…………鳥の囀る とある町にある普通の家
そこの一室 部屋には大量の仮面ライダーのフィギュア、変身ベルトが飾られ埋め尽くされていた
「…………………えぼるとおおお……」
夢の中なのだろうハルトは、何故かブラッド族の名を叫んでいた
「だからいっただろう……おやつは300えん………こーひー…まずい…だれのせい?…ばんじょうだ…」
どんな夢を見てんだとツッコミが炸裂すると思われるが部屋に入ってきたロングヘアの女性がいた
「あ、やっぱりまだ寝てる〜もう…ほらハルト起きて朝だよ」
「………………」
ゆすっても起きないので彼女は奥の手を使う
「起きないと…ジオウ最終回見逃しちゃうよ」
「何だとおおおお!!いやああああ平成が終わるうううう!」
ガバッと起き上がるハルトは目が見開くと
「おはようハルト」
「あかね?」
「もう、寝坊だよ!ほらちゃんと着替えて」
「ん…そうだな平成は終わらねぇ!!」
「着替えて」
「はい」
何か違和感、だが…いいか彼女がいるならと
ハルトは学生服に着替えるのであった
「何で懐かしいと思うんだろ?」
「ほら朝ごはん作ったから早く食べて」
「いつもごめん、あかね」
毎日ご飯用意してもらっている、家は両親が俺に借金を押し付けようとしたが誰かが居場所を借金取りにリーク…その結果 両親はベーリング海でカニ漁をしているらしい…これを機に家族は離散、妹は一人暮らしを謳歌している俺は爺ちゃん達の力を借りながら一人暮らしをしているのだが
「ハルトは1人にするとずーっと仮面ライダー見てるでしょ!」
と言われて以来 彼女は何故か俺に親身になってくれている本当に彼女には頭が上がらないなと焼かれた食パンを食べるのであったが
「通い妻?」
とかぽつりと呟くがそんな声は聞こえてなかったようで
「良いんだよ、私が好きで作ってるんだから」
「なら夜は俺が作るよ」
「ハルトが?」
「うん頑張る」
ふふふと笑うあかねは
「大丈夫だよ気持ちは嬉しい」
「そっか……」
そういやぁ俺は料理作れなかった…何故作れると思ったのだろう?と首を傾げるのであったが
「本当、あかねのご飯美味え…嫁に迎える人は幸せだろうなぁ」
「へ……ちょっ!ハルト!?」
「あ、ごめん」
「ううん…そのありがとうございます」
「ん?どういたしまして?」
そして食事を終えて学校に向かう通学路
「しかしこの間のジオウ最終回は涙が止まらなかったよ…」
「平成ライダーの集大成だったもんね」
「あぁ……そりゃオーマジオウ最強……というより過去回でのvsジオウってめちゃくちゃ手を抜いてんだなって、あと…まさか全てのライダーの力を集めるがさ…1号ライダー以外含む全ライダーとか思わないじゃん!!あぁ平成が終わる…ゼロワンが楽しみだけど……いや!俺にはまだ劇場版やVシネマや小説ある!!平成は終わらねぇ!!」
「怖いよね、アナザーライダーも怖い顔だったし」
「流石は俺の超えるべき相手だな…いやいやアイツらは怖いのは顔だけで中身は全然……ん?」
「ん?」
違和感、何だろうこの感じ
「何言ってんだ俺?」
「大丈夫ハルト?」
「自信ない」
「もう大丈夫だよ、ほら行こう」
「おう」
その通学路
「あ、おはようハルト兄さん」
と満面の笑みで爽やかに挨拶するのはハルトの妹 ハルカ 隣にいるのはその恋人のトーマであるが
「はい!解釈違い!!!」
ハルトは体が勝手にカブトのライダーキックばりの綺麗な回し蹴りをハルカの側頭部に叩き込んだのである…何と言うか無敵のマイキーのキックをこめかみに食らった不良…そんな華麗なノックアウトであった
「ハルカーーーーー!!!」
慌ててトーマがハルカに駆け寄ると
