無冠の王 アナザーライダー戦記 リテイク   作:カグ槌

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お待たせしましたぁ!これにて ありふれ編は完!そして少し幕間を挟んでの ハイスクールdxd編!入りますヨォ!


ありふれてない職業の魔王はマジやばい…

 

 

 

前回のあらすじ

 

紆余曲折の末 老ハルトと違う未来を歩むことになったハルトなのであった

 

 

とまぁそれは置いといて

 

 

旧ガーランド首都にて

 

 

「皆ぁ!長い任務お疲れ様ぁ!!今回は色々実りと学ぶべき事が多かった遠征となったが結果としてガーランド占領!エヒト戦勝記念!それと新たな仲間の歓迎記念!そしてクソジジイとの歴史分岐記念…そして……レジェンドライダー の皆様邂逅記念!まぁ色々あるけど、取り敢えず今日は遠慮なく飲み食いしてくれ……さぁ宴だぁああああ!!」

 

 

うおおおおおおおおおお!!!!

 

 

と全員が杯を持ってどんちゃん騒ぎの大宴会が始まったのである

 

 

「ソウゴさん達も楽しんでくださいね!!」

 

 

「うん!それよりも」

 

 

「お、おじさんも…良いのかい?」

 

 

「あったり前ですとも!!!思い切り楽しんでください!!」

 

 

そこにいた新たな人物、そう前作(エボルト)の所為で黒幕だの何だの言われたが蓋を開けてみたら滅茶苦茶 聖人かつ作中でライドウォッチとデンライナーを時計と呼び 時計なら何でも治せるというチート持ち 常磐順一郎さんである オーロラカーテンを使ってソウゴさんに呼んでもらった………いや待て

 

 

「コレ使えばソウゴさん達の世界に行けるじゃん!」

 

 

「相変わらずのテンションだな」

 

 

「士さん!!」

 

 

「遊びに来たぞ魔王、何か懐かしい顔もいるみたいだからな」

 

 

「門矢士!!」

 

「ディケイド…どうして此処に」

 

 

「ま、通りすがっただけだ気にするな」

 

 

「あ、そういやぁレジェンドの俺が今度是非俺の世界に来てくださいって言ってましたよ」

 

 

「そうか……ま、覚えておく」

 

 

「はい!」

 

 

とだけ話と彼はいつも通りカメラで写真を撮り始めるのであった

 

 

「あ、そだすみません、ウチの時計も治せたり出来ますか?」

 

 

「え?良いよ良いよ、叔父さんはこう見えて時計屋だから」

 

 

「あ、えとコレを」

 

 

アナザーウォッチも長い戦いでボロボロになってるからメンテナンスしてもらおうと思いハルトはアナザーウォッチを預けたのである

 

 

まぁ変身に必要なアイテムなだけでアナザーライダーの意識とか俺の中にいるので問題はないが…さて

 

 

 

「っしゃあ!久しぶりの料理だ腕がなるゼェ!!」

 

 

両手に包丁を携えたハルトは流れるようなスピードと繊細なタッチから織りなす食技により大量の料理を作っていた

 

 

「おいしい…ねぇコレ、どうやって作るの?」

 

 

「あ!それはですねぇ!!」

 

 

と楽しそうに順一郎さんと料理談義しているハルトを見ていた面々は

 

 

「見ろよ陛下が料理してるぜ」

 

 

「あぁ正に実家のような安心感だ」

 

 

 

と安堵している面々もいれば

 

 

「あれが仮面ライダージオウ…陛下の変身するアナザーライダーのオリジナルだな」

 

 

「そう頷ける強さだったな……しかし」

 

 

「「「あっちの方がマトモな王様なんだろうなぁ」」」

 

 

「おいテメェ等!何か言ったか!!」

 

 

「失礼しました陛下!」

 

 

「その通りだソウゴさんの方が良い王様になるだろう!!」

 

『おい国王、否定しろ』

 

 

「え?そうかなぁ…何か照れるな」

 

 

「ふざけるなアナザージオウ!」

 

 

「ゲイツさん?」

 

 

「コイツも色々やらかすぞ!」

 

 

「ゲイツ?」

 

 

 

「確かに!!俺もアーマータイムの必殺技が何か違うなぁって思ってたんですよぉ」

 

 

「特にビルドアーマーを使った時など酷かった!」

 

 

「あぁ、難しい計算式とか出てましたねぇ」

 

 

「オーマジオウから聞いたけど、それってハルトも同じだったんだよね?」

 

 

「はい!お揃いで嬉しいです!!」

 

 

「「いえーい!」」

 

 

