無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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海賊同盟!?

 

 

前回のあらすじ

 

ネガの世界の紅音也を仲間にしたハルト、更なる自己研鑽の為に宗一から紹介された世界にいたのは!四皇 百獣のカイドウが支配するワノ国だった!

 

 

 

その2人の戦いを見ていたお目付け役はと言うと

 

 

「何だアイツ!カイドウさんと殴り合ってやがる!」

 

 

金髪を三つ編みにした、ダルマ体系の大男こと百獣海賊団 大看板 ことクイーンが驚いているがそれは逢魔も同じ事で

 

 

 

「何だあの大男!我が魔王との全力殴り合いが成立してる!」

 

 

「ダグバ以外にそんな事が出来る生物がこの世界にはいるのか!ヤベー!!」

 

 

驚くウォズとナツキ

 

 

 

「「「ん?」」」

 

 

 

クイーンと目線が合った

 

 

「あ、初めまして我が名はウォズ、彼方で暴れている魔王 常葉ハルトの従者にございます」

 

 

「俺はクイーン、カイドウさんの側近だ…それよりもあの男本当に何者だ?」

 

 

「脳筋」

 

 

「力こそパワーが口癖のゴリラ」

 

 

「大将の認識がそんな感じで良いのかお前等!!」

 

 

「まぁ我々の場合、王の威厳皆無なあの人見てほっとないわーでついていった結果、あの人は一国の王になりましたからね」

 

 

「とんでもねぇな!」

 

 

「じゃあ聞き返すけど、あのカイドウって人は?」

 

 

「え、怪物」

 

 

「うちと同じじゃん」

 

 

「………はっ!」

 

 

「ですね見てくださいよ我が魔王を」

 

 

ウォズの目線に従うと

 

 

「あはははははははは!!!」

 

 

「ウォロロロロロロ!!」

 

 

カイドウの金棒の一撃をアナザーキバのドッガハンマーで迎え撃ち大気は震え地面がひび割れている…何なら技の激突の威力で空の雲さえも割れている

 

 

「か、カイドウさんが楽しそうだ!」

 

 

「笑ってる…なんかハルトが楽しそうに笑ってる!」

 

 

「我が魔王…なんか段々と脳筋が悪化しているような…」

 

 

「それ今更じゃね?」

 

 

その言葉を紡いだ刹那

 

 

「あ、やべ」

 

 

手が滑った(故意)ハルトが持っていたドッガハンマーがナツキの顔面に当たったのであった

 

 

「あ、ナツキが死んだ!」

 

 

「この人でなしぃ!!こうなったら、もしハルトがサーヴァントを呼んだら修羅場になるような奴を呼んでやるぅ…」

 

 

「生きてましたか……それで具体的には?」

 

 

「モルガン!!」

 

 

「それしたらマーリン嬢とアルトリアの胃に穴が開きますね」

 

 

「妖精に胃はなくね?あ、そだった」

 

 

「っ!確かに…」

 

 

「何か物騒な単語が聞こえるが…ったくアイツの知り合いはロクでもない奴ばかりだな」

 

 

「でしょうね」

 

 

「うんうん」

 

 

と頷くウォズ達だがその頃 ハルトは

 

 

 

「あはははは!お前スゲェ強えええな!やべぇ楽しいいいいい!!久しぶりだよ俺の全力を出しても壊れない相手は!!」

 

『あ、やべ相棒の頭のネジが外れた』

 

『何をしてる!早く戻せえ!』

 

 

レイルザイデンで何度も切り裂いてるのにまるでダメージがない!という事はつまり俺はこいつを切れないと思ってるんだ、それに何度も切り付けても傷つかない体なんてコレほど愉快な事はない!更には俺の全力のパワーにも応えてくれるなんて

 

 

「お前は何て良い奴なんだ!!まだまだ試したい技が沢山あるんだよ付き合ってくれよぉ!」

 

『戦いを楽しんでる!?』

 

「戦いはビビる物じゃない楽しむ物だよ!』

 

『脳筋レベルがカンストしたぁ!!』

 

『あぁ定期的に頭のネジ緩めないとハルト、こうなるんだよ』

 

『何とかしろ飼育員!!』

 

 

 

 

 

「ウォロロロロロロ!こりゃ良い気分だなぁ!酒でも飲むか…なぁオイ」

 

 

「あぁ…そうだな」

 

 

 

「「少しは楽しませろぉ!!」」

 

 

 

 

カイドウの金棒とハルトがモーフィングパワーで変形させたハンマーが激突するが硬化された金棒の一撃でハルトのハンマーが砕けたのであるが そのまま拳をぶつけるも両者は数メートル吹き飛ばされたのであった

 

 

「あはははは!すごーい!一撃で俺の全身の骨が砕けたぁ!!戦いでの痛みを感じた相手なんてダグバや八王以外だと久しぶりだよぉ〜!……えーと人間の骨と関節の位置は〜こうはめ込みして…よし治った!行くゾォ!!」

 

フェニックスファントムの力で超速再生を果たしたハルトは再び立ち上がる

 

 

「お前も中々にイカれてるな」

 

 

「あぁ、正気なんてものは生まれた時から持ち合わせてねぇよ!!!」

 

『それは持ってて欲しかったぁ!!』

 

『それが一番大事だぞハルトぉ!』

 

 

「うるせぇえええ!!取り敢えず殴らせろぉ!!」

 

 

再び起き上がり殴りかかろうとするハルトとカイドウは笑顔のまま殴り合いをし続けた結果

 

 

その夜

 

 

「ウォロロロロロロ!!」

 

「あははははは!!」

 

 

互いに宴会で酒を飲み交わしているのであった

 

 

 

「ふぅ、この世界の酒も旨いな…」

 

 

「手土産のツマミも悪くない」

 

 

「あ、分かる?おすすめなんだよ、手製の蟹豚スモーク」

 

 

「ほぉ」

 

 

「気に入ったなら送るよ」

 

 

「そりゃ良い、酒も進むってもんだ」

 

 

その時 カイドウの酒癖の悪さを知る幹部陣は

 

 

酒癖悪い人に酒を勧めるようなものを渡すのは辞めてぇ!

