後編 邪神覚醒
前回のあらすじ
魔人族の国で究極の闇してたらショッカーが仲間になりました!
そして嵐を呼ぶ人災!堂々ガーランドに襲来!帰ってくれ常葉ハルト!!(魔人族のご意見)
さてそんなトンデモ展開があった逢魔王国軍だが全軍無事に首都に戦力が集結した魔人族全滅待ったなしである
レストインピースの艦内 ウォズに旧四天王、ハウンド、そして宗一や政人を呼び一言
「ショッカーが仲間になった」
「おぉ…」「やべーい…」
「政人さん!「宗一も気絶しているぞ!」
「無理もない」
何せオーマジオウに敵対する程の巨大組織になったのだから
「はーはっはははは!以前俺が言っていた言葉が現実になってしまったな見たかオーマジオウ!お前と張り合う為の一歩を踏み出したぞ!どうだぁ!あははははは!!!」
いかにもラスボスのような笑声をあげるが
「我が魔王」
「魔王ちゃん?」
「ハルト様…」
分かってるよという温かい目を向ける最古参組を見てハルトは
「ウォズ、ジョウゲン、カゲン…俺…………俺!!
完全にやっちまったぜ!遂にこれで仮面ライダーが敵認定する完全に悪の組織だよ!それ聞いてネガタロスが喜んでたよ!!正直に話すとびっくりした!!」
ハルトは涙目で震えていた、そりゃもう全身が痙攣していた
「そりゃそうでしょうよ!!その前に前回までの冷静さは何処へ消えたのですか!」
「そうなるよねぇだって俺達でもビックリしてんだから、ぶっちゃけクォーツァーにいた頃よりやばいし」
「しかしノリと勢いと狂気しかない……良くわかっていたなショッカーの首領は」
「そうじゃのうハルト坊のノリと勢いと狂気だけは最初からオーマジオウ級と言っても過言はないからのぉ…その勢いで此処まで来たのだオーマジオウが警戒するのも頷ける」
「だがしかし!これはこれで結果オーライだ!」
「そうですねショッカーの保有する戦力や各地のコネクションの獲得は大きいかと」
ウォズの意見の通り この世界のように各地に支部を持つショッカーを傘下に抑えたのだから今までのように無理矢理な身分証を作ったり、ジオウⅡの改竄もしなくて助かるのも大きいが
「違うそうじゃない!」
「へ?」
「ショッカーが逢魔の傘下に入る、それ即ちレジェンドライダーの皆様に会える可能性が跳ね上がったと言う事だ!イエエエエエイ!!我が世の春が来たあああ俺は絶好調であーーる!!」
無理矢理狂喜乱舞しているハルトは
「イーヤーーーハーーー!!!!!」
最早ちい○わのうさぎのように発狂していた
実はこの会話を聞いていたショッカー首領は
『彼奴の狂気を過小評価していたかもしれん…推しが殺しにくるなんて普通は恐怖するのに喜ぶだと……彼奴の闇は深すぎる!』
臣従早かったかなと疑ってしまったと同時にもしかしたらやってくれるかもという期待があった
「ハーーーっ!……しまった!!」
「どうしたんだハルト?」
「一度に沢山会えるなら色紙が足りるか不安だ…よし!買い足してくる!いや待て…そうだ!よし年賀状も買わないと!!挨拶は大事だ!」
「それは後にしてよぉ!!てかその年賀状作戦はダメな奴だよ!!」
「それよりもその状況って完全に我が魔王の命狙って来ますよね?」
「え?推し達が全力で俺の命を狙ってくれるんですか!!……そんなの……」
ハルトはワナワナと体が震える、憧れのヒーローが自分を本気で殺しに来るなんてファンからしたら絶望ものの案件だ、それをよく知るウォズは恐る恐る
「我が魔王、心中お察しします…ですがこれからは「やったゼェ!イエエエエエイ!!フォーーーーーウ!!」……えぇ」
「あれぇ!前回までの頼れる魔王ちゃんは何処にぃ!?」
「イヤーーーハーーー!!」
「ハルト様御乱心!!」
「いや魔王様は元からあんな感じですよ」
「うんうん常に御乱心だよね〜」
「よくよく考えてみると我々もとんでもない方に従ってきたものですなぁ」
「だねぇ」
「俺はハルト様の作る飯はうまいから文句はない」
「同じく妾は拷問と楽器製作を自由に出来るから今のハルト坊の方が良いの今度は大量の人…いや魔人族の捕虜を使ったパイプオルガンを作る予定じゃ」
「まぁ僕もですよ!私は最初から魔王様がこうなると分かってましたけどね!!」
「それはネオタイムジャッカーからハルト坊を見張れとか言われたからか?」
「おっとどうしたんですか先輩、貴重になりつつあるギャグパートをシリアスにするなんて」
「ふざけるな貴様はハルト坊の生い立ちを知らんと言ったがネオタイムジャッカーの幹部なら人望なかろうがその辺りを調べるのも造作もなかろうが?」
「成る程成る程…先輩は僕がネオタイムジャッカーのスパイと疑ってるんですね」
「そうだともさ」
ヤクヅキとフィーニスがバチバチ火花を散らす中
「え?いやちょっ!2人とも喧嘩は…」
「ハルト様止めてください!!」
「辞めた方が良い、今の我が魔王は」
ハルトは
「イヤーーーハーーーー!!!」
ヤケクソなのか発狂していた
