前回のあらすじ
ハウリア族と帝国のいざこざに決着がついたと思ったのも束の間 アリエルがバランサーに襲われたと知らせが入る 白スーツ達の介入もあり難を逃れたが アバター強奪の裏に動く謎の組織 ハンドレッドの暗躍を知るのであった
一夜明けた レストインピースの会議室では
「ハンドレッドだって!!それはゴージャスなハル兄と一緒に倒した筈だよ!」
「ゴージャスなハルトって想像つかないな」
「きっと文字Tシャツの文字が金ピカなんですよ」
「違いないな」
「政人さんに宗一さんも俺は真面目に話してるんですよ!!」
一夏が会議室で驚愕の声を上げる、そう彼が以前倒した敵が復活していたのだから
「実際、残党とか別支部の奴らとかじゃないのか?ネオタイムジャッカーもそんな感じだし」
「…………」
「ハンドレッドねぇ……一夏、実際に戦ったお前だけが情報を持ってるんだ分かる範囲で良いから教えてくれ」
「えーと、バトラーさんの話だと世界征服を企む悪の組織くらいの事しか…」
「あれ?俺達とやってる事大差なくね?」
「ジョウゲン違うぞ!我々は悪の組織ではなく国家だ!」
「そうですよ先輩!ハンドレッドがショッカーなら我々はクライシス帝国なんですよ!!同じ悪でも規模が違います!!」
「そうだったな…俺が悪かった」
「そこも違うぞフィーニス!!あと何で悪の組織で例えた!!」
「と、取り敢えず落ち着きましょう、そのハンドレッドがバランサーを拉致して行ったと」
「見事にジリオンドライバーと適応してるアバターが持ってかれた訳だ」
「現在、白スーツが追いかけてるらしいが」
「くそっ!」
「落ち着け一夏、お前は悪くない」
「けど千冬姉!」
「まぁまぁ今は現実を受け入れようよ」
「束様に賛成です、ハンドレッドの介入で逢魔、現地世界の魔人族、ハンドレッドと3勢力が揃い」
「混沌を極めてる……このまま〜」
「ビルドのOPを歌う気ですか我が魔王?」
「いやいや…ねぇキャロル、そろそろ膝が痺れてきたからさ「ダメだ」えぇ」
「誰がお前の正妻かを見せしめているのだ」
そう正座しているハルトの膝上にはキャロルが座っていたのである
「まさかアリエルまで落としていたとはな…だが正妻はこのオレだ以前変わりなく!!」
「キャロル、今回は一応真面目に頼むぞ」
「分かっている、しかしハンドレッドか…」
「おしゃれな名前だよね」
「確かに」
「お前たちは真面目にやれ」
千冬の言葉で全員真面目に会議をやるが
「けど、ゴージャスなハル兄なしでハンドレッドと戦えるのかなぁ…」
そう心配な声音の一夏だが
「安心しろ一夏!ここには様々な世界で色々やらかすヤバい魔王と認定されている怪人王こと、そう!この俺がいる!!」
「自覚あるなら直してよハル兄!!」
だが取り敢えず事件後の話をしよう
ハウリア族と帝国との間で結ばれた誓約に則り現在 帝国領にいる亜人奴隷解放の為に神の使徒の体を持つ香織さんが呼びかけを行っている
伊達に信仰されてる宗教ではないらしく奴隷解放はスムーズらしい
そのおかげで移送用のガンシップやジャガーノートでの回収も早く明日までには何とか集まるだろう
勿論、奴隷として残る人もいるらしいがその辺は待遇改善だけで良いとのこと
んで問題なのは此処からだ、カムの提案でその誓約の宣誓をフェアベルゲンまで行ってやらないとダメというのだが
「なーんで皇帝や姫さんをレストインピースに乗せる話になってんのさ…まさかアレか?ハウリア族と亜人族が解放されたハッピーで埋め尽くされたからレストインピースまで行こうぜぇ!ってあの人的なノリなのかハジメくん!!」
『メタぁ…』
「悪い…俺の飛空挺での移送も考えたんだが操縦中は動けなくなるのと帝国全体の亜人奴隷の移送も考えるとこっちのが早くてな」
「いやまぁ確かにそうだけどさ…あの皇帝に此処の技術見せたら絶対粘着されそうだけど」