「いやいや仲良くしてどうする…」

 

 

「まぁまぁゲイツ君、折角なんだから楽しまないと損だよ…この串焼きは中々の美味しさだ…」

 

 

「お前はお前で自分がもう1人いるのに何故冷静なんだ!」

 

 

「慣れとは恐ろしいのですよゲイツ君」

 

 

 

と楽しそうに話していると

 

 

 

「あかね様!!肉を焼く位、我々でも出来ます!!なのでそのトングを私に渡してください!」

 

 

ハウンドがまるで爆弾の起動リモコンを此方に渡せと言わんばかりのテンションで あかねに交渉していた

 

 

「いえいえ、打ち上げの時やこう言う場でのトングを手放すなって教わりましたから…まぁ最初は焦がしたりして怒られましたが…今じゃ結構焼けるんですよ…ハルトが準備した宴会ですから皆さんにも楽しんで欲しいんだと思います…あ、ハウンドさん、カルビ焼けましたよどうぞ」

 

と皿にお肉を乗せて笑顔を見せるとハウンドは思わず涙を流しながら

 

 

「っ!何て貴女は良い人なんだ!!!貴女のような方が側にいたから陛下は人間としての優しい心を持ったままだったんですね!!……そりゃ陛下も貴女に会いたい為に世界を旅しますよ…良い人だ……」

 

 

「え、そんな…あはは…」

 

 

「「「「「あかね様!!俺達親衛隊!地獄の果てまでお供しますぜぇ!!」」」」」

 

 

「えぇ!!」

 

 

あかねはあかねで上手く周りと溶け込めているようで安心していると慣れない場で右往左往している奴がいた

 

 

「カレン、どうした?」

 

 

「あ、主!い…いえこのような場は初めてでして…」

 

 

「そうか…確かにカレンって宴会よりもドレス着てのパーティってのが似合いそうだよなぁ」

 

 

クローントルーパーに目を向けると完全に酒盛りだからなぁ…と温かい目を送ると

 

 

「そ、そんな…私はずっと槍だけの無骨者で…」

 

 

「んな事ねぇよ、ほらお前を待ってる奴がいるじゃん」

 

 

「は?」

 

 

カレンは目線を向けてため息を吐いた そこにはオリガが酔った勢いで一夏に絡んでいたのである…うん、あいつ戸惑ってるな……あ、リリムとイータも混ざったな

 

 

んで修羅場が起こると

 

 

「「一夏?」」

 

 

「ん?げぇ!関羽に張飛!!」

 

 

「おい関羽と言われているぞ鈴」

 

「はぁ!?まさか私の甲龍の武器から鬼ヒゲ呼びかぁ!」

 

「……待てよ、その場合……っ!私はあの猪武者と言いたい訳か一夏ぁ!!」

 

 

「盛大に自爆してるじゃないか」

 

 

「煽らないでオリガ!!ちょっ!違うから落ち着いて!!!」

 

 

因みに一夏的にはハルトは呂布でウォズが陳宮だったりする…うん、その通りだ

 

 

「ですよね!!」

 

 

「何言ってるの?」

 

 

「いや今なんか肯定されたような…ハル兄は呂布でウォズさんが陳宮みたいな?」

 

 

「「あぁ〜それ分かる」」

 

 

「おい一夏テメェ!」

 

 

「は、ハル兄!!」

 

 

「褒めるなよ〜そんな俺が天下無双の豪傑だとかさ〜」

 

 

「え?いやぁ…まぁハル兄強いし」

 

 

「そうだろうそうだろう!!」

 

 

「いやコレ、強いけど頭がバカだからって意味じゃ」

 

 

「お前はコレ飲んで寝てろ」

 

 

「こ、これ太陽酒……「ストレートだ」んご!!」

 

 

取り敢えずナツキに酒を飲ませて黙らせると箒は詰め寄り

 

 

 

「それよりも聞いたぞ!貴様危険な錬金術に手を出したと!」

 

 

「へ?危険?テンライナーの錬成ってそんな危険な事なの?」

 

 

「で、デンライナーの錬成!おい一夏、いつの間にそんな超高等技術を覚えたんだよ!スゲェなぁ!!」

 

 

『相棒、デンライナーちゃうテンライナーや』

 

『おーいハルトにガッチャードを見せる用意を頼むわ』

 

 

「ケミーの再練成とは禁術とキャロルさんが何故か持っていたガッチャードのDVDで説明されていた!」

 

 

「え?それハル兄知ってるかな…」

 

 

「話を逸らすな!」

 

 

と話していると

 

 

「一夏?」

 

 

