無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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初めましてな人は初めまして!いつも感想や応援を頂いているオーディエンスはありがとうございます!カグ槌です……早いもので二年ですよ二年!本当は100話位で終わる予定だったのが…まぁ私が描きたい欲が止まらないだけなので良いか!

今後とも無冠の王 シリーズ宜しくお願いします!!

さて今回はアンケート一位のエボル編!新たなハルトはエボルハルト君ですが、様子がおかしいようですねぇ…あ、あとがきに発表があるのでお楽しみに〜では本編をどうぞ!!



2周年記念 エボル√ in ブルアカ編

 

 

火星で発見された謎の遺跡の発見により地球人は外宇宙への進出に興味を持った、色んな科学や文化が発展していく中で技術は争いを産む

 

 

互いに憎み、妬み、その身を喰らい合う

 

 

 

そんな愚かな人間の末路とは何か?答えは

 

 

俺の目の前にあるブラックホールに吸い込まれて滅んだ地球である

 

 

「以外とあっけないね」

 

 

その姿は白の縮退星 進化を止めず脱皮する蛇

 

 

仮面ライダーエボル・ブラックホールフォーム

 

 

 

『当然だ、戦兎や万丈がいなければ地球攻略なんて簡単なゲームだ』

 

 

「その言い方だと、その2人がいたら地球攻略なんて出来ないって聞こえるよエボルト」

 

 

真空故に音が響かないが俺、常葉ハルトの中にいる愉快な同居人へ軽口を叩く

 

 

『ぬかせ、アイツらがいたら楽しくなるだけだゴールは変わらん』

 

 

「けど2人に負けたよね」

 

 

『次は勝つ』

 

 

そして同居人 エボルト 彼?は俺が買い物帰りに取り憑いた赤スライムだ

 

 

『ふぅ…まぁ、この体で良いかぁ「何、人の体何勝手に使ってるの?」何ぃ?』

 

 

そうあの仮面ライダービルドに出たエボルトに取り憑かれたのだが何故か俺は自我を保てたのだ、理由を聞いても

 

 

『知らん、色んな奴に取り憑いたがお前のような奴は初めてだ』

 

 

との事 だから俺とエボルトは取引して同居生活をしているのだ

 

 

 

「さてと次は?」

 

 

『お前の頭にはその道標があるだろう?』

 

 

確かにエボルの頭部には次に滅ぼす惑星が指定されているな

 

 

「んじゃ次のゲーム会場に向かう?」

 

 

『おう、期待してるぜ相棒』

 

 

「誰が相棒?」

 

 

そう言うとエボルは転移した

 

 

 

星を喰らう災厄の蛇は新たな獲物を見つけ。宇宙を這う

 

 

 

というのが数分前の俺達だったのだが

 

 

 

「これ何?」

 

 

目の前に浮かぶは巨大な惑星、これが次のターゲットらしいのだが

 

 

『おかしいな生命反応はない…』

 

 

「じゃあ星の核を砕いて終わり」

 

『いや違うな、これは……っ!』

 

 

着地した地面から声が聞こえたのだ

 

 

【貴様は何者だ?】

 

 

「俺は常葉ハルト、こっちは、この先の地球を喰らった地球外生命体のエボルト」

 

 

【ほぉ、ならば余を喰らうというのか】

 

 

「うーん、どうかな…ねぇ君の名前教えて、良いでしょう名前、教えて知りたいんだ」

 

 

【良かろう、余の名はユニクロン】

 

 

「ユ○クロ??まさかお前の体には巨大な服の生産工場があるの?そりゃアレだけの服を作れる訳だ」

 

 

『違うなハルト俺も噂レベルでしか知らないが…ユニクロン、それは星を喰らう超巨大ロボットって話だ』

 

 

「超巨大ロボ?」

 

 

ハルトは目をキラキラと仮面の下で輝かせているが

 

 

【ほほぉ、余の名前を聞いて恐れを感じないとはな】

 

 

『違うぞユニクロン、こいつの頭は昔から恐怖なんて感情がない、頭のネジが壊れてんだ』

 

 

【可哀想に】

 

 

何故俺はこいつ等に同情されてんだろう

 

 

「そうだよ昔から痛い、辛い、苦しいの毎日でさ…もう何も感じなくなっちゃったんだ…じゃあいただきます?」

 

 

【おい待て貴様等、まさか余を食べるつもりなのか?】

 

 

「うん、君だって色んな星を食べたんだよね?そこに住んでる人達ごと…ならさ君も味わうと良いよ食べられる恐怖をね今度は僕が恐怖を教えてあげるよユニクロン……ねぇ君はどんな力があるの?どんな事が出来るの?どんな風に戦うの?ねぇ……悲鳴を上げて苦しんでよ、その必死で命乞いをしてる悲鳴を聞く度に自分はまだ生きてるって錯覚できる」

 

 

同時にブラックホールを展開するとユニクロンの装甲がメリメリメリと剥げていきブラックホールに吸い込まれていく

 

 

【よ、止せ辞めろおおおお!!わ、わかった!貴様に従う!何でも言う事を聞こう!だから食べないでくれ!!】

 

 

「だってさエボルト」

 

 

『ま、良いか俺達も拠点が欲しいからな』

 

 

「そっか、よろしくねユニクロン」

 

 

【承知した、我が主よ】

 

 

「大袈裟」

 

 

取り敢えずユニクロンの中に入ると何と人間の居住スペースがあるではないか

 

 

「良いねぇ」

 

 

【我が主の為に拵えた、それとお望みなら部下や宇宙船も用意可能だ】

 

 

「お前凄いなユニクロン」

 

 

【それで我が主よ次は何処の星へ向かう?】

 

 

「座標にハイパージャンプして」

 

 

【そんな事、余には出来んぞ】

 

 

「え?やっぱりこんなデカいと次の獲物を喰らう為の超ワープとか出来るもんじゃないの?」

 

 

『お前はどんなロマンを求めてんだ』

 

 

「まぁ良いや…そだな……あ!なら…」

 

