無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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迷宮超えて帰還して 前編?

 

 

前回のあらすじ

 

激昂したハルトは勇者wを殺す寸前まで追い詰め、あわやハジメと一触即発の状況になる中現れたのは仮面ライダーギンガと ハルトが会いたくて止まない彼女 黒川あかねだった!

 

 

 

ハジメ達は取り敢えず仲間の回復と情報交換

 

 

勇者wに関しては試練に関して失敗した理由で難癖つけて八つ当たりする可能性があるという点でハジメと意見が合った事で半殺し程度の回復となった パーティの奴等は何か言いたそうだが 先程の醜態を見て何も言い返す事が出来なかった

 

 

というよりハルトの神の雷霆を見て反論する気もならないのが正解か…

 

 

「おいハジメ、せめて殺さない変わりにコレを使うぞ」

 

 

とナイトメアメモリを取り出した

 

 

「ヨシやれ」

 

 

「あぁ…俺の前であの探偵のセリフを吐いたんだ楽になれると思うなよ」

 

 

 

『nightmare』『terror』『XTREME』

 

 

 

「地獄を楽しみな!!」

 

 

このハルトの主人公らしからぬムーブは結果として勇者wに地獄のような悪夢を齎し魘される事となったのは言うまでもない

 

 

 

そしてハルトはと言うと

 

 

 

「そうか…やっぱり夢に出たあかねは本物だったのか」

 

 

「うん…白スーツの人がベルトの力?で送ってくれたんだ…ハルトにまた会いたいって頼んだんだらね…その願い叶えてあげるって…本当に叶ったよ…私の願い…」

 

 

「じゃあその髪も本当に」

 

 

「そうだよ、また会えるようにって願掛けで伸ばしてたんだ…どう?」

 

 

「良く似合ってるよ、俺の記憶にいるあかねよりもずっと…その…本当に綺麗だ」

 

 

「そんな…ハルトだってカッコ良いよ…昔よりずっと逞しくなった」

 

 

「まぁ当然だな様々な世界を渡り歩き、色んな事を経験してきたんだからな…今度ゆっくり話すよ皆にあかねを紹介したいしな」

 

 

「うん楽しみにしてる」

 

 

「だけど……あの時、本物のあかねと気づいてたら……あの時手を伸ばせていたら、もっと早く会えたのに…俺はいつだって無くしてから気づくなぁ…」

 

 

「大丈夫だよハルト、ほら…ちゃんと夢じゃなくて現実に私はいるから」

 

 

「あかね…今度は君の手を離さない、離したって世界の果てまで追いかけて捕まえるって約束する、その過程で邪魔する奴は全員薙ぎ倒する…だから安心して俺について来い、俺の生涯にかけて幸せにする!」

 

 

「ハルト…うん!私もハルトの手離さないから!ハルトが嫌だって言っても今度は必ず掴むよ」

 

 

「あかね…」「ハルト……」

 

 

2人は無言で抱きしめ合い影が一つに重なった

 

 

 

 

その甘い光景に

 

 

「ウォズちゃん、コーヒー!!」

 

「俺もだ!」

 

「ごめん俺もコーヒー!エボルブラックホール味でおかわり!!」

 

「お任せください」

 

「ちょっと待てアカツキ!今聞き捨てならないコーヒーだったんだけど!?」

 

 

 

家臣団達はコーヒーを飲んで甘さを中和し

 

 

『すまない!俺達にもコーヒーをくれぇ!』

 

『こんなの相棒じゃない!』

 

『うんうん!何というか相棒があんな綺麗な笑顔を浮かべる訳がない!』

 

『そうだ!相棒はもっと歪んだ笑顔のバーサーカーだ!』

 

『いやそれはそれでどうなんだよ!』

 

 

 

「なぁ本題に入っても良いか?」

 

 

「え、えぇでは我が魔王に変わり私…ウォズで良ければ」

 

 

「頼む……来たか」

 

 

同時に現れたゲートに現れたのは

 

 

「っと!白スーツこと火野カグ槌参上!!いやぁラクシー君、バランサーの捕獲本当にありがとうね!」

 

 

「気にするな当然の事をしたまでだ」

 

 

「そう言ってもらえると助かるよ…何せゼインはゲイザーでも倒せなかったからねぇ最悪本体がリガドΩになるような案件だったからねぇ」

 

 

「それは大変だったな」

 

