前回のあらすじ
トータスの命運をかけた最終決戦の幕が上がる
全員がそれぞれの役割を果たす中 エヒトを捉えたハジメは新たなドライバーを取り出すのであったが
「テメェ…」
変身アプリを起動しようとしたが
「ちょっと待ったハジメくん、作戦通りに動こう」
「っ、そうだったな悪い…」
『一番作戦なんて行動を取らない奴がいってるよ』
「失礼だな状況に応じて瞬時に最善の行動を取れる天才だと言ってくれ」
「臨機応変と言ってくれ」
『考えなしのその場凌ぎ』
『行き当たりばったりの間違いだろ?』
「「何だとお前等ぁ!!」」
『『至極真っ当だろうがぁ!』』
いいか、だいたいお前等は昔から!と言い合いしている2人を見てハジメも冷静になり
「はぁ…同じキレ方してやがるな、まぁありがとよハルトお陰で頭冷えたわ」
「良いって事よ…まぁ俺も俺でコイツは生かしておくなんて考えてないけどなぁ」
「儂もじゃよ、仲間達の仇…そして無念晴らさないでおくべきか」
ハルト、老ハルトからしたら必ず殺す生かしておけないランキング堂々4位(因みに一位は両親、二位は愚妹とトーマ、三位はネオタイムジャッカー、五位は勇者w)にいるからである
そう作戦としてアンチカリバーでユエとエヒトの2人を分断する必要があるが エヒトの侵食具合では作戦を変える必要がある
「おいクソジジイ分かってるな」
「うむ…まぁまずはアンチカリバーの要素を選ぶ必要があるのぉ単純に消し飛ばすだけなら簡単なのにの」
「それしたら殺すぞ」
「分かっておるわい…それにじゃ仲間達の弔いも込めて分離したら本体の手足を虫のようにもいでやろうか」
「残虐性ならウルティマと良い勝負だな」
「ブーメランじゃぞ」
「っせぇ!」
「無駄な事を貴様等の無効化能力は既に対策済みだ」
「へぇ…なら試してみるかい?」
「要素 神代魔法、抽出」
ハルトが生成したのは前回と同じ五種類の神代魔法を無効化する否定の聖剣!
「完成!名付けてアンチ・神代魔法・カリバー!」
『名前ダサッ!』
「ネーミングセンスが絶望的じゃ情けない」
『まぁお前って、ハンドル剣とかドア銃と同じレベルのネーミングセンスだからな』
「成る程、ドライブ…泊進ノ介さん並みのセンスか止せよ相棒褒めるでないわ」
『褒めてねぇよ残念ネーミングセンス』
「………ほほほ完成!これがアンチ・アナザーW・カリバーじゃ!」
『貴重な一本を何に使ってんだ馬鹿者がぁ!!』
「うるせぇ!!」
思い切りの良いオーバースローでアンチ・神代魔法・カリバーを投げつけるがエヒトは手を前に突き出すだけで謎の障壁を展開、するとまるで消しゴムで消されるように綺麗にアンチカリバーが消えたのである
「嘘だろ!」
何かドヤ顔で腹立ってきたが
「神の使徒の分解とかムカつくから鬼徹で切って良い?」
「成る程のぉ、アンチカリバーは無効化能力を有するとは言え魔法、魔力の塊じゃからの分解出来るか…となれば」
と試しに投げたアンチ・アナザーW・カリバーも分解されたのである
「アナザーWを投げるともあぁなるのか」
『よしこれから毎日アナザーWを投擲しようぜ!』
『必殺!俺達の必殺技!!アナザーW投擲ver!』
『いやイジメか!』
『ギーツがやってたみたいに騎馬作って投げようゼェ!』
『キバ作って投げようですって!!私以外のキバなんて不要よ!』
『アギトは俺1人で充分だ…』
『アナザーアナザーアギト!お前だけは黙れ!原点にアナザーついてる呼び方がややこしいんだよ!』
『五月蝿い!おのれディケイド おおお!』
『俺のせいにしてんじゃねぇよ!!』
「何だと貴様…良いか世の中には紅音也、渡、正夫、ワタル君など様々なキバや津上翔一さんや色んなアギトがいる…皆が違って皆良いのじゃあああぉ!!アナザーキバ!アナザーアナザーアギトおお後ついでにアナザーアギトおああああ!!」
『もう面倒くさいわね!この厄介オタクは!!』
『本当成長してねぇな!』
『何十年といるんだから分かるだろう?』
と老ハルトの中にいるアナザーライダー達を見て
「未来でも俺はあぁなのか」
『み、未来は変えられるよなハルト!少なくとも俺が投げられる未来は変えてくれ!』
「いや何かもう手遅れな感じがするよ」
『いやどっちが!?』
