじゃあ!』

 

 

『このスライムがぁ!』

 

 

『かかってこんかい!怪物どもぉ!』

 

 

「何お前等不毛なマウント合戦してんだよ…」

 

はぁと溜息を吐くと

 

 

「全く…主殿と其方は本当に似ておるな」

 

 

その一言に2人は反応した

 

 

「何言ってんだ相棒!俺は彼処まで推しへの愛が強いか!?普通だろ!!」

 

 

「その通りです!私をそこの人間の狂信と私の信仰を同じにしないで貰いたい!私は山の翁の皆様に敬意と節度を持って崇拝しております!」

 

 

「なんだと!」「何ですか?」

 

 

「主殿と其方も喧嘩は辞めないか」

 

 

「けっ!」「ふん!」

 

 

似た者同士過ぎる…と呪腕も頭を抱え

 

 

「やれやれ…其方もハジメ殿の援護頼んだぞ」

 

 

「はいお任せください必ずや異教徒どもを根絶やしにして参ります!」

 

 

「今回は潜入任務だ、根絶やしにする必要はない」

 

 

「そんな…異教徒の殲滅をしないなんて」

 

 

「待った呪腕さん!俺達を道中で異端者呼ばわりした奴等の殲滅いつやるの?」

 

 

「「今でしょ」」

 

 

『変な所でシンクロした!?』

 

『異端児は異端児だろ、お前』

 

 

「主殿!?まったく聖杯もとんだ知識を授けたものだ」

 

 

「俺、彼処までじゃないと思うが」

 

『相棒、冗談はそこまでにした方が幸せだぞ』

 

「どう言う意味だよ相棒!?」

 

 

そして戦い前の最後の食事を済ませて全員がそれぞれの行動を始める

 

 

ハジメ、狂信者ちゃんが神山の教会に潜入し先生を救出に動くティオは安全圏から戦場を俯瞰していた

 

 

 

 

 

「消えろ異教徒、マスターの記憶にあった…死んだ異教徒は良い異教徒!死なない異教徒はよく訓練された異教徒だと!!」

 

 

陰からの不意打ちからの奇襲攻撃で教会内部で騒動を起こしたのである

 

 

「敵襲!!全員戦闘配置だぁ!!」

 

 

信徒達が武器を構えて狂信者ちゃんへと向かう中ハジメはこっそりと移動していた

 

 

「まさか、こんな形になるとはな」

 

 

実はハルトから作戦前にアドバイスを貰っていた それは

 

 

『アイツ、俺と一緒で隠れるの苦手だから暴れさせて囮にした方が良いよ』

 

 

その言葉に従い、指示を出したら水を得た魚のように目を輝かせ異教徒死すべし!と闇からの短刀投擲からの宝具連発で信徒を倒していったのである

 

 

 

「隠れるのを嫌う暗殺者って一体…」

 

 

そうコレが狂信者ちゃんが山の翁を襲名出来なかった理由である

 

 

 

「苦悶を溢せ、妄想心音(ザバーニーヤ)!」

 

 

仮想心臓を改造シャイタンの腕で握り潰し対象を呪殺すると

 

 

「かかってこい」

 

 

そう本人の気質が暗殺者らしくなかったのだ

 

 

どちらかと言うと俊敏な戦士のそれであり、暗殺教団の根幹を揺るがすような在り方を上層部は忌避したのである

 

 

だから百貌なのだろう、技量は別として暗殺者としての在り方ならば彼/彼女が優れているのだから

 

 

「よし先生無事か?」

 

 

「南雲君!どうしてここに…いやその前に外が騒がしいのですが…」

 

 

「あぁ話すと長くなるが味方が囮になってくれてるから今の内に逃げるぞ」

 

 

 

「そうはさせません…南雲ハジメ、主の盤上に不要な駒は排除します」

 

 

現れたのは銀髪で天使の羽を生やした美女…双剣を構えており完全に味方ではない

 

 

「誰だお前?」

 

 

