いつも皆さん、ありがとうございます!カグ槌です〜突然ですが、アンケートは本日締め切りにさせてもらいます〜 その結果一位を6/7に投稿する予定なのでお楽しみに〜
では本編どうぞ!
前回のあらすじ
迷宮攻略を果たしたハルト達は文官 アカツキを加えたのであった そして
「かんぱーーい!」
「「「「「かんぱーい!!」」」」」
とレストインピースの中で攻略おめでとうの宴会を始めたのである
「皆、攻略と留守番お疲れ様〜あ、ハウンド留守は大丈夫だった?」
「はい、異常無しです…平和なものでしたよ…それよりも何故ウォズ達はロールケーキを咥えて白目を?」
ハウンドの視線の隅には文字通りロールケーキを咥えて白目剥いて気絶しているウォズ達がいた
「それは……知らない方が良いと思う」
「あ、はい」
流石のハウンドも今のハルトには逆らえなかったようだが
「あの陛下」
「何〜」
「何か良い事でもありましたか?」
こいつは本当に人をよく見てるな
「まぁね…改めて俺は俺のやるべき事を思い出したかな」
「はぁ?」
「そんな事より食べた食べた!!まだまだ作るんだから遠慮しないで!!」
と笑いながら新しい料理を皿に乗せて出すハルトだが
「あれ?そう言えばナツキはどうされました?」
「ん?………あ、ノッキング解くの忘れてた…」
それと同時に
「ハルト助けてええええええ!!」
目線を合わせるとそこにはエルフナインと咲那ちゃんに両手足を掴まれ連行されているノッキングされたまま動けないナツキの姿が…ふむ
「あ、皆〜ビリオンバードのケバブ出来たよー」
「お願いだから見捨てないでええええ!!」
流石の俺もアレに挑むなんて命知らずではないので無視すると数秒後 ナツキの悲鳴が聞こえたのであった…うむ強く生きろ!
「アカツキさん、食べてるー!」
早速の新メンバー頼れる文官のアカツキさんに話しかける
「あ、はい」
「いやぁごめんよぉ、無理矢理誘ったみたいで」
「あ、いや…気にしないでくださいよ」
「あぁヤクヅキの事?」
「まぁそれもありますが…」
「色々と思う事はあるだろうけど宜しくね」
「はい」
さてと新人が馴染みやすいような空気を作るのも俺の役目だから
「とりあえずご飯作るぞー!」
「その前に」
「ハルくん正座」
「へい」
千冬と束の圧に屈して膝をつくハルトであった
「聞いたぞ、キャロルと式を上げるとな」
「はい言いました」
「なら束さんやちーちゃんも挙げないと許さないよ!!」
「いや全員と挙げますが?」
「まぁ当然だな、だがなハルト…まずはプロポーズからだろう!!」
「そうだよ!その辺テスタちゃん達に抜け駆けされたんだから!!」
「あれ?この間2人きりの時云々とか」
「こほん…時と場を選べとは言ったな、だが」
「流石の束さんも我慢の限界だよ!」
「いや…そうだよなぁ」
今までなぁなぁにしてたのは確かに良くなかった….うん
「俺もいい加減に身を固めないとだな…クロエ達も心配するだろうし」
「ハルト…」「ハルくん」
「だけど先ずはこの旅を終えてからだ…そこから改めて……ね」
「そう言うことなら仕方ないな」
「確かに今、結婚とかしたらねぇ〜」
「いや直ぐにでもが本音ではあったりするけど…」
「まぁオレより遅いお前達は可哀想だな」
「キャロル?」「キャロりん?」
「はっ、やはりオレこそが正妻だ!お前達は側室だな」
「「………」」
「そう言う喧嘩するなら全員一緒に式挙げるよ…俺だって皆が大事だから、その日を大事な思い出にしたいからするんだ…嫁の順番付の為じゃない」
「はぁ、まぁそうだろうな貴様ならそう言うと思ったがな」
何故か正座した膝の上に座るキャロル
「仕方ないな」「そだね〜皆仲良くだよね〜」
と朗らかに笑う中
「そう言えば陛下はどんな夢を見たんです?」
「ん〜青い春の頃の夢かな」
「青は澄んでたかい?」
「いやまぁ澄んではいたけどさ、何というか…俺の帰る場所は彼処じゃないなぁって思って…その……」
「何だ言ってみろ………っ!おい!!」
そう言われてキャロルを抱きしめて顔を赤くしたハルトは恐る恐る答える
「その……皆と逢魔で笑う日常の方がずっと楽しいから……俺の帰る場所はお前達のいる場所だからって夢の中のあかねにも言ったんだ…お前も皆、大事な人が逢魔で笑って暮らせたらって…それが俺の夢だって」
その言葉に逢魔組は全員顔を背けると
『因みにだが、俺1人ではダメダメだが頼りになる仲間達が側にいるから何があっても大丈夫とも言ってたな』
「おいこの馬鹿!!恥ずかしいからそれは言うなよ!!」
「ま、まぁ当然ですとも!!」
「復活した!?」
「そうだ俺達は頼りになる!」