「最悪スタンで気絶させて良いから頼む!」
「それならそうする、燃料補給の時間かかるけど大丈夫?」
「え?」
「当たり前だろ輸送艦とは言え貨物の重量が増えたら減る燃料も多くなる…最近無理に飛ばして回ったからな燃料補給が終わるまで飛べないぞ」
「それってどれくらい?」
「うーん4時間くらいかな」
この巨体だから仕方ないとハジメは納得して
「分かった、カムにはそう伝えておく」
「頼んだ、んじゃ後でな」
「おう」
ハジメにも一応の経緯は説明しており、ハンドレッド なる組織の行動に気をつけろと警告したのである
ーーーーーーーー
一方その頃 とある世界では
「マイロード、ハンドレッド残党の情報を掴みました」
「そうかご苦労、何処にいる?」
「魔法のあるファンタジー世界にございます」
「ほぉ魔法か、よし行くぞ」
「ですがマイロード、レジェンドがこの世界から離れてしまったら一体誰がこの世界を「安心しろ」え?」
「俺様がこの世界から離れれば、敵はそれを追わざるを得ないだろうこの世界とは違う孤立無援の状況に奴らは釣られるだろう…俺様の輝きに近づく羽虫のようにな!」
「流石はマイロード!!」
「だがそうなると家族が心配だな…よし旅行に連れて行くか」
「それはリスクが高いかと」
「何、息子の夏休み旅行だ…一夏の冒険が男を成長させるだろう…司にも色々大変な思いをさせているからな」
「はぁ…わかりました、では先遣隊として私が向かいます」
「そうか気をつけろよ」
「はっ!!」
「そう言えば魔王の俺様はウォズが従者だったような…」
「あの何か不穏な言葉が聞こえたのですが?」
「気のせいだ」
ーーーーーーーー
そんなやり取りを知ってか知らずか
「しかしハンドレッドかぁ」
「前に一夏と戦ったって組織だろ?」
「強い?」
リリムとイータと共に帝都を回っているのだが彼の頭にはハンドレッド のことが過ぎっていた
「強いよ」
「そうか…けど大丈夫だろ?」
「え?」
「一夏…その頃より…強くなってると思う……だから大丈夫」
「2人とも…そうだよ俺だって成長してるよな!」
よし頑張ろうと意気込んでいると
「織斑一夏だな」
「あぁ、アンタは?」
「俺の名は満月、貴様が倒したボスの仇を討たせてもらう」
「同じく新月、同じく弔いさせてもらう」
2人の幹部が呼び出したのは 緑と銅色のバッタ…否 ホッパーゼクターである
「「変身」」
『『HENSHIN!!CHANGE!KICK/PUNCH HOPPER!!』』
ヒヒイロノカネの装甲を纏い現れたのは2人のライダー 否、地獄から甦りし戦士 仮面ライダーキックホッパー、パンチホッパー
「行くぞ!!」「覚悟」
「2人とも下がって!『おい一夏』ネガタロスさん!ゴーストイマジンさんも!!」
久しぶりに一夏の中から抜け出たイマジン'sである
「ここは俺達も混ぜてもらおうか」
「新四天王揃い踏みだな」
「あぁ久しぶりだな」
「いや1人足りないんだけどって牙王さん!!いつの間に!!」
よく見れば牙王がガオウライナーに乗り現れていたのである
「ネガタロスから集まれと言われてな、久しぶりだが暴れるか」
「まさか時の強盗団のリーダーまでいるか」
「関係ない」
そして久しぶりの新四天王同時変身である
「「「「変身!!」」」」
『スチームホッパー!!』
『NEGA FORM』
『SKULL FORM』
『GAOH FORM』
そして新たな戦いが幕開けたのである
同時刻
ハルト達は事態の進捗確認をしていた
「しかし新たな敵とは景気の良い話じゃな…ここでは魔人族だけで退屈しておったからのぉ」
「一応言っておくけど、俺達の最優先事項は迷宮攻略と7人ライダーのウォッチ回収だからな」
「分かっておる…じゃが唆るのぉ」
「そう言って返り討ちに遭わないでよ笑えないから」
「そうだな」
