前回のあらすじ
消息を絶ったシアの父 カムや囚われたハウリア族を助ける為にハルト達は帝国の首都へと向かうのであった
帝都の近くにジャガーノートを止め隠すと街に
「よし到着」
例の如くショッカーのコネを使った顔パスで帝都に入ったハルト、見渡すと雑多で規則性のない街並み これが帝国の首都という訳だな
今回のメンバーはウォズ、旧四天王、ティオ、カレンの7人だ カレンには対策として擬装の首輪をつけてもらっている…奴隷の本場ゆえに油断も隙もない
だが心配な点もある昨日からテスタロッサは姿が見えない、カレラとウルティマは留守番だ…だって勇者wと行動するのは嫌だろうしな
宗一と政人は捕まった人達をフェアベルゲンに送ってもらっている
カレラは千冬と剣を交え、ウルティマはキャロルのドレッドライバーに興味津々だった
ナツキ?あぁアイツは良い奴だったよ、朝飯食べた後 いきなり背後から現れた高雄と愛宕に拉致られた…後は知らん
ハウンド達は武装を整えている夜間爆撃の為にノリノリときてるし
一夏は今頃…
ーーーー
「待つんだ一夏!」
「いや何でオリガはバイクに乗ってるんだよ!!」
「このバイクは貰った」
「そんな事ある訳ないだろおおお!」
「おのれ…私と一夏の邪魔をするな!!」
「リリムも邪魔……一夏は私の……モルモット」
金髪の猫耳美少女とダウナーなエルフの少女がナイフと巨大なスパナ…否!量産型ヴァルバラッシャーを持って追いかけていた
「っ!捕まってたまるかああああ!!」
オリガ、リリム、イータに追いかけ回されているな…うん誰に似たかは知らないが頑張れ!
しかし帝都に入って早々ハルト達は
「おい兄ちゃん、いいカッコしてんなぁ」
「俺達下々のものは金が無くてな…変わりにそこの女達を置いて行っても良いぜ、そこのは貧相な体つきだが楽しめそうだぁ」
いかにもチンピラに絡まれたが
「俺の文字Tシャツのセンスが分かるのに免じて命は取らないでやる…よーしヤクヅキ」
「うむ」
その瞬間 2人の瞳が赤く光ると逢魔屈指のバーサーカーが動き出した刹那 チンピラが見たのは宙に浮かぶ仲間達と自分の光景であったが
殺されないだけ情けであるが
「ほーんと何であんなに血気盛んなんでしょう?」
「いやフィーニスちゃんがそれ言う?」
「潜入調査なのに目立っているのですが」
「まぁ我が魔王ですからね
「しかし本当に此奴は忍ばぬのぉ!」
例の如く主人の奇行に頭を悩ませる面々
「あぁ俺は忍びなれども忍ばない!天下御免なサムライだ!」
「いや忍べよ」
「混ざってるよ魔王ちゃん!色々混ざってるから!!」
「いや待て、ウォズがタメ口でツッコミしたぞ!?」
そしてチンピラ達で出来た屍の山に立つと
「ねぇ君達、死にたくないなら俺の質問に答えてよ」
「誰がお前な「ごちゃごちゃウルセェんだよ、テメェ等は俺の質問に答えてりゃ良いんだよ…クソが」ひぃ!」
「待つのじゃハルト坊、此奴らは妾が徹底的に痛めつけてから情報を吐かせてやろう…ちょうど拷問由来のライドブックもあるからのぉ」
ヤクヅキはそれはもう良い笑顔で言うので
「そっ、なら任せたよヤクヅキ」
「任せておれハルト坊、さぁ豚のような悲鳴を上げろ」
『吸血婦人カーミラ』
魔力で出来たアイアンメイデンを見てチンピラ共は涙を流しながら震え上がっていた
「「「「「ひいいいいい!!!」」」」」」
「な、何なのじゃ!あの見るからに痛そうな拷問器具は!!」
「アレに入ったらダメですよティオ」
数分後