「だから魔王ちゃんは大船に乗ったつもりで任せといてよ!!」
「実際 僕達ほど魔王様の信頼厚い幹部はいませんよ!!」
「そうじゃな!妾達が側にいるからな安心せい!」
ドヤァとしているウォズ達だが
「お前ら……けど上3人は迷宮で俺を攻撃したよな」
ビクッと肩を振るわせるが
「アレは迷宮の仕組みで好感度反転していたので私達の本音ではありません」
「あと夢の中の俺が解釈違いとか言ってたな」
「仕方ないよ、あんな誰もが目を奪われてる完璧で究極の王様とか俺達の知ってる魔王ちゃんじゃないし」
「そうだな…解釈違いも甚だしい」
「「(懲りてない/のじゃあ…)」」
「フィーニス、ヤクヅキ」
流石のハルトも笑顔の下に覇気を纏う姿には2人も軽口は叩けなかった
「「はっ!」」
「そいつらを取り押さえろ、コイツらの口にもう1本ノーカットロールケーキを突っ込んでやる…今度は抹茶味だ!」
「魔王ちゃん!それだけは辞めて!!」
「口の水分が無くなる!」
「そうです!私は助かりたいので変わりに2人を犠牲にしてください!」
「そうだ!ウォズちゃんは…ってオイ!!」
「貴様裏切る気か!」
「安心しろ皆……キチンと……3人まとめてやるからさぁ」
「「「ぎゃあああああああ!!!」」」
そして3人には再度口にノーカットロールケーキの刑が執行されたのであった
「コレでよし」
「拷問だ」
「いや寧ろご褒美ですよアカツキさん、本当の拷問やヤクヅキやウルティマがやるからさ」
「まぁの」「そうそう」
「因みに拷問して情報を吐かせた捕虜は〜」
「捕虜は?」
「heavenやミラーモンスターの餌と言った人的資源(アイテムの素材)として有効活用してます」
人的資源を物理的な意味で使うやつには初めて会ったとアカツキはドン引きするのであった
「そう言えば残りの迷宮は一つか」
「そうなんだけどさ…何というか次のはモチベーション上がらないんだよねぇ〜」
「何で?」
「だってその迷宮って、あの魔人族が攻略してウォッチ持ってんじゃん」
最後の迷宮はシュネー雪原にあるのだが、そこは魔人族の領土付近 つまりあの白竜に乗る魔人 フリードが有している可能性が高い…
と言うより確定であろう問題は
「ウォッチをフリードが持ってるか国で保管してるかなんだよなぁ」
状況によって、これはかなり差が出る事になる
「仮にフリードが持ってるなら奪うのも簡単だけど、国にあるなら首都侵攻の用意しないとだし」
それはそれでエヒトのシナリオ通りに進むので宜しくないから嫌だ
「では部隊を分けますか?」
「それしても良いけどさ…現状戦力の分散は良くないと思うんだよねぇ」
「神の使徒ですか」
「そーそー油断ならないよ何せ、迷宮攻略に王手かけてるようなものだしね」
「実際 ピースメーカーは深手を負いましたからね」
「現状、俺達で戦えるの戦力も限られるし…取り敢えずは保留だね」
と真面目な話をしていたが
「ねーねーハルトー!私には何もないのかにゃ?」
「あ、アリエル!?ちょっと近い…ってか酒臭!誰だ!アリエルに酒飲ませたの!!」
「いやぁ〜この太陽酒(サマーウィスキー)?凄い美味しいお酒だね〜私気に入ったよ」
「それ、どんな酒豪も酔い潰れてしまう程の度数がある酒なんだがな…」
「まーまー気にしない気にしない!そんな事よりさ随分と面白い話してたじゃん」
「ん?」
「ほら結婚式がどーとか」
「まぁな全部決着つけて派手にするさ」
「そう…因みに誰とやる予定なの?」
「えーとキャロル、束、千冬、錫音、銀狼、アンティリーネ、テスタロッサ、カレラ、ウルティマ…ベルファスト、オイゲン、翔鶴、瑞鶴にマーリン「ストップ」アリエルもでしょ?」
「う、うん……いやぁ改めて考えたけど君、凄いよね英雄色好むって奴?」
「んなのじゃないよ…何というか自分みたいなのを好きって言ってくれる人がなく姿を見たくないだけ…」
「わぉ….それはそれは……」
「ですが夢の中では あかね様に会ったのですよね」
「て、テスタロッサ?」
「我々は我が君と魂で繋がっているからな我が君の見た夢の内容は大雑把に把握しているとも」
「まぁぼんやりとだけどね」
「だからこそ嫉妬してるんだけどねぇ」
「おいおい……まぁ事実は事実だから否定しないよ俺も未練があるってことさね」
「未練があるのはハルト様だけでしょうか?」
「ん?なんか言った?」
「いえ何も…そう言えばハルト様お隣よろしいですか?」
「良いよー」
「では」
と自然に右側に座るテスタロッサに
「待てテスタロッサ!我が君の隣は私だ!」
「ならハルトの此処、空いてますよ」
「そ、そうだな失礼する」