 

「ラクシー?」

 

 

「改めまして・・・お初にお目に掛かる。私はラクシー。白スーツこと火野カグ槌の本体とは知り合いでね、ハンドレッド産のゼインの対処及び彼女の保護を頼まれた者だ。」

 

 

ギンガ、ラクシーと名乗る男は味方のようだ

 

 

「あ、そうだった・・・。ハンドレッド製のダークキバの力を手に入れた彼女にも届け物があったのだったな・・・あとで渡しておいてくれ」

 

 

「必ず」

 

 

「く……貴様……」

 

 

「さてとバランサー、君の処分については本体からも了承を得ているよ、まずは君の特権を私に委譲そして…君の廃棄処分だ」

 

 

「廃棄…っ!や、やめろ!たのむやめてくれえええ!うわああああ!!」

 

 

「嫌だ君が好き勝手するのは本体は望まないよ…ず……ずず……ぶはっ…」

 

 

すると白スーツはウォズが吸引した要領でバランサーを吸引して取り込んだのであった

 

 

「た、食べた!?」「嘘でしょ!!」

 

 

「ふぅ…これでジリオンドライバーの使用許諾が降りたと…さて、私のサプライズに魔王は喜んで貰えてるかな?」

 

 

「なぁ白スーツ、何であかねを巻き込んだよ?ハルト最大の地雷だぞ?」

 

 

「あぁそうか君は死に戻りして未来を見てるのか…」

 

 

「あぁ、あかねに何かあった世界線では全部ハルトが最低災厄の魔王として君臨してんだからな」

 

 

思い返すのは燃え盛る業火の中、人を人も思わない地獄絵図を作り上げ、両隣には殺す事を生きがいとするクヴァールとダグバを従えるアナザーオーマジオウが

 

 

「大した理由ではないよナツキ君、私はただ……魔王の刺激的な修羅場が見たかったからさ!」

 

 

「本当に大した事ない理由だった!?」

 

 

「予想以上に性格悪いですね、かなり歪んでますよ」

 

 

「よく言われる」

 

 

「それで彼は味方なのか?」

 

 

「あぁ、さっきも話だが彼は本体の知り合いでね今回のバランサーがやらかした件の対処にアバターを介して協力してくれたんだよ何せ私も負けてしまったからねぇ」

 

 

ギンガが変身解除して姿を現したのは軍服を軍刀を装備した 何というか人間讃歌を歌う魔王に似ていた

 

 

 

「失礼したな、どうやら誤解を招いていたようだ」

 

 

 

「いいえ我が魔王が勢い任せのマンホールフリスビーをした事を代理で謝罪致します」

 

 

「だな、けどゼインを倒すとは流石はギンガというべきどな」

 

 

「気にしないでくれ、それよりもアレを止めなくて良いのか?」

 

 

「「…………」」

 

 

その目線の先には嫉妬に狂うキャロル達がいたが…具体的にはポプ○ピヒックの歯を食いしばる的な顔をしている

 

 

「アレは我が魔王の管轄ですので」

 

 

「ハルトの修羅場近寄るべからず」

 

 

「それはナツキもだな」

 

 

「まぁ逆にナツキの修羅場とヤンデレは煽るが吉だけどね」

 

 

「ジョウゲンさん!?」

 

 

「そうか、では俺は修羅場を楽しみにさせてもらおう!」

 

 

「はいはい修羅場は安全な場所で見るよ、取り敢えず帰りますよ〜でないとニラムさんが用意したゲートが閉じてしまう」

 

 

「そうだな」

 

 

「ちょっと待て」

 

 

「ほぉ、何だ魔王」

 

 

「その……何だ…あかねを助けてくれた事とまた会わせてくれた事は感謝してる…ありがとう」

 

 

「気にするでない」

 

 

「後、あかねが落ちた世界って何処か教えてくれないか?」

 

 

「知ってどうする?」

 

 

その問いに魔王は先程と違い瞳から色が消えたままで狂ったような笑みを浮かべる

 

 

「あかねの頬に少し傷があった、俺が治したが…誰があかねを傷つけた?そいつだけはこの世に存在しちゃいけねぇよ…誰がやった教えろ……俺が殺す、黙るならその世界の奴等全員を殺す例外無くだ」

 

 

 

『そうだ!この雰囲気!この闇!これが相棒だぁ!』

 

『いやぁ!実家のような安心感だな』

 

