前回のあらすじ
エヒト降臨と挑発により協力していた魔人族の大虐殺というゲゲルをしていたハルト達 しかし世界滅亡のカウントダウンが三日と定められハルト達はエヒトを倒すべく準備を始めたのであった
のだが…
「3日か…エヒトは3日で世界を滅ぼすと宣言したけど…1時間で世界滅ぼす言ったエスの方が凄いな!やっぱり仮面ライダーの方がヤベーなエヒトなど恐れるに足らず!」
『いや真面目にやれ』
何せあの人、ゼロツーに不利な条件を調べあげた結果メタ張りしたとはいえゼロツーを初めて倒したからな
まぁそれだけあの人の事前準備や計画性は凄いという事だ俺も見習わないとな
『まぁお前に一番必要なものではあるな』
「我が魔王」
「分かっている3日という時間は無駄には出来ないな先ずは防衛用の拠点だ!」
とハルトがアルターブックを使い王様メギドを呼び出す
「何のようじゃ?魔王よ」
このメギドは本の完成に城を完成させるという条件があるが俺から生み出された怪人はその辺の縛りが緩い いやマジでこの状況だと頼りになる
「城を作ってほしい実用性特化のものを頼むよ3日以内に」
「任せておれぇ!……待て3日以内じゃと!?」
「まぁ無理だろうから巧親方も呼んでいるから他の建築作業を手伝ってくれ」
「陛下!捕虜にした魔人族ですが一旦全員、エネミースローターにある仮説基地を収容施設にしてぶち込みました!」
「よくやったハウンド!あとトルーパー達も陣地形成を頼む」
「はい直ちにですがヤクヅキ殿が何か品定めするような目で見ております!魔人族の子供を見てポツリとアレはバイオリン、ホルン、シンバルとか楽器の名前を!」
「暇してんじゃねぇか!つーか軍楽隊の結成とか後にしろ!幹部には仕事が沢山あるんだ大至急呼び戻せ!!はぁ…ドラコーとマーリン」
「何だ騎手よ」「何かな?」
「王様メギドの城を魔術的に強化してくれ、アリエルが前に神の使徒を食べているから魔法を解析して防御力を高めてくれ、ハサン達は周囲の情報収集!奴らの出現ポイントを調べてくれ」
「お任せあれ」
「仕方ない」
「御心のまま」
「承知!」
しかしハサンのライドブックが新しく見つかる…何かここまで来るとスゲェわ、よし俺も自分に出来る何かをしなければ!!
そうだ!
と天啓がハルトの中に走る
「ウォズ」
「はっ!」
「俺はこれからショッカー以外の悪の組織を従えてくる!!付いてこいカリュブディス!最悪は物理的な交渉だぁ!」
「かしこまりました」
「は?」
「んじゃ留守はテスタロッサと相談して宜しく!」
「我が魔王!!全くこんな時だからこそ舵取りする人が必要なのに…」
「さっき計画性云々言ってたのにねぇ」
「まぁコレが我等の王よ」
「ですね、なら僕達で出来る事をやりましょうか先輩達ね
「えぇでは始めますよ!」
んで
「という訳だから、この世界を守る為にショッカーも死に物狂いで戦え」
「いきなり過ぎるぞ魔王!我等は今逃げ支度をしていたのだが!!」
ショッカー首領のいる部屋に来てハルトは臆面もなく言うのであった
「いやいやお前達だって貴重なモルモットが沢山いる世界をあんなクソジジイ如きにビビり倒す神様擬きに破壊されて良いと思ってんの!それでも世界征服企む悪の秘密結社か!俺達なんか二、三日でトータスの大陸半分を支配したんだぞ!!」
「賢い悪の組織なら撤退一択なのだよ!いやそれはそれですごい事だが…」
ゾル大佐は慌てながら言うが
「神様擬きにビビってる奴が仮面ライダーに勝てると思っているのかぁ!俺からしたら仮面ライダーが神なんだ!おい、あんなクソジジイにビビり倒す邪神に日和ってる奴いるぅ!!?いねぇよな…エヒト倒すゾォ!」
『『『おおおお!!』』』
「いや我々は仮面ライダーを倒して世界征服したいのであって神を倒すなんてのは目的に無いのだが!」
「んなの知るか!つか俺もアンノウンの親玉の力持ってるから実質神!んでもってお前達の今のリーダーは俺だ!つまり…よし考えるのは辞めた!俺に黙ってついて来い!!」
