また2部構成になってしまった……はぁ…反省せねば…
前回のあらすじ
自らの素性を知り困惑したハルトだが、アナザーライダー達の激励により元気を取り戻す
そして逢魔王国建国以来 初の侵略戦争を開始したのであった!!
旗艦 ピースメーカーにて
「久しぶりのブリッジは落ち着くよ」
レストインピースも悪くないが、やはり長い付き合いの分 愛着もある伊達に旗艦とは銘打ってない
「ハウンド、報告頼む」
すると立体映像が現れ敵と味方が分けられていた
「はっ!現在 我等は軍艦を軸に三方向からの進軍を開始しております各地の戦力は非戦闘員は首都へ誘導するように追い立てています」
「あらハウンド、ハルト様は敵を鏖殺せよ命令したのよその敵を逃すのは如何なものかしら?」
テスタロッサが厳しい目でハウンドを睨むが
「えぇ勿論、ですがコレも戦略です非戦闘員を大量に首都に抱えれば物資が底をつき始めるでしょう」
「そうなれば補給線を此方が抑えれば」
「後は持久戦でも煮るなり焼くなりか…ビリオンバードのお陰で食糧にはこっちは困らないからな」
「本当何でもありだな」
まさに家畜の王様である兵站の概念がぶっ壊れた…前に相対したオークロードとは別の意味で壊れてやがる
「国外にいた魔人族は?」
「それには現在、ある人物達の協力により足止め中です」
「ある人物?」
と話していると通信に参加した者がいた
『私です魔王様』
「え、フリーズ!?」
ロイミュード001 ことフリーズの参戦に困惑していた自治区にいた彼が何故…
『落とした都市の自治を認める、そんな素晴らしいイベントに我等ロイミュードを呼ばないとは水臭いではありませんか』
「悪かった…けど良いのか?ハートの許可も得てないんじゃねぇの?」
『彼の了承は得ていますし何より足止めも大事な任務でありましょう』
「だな」
フリーズの能力は認識操作 それを応用したのか魔人族で同士討ちを演じさせていると
「素晴らしい戦果だフリーズ…よしロイミュードもゲーム参加だな望む都市を攻め落とせ!」
『かしこまりました魔王様』
フリーズが通信を終えると安堵するも
「そういやぁクヴァールは?」
「賢老でしたら現在、国境線にて魔人族と戦闘…いや蹂躙中です」
映像にはゾルトラークの前に防壁や魔法を貫通させられて蹴散らされている魔人族の軍勢に1人で立ち向かうクヴァールがいた
「カッコ良いじゃねえの」
「まぁ彼からしたら魔法の実験でしょうがね」
「念の為援軍を送ってくれ…ん?ナツキは?」
「彼処」
と見ると戦地行きのガンシップに乗り込もうとしているナツキがいた
「何してんだ?あのバカ」
『ほぉ、成る程なナツキは一位の報酬で魔人族の存続を頼む気らしいぞ』
「その為に魔人族殺すのは分かってんのかね?」
矛盾してるが種の保存という意味ならナツキの行動は善意からなのだろうが
「はぁ…送り出せ」
「良いのですか」
「ゲームの参加者は多い方が良い…ただ妨害で仲間を狙ったら敵だ問答無用で撃つよう全兵士に言っておけ」
「はっ!」
「それとハウンド」
「はっ!」
「各軍艦の警戒、監視、連携は密にしろフリードやそれを転移させた存在 魔人族側の強者やハジメくんを襲った神の使徒の件もある油断するなよ、これは電撃戦だ各部隊の戦線を押し上げて首都まで進撃する」
「イエッサー!!」
「それと首都に関してはアサシンを通して欺瞞情報を流せ」
「欺瞞情報ですか?」
「内容は任せるが首都に立て篭もられても面倒だ、とにかく連中を巣穴から引っ張り出せ、そこを一斉攻撃だ」
「はっ!」
「それと怪人軍団に関しての都市占領報告は必ずリストアップを忘れるな、落とした張本人にも報酬を用意するぞ」
「陛下!逢魔でダグバもゲームに参戦したそうにコチラを見ていますが!」
「仲間を攻撃しないなら参加を認める…丁度良い刺激だな」
「グロンギは整理される的な意味で恐怖が走りますよ」
「安心しろ、それならガドルやドルドをつけろ」
「はっ!」
テキパキと命令を出す姿にウォズ達はキョトンとした顔で
「本当に我が魔王ですか」
「は?どういうことだよ?」
「だって魔王ちゃんなら今まで」
『ここをこうして、ガーっと行ってわーっとやる!