『相棒の病みが今日も美味い!俺完全復活だぁ!』

 

 

 

「凄い狂愛だな…まぁ良い、こことは違う世界に天使、悪魔、堕天使が戦争をしている世界があるその戦場の中心に彼女はいたのだ頬の傷だけで済んだのは僥倖だっただろう」

 

 

 

「まぁ取り敢えずその世界には一回挨拶するぞ派手にな」

 

 

 

「我が魔王の挨拶とか怖い話ですね」

 

 

「大丈夫かなその世界」

 

 

「無事では済まないだろうな」

 

 

「まぁ気に入らないなら、全て滅ぼしてしまえば良いか!」

 

 

『相棒が魔王みたいな事を!』

 

『いや魔王だろコイツ』

 

『闇堕ちしてるぅ!』

 

 

とハルトの口角は三日月のように釣り上がり、顔の上半分は陰で見えなかったが

 

 

 

「おぉ怖い怖い、ではまた会おう魔王よ」

 

 

「ん、またな」

 

 

「またねー!」

 

 

「テメェは覚えてろ」

 

 

手を振り見送り終えると

 

 

 

「あかね、改めて紹介するよ俺の仲間達だ」

 

 

「お初にお目にかかります 黒川あかね嬢」

 

 

「え…ウォズ?」

 

 

「何と!私を知っているとは光栄の極み、一応ですが私は常葉ハルトを王と慕う私ですので」

 

 

「そ、そうなんですか…」

 

 

「はい我が名はウォズ!我が魔王第一の家臣にして右腕…そう私こそが右腕ですので以後お見知りおきを!そして後ろに控えていますのは…その他家臣です覚えなくても構いません」

 

 

「誰がその他だ、ウォズちゃん!」

 

 

「そうだ!許さんぞ俺達とて幹部だ!」

 

 

 

「黙りなさい!」

 

 

「おいお前等、あかねの前で喧嘩するなロールケーキ投げるぞ」

 

 

「え、ロールケーキ?」

 

 

「「「どうかお慈悲を!!」」」

 

 

「え?何でロールケーキでそこまで怯えてるの!?」

 

 

「改めて自己紹介しろ」

 

 

「いやハルト、教えてよ」

 

 

「はっ!ジョウゲンと申します以後お見知りを」

 

 

「カゲン、同じく」

 

 

「この3人は未来から来た仲間で建国以前からの付き合いだ此処にはいないがもう1人、この時代の俺に忠誠を誓った奴もいるから紹介する何か有ればそいつを頼れ必ず力になってくれる」

 

 

「我が魔王!?そこは私ではないのですか!」

 

 

「阿保かお前等は俺の近衛だろうが!」

 

 

 

「サラリとヤクヅキがハブられたな」

 

 

「まぁヤクヅキちゃんは建国後に来たからねぇ」

 

 

「そうか俺達とは年季が違う!」

 

 

 

「はい宜しくお願いします…えーとこの人達がハルトの大事な宝物?」

 

 

「何の話?」

 

 

「夢の中でそう言ったよね…ね?」

 

 

「はい言いました…」

 

 

 

「な、何と勿体ないお言葉」

 

 

「本当、普段からこんな感じだったら可愛がるんだけどなぁ」

 

 

「それは無理ですね」

 

 

「まぁ魔王ちゃんの前だとねぇ」

 

 

「敬うのは時と場合によるな」

 

 

「はぁ!?」

 

 

「あかね様、我等は我が魔王の事を信頼しているし信用しています」

 

 

「………」ドヤァ!

 

 

「おぉ」

 

 

「「「ですが尊敬はしていません!」」」

 

 

「あ、あれ?」

 

 

「んぁ!!」

 

 

「だって魔王ちゃん威厳ないし」

 

 

「っ!」

 

 

「威厳や覇気がある時のオンオフが激しい」

 

 

「がっ……」

 

 

「それに基本的にノリと勢いでやらかしますので我々はその尻拭いに奔走しますからねぇ」

 

 

「「あぁ、あるある」」

 

 

「ごふぅ!」ドゥワドゥワドゥワ……KO!