「いや過程を話せ!!まったく何て強引さだ!首領も黙ってないで何か言ってください!」
「これが魔王の意思ならば従おう」
「首領!?」
「んじゃショッカーの力を早速貸してもらおうか」
「何なりと」
「他の世界にいるライダーと戦う悪の組織を集めろ」
「直ちに」
と言う強引さでショッカーの協力を取り付けたハルトは一旦別世界に渡る
「この度は集まってもらって恐悦至極、俺が怪人王 常葉ハルトだ」
円卓で両足を机に乗せて凄むハルト、恐悦至極と言う言葉を辞書で見ろとばかりの悪辣な態度に眉を顰める各組織のボス達
「単刀直入に言うぞ黙って俺に従え」
先程のリプレイを偉大な先人である悪の組織ボス達の前でかましていた本当は謝りたいのだが此処で日和ったら負け!と俺の心の中で白目剥いている陸八魔アルを奮い立たせている
「従え」
「カリュブディス、念押ししなくて良いから」
「大事なことです」
「そうかお前は賢いな」
「断る!何故誇り高き我々が貴様のような新参者に頭を下げねばならんのだ」
「は?俺でなければオーマジオウを倒せませんが?ってかそんなつまらん意地張って慢心してるから、いつも肝心な所で仮面ライダーに負けてんだろうが、良い加減学習しろよこの負け犬連合」
「何だとぉ!!」
「貴様!黙って聞いておれば!」
「者共であえ!!であえ!!」
「この若造に思い知らせてやる!!」
「ははは!最初からこっちの方が良いかな!!かかってこいやーー!」
そして拳で語り合った結果
「んで、もっかい聞くけどお前達どうすんの?」
「ハルト様に服従するか…それとも死か!」
「「「「「「我等一同、貴方様に従います」」」」」」
「よし」
「これにて一件落着!!」
という訳で
「ゲルショッカー、ネオショッカー、デストロン、GOD機関、ガランダー帝国、ゲドン、バタン、ブラックサタン、ゴルゴム、クライシス帝国、フォッグや財団の協力を取り付けたぜ!」
「「「「………」」」」
「違います全員が逢魔王国の傘下に正式に降りました」
「え?マジでカリュブディス!?んまぁ、そうみたいだからよろしくぅ!」
ハルトがいつも通り陽気なサムズアップすると同時に堰を切ったように話し出す
「いや我が魔王何しているのですか!」
「このラインナップってマジの敵連合じゃん!」
「こ、これがハルト様の本気!」
「ハルト坊…お主……やったのぉ」
「前にお婆ちゃんが言っていたんだよ、ハルトはやれば出来る子と」
「流石です!」
「それ程でもあるだろフィーニス!」
『褒めてないぞー』
「あの言葉に説得力が増してしまいました!!」
「やれば出来るなら最初からやってよ!」
「いや頑張り過ぎじゃないか?」
「いやぁ皆最初は嫌がってたんだよ…けどこれ(拳)で話したら素直に言うことを聞いてくれたよ暴力……やはり暴力は全てを解決する…」
「やはり…」「魔王ちゃん」「ハルト様らしいが」
「僕の聞いた歴史だと、その辺だいぶ変わってますね…かなり暴走してますね」
「恐れるに足らん俺は怪人王、オーマジオウと覇を競える唯一の存在だ…という訳で逢魔王国の戦力が増したから安心して戦えるな!」
そう笑顔で話しているとネガタロスは号泣していた
「おぉ…遂にボスが本腰入れて…大規模の悪の組織を傘下に…うぅ…こんなに嬉しい事はない!」
「いやネガタロスそこまで感動するかな?ま!取り敢えず戦力も増えたからやるぞー!」
陽気だが現在、旧ガーランド首都の街には各組織の怪人が歩いている正に魑魅魍魎、それを率いるハルトにはエヒトも涙目である
「以外ですね我が魔王」
「何が?」
「いえ今までの我が魔王なら彼の件は放置するのに思いまして」
「アリエル、カレン、ティオのいる世界だからな…それだとしてもか?」
「えぇ」
「ま、今のハジメ君の気持ちがよく分かるからかなぁ」
「彼の?」