「昔の僕ならいざ知らず、今の僕は魔王様なら何かやってくれると信じてます…それに」
『何かあったらコイツを頼れ』
「万一のために僕を人選する人を裏切れませんよ」
「まぁ良い、ハルト坊を主君と仰ぐうちは殺しはせん付き合いもあるからな、まぁ裏切れば妾の楽器にしてやる今回捕らえた魔人族と同じく長持ちさせてやる」
「ええ…って、それ大丈夫な奴ですか?」
「安心せい妾と部下が捕らえた捕虜を使うからの!」
「私的流用は我が魔王でも怒りますよヤクヅキ」
「まぁその時はその時じゃが、今回は必要経費で許してくれそうじゃな」
そして
「カリコリカリコリ」
と無心でバスケットボールサイズのラムネを頬張り終わると笑顔で
「ヤーーハーー!」
現実逃避していた
「あぁ…いつもハルト様に戻ってしまった」
「あんなに知能指数高かったのに…糖分が切れたからか?」
「ハァ?(何言ってんだテメェ?)」
「申し訳ございません!」
「いやいやそんな訳ないでしょ先輩達、寧ろ、この方が僕達も落ち着きますよ」
「正に実家のような安心感じゃよ、まぁいささか複雑な気分じゃが」
「ふぅ………こうなったらやったらぁ!ライダーがビビるような異世界敵(ヴィラン)連合作って対抗してやらぁ!!オーマジオウが相手でもなんぼのもんじゃーい!!」
ラムネを食べ終わるとハルトはそう叫ぶ
「我が魔王!?いやいやそこまでしろとはオーマジオウは思ってないかと!」
「お前がオーマジオウの何知ってんの!!」
「ハルト坊落ち着くのじゃ!戻ってこーーい!!」
「やったらああああ!!」
「戻ってきて魔王ちゃーーーん!」
「フィーニス!あかね様かキャロル様か千冬様を呼んでくれ!」
「はい先輩!!」
「おのれディケイドおおおおおお!!」
「いやナツキ、それは冤罪だから!!」
とまぁ錯乱したハルトを千冬がハリセンの一撃で沈める
「何してる馬鹿者」
「ふぅ……落ち着いた……すまない取り乱した」
「取り乱しの見本みたいな感じだったぞ」
「やはりショッカー加入は我が魔王も予想外でしたか」
「当たり前じゃん大組織ショッカーと同盟結ぶだけで凄い事なのに傘下入りとか何考えてるのとか思ったよ!ぶっちゃけよう!ショッカーが血迷ったと思ったぞ!!」
「そうですよね」
「だがアレだな!俺の王としての魅力がショッカーに伝わったのだろうな」
「どちらかと言えば保有戦力でビビられてたのでは?」
「だが保有戦力を評価されたのなら逢魔が俺のワンマンチームでないのを理解したようだな」
そりゃキル数が凄いからな、半日で数十万人キルしたと来たものだからな
「しかしダグバとの戦いか…今度こそ雌雄を決する時かも知れんな」
今まで色んな奴に会ったがダグバはその中でも印象が変わった人物でもある
ラスボスとは今まで対等以上に渡り合えるライバルの不在、それは退屈故か慢心故しなかった
だが今のダグバはそれをしている それは
努力(成長) それ即ちハルトの知る情報以上の能力や技術を得ている可能性だ
メ、ズのグロンギは成り上がる為という意味合いでゲゲルをし、ゴは打倒ダグバの為にゲゲルをしていた
しかしゴ最強のガドルでもダグバには及ばない所にハルトと出会い互角以上の戦いが出来たが仕留められなかった
王者から挑戦者になったのだ己の全力で仕留められなかった獲物がいたならば獅子はどうする?答えは簡単 己を高めて挑むのみ
だから次はどうなるか分からないのだ
「ダグバとハルト坊の戦いかぁ」
「どっち勝つか賭ける?」
「良いですねぇ」
「いや俺の目の前で賭博とは良い度胸だな」
「ダグバの勝ちに俺は花京院の魂を賭けるぜ!!」
「good」
「おい賭け事は自分の魂賭けろよ」
「んじゃ俺はハルトの魂を賭けるぜ」
「じゃあ敵だね」
「ひぃ!」
「丁度二亜が貸してくれた漫画にあった試してみたかった技があるんだぁ…えーと相手の要素を取り出してそれを無効化するって技なんだよ、アナザーWがいれば事象把握なんて簡単だし実験台になってくれよ」
「いやあああああああ!!」
ナツキ dead end
ーーーー
そして各部隊と合流して状況把握している、ハウンド達とも作戦会議をして総攻撃の日時を打ち合わせや食事の手配、兵士や怪人達への慰労など諸々済ませると、日は暮れてしまっていた
「さてと」
「おい待てハルト、何処へ行く」
キャロルに呼び止められたハルトは笑顔で
「え?いやアサシン'sと狂信者ちゃん連れて首都へ夜襲ですが?」
「総攻撃は明日だよね」
「だから敵を眠れなくさせてやろうと思ってな!俺の腕を敵の井戸や水源に投げ込んで溶源性アマゾンを量産して魔人族首都にバイオハザードやNEXTで使われたナノロボットをばら撒いてやるんだ!!」
「明るい笑顔でテロ行為を宣言するな!」
「作戦ですが?」
基本 兵糧攻め以外なら何でもやると決めてます兵糧攻めをしない理由?飢えが辛いのを知ってるからだよ…まぁ!敵の前で飯テロはしてやるがな!