 

 

???世界

 

 

ここは砂漠の星 ジオノーシス 

 

 

とある星間戦争に使われた機械の兵隊 バトルドロイドの一大生産工場として名を馳せていた星だったが

 

 

突如現れた 星を喰らう星により住民や設備ごと捕食されたのであった

 

 

【うむ、まぁ美味かったな】

 

 

「ユニクロン、早速だけど食べた工場にあったバトルドロイドを量産開始」

 

【承知した我が主】

 

 

するとユニクロンの体内工場で大量のB1バトルドロイド、その上位互換のB2スーパーバトルドロイドや戦闘機型のヴァルチャードロイド

 

 

バリアを自力で展開する攻防一体のデストロイヤードロイド、そして護衛型のマグナガードドロイド等等大量に生産されたのである

 

 

 

「こりゃ凄いね圧巻」

 

 

自分の軍団が出来上がる姿を見るのは壮観である しかも輸送用の空母や戦車や装甲車まで完備と来た

 

 

ある世界ではクローン、この世界ではドロイド

 

実を言えば魔王の世界線でもドロイドを使っていた可能性はあった勿論 クローン施設が逢魔に来たのもあったが

 

 

このハルトに渦巻く感情は徹底した人間嫌い

 

それ故に絶対に裏切らない機械の兵士を所望した それだけ

 

 

「なぁエボルト、他にどんなの作ろうか」

 

『そうだなぁ、よしマグナガードの一部には俺の擬態能力でハザードスマッシュやヘルブロスに改造するか』

 

 

「それ良いねぇ、やろうか」

 

『おう!』

 

 

「あ、そういえばエボルドライバーって複製できる?」

 

【可能だ】

 

 

「おぉ…」

 

『おいおいコリャ、とんでもない奴だなぁ』

 

 

「取り敢えず頑張るか」

 

 

 

そして少しの間 ハルトはハザードレベルを上げる為の特訓に入る

 

 

 

「ビルド……っ!」

 

 

その訓練はひたすらフルボトルを振りながら、仮面ライダーを視聴する事だった

 

 

『こんな方法でハザードレベルが上がるなんてな…驚きだ』

 

 

「いや感情の昂りで強くなれるならさ!人によっての使い方があるぜ!!」

 

 

と言う感じで軽くハザードレベルが上がったのを感じた先にある星があるのだが

 

 

 

「エボルト乗り込む準備は出来た?行くよ…あ!おやつは300円までだからね」

 

 

『無理にテンションあげなくても良い、そういやぁその台詞よく聞くが、何で300円までなんだ?』

 

 

「理由を知ってるのは……万丈だ」

 

 

『いやそれは無い』

 

 

「流石にバレるか…って、地球?」

 

 

【そうみたいだな】

 

 

「よーし取り敢えず乗り込むよ乗り物頼むユニクロン…そしてお前は周回軌道で待機、月の裏に隠れてろ」

 

 

【かしこまりました我が主人】

 

 

「乗り込むよエボルト!」

 

 

『誰か俺に胃薬をくれええええ!!』

 

 

この何日かでアナザーライダー達並みの無茶振りに振り回されていたエボルトであった

 

 

 

そして地球に着陸した後

 

 

「コレはエボルトに取っては小さな一歩だが、俺に取って大きな……何だろう…うーん……前進?」

 

 

『いやまぁ間違ってはないな』

 

 

「じゃあ取り敢えず情報収集だね」

 

 

とワクワクしているハルトだが周りには何かファンタジーな感じの女子高生?が銃火器で武装していたのである

 

 

「世紀末?」

 

 

『違うぞハルト』

 

 

「そっか……よし、なら冷静に情報分析、大丈夫だハルト、俺はやれば出来る子だ…そう頑張ればエボルトと一緒に地球を滅ぼせたし」

 

『いやそれをやれば出来るで片付けるなよ』

 

 

「さぁハルトくんは1人で情報収集出来るかな?」

 

『おつかいじゃないんだよ』

 

 

「よしやるぞ」

 

 

『頼むから話を聞いてくれ』

 

 

そして頑張って街を歩く中

 

 

「うーむ……取り敢えず何もないのがわかったぞ!」

 

『ダメだこりゃ』

 

 

「取り敢えずお腹空いた…」

 

 

幸いというべきか絡まれたチンピラロボット?から現金を巻き上げたので少しは何とかなりそうなので

 

 

「ラーメン食べる?」

 

 

目の前には柴関ラーメンなる店舗の看板が…よし中に入ってラーメンを頼む

 

 

「久しぶりの食……頂きます」

 

『まぁ最近はサプリばかりだったからなぁ』

 

 

ズルズルと麺を啜るとハルトの脳にガツンとくるラーメンの旨味である

 

 

「美味しい……」

 

                 ・・

その昔 餓死寸前の俺に食事をくれた誰かの料理にも勝るとも劣らない味であるし、ある人のコーヒー以外で味を感じたのは久しぶりだ

 

 

「ちょっとは人に戻れてるのかな?」

 

 

まぁ味覚なんて無くしてる筈なのにと自虐するハルトは困ったような顔をしたが気づくと完食していた

 

 

「ふぅ……ご馳走様でした」

 

 

そしえラーメン屋から出て、缶コーヒーを飲むが

 

 

「やっぱり味がしない」

 

 

いつからか味覚は消えてしまってる…やはり変わらない

 

 

「なーんで味がわかったんだろ」

 

 

考えても意味のない事だな

 

 

「はぁ……わからん」

 

 

『それでどうする?』

 

 

「取り敢えずこの世界を調べるよ、なら銃が必要かな」

 

『そうみたいだな』

 

 

「まぁあるんだがな」

 

 

と取り出したのはネビュラスチームガン ハルトが持つもう一つの姿で使う武器だ

 

 

「いざとなれば煙ワープで逃げれるし……取り敢えずは」

 

 

とハルトの周りを囲むロボット型の市民が銃を突きつけて脅すのだが

 

 

「はは…」

 

 

