無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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皆様!カグ槌です!いつもアナザーライダー戦記やハルト達のお話しを応援して頂きありがとうございます!!

皆様のおかげでUA10万突破しました!

その記念にアンケート一位 ファルシオンハルトの第二弾です!!

まさかの人気に驚きました…また短編でも作ろうかな…おっと!

それでは本編どうぞ!

今後ともよろしくお願いします!!


UA10万突破記念短編!ファルシオンハルト part2!

 

 

「ボンヌ・レクチュール!久しぶりだね皆!僕の名前はタッセル、この物語はひょんな事からワンダーワールドに迷い込み無銘剣虚無に選ばれた青年 常葉ハルトが様々な世界を旅しているんだ、さぁ虚無の剣士の旅の一幕を見てもらおうか!」

 

 

 

 

此処は世界中に散らばったライドブックや聖剣を捜索、管理する組織 ソードオブロゴス拠点

 

その一室にて

 

 

「うへぇ……疲れたぁ……」

 

 

制服に身を包んだ男がソファーで横になっていた 名を常葉ハルト、無銘剣虚無に選ばれた剣士 仮面ライダーファルシオンである

 

 

「おいおい、若いのが昼から寝てんじゃねぇよ」

 

 

「って!てて…尾上さん痛いっすよ!」

 

 

そんな彼の頭を叩いたのは背中に大剣を背負う大柄の男性 尾上またの名を仮面ライダーバスター ハルトの先輩である

 

 

「しかし今回の任務は長期間だったな」

 

 

「そうなんすよ…….何かライドブックがバトルトーナメントの優勝商品になってて…しかもライドブックじゃなくてアルターブックだったし…優勝したのにメギド切り捨てたら、何かいきなり追いかけられるし踏んだり蹴ったりですよ…」

 

 

「それは災難だったな、けど本の回収は俺達剣士の役目だろ?」

 

 

「分かってますけど……何でか俺ってアルターブックに好かれてんだよ…」

 

 

「それには同情する」

 

 

「おいおい当然だろう相棒?何せ俺といるんだからな」

 

 

隣に現れたのは本の魔人 メギド デザスト

 

紆余曲折の末に剣士となったハルトの相棒であるが

 

 

 

「っせえ!!つか、お前大秦寺さんから解放されたの早くね?」

 

 

デザストはある事件の際に己の力で聖剣を作り、仮面ライダーとなったのだが…その聖剣を調べたいと最近まで刀鍛冶の大秦寺さんに追いかけ回されていたのである

 

 

「あぁ何でも別世界で最初の聖剣が目覚めたとか言ってたな『こうしちゃいられないぜぇ!』ってよ」

 

 

「何だと!」

 

 

「あぁ魔王の俺か…本当色々やらかすな…」

 

 

事実 この頃 魔王のいる精霊の世界では風の聖剣使いも目覚めていたのである

 

 

この間 そんな話があったなぁと思い返していると

 

 

「ハルトさん」

 

 

話しかけてきた柔らかな声音 振り向くとソードオブロゴスの制服の上に蝶の羽のような模様がある羽織を着こなす美女がいた

 

 

「しのぶ?俺はさっき任務から帰って疲れてるからデートは後にして…」

 

 

胡蝶しのぶ、とある世界でハルトと出会い聖剣に認められた剣士にしてソードオブロゴスの医師でハルトの恋人だったりする

 

 

「はいソフィアさんから新しい任務を貰いましたよ一緒に行きましょう」

 

 

話聞いてた!?と驚愕するハルトに

 

 

「えぇ!拙僧今日は働きたくないでごさる!!」

 

 

「もう…そんな分からず屋にはキツイお薬をいきますよ」

 

 

その手には蛍光カラーの液体が入った注射がある…ふむ危険!