「その前にハルくんにはやってもらう事があるよね?」
「ん?何だろう…明日の朝ご飯は作ったし千冬の部屋も掃除したしキャロル、束、銀狼達の夜食も用意したが?」
「ちーちゃん?」「千冬、お前またか」
「こほん!そうじゃないだろうハルト!」
「誤魔化しましたね千冬さん」
「うーん………ん?」
待て何故俺はバインドで拘束されているんだ
「実は私、魔法を練習したんだよハルトの魔力探知を買い潜れるなら自信ついちゃうね」
「錫音!?何で俺を拘束したぁ!」
「私達の夜の相手して」
「銀狼!?いや今俺忙しい…は言い訳だな時間作るからちょっと待て」
と関係各所への連絡と
「よしと」
ハルトはゾディアーツスイッチを押しジェミニになると分身に
「仕事任せた!」「任された!」
二手に分かれていこうとしたら
「あばばばば!!」
キバの紋章に遮られてジェミニ側も捕まってしまう
「仕事に行く俺えええ!!」
「な……なーぜー…」
「逃げちゃダメだよハルト?」
「愚かな」
「あかね!!何でこんな事を!」
「だってハルト、私達を置いて仕事に行こうとしたよね?」
そこにはダークキバが…変身解除したあかねがいたのである いや蝙蝠もどきにディスられているだと!
「い、いや俺はジェミニの「違うよね精神だけ入れ替えてるよね?」っ!」
何故それを!と困惑していると屈んで俺を見るあかねの瞳は何処か黒く濁っているように見えたのは幻覚ではない…ごめんナツキ、ヤンデレ?というのか分からないが女の子の圧が強いと反論出来ない…今お前の気持ちを少し理解したよ
『いや、お前はあの日見たヤンデレの圧をまだ知らない』
ーあいつの死に戻り理由って大半は痴話喧嘩だったなぁ…つか名作ネタで何してんだ?ー
「私ねハルトの事なら何でも分かるんだよ…好きな衣装やメイク、シチュエーションや推しの仮面ライダーから愛用の歯ブラシから何までね…」
「そこまで俺調べられてるの?」
くっそー!調べた情報から相手との戦い方を組み立てる俺が情報戦で先に行く相手が二亜以外にいるなんて…流石あかねだぜぇ
「いやぁ私も評価されて嬉しいねぇ〜因みにハルきちは今、膝枕されたいと思ってるよ」
「囁告篇帙って心まで読めるのか!?」
「そうなんだ…大丈夫だよ膝枕ならしてあげるから…それにハルトが2人いるなら二度美味しいからね」
あかねの目がアレだ!捕食者の目をしている!何か新鮮!てか分身の俺が千冬に殴られて気絶してるぅ!
「あかねになら抱かれたいな」
『恋は盲目!?』
『相棒!完全にお前を捕食する感じだぞ!』
「別に良くなーい?」
「じゃあハルくんを創世王(BLACKSUN)な感じしちゃおうか」
束の話的に完全、俺があの物言わぬ創世王というヤベー状況になる未来が見えたので
「その言葉を聞いたハルトは身の安全の為に沈む夕日の三倍早くクロックアップ出来なかった…」
やはり使えない…くそ!レストインピースでもかぁ!
「だからクロックダウンシステム搭載してるって」
「銀狼、凄いなコレ」
「そうでしょ自信作、因みにエネミースローターにも入れてるよ」
「ウォズの奴余計な真似しやがって…って、あれ?アンティリーネは?」
「シャワー浴びてるよ返り血落としてから来るって」
「いや参加してたんかい!!」
「まぁアレだ…その……ハルトも色々大変だったからなオレ達で良かったら話を聞いてやりたいと思ってな…」
「ありがとうキャロル」
皆の気持ちが嬉しいと部屋に案内されたハルトは
「あれ皆さん?何で部屋の鍵を閉めるのです?」
「それは第三者が乱入しない為だよ」
「ナツキとは空気読まずに凸してくるからね!」
「そうか…なら何で部屋の防音システムを起動してるんだい?」
「夫婦間の秘密の話だから」
「ま、まぁそうか……んで錫音何で俺はバインドかけられたままなんだ?」
「それはハルトが逃げ出さないようにする為だよ」
「んじゃキャロルが笑顔で持ってる注射と怪しい色の薬は何なのさぁ!」
「コレか?コレはハルトが素直になれる薬が入っている」
「絶対素直の意味が違うよね!!」
「君のような勘の良いハルきちは最高だよ!」
全力で体内の毒素を分解する能力を発動!!
「無駄だよ」
「あぁサソードゼクターの毒でハルトの分解能力を阻害させたからな」
詰んだぁ!いやサソードの毒強すぎやろ!!