「お待たせー情報集めてきたよー!」
「お、おぉ……ところでその返り血どうしたんだ?」
返り血まみれのハルトにドン引きするハジメだったが
「ん?いやぁ実はチンピラに絡まれてさぁ〜」
魔法で返り血を落としながら笑うハルトに
「っ、まさか殺したのか!」
勇者wが突っかかるが
「は?いやいや適当に骨を何本かへし折っただけだよ殺してない、今頃病院じゃね?」
と笑うが数分前
「おいお前ら、有金全部出せそっちが俺達に手を出したんだから迷惑かけた慰謝料払えや」
最早どっちが加害者が分からない光景が広がっていた
「だ、だから俺はもう何も金なんてねぇよ!」
「なら、そこで飛んでみ?」
言われるがまま飛ぶとなるのは小銭の音である
「なーんだあるじゃないか…ほら出せよ」
「お、おたすけえええええ!!」
「んじゃ黙ってたお前等には関節がパニックの刑だ」
迷惑料込みでチンピラ全員から情報と有金を巻き上げた後、取り敢えず全員の四肢を明後日の方向にへし折ったのを見て
「確かにコレは関節がパニックになりますね」
「あぁ…ハルト様恐ろしい」
「あ、もしもしゾル大佐?そうそう実はさ怪我した人を見つけたんだぁ〜そっちで治療(改造)できない?大丈夫?ありがとう〜じゃあ連れてくね〜」
そしてチンピラ達はショッカーの運営する病院に回収され、治療(改造)されて元気になったのであったとさ
だが肝心の情報だが
「将校の奴と大差ないね捕まった奴等は城の中にいるくらいしか分からなかったよ…けどカテゴリー8並に面白そうな情報が一つ」
「何だ?」
「城の牢番してたネディルって奴の出歩く店を押さえた、そいつから話を聞けば城の中の事とか情報は集まるんじゃないかってよ」
「成る程な、よし探すか」
ハジメはユエを連れていくと、やる事ないので
「んじゃ暇潰しのゲゲルでもするかな〜ウォズ、バグンダダ持ってる?」
「持ってませんよ…と言うより我が魔王、まさかと思いますがこの街気に入ってます?」
「んーまぁね単純な暴力で全部解決出来るとか最高だよ爆撃するのが勿体無いよねーカレラとかダグバとか気にいる街だよ…そうだ呼ぼうか」
「街が消し飛ぶからやめて下さい」
「だよなぁ〜そうしたら意味ないか…暇を一緒に潰してくれる相手(ナツキ、政人、宗一)もいないとなると…しゃあない折角だから暫く散歩でもするかな網膜に焼き付けとこ、何秒記憶に残るか知らんけど」
『相棒の脳はネズミ並みだからな』
「俺の脳小さっ!」
『妥当じゃね?』
「んだとコラァ!!」
「散歩の方がよろしいかと平和の為にも」
「何か酷くないウォズ?俺こう見えて超平和主義者よラブアンドピースを掲げる天才科学者リスペクトだもの」
「寝言は寝て言うものですよ我が魔王」
「辛辣ぅ!!そこまでかなぁ!」
「ハルト坊の戯言を置いといて「置いとくなよ!」これからどうする?」
「実際、暇だよね〜」
「仕方ないだろう、ハルト様がゴロツキを見せしめた結果として誰も喧嘩を売らなくなった」
「良いじゃないですか?退屈なのは良い事ですよ」
「はぁ折角新しい魔剣の試し切りにと思っておったが…あの程度の攻撃で根を上げるとは情けないのぉ」
「ならBBダンゴムシお手玉するか」
「それ我が魔王しか暇潰せませんよね?」
「ならお前たちとグルメ界行くか!」
「あの魑魅魍魎跋扈する魔窟をアミューズメントパーク並みの気軽さで歩けるのは我が魔王くらいですよ」
「えぇ!行こうよ皆〜なんかドンスラの話だと悲鳴を上げさせてから獲物を食べるなんて食癖がある奴がいるらしいんだよ〜会ってみたくない!!」