『黙って俺についてこーい!』
『よし!俺が出て奴等を皆殺しにして来よう!』
「と言うではないか」
「普段なら戦争ではなく我が魔王が1人で解決に図るでしょう…ですが、その……いつもと様子が違うと思いまして」
「そうか俺は元からこんな感じだぞ?」
「「「「「そんな訳ない!!」」」」」
「ほぉ、お前らは新技の実験台になりたいようだな」
「「「「「…………とナツキが言ってた!」」」」」
とんだ冤罪である
「そうか」
『ZONE』
「食らえ、新技」
それだけ言うとナツキの口に突如ロールケーキが捩じ込まれたのである
「んごっ!!」
突然の奇襲に慌てふためくナツキでありガンシップの中でロールケーキを咥えて気絶したのであった
「これでよし」
「我が魔王、今のは」
「ZONEのメモリでの転移攻撃だや前に魔人族で試したろ?奴らの体内に爆弾入れたりとかした奴」
「あぁ」
「さてと…俺も出るかな」
「随分と遅い出陣ですな陛下、参加陣営が一つ目の都市を落としましたよ」
「何言ってんだ、ハンデは必要だろ」
「言いますね陛下は慢心したら足元を掬われますよ?」
「ぬかせ」
ハウンドのヘルメットをコツンと軽く叩いてハルトが立ち上がると
「さっきの通りだ留守は頼んだぜハウンド」
「はっ!」
「細かい戦略はお前に任せる逢魔初めての国家間戦争だクローンマーシャルコマンダー(星系単位での軍事作戦を実行するクローンの最上位階級)の腕前見せて貰うぜ」
「お任せを陛下の倍以上の戦果を上げて見せます」
「なら俺は更に倍と行くかな」
カラカラと笑いながら部屋を出ると、ハウンドは
「それだと陛下の出番はないかも知れませんよ?」
「言うねぇ」
「私の得意分野は戦闘もですが指揮にあります故」
「だな期待してるよハウンド」
「お任せください」
自分の戦いは戦略でもあるとハウンドは初めての戦争、初めての司令官としての戦いに意欲を見せたのであった
「我が魔王!」
「ん?」
「我らもお側に」
「3人娘とその配下がいるから問題ない」
「いや、あの3人とネガタロス達は我が魔王の報酬を聞いてからそれぞれで出陣しています」
「………よしお前たち付いてこい出陣だ!」
「「「「「はっ!!」」」」」
そして軽く身支度を整えると
「ふぅ…」
一応だが装備面も質の良い物を揃えてもらったな、まさかストリウスの衣装を着る事になるとはな
「うちの職人様々だな」
『ハルト』
「ん?」
『何というか憑き物が取れたのような感じだな』
「ウォズ達も言ってたがそんなに変か?」
「変というより落ち着きが見えるという事だな」
「良い事だよ」
「皆?」
「何というか一皮剥けたな」
「そうだねぇ、何というかハルくんが大人になったような感じして少し寂しいなぁ」
「失礼だな束、俺は最初から大人だぞ」
「黙れ、私からしたら問題児だ」
「千冬…そんな……酷い!!」
「けど実際そう見える何が違うの?」
「そう言われてもなぁ銀狼……うーん」
『心の余裕じゃないのか』
「余裕?」
『今までの貴様はノリと勢いだけで駆け抜けてきた、理由である根っこを知った事とキャロルやあかねに言われた言葉で少し周りが見えるようになったのではないかな』
アナザーディケイド の言葉にドヤ顔するキャロル‥後ろ見ろ〜千冬達が凄い目で見てるぞぉ
「そう言うものか…いやそうだな改めて思ったんだよ」
目を瞑りながら走り抜けてきたから自分の足元なんて分からなかった、止まるといつ落ちてしまうのか分からなかったから最初は只管自分の帰る場所への旅だった
「ん?」