「ウルティマにも協力を仰いだからな、ハルトの動きを止める毒を作れないかと」
「そしたら『面白そう』の一言で協力してくれたよ」
「何してんの!!いやネタは良いから助けてぇ!……あ……あー!」
それから先は語るだけ野暮であろう
翌朝 ハルトは目の下にクマを作っていた所をナツキに見られ「夜はお楽しみでしたね」と煽られたからのでお礼にナツキを丁寧に間接をこう…折って捻じ曲げながら箱詰めして八舞姉妹の所に送っておいた今頃、再会した双子からの狂愛で嬉しい悲鳴をあげているだろう
『ナツキ、どうして会いに来てくれないんだし?』
『宣告 会えなかった時間の分ナツキを押し倒して監禁します』
『い、いやちょっ!待ってええええ!』
余談だが箱詰めの光景を見ていたゾル大佐と挨拶にと来た地獄大使が
「組織の古参とも言える人間を箱詰して出荷だと!おい待て魔王!人間の関節はそんな方向には曲がらんぞ!!」
「王に歯向かうと…我々より恐ろしい規律を有している…これが逢魔か!」
と勘違いからくる恐怖で震えていたという
「ふぅ、こう考えるとシンプルな作戦だな」
「ここまで来たらシンプルに武力制圧が効果的ですので」
「そうか」
「ですが怪人軍団はネガタロスの指示に従うように厳命ください」
「任せろ」
全軍艦の火力を首都へぶつけるまぁ空からの攻撃は結界があるので耐えられる可能性があるからキーメモリの力で結界を解除させて爆撃後、地上部隊を降下しての攻撃だな
魔人族側の王は城にいる ならば俺自らが出向いて殺す必要があるな
「魔王」
「どうしたのですか地獄大使さん」
「さん付けは辞めて貰いたい」
「いやいや!俺からしたらショッカー幹部にして仮面ライダーと戦い続けてる英雄ですよ!そんな人にタメ口とか…」
「だとしても君は我々の王であり私は部下だ、それだと周りに示しがつかない」
「分かった…なら、最初の命令だ、この色紙にサインしてくれ」
「良いだろう」
「よっしゃあ!!」
地獄大使のサインも手に入れたハルトは喜んでいると
「すまない今後傘下に入るという意味で、ある世界でスカウトした人物を出向させたいのだがよろしいか?」
「勿論だともさ」
「凄腕の優秀な科学者なのだがいかんせん性格に問題があってな」
「ショッカーが匙投げる科学者って何者だよ」
「まぁそういう訳だから頼むぞ」
「へいへーい、んでその科学者は何処よ?」
「あぁ入れ!」
「はいはい、いやぁ素晴らしい技術の船だねネジまで分解して調べたいよ」
入ってきたのはハルトの予想から外れていた、リクルートスーツに白衣を着た長髪の女性であった
「初めまして私は木原唯一、今日からお世話になります貴方が魔王かな?」
「初めまして、宜しく見ての通り武官ばかりでね技術畑の人が来るのは大歓迎さ」
「彼女は学園都市という場所で技術者をやっていたのだよ」
学園都市?とあるシリーズの世界か?……おい待て、その世界の木原と言えば…っ!!!
「あの木原かぁ!」
「へぇウチを知っているのか」
「科学の申し子にして科学に愛されたマッドサイエンティストな一族!」
「おぉ魔王にすらウチが認知されているなんて驚きですね」
「そして木原神拳やらダークマターの車椅子に座ってるのにライオン蹴り下ろす脚力持ちとか人体改造やら他の人のエミュも厭わないやばい一族!」
「極一部の木原の所為でかなりの誤解を招いているがヤバいのは概ね事実だよ…だが一部に関しては君に言われたくないんだが…」
「あぁ…だが良いねぇ学園都市の科学や技術による新たな知見や新たな人材。どれもこれも逢魔には必要なものだよ」
「私を木原と知って受け入れますか?」
「当たり前だとも君の木原を御しきれないで何がオーマジオウ打倒だ何が世界征服ができるんだ?」
『あれ?世界征服が目標になってる?』
「こほんオーマジオウ打倒が目的だ」
「…………」
「俺はオーマジオウを倒す、だがそれにはライダーや怪人以外の要素も必要になってくる仮に今の俺がアナザーオーマジオウとなりオーマジオウに挑んでも良くて引き分けだ最悪一撃で消される」
「引き分けまでなら持ち込めるのか」
「多分!だけどそれじゃダメだ、オーマジオウを超えるならオーマジオウには無いものを加えた唯一の存在にならないとダメだ」
アナザーライダーとオリジナルが激突したら決着がつかないのはアナザージオウとジオウで見て分かった、アナザークイズのはゲイツとの二対一だから倒せたようなものだし
『ダジャレか?』
「うるせぇ」
「へぇ中々にイカれてますね気に入りましたよ」
彼女の握手に
「宜しく」
ハルトは応じたのであった
「という訳で技術者として来た木原唯一さんです」
「どうも」
取り敢えずは歓迎の拍手だが、一部メンバーはショッカーからのスパイでは?という疑念があるな…まぁ無理もないな
「ねぇウォズちゃん」
「まさか」
「間違いありませんあの方は」
「まさかこのタイミングとはのぉ…いやはや」
「え?知り合いですか?」
「あぁそうかフィーニスは知らなかったですね」
「あの人ね未来だと逢魔技術開発局局長なんだよ」
「束様、銀狼様と並んでご子息がやってきたタイムマシーンを作った人です」
「何ですかそれ!凄い人じゃないですか!」
「そうじゃな妾の趣味の協力者でもある、彼奴何処からか人間を連れてくるんじゃよ」
「何ですかそれ!ヤバい人じゃないですか!」
評価が割れたのも無理はない ウルティマ以外にヤクヅキの趣味に付き合える者 それも普通の人間がである そんなのヤバい奴でしかない
「因みにだけど魔王のダークサイドに付き合える数少ない奥方だったりする」
「……………ん!?いやいやサラッとトンデモ発言しないでくださいよ!!」