「私はノイント、神の使徒の1人…イレギュラーは排除します」

 

 

その言葉でハジメは誰の差金か理解した

 

 

「成る程な俺は神のゲームのバグって訳か、神の使徒はゲーム管理のプログラムって所だな……まぁ良い敵なら消すだけだ」

 

 

念話でティオに合図を出すとハジメは先手必勝、開戦の合図としてドンナーを構えて発砲したのであった

 

 

 

その頃

 

 

 

「では案内しましょう、此方へ」

 

ウォズ達はアナザーウォッチの奪還へ行動を開始した 呪腕の案内で王城にある宝物庫へ向かう

 

 

 

「流石に外でのパニックから見て、この辺の警備は手薄ですね」

 

 

「えぇ。上手くやっているようですな」

 

 

「我が魔王も良く思いつきましたよ」

 

 

「確かに言い方を悪くすれば火事場泥棒ですからなぁ…」

 

 

「それだけ手段を選べる場合ではないと考えますが」

 

 

現状 ハジメや逢魔組が優位に立てているのは神代魔法以外にも異世界の兵器や武器、ハルト達のライダーシステムによる部分が大きくある

がコレは此方で独占している為言い方は悪いがお手軽に強化が可能なアナザーウォッチやライドウォッチの回収は最優先とも言えるだろう

 

 

魔人族側も呪われたアーティファクトと知られている、それを使ってでも成したい何かがあるのだと言うのは分かるが

 

 

 

「ただ魔人族が我が魔王の怒りに触れたら」

 

 

「外の野山は更地になるでしょうな…主殿に取り憑いたドンスラとやらの力が嘘でないなら世界の危機ですからな」

 

 

「なら早くウォッチを回収すべきですね…そうすればマスターも褒めてくれます」

 

 

「静謐の言う通りだな…と言うよりハジメ殿につけた彼奴が心配だが」

 

 

「彼女ですか?現状我が魔王に従っているように見えますが?」

 

 

「アレの戦い方は暗殺者ではない、戦士のそれよ…恐らく百貌時代の教団はその辺を危惧して百貌のを山の翁に選んだのだろうな」

 

 

『呪腕よ正解だ首を出せぇ!!』

 

 

「何故でしょう、今初代様から褒められたのに首を出せと言われたような…」

 

 

「となりますと」

 

 

「彼奴を囮に使う、その辺の判断は間違えてはおりませぬ…ただ彼奴が宝具を連発した時、主殿の魔力が持つかどうか」

 

 

「その辺は大丈夫ですよ」

 

 

「何故だウォズ殿」

 

 

「我が魔王の持ってるリアクターアックスやザンバットソード、あの斧や剣には我が魔王の魔力や熱量やら何やらを溜め込む性質がありますのと、あの人は食没という技でエネルギー量が人間のそれではありません…まぁ元々怪人ですが…要するにそもそも溜め込みやすい体質ですから減っても問題ないのです」

 

 

 

実際 リアクターアックスに溜め込んだエネルギーも消費先がなくて困ってた位である…過去に一度 グルメ界にいる馬王目掛けて解放したエネルギー球を放ったが鼻息で消し飛ばされた事があるが 逆に言えば八王が迎撃を選ぶ位の警戒度がある技と言える

 

 

「それはそれでどうかと思うがな…おっと無駄話はコレくらいにして向かうとするかの」

 

 

 

そしてその頃 ハルトはと言うと

 

 

 

「いやぁ魔人の群れは壮観だねぇ…」

 

『おぉ中々の食欲だな…流石はわしの宿主』

 

 

「本当良く食べるな」

 

 

「うわぁ…見てるだけで腹が膨れるわ」

 

 

デロウスの背に乗った後、料理を大量に口に頬張りながら高級ブランデーの泉から汲み上げたブランデーを樽ごと飲んで食没していたのである…

 

 

遠くから魔人族襲来を見ていた一緒に乗るのは宗一と政人である、ナツキはお察しの通り咲那の護衛だ

 