やはり何も変わらないな何処にいても、何をしてても頼れるのは

 

 

 

 

「力だけ」

 

 

ロボット型市民の大半をスクラップにして返り血のように浴びたオイルがその凄惨さを齎している

 

 

 

「暴力……やっぱり暴力は全てを解決する」

 

 

『おい疲れてるのか?』

 

 

「ふぅ……エボルト」

 

『何だ?』

 

 

「そうだよ疲れたからコーヒー淹れて」

 

 

他の時空のハルトが聞けば全力で止めに入る言葉だがエボルトは

 

 

『よし任せてろ良いのを淹れてやる』

 

 

「じゃあ道具とコーヒー豆買わないとね」

 

 

とハルトはロボットから巻き上げたお金を財布に入れると、自分の足元にあったロボット頭部を踏みつけて街へと移動したのである

 

 

 

そして

 

 

「廃墟で夜空を見ながら、コーヒーか…悪くない」

 

とハルトはエボルトコーヒーを一口飲む

 

 

「うん、美味しいね…何で戦兎さん達は不味い言うんだろ?」

 

『さぁな、それよりユニクロンから報告だ…バトルドロイドの一個大隊を降下して待機中だ、お前の指示でいつでも行ける』

 

 

「そっか…取り敢えず今はコーヒー飲んでボーッとしておこう」

 

 

『本当。お前はよく分からん』

 

 

「ん?」

 

 

『俺のことを知っているなら嫌悪するだろうに』

 

 

「それは俺も同じ、自分のいた地球をパンドラボックスで滅ぼした…しかもボトルだって…」

 

 

取り憑かれた宇宙飛行士が最後の抵抗として

 

 

愛する娘が大事にしているもの

 

 

そしてそれを壊すもの を選んだフルボトル

 

 

大半は再現したが一部は自分の中にある怒りで塗りつぶした

 

 

許される訳がない

 

 

「それにさ、あの地球滅ぼし終わったら俺の体好きにして良いって言ったのになんで自我奪わないの?もう俺を終わらせてくれても良いんだよ?恨まないし寧ろ感謝してるよ」

 

 

恐らく自分はもうあの時のように狂った悪党の仮面は被れない 今だってエボルトの気紛れで生かされてるボーナスタイムのようなものだからだ

 

 

『その方が都合が良いからだ、貴様の中にある仮面ライダーの知識は武器になる』

 

 

「それなら全部渡してる筈だよ、エボルトなら俺にはない応用だって出来るじゃん」

 

 

『オーマジオウと言ったか?別世界の俺を一撃で倒したあの力、素晴らしい……是非取り込みたい』

 

 

「ぶっ!!ケホケホ‥お前正気か?」

 

 

『何処かの誰かの影響で正気か狂気か分からないがな』

 

 

「けど面白いね間近で見たいや」

 

 

『なら近くで見せてやろう』

 

 

「ん?」

 

 

『その時まで貴様の自我を奪うのは辞めてやる』

 

 

「そっか、なら期待しないでおくよ一撃でやられるだろうし」

 

『なんだと?』

 

 

「まぁその時は心中なんて考えないで、俺から逃げてよ」

 

 

『そんな事しないぜ相棒』

 

 

「誰が相棒だ」

 

 

本当に俺の何がコイツの琴線に触れたのかよく分からないなぁ…

 

翌朝

 

 

「ふわぁ………ん?」

 

 

何か遠くから爆破音がする、いやぁ世紀末だね

 

 

「エボルト」

 

『あぁ面白そうな匂いだ』

 

 

「じゃあ行こう」

 

とネビュラスチームガンを取り出して煙ワープをするのであった

 

 

 

 

アビドス高校

 

 

そこに

 

 

「ふはははは!!どうしたそんなものかぁ!!」

 

 

と高笑い赤い蜘蛛のライダーがボロボロになったドラゴンのような顔をしたライダーを踏みつけていた

 

 

「先生!!」

 

 

「おっと、動くなよ動くと大事な先生がどうなるかな?」

 

 

「くっ卑怯な」

 

 

「さて依頼は完了だな壊せ……壊せ」

 

 

赤いライダーがそう命令を下した直後、ロボット兵士 ガーディアンは突然爆発した

 

 

「何?」

 

 

「『まさかこの地球に来てまで貴様等に会うとはな…まるでちょっとした同窓会だな』」

 

 

建物の鉄柵に腰掛ける男は赤い瞳を光らせると

 

 

「まさか…お前……は!!」

 

 

「ふはははは!まさか貴様もいるなんてなぁ!エボルトおおおおお!!」

 

 

赤いライダーはドリルクラッシャーを取りハルトに襲い掛かるがエボルトは赤いオーラを出して攻撃すると

 

 

 

「エボルト?アレ…キルバス?」

 

『あぁ前の世界で殺した筈なんだがなぁ』

 

 

「これは驚いた、お前ほどのものが人間1人乗っ取ることが出来ないなんてな!」

 

 

「そのたかが人間に負けた奴が何言ってるの?」

 

 

「何だと?」

 

 

「貴方早く逃げなさい!!そいつは「大丈夫」」

 

 

 

「お前、エボルトのお兄さんでしょ?」

 

 

「ほはぉ人間にしては博識だな」

 

 

「かもね………けど…違う…うん…そうだね違う」

 

 

「何?」

 

 

 

「俺を倒して良いのは、お前じゃない…俺を終わらせて良いのはお前じゃない」

 

 

『分かってると思うがアイツの強さは本物だ俺だけじゃ勝てない』

 

 

「なら2人でやろう」

 

 

 

虚空を見ながら光の消えた瞳で呟くあたり危ない

 

 

「何言っ…っ!」

 

 

『エボルドライバー』

 

 

ハルトは腰にドライバーを取り付けると同時に懐から2本のボトルを取り出し振ると蓋を回す

 

 

 

『コブラ』『ライダーシステム』

 

 

『evolution!!』

 

 