「まぁ今は違いますがね」
「でしょうね!!」
「何話してるんでしょう?」
「アイツら偶にあぁなるんだよ…因みに木原さんの専門は?」
「唯一で構わないよ魔王殿、まぁ基本何処でもかな得意技は打点から血管に気泡を作り相手を死に至らしめる拳法を使えるかな」
「OK!じゃあ後で武官としての役職を決めるかな」
「違いますよ私は研究者ですよ」
「嘘だろ!何だよその一子相伝の暗殺拳法!!」
取り敢えず今の目的を忘れないようにせねばとモニターで映る魔人族首都を見る ドローンやディスクアニマルで中を見ているがウォズは可哀想なものを見る目で
「しかし無駄な抵抗の準備中ですね死の先延ばしでしかないのに」
「あぁ愚かなハルト様の前には城壁など意味を持たぬというのに」
「いえ魔王様が出るまでもありません、あの壁はウォールマリアのように僕が破壊しますからね」
「ではこの街をシ○ンシナ区と名付けるか」
「いやいや鎧とか進撃とか辞めてくださいよぉ!」
「まぁ魔王ちゃんは奇行種でしょ」
「うむ違いない」
「取り敢えずお前たちには新作ロールケーキ射出特化バリスタの的になってもらうかぁ」
「「そうナツキが言えと言ってました!」」
「アイツぅ!!」
「はぁ…うーむ中々に粒揃いじゃな、そうじゃ新しい素材にでもするかの」
「はいはい全員、油断しない遠足は帰るまでが遠足と同じように魔人族を皆殺しにするまでが戦いだからね」
「我が魔王言ってる事の節々に恐怖を感じるのですが…」
「忘れたの?俺達は雪原に向かってる神の使徒を蹴散らしてハジメくんと合流するには早く首都を攻略して落とす必要があるんだ」
「なら首都を更地にしてしまおうではないか!」
「ダメでしょ!その方法じゃ首都の魔人族が全員死んだか確認できないじゃん!!」
「ハルト様の殺意が強すぎる…」
「それに、この街は今後逢魔王国初の異世界大使館も兼ねるんだから極力街は壊さない事!」
「既存の街を壊して新しい街を作る方が効率的では?」
「コストや素材的に利用できるものは利用する方が良くね?この土地の気候風土に合わせた建築様式や開発をしているんだ魔人族のノウハウは使う予定だけどさ、滅ぼした後から土壌や水質の調査したら予算がかかるんだから今は無理しちゃいけないよ」
「ま、魔王ちゃんが建設的な事を言ってる!」
「そ、そうか!心に余裕を持つ事でハルト様の知能が少し上がっているんだ!」
「そんな…僕達は奇跡を目の当たりにしています!」
「ハルト坊…立派になったな」
「祝え!」
「そこまでか…なぁ俺って、そこまでのバカ認識だったのかな」
『まぁ当然だな』
『だな人から見たら項羽みたいな王様だからな』
「マジかよ!ちょっと態度改めるわ…何か反省だ…」
「陛下!!そんな…陛下が自省しているぞぉ!!」
「ボス…そうか、そういう事なのだな!」
ーどう言う事だよ!ーと言ってやりたいが
「俺って奴ぁ……どんだけアンポンタンに思われてたんだぁ…あはは」
『相棒が地獄兄弟並みに落ち込んでるぅ!』
『そうだ、そのまま落ちてこい末弟…ここでラーメン食べよう』
ーそうするかな兄貴、俺は豚骨で頼むよー
『ダメだぁあああああ!!』
そんな感じでアナザーライダーが折れた心を立ち直らせた後
そして各部隊が配置について攻撃しようとした直前にハジメ達から通信が入る
『ハルト!攻撃はちょっと待ってくれないか?』
「え?ハジメくん?どういう事だい?」
ハジメの話だと、どうやら先生や姫様を人質に取られているらしい余談だがフリードは
『何をしている貴様等早くしろ!!でないと人質が我等の国と共に逢魔に滅ぼされるぞ!!急げ!いやお願いします急いでください!!』
なんかメチャクチャ急かされたらしい…哀れなつか脅しの材料に俺達使われてるな
ハジメ達も『寝てる間に何があったんだよ』と思ったらしいが『ハルトが何かやらかしたな』と思ってついてきたらしい
『なぁ何したんだ?』
「大した事してねぇよショッカーを傘下に加えてもう仮面ライダーとの敵対√から後戻りできない現実に軽く凹んでたら魔人族が俺の大事に手を出したからガーランドとそこに住まう全ての命を根絶やしにしようと思ってな」
『はぁ!?大した事だぞ!!』
「そもそもお前達はその為に呼ばれたんだよなぁ、なら喜べよ少年 君の望みは果たされる」
「攻撃「いや、お前正気かよ!」えぇ空気読めよ」
「敵を潰す絶好のチャンスじゃん!」
「えぇ異教徒を根絶させる好機!!」
ナツキに止められたハルトと狂信者ちゃんは嫌な顔をする千載一遇の好奇を逃すなど論外だ
「頭冷やせ馬鹿野郎!」
「あ?誰が馬鹿だとテメェ?」
「この状況だと人質の安全考えるのが当然だろうが!」
「俺の人質じゃねぇハジメくんの人質だ!」
ハルトはイラッとしたがウォズが咳払いして
「んん!我が魔王、彼の話ですと神の使徒を筆頭にした敵の軍勢が引き返してるならば我々は背後を狙われます」
「えぇ反転して敵を叩きますか?」
ハウンドも空気を読み進言する
「この場合戦力の分断は「論外ですな」んじゃ待つか」
「それが懸命かと」
「ハジメくん、1日だけ待つけどそれ以上は無理だよ」
『助かるハルト』
「包囲網は狭めといてよ奴等を一匹たりとも逃すな」
「ハルト坊、一つ提案じゃ」
「何だヤクヅキ?」
「妾の芸術で奴らの戦意を削いで見せよう」
「へぇ策ありか」
成る程 仲間の悲鳴を聞かせて心を折るのか流石ヤクヅキだな
「うむ、その代わり何人か捕虜を融通してくれぬか?」
「構わない、好きにしろ」
「うむ任せておけ!!」
ヤクヅキが何故かノコギリや電動釘打ち機を持って楽しみな顔を浮かべているが大丈夫だろう!