 

「なぁお前、待ち伏せしないとか言ってなかったか?」

 

 

「言ったけど奴等を無傷で王都に向かわせるのはまずい数でしょ間引かないとね」

 

 

と笑いながらブランデーを煽るハルトに呆れる二人だが

 

 

「そうだけど…あぁそう言う事か」

 

 

宗一の目には以前、火山の大迷宮でハルトとハジメに不意打ち魔法を叩き込んだ魔人族のフリードが見えたのだ

 

 

「お前、以外その辺しっかりしてやるよな」

 

 

「あぁ受けた不意打ちには此方も不意打ちでお返しするのさデロウス頼んだよ……後は政人」

 

 

「!!」

 

 

待ってましたとばかりにレーザーのチャージに入るとハルトはコネクトの魔法を使い政人にアタッシュケースを投げ渡した

 

 

 

「っと、んだよコレ」

 

 

「開けてみろ、使い方わかるだろ?」

 

 

言われるままに開けると中身を見て驚愕した

 

 

「おいおいマジか」

 

 

それはΩを示す ミッションメモリが入る携帯と短剣、革ベルトというシンプルなセット

 

 

ハウンドの使うサイガは天を支配する

 

 

しかし 天を支配する者も何れは地に伏せる

 

 

全てを支配する地の王

 

 

地のベルト オーガギアである

 

 

 

「俺に帝王のベルトを…」

 

 

「それだけ認めてるって事、必要ならオーガコールしてやるけど?」

 

 

「いらないけど信頼されてるなら返さないとな」

 

 

「頼むぜ…んじゃさっさとやりますかデロウス!」

 

 

ハルトの言葉に待ってましたとばかりに口を開くと

 

 

 

「撃て!!」

 

 

開戦の号砲とばかりに放たれたレーザー光線はフリードから外れて別の魔人族の集団を捉えて消し炭も残さなかった

 

 

「さーて、行くか「待って」何ユエちゃん?ってか王女さんの護衛は?」

 

 

「ナツキと香織に任せてきた、それより私達も手伝わせてれ

 

 

「迷宮でハジメさんに攻撃したお返しですぅ!」

 

 

「あぁ成る程ねOK……んじゃ雑魚は任せな!」

 

 

 

と全員がデロウスに乗ると天高く轟く咆哮を上げながら魔人族の方へと向かうのであった

 

 

 

 

そして魔人族の前まで移動すると

 

 

「よぉ色男、この間の火山以来だな溶岩の中からアイルビーバック!!」

 

 

「貴様…やはり生きていたか!」

 

 

「おうよ!まさかの感動の再会に涙が止まらないね」

 

 

「何故我等の位置が…まさか!」

 

 

「何?こっちの使い魔を大量に放ってネットワークを形成してんの、お前達の接近もこの通り」

 

 

と待ってましたとばかりにアカネタカがハルトの右手にディスク形態に変形して戻ったダブルスパイの事はバレたら面倒だしな

 

 

 

「後は俺は人の嫌なことをするのは、だーいすきなんだよね」

 

 

『それはそうだな』『うんうん』

 

『むしろ生き甲斐なまである』

 

『この男の嫌がらせは悪質だからな』

 

 

取り敢えずこいつ等は締め上げるとして…

 

 

「本来なら俺が手ずからってのもありだが、今回は愛する者を傷つけられて怒り心頭な彼女達に任せるとしよう」

 

 

合図と同時にユエとシアがフリードに襲い掛かると魔人族も分断して俺達に当たるようだ

 

 

 

「んじゃ俺は残りをやるかね」

 

 

「俺達な」

 

 

「なぁ彼処の奴、俺達睨んでね?」

 

 

そう言われて目線を向けるとハルトを鬼の形相で睨む魔人族がいたのである

 

 

「俺、何かしたかな?魔人族に恨まれる事はしてないんだけど?」

 

 

するとリーダー格の男が叫ぶ

 

 