「だってあの子、最愛の人が敵に捕まってる状態なんだよ?俺なら周りなんて無視してでも直ぐに助けに行く…なのに我慢してこの世界の為に頑張ってる実際俺だったら同じ状況になったら気が気でないよ不安で潰されそうだ」
かつての焦った自分なら「待ってろ!」言って最短距離で助けに向かっている状況だ俺が単独で突貫してウォズ達が慌てて兵隊揃えて殴り込むような状況なのにハジメは冷静に自分の出来る事をしている
なら先達として同じ道を行く彼の手助けをすると決めた
『相棒』
「だから俺は自分に出来る事で彼に協力する、元の世界に帰る同じ目的の旅をしてゴール目前にいる仲間を俺は……逢魔の王としても個人的な友人としても見捨てる事なんて出来ない」
「我が魔王…….いやカッコつけてる所悪いですがこの旧ガーランド領はどうされるので?」
「え?ここは俺の縄張りにするが?」
「何と!」
「ガーランドとシュネー雪原を領土にしちゃえば樹海も近いからハウリアの人達も支援出来るし雪原迷宮は今後の試練にも使える自分と向き合うなんて良い試練だし怪人達が落として取った領地もある、約束通り彼等にその辺は渡さないとね」
内心グロンギが森周辺の都市を落とさなくて安心している…いやあの戦闘民族がゲリラ戦術なんて使い出したらヤバいところではない
ドルドが敵を捕まえて空から落としたり、ゴオマが夜襲仕掛けたり、ガドル閣下が真っ向勝負で敵を倒したと思った バズーみたいなバイク乗りが攻撃するなんて悪夢でしかない
「確かに…」
「何より!雪原はウィンタースポーツの会場にも使える、まぁ設営や整備が必要だから追々だけどねトータス半分支配した国がバックにいれば帝国だってフェアベルゲンに簡単に手も出さないでしょ」
そもそも魔人族が人間側を攻撃したのは自らの優位思想に取り憑かれたから攻め込んだ、別にオークロードのように国が食糧難になった訳でも住めなくなったからでもない同情の余地ない侵略だった
首都陥落後、ハウンドが確保した施設に残された国に関する資料をテスタロッサの側近、モスとシエンに解析して貰ったがガーランドは土地もある程度肥沃で帝国からはライセンの渓谷、王国からはシュネー雪原といった天然の要害に守られている逢魔の航空戦力なら問題なくその辺スルーして帝国、王国本土へ侵攻可能となる ハウリア達の後ろ盾になるのも悪くはない
何よりエヒトを倒した後、暫くは占領統治で大変にはなるが逢魔本土以外で此方の戦力を整えるのにはうってつけな場所でもある
クローントルーパーの工場や兵器工場などを移設して大規模化させるのもありだと思うし選べる選択肢の増加は嬉しい事である
『以外と考えているな』
「そうか?これくらい普通だろ」
『その普通に辿り着くまでに、お前はかなりの遠回りしたんだよ!』
「いいじゃねぇの辿り着いたならさ」
「しかし大規模に開拓するなら人手が足りませんが?」
「大丈夫、沢山の労働力あるから問題なし」
「ま、まさか捕虜を使うんじゃ」
「へ?キャロル達に頼まれたから絶滅させないだけであってアイツらが皆を傷つけたのは事実だからね」
そしてハルトはハイライトが消えた瞳で
「このまま奴等をボロ雑巾になるまで使い潰してやる」
「え、ちょ魔王ちゃん!カムバーック!!」
「落ち着いてくださいハルト様!」
「え?2人は反対?」
「いや反対だって、魔王ちゃん知らないだろうけど今ヤクヅキちゃんが収容施設で捕虜にやらかしてんだって!」
「魔人族に最早反抗の意思はなし!どうか寛大な処置を!!」
「いや…その前にだけどヤクヅキは何したの?」
「具体的に言えば魔人族の人体加工アートを捕虜に見せた」
「は?」
「ハルト様風に言うと青髭と龍之介作品」
「OK大体分かった、それがアイツの言ってた作戦か」
「えぇそれにより心折れて我が魔王に逆らうつもりもないと寧ろ服従するから殺さないでと言ってます」
「そりゃそうだろうよ」