「に、兄さん……わたし…なにかした?」
どの口が言ってんだ
「この世に生まれた事」
それがお前達の消えない罪であろう、何言ってんだ?と首を傾げる 何処となく体から黒いオーラが出ていた
「ほら立てよ、倒れた姿を見てお前は俺を笑ってたよな?自分が同じ状況になっても笑えるか?」
「な、何の話……」
「そうか惚けるか…安心しろ、お兄ちゃんはお前から受けた仕打ちは全部覚えてるからさぁ…だからちゃーーんと仕返しするからよぉ」
この男は知らない、逢魔でヤクヅキからその万倍の苦痛…麻酔無しで人間オルガンに加工され日夜、苦悶をこぼしている事を
「なら生きる事が罰なのでは!」
「お前からアマゾンズopの歌詞が出るとはな…取り敢えず腹が立つからあと数発蹴るな」
「辞めるんだハルト!!何が気に障ったのか知らないがハルカを蹴るなら変わりに俺を蹴ろ!」
「オラァ!!」
「ごふっ!」
彼女を庇う彼はカッコよく見えるのだろうがハルトは笑顔で躊躇わず鳩尾を殴ったのである、抉るようなボディーブローに悶絶するトーマを見下ろし一言
「蹴ってくれだぁ?お前の望みを叶えてやると思うなよ」
「いや私を蹴ってって言った訳じゃないよハルト」
「え?そうなのごめん、トーマ…今度から踵落としにするわ」
「ち、ちが「オラァ!!」あがぁ!」
「ふぅ…すっきりしたな!!よし行くぞあかね」
「うん!」
その時 あかねは光の消えた瞳、無関心が宿る視線でトーマ達を見て口だけ動かしてこう言った
ーざまぁみろー
「どうしたあかね?」
「うんうん、何でもないよ」
「そっか、んじゃ行こうか」
そして少し歩いた先で
「よぉハルトおはよう!」
「おはようございますハルトさん」
待っていたのは制服を着ているナツキと咲那ちゃんである
「よぉシスコン」
「誰がシスコンだと寝坊助ライダーオタクにしてあかねちゃんとイチャラブしてる奴に言われたくないわ!!」
「あ?」
「ごめんなさい!!」
哀れ あの上下関係は刷り込まれていたものであった
「しっかし咲那ちゃんも大変だな」
「あ、いいえ!私は義兄さんと一緒にいれるだけで…」
「咲那……」
「義兄さん「学校に友達はいるのか?」……」
こいつの鈍感は筋金入りである…恐らく誰かが押し倒すまで自覚症状がないのだろうタチが悪い
「心配だ…っ!まさか独りぼっちだから俺と登校してるのか!!」
「いやお前がボッチで可哀想だから登校してんだろ」
「いやまさかそんな事ないよな咲那?」
「…………」
「俺には友達がいるし、な!ハルト!!」
「あかね見ろよ、昼なのに月が見えるぜ」
「本当だ」
「きっとレジェンドルガの所為だ!」
「違うよ、ちゃんとした自然現象だからねハルト」
「そっかぁ…んじゃ最近街の噂で聞くライダー 怪人が現れたりするというのも噂なのかなぁ」
「そうだよ噂だよ」
「何か探してるとか色々と考察されてるみたいなんだけど…何とか誰とか探してるんだろうね!」
「噂だよ、それに仮面ライダーが街を歩いてるとか光写真館なんて怪しい写真屋があったりとかそんなのも噂だよ」
ーおい目を覚ませ!お前の日常が何者かに侵略されてるぞ!!ー
なんかそんな声が聞こえたような気がしたが…気のせいか
「そうか噂なのかぁ…」
「スルー!!ちょっと頼むよハルトー!おい答えろや女誑し!!」
「……あぁそう言えばこの間、クラスの女の子からお菓子貰ってたなお前」
こいつ根も葉もないことを言いやがった…よし
「………」
その言葉にナツキの息を呑んだ顔面は蒼白になり、咲那の瞳から光が消えた
「え、いやちょ!「義兄さん?」違うんだ咲那!これには深い訳が!!」
「ハルトさん」
「イッテイーヨ!!」
「逝って良いって」