「うわぁこれ何する道具なのぉ〜」
ダグバは電動釘打ち機を持つとヤクヅキは笑顔で
「それは人間の腹に釘を撃ち込んで悲鳴をあげさせる道具じゃ」
「違うよ!!それそんな使い方しないからね!!」
「じゃあコレは?」
ダグバは鉋を取り出したので
「うむ!それは人間を薄皮から一枚一枚丁寧に剥ぎ取る便利な皮剥き機じゃ!」
「違うからヤクヅキ!それは木の皮を剥ぐ奴でピーラーみたいな使い方しないから!いや拷問器具じゃねぇよ!」
「ハルト坊よ知らんのか!プロは道具を選ばん!」
「だからって大工道具選ぶ奴があるか!」
「ハルト坊も言ってるではないか普段使うものだからこそ恐怖を煽ると」
「言ったな」
「じゃあこのS字の道具は何に使うの!」
それは
「名称しがたいバールのようなものか」
「そんなクトゥルフなバールじゃないよ!!てかそれならエヒト倒せるよ!対邪神武器だもの!」
「ねぇねぇ!じゃあコレは!」
ダグバはチェーンソーを出したので
「あぉそれはその回転する刃で人を攻撃する道具じゃ」
「違う!木を切るものですよね我が魔王!」
「あぁチェーンソー(ゾンビブレイカー、バグヴァイザー、チェーンソーモジュール)は人を攻撃する道具だな」
「そうなんだぁ!ねぇねぇ!ゴの奴でコレ使ったゲゲルやってよ!」
「成る程これがパワハラ」
「良いねぇガドル閣下!そう言うのが出来そうな奴いる!」
「いや魔王ちゃん!!ツッコミ放棄しないで!」
「さーてと…ダグバ、ガドル、ゴオマ」
「何々〜」
「兎狩りしてこい」
「兎?」
「あぁ首都目掛けて逃げてる奴らを」
「コロセ!」
「そう言う事だ」
「ダグバ、全部終わったらマジでやるぞ全霊の大喧嘩!」
「っ!あぁ楽しみだよ!!」
ダグバ達が移動して逃げた魔人族を狩るように命令を出す
「陛下!彼奴が!」
「ん?……あ」
目線を向ける先にいるのは白竜に乗る魔人族 フリードが悪鬼のような顔をしていた
「へぇ…ちょっと挨拶してくる」
「陛下護衛を「いらない」では準備だけさせていただきます」
「うん、ちょーっとフラストレーションはぶつけるかもね」
ハルトは転移、デロウスの背に乗り現れると
「よぉアンタもしつこいよねぇ、尻尾巻いて逃げたままの方が幸せだったヨ?」
「貴様ァ!よくも同胞達を…それだけに飽きたらず戦う意志もない村々のものをそれも老人や赤子すらも嬲り、虐殺するなど人のする事かぁ!!」
なんか被害者面してるが
「テメェが俺の大切な人を襲った、それだけで魔人族が滅ぶ万の言葉に勝る事実だろう?敵なら殺すシンプルな話だ」
「それは貴様が守って無傷ではなかったか!それなのに何故そうする、何故ここまでの非道を笑顔で行える!正気とは思えない!イカれているのか!」
「戦争なんてイカれてる奴が始める事だ、それにこれはお前が始めた余計な戦いだろ?あと戦争で正気を問うとは笑わせるな……いや違うか良かった良かった」
「何がダァ!!」
ハルトはその時、にちゃあと悪い笑みを浮かべ
「俺の正気は君達の神が保証してくれるなら問おう 君らの正気は何処の誰が保証してくれるんだい?イカれてるのはどっちかな?」
煽る事に関してはこっちは専売特許なんだよと相手を怒らせる事が得意なんでな!と悪い笑みを浮かべる
「人間でもない怪物でもない化け物が言葉を囀るなぁ!」
「それ以上囀るなよ魔人族、黙って貴様らは逢魔に淘汰された弱者として歴史に名を刻め」
「貴様……貴様だけは此処で殺す!!お前等!」
その手勢が動き出すのを見てハルトは笑顔を浮かべる
「ハジメは首都を攻めるな言ってたけど、こいつ等の事は言及してねぇよなぁ」
ハルトは笑顔で迎え討とうとしたが
「おっと、そうはさせませんよ魔王」
そこに現れた眼鏡をかけた人物を見てハルトの顔は今までにない程の殺意を放つことでフリードは会話に入れず間合いを作る
「クジョー…っ!」
ここに来てのネオタイムジャッカーか今までは煩わしい奴等という認識だったが自分の事を知った今となっては忌々しい怨敵でしかない
「えぇ久しぶりですね魔王、思い出したのならこう言いましょうか被験者H10」
「そういやぁ俺はテメェ等の悪趣味な実験の被害者だったな」
「今は加害者ですよ、あぁそうか囁告篇帙や地球の本棚で調べられるんですねぇ、それで知ったのですか貴方が我々の失敗作だったと!」
「抜かせ失敗作にしっぺ返しをくらったからってやっかみか?」
「いいえ、しかし…あのショッカーまで傘下に収めたとなるとこれ以上貴方を放置するのも危険と判断しましてね…あの時はカブトに邪魔されましたが失敗作は廃棄処分です…今更になって出しゃばるんじゃねぇよ溜め込むしか能のない出来損ないが」
「そっちが地かよ…かなり舐めてやがるな、今度こそ面白い死体に改造してやる」
最初から全力で相手しようと思いアナザーウォッチを取り出すと
「いいえ私ではないですよ彼が相手致します」
「んぁ?」
そこに現れたのはローブで顔の見えない奴が2人……誰だ?
