前回のあらすじ
最強の大会を開いて準備をする面々、そんな中老ハルトに敗北したハルトは…
「よし今日はオーディエンスから貰った触媒である、このケイオスタイドを使ってティアマトを顕現させようと思いまーす」
そこにはオーディエンスから貰った瓶に入った黒い液体をみて
「何を恐ろしい事を言ってるのですか主殿ォ!バビロニアでの惨劇を忘れたのですかぁ!」
「待ちなさいよマスター!アンタ、前にビーストの封印を簡単に解いたのにまた解くつもりなの!!」
「俺もラフムはトラウマだよ呪腕さん」
「なら呼ぼうとしないで頂きたい!!」
「だけど、クソジジイがデカいティアマットを呼んで俺もティアマトいないんじゃ閉まらないだろ!負けてらんない!」
「張り合ってる場合じゃないわよ!!」
ハルトのサーヴァントでマトモ枠の呪腕さんとジャンヌ・オルタに止められるが
「ははは!流石は騎手よ我以外に新たな獣を呼ぶとはその意気やよし!」
「いやぁ〜今日もハルトの暴走でお茶が美味しいよ」
ドラコーとマーリンは楽しげに眺めている…ビーストとグランドが共存してる環境って割とやばいのでは?
「煽らないでよ!ちょっと辞めなさいよマスター!」
「ジャンヌ止めるな!」
「えぇい!こうなったら静謐!お主の毒で止めるのだ!」
「それマスターが危なくない?」
「因みに何故ティアマトを呼ぼうと思ったのです?」
「なんか面白そうだから呼ぶ」
「そのようなノリで人類悪を呼ぶとは、我が腕のシャイタンもドン引きの所業ですぞ!」
「あ、そう言えば魔王ちゃん!」
「んぁ!」
「一夏が新しいサーヴァントを呼んだみたいだよ」
「あいつはアストルフォいるのに何してんだ!!」
「しかもアサシン」
「何でそこで三騎士を呼ばないかな!そんな所まで俺に似なくて良いのに!つか一夏なら沖田さんとか柳生の爺ちゃんとか!宮本武蔵とか呼べるだろう!」
今 俺が契約してるのはアサシン3人とアヴェンジャー1人とプリペンダー(キャスター)だよ!!うち1人は狂信者と来たもんだ!
ナツキがセイバーとランサー呼べてるのに!
『いやアイツの場合はバーサーカーじゃないか?』
『ヤンデレ的な意味で』
「はっ!って何てラインナップだよ!まともなのが呪腕さんと静謐ちゃんしかいねぇ!!」
「待ちなさいよ!そこは私もマトモ枠じゃないの!」
「いやいやハルト並みの単細胞が言ってもねぇ〜」
「消し炭にしてやるわよ!!淫魔!」
「んで一夏が呼んだアサシンってのは?」
「彼方です」
「ん?」
目線を向けると髑髏の面をつけた褐色の美少年が立っていた
「ま、まさか…あれは!!……耀星様ぁ!」
狂信者ちゃんは彼を見るなり発狂して膝をつくのをみて
「え?ちょっと…何これ」
褐色の美少年 耀星のハサンは困惑していると
「これ落ち着かぬか耀星のが困っておる」
「っ!失礼しました!!ほ、本物だぁ…」
「お、おう……」
そのやり取りを見ているウォズ達は内心 狂信者ちゃんがハルトの所に呼ばれた理由が分かった気がしているのであった
「呪腕の兄貴!」
「む?何処かで会ったか…いや失礼」
「あ、いや気になさらず……ん?どうしたアンタ?」
「へ?あぁいやいや、ハサンって静謐ちゃん以外素顔がないと思ってたからさ」
「あぁそう言うことか、って静謐の奴もいるのか」
「え?知り合いなの静謐ちゃん?」
「えぇ私の先代になります」
「おぉ…何か初めてハサンに縦の繋がりを見た」
カラカラ笑うハルトであったが
「ってか何で一夏の召喚に応じたの?」
「あぁそれはマスターが俺のライドブックを持っていたからだな」
「マジかよ……黙ってたな一夏の奴…」
アイツには後で説教が必要なようだが
「何かこのままだと初代とか来そうだな」
「ほぉ、よく気づいたな」
「まぁ俺ですから……ん?」
おい待て誰だ今の声は、そして何故皆さん驚いているのです狂信者ちゃんなんて
「!!!!!!」
発狂してやがる、まさか
と思い恐る恐る振り向くとそこにいたのは大剣を持った髑髏だった
「で、でたああああああ!!」
「怯えるでない契約者よ、山の翁 召喚に応じこの身を晒した、我に名はない、呼びやすい名で呼ぶと良い」
おい待て
「待って誰!呼んだの!!」
「あ。久しぶりだね爺ちゃん!」
「黙れ羽虫」
「酷っ!」
「マーリンを羽虫呼びとは…って事は間違いない」
マーリンを羽虫と呼ぶ髑髏 彼?こそが初代山の翁である
そう
「キング破産!」
「なんか違うような気もするが…まぁ良いや取り敢えず威圧を解いてください翁!おいハルト!狂信者ちゃんが!」
「!!!!!!!!!!」
「あ?……あぁ!なんか発狂しながら光の粒子になってる!」
「そうか!憧れの初代翁に会えて感動の余り消滅しかけてるぅ!