「まぁ先輩とか敵見て突撃する戦闘狂ですから無理な話ですよね」
「おいお前ら、後で話がある……ん?どうしたのじゃハルト坊?」
「んや、アレ」
ハルト達の前を通せんぼするように立っていた
「あの邪魔だから退いてくれます?」
「常葉ハルトだな」
「えぇ…いや退けよ」
「呑気な奴だ、俺達はハンドレッドの幹部「天誅!!」ごふぅ!!」
「兄者ぁ!!」
名乗り中にヤクヅキのドロップキックが的確に名乗り中の幹部の顔面を捉えたのであった
「ふぅ……気をつけろハルト坊!ハンドレッドの先制攻撃じゃ!彼奴め油断ならんぞ!!」
「いや先制攻撃したのコッチやで!!」
流石のハルトも関西弁でノリツッコミをする
「ま、まさか名乗る途中に攻撃するとは…貴様に士道はないのか!!」
「(五河)士道か……うん、ないね(こいつセイバーについてまで調べているのか、厄介だな)」
何故か久しぶりのすれ違いが発生しているような気もするが気のせいだろう
「っ、大変だよ一夏達もハンドレッドと交戦中だって!」
「何ぃ!!よしこいつら無視して行くゾォ!」
「残念だが」「此処から先へは行かせない」
遮る2人だが
「邪魔、今忙しいんだよ」
「ならもっと忙しくしてやろう、こい!」
現れたのは新しい幹部と大量のカッシーンである
「カッシーンさん!オーマジオウの所から家出してきたの!?」
「そのカッシーンはクォーツァーの遺産を模倣し量産したものだ」
「何だと!」「それは聞き捨てならん!」
ジョウゲン達からすれば古巣を漁られたようなものだからなぁ
「となると我々の敵ですね」
「では改めて名乗ろう俺はハンドレッド幹部「兄者!上だ!」ん?あだぁ!!」
名乗ろうとした所に頭から金タライが落ちてきたのである…報われない恐らく誰かがバカモンロックシードを使ったのだろうな酷い奴もいたものだ
「おのれ魔王…名乗る前に攻撃とは何て卑劣な!!」
「いやそれは不慮の事故では?」
流石のハルトも彼の不幸には同情する
「行くで!!」
「おう!」
2人が取り出したのはカードデッキである
「「変身!!」」
そして変身したのはライダーバトルで浅からぬ因縁持つ2人組
仮面ライダータイガ、仮面ライダーインペラーである
「兄者…タイガとインペラー…おいそれはドラゴンナイトの方だろうがぁ!!」
ハルトは秒で気づいた、コイツら海外版龍騎の設定じゃねぇかと
「行くで兄者!」
「おう!」
「ウォズ達は其方を任せた!!」
「お任せを!」
さてと残りは俺の相手かな
「んで、一応だけど俺の邪魔する敵で良いよね?」
「あぁ貴様は我等ハンドレッドの敵だ」
「俺、ハンドレッドに何かしたかな?」
「知る必要はない、これから倒されるものには」
まさかハルトの知っている英雄(プロトドライブ)のセリフを使うなんて
「あ?」
許せる訳がないな、カチンときていると
「ハンドレッドの世界征服には逢魔王国と魔王は邪魔なのだ故に消えてもらう」!!」
「知るか、俺達の平穏を邪魔するなら倒す」
「そして我等ショッカーの敵でもある!」
そこに現れたのは予想外の人物であった
「え。ゾル大佐!!どうして此処に!」
「我々ショッカーの情報網を甘く見てもらっては困るな魔王」
その背後には戦闘員がイーッ!と馴染みあるポーズで立っていた敵なら厄介な奴らでも味方なら心強いな!
「おやおやまさかショッカーの大幹部まで出てくるとは運が向いてきましたか?」
「ほぉ…我等と戦って勝てると思っているのかハンドレッド!」
「当然です、ショッカーのような旧態依然の組織など我等ハンドレッドの前では有象無象に過ぎない!!」
「お前本当に死にたいみたいだな」
「奴にはそれ相応の苦しみを与える、魔王よ力を貸せ」
「言われるまでもないな行くぞ!」
臨戦態勢の中 ハンドレッドの幹部が取り出したベルトはデザイアドライバーにマグナムバックルだと!