「あ、あぁリリム、彼女は箒…俺の幼馴染で束さんの妹だよ」

 

 

「成る程ね…なら自己紹介といこう私はリリム、金豹族の長の娘で一夏を婿養子に貰う予定の者だ宜しく頼むよ」

 

 

「おい一夏!これは一体どう言う事だ!」

 

 

「あ、いやコレは……って何かデジャブ!」

 

 

「一夏を私の婿にして金豹族の長になって貰うって前話したような…」

 

 

「そうよ!てかアンタ!ケモ耳好きだったの!知らなかったわ!」

 

 

「反応しづらいネタをいれるな!」

 

 

「ってかそこの眠そうなアンタは誰よ!!」

 

 

「私は……イータ……」

 

「え、偉くマイペースね」

 

 

「一夏は…私の……モルモット……」

 

 

流石の発言に箒も鈴も唖然とし

 

 

「あ、アンタ、とんでもないのに狙われたわね」

 

 

同情しているが同じ人を愛する直感かイータも自分達と同じ好意を持ってるのに気づく

 

 

「だから……一夏は…渡さない…」

 

 

「そ、それはハルトさんのヴァルバラッシャー!」

 

 

「何で持ってるのよ!!ってかそれハルトさん並みのパワーがないと振り回せないんじゃないの!!」

 

 

悲報 ヴァルバラッシャー 脳筋武器扱いされる

 

 

「そんな事ないぞ鈴、アレは人並みのパワーでも簡単に使える」

 

 

「嘘でしょ!アレってハルトさんしか使えないんじゃないの!!」

 

 

「アレの……試作…量産型…」

 

 

「なん……だと……っ!」

 

 

「まぁまぁお嬢さん達、折角の楽しい宴会で喧嘩は駄目じゃないかな」

 

 

「オリガ…ありがとう」

 

 

「何気にしないでくれ、公私ともに側にいるんだ私に変な遠慮は無用だよ」

 

 

一夏も四天王なので部下もいるが流石に素人の彼にその辺の雑務は難しいとオリガは立候補したのである その手腕はジナイーダに有能だが熱意のないと評されたが 今では一夏の右腕として認知されていたりする…外掘埋めてるな

 

 

「は?いやまぁ確かに副官とか秘書とか色々あったけども…」

 

 

「それに私は千冬にも交際の挨拶済みさ」

 

 

「っ!これは一足遅かったね」

 

 

「挨拶…する…」

 

 

「こ、これは乗り遅れているのか幼馴染の私たちが!」

 

 

「これは油断ならないわね…っていうより一夏!アンタ何、ハルトさんみたいな事してるのよ!」

 

 

「何の事だよ!俺はハル兄みたいに彼方此方で女の子を堕としたりしてない!」

 

 

「「「「「「どの口がそれを言う!!」」」」」」

 

 

「何でさ!!」

 

『ホッパー!(いやその通りじゃね?)』

 

『スチーム!(無知とは罪だな)』

 

「お前等ぁ!」

 

 

箒ちゃん達を豪傑扱いか……いやあのオーラを見たら気持ちはわかる…しかし箒ちゃんも良い圧を出すようになった千冬と束みたいだぞと遠い目で見守っていた

 

 

さて、そんな修羅場を見て

 

 

「主。同僚を諌めても?」

 

 

「程々にな…つか止めようとする辺りカレンは優しいねぇ」

 

 

「え?」

 

 

「ウチの連中は最早、酒の肴だよ…俺の時だって見捨てるからな…けど一夏のは見せ物じゃないから止めてやりな宴会で喧嘩は無粋だろ?」

 

 

「承知……オリガ、周りを揶揄うのは程々にしろ」

 

 

カレンは一夏の修羅場を止めに動くのであった具体的にはオリガを止めに行ったのだが…

 

 

そんな中

 

 

「僕の倒した敵は32です!」

 

「私は34よ」

 

「……60です」

 

「25…って60!?そんなのありえない!嘘でしょ!!咲那さん!」

 

 

「ラのグロンギさんに数えて貰ったので本当ですよ、これで義兄さんは私だけのもの……」

 

 

「1日だけですよ、まぁその辺は寛大かつ正妻なボクは許してあげますよ」

 

 

「その座は私のものですよ?それに知ってますか義兄妹でも結婚は出来るんですよ」

 

 

「ははは面白い冗談ですねぇ、咲那さんは良い加減兄離れしたらどうですか?」

 

 

「そう言う貴女も義兄さんの正妻気取らないで貰えます?」

 

 

「その通りだナツキは私が養う生活力のない貴様等には出来ない事だ」

 

 

