そう言えば…ハルト誕生日おめでとう!!よし遅いかも知れないが君のパワーアップアイテムを送るとしよう…んじゃ白スーツよろしく〜……ん?おや?ケージにいた奴が逃げ出してる!!白スーツ!!お願い!!
* 本編をどうぞ
前回のあらすじ
事件解決後 簡単に報告を済ませたハルト達はハウンドから簡単な報告を受ける
ATATの中にて
「え?ピースメーカーが飛べない!?」
「正確に言えば被害を受けて修理が必要になりました」
聞けばノイントがハジメの方向へ向かう前にピースメーカーを急襲していたとの事 そのせいで防御シールドは全損、ウォーカーやガンシップ、スターファイターなどの兵器も失逸したとらしい
「ならピースメーカーは逢魔に帰るしかないな」
「はい整備には時間がかかりますので、その代替品としてアクラメイター級を手配しています暫くすれば到着するかと」
「アクラメイター級か」
アクラメイター級
ピースメーカーが該当するヴェネター級と違い 輸送能力や揚陸艦としての性能を高めた船である 戦闘能力はヴェネター級に劣るが 現地世界の文明レベルを見ても充分な兵力と言えるな
「分かった、すぐに手配してくれ…それと二亜はピースメーカーと一緒に逢魔に戻る事」
「えぇ!折角ここまで来たのにぃ!」
「理由はシンプル、ハジメの報告にあった神の使徒って連中だよ」
「あぁ…」
「そいつが動いたって事は、この世界の邪神もコッチに気づき始めたって事だ、これから先の戦いは油断なんて出来ないから、そういう訳で一夏と新四天王は帰って留守番頼むわ」
「何でさハル兄!?」
「残っても良いがそもそもお前、学校の準備どうした」
「あ………」
そう言えばと顔を青くした、そもそも一夏はアストルフォの宝具によってこの世界に飛んできたのだ 千冬も知ってるとは言え流石に離れるのは不味い
「という訳でひと段落するまで戻ってくるな、オリガも連れて行け…お前に預けたトルーパー部隊を指揮する奴が必要だろ?」
「はい……」
「我が魔王、今回の敵ですがどう思います?」
「あ?神の使徒(アンノウン)を語る奴等を放置するなどライダーファンとして許して置けるかぁ!!いいかお前等!神の使徒はサーチアンドデストロイだ!いいなぁ!」
「そうです邪神の使徒など殲滅あるのみです!」
「「おぉ!!」」
『今日も相棒は平常運転だな』
『あぁまるで実家のような安心感だ』
ハルトと狂信者ちゃんが盛り上がっているが
「そうだ今度ハジメ君達を逢魔に連れていかないか」
「そうですね彼等には是非遊びに来て貰いたいですな」
とカラカラ笑いながら話していると
「キャロルも帰って」
「断る」
「何でさ!?」
「貴様を止める奴が必要だろう?それにこれ以上増やされるのは困る、幸いオレの仕事は終わったからな」
とキャロルが見せたのはドレッドライバーである
「え?何で持ってんの?」
「まぁ色々あってな」
「そうか頼りにしてるぜキャロル」
「任せろ」
ドン!と並び立つ姿に
「あぁ良かった…ハルトのストッパーがいる…こんなに嬉しい事はない、ありがとう神様…」
と呟くナツキだったが
「そう言えばエルフナインが言ってたな、帰ったら覚えておけと」
「神は死んだ!!」
「おいテメェ!師匠と英寿さんと檀黎斗神の事言ってんなら張り倒すぞ!!」
「最後のはエヒト級の邪神じゃない?」
その数分後 ナツキはロープで縛られATATの頭部分に逆さに宙吊りされたのは言うまでもない
ーーーーーーーー
そして改めて
「ハジメ君、改めて紹介するよ俺の嫁だ」
「キャロル・マールス・ディーンハイムだ、うちのバカ旦那が世話になってるな」
「お、おう南雲ハジメだ、こっちがユエでウサ耳はシアだ」
「宜しく」
「宜しくですぅ!キャロルさん!あとで相手を押し倒す方法を教えて欲しいです」
「あぁ任せろ、有効なのは不意打ちだがいざとなったら寝込みを襲うのも有りだ」
「勉強になりますぅ!」
「いざとなればこの薬を使うのだ、ハルトでさえ飲めば数分は動けない代物だ」
「ありがとうございますぅ!これならハジメさんも…うふふ」
「おい何渡してんだ錬金術師」
「キャロル、他所様の家庭に我が家のルールを教えない!!あとその薬はダメな奴!!」
「こほん。その話はまた後で…しかしハルトからファイズギアにゾルダのデッキを託されるとは中々の奴だな」
「そうなのか?」
「あのバカがライダーのベルトを託すなんて相当信頼してないとありえないからな」
「そうだったのか」
「そうとも…それでお前等がオーマジオウから派遣された2人か」