目線をあかねに向けて笑う、会いたい人に会う為に、そんなシンプルな理由で脇目も振らずに最短ルートを駆け抜ける、だが今は、その会いたい人の1人に会えたというのもあるのだろうか以前程の焦りはない…寧ろ活力で満ちている
それと落ち着いてみれば簡単に見つかる物ではないか、そんな勢い任せの自分を支えてくれる者達が…そんな者達の手を掴んで引っ張り道を示しながら守っていくのが王たる俺のやる事なのだろう
「俺には帰る場所がある。守るべき人達がいる…だから俺は誰にも負ける訳にはいかない」
『そこは俺達だ間違えるな』
「ははは…だな」
改めて決めた事 譲れない一線
例え自分の憧れであろうとも、自分の守るものを傷つけるなら戦おう
それは憧れを超える為に必要ならば
「俺は怪人やアナザーライダーの…いや逢魔王国の王だ、今や俺1人の命ではない、この背や肩には多くの命や責任を背負っているからな俺が倒れる訳にはいかないんだ皆の為にもな」
『お前本当に相棒か!!』
『変わりすぎじゃないのか!?』
『悪い物でも食べたか!』
『おい誰だ!あの脳筋の頭のネジを見つけた奴は!褒めて遣わす!』
「そうかな?よく分からないが俺として出来る事をやるだけだよ…後、最後のは誰だ」
『『『アナザーW!』』』
『何で俺になすりつけるんだよぉ!いや俺だけど』
「はぁ…って冤罪じゃないんかい!」
前回 カッコよかったお前は何処行った?
「つー訳でこれからの俺は一味違うって事を見せてくる為に魔人族を殲滅してくるゼェ!」
「あぁ行ってこい!」「けど必ず帰ってきてね」
「勿論必ず帰るよ」
「約束だよ、死んだら後を追うんだから」
「ん、ハルトがいないならつまらないからね」
「そりゃ死ねないな気張ってくか!」
とハルトは笑いながら部屋を出る
「よし行くぞ!」
「!!」
そしてハルト達はデロウスの背に跨り、そのまま敵の都市へと移動するのであった
そのターゲットにされた都市はと言うと
「敵だぁ!全軍出撃せよ!」
とか何やら叫んでるが
「デロウス、やれ」
「!!!!」
魔法防御?耐性?そんなの知りませんがなと放たれたレーザーによって防壁は破壊されたのであるが結界は健在だ
「んじゃ、やるかな」
「我が魔王!」
「大丈夫大丈夫、暫く空の旅でもして来なよ!」
同時にハルトはデロウスから降りると軽く伸びをして
「『生命の樹(セフィロト)』」
即座に怪人態は化身し背中から冬虫夏草を思わせる木々を生やした第二形態 学習する雑兵生産工場こと 生命の樹を発動させる
今までなら本能のままに能力を解き放っていただろうが以前のように勢い任せではない、頭が冴えるからか能力の使い方が本能と理屈で理解できる
これが怪人王の本懐 あらゆる怪人の能力並列使用
『ZONE』
「いけ」
そのまま一部は結界内に転移して侵入
そして一部は実から落ち出た兵士はそのままの勢いで進撃を開始する 数は数十、数百、数千と髑髏兵はねずみ算式に増していく
ただ質は劣る…ならどうするか
「こうすれば良い」
『hungry』『ZOO』
ガイアメモリを挿入すると生産された髑髏兵の顔が一気に飢えを覚え、体が変異した肉食獣をように変わると全力疾走、そして髑髏兵の1人が敵を捕えると、その口が大きく開き敵に喰らいつく、己を苛む飢えを満たす為に文字通り死も恐れぬ兵士と化した
そして髑髏兵を通じて渡される魔人族の情報
「ふむふむ」
フリードは魔人族側の王と謁見中で参戦予定か…援軍予定なら
「制空権と補給物資の運搬ルートを抑えておくか」
確かドラゴンがいたしと思うなり召喚したハイドラグーンの群れに制空権確保を命令して複製のトリロバイトマギアに制圧を依頼するか
「あ、ドルド!カウント大丈夫そ?」
そこにはバグンダダを慌てて動かすドルドがいた…ごめん大変だよね