「そんなヤクヅキみたいな危険人物闊歩する世界に行きたくなどありません!!」
「おいウォズ、貴様ちょっと面を貸せ」
と話していると
「その今更なんじゃが、ご主人様について聞きたい事があるのじゃが」
「ん?何」
「えーとのぉ、一応の確認じゃが今回の作戦は平和的な解決というので大丈夫なのじゃな」
「まぁ主役はアッチだからさ爆撃は無人区画だけ、後はこっちのロボットで暴れるだけだよ」
「平和的解決とは一体…」
精々が城壁をブンパッキーボールで破砕する程度である
「そうなのか……それなら…どうじゃ妾とご主人様で逢引きでも」
「寝言は寝て言えポンコツ竜」
「はぅ!何という言葉責めなのじゃあ!」
「だが…ティオにはこの間の一件で借りがある」
この間の一件 それはハジメと先生の加勢をした事を思い出す
「ハジメ君援護の手柄もあったな信賞必罰は世の常だ、今日はティオの望みを聞いてやる」
「ならば妾を鞭で叩いて欲しいのじゃ!」
「そう言うのはノーサンキュー…それに俺の持ってる鞭だと」
取り出したのはアナザーライアのエビルウィップにアナザーサガのジャコーダーであるが
「こんなんだよ?」
「それはそれで良い!」
「ダメだこりゃ…まぁ良いやウォズ、何かあったら報告頼む」
「かしこまりました」
「後は」
ハルトは念話でカレラとウルティマへテスタロッサを探して欲しいと頼むと
「さて行くかな」
「うむ」
その頃
「はっ!ハルくんが女の子とデートしてる気配を感じたよ!」
「二亜調べろ」
「はいはーいお任せあれ〜囁告篇帙!ふむふむ…成る程ね…ハルきちはティオってあの和服巨乳美女といるぞぉ!」
「ギルティだね!!今日はちーちゃんが気絶してるから私が変わるよ!さぁ出動だ!」
「いや待て流石に仕事中だろう…それにオレ達はオレ達でやる事がある具体的には仕事と称して現地妻候補とデートしたあのバカへの説教だ」
とキャロルが笑う手元には3枚のレプリケミーカードがあったという
「ケミーの三重錬成か楽しみだ」
「っ…」
「どうしたのじゃご主人様?」
「いや今悪寒が……大丈夫だ」
「それなら良いのじゃが……しかしご主人様は色々な存在を引き寄せるのじゃな」
ティオの見上げた先には瑞鶴と翔鶴姉妹が使う折り鶴のようなものが見ていると
「まぁ大半はヤバい奴だがな」
『上がコレなら部下も部下だ』
「真っ先に引き寄せられた筆頭が何か言ってらぁ」
『何だと貴様!!』
「っせぇなぁ本当の事だろ?」
「ご主人様はそのアナザーライダーとやらを本当に信頼しているのじゃな」
「当たり前だ、こいつ等と出会ったから俺の運命が変わった、こいつ等と旅したから逢魔の今がある…だから警告するぞ俺の相棒達に手ぇ出すならテメェでも締め上げるぞ」
それは言外にティオを信頼してないと伝えているに他ならない
「前から疑問じゃったが、何故妾は信頼されておらんのかのぉ…南雲ハジメ殿や新参のカレンでさえあのベルトを貰っておるのに」
「純粋に信頼している結果だ、お前は信頼できねぇんだよ何考えてやがる」
腹に一物抱えているような気がしてならない、彼女に関してはそもそも旅の目的が分かってないのだ ハジメ達の監視や調査なら既に終わってると言っても良いのについてくる、いや確かに責任云々言うならハジメと俺にはあるのだが
ただ純粋な疑念である
「何を言っておるのか、さっぱりじゃ妾はご主人様達に危害を加えるつもりはないからの」
「それなら良い」