「マドカさんも面白い事を言いますね」

 

 

「残念だなエルフナイン、お前が研究に精を出している間に私はハルト義兄さんから家事手伝いのノウハウを…そう花嫁修行は万端なのだよ」

 

 

「マドカさんが家事を!そんなありえない…織斑家の女性陣は家事スキルが残念じゃないんですか!」

 

 

「そうですよ!なまじ一夏さんやハルトさんが家事出来るから基本的に家事出来ないじゃないですか!!」

 

 

「エルフナイン、咲那!本当の事でも言っても良い事と悪い事があるだろう!千冬の家事スキルの無さは我々全員の知る所だがな!!」

 

 

 

「キャロル貴様ぁ!!フォローするならしっかりしろ!!」

 

 

 

その言葉を聞いたアリエルと二亜とベアトリス、束は大爆笑、千冬は天羽々斬を抜刀しようとしたが錫音、アンティリーネ、銀狼、ベルファストが事実じゃんとトドメを刺して膝をつかせたのであった

 

 

「私を千冬姉さんと一緒にして貰っては困るな!色々と兄さん姉さんとの違いに悩んでいたが私は姉さんより家事は出来るぞ!!というよりハルト義兄さんがいなかったら姉さんは嫁の貰い手すら無かったと言える!」

 

 

「くはっ!!」

 

 

「もう辞めてマドカ!千冬のライブは0よ!!大丈夫だから!たとえ生活力皆無で残念でも千冬は俺が必ず幸せにするから!!安心して!!」

 

 

「ハルトすまない…本当家事が出来なくて」

 

 

「安心して千冬、前よりは出来るようになってるからゆっくり覚えていこう!俺も教えるから」

 

 

「ハルト……」

 

 

「見てください!千冬姉さんでさえハルトさんという人間辞めるのに何の躊躇いないイカれたメンタルと無計画で色々やらかす事以外は家事スキル完備の王様なんて高級取りな異性を射止めているんです!妹の私なら容易い事ですよ」

 

 

 

「いや褒めるか貶すかどっちかにしなよ!!」

 

 

「後でマドカ覚えてろ…」

 

 

 

その言葉にハルトは思わず涙目で千冬を庇うのであった

 

 

修羅場全開のエルフナイン達、その足元には太陽酒で酔い潰されて眠りこけてる件のナツキがいたので、それはそれで良しとスルーする

 

 

薄情に見捨てるとハルトは新たな仲間の元へと駆け寄ろうとしたが何か泣きながらアカツキに愚痴を言うアイザックを見て何か駆け寄る気も無くしたので取り敢えず離れる…何か中間管理職の悲哀を感じたのは内緒だ

 

 

 

周りの皆が楽しそうだ…ただ一部を除いて

 

 

「「「「……………」」」」

 

 

お仕置きでグッタリしている旧四天王 酒抜きとか色々言ったがやはり

 

 

「ほら」

 

食事と酒を出す なんか可哀想だわ本当に

 

 

キラキラした目で飲み食いする面々を見てふと思う

 

 

「そういやぁアイザックの肩書き何にしようかな今回の件で組織再編もやらないとだし……あぁ考えると疲れるなぁ…」

 

 

すると何故か旧四天王は何かを数え始めると、ふむと頷き

 

 

「魔王ちゃん、俺達リストラされちゃうの?」

 

 

「するか馬鹿、ずっと俺の下で働け」

 

 

「だが人が増えると我々の立場が!」

 

 

「お前等、近衛じゃん」

 

 

何考えたらそこまで凹むのやらと肩を竦めると

 

 

「あれ?ウォズは?」

 

 

「あっちじゃハルト坊」

 

 

「あっち?………ん!?」

 

 

「あはははは!いやぁウォズ君や飲んでるかーーい!!」

 

 

「え、えぇ……飲んでいますとも…」

 

 

何か顔が青くなってるウォズにアリエルが絡み酒をしていた

 

「そうかい?あ、酒が無くなりそうだねぇ…なら私が注いであげよう!」

 

 

「いえいえ!アリエル嬢に注ぎ「何だとぉ!ウォズよ私の酒が飲めないかぁ!!」ごふぅ!!」

 

 

酔ったアリエルが笑顔のままワインのボトルをウォズの口に突っ込むとウォズは顔を白黒して気絶した

 

 

「ありゃ?寝ちゃったね〜」

 

 

「違うわ衛生兵!!!」

 

 

そう呼ぶと担架で運ばれるウォズに全員が一糸乱れぬ敬礼をしたという

 

 

「安心せよ彼奴亡き後のNo.2は妾に任せておけ」

 

 