「両方」
『そんなぁ!』
「まぁ早い話が奴にアンチカリバーが効かないって事か?」
「いいや…違うぞクソガキ、知らんのか昔【どんな物も貫く矛と、どんな物も通さぬ盾があった】と」
「矛盾の話でしょ?」
「あれつくづく思うんじゃよ、どんな頑丈な盾であろうとも」
老ハルトは自身の魔力を引き出すと先ほどと同じアンチカリバーを生成して投擲
「ふ、無駄な事を……っ!」
再度分解しようと障壁を展開したが展開より早くアンチカリバーがエヒトの朴を掠めたのである
「盾を構える前に潰して終えば良いのじゃ」
「ギャラハットに謝れ!ってレベルの脳筋だな、そんな単純な方法よりもエレガントな方法を教えてやるよ」
「ほぉ見せてもらうぞ」
「どんな盾でもー
『おい相棒、何故貴様は矛の話しかしないのだ?』
『エレガント(物理)』
「え?盾打ち抜く槍の方がカッコ良くない?実際俺は槍ニキの投げボルクとアーチャーのアイアスの攻防は大好きだ」
『そんな理由!?』
「お主にギャラハッド云々言われたくないわ」
「まぁアレだよ、こうすりゃ良い!」
と投げられたアンチカリバーはエヒトの障壁で削られるが、それでも消せない出力で放たれた結果 エヒトの腹に突き刺さるのであった
「盾よりもヤバい出力で打ち出す!!」
『何それ怖い』
ハジメはエヒトだと分かってはいるが恋人が攻撃されてる光景に複雑な感情を抱いているが
「ハジメくん、夫婦喧嘩とは互いに思い合っている場合は必要な事だよ!因みに俺はキャロルとの痴話喧嘩で異世界の街一つ崩壊させた!」
「ここで幸せな夫婦の条件話す奴がいるかぁ!後ケンカの被害を笑顔で言うことかぁ!」
「ほほほ小ちゃいのぉ、お主街一つ崩壊させた位で偉そうにしておるのか」
「んぁ!じゃあお前はどうなんだよ!れ
「儂は妻達との楽しい夫婦喧嘩で星を一つ生物の住めない星にしてしまったからのぉ」
「え?マジかよ…スゲェな規模が惑星とか…」
『のぉハルト、お主未来でネオ飼ってない?』
「あのドンスラを悲鳴上げさせながら食べてた奴か…うーむ否定できない」
「おっと。これは未来の出来事だったのぉ…」
「突然のウォズ辞めろおおお!」
『んでアレがお前の作戦か?』
「あぁそうそう盾なんて更に強い槍で突けば大体壊れるよ」
『やっぱり脳筋じゃん』
「っせぇ、さてと神代魔法(x5)は無効化したから次は」
そもそもエヒトとユエを分離させるなら手段を選ぶつもりなんてなかった
今のエヒトとユエは コーヒーとミルクが完全に混ざったカフェオレであり、2人を分離させるというのは カフェオレを元のコーヒーとミルクに戻す事を意味する そしてエヒトを分離させてもユエの中にエヒトの残滓が残ってしまっては元も子もないので完全分離は絶対条件
だからアンチカリバーで能力を奪うのと並行して
「行くぞクソジジイ」
「命令するでない儂は…儂は」
2人はアナザーウォッチを起動すると
「儂は神じゃああああああ!!」
老ハルトはアナザーゲンムに変身してハイテンションに叫ぶ
「檀黎斗神かよ……んじゃ俺はノリノリで行っちゃうぜぇ!」
『最初からノリノリじゃねぇか』
ハルトはアナザーレーザーターボに変身したのである
そう2人の狙いはAXZ編で暴れた破壊神ヒビキを止める際にした アナザーエグゼイド筆頭にレベル1の力で弱体化と分離を促す。レベル0で抑制させてレベル1で分離を促す そうすりゃいつか目を覚ますだろうと
それに合わせてハジメくんも新兵器を用意しているのは言うまでもない
「だが如何に貴様らが強くても大事なお仲間の命は大丈夫かな?死んじゃうかも知れないよ〜」
煽るようなエヒトの言葉にハルトは呆れた顔で言い返す
「アホか一体、アイツらが一体誰の下で戦ってきたと思ってんだ?」
『そうだ!ノリと勢いで国や神を敵に回すような頭のネジが外れた狂人に付き従っているイカれた奴等だぞ!』
「おい誰の仲間がイカれてるって!」
『この主にしてあの部下ありだ……とアナザーWが言っていたぞ』
「ほぉ…おいクソジジイ大至急アンチ・アナザーW・絶コロカリバーを用意してくれ今すぐ投げる!」
『殺意が上がってるゥ!!』
「まぁアレだ……逢魔を俺達一強と判断したのがお前の敗因だと教えてやる、ガーランド殲滅戦から何を学んだのかねぇ!!パラドぉ!援護頼む!」