「え?そんな感じなの!」
『相棒に分かりやすくいえば本物の本郷猛と一文字隼人に会えたような感動だ』
「何でわかりやすい例え!それはとんでもない事態だな!!取り敢えず狂信者ちゃん落ち着いて!!」
「…………はっ!!」
「大丈夫か?」
「えぇ……しかし私風情が初代様を直視するなんて恐れ多いので土下座しておきます…そうですよね私に鐘の音は聞こえませんよね…申し訳ありません主の御技を汚してしまい…」
「えぇ…」
これは後にハルトもあるレジェンドライダーとの出会いの際
『俺なんかが偉大な貴方を直視するなんて恐れ多いのでこの姿勢でさせてもらいます!!』
やはり似た者主従であった…いや俺とのパスが繋がってないんだけど?と困惑していると
「あぁ彼は今回の助っ人だよ、私がお願いしたんだ」
マーリンが笑いながら答えると
「マジかよ…つか大丈夫なのか協力する代わりにとか」
「大丈夫大丈夫、何か羽虫がうるさいから手を貸すってさ」
「何だいつも通りマーリンが騒ぎ立てただけか、けどありがとう」
「マスター…」
なんか良い感じになりそうだったのでジャンヌは舌打ち混じりに
「ちょっと良いかしら、それでここ迄の戦力が揃ったのにティアマトを呼ぶつもりなの?」
「うん!」
「アレを呼ぶとは…首を出せぇ!」
「何でぇ!!」
さて、俺が死ぬかもしれないな…大丈夫かコレ?
さてキングハサンはアサシン'sに任せて、取り敢えずハルトは思い出したように再びトリコ世界に行くと
「よ、お前ら調子はどうだい?」
そこには食技を覚えた様子の面々が、これなら問題ねぇかな
「食没まで覚えたかい?」
「あぁ、それで外はどんな感じだ?」
「ま、クソジジイがギドラ呼んだり山の翁が現れたりな」
「マジで何してんだ!」
「いやぁびっくりしたよ」
「だろうな…どうなってんだよ」
「それで何しに?」
「パワーアップアイテムを渡しに来た政人にはネクストフォンをアイテムをアップデートしたぜ」
「サンキュー」
「宗一にはエボルドライバーのアップデートを…戦兎さんと内海さんに土下座して頼んだ」
「マジでありがとう!」
「ハジメくんにはネクストを渡す予定さ」
ハルトはあっけらかんと笑いながら答えると
「んで、外はどんな感じだ?」
「えーと先ずは帝国皇帝の股間を参加者全員で蹴り上げる大会で場の空気を和ませた後、真面目にエヒト対策をした」
「おいコラ待てよ!何だその大会は!!」
「だから皇帝のタマを蹴って一番大きい悲鳴を上げさせた奴の勝ちってイベントを「とんだ拷問だよ!」そうかなぁ?」
『まぁ相棒だしな』
あははと笑うハルトは笑顔で
「それで食技の方は形になってるみたいだね」
「あぁ」
「何とかな」
「時間の流れも操ってるから慌てずにね」
「それでハルトはどうするんだよ?」
「色々あったから少し頭を冷やしに行くよ」
「っ!何があった!!」
「大丈夫なのかハルト!」
『お前からそんな言葉を聞く日が来るなんて!』
「お黙り!」
全員の口にロールケーキ(プレーン)を叩き込む…おい待て
『あぁ!アナザーディケイドの口にロールケーキがぁ!』
『何てこったぁ!』
「やっぱりか……はぁ…」
『テレポート』
そして
「やってきました!アイスヘル!!」
『アホか!頭冷やすでマイナス50℃の極寒世界に来る馬鹿がいるか!』
「いやぁ!涼しいねぇ……あ、サスツルギが飛んでキタァ!」
『極寒地獄と言ってるだろうがぁ!』
『避けろぉ!』
「よいしょと…これ食べれるかな?」
『アホか!いやアホだったぁ!!』