左に座るカレラ、そんな中ウルティマはと言うと
「キャロル、そこを退いてくれないかなぁ?」
「何だと?オレの定位置を狙うとは貴様良い度胸だな」
「は?ボクの定位置なんだよ勘違いしないでくれる?」
「ほぉ…一度貴様には身の程を教えた方が良さそうだ」
「君にもね…一度ハルを捨ててるのに正妻面なんてしちゃってさぁ!」
「お前……言ってはならぬ事ぉ!」
一触即発な2人にハルトはペチと頭を軽く触る
「ダメでしょ喧嘩したら…うむ分身したらワンチャンあるか」
「お前のその無茶振りに対応する姿に不安を覚えるぞオレは」
「仲良くが一番だよ……しかし次は寒い所かぁ」
「ハルト?」
「俺寒いの苦手なんだよねぇ〜」
「そうなのか以外だな」
「昔から寝るのは寒い床と部屋の隅かベランダだったからねぇ…嫌なの思い出しちゃうんだよ」
「…………」
「相棒達と精神世界にいるから体は眠れてるけど前までは布団でさえ眠れなかった日もあるからね」
「お前な…その時折重たい過去を投下する癖は何とかしろ」
「あぁごめんごめん〜お詫びの印に甘いフレンチトーストを焼いてあげよう、トッピングは?」
「チョコアイス!」「ソフトクリーム!」「宇治抹茶!」「マンゴーソース!」「ベーコンチーズ!」
「はいはい〜……ん待て、惣菜系頼んだの誰だよ!」
平和だなぁ〜本当にこのバカ達といる日常は退屈しない……いつか
【あ、私も手伝うよハルト】
隣で困り顔を浮かべながら一緒にいてくれるあかね……そんな日常が来てくれる事を願うよ
「なぁハルト」
「おーどうしたハジメくん、君もフレンチトースト食べるかい?」
「それは食べたいが…その……」
珍しく歯切れの悪い彼を見て驚く
「複数人を愛するのってどうしたら良いんだ」
「ハジメくんどうしたの!ユエちゃん一筋だったのでは!?」
「いやそのシアの気持ちにも向き合おうと思ったんだが…その……今更ながらにそう言う話が出来る相手がアンタしか思い浮かばなかったんだ」
「まぁ俺しか話せないよなぁ」
ナツキは特殊だしとボヤくと
「けどハジメくん、それは君達で探すものだよ」
先達として言える事は言っておこう
「正しい愛の形なんて千差万別だよ、俺の正しいは君の正しいと違う事もある…あとそう言うのはユエちゃんとシアちゃんと一緒に考えると良いよ、そうしたら納得いくと思うから」
そう笑うと
「お、おう…なんというか凄い経験値を感じるな流石というべきか…初めてハルトさんが年上に感じたわ」
「え?今まで見えてなかったの!?まぁね!!実際俺も暗中模索して今の形に落ち着いたからね、けどアドバイスするなら…」
「何でしょう」
「愛してるなら必ず手放さない事、ちゃんと自分の気持ちは伝える事、それと」
「それと」
「全員まとめて養う甲斐性を持つ事かな」
「王様までなってるアンタが言うと説得力しかないな…え?まさか甲斐性あったからハーレムなのか」
「いや違う、ハーレム作ったから甲斐性持とうとして王様になった」
「そうなのか!」
『まぁ嘘だがな…そこの馬鹿は、はみ出し者達の居場所を作る為に王になったのだ』
「そうなのか…あ、助かったよありがとう」
「良いって事よハジメくん」
「そう言えばナツキは?」
「あぁ、アイツか……アイツは転校したんですよ」
「転校?いや、さっきドナドナされてたような…」
「転校したんですよ」
「いやいやさっきドナドナされてたって」
「……嘘だ!!」
「ひぐら○か?」
「うん!ナツキの未来が見えたけどNICE BOATしてたから放置するに限るね!!」
流石のハジメも言葉に詰まったのは言うまでもない
そしてハルトは鼻歌混じりで料理をするのだが包丁振る速度が残像でしか見えない、分身しているなど料理とは何かを一度考えさせられる光景である
「いやぁ皆の食べっぷりが良くてフライパンを振る速度がクロックアップしちゃうよ〜」
と笑いながら話すハルトであるが
『ハルト』
「ん〜どしたの相棒?」
『あの夢の事だが』
「あぁ助けてくれてありがとね」
『違う、あの夢に出た黒川あかねだが…アレは本当に幻覚か?』
「何が言いたいの?」
『まさかと思うが彼女が本物の可能性は「相棒」ん?』
「だとしても俺の答えは変わらないよ、必ず迎えに行くって」
『そうか……それよりもゆで卵がそろそろ頃合いだぞ』
「おぉ本当だぁ!おぉ見事な半熟卵だぁ〜ナイス相棒!」
と談笑しているのだがハルトはポツリと
「………………本当に幸せだなぁ」
『どうした急に』
「んや何でもねぇよ…あの夢よりも幸せな今がある…だから頑張って良かったなぁと思っただけだよ」
『それはお前が作ったものだ胸を張れ』