徹底的に敗北した挙句、仲間のそんなの見せられたらなぁ…けど
「念の為ヤクヅキにもう一つ作るように言え、その収容施設の捕虜から選んでな」
光の消えた瞳から溢れる言葉は相手への消えない憎悪の感情が宿っていた
「魔王ちゃん?」
「怒りや反抗の感情が湧かないように、お前達もこうなると見せしめにしろ徹底的に心をへし折ってやれ」
「ハルト様!?」
「っ!こほん…忘れて何か最近血の気が多くて困る…戦いの前だからかな」
「魔王ちゃんはいつも通りでしょ」
「……っ!これがデモンズスレートを浴びた気持ちかな!」
『だとしたら相棒はデルタの適正はないな』
「そんなぁ!!」
「我が魔王!!」
「はいはい…兎に角ヤクヅキにストップかけて呼び戻して収容施設にはアカツキとクローンコマンドー部隊を送るように脱走しようとしたら問答無用で撃ち殺せ…逃げ出した連帯責任で他の奴は全員コンクリート(ロードドーパントの餌)な」
「分かりました!ではヤクヅキ先輩にはストップをかけておきますね」
「お願い…さてと真面目な話をしようか」
レストインピースのブリッジにて
「ハウンド」
「はっ!まず此方の投入可能戦力ですがトルーパーが20万、ショッカーなど筆頭にした怪人連合軍1万、悪魔700、そしてハルト様の複製戦闘員1万、合わせて22万と700ですが軍艦の操艦やファイター、ウォーカーのクルーもいますので戦闘可能な歩兵の数は少ないかと」
「ですが下手な軍団よりはマシです」
「実際ハジメくんの話だと亜人、人類連合軍作って迎え撃つらしいからねぇ」
総力戦であるが
「この布陣は流石と言うべきですね」
「人間と亜人部隊を分けてるね」
「当然、人間が亜人達を迫害していたのは昨日の今日の話…互いに不信感もあります」
「けど非常時にそんな事言うの?」
「非常時だからですわね」
「はい、呉越同舟や敵の敵は味方など言いますが恨み辛みは簡単に消えません…混合させて何かあれば内部分裂もありえますから」
「なら最初から分けちゃおうって事ね」
「はい、まぁ単純に我々は向こうと戦術や武装が違うので連携が取りにくいのもありますがね」
「兵の数も問題だが質もだな神の使徒が兵卒で来るなら厄介でしかないぞ」
「加えて中村恵里が拵えた屍獣兵なんて代物もありますからね」
「あぁあのキメラ改造された元王国兵士達?」
「屍獣兵?」
「例えるならガラスアマゾン」
「把握」
「ったく面倒な事を…そういやぁ中村の奴は?」
「首都陥落時に投降して現在は此方で保護してます、エヒトが勇者wを洗脳されたので奪還に燃えてまして…兵士の墓から使えそうな死体を降霊術で呼び出して兵士にしてます」
「アイツ何してんだマジで、次戦場で見たら勇者wは必ず殺せ三度目はない」
幹部に厳命しておく
「しかし多いなぁ昔の逢魔なんて魔王ちゃん合わせて6人で切り盛りしてたのに」
「そうだな最初の国取りなんて慌てふためきながらしたな…今は亡きパヴァリアの助力とナツキの後ろめたい取引のお陰でな」
「そうですね、そんな我が魔王が歴代悪の組織を武力制圧するなんて思いませんでしたよ」
「戦力は増えたから結果オーライ」
「ではありませんよ!ノリと勢いで完全にやらかしてるではありませんか!反省してください!」
「えー!」
「えー!ではありません!!」
「せめて我々に一言相談してくださいよ」
「言ったじゃん【ちょっと組織従えてくる】って」
「そんなコンビニ行くみたいなテンションで行く奴がいますか!」
「残りの勢力も俺が傘下に加える予定だし、そしてリーサルウェポン!」
「我が魔王、それは?」
「オーディエンスがくれた触媒、これで「ハルト」あかね?」
「ちょっとお話があります」
「え?ちょっ!今は忙し「知りません!」は、はい!」
あかねの迫力にハルトは膝が笑うのを見てウォズ達はため息を吐く
「そこに正座して」
「はい」
流れるような正座をするのであった頭が上がらない