「ほらご覧ください!あそこにいるにはガウチではありませんか!」
『あの水陸両用の悪魔ぁ!?いや待てしかも群れぇ!』
『ばっ!お前ガウチは群れから逸れた奴を倒すのが常識だろうガァ!』
「んなの知るかぁ!!寒くても運動すりゃ暖かくなるわぁ!」
『なんて脳筋理論!』
『まぁグルメ界の奴らとやりあえるハルトなら問題ないか』
そしてガウチをノッキングした後
「さてと、んじゃ修行の代名詞をしてくるか」
『ん?』
転移した先は
「そういう訳でやってきましたデスフォール!!」
『滝に打たれるのは修行ぽいが、この滝に打たれたらミンチになるわ!!』
『見ろよ、あの滝!リーガルマンモスとかグルメ界の獣でも沈めるだろう水量だぞ!』
『まるで水の爆撃だぁ…』
『辞めろハルト!こんな滝に打たれたら残念なお前の頭が更に残念な事になるぞ!』
「うるせぇ!行こう!!」
『誰か、このバカを止めてクレェ!!』
『何でだよ!最近マトモになったと思ったのにぃ!』
『頭のネジがやっと見つかったのに』
『え?そのネジは不良品じゃね?』
『馬鹿野郎!!』
『大事なネジだろうがぁ!』
と周りから猛反対されたので自粛…はぁ残念
「この滝の向こうにモルス油って天然食用油があるのに…」
『だからって滝行する奴がいるかぁ!』
『いやその前にお前泳げないだろ!』
「!!!」
『今思い出したんかい!!』
「うぅ……」
『泳げないのに来たの?バカじゃね?』
「……」
『相棒?』
「うわああん!」
オーロラカーテンで世界を超えて涙目のハルトは
「キャロルうううう!!」
子供モード時のキャロルに抱きついた…絵的に事案である
「どうしたハルト?いつも通り無様な声を出して」
「辛辣ゥ!?…あ、いや違うわ…皆が酷いんだよ!俺の事を頭のネジが外れてるとか脳筋とかイカれた奴とか言って寄ってたかってイジメてくるんだ!」
「何だソレは…その通りだとツッコミして欲しいのか?」
「後、皆が泳げない事をディスってくるんだよぉ!」
「練習しろ」
「身の蓋もない…けど分かった正論だ…見てろよ!俺は華麗な泳ぎをマスターしてやるぜぇ!!」
「期待しないでおく」
「行ってくりゅ!!うおおおおお!!」
と走り去るハルトを見送ると
「はぁ…仕方ない奴だ」
「どうしたキャロル?」
「千冬と束か丁度良いベルファストも呼んでくれ」
「何かあった?」
「あの馬鹿が泳げるように訓練するらしい…あの馬鹿を水面から回収する奴が必要だろ?」
「そう言う事か…あの馬鹿、自分がカナヅチなの忘れたのか」
「カナヅチとか何か悪魔の実とか食べてそうだよねハルくん!」
「そんな事ありえ……るかもしれないな」
「ハルトだからな」「ハルくんだもんねぇ」
「昔の事考えたら、食べた残飯が悪魔の実とかあり得そうだからな」
「取り敢えずハルトの様子を見に行くぞ」
とキャロル達が見に行った先であったのは
「「「「…………」」」」
「…………」
池の上でプカプカ浮いてるハルトがいるではないか
「ベルファスト!助けろぉ!」
「直ちに!!」
慌ててベルファストが回収した後 ハルトは目を覚まし
「あぁ…やっぱり泳げなかったかぁ…」
「いや追いかけた先で溺死体を見つけたオレ達の気持ちも考えろ」
「あぁ悪りい!」
「この馬鹿ぎ外出て数秒で溺れるな!」
「俺はいつも仮面ライダーに溺れてるよ!」
「私達に溺れておけ!」
「なんて恐ろしく早いフラグ回収、束さんじゃなかったら見逃してるね」
「だって泳げないのはやっぱりカッコ悪いし」
「あ、自覚あったんだね」