『あいよ!!』
一方その頃 ウォズ達はと言うと
「ねぇウォズちゃん!今更だけど魔王ちゃん1人だけにして大丈夫だと思う!?」
「そう思うならついていけば良かったのでは?」
ザモナスのボウガンとネオアルファウォッチで呼び出したスイープソーのガトリングにより弾幕と精密射撃で神の使徒を撃ち落とす中、ウォズは答えるが
「ジョウゲン…ハルト様が全力で暴れてる場所にいたら俺達が死ぬぞ!!」
ゾンジスはシンウォッチを使って両腕をバイブロネイルに変換した鋭い貫手で神の使徒を屠ると返り血を払いながら新たな使徒との戦闘に入る
「そうですよ!何処の世界に恐竜がノリノリでタップダンスしてる場所に飛び込む蟻がいますか!」
「我が魔王を蟻と呼びますか」
「うわぁ、フィーニスちゃんってば恐れ知らずぅ!」
「僕達の方が蟻なんですよ!!あぁ!もう邪魔!」
『コア』
フィーニスはアナザーコア1号に変身すると強化され燃え盛る体で神の使徒を蝿を払うように手を振るだけで撃ち落としていると
「だよねぇ〜魔王ちゃん戦闘になると基本的に容赦ないし」
「そう考えると我々以前反乱しておきながら良く生きて帰れてますよね」
「あぁ…ぬん!」
『ロボライダー』
「ハルト様の慈悲には感謝だな」
胸部ミサイルを発射するゾンジスを見て
「本当にカゲン先輩の体どうなってるんですか」
「む?」
「体からミサイル撃つとか変身してますけども」
「ハルト様よりは人間な体だと思っている」
「あの方と比べる段階で割とダメですよ!」
「む!」
「貴様等!口より先に手を動かせぇ!」
アークトライデントを構えると雷や雹を落として使徒を撃ち落とすと同時にアークのライダークレスト型の紋章を頭上から落として撃ち落としているなど伊達に最古参組の幹部ではない
実はハルトのいない幹部だけの定例会議で
ネガタロスやゴーストイマジン、牙王など新四天王組を筆頭とする新参組に
『ハルト様と建国以前からいる一番古い部下ってだけで組織に対した上納金や手柄も上げられない癖に古株ってだけの偉そうにふんぞり返ってるだけの古参ども』
など言われ
『ハルトの暴走を止める苦労を知らない、たまたま仮面ライダーに変身出来るだけで幹部になれたことを自分達の実力と勘違いしてる頭の花畑の新参ども』
と売り言葉に買い言葉で
『やんのか!!腰巾着!!』
『受けてたちましょう!!ポンコツ軍団!』
と内部抗争寸前まで言っていたが議長役のテスタロッサとハウンドの静止によって抗争までは言ってない…というよりそこまで行けば確実にハルトが察知する
やはりこの手の話は根に持つので
「彼奴らより多くの首と死体を刈り取り山を作るのじゃろうが!」
「そうだったね、俺達の苦労も知らない奴らに俺達の力を見せつけて悔しさで泣き喚く新参連中に鉄板焼き土下座で謝ってもらおうよ!」
「良い提案だ!!」
「それは心躍りますね!」
嫌いな奴等への制裁レベルがハルト並みなのは完全に毒されている証拠であった
「それに、こんな敵…我が魔王に比べれば可愛いものですよ!」
『アナザー…エクスプロージョン』
同時に流星群を降らせる、流石に数的劣勢から範囲攻撃になっているが
「そうじゃのぉ」
やはりハルト直属の面々の戦闘力は中々のものである…というより逢魔王国幹部なる条件としてハルトのスカウトや任命、各人の固有技能は勿論の事
暴走したハルトを止められるか
というのも選考基準になっているのはハルト本人以外知らない事であった……何気にハルトの扱いが暴れる尾獣のそれである
「確かにね!」
「俺達を止めたくば!」
「魔王様でも連れてこいやーー!」
「普段からハルト坊のノリと勢いに振り回され続けられて経験値を溜め込んだ我々を舐めないで貰おう!!」
んで
「アイツらはアイツ等で苦労してんだなぁ……っ!たぁ!」
『ブジンソード ストライク!』
「よし頑張れ野田夏樹、応援しているぞ!!」
「いや、お前も戦うんだよケケラ!!」
アナザーブジンソードになって神の使徒を切り捨てる中 カエル怪人ことプレミアムケケラは高みの見物をしていたのである、まぁ片手にレーザーレイズライザーを持っているが空いた手にはサイリウムを振り回す、流石の数なので舌で神の使徒を殴打したり卵爆弾で攻撃もしているが