「惚けるな!カトレアを…俺の恋人を殺しただろう!オルクスの迷宮で!!」

 

 

オルクスの迷宮で殺した魔人族?と首を傾げると思い出したハルトは

 

 

「あ?…………あぁそういやぁ、んな事を言ってたな、アタシの恋人が殺しにくるとか何とか…うわぁ無駄に伏線回収しやがった」

 

 

 

「良くもカトレアを…聡明で誰よりも仲間のことを考えていたアイツを良くも!!」

 

 

 

何か仇打つ自分に酔いしれているようだが欠伸しながら答える

 

 

「ふわぁ……知らねー」

 

 

ハルトからしたら興味ないのだ

 

 

 

「殺した奴がどんな奴だったとか聞かされてもつまらねーんだけど、俺が殺した連中皆がそんなの言って聞いてたら日が暮れるわ」

 

 

実際この手で殺めた命は千などでは聞かないし

 

 

どうでも良い有象無象の奴等の人生に価値などない

 

 

己の中にあるのは最大の信頼を寄せる相棒達

 

 

そして最愛の者達と逢魔の仲間達 

 

 

そして偉大なる仮面の戦士達

 

 

それ以外の万象全て 塵芥 故に消え失せろ

 

 

俺の世界にお前等の居場所などない

 

 

 

「お前だって聞かないだろ、殺した奴がどんな生き方してたとかさぁ〜そんなのくどくど聞かされても迷惑なんだよぉ…御託は良いから、さっさとかかってきなよ…あぁ安心してよ、お前等レベルに力は落としてやるからさぁ」

 

 

ニヤニヤと悪どい笑みを浮かべる、正に悪役である

 

 

「うわぁ…」

 

 

「いや気持ちは分かる…俺も星を滅ぼしてたりするからな」

 

 

「そうだったな…」

 

 

『ハルト、何か煽り方がウルティマに似てきたな』

 

 

「そう?….デロウス頼んだよ」

 

 

ハルトは息をするように煽る冷静さを無くして此方の土俵に引き摺り込む為、デロウスから降りるとフロートのラウズカードで空に浮きながると挑発変わりに指を曲げるのを合図に

 

 

「一斉攻撃しろ!!」

 

 

魔人族は指示に従い攻撃魔法や使役している使い魔の攻撃をするが謎の障壁に阻まれる

 

 

「何だ、今の魔法は」

 

 

「魔法じゃないんだなぁコレが」

 

 

タランチュラと同じくカテゴリーKのアンデットにして ジョーカーさえ倒せれば偽りのバトルロイヤルを生き残り種族の繁栄を勝ち得たもの

 

 

【この距離ではバリアは張れないな】とダディにゼロ距離射撃後に水落ち封印されたでお馴染みの

 

 

ギラファアンデットのバリア

 

 

コレを破りたければ橘さんを真似して自滅覚悟のゼロ距離射撃してくると良い!その度胸があるならばな!

 

 

「橘さん以外に破れる者がいるならかかってこいやーー!」

 

 

 

「慌てるな!攻撃が効かぬならばコカトリスの針で石化させるのだ!」

 

 

石化ねぇ…あ、そだ

 

 

「なら俺も見せてやるよ…おいでジャマタノオロチ」

 

 

ケミーカードを一枚取り出して封印を解くと空に暗雲立ち込め始め 雲から顔を出すは巨大な大蛇 その名はジャマタノオロチ

 

 

その瞳に見られたものは言わずもがな

 

 

 

瞬く間に石化して地面に落下、芯まで石化しているので見事に砕けた石像の出来上がりである

 

 

「ば、バカな…そんな魔物がいる訳」

 

 

「魔物じゃないよケミー…俺の大切な同胞さ」

 

 

ケミーをカードに戻すと、それはもう悪どい笑みで

 

 

「ねぇどうしたの…次の出し物はないの?俺は退屈だよ…ないなら潰してしまうよ?折角相手してんだから楽しませろよ…これで終わりなら拍子抜けだね…これならアッチを俺がやれば良か…ん?」