「何でベルトを…」
「我等ハンドレッドの技術をもってすれば仮面ライダーのベルトを複製するなど造作もないのですよコレのようにね」
そう言った幹部のベルトを見てハルトの瞳から光が消えたのである
「嘘だろ…」
「行きますよ変身」「変身」
『エターナル』
『SET…Magnum』
更に鳴り響くガイアウィスパーとロストドライバーを見てハルトの怒りのボルテージが跳ね上がった
翻す黒いマントに大量のメモリスロットにナイフ型のデバイス、見間違える筈がない それはハルトの憧れのヒーローの姿だったのだから
「仮面ライダーエターナル、全てのメモリを支配する存在だ」
「仮面ライダーダパーン」
エターナルとダパーンに変身した2人だが
「…………違う、お前達は偽者だ」
「何?」
「俺の知ってる仮面ライダーなら…その程度の覇気な訳がない!!見た目だけのエターナルなど恐るに足りん!俺が恐れるのは…俺を倒して良いのは大道克己が変身した本物の仮面ライダーだけだ」
それを証明するように両腕の蒼炎にノイズが走り刹那 赤い炎が覗き見えたのである
「へぇ…それなら尚の事よく分からないね」
「あ?」
「大道克己はもういないじゃない?何、死人の事で熱くなってんの?」
その言葉を言った瞬間 ハルトの頭は真っ白になると同時に怒りが沸点に到達、何せ怒りのオーラが実際に見えるときた
「…………………」
周りの為に抑えていた怒りや殺意の解放、それは周りにいた帝国市民が逃げ惑うよりも感じた死という生物が逃げられない圧倒的な恐怖であり中には耐えきれずに失神する者すらいた程
タイガ、インペラーと戦っていたウォズと旧四天王達でさえ恐怖に震える
「わ、我が魔王?」
「何言ったのさハンドレッドの奴は!」
「ははは!これは驚いた…やはり化けるのぉハルト坊は!」
「これが魔王様の本気…あぁ感動で震えています」
更には離れた場所にいたキャロルや千冬達で悪寒に震えていた
「おい誰だあのバカを怒らせたのは」
「はぁ……流石に同情するぞ」
「そうだねぇハルくんが彼処まで怒ると」
「死体さえ残らないわね」
「あ、映像出たよ見る?」
そういうと全員が映像を見るのであった
そして魂の回廊を繋いでいる原初の三人娘でさえ、ここまで激昂する主に震えていた
「この圧…まさか」
「我が君なのか?しかしコレは」
「怒ってますわね、それも最高にあぁ素晴らしいですわ普段は我等を気遣っていたのですね」
「けど残念なのは、この状態の我が君と戦えない事だな」
「いや流石にボクは戦いたくないね誰か知らないけど同情するよ、今のハルなら私達三人かがりでも勝てないだろうし…てかギィにも届くんじゃない?」
「だな…というより誰だ我が君の逆鱗に触れた愚か者は」
「見に行く?」
「そうですわね、物見遊山と行きましょうか」
隣に立っていたゾル大佐でさえ足が震えていた大幹部の意地で立っていたようなものである
唯一無事だったのはハルトの中に住まう者達のみ
『あ、死んだなコイツ』
『相棒、俺達は止めんぞ好きにやれ』
「あぁ……ハンドレッドは俺の敵だ容赦なく殺せるよ」
ハルトの脳内では数多に宿るライダー知識から目の前の偽者を倒す為の最適解を弾き出していた
「はっ、ハッタリだ…その威圧で俺達をどうにか出来るとでー」
ダパーンはマグナムシューターを構えて狙撃しようとした瞬間 体がズルリと動いて倒れた己の視界に入るのは両断された下半身であり変身解除した後も
「ひぎゃあああああ!!」
「囀るなよゴミが」
上げる悲鳴が煩わしいと言わんばかりに右手に持つザンバットソードを食技との合わせ技で文字通り千切りにした、剣を払うと血が扇状に散らばるのであった
噴き上がる血飛沫と人だったものを見てエターナルは怯える
「な、なんだコレは…」
「今怯えたね?」
「何?」
「本物のエターナル…大道克己なら今のを見ても恐れずに立ち向かうよ?死んでるから恐怖もない、痛みへの躊躇いもなくね、それが不死の傭兵 NEVER、そのリーダーの大道克己なんだよ……なのに俺のやった事に怯えたお前がエターナル?何の冗談かな?かな?」