「いやぁ推しの活躍が至近距離で見えて感謝だな!」
「だとしても真面目にやれぇ!くそ…っ!来てくれ!アルトリアああああ!!」
ナツキが令呪を使うと現れたのは白馬の騎士と黒騎士とも言える2人のアルトリアであった
「はい来ましたよナツキ」
「私もだ」
「ありがとう2人とも」
「所で一つ聞きたいのですが」
その時の槍王と黒騎士王は笑顔で一言
「「どっちの私を呼びましたか?」」
「へ?いやそんな事より「そんな事!?貴方のサーヴァントであり妻である私達の何方かを頼った聞いただけなのにそんな事ですと!」違うってアルトリア、落ち着けよ!」
「落ち着いていられますか!こうなったら」
「おい後ろ!!」
ジョウゲンの言葉通り隙を狙って襲い掛かる神の使徒の大軍だが
「「邪魔です/だ」」
アルトリアはロンゴミニアド、オルタはエクスカリバーの魔力を込めた一撃で蹴散らしたのである
「えぇ…」
「さてナツキ?」
「どっちだ?」
「あ、あははは……取り敢えず敵倒してからね」
「成る程…では黒い私」
「あぁ」
「「多く倒したらマスター/ナツキを好きにするゲームで!!」」
「「盟約に誓って(アッシェンテ)!」」
「何でそうなるのぉ!!あと何処でそのラノベ読んだぁ!!」
そんな波長を察知したからかトータスにいた咲那がハイライトの消えた瞳で完全封印されている♣︎Aをバックルに装填して
「ダメですよ?皆さん…義兄さんは私のものですよ……変身」
『OPEN UP』
レンゲルに変身した咲那はレンゲルラウザーで襲いかかる神の使徒の群れを数回振り抜くだけで両断したのである
「ふふふ……はははは!義兄さんは私のものですよ誰にも渡しません!」
『remote』
「手伝ってください」
レンゲルが取り出したのは♣︎10 リモートのカード その能力は封印されたアンデットの解放
咲那が封印を解いたのは 大胆かつ慎重さを兼ね備えた 上級アンデット
「………………」
♣︎11 エレファントアンデットであった
「さぁ義兄さん、私との戦争(デート)を始めましょう」
ーーーーーーーー
「ダメです!ナツキさんはボクの何です!あとその台詞言うのが遅い気がします!!」
「エルフナイン?お前は何を言っている?」
「そうだよ!今ボケてる場合じゃないって!」
「そうだねピヨってる暇あるなら手を動かす」
現在 逢魔の研究室 ハルトと一夏の頼みで新アイテムを開発していたキャロル、束、銀狼、エルフナイン、そして
「まったく騒がしいわね」
「ほーんとこの国は賑やかなんだからぁ」
「久しぶりの帰省なのに魔王が食堂にいないのは大問題なワケだ!」
先日、ハルトより先にクウガ 五代雄介に会った事とレジェンドハルト世界において逢魔の許可を取らずにレジェンドライバーやレジェンドライダーケミーカードを作ったことが利敵行為、技術漏洩と見做され(半分はハルトの私怨)
により無惨様に処刑された下弦の鬼並みに沙汰を待ち震えていたサンジェルマン達であった
「こうしてはいられないです!ごめんなさいキャロル!ボクは…」
「ナツキに何かあったのか?」
「アルトリアさん達に押し倒される前にナツキさんを押し倒しに行きます!ナツキさんの性癖が最近金髪巨乳説が流れてるので性格矯正しないと!」
「いや大人モードになれるから、そのままで良いだろう?」
「真面目に研究してよ!終わったらナツキを押し倒して良いから!!!」
「止めないでください!!」
「はぁ…今更か止める気も失せたな……それで何があった?」
「多く敵を倒したらナツキさんを好きにして良いらしいです!!」
「行ってよし!さっさと責任取ってもらえ!」
「はい!ありがとうございます!」
「良いかエルフナイン、押してもダメなら…」
「「押し倒せ!!」」
と言ってエルフナインは転移したのであった
そしてトータスに帰ったエルフナインは笑顔でドレッドライバーを装着して
「キャロルに出来たならボクも出来ますよ、コレがボクの錬金術です」
『スチームライナー!ユニコン!ダイオーニ!』
3枚のレプリケミーカードを読み込んでドライバーに装填してそのままレバーを倒す
「変身」