 

 

何かチクっとしたなぁ…あ、やべ…バリア解いてた

 

 

「よしコカトリスの針が刺さったぞ!さぁその傲慢の代償として石化しろ」

 

 

「あ、別にそう言うの良いんで…よいしょっと」

 

 

モーフィングパワーでアクセサリーを剣にするとそのまま石化した腕を切り落とす

 

 

「ふっ、まぁ当然よな……何だと!」

 

 

しかしながらスキル 超速再生とグルメ細胞の力により瞬時に元通りである

 

 

「腕が生えるなんて…魔法も無しに…この化け物め!!」

 

 

 

「いや本当、俺…化け物みたいになってるよなぁ」

 

 

石化した腕をコネクトで収納すると軽くノビをして

 

 

「まぁ良いや皆を守れる化け物ならね…さぁ行くよ!」

 

 

『キバ』

 

 

ハルトはアナザーキバになるとフエッスルを取り出すと腰に添えた

 

 

『来なさい』

 

 

そして現れたのは小さな黄色の竜であった

 

 

「ビュンビュン!!やーっと出番ですね!行きますよ!テンション!フォルテッシモ!!」

 

 

「タッちゃーーん!!今日は宜しくぅ!!」

 

 

現れたのはタツロット、彼はアナザーキバの腕に装着されると内包された力を完全解放する

 

 

 

「ヘンシン!!」

 

 

 

眩き光に包まれるアナザーキバの後ろにいた、デロウスの背中で宗一と政人は

 

 

「んじゃ行きますか」

 

 

「蹴散らすぞ!」

 

 

新しいドライバーを構えたのである

 

 

 

その頃 ナツキはと言うと屍兵と化した兵士を蹴散らしていたが分断されてしまう

 

 

 

「咲那!!クソ!お前等邪魔だぁ!!」

 

 

確かに彼女には身代わりの球やレンゲルのバックルがあるが…それでも不意打ちで急所を刺されたら万一という事もあるが

 

 

 

「こうなったら高雄、愛宕!座標送る徹甲弾発射!」

 

 

『任せろ』『分かったわ』

 

そして ヒューーーと遠すから音がすると

 

 

『弾着……今!』

 

 

愛宕の声と共に砲弾が命中すると屍兵は消し飛び後はクレーターを残すだけとなった

 

 

「っ!咲那!!」

 

『マッハ』

 

 

アナザーマッハに変身して重加速と共に己の速度を高めて今にも刺されそうになった咲那を守る

 

 

「義兄さん!」

 

 

「咲那は香織さんの回復急いで!ハルトが何とかするから」

 

 

「うん!」

 

 

まさかのハルトに丸投げしているが、ナツキは一呼吸入れると

 

 

「テメェ何しやがる」

 

 

ナツキの怒りの目線は咲那を刺そうとした檜山に向けられるも檜山は

 

 

「南雲やお前等なんかいなければ香織と咲那は俺のものになるはずだったんだ!!お前等のせいで!!」

 

 

実際 二人に懸想していたのは本当であるが接し方を間違えていたのは言うまでもない横恋慕叶わぬ恋 香織と咲那の目には最初から彼など映ってなかった、だから映る奴を貶める形でしか向き合えなかった

 

 

 

だがそれは

 

 

「咲那はお前の物じゃない…いやそれ以前に俺の大事な家族に手を出したんだ楽に死ねると思うなよ」

 

 

普段はイジられてばかりの救世主が持つ 数少ない地雷を踏み抜いた事に他ならないのである

 

 

『ゲイツリバイブ……剛烈』

 

 

アナザーリバイブに変身するとそのまま檜山へと歩を進めていく

 

 

「や、辞めろ!来るな!来るんじゃねぇー!」

 

 

火球魔法でアナザーリバイブを攻撃するがダメージなど通らない

 

そもそも原典の仮面ライダーゲイツリバイブの段階で当時最強のジオウⅡ、その影であるアナザージオウさえ完封した強さを誇る

 