淡々と機械的に話すハルトに思わず後退りする
「ふ、ふざけるな…俺が…この俺が!こんなライダー擬きの落伍者にぃ!!」
『ZONE!maximum drive!』
ゾーンの力で全てのT2メモリをスロットに装填 26本のマキシマムドライブ 収束されたエネルギーは緑色の玉となるとそのままハルトに向かっていく
「これで……消し飛べェェェェェ!!」
エターナルの最強必殺技 ネバーエンディングヘル
「ははははは!!何だこんなものか」
と笑うが煙の中から現れたのは無傷のハルトである
「な、何でだよ、何で!!」
タネは簡単、ジェノサイダーをミラーワールドで召喚してブラックホールで吸い込んでもらったのである
「当たり前だろ?そんな模造品で俺に勝てると思うなよ?」
「ふざけるなぁ!!」
再び攻撃しようと貯めに入るが、そんな事させない
『W』
「『さぁ、お前の罪を数えろ!!』」
ハルトがアナザーWになり投げかけると
「罪?そんなのあるものか!!Wかメモリを使うのならば、このエターナルの敵ではない!!」
『eternal!maximum drive』
「コレで終わりだ!」
しかし
『ヒート・ジョーカー』
「オラァ!!」
「ぶっ…な、何故…エターナルの技が効かない!!」
「何言っているんだ?俺はもしも仮面ライダーと戦うならという妄想を普段からしているのだが?これくらいの対策など俺の常識の範疇でしかないぞ」
『何で数少ない脳みその要領を無駄な事に割いている…』
『だが現状に役に立っただろう?まさかアナザーエターナルのマキシマムをぶつけて相殺するなんて普通は思いつかん』
アナザーエターナルに任せてマキシマムをぶつけてもらい相殺した アナザーライダーは仮面ライダーの鏡写し ならば技の出す波長は同じもの それならば同じ波長をぶつけて相殺させれば良い
「さてと…こい!リアクターアックス!!」
アナザーWの呼びかけに応じて現れた機械仕掛けの片手斧 リアクターアックス
『reactor!maximum drive!』
炉の記憶から溢れ出る膨大な熱量を吸収する事で刃が赤熱化していく、そして溜め込んだエネルギーが太陽を思わせる色の火球となり現れる
「んじゃ行くけど良い?」
「ま、待ってくれ!!!」
「答えは聞いてない」
『joker maximum drive』
ハルトと最も相性の良い切り札 感情の昂りで力を増すジョーカーメモリの力を解放、黒い太陽となった火球をエターナルへと投げ返したのである
「っ!」
慌ててエターナルローブを纏い防御するが、そのままの勢いで吹き飛ばされ壁に激突すると気絶してそのまま変身解除となった
「ハンドレッドか…おい、お前ら助っ人は」
目線の先にはノックアウトされたインペラーとタイガがいた
「いらないか…アナザーディケイド」
『分かっている、今アナザー響鬼とアナザーウィザードに探させているが…よし現在の情報だ』
一夏達新四天王はパンチ、キックホッパーと戦闘中
キャロル達やハウンド達には誰も向かってない、帝都にいる奴に絞ったのか…
宗一さんと政人さんはハジメくんと合流して戦ってるとの事…ファイズとカイザの同時変身みたいなとか考える余裕があった
「となると優先すべきは…っ!」
『ルナ・ジョーカー』
メモリチェンジで体を伸縮化させて回避すると同時に大量の散弾の雨が降り注ぐ
「点じゃなく面を狙うあたりやるねぇ」
『どうやらメモリの対策もされてるようだな』
「だね、一応ハンドレッドが何で俺を狙うかな?」
「貴様の持つ、あらゆる怪人の遺伝子情報だ」
「は?」
「全ての怪人の遺伝子やデータを宿す貴様を捕らえ、我らハンドレッドのクローン怪人軍団創設計画の礎とする」
「アホじゃねぇの?」
「何と言われようがハンドレッドの目的の為に貴様を捕らえる」
と幹部が出したのは見覚えのある灰色のコウモリロボ…おい