「あぁ宗一と政人、こう見えてブラッド族にオルフェノクだ」
「怪人なのか?」
「あぁ因みに宗一はブラッド星でエボルトとキルバスに勝った事があるらしい」
「何の冗談だ?あの化け物コンビに勝つなど」
「俺もそう思った、けど腕は立つし信頼できる」
「なら問題ない、逆らえば」
「「逆らえば?」」
「生きたままプレス機にかけて潰し続けるか…或いは創世王のように体液を抜き取られるだけの検体にされるから気をつけろ」
「「絶対逆らいません」」
「よし」
「俺より脅し慣れてるな」
「そこは経験の差と…バカ旦那の棍棒外交の影響だな」
「そうか〜流石キャロル!!」
ハルトは笑顔でガバッと抱きつき、頭を撫でると、それはもうリラックス効果があるのが穏やかな顔つきになる
「おい抱きつくなハルト!!」
「え〜久しぶりだから良いじゃーん…うん束が俺からハルニウムという訳分からない物質を摂取してた気持ちが分かるなコレ、うん落ち着くわ」
「場を弁えろ!!」
「ん、分かった」
そう言って離すとハジメが真面目な話に戻す
「それで香織の件だがーー
場面は変わり 闘技場にてハジメがクラスメイトにオルクスで見た世界の事実を話すらしいが
まず香織さんについての話だが
「ハジメくーーん!うけとめてええええ!」
と何か空から叫びながら落ちてくる奴がいた…何アレ?と首を傾げているとハジメ君はスッと動いて……スルーした
「へ?」
ドーーーーン!と強い振動と出来たクレーターに全員唖然としていると
出てきたのは銀髪の人……ん?確かこの人は…
「ほほぉ……良くもまぁ俺の前に現れたな神の使徒とやら、うちのピースメーカーや兵器群を台無しにしてくれた礼をたっぷりさせて貰おうか…あと序でに俺の目の前で神の使徒(アンノウン)を語った大罪 その身で味わえ」
骨を鳴らしながら彼女に近づくと妙に人間臭い動きで
「ちょちょっ!待って!違うの!あ、いやこの体の持ち主がやった事だけど、私じゃないの!!」
「は?」
流石の言い訳に固まったハルトだが、どうやら勇者パーティのメンバー 雫は何かに気づいたようで目を見開く
「か、香織なの?」
「そうだよ私だよ!」
そして始まる説明 死んで抜け出た香織の魂を
神代魔法 魂魄魔法で固定 その後肉体を治癒したのだが…ハジメの役に立ちたいと元の肉体に帰るのを拒否しハジメが倒したノイントの体を治して取り憑いたとの事
「死体に取り憑くとか悪霊じゃん……いや待てよ確か魔戒騎士なるヒーローの敵もそんな感じの敵だったような」
「違いますよ我が魔王、ホラーはどちらかというとファントムのような怪人になりますが」
「そうだったな……うーん」
「どうされましたか我が魔王?」
「あ、いや…俺も悪役ロールをする時さ、あのジンガって悪役みたいになりたいなって思ってさ!ジオウの士さんみたいな感じでカッコ良い…いや待て!演者さんが同じだぁ!!」
「ご安心ください我が魔王、この世界の民間人からしたら既に我が魔王はジンガ並の恐怖を抱かれてますから」
「マジで!!」
「いや寧ろ逆に何故、ヒーローのように慕われてると思う」
「まぁそうだな」
と話している中、会話は進み
「何だよソレ!つまり俺達は神の掌で踊らされていたって事なのか!何で話くれなかったんだよ!!」
「俺がそうって話したところでお前信じたか?どうせお前のことだからご都合解釈して、教会の信じる神が悪い訳ないとか言うだろう」
そうだよなぁ、トーマも同じ事をするよ あの正義バカなら必ずとか頷く、似た者を知るからこその共感である
「なら何度でも言ってくれれば」
「何で俺が俺がお前にそこまで時間を使わないといけない?」
「そーそー時間の無駄」
「何言ってるんだ、一緒にこれから戦うなら」
「は?いやいや挑まれたら戦うが態々見つけ出して倒す気は無いぞ?」
「っ!この世界の人間がどうなっても良いって言うのか!」
「顔も名前も知らない人間に振るう力なんてない」
「何でだよ!お前達は俺より強いじゃないか!それだけの力があるなら正しい事の為に使うべきだ!」
お、珍しく良いこと言ったなと思い、ハルトは勇者(笑)を威圧した
「アホじゃねぇの?何でお前が俺達の旅についてくとか仲間とか、正しさとかどの口で言ってんの?」
いや何で?という顔をしている先生親衛隊の隣でオルクス迷宮での顛末を知る面々からは
あ、ヤベ という顔になっていた
そう以前の迷宮での戦闘で勇者はハルトを面前で侮辱し、その怒りをぶつける前にハジメにノックアウトされた一幕を
ハジメの説得で止まったがハルトからしたら、未だ憎悪の対象であり アリエルの身柄を狙った前科者であるが