「そこは俺達な勘違いするなよ」
『そうだな』
「そういやぁさ相棒」
『何だ?』
「アウトサイダーズ見たから確認な…まさかと思うけどアナザーゼインとか来てないよね…アレ来たら大変そうだなぁ」
恐らく独善な風紀委員のような感じになるだろう…うむ複雑だ
『いや来てないが新メンバーはいるぞ』
「そっかー……ん?」
『じゃあ久しぶりにイカれた新メンバーを紹介するぜぇ!!』
「うわぁ…新メンバーもイカれてるのかぁ…」
『まぁ王がコレだからな』
「どう言う意味かなぁ〜?」
『とアナザーWが言っていた』
「へぇ」
『だから俺に当たるなよ!!』
『先ずはエントリーNo.1!アナザーガッチャードだ!』
『ガッチャ!』
「いや一夏の歴史を奪ってないか心配なんだけど!!」
『そしてエントリーNo.2!アナザーガイア』
「どちら様!!……あ、アナザーシンの強化フォームか」
『正解だ…頼むから早く続きを書いてくれ序章のその先を』
「それは…仮面ライダーセイバーに頼んだら書いて貰えるんじゃないかな」
『投げたな』
『そして第3のメンバー』
「いやもう驚かないよ流石に名だたるチートアナザーライダーが来ている俺が今更動揺するような奴とか」
『アナザーゼロスリーだ』
『第三のシンギュラリティ目覚めました』
「それアナザーゼインが来るフラグじゃないかなぁ!!あと冷やし中華始めるノリでシンギュラリティに目覚めない!」
とんでもねぇ色物軍団だな!恐るべしアナザーライダー!
『ハルトが色物だから集まったんじゃね?』
「ん?」
『ラド○』もそうだそうだと言ってるぞ』
『ワイ○もそうだと思います』
「いやラ○ンもワ○トもいないでしょ、アナザーW…よしその空いた口に『ロールケーキか?』いいやコンソメマグマを流し込んでやる」
『口にマグマ流し込むとか絵面が拷問なんだが!!』
「大丈夫大丈夫、ちゃんと食べられるように温度処理した奴だから」
『笑ってくれよ!無表情が一番怖いんだよ!』
「…………………」ニコ
『いやああああ殺されるううう!!』
「待つのじゃ、ご主人様よ!そのコンソメマグマとは体にかけても大丈夫なマグマなのか!」
「いやだとしてもかけないからね食べ物で遊ばない…それにまだマグマ掛けられたいとか考えてたの?」
前に火山迷宮でそんな事言ってたような気がするとボヤくと
「ならば妾の口にも、あの太くて長いもの(ロールケーキ)を入れて欲しいのじゃ!」
「誤解を招く発言をするな!!変態ドラゴン!!」
「んぐ!!」
取り敢えずロールケーキ(ほうじ茶味)で黙らせたハルトは溜息を吐く
「何でいつも迷宮考察してる冷静沈着な賢いティオじゃないんだ…あの状態ならユエちゃんが憧れる理由も分かるし、美人なのは認めるが」
「ハルト坊、それは妾達がいつも思っておる事じゃぞ?」
「はい、魔王様が普段から落ち着いてくれているならどれだけ良いか」
「んぐんぐ…ふぅ、我が魔王!今のはロールケーキ判定では!「だまらっしゃい!」んぐ!」
三度 ロールケーキ(チョコ味)を捩じ込まれたウォズであったが
「助かった……おいハルト!時間でノッキング解けるってんなら先に話しててくれよ!」
ボロボロのナツキが来たのでハルトは包丁片手にハイライトの消えた瞳で見る
「あぁナツキ……遅かったねぇ待ってたよ」
「いやいや何か不穏な感じなんだが…何でハイライト消えてんの?病んでるの?」
「ナツキが悪いんだよ来るのが遅いから…切っちゃった」
「切った?……まさか手首を!」
「あぁ……ロールケーキを食べやすいよう一口サイズに」
「いやロールケーキかい!!しかも優しい!」
「でもなそれでも胸がムカムカして辛いから沢山飲んだんだ」
「え?お前薬とか飲むの?風邪引いた?馬鹿なのに風邪引くのか……いや飲むにしても容量や用法は守って……」
「紅茶」
「倒置法で話すな紛らわしいんだよ!アレか!食べすぎて胸焼けしたのか!!」
「まぁ冗談は置いといて」
「冗談で良かったよ、てっきりハルトが自傷したのかと」
「切ってやろうか?俺を馬鹿って言ったし」
「辞めてくれ!!」
「安心しろマジだから」
「カケラも安心出来ねぇよ!!んでどうすんだよ」
「どうって」
「そもそもお前としては次の迷宮は攻略しなくても良いだろ魔人族が持ってるって分かってんだし」
残りのウォッチ ストロンガーウォッチの事を考えるとかナツキにしては珍しいな
「まぁねぇ…けど、この状況でハジメくん達と分断して魔人族の国を攻めるのはダメだろ」
「エヒトの思惑通りにか」
「それもあるしハウンドとも話す予定だけど俺達の戦力じゃ首都を落としてもハジメくん達が戻るまで維持できるか怪しい」