 

 

「わーい!僕、任務大好き!!」

 

 

命大事に!!と立ち上がると

 

 

「では行きますよ〜あ、尾上さん失礼しますね〜」

 

 

「あ、あぁ…女医も気をつけろよ」

 

 

「はい」「ってきまーす」

 

 

「完全に尻に敷かれてやがるなアイツ」

 

 

「言ってやるな土の剣士、相棒が一番分かってる」

 

 

「お前とこうして話す日が来るとはな」

 

 

「メギド生、何があるかわかんないよなぁ」

 

 

そして2人は任務に向か「待ちなさい」にストップをかけた人がいたのである、一言で言えばクール系の美女 

 

 

「何でしょうかヒナタさん?」

 

 

ヒナタ・サカグチ、彼女もハルトが任務で行った世界で会い、聖剣に認められた剣士である…後

 

 

「その任務、私とハルトで行くわ」

 

 

何故かハルトを狙っていたりするので、しのぶとは頗る仲が悪い

 

 

 

「何を言っているのでしょう?これは私が受けたソフィアさんからの依頼ですよ?」

 

 

「だとしても医師を失うのはリスクが大きい、ここは私に変わるべきよ」

 

 

如何にもな正論を言うヒナタにしのぶは額に青筋を浮かべながら静かに

 

 

「いえいえ、これは私とハルトの任務です」

 

 

「関係ないそもそもハルトは不死、死なないなら同行者は私でも大丈夫よ」

 

 

「行く世界がどんな世界かも知らないのに?」

 

 

「なら尚更医師を向かわせるのは危険ね私とハルトの2人で見に行くのがいいわ」

 

 

「なるほどなるほど死にたいようですね貴女…ハルトに手を出す泥棒猫が!」

 

『昆虫大百科!』

 

 

「関係ないわ、私は彼に命を救われた…なら今度は私が彼を守る!」

 

『オーシャンヒストリー!』

 

 

 

「ちょっ!!喧嘩は辞めて!!」

 

 

「ははは!嫉妬と剣が交わる、甘くて苦い匂いがするな!成る程…魔王が言ってたな、これがメシウマという感情か!」

 

 

「黙ってろデザスト!!つか喧嘩するなら俺はデザストと行くわ!!」

 

 

「お、良いねぇ!楽しくなりそうじゃねぇか相棒!」

 

 

「っせぇ行くぞ!!」

 

 

 

喧嘩する2人なんて知らない!とばかりにハルトはデザストを連れて任務に行ったのであった

 

 

 

???

 

 

「そう言えば闇の剣士と光の剣士だが」

 

 

「あぁ、あの2人なら今頃デザグラ見てるだろなベアトリス先輩も魔王の俺といるみたいだが…あの世界で風双剣と火炎剣に認められた剣士の訓練があるんだとさ」

 

 

「炎と風の剣士ねぇ…どんな奴だろうな」

 

 

「何でも複数人の女性と関係を持っているらしいな」

 

 

「何だ相棒と同じじゃねぇか」

 

 

「誰がハーレム野郎だ切り刻むぞゴラァ!!」

 

 

無銘剣の埃を祓いながら軽く伸びをしていると

 

 

「つかお前に皺寄せ来てるの、そのせいじゃないか?」

 

 

「かもな…烈火の剣士には今度会ったら派手な歓迎をしてやるか……んで任務の内容はと………へ?」

 

 

「どうしたよ相棒……あ?」

 

 

とある男女のダンスパーティの景品になっているライドブックを回収せよ

 

 

 

「だから2人がノリノリだったのかぁ!!」

 

 

綺麗なドレスとか着れるならそりゃ喜ぶわな!ヒナタは以外だったな…

 

 

「待てよ…流石の俺でも人間の擬態は頑張れば行けるが…よし!相棒が女装するならいけるな」

 

 

「よしじゃねぇ!!何で俺が女装する前提で作戦立ててんだよデザスト!!」

 

 

「2人で行くにはコレしか方法はないだろう!」

 

 

 

「だったら会場に殴り込んで本を奪えば良いんだよ!」

 

 

注 彼は世界の均衡を守る剣士です

 

 

「お前…天才か…!」

 

 

注 このメギドも世界の均衡を守る剣士です

 

 

「何だよ今頃気づいたか」

 

注 彼は魔王の並行同意体です、悪しからず

 

 

「天災の間違いですよね?」

 

 

「え?しのぶ!?ヒナタはどうしたの!?」

 

 