愚者は過ちを繰り返す
「何を言って…まさか…そうか!お前があの化け物の力で今回の件を引き起こしたのか!檜山も恵里も貴様に利用されてたんだ!!」
「は?」
「檜山は利用されたんだ!卑劣な奴め…拷問されてる檜山を解放しろ!!」
「何でやねん」
思わずハジメが関西弁でツッコミ入れる程の展開、解放したら逆にナツキかハジメに殺されるのだが、その辺理解してないときた
「生きてるんだから幸せじゃね?つかこの世界でもあっちの世界でもさ前に言ってたお前の理屈なら人殺しは悪い事なんだろ?なら殺人犯を野放しにする方が悪じゃないのか?」
以前迷宮で言われた事をブーメランよろしく投げ返した
『お前、死は慈悲であるとか言ってなかったか?』
記憶にございません、と目線を逸らすが…何故このバカ勇者は俺をここまで罵倒するのだろう
「論点をすり替えるな!俺達のクラスメイトを解放するんだ!!そんな幼い女の子を連れ、女の子にそんな露出の高い服装をさせる奴の言葉なんて信用出来るか!」
その目線にはキャロルとアリエルが…ふむ初対面なのだろうが…露出に関してはシアさんも見て言ってくれお頭を抱える
「君達、安心してくれ僕がそいつを倒して解放するから!そんな奴の言う事を聞く必要なんてないんだ!」
そこで止めておけば良かったものを
・・・・・
「そんな醜い化け物なんか捨ててこっちに来るんだ!」
その一言が完全に地雷だったのだろう、ハルトの瞳から光が消えると同時に己に課した枷を外す
「クソガキが…灰すら残さず消しとばしてやろうかぁ!!」
怒りの余り威圧のビジョンで復活状態のドン・スライムが現れる程の威圧と魔王覇気の同時使用、周囲にいた野生動物は全速力でハイリヒ王国から逃げるように去っていき、旧四天王に関しては冷や汗を掻きながら冷静にカレン達に殺意が当たらないようにする
「おい、貴様……」
だがハルトの怒りから我に帰った自らの隣にいる小さな女の子の放つ 己を超える怒りによって
「へ?」
「誰の旦那が化け物だと?」
「旦那?え…」
「そいつ見た目は子供でも中身は百年以上生きてる錬金術師だからなんだよな」
ハジメの補足に勇者は何を思ったか
「こ、子供扱いした事に腹を立てたなら謝る、けど!君の知識や研究を正しい事の為に使うんだ!錬金術…僕達の世界でも奇跡のような力でこの世界を救うんだ!」
何か酔っているようだが…このバカは何処まで俺達の地雷を踏めば気が済むのだろう
奇跡 それはキャロルにとって最大の地雷であるのに
「奇跡だと?……笑わせるな…オレは奇跡の殺戮者だ!」
「でた!キャロルの決め台詞!」
「茶化してないで止めてくれハルト!!」
「やだ、あの勇者は死ねば良い」
「そんな子供みたいな事言わないでよ!」
ナツキが説得するがハルトは嫌がり
「キャロル」
「何だ?」
「万象黙示録、完成させちゃう?」
「良いだろう、前はハルトに止められたが今回はこの世界で万象黙示録を完成させてやろう!」
「よっしゃ!実は前にガリィ達から滅びの旋律のデータを受け取ってたのが役に立ったな」
「良くやったハルトはチフォージュ・シャトー級の施設で滅びの唄を奏でるだけだ」
「それなら最近異世界で見つけて俺が復元したクライシス要塞があるからそれ使おう」
「用意が良いな」
「魔王ですから!」
「ちょっと待て!どこではそんなの見つけてきた!ってその前に世界破滅させるとか辞めろぉ!!」
「安心しろナツキ、俺も無名剣に選ばれた日から常に破滅の本を携帯しているんだよ気分次第でこんな世界簡単に滅ぼせるんだ」
笑顔で破滅の本を見せる姿にナツキはハリセン片手にツッコミを入れた
「物騒なもの携帯してんじゃねぇよ!!」
「流石魔王ちゃん」
「発言がラスボスだな」
「感心してる場合か!?」
「えぇ!マジで破滅の本を持ってんの!!」
「見せて見せて!」
「おう実はな…このページを開くとシミーが大量に溢れ出るのが分かったんだよ。んで次のページ開くと」
「いや真面目に止めろ!お前の嫁だろうが!」
「えぇ!うーん………」
目線を逸らすと彼女は勇者wの前に立つと
「お前に分かるか?世界から忌み嫌われた者達を笑顔で受け入れるアイツの優しさが!仲間達が笑って暮らせる居場所を作る為に国を興せる決断力が!喧嘩別れした惚れた相手を守る為に世界の壁を世界全てを敵に回して戦う覚悟が!自分の大切なものを守る為に人間を辞めてでも成し遂げようという思いが!貴様にはあるのかぁ!」
何か凄いヒートアップしていらっしゃる!!