「そこはテスタロッサさんじゃないの?」

 

 

「俺もそう思う」

 

 

「えぇロードにNo.2なんて任せたら若様の逢魔は魔王様と同じ未来になりますよ」

 

 

「マジかよ!ならヤクヅキの任命は辞めるわ!」

 

 

「な、なんと……おのれアイザック!!」

 

 

「いやそもそもウォズは死んでませんよ?」

 

 

「ちっ!」

 

 

「それとロードは此方で説教です」

 

 

「辞めろ!お主の説教は長くて敵わん!!」

 

 

「貴女がそんな感じだからでしょ!!」

 

 

ヤクヅキが連行されたのを見送ると

 

 

「あのなぁアリエル、酒は程々にな水飲んで」

 

 

「えぇ!ハルトが酔った時より良いと思うよ?」

 

 

「私も聞きました主は酔うと笑いながら周りに絡むと…そのそれに合わせて抱きしめてもらえるとも」

 

 

「おい待てアリエル、カレンそれ誰から聞いた」

 

 

「束」「同じく」

 

 

「あのウサギかあああ!!」

 

 

「良いじゃん!!束さんは久しぶりに酔っ払うハルくんが見たいんだヨォ!」

 

 

「うるせぇ!あの時の醜態をこれ以上は晒せないんだよ!!」

 

 

「まぁハルきちは普段から威厳皆無だから、これ以上下がりようは無いと思うけど?」

 

 

「二亜さん?」

 

 

「その通りだな」

 

 

「右に同じく」

 

 

「皆、酷い!」

 

 

キャロルと千冬に言われて涙目になる姿にソウゴ達は

 

 

「アレが王様か…」

 

「いや違うぞ絶対に違う」

 

「アレは悪い見本と思ってください我が魔王」

 

「私もそう思う」

 

とハルト達のやり取りを見ていたと言う

 

 

 

んで

 

 

「ご主人様よ!」

 

 

「え?何でまだお前いるの?仲間と里に帰れ」

 

 

「おぉう辛辣なのじゃあ…流石はご主人様、中々な言葉のナイフじゃな…ふふ…たまらん…」

 

 

涎垂らす美女にドン引きしていると初対面組もいたようで

 

 

「えーと、誰?この和服の似合う巨乳美女は?」

 

 

「二亜は初めましてだったか?アレは人型に変身するドラゴンだな」

 

 

「ドラゴン!!それは凄いねぇ!!」

 

 

「な、何故か妾に好意を感じるが…うむ悪くない」

 

 

「ドラゴンって炎吐いたり、黄金大好きだったりするんだよね!」

 

 

「ま、まぁ炎は吐く…黄金…うむ生きてる上で必要な量だけじゃな」

 

 

「ほぉほぉ」

 

 

「じゃが今はご主人様の罵倒が何よりのご褒美じゃあ!」

 

 

「ハルきち!この人に何したのさ!!」

 

 

「正確に言えばハジメ君がドラゴンモードのティオにケツパイルしたんだよ!」

 

 

「何じゃそりゃ!!」

 

 

「そ、そしてご主人様の船にあったウォシュレットで新たな扉を開いたのじゃ」

 

 

「いやいやアレで新しい扉開かないでよ」

 

 

「二亜良かったな、あの変態ドラゴンが世界の歴史やドラゴンの生態とは何かをインタビューしてくれるぞ」

 

 

「いやごめんハルきち、流石の私でもさっきのアレはちょっと……未だに見たことないベクトルなもので…」

 

 

「ニアがインタビューしたくないってどれだけなのよ…カレン、貴女は大丈夫だった?」

 

 

「え、えぇ……まぁ中々熱心に聞かれたので戸惑いましたが…」

 

 

「そうよねぇ」

 

 

「えぇ…」

 

 

アンティリーネとカレンがドン引きしていると

 

 

「是非妾もご主人様の後宮に入れて欲しいのじゃあ!」

 

 

「お引き取りください……息を」

 

 

 

「何故じゃ!自慢じゃないが妾も中々のスタイルと思うぞ?ご主人様を満足させて見せよう」

 

 

「ご安心くださいティオ様、そのスタイル枠ならご主人様には私達がいます」

 

 

「ベルファスト。近い、近いヨォ」

 

 

「じゃが何人かはその…余り肉付きは良くないように見えるが?」

 

 

 

見せつけるようにしだれかかるティオを見て

 

 

「よろしいならば戦争だ」

 

 

「ベアトリス落ち着いて、ねぇハルト…竜はゲームだと高ランクの素材になるよね?なら皮や牙の剥ぎ取りは基本だよ?ドラゴンの部位を売り捌こう」

 

「あ〜ダメだよ銀狼ちゃん、貴重な竜種は剥製にしないとね〜」

 

 

「あれ?アリエルさん馴染むの早くないか?」

 

 

「誰がぺったんだとぉ!許せねぇ誰が言ってたぁ!「マーリン」あの魔法使いか!アイツも知らないだろうが実はハルきちは「言わせねぇよ!」あがぁ!」

 

 

これ以上自分の性癖をカミングアウトされて溜まるかと二亜にアイアンクローをかます…理由?後ろであかねがメモ帳片手に待機してんだよ!アレに書かれたら何されるか分かったものではない!!