「楽勝じゃねぇの、お前なら」
「更地にするなら簡単だけどね、神様側は未知の戦力…敵の力の底が分からない以上はこっちの全力見せたくないから仕掛けたくはないねぇ…けどクソジジイを追い出さないと勝算ないと踏むくらいだからな、アレより弱いと見た」
「アレよりって、一応アレはオーマジオウのアナザーなんだが」
「あと……対エヒトの秘密兵器がある」
「何っ!」
「ハジメくんにも後で話すが、俺達全員のブレイブを一つにして完成する最強の獣電竜、究極完全超絶怒涛ギガントキョウリュウジンと究極完全超絶怒涛バクレツスピノダイオー(プテラゴードンも添えて)だ」
立体映像で現れたロボットだが…画面から見切れていた
「名前、ふざけてる?」
「いや真面目さ、だがこの作戦には重大な欠点がある」
「何?」
「まだキョウリュウジャーのメンバーが揃ってない!!」
「確かにまだ鎧、激突、角、鋼、閃光か?決まってないの」
「そうだ早急にメンバーを揃えないと」
「うーむ……難しいだろうなぁ……」
「だよなぁ、そんなあっさりメンバー揃ったらトリンだって苦労はしないし…そうだ!テスタロッサ達に挑んでもらうか」
彼女達なら実力的に申し分はないと思うが
「今の話本当か?」
「あ?」
こそこそと現れたのは勇者wパーティーである
「その獣電竜って帝国で言ってた樹海の巨人や竜の事か?それを従えさせたら、神代魔法を持っている南雲やお前、それよりも強い神様にも手が届くのか」
まだ言ってるよと呆れて何も言えない
「アホか従えさせるんじゃない認めてもらうんだ…それと神様云々は仮説、そもそも話お前たちじゃ論外だお情けの迷宮攻略も神代魔法も貰える事の出来なかった落ちこぼれどもが」
ハルトの言葉にも棘があるのも仕方ない、そもそもの話 同行させるのにはハルトは反対していたのだから
「何だと!!いやその前にそんな力を隠して何を企んでいる!!」
「何も?バカじゃねぇのハジメくんにあんな言われてんのに何も学んでないとか笑えるわ」
不快な表情を向けるも彼は
「なら証明してやる!その獣電竜を倒してな!」
「だってさ、身の程知らずのチャレンジャーだけどどーする?」
と現れたのは興味があったのか見ていたステゴッチとアンキドン、ドリケラ、ブンパッキーは
「あ、そっ……んじゃ頑張ってー」
手をヒラヒラさせて見送る数秒後 大きな爆破と共に宙を舞う勇者wパーティがいたのだが
「あ、あのポニテ侍…雫だっけあの子は筋が良いね」
辛うじてだがな!
「ハルト様!」
「どしたカゲン?」
「是非、俺にも挑ませてください!」
「よし良いだろう!いけ!」
「はっ!…では……行くぞブンパッキー!!!」
「え?そっちなの!?ステゴッチだと思ってた!!」
勇者wパーティの愚行から始まったvs獣電竜は第二次オーディションへと姿を変えたのである
「いやブラギガスとかどう倒すのさ」
流石のハルトもトバスピノの頭に乗りながらボヤくと
「おーいハルト、ユエがドリケラに認められたぞ」
「え?マジで!」
「ご主人様よ!何故かは知らんがそこの鉄球のトカゲが妾を認めると言っておるのじゃ……しかしこの鉄球…中々の痛み…最高なのじゃあ!!」
恍惚とした顔で震えてる駄龍を見て
「鉄砕さんごめんなさい!!貴方の後継がこんな変態ドラゴンで!!」
「何じゃご主人様よ褒めても何も出ないのじゃ!」
「本当にごめんなさい!!れ
「ハルト様!何とかアンキドンに認めてもらいました!!」
「良くやったカゲン!!これでスピノダイオーのメンバーが決定したぞ!」
よしこれで残りはブラギガスと…ステゴッチか
と考えていたら
「ハジメさーん!ステゴッチに認められました〜」
「マジか…」
これで残りはブラギガスなのだが……ふむ
「取り敢えずキョウリュウジャーは」
レッド 南雲ハジメ
ブルー シア・ハウリア
ブラック ジョウゲン
グリーン 織斑一夏
ピンク ユエ
ゴールド ベアトリス・キルヒアイゼン
シアン カゲン
グレー ティオ・クラルス
バイオレット ナツキ
ネイビー ハルト
ふむ
「良い布陣ではないか、いやシルバーどうしよう」
と感心していた同時に……ブラギガスが何と倒れたではないか
「えぇ……」
誰だよ!と思って目線を向けた先には
「え?俺で良いの!?」
アカツキが浮き上がった状態でブラギガスを拳で沈めてしたのである
シルバー アカツキ
「マジかよ……流石はファンガイアのキングだな…はーい!認められた人はこっち来て〜獣電池配るよー」
と選ばれた面々に獣電池を配るのだが
「クソッ!何でだ!何で認められないんだ!」
「いやまぁ当然だよな力しか見てないような奴が認められる訳ないよ」