 

 

と言う顔をしていたのは言うまでもない

 

 

「そういや、あの覇気って奴さ俺でも覚えられるか?」

 

 

「当然だ誰にでも宿るものだからな」

 

 

「へぇ、やる気が湧いてきたよ俺が覇気を覚えたらまたやろう」

 

 

その時 ナツキはまだ強くなるのかこの脳筋と呆れ、ウォズは力への欲求が高まってますなぁと関心している

 

 

「良いだろう、変わりにお前の使ってる技も教えろ」

 

 

「良いよー」

 

 

「ウォロロロロロロ!!」

 

 

「あははははは!!」

 

 

肩組んで酒を飲んでる姿にナツキは

 

 

「あの人、ハルトと同じカテゴリーだったかぁスゲェな…てか金属みたいに硬いハルトの骨を全身砕くってどんな一撃だよ…そんな怪我を一瞬で治すハルトもハルトだし」

 

 

「私としては我が魔王と喧嘩出来る人間がいることに驚きですよ、いやアレは人間か?」

 

 

「だよなぁ、あの脳筋が笑顔で殴り合える人がいるとか知ったらダグバとかノリノリで喧嘩売りそうだな」

 

 

「間違いなくカレラ嬢やアンティリーネ嬢も喧嘩を売ります」

 

 

「ハルトの嫁も嫁かぁ…」

 

 

「貴方の所も大概ですけどね」

 

 

「俺の所にバトルジャンキーはいませんが!」

 

 

「黙れヤンデレ量産工場」

 

 

「それは本当に申し訳ない!!」

 

 

 

「しかし、ワノ国ねぇ」

 

 

「どうした気に入ったか?」

 

 

「あぁ良い町だけど…何でこの世界だと侍は悪なんだ?」

 

 

「まぁ色々とあってな」

 

 

「そっか…折角なら刀欲しかったなぁ〜」

 

 

「刀?」

 

 

「俺の武器と嫁と義弟の土産と思ってな」

 

 

「ほぉ変わったものが欲しがるな…よし城の武器庫にある刀で好きなのをくれてやる」

 

 

「マジで!良いのかカイドウ!」

 

 

「構わん久しぶりに楽しめた礼だ」

 

 

「ありがとな……しかし凄い戦力だよなぁ…あ」

 

 

そう言えばとある点に至る ある意味で逢魔王国軍に必要でありそうでないもの

 

 

「なぁカイドウ、提案なんだけど報酬は払うからさ変わりにこの戦力を貸してくれねぇか?」

 

 

「何?」

 

 

「実は俺の国で海軍を作ろうと思ったんだがよ異世界の海上戦に備えて色々準備してるんだがな内陸国だから常備するにも金がな…だから」

 

 

「俺の戦力を使いたいと?」

 

 

「あぁ臨時報酬として、その船に乗ってるもの全部とかどうよ異世界の武器、食料、酒、娯楽物品とか唆らない?」

 

 

 

具体的に言えば傭兵、逢魔王国公認の海賊…割合0、10の私掠船というのかな?

 

 

逢魔王国は内陸故に海、水軍を持てない…というより持っても意味がないクローントルーパーにも海兵隊はいない事もないが、やはり維持費を考えると海方面は外部に委託する方が良い気もする

 

 

その辺 カイドウの所なら文句はないし寧ろお願いしたいくらいだと

 

 

 

「………………よし」

 

 

「ん?」

 

 

「よく聞けぇお前等!今この時をもって百獣海賊団は逢魔王国と同盟を結ぶ!こいつの頼みがあれば出航して異世界のものでも何でも敵から奪い取れぇ!」

 

 

「良いねぇそう言うのは大好きさ報酬はケチらねぇから安心しろぉ!敵の者なら遠慮せず全てを奪い取れぇ!!」

 

 

うおおおおお!!と歓声と海賊旗の隣に逢魔の国旗が並ぶのであった

 

 

「はははは!いやぁ何て居心地の良さだろう実家のような安心感!!」

 

 

「我が魔王と相性が良すぎです」

 

 

「というよりハルトって王様なんて行儀の良いものより海賊とかそっちのが向いてたんじゃ…」

 

 

「ウォロロロロロロ!さぁ飲めよハルト、新しい仲間の歓迎だ」

 

 

「おう!美味い!!よし俺が集めた異世界の酒で返盃だカイドウ」

 

 

「我が魔王、そのお酒はいつ集めました?」

 

 

「え?この間からだよ〜」

 

 

「こっち見てくれます?」

 

 

「ほんとだよー」

 

 

「もしもし二亜嬢、囁告篇帙で調べて欲しいことが」

 

 

「そこまでするか!酒豪諸島の酒だよ!!」

 

 

「おぉっとと美味いな…おい中々楽しめそうだな兄弟!!」

 

 

「ははは!そりゃ良いな兄弟か!!」

 

 

「お前を気に入ったからな…よし今この時をもって俺とお前は兄弟分だぁ!何かあれば俺を頼れぇ!」

 

 

「おぉ!!頼りにしてるぜカイドウ!!お前も何かあれば俺を頼れええ!」

 

 

と2人は同じ酒を注いだ酒盃を交わして飲み干すのであった

 