「そこの男は言葉ではなく行動で全部示したのだ!貴様のようにハリボテの言葉ではなく行動でだ!」
その熱弁にハルトは頬を赤らめるも
「時折ノリと勢いで周りを巻き込んで色々やらさす!!現地妻は勝手に増やすなど周りに迷惑もかけるが!!」
「おい」
それは一瞬でしかなかった…が
「だが、それでもオレの選んだ男だ!生涯オレの隣にいる男だ!オレを守る為に笑いながら世界全てを敵に回す事を躊躇わなかった男だ!惚れた男を侮辱するのは国家だろうが神だろうが何だろうが許さん!!」
「キャロル………やばい惚れる…いや既に惚れてるわ何て男前に口説いてくれるんだ、俺の心臓がドキドキで壊れそう…まずい……」
再び顔を赤くして熱に浮かされた瞳でキャロルを見ていると
「おぉキャロルちゃんが、ぶっちゃけた!」
「盛大に惚気た!!」
「大胆じゃな流石はハルト坊の嫁よ」
「ん?………っ///!!」
「勢いで自滅するのは魔王様と同じですね」
「ダメですよフィーニス言ってしまったら」
自分の言葉を思い出すと同時に赤面し頭から煙が出たキャロルであった
その頃 逢魔では
「はっ!何かキャロりんがハルくんへ熱烈ラブコールをした気配が!!」
「落ち着け束、キャロルなら彼処に……いない!!」
「そう言えばキャロル、何処か行ってたよ」
「それを先に言え銀狼!!」
「行くよ皆!ハルくんとのいちゃラブなんて束さん以外にやらせるかぁ!!あとハルニウムの摂取だぁ!!」
「待て束!!」
そして場面は戻り
頷く面々に
「ハジメ」
「何でしょうユエさん」
「あの人、私と似てるから気持ちがわかる…ハジメをバカにされて許せる訳ない」
「ドリュッケンでナニを潰してやるですぅ!!」
「命の恩人を愚弄されて許せる訳がない!」
「ユエ堪えてくれないか!!頼むから!!シアもジナイーダも落ち着けぇ!!」
ハジメはハジメで動けなくなったのである
「な、何故……そうか!全部お前が操ってそう言わせてるんだな!洗脳するなんて絶対許せなー
ある意味で勇者、しかしこれは流石にマズイと思ったのか雫が鞘で勇者を殴り気絶させた
「ごめんなさい!色々言いたい気持ちはあるだろうけど今は怒りを抑えてくれないかしら!!」
だが
「謝罪で済めば警察はいらん、消えろ」
無慈悲とばかりのキャロルにハルトはやれやれと被りをふる、何というか怒りは消え失せて抱いたのは彼女への感謝である
「キャロル」
「何だハルト」
「ありがとうな俺の為に怒ってくれて」
「あ、当たり前だ!彼処まで大事な人が言われて怒らない奴などいるか…」
「そうか…本当に嬉しい」
「お、おう…」
「俺みたいなのを選んでくれて、ありがとう」
「やはり貴様は大馬鹿だな…なんかではないお前だから選んだのだ」
「キャロル」「ハルト…」
「はいはーい2人の世界に入らない!」
「ベアトリス、流石に空気を読みなさい」
「アンティリーネさんに言われた!?」
「ちょっと私の認識を聞きたいのだけど?」
と抱きしめ合う2人に目を覚まし地面にうつ伏せになっていた勇者が
「光輝、あの2人が洗脳されてるとか言ってたけどそんな関係に思えるかしら?」
「……………」
「本当に愛し合っているの、私の知ってる形とは違うだろうけどね」
「……………」
勇者は何か言いたげな顔をしているが雫は再び謝罪する
「うちの人が貴方達に酷い事を言ったわ、ごめんなさい…その南雲君…」
「分かった香織は任せろ…後、いい加減に矯正しないとあのバカ必ず死ぬぞ」
「分かった…一応参考までに聞くけど彼、何者?」
「大雑把に言えば異世界の魔王で迷宮の創設者と共に邪神と戦ったメンバーさ…色々あってその辺の記憶はないがな」
「そう……えーと」
「取り敢えず、あのバカとハルト達を関わらせるな…でないと次はどうなるか分からん」
「肝に銘じるわ」
「後、あそこの女の子はお前たちが捕らえようとした樹海の神獣だ」
「え!?」
「教会の奴らが何企んでか知らないが、お前達に襲われる情報を掴んだからハルトに保護を求めて一緒にいるとさ」