そもそも認められるようなブレイブじゃないのだろう…雫ちゃんには何か感じた奴があったようだがな
「お前が何かしたのか!!そうだ!そうに決まってる!!獣電竜も操っているんだろう!!その青い奴をかけて俺と一騎打ちしろ!!」
「ん?あぁダメだよトバスピノ、踏み潰したらさ……俺だってイラついてんだからさぁ」
とカラカラ笑うハルトはそんな戯言については無視すると決め込むのだが
「それとお前が操っている女の子達を解放しろ!」
「ははは……はぁ面倒くせ」
笑顔から突然感情の消えたハルトは指を鳴らすとダグバのような超自然発火能力により勇者wを突然火だるまにした
「ぎゃああああああああ!!!」
まぁ殺すわけにも行かないので火加減はしているが
「死にたいのに死ねない気分はどうだい?」
本当に煩わしいものの悲鳴は無視して
「けど俺もダグバに並ぶ力を得たな…嬉しい…繊細なコントロールまで身につけたんだ…ダグバとは今度は雪原でお互いに火をつけてから殴り合い……ん?雪原、炎、殴り合い?……はっ!それはクウガ最終回のシチュ!うおおおおおおおお!ヤベー滾ってきたぁ!ごめん!ちょっと今からダグバと雪原で殴り合ってくる!!」
『ハルト!落ち着けーーー!!!』
『それ人間辞めてるよな?』
『腕力だけじゃなくて能力まで並ぶか』
「んで、また変な言いがかりつけたら殺す言ったよな?もう消し炭した方が良くないかなぁ?キャロルの言葉全然響いてないし」
火力上げようとした時に雫が慌てて止めに入り仲裁するのだが流石に我慢の限界だと再度ならそうとした時に
「ハルト」
「ん?何アカツキさん」
「止めた方が良いよ、やり過ぎ」
「あぁ知らないだっけ?こいつら迷惑しかかけないんだよ?ならさ消し炭も残らずに「もう良いんじゃないのか?」えぇ……ふむ」
アカツキに制止された…ふむ取り敢えずは保留かなと炎を消すと慌てて仲間達が回復魔法をかけるが
「これに懲りたら言いがかりつけないでよね…次は殺すよ」
そう答えて去るハルト、だがその勇者wの背中に何かが入り込んだのは誰も知らなかった
とまぁ色々問題はあったが宴会は楽しく終わるが
「えぇ!レストインピースが飛ばせない!?」
「はい雪原故に着地ポイントや寒さでクルーザーが凍る可能性があります」
「ならリアクターメモリから熱を取り出して船の暖房にしよう!」
「着地地点は「そんなの俺の技で更地を作るが地形を操作すればOKじゃん!」……大丈夫だ野郎共、発進準備にかかれ」
「隊長が考えるのを辞めた!!」
「落ち着いてください隊長!常識的に考えてあの悪天候での飛行は無理です!!」
「黙ってろルーキー、陛下ならきっと何かしてくれる!というより陛下に常識は通用しないから考えても無駄だぁ!」
「隊長!?ち、因みに陛下はどんな作戦を?」
「天候を捻じ曲げる!」
とウェザーメモリを見せてきたので
「ダメです解決策が常識に喧嘩売ってます!!」
「物理法則ガン無視だ!!」
「キャロル様!何とか陛下を止めてください!!」
「そうだな落ち着けハルト」
「ん?」
「徒歩で行けという訳じゃないんど、常識的な範囲での行動をするぞ」
「分かった!」
「あぁこれで「なら雪原を砂漠に変えるね」貴様は環境を激変させる気かぁ!!」
「大丈夫ドンスラ曰く俺、天才だから」
「天災だ馬鹿者!今の貴様と束は対して差がないわ!」
「何で束さんに飛び火したのかな?かな?」
「はぁ……ハルト、流石に砂漠にはするな」
『相棒、流石にそれは辞めような』
「まぁ皆が言うなら辞めるよ」
と何とか踏み止まるがハルトの方がヤベーのでは?となるのに無理もなかった
が
「ねぇハル〜何かその辺にボロボロの白スーツが落ちてた〜」
とウルティマの手には引き摺られている白スーツがいた
「捨ててらっしゃい」
トラブルは回避とばかりにスルーすると
「それは薄情だろ!起きて白スーツさーーん!!」
「うーーーーん………はっ!魔王大変だ!バランサーがゼインになって戦った負けて、あかねさんを失敗して別の世界に送ってしまった」
目を覚ました白スーツだが…人間ここまで的確に、かつストレートに失言をかます事があるのだろうか同時にハルトは今までの感謝の心をドブに捨て、まるで屠殺場に運ばれる豚を見るような目で一言
「死ね」
『グランドジオウ』
「ちょっと待てハル!殺すのは事情を聞いてからだよ」
「そうだな、よしウルティマ退け脊髄ぶっこ抜く!その方が確実に情報を抜き取れる」
「待ってくれ!!いや私はアバターだけど血の涙もないのかい!!」
「あかねに何かした段階で極刑だ」
「あーもう!簡単に話すよ!!」