『ハルト、敵が四方の門から逃げようとしているぞ』
「問題ない」
『key』
キーメモリを起動して挿入すると開いた門は全て閉じると、追い討ちとばかりにロックフルボトルを振り鎖でガチガチに出入り口を封じる
これで連中逃げ場はない、いやあるが唯一の外への逃げ道は現在 上に苦しむ髑髏兵が暴れる門しかない
「これで四方の門は閉じ、敵は袋の鼠ですね」
「うわぁパンデミックものなら絶望しかない展開に持ち込む魔王ちゃん怖いや」
「しかもハルト坊の配置から見るに屋内に逃げた物にはミラーモンスターが襲い掛かる訳じゃな」
「成る程、魔人族側にギガゼール軍団を斥候させてましたね」
「そうだよ…建物にも屋外にも隠れてる奴等は一匹も逃さないよ」
「人じゃなくて匹で数えてる辺り恐ろしいのぉハルト坊、妾より悪じゃな」
「五月蝿いぞヤクヅキ…つか、お前達は見てるだけで良いのか?」
「それはどういう「あの報酬、お前達も適応されるが?」……」
『ファイナリ…』
『『仮面ライダーザモナス/ゾンジス!』』
『1号』
『へぇんしぃん!』
「いってらー…つか王を守る近衛が突撃するなよ……ったく」
ハングリーの力を解除して兵士の気勢を元に戻すがその補填として来たのがアナザー1号と仮面ライダーアーク……アークに関しては超大型のように壁越しに住民を見下ろし
「はぁ!」
アナザー1号は何処ぞの鎧の巨人のように城壁を破壊していたと同時に乗っていたアナザーファイナリーは隕石を降らせて建物を壊し
『ネオアルファ』
「ほらほらほらぁ!」
ネオアルファウォッチでスイープソーを装備したザモナスが逃げ惑う魔人族を背中から撃ち
「逃すか」
『ロボライダー』
ゾンジスはロボライダーウォッチでミサイル攻撃していた
「一体何がアイツらを駆り立てるんだが」
『久しぶりの戦いだからな気合いも入るのだろう』
『それよりも……来るぜ』
「だろうね」
敵の総大将が孤立してる、そんな美味しい状況に負けてる側が食いつかない訳がない
生命の樹を解除して直ぐにバックすると先程まで自分がいた場所に白い光柱が降り注ぐ‥ハジメくんの話から聞いてる魔法に酷似しているな
「お前達とこうして会うのは初めましてかな…神の使徒さん」
白の衣装に天使の羽か
「最大危険因子 怪人王 常葉ハルト、主の盤上を荒らした大罪人は、ここで排除します」
「あのクソジジイ、結構暴れたんだなぁ」
そこに現れたのは200にもなるだろう神の使徒…香織が体を使ってる ノイントと同型が大量に展開されていたのを見るに
「つー事は魔人族とエヒトはグルか」
細かい事はどーでも良いがこの数の使徒を各戦線に散開させるわけにはいかない、ここで全滅させるのが吉だ
『陛下!聞こえますか!』
「聞こえてる、神の使徒と接敵」
『直ちに援軍を「いらん他に回せ」ですが!』
『我が魔王!』
「あの都市の雑魚はウォズ達に任せた……変身」
ハルトはそれだけ言うと
『祝え!!アナザーライダー!グランドジオウ!』
「まぁウォーミングアップの相手にはなるかな」
「主の盤上から消えてもらいます」
そしてハルトvs神の使徒200人の戦闘が開始したのである
その頃 レストインピースで各戦線に指示を飛ばすハウンドは前線の情報を正確に把握していた
「予想以上にグロンギ達の進撃が早いな」
「そりゃダグバも出てるからなぁ究極の闇が出てるならそうなるよ」
宗一が雑誌を読みながら答えると政人も合わせて
「合わせてガドル閣下も参戦してるなら当然だな」
「お前達は前線に出ないのか?」
「ハルトの報酬は魅力的だけど出ないよ」
「同じく」
そうかと返すハウンドは、ふとにした疑問を尋ねる