「IS学園の夏合宿だって泳げないのと暑いからバテてたからさ…千冬に膝枕してもらって寝てるだけで終わったし」
「このバ!「おい千冬、何だその話は初耳だぞ」はぁ…」
「あーそう言えば、ちーちゃんがしてたねぇ水着だったから生足で」
「何だと!そんなアプローチを…オレも…」
「ふふふ」
「それならハルト!もう一回溺れてこい!今からオレが人工呼吸をしてやる!」
「俺のカナツチを克服しようって話じゃないの!?沈められる!!」
「ご安心ください、このベルファストが隣で教えて差し上げます」
「おぉ!めちゃくちゃ頼りになるぅ!」
「しまった水辺はベルファストの独壇場だ!」
「ベアトリスを呼べ!雷鳴剣で水面に電流を流せばハルトと言えと感電する!」
「あれ?何で俺命狙われてるの?」
「それで今更だが貴様は何故そんな馬鹿な事をやっている?」
「あ、いやクソジジイとのバトルで言われたんだアイツにないものが俺にはあるって」
「変な話だよねぇ〜だって今のハルくんが覚えた技術って連鎖的に未来のハルくんの技術にもなるだろうに」
「うむ、お前と未来の違いか」
「現地妻の数か?」
「は?」
「何の事かな…俺そんな事した覚えは…」
「カレンから聞いたが貴様は幻想郷という場所で巫女を堕としたとかな」
「酷いよハルくん!言ってくれれば束さんも巫女服着てあげるのに!なんならバニーでも良いよ!あと、ちーちゃんも着るって!」
「私を巻き込むな!」
「え!束の巫女服と千冬のバニー!!やったぜ!!」
「貴様も便乗するな!」
「っていやいや!俺と霊夢とはそう言う関係じゃねぇよ!」
「ほぉ…霊夢とは初耳だな」
「ハルくん聞かせてもらうよ」
「しまった!コレが孔明の罠か!」
「引っかかるお前が悪い」
「さぁハルト」
「少し頭冷やそうか?」
「ちょっと待ってくれ!確かに頭冷やしにきたけど!ちょっと待って助けて相棒!」
『ハルトの修羅場には近寄るべからず』
『俺達も命が惜しい』
「いやお前等、俺が死んだら連鎖的に死ぬんじゃなかった?」
『安心しろお前は不死身だから死ぬ事はない』
「お前等ぁ!……待てよ千冬!束!俺達…まだ何も話し合ってないじゃないかぁ!!」
『お前……マルコか?』
「あたしゃ疲れたよ」
『それ違う、まるこ』
「余裕そうだな、よし始めるぞ」
「そうだねぇ〜」
「へ?ちょっ…いやあああああ!!」
数分後、ボコボコにされて白目剥いているハルトがいたのは言うまでもない
『最強なのハルトじゃなくて、その嫁達じゃね?』
『今更気づいたか』
そして目が覚めたハルトは
「うーん…………あ」
殴られた衝撃で思い出したのである
「そういやぁ俺も神代魔法使えるんじゃね?」
『前にミレディが適性皆無とか言ってたよな』
「適性はなくても無理すれば使えるんじゃね?だって知識は伝授されてるじゃん」
魔法を使う式は頭に入っている、でないとアンチカリバー使えないし
だが俺には外に出力出来ない……ときた…いや待てよ
「二亜の話だと俺がアナザーライダーと契約したのがキッカケで俺の中にある怪人の力が目覚めた…なら外部からの干渉がトリガーになって使えるようになるんじゃないか?」
前に魔力は膨大だが魔法が使えないと形容したがようはハルトは出力調整をする蛇口さえあれば魔法でアレ、異能であれ使えるように目覚める…なら神代魔法を使うには
「魔法の感覚を取り込めば使えるなら試してみる価値はあるな」
そもそも自分の戦闘のお約束だろうに、相手の想定外から攻撃するのは得意である