 

 

「「「「「おおおおおおお!!!」」」」」

 

 

 

 

 

この日から逢魔王国と同盟組織にして私掠船団(国王公認の海賊船団)に認められた百獣海賊団と末長い同盟が結ばれたのであった

 

 

 

 

「「あはははははは!!」」

 

 

 

クイーンとウォズ 両組織のNo.2は互いに頭を抱えた

 

 

 

2人曰く この2人混ぜるな危険と

 

 

 

そして楽しく飲んでいた翌日

 

 

 

「頭痛いいい…状態異常耐性解いたままだったぁ…」

 

二日酔いのハルトが誕生した

 

 

 

「うう…」

 

『自業自得だ』

 

 

「なら」

 

アナザージオウⅡの力で二日酔いを消して一息つくと

 

 

「復活!!そしてお酒は程々にしよう…しかし和装ってのも良いものだな」

 

 

ハルトは笑顔でカイドウから渡された和服を着こなす、初めての和服故に少し浮かれていたが背中に輝く 脳筋ゴリラの文字

 

 

「おい誰だ、コレを背中に書いた奴…後で仕置きだ」

 

 

『哀れ…だが事実だな』

 

 

「おい……けど千冬なら他の和服も似合うんだろうな…あ、そうだウォズ!千冬と一夏を呼んでくれ刀をプレゼントしたいって」

 

 

「かしこまりました、直ちに」

 

 

着替え直すとハルトは

 

 

「し、しかしいきなり呼び出して和装とは」

 

 

「良いじゃん似合ってるよ千冬、黒の和服が様になってるねぇ〜」

 

 

「う、うむ…しかし…….変わった街並みだな」

 

 

「何か日本文化を勘違いした日本人街って感じだね」

 

 

「何ていうか…こういう町を作るのもありかも」

 

 

「そうしてくれ私や束も喜ぶ」

 

 

「だな…………どうした千冬」

 

 

よく見ると髪飾りに目を向けている千冬が、あぁそう言う事か

 

 

「欲しいのか?」

 

 

「あ、あぁ…良いなと思ってな」

 

 

「そっか、すまない二つを頼むわ」

 

 

「あいよ!」

 

 

釵と櫛を買ったハルトはそのまま千冬に渡したのである

 

 

「はい」

 

 

「っ!ば、ハルト!貴様はコレがどう言う意味か知ってるのか!」

 

 

「へ?」

 

 

「あぁそうか…知らないかすまなかったハルトだものな」

 

 

「ハルトを罵倒の意味で使わないでくれ千冬、釵と櫛を異性に贈る意味?アナザーW教えてくれ」

 

 

『はぁ…それは今風に言えば婚約指輪だバカ』

 

 

「そうだったのか…なら改めて千冬、指輪は別で贈るけどさ…これも受け取ってくれる?」

 

 

「はぁ……断る訳ないだろう馬鹿者」

 

受け取ってくれたのに安堵するハルトだが一夏は溜息を吐くと

 

 

「やっとか…ハル兄、束さんにもお願いだよ」

 

 

「当たり前だ責任は取るが…どうした一夏?」

 

 

「いや今更だけど俺もついてきても良いのか?」

 

 

「当たり前だ逢魔幹部は全員自衛の武器持ってんだよ一夏も幹部だからな自衛用で持ってた方が良い銃よりも馴染み深いだろ」

 

 

「まぁそうか」

 

 

「何ならIS学園でも帯刀出来るように頼んでおこうか?」

 

 

「それは辞めろ」

 

 

「へいへいっと。あ、ここだ済まない」

 

 

「ん?あぁアンタ等かカイドウさんから話は聞いてる入れよ」

 

 

「ありがとよ」

 

 

と入ると目の前には大量の刀が陳列されているではないか

 

 

「すげぇ…」

 

 

「これは」

 

 

2人にはやはり剣の世界の住人であるからか本気の目で選んでいるのが分かる

 

 

「んじゃ探しますかね」

 

 

しかしハルトに関しては武器の含蓄はない完全にフィーリングである

 

 

 

ただ忘れてはいけない

 

 

 

 

無銘剣虚無と今はアカツキの手元にあるがザンバットバットなしのザンバットソードなどを使うハルトがまともな武器を選ぶ訳がないと言う事を

 

 

 

 

「……………ん?」

 

 

 

最初は誰かに呼ばれた気がした…おかしいなと首を傾げるも声は少しずつ大きくなってるような感覚….何処となくアナザーライダーに引かれ合うような引力?に近いものを感じる、こっちだよと言ってる気がした

 

 

 

「誰だ?」

 

 

 

一夏達から離れて、声のする方へと向かっていくと

 

 

鎮座するのは台の上に鎮座している白と紫の鞘に柄も同じ色をした刀であった

 

 

「俺を呼んだのお前か……ふーんなら遠慮なく」

 

 

ハルトは手に取り。少し刀身を抜いてみると

 

 

「綺麗……」

 

 

刀剣に対して含蓄はないが包丁なら含蓄のあるハルトからみてもかなりの出来なのは分かるし何より魅入られたのである

 

 

刀に宿るオーラ…その性質に

 

 

 

「T2ガイアメモリは持ち主と運命のように惹かれ合うからな俺を呼んだのがお前ならこの出会いも運命だな」

 

 

それだけでハルトからすればこの刀を手に取るのには十分過ぎる理由である

 

 

「一緒に来るか?俺が面白い景色を見せてやる」

 

 

何か良いよー!って言ってる気がするな

 

 

満足満足と刀のホルダーに納めると一夏と千冬の所に戻るのであった

 

 

 