「そう言えばお前達はオーマジオウの所へ帰らないのか今は敵対中だろ?」
「帰るのも良いけど流石にアカツキさんを1人にするのはねぇ」
「そーそーあの人真面目過ぎるから心配なんだよ」
肩を竦める宗一を見てハウンドは、そうかと返した
「しかし陛下は何処までいくのやら…」
『何処までもだよ』
「ですね」
恐らく自分達の王はこう答えるだろうも思い笑うのであった
そしてその頃 各地に点在する逢魔王国軍は怒涛の勢いで各都市や街を落として回る
野戦?近代兵器武装のクローン兵に勝てるとでも?
籠城?そんなのは空間転移持ちか高火力技を使うものが城壁事破壊してくる怪人軍団に対抗出来るとでも?
結局 どっち選んでもダメなんだよなぁ
あと魔法?核撃魔法やらゾルトラークを撃ち込む連中に勝てるか?何ならマーリンが支援魔法とか使うと大変だぞ
技術力?そもそもの話である故に各地の魔人族は首都に逃げる非戦闘員以外は彼等の手で血祭りに挙げられていた
その逢魔の薩摩こと戦闘民族達は
「……………あれ?もう終わり?」
「あぁ終わりだ」
「そうかぁじゃあ次の場所に行こ」
「うむ」
と魔人族の死体に蹴りを入れたダグバに意見するガドル…何というかハルトとウォズのように不真面目な王を諌める側近のような構図となっていた…まぁガドルもガドルで過激なのだが
「ヒャッハー!!食い放題ダァ!!」
その横で空を飛びながら魔人族の血を吸いミイラを量産する ゴオマや
「最高だぜハルト!リント擬きを沢山殺した奴が勝ちなんて気前の良いゲゲルを用意してくれるなんてな!」
と喜ぶグロンギもいる始末である
「死体には用はないから早く行くぞ」
「珍しいなダグバ、そこまでやる気とは」
「そりゃそうだよ、だって一位になったらハルトと決着つけられるじゃん引き分けなんて形じゃない勝敗をね」
「そう言う事か」
「それに他にも戦いたい奴いるから楽しみなんだよ」
「ほぉ」
「ハルト達くらいだからね僕と笑顔で遊んでくれるの」
遊び(殴り合い)という物騒なものであるが
「…………アイツもダグバと同じなら俺も挑むか」
「へぇ楽しみだなぁ君も頑張ってね」
そう言うとダグバはグロンギを率い別の都市で究極の闇と言われる所以を見せたのであった
グロンギ 陥落都市3 キル数 約46278
その他は
クローントルーパー 陥落都市4キル数 38964
三人娘+配下悪魔 陥落都市3 キル数 45619
ロイミュード 陥落都市1 キル数 4796
戦闘民族極まれりである 究極の闇が齎す災厄は魔人族の領土を赤く染め上げていた
その頃 迷宮待機組ことアカツキは
「へぇへぇ………ふわぁ!」
政人達からの報告で外の現状を知り驚いたのは言うまでもない
「どうしたのじゃ?」
「ハルトが魔人族に宣戦布告して魔人族領に進軍してると」
「何と!ご主人様はそんな事を…」
「んで魔人族の都市を落とした種族はその土地の代官や領主に任命すると」
「ほぉほぉ…すまぬ用事を思い出したから外に出るぞ」
「待ってええ!何する気だぁ!!」
「なに案ずるでない一族再興のために広い土地が欲しいだけじゃ」
「それ参加するつもりだろ!辞めたげてぇ!!」
慌てて止めるアカツキがいたのは言うまでもない
同時刻
「ふぅ、まぁこんなもんよ」
とアナザーグランドジオウの足元には力無く倒れ伏した神の使徒がいた
全滅 それしか表現のしようのない惨劇である
「く………」
「あれ?何でまだ生きてんの?死ねよ」
アナザーグランドジオウはそのまま足を振り下ろして相手を完全に物言わぬ屍に変えると
「なーんだ、こんなものか」
変身解除して軽くノビをするとウォズ達が仕事を終えて戻ってきた