「この期に及んで他の女性の名前を出すとは…物理的に刻みますよ?」

 

 

「何でもない……だから、しのぶは俺と来たかったのかよ、そうならそうと言えよ」

 

 

「そう言おうとしたらいなくなったのですがね…はい!ハルトさんとなら踊りたいと思いまして」

 

 

「けど俺ダンス出来ないよ?」

 

 

「それは大丈夫ですよ!どんなにお馬鹿なハルトさんでも反復練習は有効ですから!」

 

 

万人を魅了する笑顔なのだが

 

 

「明るい笑顔でとんでもない毒を吐かないでよ!!俺泣くよ!」

 

 

「泣けば良いですよ、彼方此方で女の子を落として回る女の敵め」

 

 

「そんな男を恋人に選んだのは誰だが…」

 

 

「まぁ私でないとハルトさんの手綱は握れないという事ですね」

 

 

「へいへい……んじゃ真面目にやりますかねぇ…」

 

 

 

その後 しのぶと練習を重ねた結果 何とか覚えて

 

 

 

本番当日

 

 

「うーむ、やはり似合わないなぁ」

 

 

何かパリッとしたダンス用のタキシードスーツ、身軽なのは良いのだが……

 

 

「えぇ馬子にも衣装ですね」

 

 

しのぶは紫のドレスを着ている…ふむ

 

 

「しのぶさん、余りにも毒吐かれると俺泣いちゃうよ?美人の毒舌は心にダメージが多いんだ」

 

 

「泣き喚け」

 

 

「しのぶさん!?」

 

 

「冗談ですよ、本当にハルトさんの精神面はガラス細工ですねぇ」

 

 

「大切の人に毒吐かれたら、流石の俺だってメンタル砕けるんだが!?」

 

 

「とても上弦の壱相手に笑いながら単騎で切り結んだとは人の言葉とは思えませんね」

 

 

「大した事なくね?最後なんかお互いに笑いながら戦ってたし」

 

 

何かあの鬼、家族にコンプレックスあったみたいだからなぁ鬼で無ければ良き友人になれただろうと残念でならない

 

 

 

「アレは勝ちじゃねぇよ、お互い再生能力任せでダメージ受けながらの斬り殺し合いだからな」

 

 

最後なんか技も減ったくれもない戦いだったからな…てか最後なんか

 

 

『優秀な弟を持った兄の気持ちが貴様にわかるかぁ!』

 

 

『うるせぇ!性格ドブカスな家族を持たされた長男の気持ちがお前に分かるかぁ!!』

 

 

『そうだ!テメェ等の所為で心優しい弟から人殺しと罵倒された兄ちゃんの気持ちがテメェに分かるかぁ!』

 

 

『何張り合ってんだよ兄ちゃん!?』

 

『何この人達の家族構成、泥沼じゃん』

 

『それ俺にも刺さるから辞めてくれ!』

 

『諸行無常』

 

 

最後何か普通の殴り合いだったしな…何か一緒にいた風柱…もとい義兄も頷いてたし

 

 

あと…

 

 

『お前も鬼にならないか?不死故にいくらでも鍛錬が出来るぞ?』

 

 

『既に俺は不死ですが?』

 

 

『………………』

 

 

『なんかゴメン』

 

 

とか言うのもあったなぁ……あぁそうそうその前の電車とか

 

 

『貴様ぁ!俺の家族がこの程度の罵詈雑言で済ませられると本気で思っているのかぁ!俺の家族を愚弄するなぁ!!』

 

 

『え?君の家族どんだけ人でなしなんだい?』

 

 

何か幻覚見せてきた奴とかドン引きしてたし…

 

 

 

 

「……………やはりハルトさんは狡いですね」

 

 

「何故に!!」

 

 

『おい相棒、何か外が騒がしいぞ』

 

 

「ん?」

 

 

そう言われて窓から外を見てみると人集りが出来ていた

 

 

「成る程…しのぶを見に来た訳か」

 

 

ハルトがわざとらしく呟くと、ふふふと笑うしのぶだが

 

 

「どうやら違うみたいですね」

 

 

「は?」

 

 

「ハルトさん、因みにですが今回のターゲットの情報は持ってますか?」

 