現れた灼熱の体から伸びた手が鬼と一角獣を捕らえて強引に体へと捩じ込んだ
『ドレッド参式』
零式以上の化け物じみた外見を誇るドレッドの現最強形態になると
「ボクとキャロルの錬金術の力です」
『アントルーパー…ドレイン』
アントルーパーのレプリケミーカードを読み込ませてレプリケミーの力を抽出させると分身のように現れたのはアナザーサウザーが召喚したバトルレイダーを思わせる頑強な装甲とトリデンダ、そしてドレッドの頭部 しかし全身が返り血を浴びたような外見をしていた
「完全自立型のドレッド、名付けてドレットルーパー、まぁ試作品ですがね」
そう言うと2体のドレッドルーパーは短機関銃を構えて神の使徒への攻撃を始めるとレイピアの鋭い刺突で使徒の目を突き視界を奪った後に鬼の金棒で思い切り殴りつけると言う極悪コンボを叩き込む
「ナツキさんはボクのものです!!」
余談だがマドカはタイガに変身してミラーワールドから神の使徒を引き摺り込み効率的な狩りをしていたのは言うまでもない
「ふふふ」
その頃、最も苛烈な戦場とも言える場所では逢魔王国の最精鋭達が集う場所だ
「ははは!いやぁ楽しいね、これだけの強いリント擬きがいるんだゲゲルでもするかいガドル?」
「アンタとなら構わない」
「(いやこんな忙しい戦場でグロンギトップ2のゲゲルとかバグンダダのカウントが大変だから今は辞めてぇ!)」
何か最近 ダグバの右腕的ポジションに収まっているガドル閣下は楽しく今日もゲゲル感覚で戦っているのに内心涙目なドルド、あとゴオマに至っては
「ん?血を吸ったら分解魔法を覚えたぞ…ははは!ダグバ!今日こそ貴様を「黙って働け」はいいいい!!!」
ハルトから覇気を教わった結果 ダグバの覇王色で威圧されたゴオマは涙目で神の使徒から強奪した魔法と体得した猿武で攻撃するのであった…こいつ原作より強いのに可哀想でしかない
「ほーんとアイツ、面白いねぇ〜何でゲゲルしなかったの?順番来る前にメにゲゲルの挑戦権が変わったの?」
「起きた後、俺達に黙って勝手にリントを殺した」
「あぉ、それなら仕方ないね…掟だし…あ!アレはハルトが言ってた奴だ!」
「!!!!!」
ダグバの目線の先には戦場をかけるエラスモテリウムオルフェノク、オロチ、その背中からデストロンの怪人 カメバズーカが砲撃をしていた
逢魔に加入したばかりの悪の組織連合はハルトの覚えを良くしようとばかりに苛烈な戦場に身を投じていたのである
「進めえ!貴重な実験サンプルを他の組織に渡してなるものかぁ!」
いや違ったコイツらはコイツらで利権争いしてただけである神の使徒であっても彼等の前では実験動物でしかない 伊達に仮面ライダーと半世紀以上戦ってはいないのである
そして別の場所では
「ふむ、よし織斑一夏よ」
「何ですかクヴァールさん?」
何気に絡みのなかったが戦場故に合わさる効果もある
「貴様に儂が支援魔法をかけてやろう」
「え!良いんですか!!」
「うむこの状況、長期戦になるほど我々に不利に働くならば数は減らせるうちに減らしておく…行くぞ、ヴァーサタイル・エンターテイナー!」
するとガッチャードの体がピカッと光り紙吹雪が舞うが
「おぉ!何か凄そうな名前の魔法…一体どんな効果があるんですか!!」
「うむ、芸達者になる魔法だ!」
「絶妙に役立つかどうかわからない魔法をかけないでください!!」
「ふむ、試してみろ」
「俺を実験台にしてないか!!えーいままよ!!」
『レスラーG(IGNITE!)!アントルーパー(IGNITE)!ガッチャーンコ!ファイヤー!アントレスラー!アチーー!』
ファイヤーアントレスラーに変身して屍獣兵と掴み合いとなる…ここで芸達者になる魔法が効果を発揮した
「っ!こうかぁ!!」
とファイヤーアントレスラーは何を理解したのか相手を空中に投げると相手に頭突きを連続で打ち込みながら更に高度を重ねるとそのまま関節技の要領で相手の四肢を押さえると高高度から落下した
そうコレこそ正に 某一族 三大奥義
「真・マッスル・リベンジャー!!」
地面に叩きつけられた屍獣兵は見事に頭部を粉砕されたのであった
「え?何で二亜さんが貸してくれた漫画の技が使えたの!」
「これが芸達者になる魔法よ」