レバーを回すとドライバーからチューブが伸びそれが生産工場のようにプラモデルのランナーが装甲を形成する 金環の展開と同時に装甲にはモヤがかかり全体が見えなくなる

 

 

『ARE YOU READY?』

 

 

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も己に問いかけられる言葉

 

 

覚悟はあるのか?そんな問いかけ

 

 

 

考え続けても未だに自分には分からない

 

 

 

【お前なんか必要ない!】

 

 

【利用価値のないお前に生きる資格なんてない!】

 

 

【何でお前みたいなのが生きてるんだ!】

 

 

そう言われ続けた… 何度も蹲り痛みに耐えてきた…何度も自分の手で人生を終わらせようと思った、生きるのは虚しいだけ…このまま生きてても何もないし何にもなれない

 

 

だけど……もし…何か変われるキッカケがあるのなら…と願ったら、まぁ破滅の蛇がやってきたのだがな…

 

 

 

『ははは!自我を持ったままとはな…お前さんと組めば楽しいゲームが出来そうだ、どうだ?俺と組むか?』

 

 

「俺が必要?」

 

 

『あぁ、お前にはその価値がある』

 

 

「利用価値?無くなれば捨てるでしょ?」

 

 

『まさか…楽しくやろうぜ相棒』

 

 

「相棒じゃない馴れ馴れしくしないで」

 

 

 

そう言ってくれた相棒への気持ちを無駄にはしたくない…手を差し伸べてくれたのは初めてだったから……嬉しかったんだ……生きてて良いんだって思えるようになったんだ

 

 

 

だから自分に出来る全部をぶつけるだけだ

 

 

 

「変身」

 

 

 

 

そして、なりたい あの人達みたいに

 

 

 

もう擦り切れていった記憶……ノイズ混じりの白黒映像の向こうにいるヒーロー達に

 

 

 

手を交差し、まるで憧れへと手を前に突き出すと同時に装甲は合体して1人の戦士を創り(ビルド)出す

 

 

 

『コブラ…コブラ……エボルコブラ!!フハハハハ!!』

 

 

 

現れたのは星を喰らう大蛇

 

 

進化を止めない者 仮面ライダーエボル

 

 

「『エボル……フェーズ1』」

 

 

 

「はははは!やはり本物か会いたかったぞエボルトおおおおお!!」

 

 

「『俺は会いたくなかったよ』」

 

 

そのまま両者は駆け出して中間地点で拳が激突する、やはりというべきかキルバスの力は凄まじくエボルもやや劣勢となるが

 

 

「『相棒、読めたか?』」

 

 

ー相棒じゃない…けど大体コイツのパターンは読めた…次は右ストレートー

 

 

反撃開始とばかりに

 

 

「『その言葉を待ってたぜ相棒』」

 

 

ー相棒じゃないってー

 

 

そのハルトの言葉通り放たれたキルバスの右ストレートをすんでの所で回避してカウンターを叩き込む

 

 

「がぁ…」

 

 

ー次、足元へ糸攻撃ー

 

 

「『了解』」

 

 

『パイレーツ』『ライダーシステム』

 

 

『クリエイション!パイレーツフィニッシュ!』

 

 

「はぁ!」

 

 

更に予想通りというべき蜘蛛糸が吐き出されたので召喚したカイゾクハッシャーで糸を両断

 

 

『海賊列車 発射!!』

 

 

そしてチャージを完了した列車エネルギーがキルバスに命中する

 

 

「がぁ……何だエボルト、貴様いくつもの星を食ったぁ!」

 

 

「『残念だが、俺には頼れる相棒がいるんだよ』」

 

 

そうこの世界線のハルトは虐待により味覚や一部感覚が無く、また相手の顔色を見て生きてきた影響からか相手の感情をプロファイリング、そして 分析する能力に長けていた

 

 

ー相棒じゃない、次来るー

 

 

故にほぼ未来視に近い予測を可能にしていた

 

 

「ふわぁ!!」

 

 

同時に背中から巨大化した蜘蛛脚がエボルを狙って襲い掛かる

 

 

ーコブラだけじゃ分が悪いー

 

 

「『ならコレの出番だ』」

 

 

それは青いドラゴンのエボルボトル エボルトが宿ったもう1人の自分の力

 

 

『ドラゴン』『ライダーシステム』

 

 

『evolution!』

 

 

再びレバーを回すと同時に蜘蛛脚が命中して粉塵が上がる

 

 

 

「ふん、他愛もない」

 

 

 

しかし

 

 

 

『ドラゴン…ドラゴン……エボルドラゴン!』

 

 

 

そこから現れたのは先程と異なる戦闘に特化した戦士 まるでエボルの頭部を別のライダーへと変えたような姿を持つ

 

 

 

ー星を喰らう蛇は脱皮して龍へと至る…かなー

 

 

「『エボル…フェーズ2、なんだ詩的な表現だな』」

 

 

ー揶揄わないでー

 

 

仮面ライダーエボル・ドラゴンフォーム

 

 

『ビートクローザー』

 

 

剣を呼び出してキルバスに肉薄、あの高速移動で

 

 

『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』

 

 

 

「『はぁ!!』」

 

 

『メガヒット!!』

 

 

蒼炎を帯びた斬撃はキルバスの装甲を両断、更にダメ押しとばかりに

 

 

『ready go!!エボルティックフィニッシュ!!』

 

 

ビートクローザーを地面に突き刺すと頭部が発光、右腕に蒼炎を纏った拳はキルバスの顔面を的確に捉えたのである

 

 

『CIAO』

 

 

「ごふぅ……ははは!やるな…これは体勢を立て直した方が良さそうだ、また会おうエボルト」

 

 

同時にキルバスは撤退、周りにいたガーディアンも逃げたのである

 

 

 

「『ちっ、もう終わりか』」

 

 

ーけど理想、まだこっちには奥の手があるー

 

 

「『そうだな…さてと』」

 

 

エボルはまだ倒れていたライダーに近寄る

 

 

「『久しぶりだな』」

 

 

「『何故……貴様がここに』」

 

 