「ありがとうございますハルトさん、あかねさんでは義兄さん、お話しましょうか」
「い、いやああああああ!!」
ナツキの断末魔が町内に響いたのは言うまでもない
「いやぁやっぱ1日1回はナツキの悲鳴は聞かないとダメだな!」
「そんな理由で情報吐いたんかい!」
「情報共有は大事だろ?」
咲那ちゃんに脅されてるからとは言えない
「殺すぞ!!ったく…あかねちゃんにもそんな事してんじゃねぇだろうな?」
「アホか…お前と違うんだぞ、あかねは俺の全部だ蝶よりも花よりも丁重に接するに決まってるだろう」
「その優しさを俺にも分けてくれ」
「無理、それを向けるのはあかねだけだ」
「即答!?」
「当たり前だお前とあかねでは比較対象にもならない」
「本当に大切に思ってるんだな」
「おうとも!俺は彼女に頼らないと生きていけない自信があるが…それ以上に彼女を俺なりに支えて行きたいとすら思っている」
「まぁお前の場合は外堀所か本丸まで埋められたらな」
「ん?何の話?」
「お前とあかねのカップルは………いちゃつくだけで自販機からコーヒーが消える」
「は?何言ってんだナツキ、俺とあかねの日常会話でコーヒーが無くなるわけないだろう」
「周りを見ろ」
目線を変えると頷くクラスメイトがいる……解せない
昼休み
「って事があったんだよ」
「ふふふ…そうなんだ私達は普通なのにね」
「そうだよなぁ〜…あ、あかね…ホッペに米ついてるよ」
とハルトは手に取り口に入れると
「!!!もう!……」
やられたと言う顔をする彼女だがすかさず反撃に出る
「ハルト、ソースついてるよ」
「あ、マジで……っ!!」
今度はまさかの頬を舐められたのである、あかね…更に出来るようになったな
「もう!言ってくれれば取るのに!あと周りの人が見てるよあかね!!」
「それ私のセリフだと思うなぁ…」
「だな」「だね」
「「あははは!」」
その笑う2人に食堂では
「「「「「「コーヒーおかわり!!!」」」」」」
別の意味で阿鼻叫喚とかしていた
そして放課後
「いやぁ楽しいねぇ」
「そうだね、あ…そうだ!ねぇハルト…今夜なんだけど」
「おう……っ!」
2人が楽しく話す先にあるのは銀色の幕…間違いない!
「アレはまさかオーロラカーテン!!まさか…まさか!本物のディケイドなのか!!」
ハルトは笑顔で走り出そうとするが、あかねは慌てて止める
「男は度胸!!」
「ダメだよ!危ないよ!!」
「止めるな、あかね!俺は彼処に行かないとダメなんだ!」
「どうして!!もう外であんな辛い思いなんてしなくて済むんだよ!ここで私と楽しくいようよ!」
確定だな…
「やっぱりな、これ夢か幻覚か」
「………あ」
ハルトはやれやれと被りをふるも、あかねは困った顔をして
「あーあ、もうバレちゃったか…いつから気づいてたの?」
「理由は二つ、俺って今は怪人の王なのよ…だからこその恩恵かな」
懐から取り出したのはドーパントメモリ
『ナイトメア』
「けどまさか夢に干渉する能力すら一時的に無効化させるとか流石は神代魔法…いや正確に言えば認識阻害の系統魔法かな、俺には精神攻撃や憑依攻撃には絶対耐性がある事を知っててのチョイス…絶対この迷宮はクソジジイが噛んでやがる」
実際 ハルトには幻術や洗脳の類は効かない、だが認識阻害や視界を乗っ取るという攻撃は有効、しかしその場合でもハルトの力が消える訳ではない なのでこの場合
自分は力のない人間、或いはアナザーライダーや怪人の力へ意識を向けないという認識阻害をかけられていたと言う事になる
それと本命は
「俺が最後に会った時のあかねの髪型はボブだったロングじゃねえんだよ…それは別世界のあかねの髪型だ」