「ハジメくんに助力を頼む前にやってやるか」
自分の使える?神代魔法は
重力、空間、再生、昇華、変成の5つである
「変成は確か書き換える力だったな……ん?」
変成魔法は動物を魔物に変異させる事ができた要する対象を異形に書き換える力か…あぁ
「そうだよ、俺は沢山その光景を見てきたじゃねぇか」
指を鳴らして思い出す そうだオルフェノクや溶源性のアマゾンなどで人間が怪人に変わる瞬間を見てきたじゃないか
「となるとだ」
近くを歩く何の変哲もないトカゲをオルフェノクやアマゾンにするような感覚……
それがトリガーとなったかは知らない、ただハルトは元々 怪人生成というスキルがあったからか ただ
この男の成長加速度は緩やかじゃない、些細なキッカケが気持ちの変化から 蛹は羽化して蝶へとなる
「こうだ」
補助輪なしで自転車に乗るような、竹馬に突然乗れるようになる感覚
頭の中の歯車同士が噛み合って正しい動きを引き起こす
「!!!!!」
同時にトカゲは恐竜のような巨体を誇る化け物へと変わったのだ
「はっはぁ!!」
【神代魔法 変成魔法を獲得しました】
逢魔(転スラ世界)と同じような世界の声が聞こえた…これか
「今までの経験で蛇口をつけりゃ魔法を体得出来るのか…あのクソジジイ回りくどいんだよ俺理論派なのにな」
『黙れ完全感覚派が』
「あ、手が滑ってアナザーディケイドの顔が激情態みたいにぃ〜」
『俺は元からそんな顔だぁ!』
「黙れ悪魔」
『お前もだろう!!』
それを有効に組み上げる必要があると考える、これは楽しいと笑うハルトであったが
「はくしょん!」
ずぶ濡れなの忘れてた…と
「着替えろ、お前は風邪はひかないだろうが気をつけろ」
「酷いな!俺だって風邪くらい引くぞ!」
「「「「!!!」」」」
「何でベルファストまで驚く!?」
『お前馬鹿だから風邪は引かないだろう?」
「あ?んだと」
『ってアナザーWが言ってた』
『おおおおい!!』
「はぁ」
『ドレスアップ』
ハルトは濡れた服を着替えて溜息を吐くと
「俺って奴ァ…」
『あ、ハルトが地獄兄弟化した』
『うわ面倒くさっ!』
『何だと?』
『ってアナザーWが言ってたぜ、アナザーカブト!』
『ほぉ…』
『だから俺を巻き込むなぁ!!』
「はぁ、おいハルト」
「ん?」
「やはり貴様はやれば出来る子だな」
ハルトの頭を撫でるキャロルの顔を見てハルトの瞳はキラリと輝く
「………そうだろぉ!!まぁ俺の手にかかればこんなもんよ!」
「その勢いで頼むぞ」
「おうとも!!この勢いで他の神代魔法も物にしてやるぅ!!」
「そうだな、お前なら出来るさ」
「ヒャッハーー!!」
「あ、元気になった」
「チョロいな」
「ふふふ可愛らしいではありませんか」
3人はやれやれと態度を示すがハルトは
「よし!それならちょっとシンフォギア世界に生きとし生きる者を皆殺しにしてくるぜぇ!」
「それはヤメロォ!」
「何処へ走ろうとしている!」
「流石に束さん達でも一応は止めるよ!!」
「はぁ…」
「分かった…なら約束を果たしてくる!」
「ん?」
そしてハルトは再び 100Gマウンテンに登ると
「あ、ハルト!」
「よぉダグバ!今、お前との約束を果たそうじゃないか!」
「え!僕と遊んでくれるの!」
「おうとも!!何か今、全力で暴れたい気分ナンダァ!」
「遂に目覚めたんだね、戦いが大好きなグロンギの力が」
「ははは!戦闘狂なのは元からよダグバ!!貴様を撃ち倒して俺が究極の闇へとなってやるぅ!!」
『え?それ大丈夫なの!クウガが倒しに来るよ!』