だが その一門の刀は持ち主に不幸を招く妖刀

 

 

 

千冬も選び終えたが生来の気質か分からないがハルトの選んだ刀を見て唯ならぬものを感じたのであった外に出ると武器管理をしていた奴がハルトの選んだ刀を見て驚いた

 

 

「ん?……っ!おいアンタ、その刀だけは辞めておいた方が良いぜ!」

 

 

「何で?」

 

 

「それは二代鬼徹と言う妖刀だ!」

 

 

「へぇ妖刀ね」

 

 

「やはり曰く付きか」

 

 

「あぁ鬼徹一門は名工…実際にその刀も大業物に21工に振り分けられるが鬼徹を持ってる奴には知ってようが知らないが持ち主は例外なく非業の死が襲いかかるんだ、悪い事は言わねぇ他のにしな」

 

 

「ハルト、他のにしろ」

 

 

「やだ」

 

 

「はぁ!!」

 

 

「はぁ…一応だが理由は聞いてやる…何故だ?」

 

 

「妖刀?良いじゃねぇのさ魔王の刀ってんならそれくらい不穏な二つ名は欲しいものよ俺に名刀だの過ぎたものだ鬼徹ね…響鬼と同じ鬼って入ってるから良い名前じゃねぇの……それにだ刀の呪い一つ跳ね返せないくらいでオーマジオウが倒せるものかよ」

 

 

『おいおいマジかよ』

 

『持つのは危険と刀の専門家が言ってんだぜ?』

 

 

「黙れ、俺にしか使えない呪いの装備共」

 

 

『んだとゴラァ!』

 

『もういっぺん言ってみろぉ!!』

 

 

「アナザーWそんな事言ってやんなよぉ本当の事でも可哀想だろうがぁ!」

 

 

『俺に振るなよ!!』

 

 

だが決めたハルトがテコでも動かないのは千冬はよく知っているので認める事になったのだが

 

 

「改めて宜しくな二代鬼徹……あれ?一夏はまだ悩んでるの?」

 

 

「そうみたいだな」

 

 

「無理もないか沢山ある中から自分だけの一振りなんて簡単に決まるものではないからな」

 

 

「しかし何故お前は…いつも妖刀だの魔剣だの何だのそんなのばかり選ぶのやら」

 

 

「俺に溢れる才能……かな」キリッ

 

 

「寝言は寝て言え、呪いや曰く付きを引き寄せるのは不幸体質でしかないぞ」

 

 

「不幸ではないかな、お陰で色んな奴に会えるし」

 

 

『そうだな』『うんうん』

 

 

「黙れ、俺に真っ先引き寄せられた色物軍団が」

 

『何だどぉ!』

 

 

「ってアナザーディケイドが言ってた」

 

 

『おのれディケイドおおおおお!!!』

 

『テメェ!やっちまえ!』

 

『い、いや待て俺じゃ……ぎゃあああ!』

 

 

「コレで仕置きは良しと…そういやぁ昔は刀の切れ味を試すのに罪人を切るんだったか?試すか?」

 

 

丁度良く大量の捕虜(魔人族)がいる……ぶっちゃけどう処理したか困るんだよなぁ、助ける命は勿論あるが流石に戦犯クラスは生かしておけないので

 

 

「あ、ショッカーや傘下組織の実験材料に送るか?しゃあない……あ」

 

 

 

と思い出したように一回 トータスに帰ると

 

 

「あれ?魔王ちゃん、おかえりー」

 

 

「どうしたハルト様?」

 

 

「うん、誰が俺の和服に脳筋ゴリラって書いたのさジョウゲン?それともカゲン?フィーニス?」

 

 

鬼徹を片手に威圧するハルトにジョウゲンとカゲンは怯えながら

 

 

「ひぃ!い、いやそれウォズちゃんだから!!」

 

 

「その通り!俺達は関係ない!」

 

 

「僕達そんな疑念抱かれてるんですか!!」

 

 

 

 

「そうかウォズか3人ともありがとう!!」

 

 

「い、いえハルト様…?」

 

 

「ちょっとウォズにお仕置きしてくる!」

 

 

「「「(哀れ)」」」

 

 

「だけどウォズちゃんの座が空いたら誰が座るんだろうね?」

 

 

「不穏なこと言うな」

 

 

「ですよ、そうなったら僕が座りますから」

 

 

「「は?」」

 

 

「あ?」

 

 

数分後、ハイリヒ王国付近の平地でアナザー1号とザモナス、ゾンジスの喧嘩が起こったのは言うまでもない

 

 

そしてワノ国に帰還すると2人を見つけたハルトは笑顔で二代鬼徹を抜刀して

 

 

 

「見つけた!おーい2人とも〜!見て見て!!」

 

 

「何でしょう我がま……っ!」

 

 

「え?何でウォズにげ…っ!」

 

 

慌てて全速力で逃げたウォズを見送るナツキは原因をすぐに理解した

 

 

 

 

「刀が血を求めておるぞ!」

 

 

 

 

笑顔でぶんぶん振り回して追いかけてくるハルトがいたからだ…ぶっちゃけ恐怖でしかない…何処ぞの ござるが口癖の用心棒の方が可愛く見える

 

 

「何で逃げるんだ〜?」

 

 

「我が魔王乱心!!」

 

 

「乱心はいつものことだろ!正気が狂気なんだから!」

 

 

 

「何で逃げるんだよ2人ともー!俺もお前も水分がないと生きていけない…それと同じように今宵の鬼徹は血に飢えてるというのにぃ!」

 

 

「命の危険を感じるからですよ!」

 

 

「ねぇ誰が脳筋ゴリラだって?」

 

 

「そ、それを何故…ジョウゲン達には黙るように…はっ!まさか」

 