迷宮の夢に合わせてあかねの願いで再会、送り返す途中でバランサーの変身する仮面ライダーゼインとの戦闘 敗北してしまう
結果 あかねは別世界に転移
「という訳だ、因みに彼女の行方とアナザーゼインの存在を探しに本体の知り合いもアバターを使って探してもらっている」
「そうかその人には感謝だが…お前に慈悲は無い…ウルティマ、そいつの脊髄ぶっこ抜け残りのボディーは素材として有効活用だ変身に使う腕とヴィジョンドライバーとカードは絶対に忘れるな」
「はーい」
「ちょっと待ってくれ!!流石の私も謝罪する!だがゼインの脅威を放置するのかアウトサイダーズよ!!」
「俺をあの仮面ライダー版 スーサイドスク○ットに数えんじゃねぇ!!恐れ多いわ!」
「いや実際我が君もラインナップされても大丈夫ではないか?」
「寧ろどのライダーよりもアウトサイダーズかと」
「あははは!これだからハルは面白い…」
「ウルティマ?エボルト取り憑いてない?あぁ!もう!次から次へと!!」
「どうされますか我が魔王!」
「そりゃ心配だけど、今出来ることは……おい待て夢の中のあかねは本人だったのか」
「うん」
「ほむ…………誰か……頼むから俺をころせぇ!!」
「ど、どうしたのですか我が魔王!!」
「どうしよう!夢だと思ってあかねにカッコつけて色々恥ずかしいセリフ言ってしまったんだぁ!!うわああああ、もうダメだ‥おしまいダァ!!いやああああああ!!思い出しただけで恥ずかしくて死ねるううう!!」
と錯乱してヘッドバンするハルトに困惑な面々だがハルトの奇行にはなれたもので
「取り敢えず我が魔王は放っておいて、バランサーの件を考えましょう取り敢えずレジェンドになる我が魔王に報告を、それと」
「旅路での警戒ですわね」
「はい敵は何処から現れるか分かりませんからね」
「取り敢えず我が魔王!錯乱してる場合ですか」
「そ、そうだな取り敢えずバランサーのゼインは倒す!!」
「そうなるよねぇ〜」
「そしてバランサーの脊髄をぶっこ抜く!」
「過激!?魔王ちゃん過激よ!どうしたの!」
「お前等、バランサーを見つけたら極力捉えろ最悪射殺だ!ぶっ殺せ!!捕まえた奴には俺が3食望むものを作ってやる!!」
「「「「「サーイエッサー!!!」」」」」
「具体的には我が魔王はどんな罰を?アイツに!」
「首以外を全部埋めて、そいつの耳の周りに爆竹置いて鳴らす!!人の話を聞かない独善野郎には耳なんている?いらねぇよなぁ!爆竹鳴らすぞぉ!!」
「さっすがハル!ボクでも思いつかない事をあっさり思いつく!その姿に痺れる憧れるぅ!」
「そうだろウルティマ!」
「けど、ボクならそこに軍隊アリを解き放つね!」
「そこに妾ならば其奴に蜂蜜を大量に塗りたくり放置するぞ!」
「………お前等天才か!」
流石逢魔の代表する拷問官だぜぇ!と感心しているが
「我が魔王、一度ジュネーブ条約について学びませんか?」
「ジュネーブ…ん?オリーブの親戚か?何それ美味しいの?」
「テスタロッサ嬢!この際ですから我が魔王に国際法を教えて頂けませんか!!」
「えぇ勿論ですわ」
「ちょっと待つのだウォズよ、そこは司法担当の私の仕事だ」
「待ちなさいなカレラ、そこは外国由来だから私の担当よ」
「ほぉ、我が君との時間を独り占めする気か?」
「ふふふ、そうだと言ったら?」
とバチバチやり合う2人だがハルトだが
「ジュネーブ…….ピザやパスタの線も捨てられないな…うーむ謎だ」
と考えるハルトがいた
「あはは!いやぁハルは面白いや、ついてって退屈しないよ」
「そりゃ良かったよ、それでジュネーブって何か分かるウルティマ?」
「白身魚とかフルーツの名前かもよ」
「何と!!そうなのか……はは、流石はウルティマだな」
「うん!」
「黙らせるな我が君!それはウルティマの嘘だ!」
「そうですわ、先程ウォズが国際法と言ってますわよハルト様」
「っ!!!」
「え?今気づいたの!?」
ーーーーーーーー
私はカレン・フォン・ヘルツォーク、過去にはフェアベルゲンにおいて流星のカレンと言われた槍の名手であったが不治の病に犯されたジナイーダやオリガと共に里から追放された生死を彷徨っていた所を彼処で奇行に走る人間 常葉ハルトに救われた
その恩から私は彼に忠誠を誓い騎士となったのだが、そこからが私の混沌極まる日々の始まりであった
『ヒャッハーー!!新鮮な敵ダァ!!』
『ノリと勢い!!』
王とは思えない思考回路、そして常識の敵とも言える非常識さ…何より森に現れた獣を倒して従えるほどの強さ、そして目の前にいる奥方様達……そう主はモテる…ハーレムを形成する位にはただ女癖が悪いとかではない、本当に全員を愛しているのは見て取れる…それに