「貴方は十番目の被験者では他の子と言うならばそれは貴方の兄弟!それを殺せるなら殺してみると良い!」
「え?良いけど」
「へ?」
ハルトが指を鳴らすと同時にローブが突如全身発火、そのまま炎が身を焦がす
「!!!!!」「!!!!!」
「貴方…正気なのですか!同じ苦しみを耐えていた兄弟をアッサリと!」
「知らねぇよ…俺の敵だろ?なら倒すだけだ兄弟とか知るか、それに愚妹見て学べよ三下…それにどうやら聡いみたいだな、其奴は」
「ほぉ分かるか」
恐らく空蝉の術に通じる身代わり、それにより回避と間合いを詰めての反撃中々だな
両手で受け止めて投げ飛ばすとクジョーの前に立つ
「俺はH5 、テメェと同じ被験体だ!」
「H8……」
兄弟?なのかマッシブな体格と華奢で根暗そうな虚な目をした…この気配はオルフェノクにインベスかH8はロイミュードやマギアのような人間と機械素体の怪人遺伝子を加えてパワーや頭脳に寄せた個体って所か
「ふーん」
「いや興味持てよ」
「H5やH8って、お前等の名前?」
「おぉ」「ん」
「そ、つまんねぇな道具みたいに番号で呼ばれてよぉ」
「んだとぉ!」
「僕達みたいに力を引き出せなかった取り込むだけの失敗作が…」
2人は怒りながらアイテムを取り出したのは
あれは戦極ドライバーにドライブドライバー……へぇって
「ライダーシステム…っ!」
「そうだ!見せてやる行くぞ!」
「あぁ」
「「変身!!」」
『フィフティーン!…!!』
『ドライブ!タイプネクスト!!』
現れたのは平成15…過去を司る悪鬼、そして未来から来た侵略車
仮面ライダーフィフティーン
仮面ライダーダークドライブ
現る
「仮面ライダーにもなれるのかよ」
ハルトはアンノウンの力を解放して頭上に現れた天使の輪からアナザーウォッチを取り出す…何かコネクトより便利な力だなと呟いたのは内緒である
「そうだ!本来の成功系は純粋なライダーと純粋な怪人の力をそれぞれ使いこなす!だが貴様は怪人は完璧に取り込めても力を引き出せず、何があってもライダーにはなれなかった、なれたのは仮面ライダーと怪人が混ざった雑種(ミックス)なんだよ俺達みたいな存在とは違うんだぁ!」
フィフティーンが黄泉丸片手に高笑いし
「雑種の王に付き従うとはお前を王と認めた奴の目は節穴と見えるな、無能な腰巾着と馬鹿な女達だお前を倒した後、女はたっぷり可愛がってやる」
ダークドライブがクスクスと笑う中
「……………………あ?」
「「!!!!」」
H8と5は自分の首が吹き飛ぶ姿を幻視する程に襲いかかるのは純粋な殺意、それを放つのは言うまでもない だがそれは無差別に振り撒かれており何人かは気絶した足元にいるデロウスすら震える程の圧は魔人族の城にいるハジメ達ですら感じ取れた
「あらあら」「これは」「まぁ仕方ないな」
魂で繋がる3人娘は理解した、自らの王の怒りを
「それだけ?」
「あぁ?んだと!!」
「雑種の王か…良いじゃねぇか俺はライダーでもあり怪人でもあるが何方でもないい、だからこそ俺はオーマジオウから王と認められて宿敵と呼ばれた」
あの最高最善、最低最悪の魔王から敵と認められた事 それは自分を認めてくれたに他ならないからだ
「ふざけるな!そんなの俺達が「それと一つ教えてやるよ失敗作に劣る劣等」あぁ!!」
ハルトはアナザーウォッチを取り出した
「雑種(ミックス)が劣ると誰が決めた」
『グランドジオウ』
「変身」
『祝え!!アナザーライダー!!グランドジオウ!!』
アナザーグランドジオウに変身すると、そのままアナザーツインギレードを構えると挑発するように
「来いよ劣等」
「ふざけんなよ失敗作風情がぁ!」
「重加速!!」
「んなの効くかよ」
『ドライブ』
アナザードライブの力で重加速を相殺するとツインギレードを槍にして黄泉丸を払うようにして振り抜くとそのまま頭部目掛けて槍を振り下ろした
「がっ」
『反転…クウガ』
「H5!「よそ見してんなよ!」ぐぁ!」
ツインギレードをモーフィングパワーでドラゴンロッドに変えそのまま肩を強く殴りつけると両者は重なるように落ちていく
「コレだけ?」
「そ、そんな訳ねぇだろうが!調子に乗るなよ失敗作がぁ!」
『鎧武! !!! 鎧武!フルーツ鎧武者!オンパレード!』
フィフティーンが鎧武アームズを纏うと橙々丸を片手にそのまま斬りかかるがアナザーグランドジオウは避けずに肩で受け止めた
「はっはぁ!どうだ!コレが俺の最強の力だっ!」
その時 フィフティーンが感じたのは丸で山に剣を下ろしたかのような感覚 糠に釘 ダメージなんて与えられていないような感覚
「ふざけんなよテメェ」
『リアクターアックス』
アナザーグランドジオウは怒りの声音を乗せると片手斧 リアクターアックスを呼び出す炉の記憶から抽出された周囲が歪む程の高熱と赤熱する刃、それが全力の一撃で振り下ろされる
「同じ鎧武の力での一撃でも…」
『joker!reactor!maximum drive!!』
怒りの感情で増幅された炉心の記憶が融解寸前の出力で稼働 刃に込められた熱は数秒程だが太陽に匹敵する熱量を得て