「そうだったの…」
「因みにさ、あの時私をどうするつもりだったのかな」
「えーと…蜘蛛の魔物だから人じゃない、使い魔にして旅へ連れて行けと教会の人が…」
「うんうん、ねぇハルト」
「何?」
「この辺の教会に深淵魔法を打ち込んで良いかな?」
「いいともー」
「はーいじゃあ行ってくるねー」
「待って頂戴!!」
それで場は引いたが後の迷宮攻略でハルトは徹底的に勇者を叩き潰すのは少し先の話
ーーーーーーーー
そしてATATにて
「いやぁまさかキャロルが俺のことをあんなに想ってたなんて」
「………………忘れろ」
そこには顔を真っ赤にして蹲るキャロルが…可愛い!
「やだ…まぁ今日は気分が良いからご飯奮発しちゃお〜宝石の肉のフルコースだぁ〜」
「因みに何言われたの?」
「生涯隣に立ってくれるって」
「ほぉ」
「へぇ」
何故だろうデジャブが止まらない
「え?ち、千冬!束!?何でここに!?」
そこには逢魔にいる筈の2人がいた
「キャロりんを迎えに来たんだよ!もう抜け駆けして!束さんは怒ってるんだよ!しかもハルくんとイチャコラしてるとか完全にギルティだよ!!」
「お前たちの仕事を終えるのが遅いのが悪い」
「何おぉ!」
と束と久しぶりのやり取りを見ている中
「千冬さーーん!!」
「どうしたベアトリス?」
「ハルトさんが行く先先で問題ばかり起こして私大変でした……何か千冬さんいないからか羽を伸ばしたようにトラブルを起こすんです!!」
「分かった何も言うな…」
ベアトリスが泣きながら抱きつく姿に大方の事情は理解したのであった
「千冬さん!私頑張りましたよ…」
「あぁ…さてハルト」
「ん?」
「そこに直れ」
「はい」
抵抗は無意味とばかりに素直に従う、千冬には頭が上がらないのだ
『千冬にもだろ相棒』
「まぁな」
「何故、私が怒ってるか分かるか」
「えーとショッカーと同盟結んだ事?それともノリと勢いでオーマジオウに宣戦布告した事?それとも修行の一環で黙ってグルメ界に行って八王に喧嘩売った事?それともドンスラの力試しに山を消しとばした事?それとも「おい待て」はい?」
「何だそれは?」
「ん?あれ全部違うの?」
「束、逢魔からカレラとウルティマを呼んでこい余罪の追求と行くぞ」
「しまった!藪蛇だった!!」
「貴様、私が見てないからといって何をしたぁ!!」
「結果から言えば魔物と屍兵の大量虐殺!!」
「正座だぁ!それと過程を説明しろぉ!」
「イエス、マム!」
結果数時間正座していたのは言うまでもない
結果
「足が痺れた……」
「にゃるほど…よーしハルくん!ここは束さんが膝枕をしてあげよう!」
「わーい!束大好き!!」
と普段のノリに戻るハルトを見て千冬はため息を吐くと
「はぁ…それで何故、ハルトがあんなにささくれ立っている?彼処まで不機嫌なハルトは久しぶりだぞ」
「分かるのですか?」
「アレと何年いると思う、あのバカが素直に人に甘える時は決まって嫌な事があった時だ」
「慧眼ですね」
「茶化すな、何があったのだウォズ」
「簡単に言えば我が魔王の旅路と出会った女性達に向かって我が魔王が彼女達を洗脳と恐怖で従わせたのだと妄言を吐く阿呆の対応でイラついてました」
その言葉を聞いて2人の瞳から色が消えると
「「は?」」
千冬と束の殺意に思わず宗一と政人はガクブルである
「誰だそれを言った奴は?」
「あはは〜それは束さん的に笑えないなぁ」
ゴゴゴと物理的に大気がゆらめくほどの圧力に驚く面々、千冬は通信機を取り出して
「銀狼」
『聞いてるよ、そいつらの個人情報を特定してそいつらの世界にあるネットにばら撒く』
「流石だな銀狼」
「いや待てネット方面からの攻撃は流石に怖いぞ!!」
『安心して私は天才ハッカー…狙った情報だけ漏洩させる』
「怖っ!?」
『当然、因みに錫音もキレてる…ゾルトラークの飽和攻撃で蜂の巣にしてやるって』
「へぇ〜楽しみだなぁ」
『因みにテスタロッサ、カレラ、ウルティマが早く呼んでくれって、その勇者を消し飛ばしたいって』
「よし今すぐ呼ぶか…えーと召喚魔法!」