「そうなんだ…君とまた会える時まで切らないで伸ばしたんだけどなぁ」
「ん?そうなのか?あぁ、それとアレを見ろ」
ハルトが指差すとそこにはオーロラカーテンの向こう側でアナザーライダー達が
『来いよ!ハルト!こっち来いよ!』
となんか爽やかな笑みと共に手を振っている奴もいれば
『何かピュアなハルトをみちまったよー』
『甘すぎてやつらちまったよー』
『けどハルカとトーマとナツキにはバイオレンスだったよー』
『あとエターナルメモリに12.5%で旧メモリ機能不全でメモリ排出をさせず即死効果付与なんてとんでも設定が風都探偵に付与されちまったよー』
何か奴れたような顔をした奴もいるが
「おい待てエターナルメモリにそんなチート機能があったのか!!10年越しに知る事実!!ほら見ろあかね…なんか行かないとダメじゃね?」
「辞めた方が良いと思う」
あかねの目線からしたら死人が生者を同じ沼へ引き摺り込もうとしているようにしか見えないのだ
「何となくだけど、ここは俺の理想の世界って所か?」
「そんな感じだよハルトの未練…私と楽しい青春を過ごしたい、あと…あの時君を見捨ててしまった…弱い私が君といたいと思った世界…」
記憶の映像にしては何というかリアリティがあるのだが
「なら俺の理想とは違うな俺は国を作ったんだよあかね!名前は逢魔王国!様々な世界の技術、文化、娯楽、医療が諸々集いそして更に!色んな面白い奴等が沢山いる!!」
「面白い奴等?」
「そう!ではイカれたメンバーを紹介するぜ!yeah!!」
「一番イカれた奴に言われたくないな』
フラッと現れたのはアナザーディケイド
「まずは、この俺をオーロラカーテンで拉致した全ての始まりことアナザーディケイド!」
「何て酷い前振りだ!いや確かにそうだが!」
「こいつが…」
「何故俺は貴様の恋人に睨まれている!?」
「こ、恋人!!そ、そんなぁ…えへへ」
「まぁそこの馬鹿は現地妻どころか娘もいるんだがな」
「現地妻?娘?…ねぇどう言う事かなハルト?」
「そそそそ、そしてアナザーライダー 達、今では俺にとって大事な半身さ!!」
「誤魔化さないで話して」
「はい、まぁアレです…その……俺なんかを好きだ大切だって言ってくれる大事な人達がですね…その…んで何やかんやで娘も出来ました!!」
「そうか…なら私も良いのかな」
「へ?あかねも側にいて欲しいと思ってるよ?」
「相棒…」
「あと俺の理想の世界を作るならコイツらを抜いた事が俺が夢に気づく原因だ!俺とこの馬鹿共と愉快な仲間達とで駆け抜けた戦いの記憶!俺の魂からそう易々と消せるものではない!!」
「馬鹿にバカと言われた…なんか屈辱だな」
「ちょっと黙ってろ俺が作った新しい…大事な居場所、そこであかねや仲間達と面白おかしく毎日を過ごす事!それが俺の望む理想の世界だ!!」
「けどそれでハルトが戦って傷つくのはおかしいよ!」
「安心しなよ知らないの?俺の仲間は最強なんだ!それに諦めなければ夢は叶う!水滴石を穿つ!!頑張れば俺でもオーマジオウをだって倒せる!!」
「いやあの強さを見たよね頑張っても結果のわかる事はあると思うよ」
「あぁ、今も昔も俺は誰かといないと弱いからな…けど!今の俺には限界なんてねぇ!!」
「そうか…変わらないねハルトは」
「当たり前だ人間そう簡単に変わらない…いや料理の腕は上がったんだ……そのだから食べてほしい…自信があるのは大根の味噌汁とサバ味噌だ」
「以外に素朴だと!!」
「そう天の道を行き、総てを司るあの人の得意料理…極めなければライダーファンとは言えない!!今日の夕飯はコレにするか」
「あはは……」