「我が魔王!」
「遅いぞ、お前達」
「申し訳ございません」
「まぁ良いさ、それより次行くぞ」
「それよりも神の使徒が我が魔王を襲ったとならば各戦線も危ないのでは?」
「まぁ有り得る話だなぁ」
しかし俺不在で揺らぐ程の屋台骨は脆くはない
「呼ばれて飛び出て魔王少女アリエルちゃん!参上!」
「すまないなアリエル」
「良いって!それより本当に神の使徒を…こんなに」
「まぁな、それより何かわかる事ある?」
「んー取り敢えず食べてみようか」
「は?」
「いただきまーす」
「え?ちょっ!」
ー閑話休題ー
大変刺激が強い映像が流れておりますのでオーディエンスの皆様には、ジョウゲン編集のアマゾンズトラウマシーンを見ながらお待ちください
「ふぅご馳走様でした…あ、何か神の使徒の魔法覚えたよ」
「とんでもねぇな食べただけで覚えるとか」
『お前も大概だがな』
「それでハルト、私だけを呼んだのは何で?」
「あぁそれはな「まさか初夜を外で!」んな訳あるか!違うよ単純な話だ」
「ん?」
「この辺の話出来るのはお前しかいないからな」
「あぁ戦争とかその辺の話ね」
「テスタロッサ達が不在かつ経験者でパッと思いついたのがアリエルだった訳だ」
「もう少し色気ある話して欲しいよねぇ」
「それは全部終わったらな」
「はいはーい」
「我が魔王、実は報告したい事が」
「何だ?」
「敵の宝物庫に保管されていたアナザーウォッチを回収しました」
「でかしたぞウォズ」
「その際に誤って本に触れてしまい」
「本?」
首を傾げると同時に現れたのは髑髏面の影の群れ 間違いない
「百貌さん!?」
「そうでございまする」
「おぉザイードさんだぁ」
「我が名をご存知とは「自分から取り立てて得てがないとディスられた事で有名な」不名誉極まりないのですが…」
「大体分かった、ウォズお前が契約したのか」
「はっ!」
「よし百貌さんはウォズ直下にする、今後はウォズの指示を聞くように……んで持って一つお願いが…俺の契約してるサーヴァントに顔見知りいるから仲良くしてね」
「ん?それはどう言う「なぜお前が」っ!」
目と目が合う瞬間複雑な感情を覚えた狂信者ちゃんがいたのは言うまでもない
「百貌、静謐、呪腕と全員揃ったなぁ」
「さんをつけろよ、デコ助野郎!」
「んだと狂信者ゃあ!!」
やはりと言うべきか不毛な喧嘩をする主従にウォズと百貌は
「彼奴何をしている?」
「我が魔王…」
「いやぁコレだよね魔王ちゃんと言えば!」
「うーむ…これだけの素材が有れば楽団も夢では…こほんそ、そうじゃな」
「先輩の不穏な話は忘れて…魔王様!如何でしょうか我々の武功は!」
「んぁ!ちょっと待ってろ!腕相撲してるから!」
「お待ちを!それらシャイタンの腕ですぞ!!」
「アレ?呪腕さん?静謐ちゃんも」
腕相撲も辞めて2人の前に立つと
「おぉ百貌、貴殿も召喚されておったか」
「あぁ主人は違うがな」
「構わぬとも」
「それで2人してどうしたんだ?」
「いえ取り急ぎご報告したい情報がございまして」
「何だ?」
「魔人族と神の使徒が200程の手勢が雪原の迷宮に向けて進軍中」
静謐の話だと情報は新しい、ならば通信機器でラグを埋める
「狙いはハジメ達か!ハウンド!アカツキに連絡!!」
『直ちに!』
迷宮に籠城させるのが正解だな天然の要害、まぁ攻略してる奴がいるなら時間稼ぎにもならないが
「我が魔王のゾーンメモリで転移させては」
「悪いなそこまでの遠方には、まだ飛ばせないんだ……」
ー軍艦を回す?いやそれをしたら戦線が危なくなる…なら幹部を送る、バカ同じ事だろう!ー
なら俺が取れる手は!