『いいか絶対に死ぬ事は許さん!俺の騎士を名乗るならそれは肝に銘じろ!!』
人一倍 仲間への情には厚い人だ……怒るとロールケーキをツッコミはするが……
「はぁ」
「お悩みですかカレンさん?」
彼女はベアトリス・キルヒアイゼン。彼女もまた主の奥方の1人であり中々の強者だが気取らない性質なのか気さくに話しかけてくれるありがたい存在でもある
「えぇベアトリス…主がどうなったらマトモになるのかと」
「あぁそれは無理ですね」
「即答ですか!」
「えぇ最初からマトモでしたら私達…というより千冬さん達は苦労してませんとも…えぇ」
「……………」
「ですがマトモじゃなかったから色んな事を思いつくんですよね…ほら昔から言うでしょ馬鹿と天才は紙一重って」
「振り切れ過ぎな気もしますが…というより王としてそれで良いのでしょうか?」
「良いんじゃないですか?正解なんて一つもないですし、逢魔で暮らしてる人達はハルトに感謝こそすれ不満なんてないって感じですからね」
「慕われているのですね、普段からあのテンションで周りを巻き込んでいるとばかり」
「まぁ普段からイベント企画とか楽しい事には前のめりですからねぇ…祭りとか宴会とかでそういうので経済回してるってテスタロッサも言ってましたし」
「成る程…」
「そう言えばアンティリーネから聞きましたよ、ハルトの事が好きなのだと」
「っ!いいいいいいいいいえ!私は騎士ですので!!主と懸想するなど!!」
彼女の脳裏には両親との会話が、好きならものにしろという言葉が過ぎったのである
「うーん、硬いですねぇ〜…そうだ!私達の間に伝わる魔法の言葉を教えてあげます!!」
「何でしょう?」
「はい!押してもダメなら押し倒せ!です」
「それは本当に大丈夫なのか!?」
流石のカレンも困惑するしかなかったが
「私は主のお役に立てているのだろうか?」
「へ?」
「私は銀狼や束のように技術者でもない、自慢の槍も武芸自慢の千冬やアンティリーネ達には勝てない始末だ」
「あのバトルジャンキーと比べたら大半の人はそうなりますよ……けどハルトに槍を教えてますよね」
「そうだな……いや待て千冬をバトルジャンキーと呼んで大丈夫か?」
「大丈夫ですよ、今はハルトが避雷針ですから」
「…………」
この人はこの人で強かである
「カレンさんはハルトや皆の事嫌いですか?」
「そんな訳ない、死ぬだけだった私にもう一度生きる意味をくれた人だ…慕いこそすら嫌うなどあり得ない」
「それが答えですよ」
「……………」
「まぁ悩み考えるのもありですね、ただ早く答えないとハルトがお爺ちゃんになっちゃいますよ〜」
「エルフが長命故のジョークですか?」
「そういう意味では千冬や束達が焦る理由も分かるんですよね逆にアンティリーネやテスタロッサやアリエル達が余裕なのか」
「え?」
「私達は普通の人ですから寿命的にハルトと長くいれません」
「あ……」
「いつか私達は彼を離れて置いて行ってしまうんです…だから今を目一杯楽しむんですよ!」
「主なら寿命の概念を壊しそうな気もしますが」
「あぁ〜頼んだらしてくれそうですよね〜」
出来ないとは言わないイメージがよく見える
「だから私達は今を楽しみます貴女は?」
「ゆっくり考えますよ」
「そうですか……なら、ハルトさーーーん!私もロールケーキ貰って良いですかぁ!?」
「のわぁ!ベアトリス!?そうだ!ベアトリスなら分かるよな雪原を砂漠にする事の意味を!」
「えーと取り敢えず落ち着きましょうか!」
雷速で突撃する彼女にカレンは溜息を吐く
まだ自分の気持ちは分からない、いつか分かるのか否か それでも良い
「主、流石に雪原を砂漠にするのはどうかと……千冬から聞いたスキー?とやらが出来なくなりますよ」
「おぉ!その手があったか!よしじゃあシュネー雪原は俺の領土にして逢魔の冬の観光名所にするぞぉ!!」
「その発想はなかったです」
今はただこの日常を楽しむだけである
次回
シュネー雪原についたハルトは
「うひょーー!雪だぁ!よし皆、雪合戦しようぜぇ!!」
「我が魔王!目的を間違えないでください!」
辺り一面の銀世界に感動し目的を忘れていた
そして氷雪迷宮で出会うもう1人の自分
「俺はお前だ」
「へー」
「何故驚かない」
「いや今まで色んな自分に会ってきたのに驚く理由ある?」
「……………」
「まぁ良いや。よしやるぞ相棒」
『いいや今回は俺達は貴様を見定める…迷宮の試練は俺達からの試練と見ろ』
「おぉ……そりゃ良いな、分かった!」
次回 シュネー雪原 お前は誰だ!俺の中の俺?