「あぁ、この風景は落ち着きます」
「日常だね」
「親の顔より見たハルト様の正座姿だな」
「いやお前ら、自分達の王が正座してる光景を日常に取り入れるなよ!」
「千冬嬢に毎日説教されている姿が私たちには日常ですが」
「おぉい!!俺の威厳は……ないな、うん」
『ねぇよ』
日頃の行いは大事だというのをハルトは学んだのであった。
「それでハルト、その手に持ってるものは何かな?」
その目線は触媒が握られている
「ん?あぁちょっとこの世界に人類悪(クラスビースト)をもう1人顕現させようかなと」
まさかのドラコーに続いての人類悪を呼ぼうとしていたのである
「ハルトはそんなちょっとコンビニ行ってくるよみたいなテンションでこの世界に厄災を持ち込もうとしてるの?いつもこんな感じなの?ウォズさん」
あかねがそう尋ねると
「はい、我が魔王はいつもノリと勢いとその場の思いつきで色々やらかしますね」
「まぁ大体は良い感じになるけどさ」
「結構やらかした後に後悔するよねぇ」
「少しは考えてから動いて欲しい!」
「お前らココぞとばかりにあかねにチクるなよ!?だけど今までの行動の所為で否定できねぇぜ!」
「魔王ちゃんが自省してる!!」
「天変地異の前触れか!!」
「まぁ世界が滅ぶ瀬戸際にはありますが…」
「そうだ…あかね…これは、この滅びゆく世界を救う為には必要な力なんだよ!」
「そんな…他に方法があるはずだよ!」
「他に思いつかない…てか早く解決したい」
「だとしてもだよ!」
「大丈夫!来るのサーヴァントがどんなのか分かってるから!」
「一応聞くけどどんなの?」
「え?お母さん」
「は?」
絶対零度の瞳と完全に表情が抜け落ちたあかねを見たのは最初で最後だった
あの日見たあかねの表情は俺にはまだ初見
逢魔降臨歴・裏 老ハルトの回想録より抜粋
「いや何抜粋してんだよ!つかクソジジイ余裕だな!」
「ハルト、どういう事かなお母さん?何呼ぼうとしてるの?あの人呼ぶとかおバカなの?」
この問い詰められる感じ……嫌いじゃないわ!とハルトの中の京水さんも出てくる中
「い、いや違うんだよ、お母さんというか全人類の母というか…うーん難しい」
「名前は?」
「ーーーーー」
そこからあかねに説教されたのは言うまでもないが
「!!!この気配来たか!クソジジイ!!」
「その前に何で立ってるの?正座して」
「はい!!!」
その頃 ハジメはハルトの持つ7人のライダーウォッチを持ち オルクスの迷宮の終点 オスカーの書斎に戻るのであった
「あの時と違うなら…頼む!」
その時 概念魔法の力なのか将又 ウォッチが共鳴したからか強く光始め 魔法陣から現れたのは
「問おう、お主は儂のマスターか」
「何言ってんだ爺さん?」
「うむ、もうちょい…おっと失礼お主が儂を呼んだかの?儂は常葉ハルト、異世界にある逢魔王国という国の王じゃよ」
最低災厄の魔王、歩く厄災、怪人王
常葉ハルト 人呼んで老ハルトが現れたのである
「あ、アンタが…」
「ほほほ!いやぁ懐かしのトータスじゃな…まさか七人ライダーウォッチを集めた者がいるとはな」
「あ、あぁそうだ俺は「南雲ハジメじゃろ」流石は未来のハルトか」
「(こりゃ古代遺跡の事は忘れてるのぉ)まぁのぉ!それで今はどんな状況じゃ」
「えーと…」
ハジメが状況を説明すると老ハルトは、ふむと一言呟くと
「よし早速神域に言ってエヒトの奴を八つ裂きにしてやろう」
この間 0.3秒
「うおおい!話聞いてたのかよ!!」
「ほほほ安心せい!ハジメくんよ儂はこう見えて気遣いの出来る男、お主の恋人は無傷で取り戻すと約束しよう……儂を誰だと思うておる!!部下に【ブレーキの壊れたジェットスライガー】と呼ばれた事のある男じゃ!!」
人それを考えなしに突撃する馬鹿という
「まぁ良いか…取り敢えず外に出るぞ」
「うむ!」
そして外に出たハジメと老ハルトは