「それと全軍現在の都市を落としたら首都近郊に集結!奴等の首都を落とした後に大返しでハジメくん達と合流するぞ!」
「「「「「「はっ!」」」」」」
そんな訳でゲゲルの結果は
「やったー!僕が一番だぁ!」
とダグバが喜んでいる個人成績では2位のテスタロッサと僅差だが勝ちは勝ちだ
「流石だなダグバ、何して欲しい?」
「また戦おうよ!今度はお互い全力で!」
「良いだろう…今度適当な世界の無人島を選ぶからその時にだ」
「楽しみにしてるよ!」
「あぁ俺も新技を見せてやる」
とカラカラ笑うとハルトは急に真面目な顔つきとなり用意されていた玉座に腰掛けると隣に待ってましたとウォズとテスタロッサが侍る
「約束通り落とした各都市の統治は落としたもの達に一任するが恐怖による統治は厳禁だ肝に銘じろ俺の意向に反するならば問答無用で領地没収…敵はライダーだけだ戦意のない者には俺の命令ない限り暴力を振るうことは許さんが逢魔に歯向かう奴は全て皆殺しにしろ良いな」
「「「っ!!」」」
声音は今までの温和な物ではない君臨すべき王としての威厳と覇気のあるものとなっていた
「まぁ無茶振りはするけど無理な事は言わないから安心してねぇ」
一瞬であったがダグバ達はあの玉座に君臨している目の前の王に平伏しかけていたが己にある戦いへの欲望が捩じ伏せたのである
それこそがグロンギの矜持とばかりに
「なぁ何でネガタロスとフィーニスは頭下げてるの?」
「いやボスの王としての一面に感動した…」
「魔王様遂に打倒ライダーを…うぅ!」
この2人はブレないなぁと感心しているが
「はぁ何でこうなるのやら「陛下!ショッカーのゾル大佐より入電!」何!」
するとあのワシのマークを背景にゾル大佐が現れた…なんかオシャレだな
『まさかのガーランド襲撃見事な手管であった』
「それはどうも」
言えない、ノリと勢いで宣戦布告したとかと懸命に堪えると
「我等が首領の言葉を伝える」
「ショッカー首領から!」
こりゃ飛んだ大物が出てきたものだぜぇ!と構えていると
「我等ショッカーは同盟関係を破棄し本日を持って逢魔王国の傘下に下る…ってなんですトォ!!」
ゾル大佐は慌てふためきノリツッコミしている
「正気なのですか首領おお!」
『当然だ』
そして映像に現れたのは、あのシンボルである
「ほぉ貴方が噂に名高いショッカー首領…お初にお目にかかる」
『敬語は辞めて頂きたいショッカーは貴方の軍門に下るのだからな』
「何故?」
『何故か…貴様がオーマジオウを倒すと宣った言葉が偽りないと判断したまでだ』
「は?」
『このガーランド襲撃は怪人王に歯向かう者がどうなるかを見せしめるデモンストレーション、素晴らしいプレゼンと演説だったぞ……感動して思わず観賞用、保存用、布教用の編集映像を作ってしまったわ』
何故か仲良く出来そうな一面を感じさせるなと思っていると
「首領正気ですか!お言葉ですが此奴らに見習うのはノリと勢いとイカれてる部分くらいですよ!」
『ゾル大佐よ我々にあって仮面ライダーにないものは分かるか?』
「な、何でしょう?」
『ノリと勢いと狂気だ、それが有れば仮面ライダーに勝てる!そう思い逢魔に従うと決めた』
「首領が乱心されたぞぉ!!誰か助けてくれ胃薬おおお!!」