「『それはこっちの台詞だ、知ってる事全部話してもらうぞ』」

 

 

と話したと同時にエボルの背中に数発の弾丸が命中する

 

 

「『あぁ?』」

 

 

「せ、先生に何する気よ!」

 

 

「助けてくれたのは感謝するけど先生に手出しはさせないよ〜」

 

 

武器を構えられた…仕方ない

 

 

「『ほぉ命が惜しくないのか』」

 

 

「『止せエボルト……』俺の生徒に…手を出すな!」

 

 

「『ん?何だお前も完全に取り憑けてないのか』」

 

 

ーエボルト、情報収集、利用価値あるー

 

 

「『しょうがないなぁ』」

 

 

変身解除するとハルトは気怠げな顔で倒れたライダーに手を伸ばす

 

 

「はぁ……立てる?」

 

 

「っ!!ハルト?」

 

 

「誰?」

 

 

「あ、あぁ……俺だよ俺!」

 

 

「詐欺なら間に合ってる」

 

 

「違うって!ほら!俺だよ野田夏樹!」

 

 

「ん?……野田夏樹?……野田夏樹……あぁ…俺のアリの巣観察キットにアルミニウムを流し込んで高笑いしてたナツキか」

 

 

残った記憶の中でもほんの一握り 自分を虐めなかった稀有なやつである

 

 

「そんな事してねぇよ!!」

 

 

「え?俺の一生懸命育てたアサガオを踏んで高笑いしてたよね?」

 

 

その言葉に生徒?の顔がドン引きしていた

 

 

「それ違う!全部お前の妹がした奴!!まぁアレだ」

 

 

 

もしかして地球滅ぼしたことかな?まぁ恨まれてても仕方ない…だがアレも全部……お前達のせいだ…

 

 

「助けてくれてありがとう」

 

 

「…………ん?」

 

 

 

何故か感謝されたのである

 

 

 

校舎

 

 

 

「成る程なぁ…エボルトが」

 

 

「うん。俺の恩人」

 

 

『そして俺の相棒だ』

 

 

「相棒ではない」

 

 

「俺と同じだな…俺の中にもいるんだよブラッドだ『初めまして』」

 

 

「は、初めまして」

 

 

「あの時 ブラックホールに飲み込まれた俺は何故かブラッドが取り憑いていて気づくと此処に」

 

 

「そして先生と呼ばれていたと」

 

 

「まぁ教職になるのは目標だったから大歓迎なんだけどな」

 

 

「何で?」

 

 

「………お前のような人を作らない為にこの世界には憎しみや怒り以外の感情があると教えたくて…それに悪い大人だけじゃないってちゃんと証明したくて……まぁ俺なりの贖罪だよ」

 

 

「別に俺は望んでない、俺が望んだのはあの世界の滅亡…それが果たされた今、もう生きてる事に意味がない……もう終わりたいのにエボルトが終わらせてくれないの……それに俺からしたらさ、それ自己満足の贖罪でしょ?俺を理由にされるのは凄い迷惑」

 

 

その言葉にピンク髪の子の目が少しぴくりと動いたが知った事ではない

 

 

「なら何でさっき助けてくれた」

 

 

「気まぐれ…だけどキルバスがいるなら話は別、アレは倒さないと俺もゆっくり眠れないしエボルトも不安になる」

 

 

『それは賛成だ、相棒の予測があってギリギリと来た、次は奴も本気で攻めてくるだろうな』

 

 

「そうか…どうしたら」

 

 

「自分で考えなよ、その頭は飾り?いや失礼…お前の場合は高性能ソフトを持っているのに処理するお前が残念スペックだ8MBくらいしかない」

 

 

「辛辣ぅ!だけどハルトらしいな」

 

 

「らしい?もう分からない…取り敢えず、どう?キルバス倒すまでは手を組まないか8MB」

 

 

「そうだな、いや待て人をデータの容量で言う人外感出さなくて良いから」

 

 

「分かった…じゃあ改めて常葉ハルト宜しくな8MB、アリの巣にアルミニウムを流し込むなよ」

 

 

「せめて名前で呼べぇ!!あと、それは冤罪だぁ!!こほん野田ナツキだ宜しくな」

 

 

「さて……」

 

 

「どうした?」

 

 

「キャンプに戻る、これ俺の番号だ何かあったら連絡して」

 

 

「いやいやキルバスの動きが分からない現状 単独行動は危険だよ!」

 

 

「大丈夫、エボルトコーヒー飲めば眠気も吹っ飛ぶ」

 

 

「それカフェイン以外の話だよな!!」

 

 

とだけ言うとベースキャンプに帰るのであったが

 

 

「くしゅん……っ!、あぁ風邪ひくかも知れない砂漠が冷えるのはマジだったか」

 

 

 

「あーあーやっぱり言わんこっちゃない以外と此処の夜は冷えるんだよ」

 

 

「っ!」

 

 

慌てて武器を取り構えるが

 

 

 

「あー撃たないで〜」

 

 

「………お前、さっきあの場にいた」

 

 

「そうだよ〜小鳥遊ホシノ…宜しくね〜」

 

 

「常葉ハルト、知ってると思うがあの8MBに雇われた傭兵だ」

 

 

「いや先生って呼んだげなよ〜8MBって」

 

 

「先生ねぇ、アレがなぁ…」

 

 

吐き捨てるように言った言葉にホシノは少し好奇心で

 

 

「ねぇ君は先生の知り合いと言う事は外から来たの?」

 

 

「まぁ外(外宇宙)から来たな」

 

 

「そうなんだ〜先生って外ではどんな感じだったの?」

 

 

「皆の前でいるのと変わらない、ブラコンの妹といてヤンデレ化した女の子とラブコメして…んで……俺みたいなハズレクジを友達と呼ぶ頭のネジが絶望的におかしい奴」

 

 

「へぇ〜なんか意外だねぇ〜私達からしたら生徒に慕われてる先生だよ」

 

 

『相棒に頭がおかしいは言われたくないだろう』

 

 