「俺の………俺の師匠の攻撃はこんな軽いものじゃ断じてないわぁ!!!」
己を鍛えてくれた師への最大の侮辱 それも加わったリアクターアックスの一撃は熱による斬撃での一刀両断、ライダーの装甲であろうと太陽の熱には耐えられない溶解した装甲と共に体内の水分が爆ぜながらH5は自分が見下していた末っ子の力を受け 完全消滅したのであった
「H5!!」
「…………」
ダークドライブは兄弟を殺した自分の弟を見る その黒曜石を思わせる装甲、アナザーライダー達が無理矢理縫い合わされたような死面を思わせる歪さを宿す
ライダーとも取れない怪人とも取れない異形に
「貴様、ふざけるな!兄を殺すとか何を考えている!!」
「兄?アレが?」
「そうだ!同じ実験室で同じように苦しんだ大事な「知らない」なっ!」
「テメェ等が本当に兄弟だとしても俺の大事な妻達を馬鹿と呼び、俺を王と呼ぶ仲間を無能と呼んだ、ただそれだけが貴様等の消える理由だ」
「ふざけるな「それと一つ教えておく」っ!」
リアクターアックスの熱刃でダークドライブのタイヤ部分を両断する
「俺はH10ではない、ハルトだ」
「こ……この失敗作がああああ!」
『ヒッサーツ!フルスロットル!!』
「失せろ劣等」
『アナザー!オールトゥエンティ!』
同時に飛び上がるとネクストトライドロンが加速してダークドライブを援護に走るが横合いから最大加速したアナザートライドロンの体当たりで爆炎を上げながら粉砕されると不発で宙を舞うダークドライブに襲いかかったのは
アナザーライダー達の連続キックであった
「ぐあああああああああ!!!」
ダークドライブは悲鳴を上げながら爆砕、しかし強制変身解除で留まりデロウスの背に乗るとアナザーグランドジオウがバインドの魔法で拘束すると
「この…失敗作……」
「ならお前は劣等だな俺は最強のライダーの王 オーマジオウを倒す最強の怪人の王なんだよ」
「うぅ……」
「さて、お前には聞かなきゃならねぇ事が山程ある…だから死にたいのに死ねない程の苦痛を与えてから情報を吐かせるとしようかな…ウルティマ」
「はいはーい!そいつを痛めつけて良いんだよね!」
「あぁ好きにしろ」
「はーい、じゃあ君には絶望をプレゼントしようボクの大事な王にして伴侶を失敗作と笑ったからね〜他の子とは違うスペシャルコースをプレゼントしよう」
その時のウルティマの表情は今まで見てきた明るいものではなく淡々と屠殺をするような人の目をしていたが一緒に現れたのが
「失礼、ちょっと良いかな」
「どうしたの唯一?」
「いや彼を実験サンプルに貸して貰えないかなと思ってね」
「は?新参が何言ってんの?コレはボクがハルに頼まれたんだけど?」
「だとしてもだ彼の秘密を知る良い機会だし、それに上手くいけば彼が仮面ライダーに変身出来るかも知れないよ?」
「ウルティマ、情報全部吐かせたら唯一に渡せ」
「仕方ないなぁ、ボクの優しさに感謝してよね」
「はいはい、さて楽しみですよ私の本文でもありますからね」
この男 欲望に素直なのである
「ひ、ひぃ!辞めろ!俺はあの白い部屋に戻りたくない!いやだ……いやだぁ!!頼むよ!H10助けてくれよ!な!兄の頼みを聞いてくれぇ!」
「俺最初から言ったよね、お前たちは敵だって」
「それにハルも言ってるよ。ボク達の王様はH10じゃない常葉ハルトだって」
「あ、ベルトは没収してと」
シフトカーも良し、と安堵するとウルティマは拷問部屋へと転移させる…恐らくヤクヅキも参加するだろうから大変だろうなぁと見ている
「いやだあああああああ!!!」
そのままウルティマの魔法で転移、アイツの末路は想像するに難しくはない
「本当に酷い人だ兄弟を殺すなんてね」
「敵でしょ?なら兄弟でも関係ない」
「まぁ私の役目は終わりかな」
「は?」
「神の降臨だ」
「何言って……っ!!」
突如空から落ちる光の柱 それに付与される力にはギーツや鎧武に通じる…一種の神聖な力を感じられた
「さぁさぁいよいよ幕が上がるよ楽しみたまえ」
「あ、待て!!ちっ…どうなってんだよ!!ハウンド!!」
『現在、異常なエネルギーが検知されただけで他には』
「ハジメくんの兵器じゃないとくれば…魔法…だとしてもでしょ!」
『どうなさるおつもりで!』
「ネオタイムジャッカーが足止めたって事はあの2人に何かあったって事だ!ハウンド!全軍出撃準備!最悪予定早めて首都を落とす!!」
ハルトは状況確認とばかりにデロウスと共に首都へ向かうのであった
はい!ハルトの兄弟現る!まぁ秒殺でしたが……
予告!
遂に現れた邪神
「貴様……魔王かぁ!」
「エヒトか…ユエちゃんの体から離れて貰うぞ!」
相対する魔王そして
「本来なら貴様、或いは連れている伴侶に上質な個体がいるな、金髪や赤のうさ耳、まぁこの体が使い物にならねば乗り換えるかな?」
「あ?」
「ではな」
そして消える邪神が残した 言葉に魔王は激昂する
「全軍!打ってでろ!奴等の先兵など全員殺せ!!」
そこから起こる魔王の災禍
次回 邪神相対 お楽しみに!