 

「やっぱり言ってるやないかワレぇ!」

 

 

 

「「うわあああああ!!」」

 

 

ハルトの腕力で振り抜かれた一撃は剣の道などない力任せながらも二代鬼徹の切れ味と膂力なかより、まさかの飛ぶ斬撃となったのである

 

 

「嘘だろ!何だよ今の一撃は大木と岩が溶けたバターみたいに綺麗に一刀両断されたぞ!」

 

 

「おぉ!スゲェ…ならもっかいだぁ!」

 

 

「また来たああああ!」

 

 

「我が魔王式ガードベント」

 

 

突然、ウォズはナツキをマフラーで拘束して盾にしたのである

 

 

「へ?ちょっ、あぎゃああああ!!」

 

 

直撃したナツキはボロボロのままウォズに尋ねる

 

 

「俺が……何したの?あとそれ正確には浅倉…だから……」

 

 

「近くにいた貴方が悪い」

 

 

「やっぱりウォズもハルトに影響されてる…」

 

 

「我が魔王!ナツキが怪我をされていますよぉ!」

 

 

「うおお!待ってろ今すぐ治療してやる」

 

 

『怪我させた本人が治すのか…』

 

『何てマッチポンプ』

 

 

「なら怪我させないようにしてくれ」

 

 

「治してやるだけありがたいと思え」

 

 

「理不尽!」

 

 

「ナツキと言えばコレだね!」

 

 

なんか嫌な予感とナツキが震えるがその予想は当たることになる

 

 

『TUNE MAD DOCTOR』

 

 

「痛みは永遠だ」

 

 

『FULL BREAK!』

 

 

笑顔でマッドドクター装備のブレイクガンナーを持つハルトを見て理解した

 

 

「へ?ちょっ、ぎぃやああああああああ!!!!」

 

 

 

「ヤーーーハーーー!!」

 

 

そのままブレイクガンナーを押し当てられると大量に放電が起こり夜の街を明るく照らしたのであったが偶々空を飛んでいた百獣海賊団 大看板 キングが一部始終を見ており

 

 

「何だアイツ…」

 

 

ドン引きしていたという

 

 

 

 

ー少しお待ちくださいー

 

 

 

そして治療完了と激痛で気絶したナツキを放置して

 

 

「力任せに振り抜いただけなのに何て切れ味だ二代鬼徹…凄いな妖刀と言われる理由がわかる惚れ惚れするよ千冬達が刀に魅力を感じるのも分かるね」

 

 

『いや違う魅力だから、お前とは違う楽しみ方だから』

 

 

二代鬼徹をマジマジと見つめ納刀した刀を笑顔でみるハルトにウォズはやれやれと肩を竦める

 

 

「やはり鬼徹でしたか」

 

 

「あ、やっぱりクソジジイも持ってんだ」

 

 

「えぇ未来の我が魔王は初代と二代目鬼徹の二刀流で戦っております…えーと…妖刀の二刀流とかカッコよくね?と言ってましたね」

 

 

「妖刀を振り回してる危険人物じゃねぇか!!取り締まれよ逢魔の治安維持部隊!!」

 

 

『お前が言うな!』

 

 

「違います!俺の攻撃や技は敵にしか向けられません!!」

 

 

『ナツキを切ってたが?』

 

 

「え?ナツキって味方なの?」

 

 

『え?味方じゃないの!』

 

 

「微妙じゃね?…そもそもアイツが俺達と連んでるのだって……まぁ今は良いやその辺のことは後で、今の俺は二代鬼徹の試し切りしたいんだけど!」

 

 

「はぁ……それならー

 

 

 

「はっ!ありがとうウォズ!」

 

 

 

って事でトータスの捕虜収容所

 

 

 

「んじゃ早速、江戸時代から伝わる伝統芸である据物切(罪人を積み重ねて斬り刀の切れ味を試す事)をやってみたいと思いまーす!!」

 

 

『ハルト!?』

 

 

「さぁ!魔人族何人切れるかなぁ!!」

 

 

『いとも容易く行われるえげつない行為』

 

 

「いやぁ楽しみだよ刀で人を切り刻むとか…アヒャヒャヒャ!!」

 

『相棒が目覚めてはいけない何かに目覚めたような感じがする…』

 

『これ妖刀に呪われてないか?』

 

 

「安心しろ、妖刀に呪われるのらとうの昔にお前等に呪われてるから」

 

『相棒、この後屋上』

 

 

「んじゃその前に、よいしょと」

 

 

ハルトの目の前には7匹の生きてる新鮮な魔人族が積み重なる形で積み上げられているではないか

 

 

「ただいま〜ハル……コレ何?」

 

 

ウルティマが帰ってくるなり興味を示した

 

 

「これはね刀の据物切り言って、江戸時代の日本では新作切れ味を確かめるのに生きた罪人を使うんだよ…さーて、二代鬼徹…君はどれくらい切れるのかなぁ〜」

 

 

涙目で必死に懇願してくる魔人族だが慈悲なんてあると思うかい?君達のような人種に

 

 

「安心しなよ、もし切れなかったら残ってる全員は解放してあげるから」

 

 

その言葉に僅かな希望を抱く魔人族達 だが

 

 

ハルトが抜刀するとそのまま上段から振り下ろして、そのまま血を祓い納刀 見様見真似の所作だが形になって良かったと安堵するが

 

 

 

「まぁ、そんな未来なんて起こらないんだけどね」

 

 

チン と納刀と同時に見事に胴と下半身が分かれた何というか豆腐を切るくらいの軽さだった…さっきまで魔人族だったものが辺り一面に転がると 二代鬼徹を抜くと笑顔で

 