「全力で止めてください!!お願いします!!」
『ごめんよナツキ、私は非力なんだ戦闘力なんてあってないようなものだしね』
「どの口が…」
久しぶりのやり取りに安堵していりとハジメがATATにやってきて
「なぁハルト」
「何?」
「相談があるんだが」
ハジメの提案は勇者パーティを連れていこうと言う事だった
「えぇ……」
「気持ちはわかるが、アレには使い道がある」
「使い道?んなの炭鉱のカナリア以下の…あ…」
「そうだ」
「成る程な肉壁にして囮か」
流石ハジメ君だなと頷くも
「アイツらとは別行動なのと俺の船には載せないから乗ろうとしたら攻撃するようにハウンドに言っておく……ハウンド」
「はっ!」
「近づいたら撃て、慈悲は不要…アレは敵だ」
「サーイエッサー!!」
流石に学生を撃つのは上官の命令でも意見したいハウンドであったが出禁や射殺命令にも納得であった後ろにいた女性陣がそれはもう良い笑顔をしていた…逆らえば殺されるというのは過去の経験から学んでいたのである
翌日。王国での食堂でハジメの思惑通りなのか本人の意思かは知らないが
リリアーナ王女が帝国に行き会談する道中の護衛を依頼したのを機に
【化け物と南雲にこの世界を任せられない】と訳の分からない理論を言いながらもハジメが場所を教えるから自分達でやれと言うのに、俺達の迷宮攻略に寄生して神代魔法を貰おうという薄汚い野心が見え隠れする勇者に呆れると
「これが勇者なら俺の勇者の方がマシだわ」
「な、何だよハルト急に褒めるなよ〜」
だがハルトは思い出した 作戦開始前に自分を屑魔王呼びした事を
「お前も似た者だったな」
「何で!?」
「あ、その……実は貴方達にご依頼したい事が」
「断る」
「あの私王女ですが」
「俺も王だ…まぁ魔王だがな」
「なら対等ですね」
「王位を得てない小娘の依頼などき「おいハルト」ん?」
「聞いてやれ、本当に困ってるみたいだぞ」
「千冬がそう言うなら……聞くだけ聞く」
勇者パーティの面々はハルトが素直なのに驚くも
「んで依頼って」
「それがー
ーーーーーーーー
そして場面は変わりピースメーカーの代役として現れた アクラメイター級スターシップ
その名も レストインピース(安らかに眠れ)
明らかに輸送船の名前につけてはダメである
「という訳で樹海にいるって言う山みたいな牛と狼の調査に向かいまーす」
「魔物では?」
「俺もそう思うんだけどさ…もしトバスピノみたいな奴だったら面白そうじゃね!」
「はぁ……」
「という訳で志願者で行こうと思いまーす!俺と樹海に行きたい人!」
「妾は行くぞ面白い匂いがする」
「となりましたら私もですね…2人だけにしておくと樹海が焼き払われる」
「でしたら私も土地勘はあります」
「なら私も行く!」
ヤクヅキ、ウォズ、カレン、アリエルは参加と
「因みに行かなかったら?」
「うーん………留守番組は暫く保存用のレーション暮らしか持ち回りでご飯当番だよ」
「「「「「ぜひ行かせてください!!」」」」」」
そう言うと全員が目の色を変えて挙手したのは言うまでもない…おいそこまでか
「わーった、わーった…そうなると悪いハジメ君、俺達は別行動を取るわ」
「その方が良いな、帝国に姫さま下ろしたらすぐに樹海に向かうハウリアの場所で合流と行こう」
「了解」
ハジメからしたら勇者と行動してハルトが暴れる方が危険と判断したのであった
そして広い場所に出て何かを待っているも
「そろそろか」
そう呟くとポータルが開くと現れた、アクラメイター級…それに乗り込むと装備を整え
「いざ発進!「ちょっと待ってくれないかい?」白スーツ?」
「やぁ久しぶりだね魔王」
「何のようだ?」
「失礼、ヤクヅキ宛てにオーディエンスから贈り物があってね」
「妾に?」
「そう、君向けの逸品だ剣と聞いたから間違ってファルシオン世界に届いてたみたいでね代わりに持って来たんだよ」
「ファルシオンの俺か…元気してた?」
「あぁ2人の女性に押し倒されてたよ」
「そうかそうか……っておい」