 

 

だがすぐに起き上がり

 

 

「んだとゴラァ!!誰がノリと勢いしかないだとぉ!」

 

 

「常識ある人間は怪人になる事を躊躇う!」

 

 

「それに普通の感性ならオーマジオウに宣戦布告しないよ!!」

 

 

「あと追い討ちでゼウスメモリまで使いませんよ!テラーやユートピアでおしまいです」

 

 

「あれなら、まだ慈悲はあるぞ!ズーメモリを使わなかったからな!」

 

 

「因みにズーメモリで何を?」

 

 

「んーとねヒクイドリの脚力をコピーして勇者wの内臓が破裂するキックを叩き込んだり〜逆に鳥が羽ばたく胸筋を使った投擲で勇者の頭部を粉砕したり〜…あ!モンハナシャコの力を引き出してパンチしたりとか、蛇の力で首を締め上げたりとかするよ!」

 

 

「ハルトは優しいね」

 

 

「あかね様は何をおっしゃって!?」

 

 

「あかね?」

 

 

「だって前までのハルトなら、君は生まれてきた事が罪だよってばかりの拷問をしてからジワジワと相手が殺してくれ!って言うまで痛めつけてから殺してあげるんだよ?雷だけなんて優しいよ」

 

 

「流石あかね、俺の事をよく分かってるな」

 

 

「当然だよ」

 

 

「ま、まだ雷で済んで慈悲がありましたね」

 

 

「この魔王ちゃん、あってあかね様ありか」

 

 

「だな」

 

 

「というより俺はそこまでやると思ったよ、だってアイツはトーマと似た顔してるしな」

 

 

「まぁそれもあるけど…それ以前に俺の特別を貶した、それだけで万死に値する…後で殺すかもね」

 

 

 

やんややんやと揉める中

 

 

 

「はぁ、やーっとハルトが戻ったな」

 

 

「助かったぁ…つかあのハルト、マジ怖かった…」

 

 

「正直言って、あのハルトを倒すのはかなり無理ゲーだと思う」

 

 

「ハジメ君でそれなら俺は秒殺だよ」

 

 

「どの口が言ってんだよ」

 

 

そして

 

 

「ハルト」

 

 

「あ、キャロル!紹介するよ彼女が「黒川あかねだな」そうそう!」

 

 

「えーと…君は?」

 

 

「オレはキャロル・マールス・ディーンハイム。ハルトの正妻にして錬金術師だ」

 

 

「正妻…そう言えばハルト……」

 

 

アレおかしいなぁ急にあかねから黒いオーラが見えるゾォ…

 

 

「はい」

 

 

「確か夢の中で言ってたけど複数の女性と関係を持って娘までいるって言ってたね」

 

 

あかねの瞳からハイライト消えているが逃げる気はない

 

 

「いるよ、今度紹介する仲良くして欲しいな皆、良い子なんだ殴るだの何だの何かするなら俺だけにして」

 

 

「そんな事しないよ…仲良く?勿論だよ会うのを楽しみにしてるね!えーと……アレかなキャロルちゃん、ハルトは自分のものだから手を出すなって奴?」

 

 

 

「違う、オレとしてはお前を認めている何せ、あの愚妹周りの地獄絵図にいたハルトと10年近く一緒にいてそこの暴走列車を完全に制御しているのだからなオレ達なら止めるのに時間がかかる」

 

 

「本当、見事な猛獣使いね」

 

 

「え、う…うん」

 

 

「おい人を獣呼びするな」

 

 

「人類悪従えてよく言うな」

 

 

「それにハルトの過去にはいつもお前がいた思い出も料理や色々あった…だがお前はハルトを捨てたのに今でも大事に想われていて嫉妬もしている…だがオレは前から言いたかったのだ一度ハルトから逃げた、お前に負けるつもりはない正妻の座が欲しくばオレから奪ってみろとな!!」

 

 

「あら?そんな貴女も旦那様を捨てかけたわよね?」

 

 

「うっ…だがオレが正妻だ!」

 

 

「そうさせて貰うよ…油断してるならそのまま君からハルトをNTRからね」

 

 

 

「あかねさん!!貴女そう言う事を言うキャラじゃないよね!」

 

 

 

「ほぉ…言うではないか」

 

 

「知らないの?君みたいなチンチクリンよりもハルトは強くてクールなお姉さんキャラが好きなんだよ、あの頃のハルトは自分と一緒にいてくれる強い女性に憧れていたから」

 

 

「あかねさん!?」

 

 

「ち、チンチクリンだと!キサマァ!!」

 

 

 