「黙れエボルト、まぁ俺が全部壊したんだよアイツのいた場所も世界も…何もかも……」

 

 

「ふーん……じゃあさ、あの子達も攻撃するの?」

 

 

 

「それは無い…雇われてる間、あのキルバスを倒すまではナツキに協力する…その後は分からない……というより生きてるか分からない」

 

 

実際エボルトの気まぐれで生きてるようなものだしなぁと自重する

 

 

「そっか、それなら良いよ」

 

 

「あと世話になるんだ、学校の清掃くらいは手伝おうか?」

 

 

「助っ人?」

 

 

「うちで作った面白ロボ」

 

 

「はい?」

 

 

翌日

 

 

「んじゃ皆よろしくね」

 

 

「ラジャーラジャー、ヨシ!ソウジカイシ!」

 

 

とB1バトルドロイド達が後者の掃除を始めたのである

 

 

「おー!なんかすごいねぇ!」

 

 

「そうかな?」

 

 

「え?何これ……え?」

 

 

ナツキが困惑する中 ハルトはコーヒーを飲みながらポツリと呟く

 

 

「ん?バトルドロイド」

 

 

「だからそれ何!?」

 

 

「清掃よろしく」

 

 

「「「「「「ラジャーラジャー!」」」」」」

 

 

「これでよしと」

 

 

「良くねぇよ!全部話せハルト!!」

 

 

「俺の工場で作ったB1バトルドロイド君、単純な警備や歩哨、勿論戦闘や整備、航空機操縦…唯一出来ないのは変形合体だけの便利な奴ら」

 

 

「嫌だから何でそれがアビドスの清掃してんのって聞いてんの!」

 

 

「小鳥遊?と話した、キルバス倒すまで校舎の世話になる事もある…だから世話になるなら校舎の清掃をすると」

 

 

「そう言う事か……因みに何体いるの?」

 

 

「んー稼働は数十、頑張れば数万はいける」

 

 

「絶対全軍動員すんなよ!いいな!!」

 

 

「んだよ善意の人助けしてんのに、ごちゃごちゃウルセェんだよヤンデレ量産工場が」

 

 

「って、おいコラ、それはライン超えだぞ」

 

 

「え?お前にラインなんてあったの?」

 

 

以外と小馬鹿にするような顔で言うと

 

 

「変身しろハルト、先生として礼儀を教えてやる」

 

『MAX HAZARD ON!』

 

『グレートクローズドラゴン!』

 

 

 

「お前に教わる礼儀はないけど?」

 

『ドラゴン』『ライダーシステム』『evolution』

 

 

2人はベルトを出して臨戦態勢になるのだが同時に警報がなる

 

 

『大変ですカタカタヘルメット団が攻めてきました!』

 

 

「カタカタ…何?」

 

 

「カタカタヘルメット団!この間キルバスと学校襲った奴等だよ…アヤネ!アイツは!!」

 

『姿が見えませんので兵隊だけです』

 

 

「ふーん……ならエボルト、やろうカモ撃ちだけど」

 

『そうだな…よし、じゃあ実験を始めるかぁ』

 

 

「戦兎さんの台詞取らないで…大丈夫信頼の証に連中はエボルで相手する」

 

 

「アホか!エボルの全力攻撃なんて俺なら兎も角生徒にかましたら生徒のヘイローが砕ける(死ぬ)わ!!」

 

 

『それに俺のデータを取るのが目的かも知れん…いやあの快楽破滅主義者がそんな事しないか』

 

 

「んじゃバトルドロイド、ブラスター持って隊列組んで前進「いやお前が戦え」けど俺はエボルトいないと変身出来ない」

 

 

『嘘つけ、アレがあるだろ?』

 

 

「あぁ……アレ?」

 

 

「何だよ他の方法があるならやってくれよ…出来るのか?」

 

 

「うん……エボルト、杖出して」

 

『おう、やれ』

 

 

とエボルトが杖を取り出すとハルトはメガネをかける

 

 

「は?」

 

 

 

「ならば……答えは一つだぁ!!」

 

 

 

そして何を思ったのかハルトは高笑いしながらその杖を足でへし折ったのである

 

 

「まさか…」

 

 

「エボルトに頼らず…変身……しよう!!」

 

 

『ふはははは!よしハルトやれぇ!』

 

 

そしてハルトはエボルドライバーからエボルボトルを抜いて懐から取り出したフルボトルを振りキャップを回して装填した

 

 

『コウモリ』『発動機』『エボルマッチ!』

 

 

同時に装甲を形成する筈のチューブが天狗の巣状に展開 まるでエボルドライバーだけでは仮面ライダーの形を作れないようにも見えた

 

 

『are you ready?』

 

 

「変身!!」

 

 

すると天狗の巣状のチューブが団子状に固まり始めるとドライバーは無理矢理ライダーの姿を形成した

 

 

『バットエンジン……フハハハハ』

 

 

現れたのはコウモリの頭部に胸部と肩から見えるエンジンはまるで 裏切り者の機械仕掛けのコウモリのような仮面ライダーである

 

 

『さぁ暴れろ仮面ライダーマッドローグ!!』

 

 

 

狂気に侵された蝙蝠は、エンジンに止まらぬ殺意を燃料として焚べる…狂ったコウモリ 仮面ライダーマッドローグ

 

 

「ふふふ…はっーはっはははははははは!!!」

 

 

 

「何だよコイツ!銃弾受けてるのに笑いながら突っ込んできたぞ!!」

 

 

「イかれてやがる!!」

 

 

「撃て撃て撃て!!」

 

 

そして笑いながらネビュラスチームガンとスチームブレードでカタカタヘルメット団に襲い掛かる姿は完全に恐怖でしかないが

 

 

「えぇ…けど相手が突然の奇襲で混乱している今がチャンスだシロコ頼んだ!」

 

 

「ん」

 

 

それだけ言うとアサルトライフルを装備してマッドローグが作った混乱の並みを更に広げるようにしながら攻撃を開始するのであった。流石のカタカタヘルメット団も笑いながら襲い掛かる戦士には恐怖したのか、接敵後直ぐに撤退した 

 

 

英断だぞカタカタヘルメット団、その男は別世界だとそのマッドローグの三倍狂った笑いを浮かべながら攻撃し

 

 

【おいおい、それだけか?つまらんなぁ…もっと俺を楽しませろぉ!!】

 

 

とか言うので、まだマシですね!!