「アークキバット!?」
「まさかハンドレッドの技術で…」
「変身」「へぇんしぃん!!!」
そして現れた巨人 仮面ライダーアーク その手にはあらゆる災厄を起こすとされるアークトライデントが握られていたのだが
「…………………」
その怒気は仲間の結晶を冒涜したレジェンドルガの王たる故の覇気 目の前の敵を生かしておけないという意思である
「ハルト坊、此奴は妾が倒す」
「頼んだ、ウォズ達は援護「いらん」ん、じゃあ行くぞお前ら」
「「「「はっ!」」」」
5人がそのまま走り去ると
「何だ、6人がかりでも構わんぞ?」
「黙れ木偶の坊、貴様など妾だけで十分じゃ…妾達の鎧を使った愚かさを命を持って償え!変身!!」
そしてヤクヅキもアークに変身する
「ふん!」「らぁ!」
2人のアークトライデントが激突して周囲に大きな爆破があったのであった
その頃 一夏達は何とかパンチ、キックホッパーを倒して一息ついていたが
「おいテメェ、ハンドレッド が何しに来た?」
と尋ねると幹部は
「お、俺達は魔王に宿る怪人の遺伝子を狙いに来た…へへ今頃他の仲間が魔王を襲っているだろうな」
「そんな!」
「コレは大変だな」
「どうするネガタロス?」
「放っておけ」
「そんな!ネガタロスはハル兄がどうなっても良いのかよ!」
「違う、ボスなら今頃」
同時に大きな爆発が起こるのを見て一言
「よし生きてるな」
「爆心地にハル兄ありだね」
「おい待てトラブルで大将の安否確認するなよ」
「ふぅ……腹減ったな」
「マイペースか、っておい!空から何かが落ちてくるぞ!」
「おいまたか」
その頃
『exceed charge』『exceed charge』
ファイズアクセルのクリムゾンスマッシュとカイザのカイザスラッシュがハンドレッドのカッシーンを大量破壊したのであった
『time out reformation』
元に戻り変身解除すると
「これ……カッシーンか?」
「何だよコイツら無駄に硬いな…シアの全力ドリュッケンでも凹まないとかどんな金属だよ」
「持ってって良いぞ、ハルトの話にあったハンドレッドって組織だな」
「よし取り敢えずハルトと合流するぞ」
「あぁ」「だな」
ハジメ達も行動を開始しようとした矢先 空から何かが落ちてきたのである
「何だよ!新しい敵か!!」
粉塵が晴れると現れたのは
「俺様、ゴージャスに参上!!」
見るからにゴージャスだと分かる服を着たハルトと執事のようなスーツを着た ナツキであった
「何だアレ」
「ハルトとナツキの奴がおかしな事に…」
「ふぅ………ここにハンドレッドがいるのか?」
「はい、間違いありませんマイロード」
「ならば俺様の新兵器実験に使わせてもらうか…おい、そこの白髪筆頭の奇抜3人組よ」
「俺達のことか?」
「貴様以外に誰がいる?貴様、俺と同じ顔をした奴を知らないか?それか織斑一夏という少年について知っていれば教えてもらおう」
「いやお前と同じ顔してる奴なら知ってるが」
「それは重畳だ、さぁ俺様を案内しろ」
「何だアレ?」
「取り敢えず敵じゃなさそうだけど…」
そう話し合いしているとガオウライナーに乗って現れた一夏達 新四天王である
「ハジメ!良かった無事で……ってゴージャスなハル兄!!」
「何だあの金ピカなボスは!!」
「久しぶりだな織斑一夏よ、借りを返しに来たぞ」
「あ、はぁ…あ、ナツキさんも久しぶりです」
「お久しぶりです、一夏君」
「おいまさか…この人が仮面ライダーレジェンド!?」
「そう「その通りでございます!此方の方こそが常葉ハルト!オーロラカーテンシステムを開発し新たな地平を開くもの!」被せるな」
「マジかぁ…聞いてはいたが想像の三倍ゴージャスだ!」
「取り敢えずハル兄と合流しよう!」
「そうだな案内しろ織斑一夏」
「あぁついてきてって…は?」
その視線の先には仮面ライダーアークvs仮面ライダーアークが戦っており、更に
「な、何故貴様にポーズが効かない!!」