 

 

ぺったん とマーリンに煽られた組がそれに嫉妬していたのであった

 

 

「うわぁ…」

 

 

「キャロル、お前は混ざらなくて良いのか?同じようなものだろ?」

 

 

「喧嘩なら買うぞ千冬、前にも話したがオレは何方にもなれる、それにハルトは大きかろうが小さかろうが変わらず愛してくれるスタイルの大小で悩むなんて…可愛い奴等だ」

 

 

「それだけ聞くと俺が見境なしに聞こえるぞキャロル?」

 

 

「当然だろう、まさかこの世界で4人も増やしたとはな…しかも寝てる奴も含めると6人だ」

 

 

「人聞きが悪いな……は?4人?マーリン、カレン、アリエル…後1人は?」

 

 

「彼処の駄竜だ、色々やらかしたのだろう?それならお前が責任取れ」

 

 

おぉ!とティオは目を輝かせるがハルトは

 

 

「いや、アレの覚醒はハジメ君のケツパイルだけど「ハルト」は?」

 

 

「2度は言わん責任を取れ」

 

 

あのオーラのキャロルには逆らうな

 

 

「わっかりましたーー!」

 

『見事に尻に敷かれてやがる』

 

『流石のハルトも嫁には勝てんさ』

 

『神殺ししたのにな』

 

 

「改めて、よろしくなのじゃあ!」

 

 

「だぁ!離せ!!」

 

 

とハルトに抱きつくティオにハルトは取り敢えずアイアンクローで撃退するも

 

 

「どう言う風の吹きまわしだキャロル?」

 

「君が認めるなんて珍しいねぇ?」

 

 

カレラとウルティマの質問にキャロルは

 

 

「あのバカは手を振り払わん、拒絶するなら最初からしているさ…それにあいつは嫌いな奴とそうでない奴の対応にはかなり差がある」

 

 

「だよねぇハルくん、本当に嫌いな人を見る時の顔って…何というか…人じゃないものを見る目をするからね」

 

 

「お前が嫌いな奴を見た時と同じ顔をするな」

 

 

「え!そうかなぁ〜そんな所までハルくんと同じかぁ〜やっぱり夫婦は似るんだね!」

 

 

「嫌味が何故そう変換されるのか…」

 

 

「今更だろ?まぁ、ずっといるんだそれ位分かるさ」

 

 

「そうですね気に入らない人ならご主人様は『 大体何でも切り裂く魔法(レイルザイデン)』で3枚に下ろすかと」

 

 

「ベルファスト…ハルトの事を何だと思ってるのよ…」

 

 

「それをしない辺り、ハルトはティオさんを気に入ってるんだよね」

 

 

 

「そう言う事だ受け入れるのが早いか遅いかの違いでしかない」

 

 

そうだなと千冬は寡黙に頷く、テスタロッサはあらあらと言う顔で眺めていたが

 

 

 

「てか何でついてくるのさ?ティオの復讐は終わったでしょ?」

 

 

「じゃがご主人様に何も恩は返せておらんぞ?」

 

 

「良いよ何貸したかなんて覚えてないんだし」

 

 

「だから困る、何を返せば良いか分からないからのぉ」

 

 

「はぁ……本当変な奴」

 

 

「ご主人様には言われたくないのぉ」

 

 

「「「「「そりゃそう」」」」」

 

 

「おいアカツキ!ジャコーダーを貸せ!ティオに鞭打ってやる!!」

 

 

「おぉ!ご主人様の『お仕置き(褒美)』じゃあ!!」

 

 

「嘘だろ!!誰か何とかしてくれぇ!!」

 

 

と周りが笑う姿にハルトは泣きそうな顔になったのである

 

 

しかしまぁ宴会というのは色んな事がある

 

 

少し皆から離れて様子を眺めていると

 

 

 

「折角の主役がこんな所でいいのか?」

 

 

腕を組みやれやれと被りを振るキャロルを見て

 

 