「だがコレも昔、空腹で死にかけた俺に作ってくれた あかねの手料理あってのものだ…ありがとう あかね…大好き」
「ううん、私も昔イジメられた時に助けてくれたクウガの帽子を被った君を見てからずっと好きなんだよ」
「あかね…」
「だからいなくならないでよ…お願いだから…またハルトと離れるのは寂しいよぉ……」
泣き続け膝から崩れるあかね…だが
「大丈夫だよあかね……必ず迎えに行くから」
「………」
「大丈夫、約束だ」
「本当?」
「当たり前よ!!何せ今の俺は…怪人王にしてオーマジオウの影とも言える魔王なんだぜ!この世のありとあらゆる不条理に反抗する存在よ!!」
「そうだぞ今更ながら初めましてだな黒川あかねとやら!俺はアナザーディケイド!すまない後でハルトの制御方法を教えてくれ!!」
「この通り!!」「後生の頼みだ!!」
「え?そっち!?」
「この男はお前と祖父母に会わん為にいくつもの世界を旅してその瞳で色んなものを見た後…仲間を守る為、ハルトと同じような逸れもの達の居場所を作り守る為に何やかんやで人を超えた魔王になった!」
「何やかんやが凄い気になるんだけど」
「それに俺1人の力では無理でも俺には此処にいるアナザーライダーやすんごい頼りになる最高の仲間達が側にいるんだ!だから大丈夫!!」
その背後では いやいや と照れるアナザーライダー達がいた
「主には、ことある事にハルトを祝うマフラーとハルトの暴走を止めようと頑張る苦労人達、逆に煽るレジェンドルガのロード、そしてハルトの考えを拡大解釈して暴走する元ネオタイムジャッカー幹部など多種多様な仲間がいるぞ!」
「安心してハルトを任せても良いラインナップじゃない…」
「大丈夫だよ、あかね会ってみてよ!本当に良い奴らなんだ自慢じゃないが俺の大事な宝物でもある!!」
「その台詞本人達の前で言ってやれ」
「恥ずかしいからヤダ!」
「ったく…素直じゃないな、そろそろ時間だぞ」
「夢から覚めるお時間か……つか何でアナザーディケイドは干渉出来たの?」
「簡単だ全ての理想が叶った世界などアナザーワールド つまり俺の能力に類似している所があるからな」
「あぁ〜俺がいまだに使えない能力か…いや確かに士さんもオーロラカーテンを使ってアナザーディケイドのアナザーワールドに干渉してたな」
そう言えば、こいつディケイドに出来る事は全部出来るんだったな
「そう言う事だ今回は門矢士の手段を使ったまで」
「流石だな相棒」
「ふっ、当然だ俺を誰だと思っている!」
「オーマジオウの噛ませ犬…自称ラスボスw…王様になるのが目的の黒幕気取り」
「おい表出ろ」
「ってアナザーWが言ってた」
「何ぃ!」
「だからハルトも俺を避雷針にするなぁ!!」
あはははは!と楽しく笑う面々に、あかねは
「ハルト……」
「だから安心して必ず迎えに行くから…それに此処がアナザーワールドというなら……あの方法で皆いくよ!」
「「「「「おう!!」」」」」
ハルトはオーロラカーテンに腕を躊躇いなくツッコミ、アナザーライダー 達の力をこの世界に引き寄せ スターターを押す
あの時と変わらない 悪魔と相乗り?上等!!
『エターナル』
アナザーエターナルに変身、感情の昂りでブルーフレアになるとエターナルメモリをエターナルエッジに装填、更にゾーンメモリで他のT2メモリも全身のメモリスロットに装填された
全メモリの力を抽出完了し再びエターナルエッジを起動する
『エターナル!maximum drive!』
同時に貯まるエネルギーと緑色の刃を振り上げると
「あかね、また」
「うん、またね!」
「はっ!!」
アナザーネバーエンディングヘルを使い世界を両断 ハルトは夢の世界から離れたのであった
???