 

 

「7人切ったのに刃こぼれや脂肪での汚れはなし…本当良い刀と出会ったよアカツキにザンバットソード渡しちゃったから俺の武器なくて困ってたんだよ…」

 

 

「ハルのそれ…妖刀?」

 

 

「あぁらしいよ〜まぁ気にしないけどさ…んじゃ死体はいつも通りミラーモンスターに食べて貰ってと…コレでよしと、んじゃもうちょい鍛錬してくる!」

 

 

 

そしてカイドウから覇気の手解きを受けたハルトは天賦の才か凄い速度で上達していったのである

 

 

どうやら覇気とやらは適正があるようで

 

 

体や武器に覇気を纏わせる武装色

 

 

気配などを感知する見聞色

 

 

そして一部の人間しか持ち得ない特殊な覇気

 

 

覇王色

 

 

この三つがあるらしい

 

 

「ほむ」

 

 

カイドウの話だと武装色は見えない鎧を纏う感覚らしい…俺は変身して装甲を纏うイメージでやっているが以外と出来る、まぁ練度は絶望だが見聞色なんだが、どうやら俺が二代鬼徹の声を聞いたのが見聞色らしいな

 

 

 

覇王色?それはな

 

 

「あふ……」

 

 

取り敢えず基本は納めたので後は鍛錬のみだと思い全員でトリコ世界に戻るとハルトは欠伸をした、理由?

 

 

 

「なーんでこうなるかな?」

 

 

100Gマウンテンの麓?猿武の新入り達が集まる場所で全員が泡吹いて気絶していたのである

 

 

「これが覇王色?ただ威嚇しただけじゃね?」

 

『この脳筋に威嚇されるとか可哀想でしかない』

 

『ドンスラいる段階でそもそも規格外だろ』

 

 

 

「うーん……何か微妙だな全然自覚ない…威嚇なんて日常的にしてるし」

 

 

『いやお前のそれは威圧な』

 

 

『ん?ほぉほぉハルト』

 

 

「ん?」

 

 

『ナツキがアルトリア、アルトリア・オルタ一緒にハルト手製のケーキを内緒で食べてるぞ』

 

 

 

「は?それは俺がキャロル達と食べる為に作った手製の物だぞ……アイツ…」

 

 

その時 黒い雷のような覇気が出て鬼徹の刀身が黒 つまり黒刀になったのである

 

 

 

「斬り殺す」

 

 

『そう、これが覇王色の覇気だ』

 

 

「おぉーこれが…いやその前にナツキを締めあげようか」

 

 

 

数分後

 

 

 

「いや何で俺縛られてんのぉ!」

 

 

「さっきアルトリアとケーキ食べたよね?」

 

 

「な、何でそれを……」

 

 

 

「そのケーキは俺がキャロル達、皆と食べる為に材料を厳選してのトライアンドエラーを繰り返した先に辿り着いた最高の逸品だったんだよ」

 

 

「だからあんなに美味かったのか…」

 

 

「それを食べたんだよ、罰として腸からケーキ出して貰わないとバランス取れないよねぇ〜」

 

 

「サイコパス!?いやちょっ!ハルトさん!勝手に食べたのは謝るから鬼徹を納刀して怖いから!!」

 

 

「ねぇ知ってる?」

 

 

「な、何でしょう?」

 

 

「今の俺はねぇ……ジャラジに対して怒りを爆破させたクウガ並みにブチギレてんだよ!」

 

 

「ハルト、マジギレ!!」

 

 

「らぁ!」

 

 

武装色で硬化し、食技で動きの無駄がなくなる猿武で全細胞が攻撃に転用されたハルトの拳はナツキの顔面を捉えると同時に赤い花火を咲かせたという

 

 

 

『タイムベント』

 

 

 

カチコチカチコチ

 

 

 

 

 

 

時間は戻り

 

 

 

 

『ハルト』

 

 

「ん?」

 

 

『ナツキがアルトリアとケーキを食べようとしたが済んでで堪えたぞ』

 

 

「そっかぁ!けど特製ケーキ食べようとしたんだからお仕置きは必要だよね!」

 

 

『あれ?なんか分岐した?』

 

 

そして

 

 

「今回は未遂だから軽い罰で済ませてあげるね」

 

 

「だからってサンドバッグにするかよ!」

 

 

「いやぁまだ武装色の鍛錬が必要だと思ってね」

 

 

「殴らないで!お願いだから」

 

 

「俺、ナツキが痛みで苦しむ姿が見たいな」キュルン

 

 

 

「あかねええええ!助けてえええええええ!」

 

 

「テメェがあかねの名前を呼ぶなボケェ!食らえ!雷鳴八卦擬き!!!」

 

 

「ごふう…ああああああああ!!!」

 

 

 

とまぁそんな事があったのだが結果として

 

 

 

「ハルト!今日こそお前を倒して俺が王に「忙しいから失せろ」あぶ…」

 

 

『あ、覇王色に目覚めた』

 

 

「こんなんで良いの!?」

 

 

 

ゴオマのニューリーダー病発症にいらついたハルトは無事 覇王色に目覚めたのであった

 

 

そこで覇気や色んなことを学ぶなどしていたのだが

 

 

「ハルト貴様ぁ……千冬と和服デートした事に加えて公開プロポーズするとはどういう事だぁ!」

 

 

「キャロル!?」

 

 

「ずるいぞ!!プロポーズならオレが先だぁ!」

 

 

「あ、いやそっちぃ!!」

 

 

 

とまぁキャロル達とも浴衣デートをして、んでカイドウから紹介されたジョーカーという仲介人から SMILE という何か食べたら凄い力が手に入る果実を買ったが…俺の忘れられたスキル料理人で食べれるかを確認したが…ハズレと書いていたので