「スゲェなコレ!!よし…もう一回!」
そして今度は屍獣兵をファイヤーガッチャード由来の高速移動で撹乱し油断した背中を蹴り上げてサーフボードのように乗り込むとそのまま壁へ頭を激突させて減り込ませるという 三大奥義
「マッスル・インフェルノ!!」
「決まった……いや凄い良い魔法ですねクヴァールさん!!」
「そうだろう、しかしお主も彼奴から漫画を借りたか」
「はい、クヴァールさんも?」
「うむ、人間の力…侮っていたわ」
「えぇ人間舐めるなですよ!」
「良かろう、ならばもっと見せてくれ」
「はい!」
『アッパレブシドー!アチーー!』
「行きます!!」
「うむ、よし行くぞエクスプロージョン!!」
何故か変な所で息ぴったりであったが
「え?何だコレ?こんな未来になってるとか怖っ」
ドン引きしてるデイブレイクがいたという
また最強戦力達とも言える三人娘は
「うーん、何で同じ顔と性能なんだろうねぇ」
「ワンパターンで歯ごたえがないな」
ウルティマとカレラは山のように積み上げた死体を足蹴にして感想を言うが
「ハルト様の話だと『作る側としては豪華なフルコースよりも山盛りの唐揚げがワクワクする』とか何とか」
テスタロッサがそう話すと
「ボクはハルの料理なら何でも好きだけどね」
「私もだ!フルコースも唐揚げもな!」
「私もですわ…しかしカレラの言う通り歯ごたえのない敵ばかりは退屈ですわね」
「だねぇ〜本当ハルは心配症だよね〜」
「そうだな同行しているアリエル達が羨ましい」
「そうですわね、今までのハルト様でしたら私達を必ず選んでくれていたのに…私の方が長くハルト様の隣にいるのに…あのような泥棒猫…いや蜘蛛が隣にいるなど……ふふふ、これは帰ったらお話しですわねハルト様…」
「お、おいテスタロッサ…オーラが出てるぞ」
「失礼、しかし何故アリエルなんて新米を」
「まぁボク達と同じ異世界出身かつ魔王だからじゃない?これ終わったら、ボクも戦ってみたいな、あと長くいる云々で言うならボクがこの中だと一番ハルと長いんだけど?何せボクはハルがあの世界に来た瞬間からの付き合いなんだから君達2人と違うんだよ」
「何だとウルティマ!!」
「だってカレラは最初は逢魔攻撃したし、テスタロッサはボク達騙してハルを襲ったよね?信頼されてなくて当然じゃないかなぁ?」
「あら?その失態は働きで返していますし実際私が国で任せられている仕事の範囲から見ても私はハルト様にかなり信頼されているけど?『誰かに何かを頼むのは、それが出来ると思った奴だけ』がハルト様の口癖でしょ?」
「そうだな!我が君は寛容だ私の過ちなど昔に許してくれているし何より要職に取り立ててくれたのがその信頼の証であろう」
「けっ嫌味が通じないとか、やな感じ」
「それに私の策に肖ってハルト様の伴侶になったのだから貴女達は私に感謝するべきでは?」
「は?誰が!そもそも君はだねぇ!」
「そうだよ流石のボクもー
と言い合う3人娘に狙いを定めて敵が襲いかかるが
「「「邪魔!!」」」
放たれた3人の核撃魔法は まるで紙に墨汁が広がるように 埋め尽くされた場所が空白となったのである
「あぁムカつくなぁ、安物の量産品が」
「そうだな、この世界は我が君が治める予定の領地もあるからな」
「えぇ全力で排除致しますわ」
「じゃあアレだね」
「アレだな」
「アレですわね」
とカレラとテスタロッサが取り出したのは以前の分捕り品 ハンドレッド製のライダーシステムだった
「ボクはコレで」
ウルティマが取り出したのはあかねから現物を借りたキャロル、束、銀狼が作ったヴィジョンドライバーである
「1人だけ抜け駆けか」
「良いじゃないの、それで景品はウルティマ?」
「あ、ならハルの1日独占権を得るのでどう?」
「良いですわね」
『eternal』
「乗った!」
『0・0・0+Enter standing by』
「じゃあ始めようか」
『glare LOG IN』
「「「変身」」」
『eternal!』
テスタロッサはハンドレッド製のドライバー故に白い死神 仮面ライダーエターナル・ブルーフレアになると蒼炎を纏い右腕のスロットにT2メモリを挿入する
「確かこうでしたわね」
『puppeter! maximum drive!』