 

アナザーライダーのオリジナルを超える性能を得るといつ性質から見ても 檜山程度では敵うわけもないのだ

 

 

そのまま至近距離になると同時に剣で斬りかかろうとする檜山だが、それより早く胸部にパワードノコを添えられて

 

 

『ノコ切断!』

 

 

振り抜かれた一撃で道中の屍兵を巻き込みながら会場の端まで吹き飛ばしたのである

 

 

だが幸いなのか致命傷は避けられた…だがそれはハジメとの約束の為である

 

 

 

さてと

 

 

「お前だけは許す訳にはいかないな」

 

 

ダブルスパイとは言え、自身の義妹を傷つけようとした輩を許す訳にはいかないと武器を取り出そうとした その時!

 

 

 

「おい待てよナツキ」

 

 

そこに落ちてきたのはボロボロの状態のハジメである

 

 

「ハジメ君、大丈夫か?ボロボロだけど」

 

 

「あぁ先生は助けたんだが予想外の客の相手をしててな…まぁ後で話す」

 

 

「分かった、そいつは頼んだぞ」

 

 

「あぁ……ん?」

 

 

ハジメが目線を向けた先にはオーロラカーテンが現れると中から現れたのは先日 ウルの街で戦ったクラスメイトだった

 

 

「待たせたな南雲、加勢するぜ」

 

 

「清水……何で此処に?」

 

 

「ハルトさんから助っ人に頼まれたんだよ、人質はこっちで何とかするから他は任せた!」

 

 

「あぁ頼んだ」

 

 

「よし皆行くぞ!」

 

 

「「「了解でさぁ隊長!!」」」

 

 

清水の後ろにはハルトが幻想郷で従えたオルフェノク達、彼等と清水はsmart brainと刻まれた銅色のバックル付きのベルトをつけると

 

 

「変身!」

 

 

「「「変身」」」

 

 

『complete』

 

シンプルな音声と共にバックルを倒して装甲を纏う変身したのは、まるで銅色のファイズ その複眼は白く 体にはフォトンブラッドが流れてない

 

 

しかし本質は連携による戦闘を得意とする 

 

暴徒を鎮圧する騎兵隊 闇に堕ちても光を求めた者達

 

 

「よし行くぞ!」

 

「「「おぉ!」」」

 

 

ライオトルーパー出陣

 





次回!恐らく10万突破の番外編!

不死鳥の剣士 仮面ライダーファルシオンに変身する世界線ハルトの第二弾!

今回は何と舞踏会の景品になっているライドブックの回収任務!?


「私が行きますので」「いや私が行くわ」

「しのぶもヒナタも喧嘩は辞めてええ!」

誰と踊るかで揉める面々 そして裏で蠢く者達 その野心に気づいた時


「変身」


不死鳥の剣士は戦場に羽撃く 次回 ファルシオンハルト第二弾!お楽しみに!


本編次回予告!

それぞれの戦闘が激化する王都の戦い魔王に愛する恋人の仇を取る為に立ち向かう魔人族 だが


「雑魚が…」「頭が高いんだよ!」

『『exceed charge』』

「「跪けええええ!!」」


二人のオーガにより空から地へと叩き落とされる

事件が解決したと思ったら、また一波乱 


「そんなに強いなら、その力は正しい事の為に使うべきだ!」


「馬鹿じゃねぇの?絶対的な正義なんかある訳ねぇよ、あるのは欲望だけ…って神崎さんが言ってたなぁ…」


そして一路 メンバーは帝国へと向かう事になるのだが

「何じゃあの牛!」

「山みたいだな!」

樹海に現れる黒い巨牛!そして現れるは星を守る戦士 ブルブラック


「星狩族め…この星を貴様等の思い通りになどさせない!騎獣合身!!」


「え?宗一の知り合い?」「なら任せた」

「いや、ちょっ!置いてかないでええ!」


次回 動乱終結 待ち受けるのは… お楽しみに!
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