「平常運転だな」
「ハーレムしてる辺り魔王様ですね」
「ハルト…お前……」
「俺そんな認識!?」
「まぁ話を戻してと「その前に」何かな?」
「時崎狂三とは如何なんだ白スーツ」
「下世話な話題だね…ノーコメント」
「人の人生は物語にする癖に自分の物語は語らんのか」
「それが私だからね…さて受け取りたまえ」
「妾に贈り物か……む?アクセサリーか?」
ヤクヅキが取り出したのは円形のネックレスであったが
「それを装飾品を持ってみな」
「うむ、おぉ」
すると装飾部は折り畳まれ半月型のナックルガードをした剣となる
『拷奏剣 ブラスレイダー』
「ブラスレイダー?そんな聖剣あったかな?」
「それ魔剣だってタッセルが言ってた」
「何つーもの持たせてんだ!ヤクヅキそんなの投げ捨てろ!」
「とんでもない!その魔剣はオーディエンスの手で製作された一点物だよ、それとライドブックとカリバー型のバックルもあるから使ってよ!」
「至れり尽せりだな」
「ほぉ……しかしこの剣、刃がないようじゃが…」
「えーと説明書によると…ふむその剣には魔力を流す事で魔力の刃と内部から金属の剣が出せるみたいだね形は自由自在と」
「ほぉ…中々じゃな」
「そしてヤクヅキ専用ブックが、この【トーメンター獄門帳】 ヤクヅキの拷問日誌がライドブックになったよ」
「ほほぉ中々良い趣味じゃな」
「ライドブック化する程したヤクヅキの拷問日誌とか怖えよ」
「因みに他には【不夜城の帝】【吸血婦人カーミラ】【断頭執行人サンソン】と…後これだ」
現れたのは禍々しいオーラを帯びたライドブックである、歪みすぎて表紙がわからないときた
【暗殺紳士ジャック/暗殺怨霊ジャック】
「なぁこれまさか英霊内蔵の奴じゃ」
「いや違う、そうなると武則天、カーミラ、サンソン、ジャックがやってくるからな」
「歴史的にも類を見ない程の悪方面の英霊ばかりじゃねぇか!ソレの力引き出すとかマジの魔剣だよソレ!」
だが肝心の本人は
「ははは!気に入ったぞハルト坊!実は前々からファンガイアにだけザンバットソードなる剣があり羨ましいと思っておったのじゃ!これは良い拷奏剣…拷問して悲鳴を奏でろという事か!」
「正解だ」
「正解だったのか白スーツ!!」
「まぁ君の場合はマニュアルより使って覚える方が早いかな」
「そうじゃな…さてお主らは試し切りの案山子となれぇ!!」
「「「うわああああ!!」」」
「待たんかあああ!!」
ヤクヅキが残りの旧四天王に斬りかかる姿を見て
「主!ヤクヅキさんがご乱心です!!止めなければ」
「あぁアレなら逢魔では日常だから大丈夫だよ、ほら見てご覧ヤクヅキだって本気で斬ろうとは思ってないから」
「成る程のぉ使い方が分かってきたぞ覚悟せい!おい…待て誰がロリババァじゃあ!手足を盆栽のように剪定してやろう!!」
「そんな事誰も言って…あああああ!!」
「ジョウゲーーーーン!!」
「せんぱーーーい!!…よし今のうちに逃げるか」
「逃すか!おのれフィーニス!!空を自由に飛べれば……」
恐らく、あの猫型ロボットでも必ずタケ○プターは貸さないだろう
「ん?そうじゃ!」
するとブラスレイダーの形が双刃へと変わるとナックルガードが装飾状態と同じ円形になるなり 高速で回転を始めるとヘリコプターのようにホバリングしながら空を飛ぶのであった(スターウォーズの尋問官がライトセーバーで飛んでいるイメージで大丈夫です)
「これが妾の遊び心じゃあ!!」
「どんな遊び心だよぉ!!」
旧四天王の鬼ごっこを見て
「どんな国なのですか逢魔とは!!」
カレンのツッコミに頭を抱えていると千冬は溜息を吐くと同時に手に持った鞘入りの刀剣でヤクヅキの頭を叩いて止めたのである
「って!!てて…痛いのじゃ千冬!!」
「当然だ馬鹿者」
「んで俺には無いのか?」
「あるよ、俺からの誕生日プレゼントだ」
と投げ渡されたのは黒緑の腕時計だった
「んだよコレ」
「僕が本体に頼んで用意して貰った新しいアナザーウォッチ、その名もアナザーネクストウォッチだ」