ハルトはヘラっとした顔に戻ると囲まれてしまっていた
「おい、お前ら「おらぁ!」ごふぅ!」
早速顔面めり込みパンチでリーダーのような男をノックアウトさせると仲間は慌てて逃げていったのである
「んじゃ、こいつにも聞くか」
ーーーーーーーー
このチンピラは以外にも良い情報を持っていた、この街の冒険者ギルドの酒場なら街の事で知らない事はないとのこと、そう言われて酒場に来たのだが
「アレ?ハジメ君じゃん」
「ハルト?どうしてここに」
「アンタと同じく人探しだよ……あ、マスター、ここにいる全員にお酒一杯ね〜」
チンピラから巻き上げたお金で客に酒を振る舞うと全員よっしゃー!と喜んでいた
「アンタ気前が良いな」
「ちょっとした臨時収入があってね…変わりにだけど、この子とさ、ちょーっと世間話お願い出来る?」
「あぁお客ならな」
「という訳でハジメ君、後はよろしく〜」
と席に戻ろうとしたのだが
「ハルト様、酒をいっぱい飲んで良いのですか!」
「主!カゲン殿は樽ごと飲もうとしてます!」
「いっぱいじゃないよ一杯だよ!ってややこしいわ!!まぁ飲みたいのは飲みたいか…マスター!ワインを樽で頼む!!」
「いや何言っているんじゃハルト坊!?」
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そして元牢番をハジメとユエのOHANASHIにより詳細な情報を手に入れたのだが合流した場所で
「流石の俺でも、それはしねぇよハジメ君」
「まぁな流石に俺も可哀想とは思ったが…中々話さない奴が悪い」
「そうだな…素直に話しておけば股間をそこまで蹴られる事はなかったろうに」
「ファイズブラスターになってやろうかとも考えたがそれは辞めた」
「それが良い、それした瞬間に相手は灰になるからな」
そうファイズのブラスターフォームは並みのオルフェノクなら触れた瞬間 灰になる程のフォトンブラッドが流れているのだ……今更ながらに並みのオルフェノクってどの辺のオルフェノクなんだろうとか考えなくもないが
「予定通り俺とシア、ユエで潜入だ」
「分かったハジメ君、城に潜入するならコレが必要だろう受け取れ」
「こ、これは!!」
ハジメが受け取ったもの それは!
「潜入のお供、段ボール・伝説の傭兵仕様だ!!」
何処かのスニーキングをする蛇が愛用している段ボールだったのだ
「良いセンスだろう!」
「おぉ!分かってるじゃないかハルト!」
「潜入任務には必須だからな!」
とドヤ顔していたが
「いや…この世界には段ボールなんて無いんじゃないか?」
勇者wが唯一まともな事を一瞬だった……
「「……………」」
数秒の沈黙の後
「くそっ!折角段ボールに隠れてスニーキング出来ると思ったのに!!その為だけに蛇さん意識して眼帯にもスコープ機能とかサーモグラフィーとか色々付けたんだぞ!!」
「くそっ!そうだったよ!この世界には段ボールがないじゃん!!何でそんな当たり前な事にも気づけなかったんだ俺!!バカ!!」
『自覚が出来てきたなら良い事だ』
2人はノーー!と頭を抱えていたのは言うまでもない
「さて茶番はコレまでだ、真面目な贈り物を渡そうコレだ」
「コレはクリアーベントのカード!!」
アナザーベルデの中から借りた透明になれるカードである
「コレを使えばだいぶ楽になる筈だ」
「確かにな……おい待て違うライダーのアドベントカードはバイザー使っても本来の使用者にしか反映されないんじゃ…」
「あ……そうだったな………ならコレだ」