「それに私はハルトの好きな服、メイク、シチュエーション全部把握してるんだよ?その辺わかってるの?」

 

 

「おのれぇ幼馴染マウントとはこんなに……いや待てクールなお姉さんだと、まさか!」

 

 

「それドンピシャで千冬じゃないかしら?いや性格ならベルファストも近いわね……」

 

 

「千冬……ベルファスト?ねぇハルト、一応聞くけど何人いるのかな?かな?」

 

 

「えーと…それはぁ……」

 

 

「答えて?」

 

 

「無理だな、答えてもこのバカは増やすのが確定してる」

 

 

 

「増える?ハルト?」

 

 

「はいみたいですねねぇ」

 

 

「ソレハドウイウコトカナ??」

 

 

「えーとそれはですねぇ〜」

 

 

「ほら、ハキハキ喋る!!」

 

 

「は、はいいいい!!」

 

 

「見事に尻に敷かれたな」

 

 

また新たな修羅場にハルトは頭を抱えるのであった

 

 

そして全員で迷宮のゴールに着くと、魘されてる勇者w以外は攻略を認められたのであったがハジメとユエは全ての神代魔法を得た影響か気を失うのであった、取り敢えず2人を隠れ家に寝かせ待っている間

 

 

「やっぱりライドウォッチは魔人族側か……取り敢えずあの勇者wは氷水につけておこうぜ」

 

 

「その後に神の雷霆を叩き込むのですね分かります」

 

 

「いや辞めろ氷水とか風邪引くぞ!!」

 

 

「安心しろナツキ、バカは風邪など引かねぇ」

 

 

「自己紹介?」

 

 

「お前…バグスターウィルスに感染させてやろうか?」

 

 

「言うと思ったよ」

 

 

「なら、ライダーthe nextに出たナノマシンやアマゾンズの溶源性細胞を口から流し込んでやろうか?」

 

 

「それは予想外!!バイオハザードじゃねぇか!」

 

 

「遠慮するなよナツキ」

 

 

「た、助けてあかね!!」

 

 

「え?自分で何とかしたら?」

 

 

「情が薄すぎないか!?」

 

 

「はぁ……そう言えば白スーツとラクシーさんからそれぞれ貰ったものがあるんだけど…ハルト知ってる?」

 

 

と見せてきたものはメモリとベルトであった、まず受け取ったメモリを見る為にナツキを襲うのをやめた

 

 

「ガイアメモリだな……えーと…シティー?街のメモリ?初めましてだな相棒、検索頼む」

 

 

『おうよ!えーと……ほぉほぉ能力はシンプル、異界に小さな街を作る能力だな』

 

 

「へぇ…いざと言う時の避難所とかになりそうだな便利そう………ん?街?おいまさか…」

 

 

『そうだよ風都探偵に出る 街はこれで作られたみたいだな』

 

 

「漫画のネタバレじゃん……ん?となるとロードやリアクターって」

 

 

『このメモリを生かす為の駒だな』

 

 

「ロードは拡張、リアクターはエネルギー供給って所か…確かにあのメモリのパワーなら街一つなんて簡単に賄えるだろうよ…なぁ俺がこのメモリ使うとどうなるの?」

 

 

『そうだなぁ今の相棒はハイドーブの力が増してドーパントメモリなら95%の力で引き出せるからちょっとした都市くらいの規模は展開できるな』

 

 

「あれ?何で適合係数増えてんの?」

 

 

『そりゃあの時、上げたろ?』

 

 

「………ぁあ!ツー事は常時95%の適合率のドーパントになれるのか」

 

 

『その結果、お前は更に怪人となった訳だ』

 

 

「ふーん…そうかそうか(草加スマイル)」

 

 

『いや、悪い笑み浮かべるな政人がキレるぞ』

 

 

「何つーか怪人になる?そんなの今更な感じだし、それに迷宮の分身にも言っただろ?皆が笑顔でいるなら俺はアナザーオーマジオウになるってよ」

 

 

「「「!!!!」」」

 

 

「どうしたお前等」

 

 

「い、いえ…まさか我が魔王からその言葉を聞く事になろうとは」

 

 

「言っとくがクソジジィみたいにはならねぇぞ?必要処置だ、ならないに越した事はない」

 

 

「そうですね…」

 

 

「ところでさ、あかね…そのベルト」

 

 

「あ、これ?白スーツさんが機能を一部オミットしたから好きに使えって」

 