「………相棒、俺は前から思っているんだ…何でクウガ…五代雄介さんが俺の前に降臨されないのか」
『神にしか使わない表現だな…それで何か気づいたのか?』
「あぁ……気づいたよ…待ってるだけじゃダメなんだ!五代雄介さんにちゃんとヤバい奴って認知してもらえるくらい強い怪人にならないと!」
『安心しろ、お前は既にヤバい奴だから』
「俺が倒さないとダメだ!って思ってもらえるくらいでないと…だからダグバ!ラスボスの座を俺に寄越せえええ!!」
『はぁ…バカがバカな考えでバカな結論に至るか』
『何かゴオマが言いそうなセリフだよな』
「はは、やだよ…クウガもハルトを倒すのは僕だからねぇ!!」
「「はあああああ!!!」」
何、最終決戦をしようとしているのだろうかと呆れるアナザーライダー達、そして私も混ざりたいと瞳を輝かせるカレラとウルティマがいた
そんな感じでダグバとハルト 互いに猿武を収めた者同士の戦いは猿王が両手を叩いて喜ぶような娯楽である
大気は震え地面が割れ、振動は雲さえも割る
「はははは」
「あはははは」
「「あーははははははは!!」」
互いに笑声と共にぶつかり拳の一撃 ノーガードで猿武により防御で威力を殺しながら回避するなんて事を選ばない そしてかかる100Gなんて関係ないとばかりに笑う2人の映像を見ている面々はドン引きしていたのは言うまでもない
そして最後に立っていたのは
「勝つのは俺じゃゴラァ!!」
途中から猿王が用意したステージで拳を突き上げていたのである
「あはは…あーあ…負けちゃったか」
「またやろうダグバ!お前との喧嘩は楽しいからな!」
「うん!今度は負けないよ!」
「次は…」
「「無人島で!」」
「お願いもう止めて!!」
そして拳を合わせライバル宣言したハルトとダグバ、駆けつけて惨状に絶望するナツキを見て猿王は拍手喝采であるが映像を見ていたグロンギ組はダグバを倒したハルトに
『ノーガードの殴り合いでダグバ殴り倒すとかハルト…ヤベェ…』
とドン引きしていたのは言うまでもないがゴオマは1人だけ
『あいつ倒せば俺強くね?』と野心全開であった
そんな事など知らないハルトは
「ありがとなバンビーナ」
そう礼を言うとバンビーナの舞いのような動きと共に溢れる食宝(ペア)の力でハルトとダグバは回復する
そしてハルトは老ハルトの元へ向かうと
「ほほほ…どうしたのじゃ」
好々爺してるが悪辣な王なのは百も承知のハルトは溜息を吐き尋ねる
「テメェの目的は何だよ」
「それはこの世界のか?それとも他の目的かの?」
「どっちもだ」
「ほほほ……この世界は本当に亡き友達への弔い合戦にして罪滅ぼしじゃ」
「以外だな……んじゃ前から聞きたかったんだけどよ…過去に介入するとか電王やジオウに狙われる事してさ」
「前にも話したが儂は儂の知らない歴史が見たいだけじゃ…まぁもしもの可能性を見たいと言うのがあるからな……そのお陰であかねが生きてる世界を知れたからの…感謝しておるぞ」
「うっせぇ…なぁ……けど」
「お主が、あかねの夢を奪ったと思っているのか」
「あぁ……」
彼女の役者としての未来を奪った
夢を呪いにしてしまったと言う罪悪感
それが胸に残るのだ
「今まで自分のエゴを押し通して来たけど、それって皆幸せだったのかなとか思ったりな」
「ほほほ…不幸と感じたなら、あかねをそれ以上に幸せをしてあげるのじゃよ 自分の選択を後悔させない為にもな」
「おぉ亀の甲より年の功、残虐非道な魔王にしては人情味溢れる回答だな」