「コレは?」
「フォーゼのステルスモジュールだ改造して押すだけで使える」
「最初からコレ出せよ…ハルト達は屋外で陽動だな」
「あぁそれと並行して無人区画を爆撃して目眩しする」
「流石に巨人が二体も暴れたらコッチに目が行くだろ」
「そうだな…一夏」
「お、おう」
「ガブティラを頼んだ」
「あぁ任せとけ!」
ハジメ達を見送るとハルト達はノビをして
「んじゃ行こうぜ、トバスピノ!!」
「!!!」
「プレズオン…初めての合体だね行くぞ!」
「!!!」
「皆、行くぞ!」
「「おう!」」
さぁ合体だ!と電池を構えたが
「待ってくれ」
「あ?」
なーんで、勇者は突っかかるかな〜と見ると
「南雲達のいない所で何をするつもりだ」
「話聞いてた?陽動ですが?ってか何しようが俺達の勝手だろ」
「陽動なら俺達がやるから、お前達は下がっていろ?」
「はぁ?いやいやこの作戦にはガブティラ達の協力が必要ですが?」
「俺達が乗って陽動するから、その電池を渡すんだ」
「「「何言ってんの、お前?」」」
この勇者にブレイブなんか無いだろ?いやそもそも認められてないし
「お前達に任せていたら帝国の市民が危ないに決まってる!その恐竜達には勇者の俺が乗るのが当然の事だ」
「ねぇハル兄、あの人何言ってんの?」
「さぁ?何も出来ないからやっかみしてるんじゃね?」
「何だと!!俺はお前達に任せられないと言ってるんだ!」
「勇者ってのを盾にして他人の力を取ろうとするとかないわーまぁ、ハジメ君達に寄生して神代魔法を頂こうなんて発想するんだから当然か」
「ふざけるな!貴様等が良からぬ事を考えているのは分かっているんだ!」
「アホじゃねぇの?」
「俺は勇者として正しい事をする!魔王を倒すのが勇者だお前みたいに多くの人を不幸にする魔王をな!!」
「はぁ……ここまで来ると見下げ果てたアホだなどーしても俺を悪にしたいか」
「どうした怖いのか、所詮弱い者イジメしか出来ない奴だな」
「それはこの間の檜山とか言う奴だろ?」
「ふざけるな俺のクラスメートを「良くもまぁ仲間を殺した奴をそんな風に言えるよな」っ!それは」
「あと悪いな、俺はお前には手を出さん…ハジメ君に文句言われそうだし、あと生憎殺気以外お前に向けて良さそうな技や道具はないから」
暗に面倒臭い、お前程度にはそれだけで十分と告げる
「それとお前程度の弱者に強者がどんな感情を抱くのか教えてやろうか?……憐れみだよ」
蟷螂の斧という言葉がある、カマキリは己より大きな者へと果敢に立ち向かい捕食する習性があるが それは時として敵わぬ強者にも挑み返り討ちにあう
身の程知らずという意味も込められている
「傲慢な奴め」
「当たり前だろ俺はお前と別次元の怪物達と戦ってきたんだ人殺しの覚悟も無い子供相手にビビると思うか?それと違うんだよ俺を殺して良いのはお前じゃない絶対にな」
確かに勇者は魔王を倒す存在だろう
だが俺を殺して良い勇者はお前では断じてない
「コレ受けて平然としてるならな」
「何を言っーっ!!!」
この時 勇者が見たのは自分の四肢がもがれて首と背骨だけが抜き取られたのを滑稽と笑うハルトの姿があった
「うわああああ!!」
「どうしたんだよ光輝!」
剣を投げ捨てて悲鳴を上げる勇者を見て
「ほらな、その程度なんだよお前は…俺の憧れからしたら小指の先で突けば終わるくらいの圧でしかないんだけどねぇ」
タネが割れれば何て事はない殺気の塊をぶつけただけで殺される幻覚を見ただけ