「踊りなさいな」
指から操り糸が伸びると同時にメモリの力で増幅された効果で何体か捕縛、そして神の使徒が操られたものとそうでないものとの同士討ちが始まったのだ
『complete』
そしてカレラはオーガに変身すると
「よし試してみよう」
『ready』
オーガストランザーを長剣モードに変えるとフォトンブラッドに自分の魔力を流し込む
『exceed charge!』
「良いねぇ楽しくなってきたぁ!」
今にもオーバーヒートしそうなオーガストランザーを縦に振り下ろす、ただそれだけで多くの敵が灰化したと同時に 射線にあったもの全て爆破した
「あはは!面白いなぁ!!」
呵呵大笑するオーガは次の獲物を探すのであった
『Install!dominate a system glare』
グレアに変身したウルティマは邪魔な使徒を見つけるなり
「あ、なら君で良いや」
『hacking on crack start!』
体のヒュプノレイが外れて使徒に装着されると使徒の体は自由を失いグレアの意のままに動かす やってる事はテスタロッサと同じだが何が恐ろしいかと言えば使徒に抱きついた個体の頭部が数度明滅すると そのまま他の個体を巻き込んで盛大に自爆させた
だが残ったヒュプノレイは新しい使徒に取り憑くと同じように敵を巻き込んで盛大に自爆させたのである
「じゃあ、キリキリ働いてねぇ〜大丈夫だよ壊れるまで使ってあげるからさぁ!」
とまぁウルティマ流、魔王ダグリュール、魔王ルミナスをして 【残虐非道の代名詞】とされる彼女は笑顔で敵に同士討ちを誘発させる…しかも体だけ操り心はそのままと来た もし心があれば使徒は泣きながら辞めてと言ってる所を駆け寄った仲間が集まるのを見て爆破させたりする
因みにハルトがそれを聞いた場合
『ウルティマ、ヤベェ…けど良いなその作戦!ちょっと不穏分子の炙り出しに使わせてもらうぜ!』
と使いかねない 友釣りって罠を
「えーと、確かニアの漫画風に言うなら汚い花火だ、だっけ?けど、あはは!凄いねぇ〜ほら頑張ってよ!ねぇ!!花火大会しようよ!君達が花火だよ」
とヒュプノレイをつけて自爆する様を高笑いする姿は正に悪魔 そう表現するのが似合い過ぎていた
その三人娘の戦いを遠目から見ていた悪の組織連合の首領達は
「何という戦闘能力!」
「まさか敵に爆弾をつけて諸共自爆させるなど…」
「アレ程の実力で王ではないのか…」
「あのレベルの猛者がゴロゴロいるなど逢魔は化け物か!」
「しかもアレを従えているのが魔王という事ではないか!あの何も考えていなそうな奴の元に何故アレだけのものが集まるのだ!」
「だが逆らってあの魔法を喰らうなんて事あったら……うむ我等クライシス帝国は逢魔の傘下に正式に加わろう」
「我々ゴルゴムも逆らわずに臣従する」
意義なしとなったのはいうまでもない
というよりハルトの事を知っても面従腹背で行こうとしていたが逢魔の戦力を見て考えを改めていた
「今回顔出ししてないブラックサタンやドグマ王国、ジンドグマにも挨拶するべきだとな」
「そうだな…我等の旗頭に申し分ない」
と感心する中 彼等の前を横切る赤兎を見て開いた口が塞がらなかったのはいうまでもない
因みにその頃
「おい聞いたか銀狼、束」
「うん聞いた」
「ハルくん独占権だってね」
「「「こうしちゃいられない!」」」
「ちょっと待って!流石の私達でもこの錬金術は!「後でやるから待て!」無茶苦茶だ!」
「ハルトにフルコース作らせてやる!」
「任せなさい3時間で完成させてあげるわ!」
「サンジェルマン!?」
「見事に買収されたワケだ」
と死んだ目で答えたと同時に3人であった
そして場面は戻り神域で
「なーんか悪寒がする」
「気のせいじゃよ」
「んじゃ…始めるかい、ハジメくん、ちょっと触るけど許してね!」
アナザーレーザーターボはクラウチングスタートからの出動、全力疾走に合わせた走りはそのまま飛び上がると飛び蹴りをおみまいすると
「んじゃ行くよ、爆速!」
『シャカリキスポーツ!』
「そらよ!!」
アナザーレーザーターボはプロトシャカリキスポーツを起動してグラファイトがしたように自分の体に挿入すると両肩に車輪が生えると同時に前輪の車輪を投擲して