 

「いやいや白スーツは何、ヴィジョンドライバー渡してるんだよ!!」

 

 

二代目ゲイザー 爆誕!!と震える中

 

 

「俺もいるぞ、久しぶりだな魔王」

 

 

「蝙蝠もどき!?」

 

 

そう以前 ハンドレッドから鹵獲したは良いが持ち主探して彷徨っていたキバット2世がいたのだから

 

 

「此奴の闇は我を引き寄せた、それだけだ」

 

 

「は?何それ、あかねに闇があるとか言いたいのか蝙蝠もどき?」

 

 

「お、落ち着け…」

 

 

キバット2世にガンを飛ばすハルトであった

 

 

「ダメだよハルト、キバットのお陰で助かったんだから」

 

 

「そう言えばラクシー殿から預かり物が」

 

 

「あ、ありがとう」

 

 

開けてみるとそこには仮面ライダーキバーラの持つサーベルを黒にした刀剣があった

 

 

「えーと…この剣の名前はダークサーベル、その一撃はザンバットソードに匹敵します」

 

 

「魔剣じゃん」

 

 

「へぇ…」

 

 

「あと私ねキバに変身して紋章使って、天使や堕天使や堕天使を挟んで爆散させたんだ」

 

 

「………あかねさん!?」

 

 

「闇のキバの鎧って変身したら普通なら死ぬんだけどなぁ…流石ハンドレッド製」

 

 

「その言葉、ファンガイアの元キングが言うと違うなアカツキ」

 

 

「え?この人が?」

 

 

「あぁ、レジェンドルガを封印した過去のキングさ」

 

 

「そうなんだ」

 

 

「てか何でダークキバに変身したのさ?」

 

 

「私が襲われたから…身を守る為に」

 

 

「よーしその世界に飛ぶぞ……そいつらを殺す前に」

 

 

 

「はい」

 

 

「腹減ってね?」

 

 

 

そして

 

 

「本当にハルト料理出来るようになったんだ」

 

 

「そうなんだよ」

 

 

ニシシと笑いながら簡易キッチンで作るのは大根の味噌汁と鯖の味噌煮である

 

 

 

「うん、出来た……その……夢で言っただろ?頑張って練習して…作れるようになったから…その……食べて欲しいなあって…」

 

『恋する乙女か』

 

『こんなピュアな相棒、見た事ねぇ!』

 

『解釈違い…ハルトはもっと残虐な笑顔を浮かべながら大量殺戮をするヤバいやつだ!』

 

『そう!そしてノリと勢いで暴走する奴だ!』

 

 

「お前ら後で覚えてろよ」

 

 

「いただきます……うん、美味しいよハルト!」

 

 

「良かった…あかねのお墨付きなら安心だよ」

 

 

かつてない程に朗らかかつ穏やかな笑顔を浮かべるハルト…恐らくこれが魔王だの何だの取り払った本来の彼の笑顔なのだろう、それを見て

 

 

『あぁ…何て綺麗な心だ、俺が浄化されていくぅ…』

 

 

『待て!ハルトにはありえない筈の純粋な感情の影響でアナザーゴーストが消えかかってるぞ!』

 

 

『どっちかと言えば成仏じゃね?』

 

 

『悪霊退散!』

 

 

『笑えないジョークはやめろ!!!!戻って来いアナザーゴースト!!』

 

 

「何テメェ等、茶々入れてんだ?」

 

 

『あ、いつもハルトに戻った』

 

 

『アナザーゴースト!良かったなぁ!』

 

 

『あぁ…俺はハルトの心が綺麗だと生息できないんだ』

 

 

「何言ってんだよアナザーゴースト、まるで俺の心が汚れてるみたいな発言は辞めてくれよ」

 

『え?綺麗だと思ってるのか?』

 

 

「え?」『え?』

 

 

「あ、私もね作ってみたんだ良かったら…」

 

 

「本当!!いただきます…」

 

 

渡された味噌汁を飲むとハルトはピタリと手を止めると

 

 

「ハルト!?」

 

 

「うぅ……美味しい……久しぶりのあかねの料理だ……」

 

 

ポロポロと昔を思い出して泣いたのであった、まぁ無理もない食べられないと思ってた料理を再び食べられるのだから

 

 

「………………」

 

 

『泣くほど!?』

 

『相棒の情緒がグチャグチャだな』

 