「うわぁあの程度で泣き叫ぶとか情けな、他のもビビってるしマジないわー…やっぱりさ」
ハルトが後ろを向くと平然としているウォズ達がいた
「終わったか」
「魔王ちゃん遊びすぎだよ」
「悪い悪い、つか今の圧にもビビらないのは流石はお前達だな」
「当然です、あの程度で泣き叫んでいたら我が魔王の近衛など務まりませんよ」
勇者が悲鳴を上げるような恐怖の圧でも旧四天王からすれば扇風機の弱風並みの威力でしかなかったのである
「気は紛れたかハルト坊?」
「んー不完全燃焼だね…骨あるのかなと思ったら腑抜けの腰抜け、殴る覚悟はあるのに殴られる覚悟のない使命感に酔ってるだけの自己正当化マシンじゃんアレ」
「はは、アレがこの世界を救う勇者とかマジないね」
「忌々しいですがナツキの方がマシですよ、アレはアレで魔王様を止めようとする気概がありますぞんざいに扱われようとも折れずにある…まぁあの位でなければ魔王様の前で勇者を名乗る資格はありませんが」
「以外とナツキを買っているのだなフィーニスよ…ハルト様どうでしたか?」
「ん?そうだなぁ……あぁそうそう確かにつまんないね、弱い者イジメってさ」
目の前にしゃがんで勇者へ笑顔を向けると勇者は顔面蒼白となり気絶したのであった
「ありゃ伸びちゃったか、なぁアンタ等」
「っ、な……何かしら?」
「次、同じ事したらマジで殺すから覚えておいてね…あと邪魔しないように縛り上げてよ」
「わ、分かったわ」
ーーーー
さて気を取り直して
「「「「ブレイブイン!!」」」」
そして全員が獣電池を投げると
『ガブリンチョ!!』
一斉に獣電池を取り込んだ獣電竜が巨大化するとそれぞれの相棒に乗り込む
「行くぞナツキ」
「あぁやろうかハルト!」
「「バクレツカミツキ合体!!」」
プレズオンの体が分割されていきトバスピノに合体していく、片腕にプレズオンの頭部がもう片腕にブンパッキーをつけた新たな巨人
『バクレツスピノダイオー!!』
「「完成!!バクレツスピノダイオー!!」」
バクレツスピノダイオー 出陣!!
そして
『キョウリュウジン・ウエスタン!ヒーハー!!』
現れた赤い巨人 そしてその背中を飛ぶ黄金のトサカが重なる時
「「「ライデンカミツキ合体!!」」」
一夏、ジョウゲン、ベアトリスの掛け声に従い キョウリュウジンが新たな姿へと変わる背中にプテラゴードンを纏し空のキョウリュウジン
「「「完成!!ライデンキョウリュウジン・ウエスタン!!いざ参る!」」」
二体の獣電巨人が現れると同時に異変が起こったのだ
『ギガガブリンチョ!!』
「「っ!!」」
『ギガントブラギオー!!』
現れたのは白亜の巨体を持つ獣電竜を見守る巨人
ギガントブラギオー 現る
「誰だ?」
あのブラギガスに認められるなんて只者じゃないなと身構えると同時にブラギオアックスを構えて此方を攻撃したではないか!
「ふざけんな!!」
「おい敵かよ!!呪腕さん、ハジメに連絡!イレギュラー発生って報告して!」
それだけ言うと改めてバクレツスピノダイオーとライデンキョウリュウジンがギガントブラギオーとの戦闘に入るのであった
次回
突如 現れたギガントブラギオーと交戦するバクレツスピノダイオーとライデンキョウリュウジン!ブラギガスに認められた者は果たして敵か味方か? それを知る為にトバスピノの特殊能力が火を吹く
「強制カミツキ合体!!」
強制的にギガントスピノダイオーになり、コックピットでハルトが見た人物とは!!
次回!敵か味方か 閃光の勇者!!
お楽しみに!!