「久しぶりのライセン渓谷じゃあ!!ヒャッハー!新鮮な空気と魔物がいるのぉ!このまま八つ裂きにしてくれるわぁ!!」
「あぁそうかアンタ、オスカー達の仲間だったんだよな…てか暴れるなよ爺さん!年相応に落ち着きを見せろ!具体的にはケイロウみたいに!」
「まぁ儂も生涯現役ではあるぞ?そうとも彼等との冒険は儂に取って遅れてきた青春のようなものじゃよ…しかし君の話では我が友達は皆いないのじゃろうなぁ」
「いやミレディは生きてるが?」
「何じゃと!!ではさっそ「くたばれクソジジィ!」くううう!」
突如転移したハルトが老ハルトの顔面に綺麗なドロップキックを叩き込むと老ハルトの首はギャグ漫画もかくや何回転もしたのである
「ふぅ、気分スッキリ!!」
「いや何してんだよ!」
ハジメのツッコミが冴え渡る
「いやぁ漸く来たなと思ってな……覚悟しやがれクソジジイ!!」
追撃とばかりに全力の右ストレートを放つがその手は簡単に止められた
「ほほほ…猿武でダメージを逸さなかったら危なかったわい成長してるのぉ…このクソガキいい!!」
お返しとばかりに老ハルトの拳はハルトの頬を捉える猿武で衝撃を逸らすが地面に逃げた衝撃は渓谷に数メートルものクレーターを生み出したのである
「はははは」
「はは……」
「「ははははははははは!!!!」」
相対する2人の覇気と魔力と殺意で大気が震え渓谷に住まう魔物は命の危険を感じる程怯え切っておりハジメですら冷や汗をかくほどである
『笑ってる…何故か笑ってる!?』
『なんか蛮族'sは凄く怖いな』
余談だがエヒトは下界の様子を見た時 老ハルトの姿を捉えて悲鳴をあげたのは言うまでもなく アレは幻覚だと現実逃避しているのであった
「またテメェの所為でまた色々巻き込まれてんだよ!何なら今の状況だってエヒト倒してねぇでいたテメェの所為だろうが!」
「良いではないか、それにまた妃が増えたのじゃろ?」
「ケツパイルからのドMドラゴンは予想外なんだよ!」
その頃 同族を援軍に呼ぶために飛んでいたティオがくしゃみしたのは言うまでもない
「ほほほ…若いのぉどんな女性でも愛するのが男の度量ではないのかの?」
「ちょっと良い事を言いやがって…感心したじゃねぇか…」
『いや納得するなよ』
「まぁ良い、少し遊んでやろう…幸い此処ではゾルトラークやレイルザイデンのような魔法は使えん魔力が霧散するからの拳でやるかの」
「そうだな、けど」
それと同時に両者の中間地点にレイルザイデンでなぞったような斬撃が刻まれたのであった狙いは互いの首、腹、人体の急所目掛けて躊躇いなく放った
「「それ以上の魔力を使えば問題ねぇ/のぉ」」
『脳筋だなぁ』
『ようは上級魔法レベルの魔力使って初球魔法使うようなものだろ?』
『非効率的だが、その辺考えてないよなぁ』
両者は悪どい笑みを浮かべ相対する 理由はそれぞれ
「気に入らねえな、そのニヤケ面殴らせろ」
「血の気が多いのぉ、まぁ良いエヒトを締め上げる前のサンドバッグには丁度良いか…ほれかかって来い若造」
方や本命前の準備運動とばかりに
「お前が邪魔なんだよクソジジイ、いつでも何処でも俺のやる事なす事、未来のお前が邪魔しやがる」
方や自分の未来をちらつかせる煩わしさを排除する為に
「ははは、それはコチラの台詞じゃよ過去のお主が悪さする所為でもあるんじゃよ?まぁ儂はお前達のような奴等を何千万人と消して何十年も怪人の頂点に君臨してるんじゃがな」
「ならもう充分に君臨しただろ?席を空けろよ老害、俺の作る新しい時代にテメェの居場所はねぇ!消え失せろよ旧時代の魔王がぁ!」
『グランドジオウ』
「ほほほ、やはり礼儀を知らんのぉ…この時代まで生き残っておる年寄りを舐めるんじゃねぇよクソガキがぁ!!」
『オーマジオウ』
何故か最終決戦レベルでヒートアップしてる馬鹿2人にハジメが
「いや待てよ!アンタ等敵を全力で間違えてるぞ!!」
エヒト侵攻以前に世界滅亡しかけていた
その時!