 

 

「確か人魚伝説ってアルターブックだよな?」

 

 

歌の力で相手を操るとか何とか

 

 

「はい、さて人魚と言えば?」

 

 

「歌で船を沈める……まさか」

 

 

「恐らくアルターブックが開こうとしてますね」

 

 

「大方、ここに人を集めて餌にでもするんだろうな」

 

 

「なら早く止めに行くぞ!」

 

 

ハルト達は慌てて走るのであったが、しのぶは慣れないヒールのせいで走り辛そうである

 

 

「しのぶ、悪い!」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

両手が塞がるが、コレで良いやとしのぶを抱き抱えて本のあるメインホールまで向かうが

 

 

「昔は俵持ちだったのに成長しましたね」

 

 

「誰かに女性の扱い方を教わったものでな」

 

 

「その結果…やはりハルトさんの脳みそに電極でも刺しましょうか?」

 

 

「怖いことを言わないでくれるかな!?」

 

 

何かに操られている虚ろな目をしたスタッフが立ち塞がったのである

 

 

 

「こりゃメギドが目覚めたな」

 

 

「デザスト、お前なら説得できるか?」

 

 

「いや無理だね…しょうがない正面突破だ」

 

 

「しゃあないな行くぞ」

 

 

「待ってください、私の力で通り抜けましょう」

 

 

「そっか、頼んだぜ煙の剣士」

 

 

「えぇ」

 

『狼煙霧中!!』

 

 

そのまま煙と化して移動、敵の目の前までやって来たのだが

 

 

「さーて情報だと音を聞くと操られる感じか」

 

 

耳を澄ましても音がしない…能力を発動してないのか?

 

 

「何で俺達は平気なんだ?」

 

 

「さぁ?剣士だから耐性でもあるのでは?」

 

 

「うーむ………これさ今更だけど大秦寺さんの得意分野だよね」

 

 

「「確かに」」

 

 

大秦寺さんは音の聖剣を使う剣士で、この手の敵にはうってつけの人なのだが

 

 

「本が完全に開く前に回収するよ流石に放置は出来ないな」

 

 

ハルトもハルトで使命感に燃えている

 

 

誰にも選ばれなかった己を認めてくれた無銘剣その前任者は世界を破滅に導こうとした悪人と聞いているが…自分は自分

 

 

「剣士の一人として、この世界を守る」

 

 

もしこのセリフを魔王が言ったものならば、周りの人間は病気を疑うだろう、世界が変われば人も変わる

 

 

「へぇ〜守るのは世界ですか…」

 

 

「その前にも目の前の恋人一人守れる位に強くないとな」

 

 

「////」

 

 

「おい顔が赤いぞ煙の剣士」

 

 

「な、何でもありません!!」

 

 

「はは」

 

 

ハルトは顔を赤くする、しのぶを見て微笑むと力を解放、腰に炎と共に現れたのは

 

 

『覇剣ブレードライバー!』

 

 

ドライバーに無銘剣を納刀し己のライドブックを解放する

 

 

『エターナルフェニックス!かつてから伝わる不死鳥の伝説が!今、現実となる!!』

 

 

本を閉じドライバーに装填、力が満ちるのを感じると同時に剣を抜き放つ!

 

 

『抜刀!!』

 

 

その瞬間 世界から音が消えるがハルトは燃え盛る刃を握りしめて覚悟を決める 

 

 

「変身」

 

 

『エターナルフェニックス!!虚無!漆黒の剣が無に帰す!』

 

 

現れるは不死鳥の剣士 仮面ライダーファルシオン 見参

 

 

「チャチャッと終わらせ……っ!」

 

 

「あらあらコレは」

 

「マズイなぁ」

 

 

 

そう本が開いて中から人魚型のメギドが現れたのである

 

 

 

『人魚伝説』

 

 

「!!!」

 

 

「っせぇ!」

 

『永遠の音楽隊…無限一突!』

 

 

大秦寺さんから借り受けたブレーメンのロックバンドをリードすると音符のエネルギーが人魚メギドの音を打ち消したのである

 

 

「しのぶ、デザスト!」

 

 