ゾル大佐の項垂れる姿にウォズは何処か親近感を覚えたと言う
「ふっ、そうか歓迎しよう!ショッカーが加われば我が逢魔王国の地盤は盤石そのものよ…よしガーランドを滅ぼした後、直ちに邪神討伐と行こう、この世界の神は怪人達なのだと寝惚けた邪神に思い知らせてやれぇ!!」
「「「「「うおおおおおおお!!!!」」」」」
「「「「「「イーーッ!!」」」」」」
そんな感じで冷静に答えるが内心では
ーどうしてこうなったぁ!!!ー
推奨BGM Unwelcome School
ー何で悪の秘密結社筆頭が俺みたいなポンコツ脳筋魔王の傘下に入るの!?いやいや待て待てそうだ!これは夢だろう!きっと目を覚ませば俺はあかねの膝枕から目を覚ますんだ!!ー
『ところがぎっちょん!』
『諦めろ相棒、これは現実だ』
『まさかショッカーまで従えるとはなぁ』
『とうとう行ったなぁ』
白目剥いて気絶しかけていたのは言うまでもない
ーそんなぁ!!ー
「おぉ!あの悪の秘密結社ショッカーさえも我が魔王の軍門に!」
「こりゃ凄い!ボスはやはり怪人の王になる為に生まれた存在か!」
「うぅ…やはり僕は魔王様について来て良かったですぅ!!」
「…………」
「あ!ナツキが気絶してる!」
「構わん放っておけ」
「祝え!ショッカーが我が魔王の軍門に降った瞬間を!」
「「「「「うおおおおおお!!!!」」」」」」
「では」
そんな中 テスタロッサが凛とした雰囲気で場を支配すると
「我等が怪人王ハルト様の命を伝えます……魔人族とガーランド、神の使徒も滅ぼしこの世界の神は怪人王ハルト様なのだと邪神に見せしめてやるのです!」
と全員テンション高い所申し訳ないが
ー辞めてぇ!!そんなに俺を持ち上げないでぇ!神になんてならないから!……いや待てよ俺ってアンノウンの親玉と同じ力あるから…神でもあるのかな?いや違う!誰かぁ!テスタロッサを止めてくれぇ!!ー
ハルトはその不適な笑みの裏で全力でパニックとなっていると
「待つんだテスタロッサ」
「どうしたのかしらカレラ?」
ーよく立ち上がったぞカレラ!!さぁ俺を神にするなんて野望を止めさせるんだ!ー
感動している瞳を送ると
「我が君はこの狭い世界程度では満足などする訳がない!この国を足掛かりとし更なる王国を築き上げる、千年王国を築く時まで神は名乗らない…我が君はそのような目をしているぞ」
ーしてねぇよ!お前の目は節穴かぁ!!ー
「っ!申し訳ございませんハルト様!」
「気にするなテスタロッサ」
「そうだよ、それにハルは言ってるじゃん…ハルは世界を支配するって、まずは世界征服してからだよ」
「そうでしたわね…ハルト様の威光を知らしめないと」
ー焚き付けてんじゃねぇよウルティマ!!ー
「怪人王万歳!」「逢魔王国万歳!!」
と万歳三唱する面々にハルト
ーやべーよ!いよいよ引っ込みつかなくなっちまったよ!どうしてこうなったぁ!!ー
そんな遠い目をしていたのは言うまでもない
予告
首都で魔人族と相対する逢魔王国軍 魔人族滅亡の引き金を引く寸前
「待ってくれ」
ハジメからストップをかけられる、1日だけ待つと決断したハルトだったが…
次回 逢魔総進撃後編 邪神覚醒 お楽しみに!