「まぁなぁ…皆も上役がいたら楽しめないだろ?」

 

 

「安心しろお前はそう思われていない上位者としての威厳?はっ、寝言は寝て言え」

 

 

「それはそれで悲しいんだけど!!」

 

 

「まぁそれだけ親しまれているとも言えるな」

 

 

「だな嫌われてるなら俺泣く自信がある」

 

ヘラヘラ笑いながら答えるハルトにキャロルはハルトの膝上にちょこんと座るといつものように背中から抱きしめられるのであった

 

 

「……ただいま」

 

 

「おかえりハルト」

 

 

一呼吸入れると何か抜けたような声で

 

 

「やっぱり落ち着く」

 

 

それに彼女は溜息吐きながら目線を上げると

 

 

「無理し過ぎだ…それと何をしたらショッカー始めて色んな組織を傘下に収める事になったのやら」

 

 

「いつも通りだよ、ノリと勢いと拳」

 

『常習化するな!』

 

「っせぇ!!」

 

 

「はぁ…相変わらずだな貴様は…」

 

 

「そうだけどさ……一つ変えたいものもあるんだよ…」

 

ーお前等、黙ってろよー

 

『分かった』

 

 

 

 

そう念を押して黙らせると

 

 

ハルトはキャロルを下ろして彼女の前に座るとコネクトの魔法を使い取り出した小さな箱を開けて彼女に見せる

 

 

その中身は指輪であった

 

 

それの意味を知ったキャロルは驚いた顔になる

 

 

「お前…」

 

 

指輪につけた宝石は 赤、青、黄、緑を四分割にして収めた 彼女を守る オートスコアラーを意識した…が指輪そのものには、ありとあらゆる魔法や物理攻撃耐性 そして俺に匹敵する精神攻撃耐性を付与させてある、それは原初の三人娘でも簡単に突破出来ない防御力がある

 

 

それは全員に付与させる予定であるが、それに込められたのは彼女達を守りたいというハルトの気持ちと思いに他ならない

 

 

顔を赤くしながらハルトはキャロルに言う

 

 

 

 

 

 

 

「キャロル…俺と結婚してください…その…俺、やっぱりキャロルがいないとダメみたいでさ…前みたいにいなくならないで……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ勿論だ………まぁ貴様の舵取り出来るのもオレくらいでオレの舵取りが出来るのはお前くらいだろう……それにお前を1人にしたら何をするか分かったものじゃないからな」

 

 

「よくわかってるじゃん」

 

 

キャロルが左手を突き出すのでハルトはその薬指にそっと入れると

 

 

「お前にもだ」

 

 

キャロルがお礼にとばかりに指輪をつけると穏やかな顔で

 

 

「さて随分と待たせた分、期待はさせて貰うぞ」

 

「頑張るよ」

 

「……そうか……ところで貴様等、何を見ている?」

 

 

「は?」

 

 

 

「あちゃあバレてたかぁ〜」

 

 

「マーリン!お前何してんだ……ってまさか」

 

 

「ごめんよ皆、一緒に怒られよう!」

 

マーリンが魔術を解除すると隠蔽が解除された先にはこっそり見ていた束、千冬…いや待てアンティリーネに…

 

 

「皆まで…何してんのさ」

 

 

全員いたよ最初から見られてたか…

 

 

「だってハルくんとキャロりんが良い雰囲気になってたから2人きりをどう邪魔してやろうかと思ったら指輪にプロポーズだとぉ!!」

 

 

 

「そうだ残念だな貴様等、やはりオレが正妻という訳だ!」

 

 

「チクショウ!あのままの雰囲気なら私は『ちょっとやらしい空気にしてきます!』って言う場面だったじゃないか…何故突撃しなかった私!!」

 

 

「ニアに任せたら大変になるからでしょう?」

 

 

「いやぁ〜流石ベーやん、分かってるぅ!」

 

 

「だからその呼び名は止めてくださいよ!全く…」

 

 

「うんうん旦那様とのプロポーズが秒読みで嬉しいわぁ」

 

 

「そうだねぇ長かったよ本当」

 

 

「残念だが次は私だ」

 

 

「残念なのは家事スキルだけにして千冬、次は私…さっきのプロポーズは撮影、編集済、いつでも式で上げれるよ」

 

 

「ナイスだ銀狼!」

 

 

「まぁご主人様に最初の指輪をはめて頂いたのは私ですが」

 

 

「ほぉ言うではないかベルファスト」

 

 

「事実ですよキャロル様」

 

 

「そ、そんな事よりハルト!」

 

 

「あかね?」

 

 