『びゃあああ!うまいいいい!!』

 

『これがハルトの料理の原点か』

 

 

「あ、君達がアナザーライダーだよね」

 

 

『あぁ夢の中以来だな黒川あかねよ』

 

『宜しくナ!』

 

 

「改めて…ハルトを助けてくれてありがとう」

 

 

『助けられたのはお互い様だ』

 

 

「けど君達がハルトを誘拐した事は根に持つからね」

 

 

『誘拐したのはそこのアナザーディケイドの所為ですので』

 

 

『俺達は関係ない』

 

 

『全ての責はコイツにある』

 

 

『お前達ぃ!?』

 

 

「ふふふ安心して連帯責任だから」

 

 

『『そんなぁ!』』

 

 

『俺達は悪くないよねぇ〜』

 

 

『ギリギリ悪くない俺達!』

 

 

「あかね、皆を責めないでくれよ皆のお陰で俺は今の俺になれたんだ…ちゃんと皆を守れる強さを持てたんだ…それにあの気弱メンタル豆腐の俺がこんなにも明るくなったのも相棒達のお陰だよ!」

 

 

『その弊害で頭のネジを失ったバーサーカーみたいになったがな』

 

 

「けどハルトの少ない頭のネジを壊した人達だよね?」

 

 

「大丈夫あかね!頭のネジが外れてても異世界で王様できるから!……ちょっと待って誰の頭のネジが少ないとか思ってたの!」

 

 

「それと本当驚きだよ…ハルトが王様になるなんて……その国大丈夫?」

 

 

「酷くないか、あかね!そこは王様になってて凄い!って驚くどころだよ!」

 

 

「ふふふ。だってハルトに政治や外交が出来るとは思えないよ!」

 

 

「なんでさぁ!俺だって頑張ってるのにぃ!!」

 

 

「「「そりゃそうなる」」」

 

「無理もない」

 

 

「あ…あはは……」

 

 

『流石幼馴染だな相棒をよく理解している』

 

 

『解像度高えなオイ』

 

 

「お前等まで!?」

 

 

「なーんてね、夢で聞いてた宝物の頼れる仲間達と作ったんだよね」

 

 

「お、おうとも……あかねは狡いな、そう言われたら怒れないじゃん」

 

 

『相棒チョロ』『チョロいんだな』

 

 

「んだと?」

 

 

『ってアナザーWが言ってた』

 

 

『だから俺に当たるなよ!!』

 

 

「えーとウォズさん…こんな感じでハルトは少し捻くれてるから素直に褒めてあげると本音を話してくれますよ?」

 

 

 

「成る程…勉強になります!!」

 

 

「何か複雑だけど良いかな……さてとウォズ」

 

 

「はっ!」

 

 

「この後だが、どうするべきだと思う?」

 

 

「そうですね全ての神代魔法が揃った現状を見れば邪神が仕掛けてくるかと」

 

 

「だよな…よしアカツキ」

 

 

「はっ」

 

 

 

「君は此処に残ってハジメくん達を頼む、俺達は先に迷宮を出てレストインピースを誘導する」

 

 

「え?」

 

 

「多分だけどハジメくん達は暫くお眠だろう魔人族が動くなら全員が出てからだ…ならこのタイムラグを利用して迎え撃つ用意をするべきと思う」

 

 

中村恵里の情報が正確なら神代魔法をコンプした2人を狙って魔人族が動くなら迷宮の出入口辺りの待ち伏せが妥当だ そこをレストインピースにいる戦力で叩く

 

 

「俺の狙いはストロンガーウォッチだけだよ」

 

 

「成る程」

 

 

「後は単純にこれ以上勇者wの顔見たら俺必ず殺すと思うから」

 

 

「あぁ…」

 

 

「同じ理由で、お前以外に現状を任せられる奴がいない」

 

 

「ティオさんは?」

 

 

「うーむ…」

 

 

実は攻略後にティオが真面目な顔で俺に話しかけてきたのだ

 

 

 

「実は…妾はご主人様の力を利用して神へ復讐を企んでおったのじゃ」

 

 

「あ、だろうな」

 

 

「へ?」

 

 

 

「いやさ、ハジメくんのケツパイルだけの理由で付いてきただけなら頭おかしいと思ってたけどティオはティオなりの理由があって安心したよ違和感の原因も分かって良かった」

 

 

と笑顔で答えると彼女は震えながら

 