 

 

まぁそれで終わる訳もなく空からキルバスが落ちてきた

 

 

 

「エボルトおおお!」

 

 

「うわぁ……任せた『おい変わるなよ!…はぁしょうがない……変身!!』」

 

 

『エボルコブラ!フハハハ!』

 

 

マッドローグからエボルに変身した

 

 

「『はぁ……やれやれ困った宿主だ』」

 

 

「中々に強力な宿主だが、しかし!俺には敵わない」

 

 

「2人ならどうかな?」

 

 

「まぁ良い、貴様等2人と小鳥遊ホシノとやらを取り込んで…ビッグバンを引き起こし全て破壊してやルゥ!!」

 

 

ーエボルトの兄ちゃん、怖えー

 

 

「『あぁ、あいつは破滅型の快楽主義者だからなぁ』」

 

 

ーあぁ、お前の兄貴じゃんー

 

 

「『はぁ……ん?小鳥遊ホシノ?』」

 

 

ーあの子……何?ー

 

 

「そうか貴様はこの星に来たばかりで知らないのか、あの小娘には強力なエネルギーが内包されている!それこそパンドラボックスを解放…そうだったな…貴様が持ち出したパンドラボックスを返して貰おうかぁ!!」

 

 

「『あぁ、アレなら無くしたよ!!』」

 

 

「嘘をつけええええー!」

 

 

「『相棒、予測任せた』」

 

 

ー相棒、じゃないー

 

 

エボルトは前回の通りハルトの演算に従って戦うも

 

 

「無駄だぁ!」

 

 

やはりと言うべきか対策してきた、流石はだね

 

 

ーならパターンを変える、地面を跳ねるウサギさんー

 

 

「『成る程、コレかぁ!』」

 

 

『ラビット』『ライダー システム』

 

 

『evolution!』

 

 

『are you ready?』

 

 

「『フェーズアップ』」

 

 

『ラビット…ラビット……エボルラビット!!フハハハハ!』

 

 

現れたのは頭部がラビットのビルドに換装された形態

 

 

龍は兎を喰らい地を駆け抜ける 

 

 

「『フェーズ3 完了』」

 

 

仮面ライダーエボル・ラビットフォーム

 

 

「行くゾォ!!」

 

 

エボルとキルバスは文字通り目にも止まらない速さで接近戦を繰り広げていく中、ハルトは分析した

 

 

ー小鳥遊ホシノ…彼女の力はキルバスが認める程の神秘?それにはパンドラボックスの力にも関係だけにしてる……興味深いねー

 

 

「『珍しいな相棒が人間に興味を持つとは』」

 

 

ー違う、キルバスの話す神秘ってのが気になるだけ……彼女の事は別…ならキルバスには渡せない……仕方ない、面倒だけど、ちょっとやる気出すよー

 

 

「『やっとかぁ、待ちくたびれたぞ相棒はスロースターターで困る』」

 

 

ーっさいなぁ、んでハザードレベルどれだけ上げればキルバスを倒せる?ー

 

 

エボルトに憑かれた影響なのか俺自身の先天性なのか知らないが俺は自分の中のハザードレベルをある程度調節する事が可能な体質らしい、だからエボルトも利用価値ありと判断してる訳なのだが…

 

 

 

「『7.0』」

 

 

ー了解ー

 

 

「7.0だと?笑わせるなその数値に耐えられる人間など……なにぃ!!」

 

 

「『残念だな、相棒をその辺の人間と比べるなよ』」

 

 

ー相棒じゃない……はぁ何か否定するのも面倒くさくなってきた…ー

 

 

「『お』」

 

 

ーこれ上げたレベル分、体が辛くなるの!だからな…さっさと片付けろ相棒ー

 

 

「『おうよ、いやぁやる気が出るってもんだなぁ!』」

 

 

 

エボルはラビットの力で高速跳躍、そのままキルバスを学園の門外へと蹴飛ばしたのである

 

 

「が……あぁ……」

 

 

ースロースターターなのは、どっちだがー

 

 

「俺も混ぜて貰おうエボルト」

 

 

「『好きにしろ』」

 

 

「そうさせてもらうよ」

 

 

そしてナツキはビルドドライバーを装着すると空をパタパタ飛んでいたグレートクローズドラゴンをガジェット形態にすると、取り出したコブラブラックロストボトルを装填

 

 

同時にエボルは白黒の破滅を宿した力を、ナツキは赤の災害の力を解放する

 

 

 

『over the evolution!』

 

 

『max hazard on!』

 

 

 

起動したトリガーをドライバーに装填する

 

 

『グレートクローズドラゴン!!』

 

 

『コブラ』『ライダーシステム』

 

 

『Revolution!!』

 

 

2人は同時にレバーを回す待機音と

 

 

『ガタガタゴトン!ズタンズタン!!ガタガタゴトン!ズタンズタン!!』

 

 

『『are you ready?』』

 

 

 

覚悟への問い、それは先生となったナツキには決まりきっていた…生徒を守る為に破滅の力を制御する その背中にいる人たちを守る為に!