「くっ!」
エヒトも分解のシールドを展開したのだが
「ヴェハハハハハハハハ!それを待っていたぁ!」
エヒトの背後から土管が現れると突如現れたのはアナザーゲンムがエヒトの腕を掴む
「今だヤレェ!」
「やってんだけどな神!」
「よくやった」
「チョロいな」
車輪の投擲にもレベル0の力が込められているのだ分解の盾であろうと脆くさせられ続ければいつか壊れる
「残念だなレベル0は無の力、その力に触れ続ける限り力は抑制され、貴様のレベルは徐々に下がる!」
「くっ!この!」
「下手にレベルなんてゲームみたいなシステム設けたのが仇になったなエヒト」
「ゲームの世界観で、あの神に勝てると思っているのかぁ!!」
「檀黎斗最高!!」
『真面目にやれ、アホ』
だがエヒトは不敵な笑みを浮かべながら話す
「くくく…愚かな、私がシステムの管理下にいると?残念だ私はシステムを管理する側だ!」
「だろうね、だから仕込んだんだよ」
「何をだ……ぐぅ!」
突如、エヒトの体が電子データのノイズのようにブレ始めた、これはゲーム病の症状に近いのである
「ほらダメじゃん、ゲームならデバックはちゃんとしなきゃ…ね?」
「ゲームマスターのシステムに介入出来るのじゃ、バグスターを舐めるでないわ!」
そうアナザーエグゼイド達の共通能力 それはバグスターウィルスに感染したものの意識を奪い強制的にゲーム空間へと隔離する
分離するキッカケは作ってある
ゲーム式にしてハジメに解いてもらうだけだ
攻略すれば精神世界のユエを叩き起こして分離可能になると他ならない!
「ハジメくん急いでね!」
「あぁ」
とハジメが取り出したのは新しい 次世代のベルト その変身フォンのアプリを起動
5・5・5 Enter
あいも変わらずの変身コード しかしそれは20年の時を超え進化した本能
standing by
待機音と共にハジメは幻想郷で見た あの英雄と同じ構えをとる
無くしたものを取り戻す為に
ある失楽園で人類の救世主伝説が語られた戦士へと彼は変わる
「変身!!」
『complete』
ドライバーから伸びるフォトンストリームは旧世代のものと違い血管のように伸び全身を覆うと強く赤く光る 両肩の拡張、頭部のバイザーそしてアプリでの起動を可能にした最新式
次世代の本能 仮面ライダーネクストファイズ
現る!そしてアプリから加速の力を引き出した
『complete』
同時に胸部がスライド回転、露出した基盤と溢れるフォトンブラッドにより全身の色が銀へと変わり 頭部バイザーも加速の世界へと適応した姿へと変わる
仮面ライダーネクストファイズ アクセルフォームへと
『start up!』
ネクストファイズは全速加速に合わせて走り抜けてエヒトの前に現れたゲーム画面に飛び込んで参加すると開いていた門が消えると
「くっ……おのれぇ、貴様等ぁ!!」
「よーしコレで後は」
「此奴を只管ボコボコにして内外から揺らしてやるだけじゃな」
「き、貴様何をするつもりだ」
「まぁアレだな」
「ただの喧嘩じゃよ、安心せいお主の能力はそのままの筈じゃからな人から奪ったものは使えんがな」
「おのれ……過去の亡霊がぁ!」
「さぁ…この時をどれ程待ち焦がれたか…我が友達の仇討たせてもらうぞ!エヒト!!」
変身を解除した老ハルトはオーマジオウドライバーを取り出し腰につけ
「変身!!」
オーマジオウと同じように両端を押し込むが響くのは祝詞ではなく呪詛のように低い声
『恐怖の刻!!最低!最悪!災厄!怪人王!!アナザーオーマジオウ!!』
君臨するは未来の王 仮面ライダーの絶対王オーマジオウの影
恐怖と力で総べる 怪人達の絶対王
最強のアナザーライダー
アナザーオーマジオウ 君臨
「さぁ覚悟せよ、貴様に逃げ場などないわ」
一方その頃
「はっ!何故か我が魔王を祝いそびれた気がする!!」
と電波を受信したウォズがいた
次回 老ハルトvsエヒト 開幕
ハジメの救出が完了するまでの時間の中 それぞれの戦場にも動きが起こる 押され始める前線 苦戦始めるトータスの中で響く助けを求める声
それに呼応し光る7人ウォッチを触媒に彼等がやってくる!
「貴様等は!!」
次回 集う伝説 お楽しみに!