 

 

「…………ご主人様を利用する意図はなかった!ケツパイルだけの理由で此処にいた!!」

 

 

 

「感心したのに何で自分から汚れに行く」

 

 

 

と言う風に俺の胸の蟠りも解けた、ふむ

 

 

 

「よしティオを補佐役に残しておこう」

 

 

「すまない…俺にはあの変態を御しきれない君くらいだよ御しきれるのは」

 

 

 

「何を言うのですかファンガイアの元キングともある貴方が」

 

 

「そうそう、じゃないとチェックメイトフォーみたいな色物集団のリーダーとか務まらないでしょ」

 

 

どうやらウォズ達は留守番はしたくないようだ理由?あの勇者wに難癖つけられるからだよ!

 

 

「色物集団……え?逢魔も似たようなものでは?」

 

 

「何だと、この新参者がぁ!」

 

 

「はいはい、大丈夫だよティオはいざと言う時は頼れるから」

 

 

「頼りになる頻度が魔王ちゃんレベルだから困ってるんだよ」

 

 

「何か言ったかジョウゲン?」

 

 

「いえ何も!!」

 

 

「という訳で俺達は一回帰投するぞ」

 

そう言うとハルト達は一足先に迷宮から出たのであった

 

 

「………さ、寒い」

 

 

そう言えばあかねは防寒アイテムを持ってなかったと思い出すとハルトは自分のアイテムを渡したのであった

 

 

「はい」

 

 

「え?けどハルトは」

 

 

「大丈夫!俺は−50℃の冷凍地獄まで耐えられる体だから!」

 

 

「ハルト……それ人間は耐えられない寒さだよ」

 

 

「大丈夫!俺怪人だから」

 

 

「ハルトは野山を駆けずり周るという事だな」

 

 

「旦那様が元気なのは良い事よね」

 

 

「それよりどうするアンティリーネ」

 

 

「え?あぁ…そう言う事ね」

 

 

「千冬やベアトリス、銀狼辺りは問題無いと思うが…後の面々が不安だ必ず修羅場になるぞ」

 

 

と心配するキャロルを他所に

 

 

「よし皆帰ろうぜ!」

 

 

と手を振るハルトの周りに

 

 

「ほぉ、まさか迷宮攻略をするものが現れたか」

 

 

何か見覚えのある白竜に乗った魔人族…あ

 

 

「テメェ……」

 

 

ストロンガーウォッチを持っていると予測される魔人族 フリードであった 成る程 魔人族の軍団もいる…へぇ

 

 

「スタンばってましたか…寒い中よく耐えるねぇ」

 

 

 

「あの吸血鬼はいないのか?まさか迷宮攻略失敗か?」

 

 

「あぁリベンジしたかったんだ、けど残念だねぇその願いは叶わないよ…あの時は2人に譲ったけど…お前に用事があるのは俺もでねぇ」

 

 

浮遊魔法で浮かびながらゾルトラークの魔法陣を大量展開、上空には威力5%の神の雷霆を待機させながら フリードと相対する 

 

 

 

「と言いたいが今日の俺は機嫌が良い、今すぐ尻尾巻いて逃げるなら追わないよ…ほらほら逃げなよ、負け犬は無様に逃げ惑うのがお似合いだからさぁ」

 

 

『うわぁ相棒、良い顔してるなぁ』

 

 

『見逃す言いながら逃がさないようにしてんだぜ性格悪いな』

 

 

 

「おいおい何言ってんだよ、俺はこう見えて慈悲深さには定評があるんだよ?負け犬にアンコールを許してあげるくらいにはね」

 

 

 

「ふざけるな!!その慢心が貴様の敗因と知れ!」

 

 

 

 

煽り耐性がないのか知らないが周辺に待機している魔人族の軍勢も魔法を起動し始めたか…

 

 

ーま、ハジメくんにちょっかいをかけられない位に痛めつければそれで良いかー

 

 

と考えていたが

 

 

「ハルト!」

 

 

「あかね様、お下がりください」

 

 

 

狙いが変わったのを感じた

 

 

 

「ほぉ……成る程、ならばコレでどうだ!」

 

 

 

 

魔人族の攻撃が離れた場所にいる あかね、キャロル達目掛けて放たれたのであった

 






次回 仲間を攻撃されたハルトは一つの決断を下す それは…

次回後編 お楽しみに!
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