「俺に時止めが通用すると思うなよぉ!!」
その近くでクロノスを追い詰めているアナザージオウがいた
「えぇ…」
「クロノスか丁度良い、主役の登場に歓喜しろ…さぁ楽団演奏の時間だ」
「えぇ皆様お願いします」
ハルトが指を鳴らすと突如現れた楽団が各々の楽器で音楽を奏でた
ーBGM パラレルワールドー
『レジェンドライバー』
そしてケミーカードを取り出して、あのヒーローと同じ構えを取る
「変身」
『ケミーライド…レ・レ・レ・レジェンド!!』
カードを装填しバックルを操作する
秘められた力が解放され数多の鏡像が一つとなり今、新たな伝説が始まる
「な、何だアレ!!金ピカのディケイド!?」
「バカな!何故貴様がここにいるのだ!!常葉ハルト!!」
「え?じゃあアレは別世界の俺か!」
「その通りご覧ください!その名も仮面ライダーレジェンド!広くあまねく世界を照らす、正に行ける伝説!!」
「何かナツキがウォズみたいなムーブしてる!!何か気持ち悪い!!」
「アレが私のポジションを狙ってるナツキか…許すまじ!」
「待ってウォズちゃん!あの人は多分味方だからダメだよ!!」
殴りかかろうとするウォズを止めるジョウゲン達に
「さぁ、ヒーロータイムだ……おい待て、何故クォーツァーのライダーがここにいる?」
「あ?この2人は俺の仲間だ」
「何だと!!っ!ネガタロスにゴーストイマジン、それに牙王だと!!何故ここにダークライダー達が!」
「俺の仲間だが?」
「……………覚悟しろハンドレッド 」
「何故今の流れで俺を攻撃するのだ!!」
「黙れ!!」
そう言いながらレジェンドライドマグナムを発砲しながらクロノスに攻撃を仕掛けるレジェンドに
「やっぱり根っこはハル兄だね」
「あぁ何だかんだでレジェンドライダーへの敬意は忘れていないのだな」
と頷く面々だが
「待てよ…ゴージャスな俺……っ!お前が雄介さんに出会った俺かぁ!!」
魔王ハルトは憧れと出会ったという嫉妬の感情が爆発した
「八つ当たりじゃあ!!」
「だから貴様も何故俺に当たる!えぇい!」
『ポーズ』
クロノスの代名詞 世界の時を止めるポーズを使うが
「だから俺に通用すると思うなぁ!!」
そのままアナザーツインギレードを斬り払うと
『リスタート』
そして時は動き出す、レジェンドは動けるようになり
「さぁ、偉大なる伝説を見せてやろう」
『ケミーライド……エグゼイド !』
別のケミーカードを読み込んで新たなライダー
金色の装飾を加えたエグゼイド こと仮面ライダーゴージャスエグゼイド へと変身したのである
「ノーコンティニューでクリアしてみせよう」
『ゴージャスアタックライド!エ・エ・エ・エグゼイド !!』
「クロノスよお前の運命はここまでだ!」
『マイティクリティカルストライク!!』
『クリティカルクルセイド!』
「たぁ!!」
「おのれえええええ!」
推奨BGM ーexciteー
そのままお互いのライダーキックが炸裂、競り勝ったのは
「たぁ!!」
「ぐ、ぐああああああ!!!」
ゴージャスエグゼイド である
「ハイスコア更新だ」
「え?何アレ…エグゼイド になってんだけど?」
「ほぉ貴様が魔王か」
「その通り!祝え!怪人達の頂点に君臨する絶対王 その名も常葉ハルト!!伝説と相対した瞬間である」
「本当にウォズまでいるのか……っ!」
「んだよ」
「魔王の俺様よ、ウォズと俺の世界のナツキを交換しないか!」
「断る!!!」
次回
ゴージャスハルトと邂逅を果たした魔王ハルトであったが
「ウォズと俺の世界のナツキを交換しないか?」
「断る!大事な右腕を貴様に渡すと思うかぁ!」
「我が魔王…」
「ならば五代雄介のサインもつけよう」
「………サイン一枚で、この俺が釣れると思ったかぁ!!」
「一瞬揺れ動きましたね我が魔王!!」
そしてハンドレッド の脅威を目前に魔王とレジェンドは手を組む
「行くぞ」『グランドジオウ』
「あぁヒーロータイムだ!『ケミーライド…』
次回 伝説と魔王 お楽しみに!