「あれ?何故儂、マジレスしたのにディスられておる?」
「はは、なぁコレそもそもの話だけど…何であかねを生き返らせなかったんだ?エンジェリードやグリモワールの力、それこそ死者蘇生なんて荒技とか出来るだろうに」
「簡単じゃよ、儂には令和ライダーのアナザーがいないんじゃよ」
その言葉に
「…………はぁ!?んじゃ最近滑り芸に目覚めたアナザーゼロワンに同人誌を描こうとしてるアナザーセイバー、逢魔で何故か温泉を掘り当てようとしているアナザーリバイ、バイスに、何故か自分の神殿を作って祀られようとしてるアナザーギーツや牛肉大好き共食いアナザーバッファや何か一夏の歴史奪ったかどうか誕生理由の気になるアナザーガッチャードと面識がないのか嘘だろ!!」
「え?何その色物軍団……令和って怖い……」
「あと最近、何か俺達に美味しいお菓子をくれる新しいアナザーライダー、アナザーガヴってのもいるんだぞ!」
『そうだ!アナザーガヴはこの間先輩達に挨拶と言ってグミやマシュマロをくれたぞ!』
『何て良い奴だ!!』
「あのお菓子何処で作ってるんだろ!レシピ教えて欲しい!」
『ダメだコイツ等、完全に餌付けされてやがる!!』
「本当にどうなっとるんじゃ!歴史が歪みすぎじゃあ!」
「いやお前が歪めた結果だろう多分」
「黙れええ!そんな色物軍団と日常レベルでいるとかお主は正気か!」
「そもそも俺達、追い詰められたとは言えアナザーライダーと契約してる段階で正気じゃなくね?割と他の契約者と同じな所あるよな?」
「…………はっ!」
「だろ?」
『おい相棒、後で面貸せ』
「ってアナザー鎧武が言ってた」
『おい待て何で俺が……ん?俺じゃない!!』
『ユグドラシル絶対許さねぇ!!』
『身に覚えのある暴力がユグドラシルを襲う』
「ふーん…んじゃお前は平成組しかいないんだ」
「なのに貴様に勝てる儂、マジ最強!ねぇねぇどんな気持ち!今どんな気持ち!!令和のアナザーライダーまでいるのに平成オンリー型落ちの魔王の儂に負けるなんてどんな気持ち!!」
このクソジジイに僅かでも感謝の念を抱いた俺がバカだった!!
「このクソジジイ……表出ろや!!」
その日 とある世界の無人島一つとそれを保有していた小国が一日で、しかも瑣末な喧嘩で消滅したのは言うまでもない その小国の名はバルベルデという……
その戦いを遠くで見ていた者がいた
その男は赤いスーツにキザな雰囲気、両手にはバイオリンを握り戦いを盛り上げる音楽を奏でていた
「流石は魔王、見事な旋律だな素晴らしい」
「おい貴様、こんな所で油を売っていて良いのか?」
男の周りで飛ぶのは あかねといる筈のキバット二世であった
「構わないさ、我等が王は寛大な方だからな少しサボっても許してくれる」
「だが貴様はディケイドの件で魔王は兎も角、幹部共の覚えが悪いだろう?確か前にディケイドに世界の宝とも言える力を取られた罪で極刑にされかけただろう?」
「関係ないさ、それでもあの世界の管理を魔王は俺に任せてるんだからな魔王様々だ、それに若い魔王も面白そうだな挨拶に行くぞ蝙蝠もどき」
「ふっ、良かろう」
歩き去る男の手に握られたバイオリン
その名は ブラッディ・ローズ という…
次回
とんでもない修行と戦力を集めているハルト達 最早オーバーキルとも言えるとも言える場所に集うは新たな影に
「何…」「嘘でしょ」「………」
「やぁ魔王、初めましてだな」
「紅……音也…さん…」
「そう、えらーい人だ」
突如 現れた男 紅音也 その目的とは!
次回 ネガの扉の向こうから お楽しみに!