「やぁ、久しぶりの再会はどうだった?」
現れたのは白スーツ、腰にはヴィジョンドライバーがついていた
「ありがとう。ハルトとまた一緒にいれて嬉しかったよ…けど夢の私だって思われてたのはちょっと」
「ごめん…けど私の力ではこのタイミングでしか君とハルトを会わせてあげる事が出来なかったんだ」
「良いよ、けどそうか…まだ私の事想ってくれてるんだ」
「そうだよ、それと君が望むなら彼のいる場所に連れて行く事も出来るよ…ちょうどフリーなライダーの力もある事だし」
と言う白スーツの周りにはハンドレッド製のキバット二世がパタパタ飛んでいたのである
「え?」
「私なりの贖罪さ、君が望むなら彼の隣にいる事も出来る…いや寧ろ隣に立って私に新しい修羅場を見せてくれ!!」
そっちが本音である
「ううん今は待つ方を選ぶよ、ハルトとは今度は夢じゃなくてちゃんとハルトに会いたい」
「そうか……なら元の世界に送り返そうか」
「ありがとう、白スーツさん」
「気にしないでくれ、君達の未来に祝福を」
特別ED 涙の種、笑顔の花 中川翔子(敬称略)
エンドクレジット?
「相変わらずだな白スーツ、今日も本体とオーディエンスの言いなりか?」
「やっと見つけたよバランサー、レジェンドに頼むまでもなかったかな探す手間が省けたよ」
「ハンドレッドのお陰で俺は最強の力を手に入れた」
「リガドΩとか?」
「いいやコレだ」
取り出した白いドライバーとプログライズキー擬きを見て困惑した
「それは!!」
「これで貴様を倒し本体を殺す」「そうはさせないよ」
『ZEIN』『GAZER LOG IN』
「「変身!!」」
『ゼインライズ!ジャスティス!ジャッジメント!セイギ!ゼイン!salvation of humankind』
現れるは白の戦士 善を超えた独善 行き過ぎた歯止めの効かぬ正義の代行者 仮面ライダーゼイン 現る
『インストール…innovation and Control ゲイザー』
白スーツもゲイザーに変身する
「貴様を倒して魔王を倒す」
「それは本体の筋書きにはないんでね削除させてもらうよ!」
同時に両者が駆け抜けると
「「はあああああああ!!!」」
両者の拳がそれぞれの顔面を捉えたのであった
次回
幻夢から覚めたハルト達を待っていたのは新たな試練
媚毒流れる色欲の間 そして
「何だ貴様、失せろオレは機嫌が悪い」
「は?どしたのキャロル、ツンが酷いよ?」
「黙れ、オレを名前で呼ぶな!」
「キャロル?」
好感度が反転する中
「ははーん。つまり好き嫌いの認識が反転するのか……となると」
「魔王ちゃん!」「ハルト!」「魔王!」
「「「覚悟!!」」」
三馬鹿が愉快にジェットストリームアタックを決めに走ると
「せい」
「「「ああああ!!」」」
「ハルト!!テメェ今まで良くも!!」
「はぁい!」
「ごふぅ!」
例の如く暴走する連中を物理的に黙らせるのだが そこに現れたのが
「見つけた、お前が魔王か」
「悪いが君は倒させてもらう」
「仲間の助けがない中でどう戦うか見せてもらうよ」
「貴方は…鷹山仁さん?水澤悠さん?千翼さん?」
「あぁ、お前を殺しにきた」
「恨まないでね」
「…………」
「その前に………皆様のサイン貰っても良いですか」
「は?」
そして始まる 魔王vsアマゾンズ その縛りとは!
次回 アマゾンの体力1万vs魔王体力10 !お楽し「いやネタバレぇ!」
失礼…次回 魔王孤立 現れるはアマゾンズ!お楽しみに!