「はい、行きますよ」

 

「漸くか」

 

 

「「変身!!」」

 

『昆虫大百科!……狼煙開戦!』

 

『骸骨忍者伝!……漆黒抜刀!』

 

 

『昆虫大百科!揺蕩う鋒!』

 

『黒嵐渦巻く百鬼夜行!骸骨忍者伝!!』

 

 

二人も煙の剣士 仮面ライダーサーベラ、骸骨の騎士 仮面ライダーデザストに変身する

 

 

幸いなのか人魚メギドは、能力全振りなのと肉弾戦闘は得意でないようである

 

 

「生憎だが対策済みなんでな……おい相棒合わせろ」

 

『必殺髑髏』

 

 

「へいへい、ミスるなよ相棒」

 

『必殺黙読』

 

 

「誰に言ってんだよ!」

 

「だよな、行くぜ!」

 

 

 

 

『抜刀!不死鳥無双斬り!』

 

『漆黒抜刀!!骸骨無双斬り!』

 

 

 

呼吸を合わせた二人は同じ構えを取り放つは必殺の一撃

 

 

「「カラミティ・ストライク!!」」

 

 

そのまま互いに駆け出し、すれ違い様に敵を切り捨てていく 最後の一撃は炎を帯びた髑髏のビジョンが剣を振り下ろしてメギドを真っ二つにしたのである

 

 

「!!!!」

 

 

人魚メギドはその一撃で爆砕しアルターブックを残すのみとなった

 

 

「よーしお仕事完了」

 

 

「やったな相棒」

 

 

「っせぇ!」

 

 

軽口叩き合う二人の背後でこっそりと復活した人魚メギドだったが

 

 

『煙幕幻想斬!』

 

蝶の羽を生やしたサーベラの刺突により完全にノックアウトされたのであった

 

 

「お2人とも油断大敵ですよ」

 

 

「はい」「おう」

 

 

「さて……人魚メギドの洗脳は解けたと思いますが…へ?」

 

 

「どうしたよ、しのぶ?」

 

 

驚く視線を向けた先には先程の人魚伝説アルターブックがあるが突如 眩い光を放つとそれは一冊の白いライドブックへと変わったのである

 

 

 

『アメイジングセイレーン』

 

 

「これ、どうなってんだ?」

 

「分かりません取り敢えず調べてみる必要がありますね」

 

 

「あぁ行くぞ」

 

「その前に……折角ですから一曲踊りませんか?」

 

 

そうか、邪魔されたとは言えな…

 

 

「そうだな……デザスト」

 

 

「はいよ、邪魔者は何とかしておくぜ」

 

 

「悪いな」

 

 

「気にすんな、牛丼にネギと卵トッピングさせてもらうがな」

 

 

「おう、特盛な」

 

 

「よし任せろ」

 

 

デザストが離れると2人は変身解除して

 

 

「では改めて、一曲踊りませんか?お嬢様」

 

 

「はい……何というか丁寧口調のハルトは何というか……ないですね!」

 

 

「んだとゴラァ!」

 

 

「ふふふ、冗談です…では」

 

 

そのまま2人は楽しく練習したダンスを踊ると

 

 

 

「まぁまぁですね」

 

 

「うるせぇよ…それより悪かったな色々と」

 

 

「気にしないでください、私も意地悪でしたから」

 

 

「お互い様かな…なぁ、しのぶ早く任務が終わったからさ…その良かったら……」

 

 

言い淀むハルトが意を決して言おうとした瞬間

 

 

ドーーーーン!!と扉を破壊する大きな音が響く2人は動きを止めて剣を構えると粉塵の中からデザストが飛び出してきた

 

 

「デザスト!?」

 

 

「あ、相棒……逃げろ……」

 

 

デザストをここまで追い詰める奴とかどんな奴だよ!と困惑していると

 

 

「見つけたわ」

 

 

そこにいたのは三叉槍…否 時刻剣を手にした剣士 仮面ライダーデュランダルが立っていたが変身解除すると黒いドレスの似合う美女が立っていた

 

 

「ヒナタ!?」

 

 

「どうして此処に…あと何故デザストに怪我を?」

 