 

 

「変身」

 

 

『overflow Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON! ブラブラブラブラブゥラァ!!』

 

 

『ブラックホール!ブラックホール!!レボリューション!!フハハハハ…』

 

 

『ヤベーイ!!』

 

 

 

その力の波動と共に現れたのは仮面ライダーエボル・ブラックホールフォームに

 

核を喰らう蛇 仮面ライダーブラッド

 

 

ブラッド族ライダー 3人が揃ったのである

 

 

「丁度良いハンデだ……っ!体が動かない!!」

 

 

 

「生憎だな、ここで仕留めさせてもらう!」

 

 

『max hazard on!ガタガタゴトン!ズタンズタン!!ready go!』

 

 

「ぬぁ!!」

 

 

『hazard finish!great dragonic finish!!』

 

 

「はぁ!!!」

 

 

ブラッドが拳と共に蛇型エネルギーを射出してキルバスに直撃させるとエボルも合わせて

 

 

『black hole finish!CIAO』

 

エボルはワープして上空にキルバスをブラックホールの力で砂も含めて吸い上げる、高重力で動けなくなったキルバス目掛けて渾身のパンチを叩き込む

 

 

「お、おのれえ……俺が……エボルトに…いや人間風情にいいいいいいー!!」

 

 

 

「行くぞ」

 

「『まぁ良いだろう』」

 

 

2人はレバーを回して必殺技のタイミングを合わせた

 

 

『hazard finish!』『black hole finish!』

 

 

ブラッドとエボルのWライダー キックがキルバスを捉えたのである

 

 

 

「ぐあああああ!」

 

 

と苦しむキルバスに対して

 

 

 

「まだ変わらないか?人間だからお前を倒せたんだよ、CIAO」

 

 

エボルトは兄への葬送の言葉を送ると両者のキックでキルバスは爆散したのであった、その時 僅かな細胞をハルトにつけて……

 

 

 

 

その後 カタカタヘルメット団は撤退、バトルドロイドのお陰で校舎も綺麗になった

 

 

 

祝勝会ではないが柴関ラーメンで集まっている

 

 

「いやぁ。ありがとね」

 

 

「礼はいらない、小鳥遊ホシノ」

 

 

「そうかぁ〜けど良かったよ…あの赤い人めちゃくちゃだからさぁ」

 

 

「そうだろうなぁ」

 

何せ、あのエボルトの兄だしとボヤいていると

 

 

『ここがあの人間の体内かぁ!本当に取り付けないぞぉ!』

 

 

『キルバス!?何で貴様がここに!』

 

 

『会いたかったぞ、エボルト…よくも俺を殺したなあああああ!!』

 

 

『何で生きているんだ!!』

 

 

何故かキルバスは俺の体内で生きていて、今エボルトにコブラツイストを極めていた

 

 

『そんな事は知らない、それよりもおい人間』

 

 

ーハルトだよー

 

 

『何故、お前だから俺を倒せた』

 

 

ー知らない、知りたいなら俺を通して見れば良くね?ー

 

 

『………』

 

 

 

だが気になる事もと思い視線を小鳥遊ホシノに向ける キルバスが狙うほどの神秘とやらは気になる、すると

 

 

 

「うへぇ〜、どうしたの〜おじさんをそんなにジロジロみて〜

 

 

「あぁ君の事がとても魅力的でな気になって目が離せない」(何を宿してるのか気になるの意味で)

 

 

するとナツキと対策委員会の面々がフリーズした、肝心のホシノは数秒フリーズした後

 

 

 

「…………うぇ!!」

 

 

 

顔を赤くして驚いた、何故だろう?

 

 

 

「い、いやぁあのぉ…あはは〜これは驚いたよ〜でもダメだよ〜おじさんみたいな子は…」

 

 

「何故?俺は今、貴女以上に魅力的に感じる対象は他にいない…だから誰にも渡したくはないな」

 

 

「!!!!!!!」

 

 

「おいハルト!マジか、マジなのか!!」

 

 

「何が?」

 

 

「いやいやホシノみたいな子が……ええ!」

 

 

 

 

「あいよ!柴関ラーメンおまち!」

 

 

「取り敢えずラーメン食べてからにするか」

 

 

「いやマイペース過ぎるだろ!!」

 

 

 

『おいおい相棒、大胆な告白だな驚いたぞ』

 

 

ー何の話?俺はただキルバスがパンドラボックスを起動させる程のエネルギーや神秘を宿してる彼女の力が気になるだけだよー

 

 

ラーメンを啜りながら話す……やっぱり味がする…美味しいなぁ

 

 

『はぁ、今のセリフ…あの女を口説いてるようにしか聞こえてないぞ』

 

 

ーそれは誤解『おい』何、キルバス?ー

 

 

『何だ!この食べ物は!!』

 

 

ーラーメンって地球食ー

 

 

『ラーメン…そうか、俺は今…ビッグバンに匹敵する衝撃を受けた…成る程、この味…ふふふ良いだろうこの星を滅ぼすのは辞めた』

 

 

『何でラーメンでこの星救われてんだ?』

 

 

ーお前がサイボーグ内海さんの様子見て、辞めたのと同じだよ、やっぱり兄弟だわお前たちー

 

 

『何だどぉ!!』

 

『それよりだハルト、早くラーメンを食べろぉ!次のラーメン屋へ行くぞエボルトおおおお!』

 

 

ー味わってから行くぞ、エボルトおおおおおお!ー

 

 

『お前も真似するな相棒!!くそっ!何でこうなった!!!』

 

 

とハルトの体内で叫ぶエボルトがいたのは言うまでもなかった….

 

 





はい!

エボルハルトでした〜実は今作のハルトは私が初期構想にしていたハルトに近いんですよねぇ…しかしナツキがシャーレの先生…ヤンデレハザードは止まらない……いやこれエデン条約編大変な事になるな

分岐条件は ハルトの周りに味方は誰もいない事 

家族や周囲の虐待により平均身長より低く、華奢な体をした エボル戦兎を容姿としてイメージすると良いかも知れません!


そして予定ですが エボルハルトくん√ 短編連載計画狙ってます

タイトルは 星を喰らう蛇と青い記録

エボル、キルバス、マッドローグになるハルト…徐々に自分を取り戻し最終的には


『次はあの星を喰らうぞハルト!』

「よっしゃあ!!んじゃ食べるか…細かい作戦は任せたぞエボルトおおお!」

『右に同じだエボルトおおおお!!】


『お前らも考えろよ!!』


エボルトが問題児2人に苦しむ感じになりますね
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