 

 

 

「んじゃ取り敢えず」

 

 

人体実験とばかりに切り分けたものを差し入れとして魔人族の捕虜に食べさせると

 

 

「「「「「「あははははははは!!!」」」」」」」」

 

 

 

何故か笑顔の絶えない光景になった、どうやら実を食べるとハズレの場合 笑う以外の感情を失うらしい

 

 

「取り敢えず、俺直属の連中には食べるなって釘刺しとこう……しかし食べると笑う以外の感情を無くすのかこれは…」

 

 

その凄惨な光景にハルトはサムズアップして一言

 

 

「捕虜の笑顔の絶えない明るい収容施設だな!これでオリ○ンの捕虜の施設利用者満足度ランキング一位は俺達のものだぜぇ!」

 

 

『実態は笑顔以外の感情を奪われた地獄だけどな!あとそんなランキングは存在せんわ!!』

 

 

「え?皆が笑顔でいる世界……これは五代雄介さんの理想郷ってことじゃないか!つまり敵がSMILEを食べたら全員笑顔だから…っ五代雄介さんに会えるかも!!知れない!!やったぜフォーーーーウ!!!!」

 

 

『それは地獄絵図だろハルト!!』

 

『寧ろ人から笑う以外の感情を奪った、巨悪としてクウガから命狙われるぞ?』

 

 

「え…それってクウガ……俺は最推しに命狙われる!!そんなに嬉しい事はない!!そうしてくれるなら今あるSMILE全部をジョーカーに発注してくるぅ!!そういやぁ俺はジョーカーのハイドーブだからジョーカーには運命を感じるぜぇ!!ヒャッハー!」

 

 

『何て歪んだ愛情を抱いてんだぁ!』

 

 

『あかねを連れてきてくれぇ!何かこの暴走ハルト久しぶりに見たから対処に困るぅ!』

 

 

『昔はこのクレイジーハルトがデフォルトだったんだよなぁ…凄い時代があったものだ感謝しろよ新人、このクレイジーハルトが真人間に戻りかけたのは俺達の血と汗と涙とアナザーWの犠牲によって成り立ってるんだ』

 

 

『俺の犠牲を計上するな!』

 

 

『ダメだ!このバカにクウガは火にニトログリセリン案件だったぁ!!』

 

 

『とまぁこんな感じでハルトの飼育員でもある俺達でさえ、この本能100%で生きてる暴走列車の舵取りを失敗する事もある』

 

 

 

「おい誰が暴走列車だテメェ……はぁ取り敢えず逢魔の捕虜には、これからSMILEをデザートにして振る舞おうな皆が笑顔で重労働してるなら何とかなるよね!まぁ笑顔で人体実験に協力してくれるモルモットを提供したらショッカーや最近傘下に入った皆も喜ぶだろうなぁ!!」

 

 

 

『いや寧ろ笑顔で人体実験されるんだからドン引きするんじゃね?』

 

 

『おいハルト、人体実験と聞いて魔人族の何人かが泣き笑いしながら辞めてくれと言ってるが?』

 

 

「え?寧ろ俺達の繁栄の礎になれるんだから笑えば良いと思うよ?」

 

 

スン…と無表情に戻るハルトに

 

 

『何かラスボスみたいな事言ってるぅ!』

 

 

『人の心とかないんか!!』

 

 

「え?そもそも捕虜には人権なんて無いけど!!」

 

 

『テスタロッサ!頼むからハルトにジュネーブ条約について語ってくれぇ!!』

 

 

「そもそもアカツキやクローントルーパー達が止めなかったら魔人族は皆殺しの予定だったしぃ!もしくはSMILEをショッカー戦闘員に食べさせてみるか笑いながら敵に襲い掛かるショッカー戦闘員とか流石の仮面ライダーも混乱する!」

 

 

 

ちなみにそれを聞いていたショッカー首領は

 

 

『おぉ流石は我等が魔王…何て発想力だ…よし地獄大使よ大至急全戦闘員にSMILEを食べさせよ』

 

 

「お気を確かに首領!!彼奴の真似したら最悪、爆笑しながら仮面ライダーに襲い掛かる狂気の戦闘員軍団が完成してしまいますぞ!!」

 

 

『良い、我等にはあの魔王の狂気が必要だ』

 

 

「彼奴の狂気を真似したらダメなのであります!見てください!あの収容施設を捕えられた全員が笑顔しかないとか正気の沙汰ではありません!!」

 

 

『素晴らしいではないか皆が幸せそうにしている…そもそも我々は全人類を幸せにしようとしているのではないか』

 

 

「首領がシン・仮面ライダーを視聴しているぅ!違いますよ!世界征服が我々の目的ですよ!」

 

 

『我々が世界征服する、そうすれば魔王の思想が広まる…そして全人類が幸せになる…よし儂も体を使い、仮面ライダー第0号となってやろうではないか』

 

 

「首領御乱心!!ですがそれは………ちょっと見たいです」

 

 

『そうだろう地獄大使よ』

 

 

なんてしてたらしい…いや普通にそれは見たいです

 

 

『お前の影響でショッカーがイカれた奴だと思われるわ!』

 

 

「止せよ相棒、俺はまだ仮面ライダーの皆さんへの認知度なんてまだまだだよ〜えへへ…おい待て何で俺のせいでショッカーの皆さんが風評被害を受けてる?」

 

 

『え?気づいてないの!』

 

 

 

「何だよ俺ほど心が清く正しく美しい王はいないだろう!」

 

 

『く、狂ってやがる!!』

 

 

 

取り敢えず定期的に新しく収容施設に来た魔人族にはSMILEを食べさせるのを決めたハルトはアカツキに収容施設の周りを水堀で囲むように命じた何でもSMILEを食べたら泳げなくなるらしい……脱走防止も兼ねて一石二鳥…はっ!