 

まさかの同僚に困惑していると

 

 

「私とハルトに手を出す泥棒猫の味方をしたから」

 

 

「泥棒猫はどちらでしょうか…本当に厄介ですね貴女は!」

 

『昆虫大百科!』

 

 

「欲しいものがあるなら手に入れる、そうするべきよね」

 

『オーシャンヒストリー!』

 

 

「ちょ!喧嘩は辞めて!」

 

 

「ならハルトさんに決めてもらいましょうか」

 

 

「えぇ…」

 

 

「何を?」

 

 

「私とヒナタさんどちらと踊りたいですか?」

 

「私よねハルト?」

 

 

ふむ美女2人に誘われている…がコレは

 

 

ーどっち選んでも死ぬんじゃね?ー

 

 

冷や汗を掻いていたが、そんな事など知らない彼女達は手を伸ばす

 

 

「「さぁ、どっち?」」

 

 

ふむ、こうなれば!!

 

 

「逃げるんだよぉデザスト!!」

 

 

倒れたデザストの首根っこを掴み逃げの一手を打つが

 

 

『界時抹消!』

 

 

そうは問屋が卸さなかった、時刻剣の時飛ばしにより先回りされてしまい

 

 

『再界時!』

 

 

「何逃げようとしてるのかしら?あまり私を怒らせないで」

 

 

デュランダルから三叉槍の鋒を突きつけられてしまう

 

 

「こうなりましたらヒナタさん」

 

 

「えぇ…」

 

『ジャッ君と土豆の木』

 

 

ハルトはライドブックの力で拘束されると

 

 

「ちょっと待て!な、何をする気だ!!」

 

 

「ナニかしらね」

 

 

「女の子がはしたない言葉を使うんじゃありません!!」

 

 

「ハルトさん」

 

 

「何でしょう?」

 

 

「今からやるので責任とってくださいね」

 

 

しのぶの顔が笑ってない!コレまじだ!俺乾涸びるまで搾られる!!

 

 

「っ!!ちょ、離して助けて相棒!!」

 

 

「悪い…トッピング全乗せでも引き受けたくないな」

 

 

見捨てられた!!

 

 

「そんなあああ!助けてええええ!」

 

 

「「さぁ行きますよ(行くわよ)」」

 

 

その夜 2人に搾られたのは言うまでもなかった……

 

 

ワンダーワールド

 

 

「さぁどうだったかな、不死鳥の剣士の一幕は〜しかしまさかアルターブックが新しいライドブックになるなんてね〜…しかし彼も彼で逞しくなった…いやぁ親目線で涙が止まらないよ〜おや?」

 

 

「よ、タッセル久しぶり」

 

 

「白スーツ……いやカグ槌君!久しぶりだねぇ〜どうしたんだい?」

 

 

「なーに、ちょっとお祭りがありそうだから不死鳥ハルトを連れて行こうと思ったんだが…」

 

 

「彼なら取り込み中だよ」

 

 

「みたいだな…んじゃ出直すか」

 

 

「ちょっと待った!実は君に届けて欲しいものがあるんだよ」

 

 

「ん?俺に?」

 

 

「君の所のオーディエンスからの届け物が間違って僕の所に来ていてねソレを届けて欲しいんだよ」

 

 

「そう言うことなら任せてくれ」

 

 

「コレだよ」

 

 

「へぇ…」

 

 

それは円型のナックルガードをつけた双刃、しかし刃がないな…と首を傾げている

 

「あ、それは魔剣だから気をつけてね」

 

 

「危なっ!!そう言うのは早く言ってくれよタッセル!」

 

 

「それと、このライドブックも一緒にお願い…えーとヤクヅキだったかな魔王世界の彼女に渡してくれ」

 

 

「分かったよ……しかし何て物騒なライドブックと魔剣なんだ」

 

 

剣と本に刻まれた銘を見て白スーツは冷や汗をかく

 

 

『拷奏剣 ブラスレイダー』

 

『トーメンター獄門帳』

 

 

それは嗜虐や悲鳴、怨嗟を好むレジェンドルガの女王(ロード)の為に制作された一振りの魔剣であった

 





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