それはまるでエイリアンヒーローになる為の時計型アイテムに似ているのはアレであるが
「ネクスト…何に使うのさ?」
「今までの君の戦いを見て来たがアナザーライダーから他のアナザーライダーに変身する時、ウォッチを取り出し起動し変身するというプロセスを踏むだろう」
アナザーグランドジオウは別として状況に合わせてアナザーからアナザーへと変身するのが俺の戦闘スタイルだが
「あぁ」
「だがその時、君は無防備になる時間が僅かに存在していた数コンマの時間だかね…それを補う為のアイテムだよ」
「へぇ…」
無自覚の欠点に驚くハルトだったが
「そのネクストウォッチには君の持っているアナザーライダーの意識を移せば大丈夫だ、そしたらイメージするだけで他のアナザーウォッチが現れて自動変身さ、後は怪人に化身する時のアイテムも格納済みなのと、特におすすめなのがコレ!」
「んだコレ?」
ネクストウォッチのダイヤルを回すとライダークレストが浮かび上がる
クウガからガッチャードまでクレストが刻まれているが、ないのもあるな…
「アイテムを介さずに怪人になる時に使ってくれその辺のライダー怪人のデータは入れてある」
「はいよ……んじゃ調査開始だ!レストインピース!発進!!」
騒がしい話と共にエンジンを蒸しながら樹海へと進路を向けたのである
そして樹海に到着すると白スーツは離れていきハルト達は
「この辺で現れたらしいけどな」
座標に記された場所にきたが獣のけのじもない
「うーん…ディスクアニマルとか色々使うのも疲れるんだよなぁ……ん?」
ボヤいていると 待て!と叫ぶ声に向くと何処となく見覚えの民族衣装を来た青年の兄弟である 体格の良い 恐らく兄の方だが
「人?」
「お前は王国か帝国の手先か?」
「んや、俺達はギルドからの依頼で此処に現れたって話の牛や狼の調査に来ただけだが?」
「星狩族を連れてか?」
おい待て
「え?……は?お前何者だ」
「やはりな…この星を貴様等の思い通りにはさせんぞ!騎士転生!はっ!!」
すると男は剣を掲げて体を牛のような意匠を持つ黒い戦士へと変わる
「黒騎士ブルブラック!!」
まさかの登場に
「はぁああああ!?」
「覚悟しろ星狩族!!」
「いや俺かよ!!」
宗一をロックオンしたのでハルト達は顔を合わせ頷くと
「んじゃ宗一、後は任せた」
「俺達はレストインピースに戻っておくわ」
「あ、久しぶりに卓囲もうぜ」
「ちょっと待ってえ!!」
「待て貴様等も奴の仲間だろう?ならばこの森から生かしておく訳にはいかない!来いゴウタウラス!!」
すると地鳴りと共に現れたのは山のような牛…否!星を守る聖獣である!!
「ゴウタウラスまで…どうなってんだよ!話は……聞いて貰えそうにないから…正当防衛だ!ブレイブイン!行けトバスピノ!!」
「なら俺もプレズオン!お願い!!」
2人は獣電竜を呼び出して戦わせるのであったが その樹海にある木の上から一連の流れを白スーツが見ていた
「うわぁやっぱりこうなるか」
「やっと見つけましたわ白スーツさん」
そこに現れたのはゴスロリの片瞳が時計の美少女 時崎狂三である
「やぁ狂三、どうだった?」
「えぇ見つけましたが分身体が何人かやられてしまいました…まさか樹海に逃げるとは思わなかったので」
「やっぱりか…しかし珍しく本体からの指示で何かと思ったらさ
間違ってハイブリッド恐竜を送ったから回収してとかマジかよ」
「特級な外来種を樹海に放つとか何を考えているのでしょうね」
「そうだよなぁ…」
その森の中に
「グルルルル」「!!!!!」
人の手によって生み出された被害者にて加害者の唸り声が響くのであった
次回予告
黒騎士ブルブラックと戦う宗一、ゴウタウラスと戦うトバスピノなど様々な場所でバトルが展開されていく中 ハルトに襲い掛かるのは遺伝子操作で生まれた ハイブリッド達
「!!!!」
「!!!!」
制御不能な暴君と蠍の王を前にハルトとヤクヅキの王道が示される
次回 樹海から出てきて kill them all!お楽しみに