 

 

「俺が泳げないのはSMILEのせいか!」

 

『安心しろ違うから』

 

 

「そっかぁ!」

 

『正気を失うのはSMILEの効能にない』

 

『頭のネジを無くす効能もな』

 

『だな流石にハズレの実を食べた全員がハルト化するとか、そんな非人道的ではないのが安心だな』

 

『こんなヤバい奴、俺達くらいしかコントロール出来ないからな』

 

『こんな奴が2人もいたらこの世の終わりだぜ』

 

 

「お前等、後で屋上」

 

 

 

そして流石に刀を持っているのに使えないのはダサいので千冬や呼んだアゲーラ達に教わっているのだが

 

 

 

「ふぅ……」

 

 

素振りを終えて一息つくと

 

「ハルト様は筋が良いのですが…」

 

 

「どちらかと言えば型通りの動きしか出来ないのだな動きがカイデンと同じだ…それとゲムデウスの時に使うからか日本刀の使い方ではないな西洋の剣と同じ叩きつけて切る形になっているな」

 

 

「うっ…」

 

実際 ハルトは刀を使う時にはカイデン・バグスターの剣技を宿して使っている その為か体にはカイデンの戦い方が染み付いてしまったのであった

 

 

「パターン化してる分、動きが単純だな」

 

 

「うーん……どうしたものか……」

 

 

すると千冬はふとした思いつきをハルトにアドバイスしてみる

 

 

「よし、ハルト彼処に飛んでる鳥を食材だと思った切ってみろ」

 

 

「え?そんなの簡単過ぎない?」

 

 

「何?」

 

 

ジャリン!と抜刀納刀が同時に行われた文字通り神速の居合は斬撃波を伴い飛んでる鳥を撃ち落としたのである

 

 

「ほら、焼き鳥にするから待っててね〜」

 

 

と鬼徹をまるで包丁のように二代鬼徹を使って羽を毟り、皮を剥ぎ内臓、血抜きを済ませると 香辛料を刷り込んで遠火で炙ると

 

 

「え、えぇ……」

 

 

「千冬、次はどうしたら良い?千切り?三枚おろし?みじん切り?」

 

 

「あ、あぁ………まさか…」

 

 

千冬はハルトに料理に関したお題を振ってみると手慣れた包丁…否、刀捌きで捌いていくではないか

 

 

 

「あ、成る程包丁と同じ振り切り方で良いんだ!あは!わかっちゃった!」

 

 

『ヤバい奴が刃物の使い方を覚えてしまったな』

 

 

笑いながらハルトが切る姿にアゲーラは何千何万と厨房に立ち多くの人に料理を振る舞ったハルトだからこそできる芸当と冷や汗を掻く

 

 

「演舞に武術の型を入れてる話はよく聞くが、料理のモーションが剣技になるとは驚きだぞ…」

 

 

「ハルト様の場合 空飛ぶ竜さえも食材ですからな」

 

 

「あのバカにとって何処までが食材か尋ねておく必要があるな」

 

 

 

どこでどんな技術が役立つかなんて分からないとボヤく千冬であったが

 

 

「まさか、この覇気を纏わせた黒刀の二代鬼徹なら…デロウス(親)の牙も切れるんじゃ……俺ちょっとグルメ界に行ってくる!」

 

 

「辞めんか!」

 

 

「あだぁ!!」

 

 

千冬の武装色を帯びた拳骨は一撃でハルトの意識を刈り取ったのである

 

 

「千冬姉、いつの間に…覇気を…」

 

 

「ハルトに習ったら私も出来た…というよりこのバカの暴走が悪化しているからな…だからかウルティマ、カレラ、テスタロッサ、アンティリーネ、ベアトリスと言ったバトル組がノリノリで習っているぞ」

 

 

「あぁ千冬姉がハル兄化して行ってる…」

 

 

「ほぉ一夏は其処で倒れているバカ旦那とわ「恋は其処まで人を変えるのか…」お前もいずれ分かるさ」

 

 

「そんな相手がいるならね」

 

 

「…………取り敢えず貴様は箒達に殴られた方が良いな」

 

 

「何でさ!……そう言えば千冬姉はどんな刀選んだのさ?」

 

 

「あぁ、私はこれだ」

 

 

抜き放つと見えた刀身は まるで天をも切り落とさんとばかりに問いかける太刀であった

 

 

 

「かつてカイドウに手傷を与えた侍の刀らしい名は天羽々斬(アマノハバキリ)…今更だが、あの世界の防人と同じ名前の刀だな」

 

 

「それハル兄が聞いたら苦い顔するだろうなぁ…」

 

 

「お前は?」

 

 

「俺はコレ、えーと雪走って軽くて使いやすいんだ」

 

 

「ほぉ良い刀を選んだな手入れはちゃんとしろよ」

 

 

「勿論…取り敢えずハル兄には刀と包丁は手入れ方法が違う事から教えないとね」

 

 

「あぁ…そうだな、このバカならやりかねん」

 

 

と眼下で伸びてるハルトを見るのであった

 

 

 





予告

カイドウと同盟を結んだハルト、新たな武器や技術を手に入れ

遂にトータスでは三日が経過したのである!


「攻撃開始!!」


雷や銃砲弾が飛び交う戦場になる中 ハルト達は遂に神域へと足を踏み入れたのである!


次回 神の悪戯、殴り込む魔王達 お楽しみに!


次回 
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