「落ち着いて!」
2人の頭上から降り注ぐはキバの紋章、その直撃を受けるのであった
「あかねさん!?」
「私もいます…全く何しているのですか我が魔王」
「良かった大丈夫?ごめんねハルトが迷惑かけて、もうダメだよハルト!」
「ごめんなさい」
あの魔王も妻の前では形無しだなと肩を竦めるが変身解除して現れたあかねを見て老ハルトの目が驚愕に染まる
「あ、あかね!?」
「え?えーと、あの…お爺さんは誰ですか?」
「未来の俺だとさ」
「へぇ…それなら正座して」
「はい!」
「その正座までの流れ…本当にハルトなんだね」
「何処で納得してるの?」
「そうか……良かった…お主の世界線では…あかねは…生きとるんじゃな…良かった……本当に良かった…」
何か不穏なワード呟きながら泣いているクソジジイ…よし
「おいテメェ、何あかねを殺してんだゴラァ!」
「……儂の時間軸で元の世界に帰った時にはあかねは死んでいるんじゃよ…」
「………は?」
その時、ハルトの瞳から光が消え世界を滅ぼす魔本が手元に収まった
「何言ってんだ?」
「正確に言えば儂があの日 アナザーライダーに拉致された時に飛び降りて自殺したらしいのじゃよ…じゃから儂は帰って直ぐに元いた世界を滅ぼした」
「そっかい」
「ねぇ…ハルト……」
「ん?「いやこっちの」ん」
「何じゃろうか…この本当に守りたい者を守れない、いつも気づく事が遅い情けない老骨に恨み節でも「ありがとう」え?」
「ありがとう、そこまで私の為に泣いてくれて…そしてごめんねハルトが帰ってくるまで待てなくて…けどやっぱり私の知ってるハルトだよ」
「………………!!」
その言葉と両手を取る彼女に老ハルトは年甲斐なく泣き崩れたのである……その姿は何かに救われたような印象を受ける、流石のハルトも何も言わないで見守っていた
そして数分後
「そうか……うむ!儂も協力させて貰おう…亡き友の無念の為に乖離した歴史を歩む彼女達の為に」
「おい何ヒーローみたいな事言ってんだラスボス系クソジジイ」
「戯け、別に貴様のために戦うのではないわ、これだから自意識過剰な若い者は」
「アァ!んだと朦朧したかクソジジイ!!」
「オォ!やんのかクソガキィ!」
互いに胸ぐら掴んで睨み合う2人にハジメはハラハラするがウォズは溜息を吐いて
「ハジメ殿、一つ忠告を争いは同じレベルでしか発生しません」
「それって、あの爺さんがハルトと同じかそれ以上の怪物ってこと?」
「そう言う事です、まぁ」
「2人とも喧嘩しない!」
「「はい!!」」
「奥方様には頭が上がらないのは共通ですね」
「流石のハルトも嫁には勝てないか」
「何処の世界でも、ですよ」
「うわぁ…あ」
ハジメは思い出したように7人ライダーウォッチを取り出すと
「ハルト返すよ。ありがとうな」
「気にすんなハジメくん……そういやぁ」
ハルトはふと思い出したのか老ハルトへ
「何でお前が7人ライダーのウォッチ持ってんの?」
そもそも何故 アナザーウォッチではなくライドウォッチなのかという疑問を伝えると
「あぁそれはな
お前がアナザーオーマジオウになるのに必要じゃからじゃよ?」
「は?」
予告
「何でライドウォッチがアナザーオーマジオウ覚醒に必要なの?」
「それはなー
老ハルトから語られる事実とは
そして!
「やって来ましたグルメ界!」
ハルトの修行場 グルメ界で
「ウキ?」
「よっしゃあ!行くぞバンビーナ!」
vs猿王 再び
「いや何でこの重力であんな動けるの!!」
ナツキの声に?
「え?猿武使えないのー!」
「使えないとかあり得ないんだけどー!」
「ゴオマだって使えるよー!」
「嘘だろ!アイツが!!」
そして因縁ある八王達との再会
「んじゃハジメくんはスカイディアの繰り出すグルメ界猛獣ボスラッシュとナツキ、宗一、政人、アカツキは親デロウスとマジバトルな!」
「それ死刑宣告じゃね?」
次回 懐かしの世界に お楽しみに!