「そ、その……私達も期待して良いんだよね…その今みたいなの…」

 

 

「約束するよ、必ず」

 

 

「うん分かった」

 

 

「おいハルト!貴様プロポーズしたばかりなのに他の女に目が向くとは何事だぁ!」

 

 

「油断大敵って事だよキャロル」

 

 

「成る程そう言うことか…」

 

 

「負けないよ」

 

 

 

と新たなオーラと火花がバチバチ散る中でマーリンは笑顔で言う

 

 

「さてさてどうなる事やら」

 

 

「それよりもマーリン、人のプロポーズを隠蔽工作までして覗き見しようとしたんだからさ…ちょーっとお話ししようか?」

 

 

「ま、待ちたまえマスター!そ、そうだ!これは髑髏の叔父様の協力を「初代様なら帰られています」静謐ちゃんや!黙っててくれないかい!」

 

 

「ほぉほぉ」

 

 

「え、ちょっ……あーーー!」

 

 

マーリンはアイアンクローをされるのであった

 

 

 

それから数日 逢魔も巻き込んだ宴会は続くが

 

 

その間にもハイリヒ王国、帝国とそしてフェアベルゲンとの間で正式な国交や同盟が樹立したりなど世界はちょっとずつ変わりつつあるようだ。そしてハジメ君達も帰り支度をしていくのだ

 

 

「清水隊長!本当に帰っちゃうんですかぁ!!」

 

 

「い、いや帰るけど家族に挨拶して卒業したら戻ってくるから!!流石に消息不明の高校中退?は不味いからね」

 

 

「信じてますぜ!俺達ライオトルーパー隊の隊長はアンタだけなんすからぁ!!」

 

 

ある意味でハルトと出会い運命が一番変わっただろう清水君は一応元の世界に帰還し卒業後は逢魔で暮らす予定との事 まぁその方が良いかなと思っていたので 逢魔やトータスのポータル使用許可と家を建てる用意をさせている…試験部隊というのもあるので逢魔とテンペストの街道警備や魔物退治を依頼する事になる

 

 

「うん、皆もありがとう!」

 

 

「「「隊長!!」」」

 

 

「何からあいつ滅茶苦茶慕われてるな以外」

 

 

「しかも一部王国民にも人気だと守ってくれた英雄として カイザの銅像が出来ると」

 

 

「それ俺にも監修させてくれない?」

 

 

「我が魔王が監修したら、拘りすぎて完成しないかと」

 

 

「だが仮面ライダーの何も知らない奴より俺の方が情熱を込めて作れるぞ」

 

 

「それがあるから奥方様達は仮面ライダーのプラモデルを渡さないんですよ」

 

 

「え?何それ俺知らない」

 

 

「おーっと我が魔王、こんな所に仮面ライダーガッチャードの全話が収まったDVDが!」

 

 

「仕方ない俺は何も聞かなかった事にしよう…キャロルー!ガッチャード見ようぜぇ!」

 

 

「良いだろう」

 

 

そしてガッチャード視聴後

 

 

「錬金術やべぇ…つか本体がなってたのラスボスかよ……」

 

「ち、地球を錬金術で作り出すなど、そんな事が」

 

「流石は未来の超大物錬金術師という事か」

 

 

 

ガッチャードを視聴して錬金術のヤバさに震えているが

 

 

「キャロルなら錬金術で太陽くらい作れるよね!」

 

 

「作れるかぁ!地球錬金したアイツと比べるな!というより何したら…」

 

「キャロルより凄い錬金術を使うのか!…ってか一夏、とんでもない力に目覚めたなぁ」

 

「これはちゃんと錬金術を教えておく必要があるな」

 

「だね…だってアイアンまでなってるらしいし……マルガムにならない辺り、あいつの善性凄いよなぁ」

 

「取り敢えずアイツの訓練メニューを考える必要があるな」

 

 

「だな…」

 

やれやれと話している2人だが

 

 

「んだコリャ」

 

まだデータが残っていたようでそれは

 

 

 

仮面ライダーガヴの1話が始まったのである

 

 

「うおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

「ほぉ、お菓子がモチーフなのか」

 

 

2人で1話を見終えた後

 

 

「うん、一年頑張れそうだな…ありがとう」

 

 

「あぁ……そのハルト…」

 

 

何か言いたそうなキャロルだ…ふむ

 

 

「トイレか?」

 

 

「違う!お前にデリカシーないのか!」

 

 

違うのか、なら何だろうかと考えていると

 

 

「ふ、夫婦となるものが2人でいるのだぞ…その……だな」

 

 

「あ……お、おう…」

 

 

そう言う事かと理解したハルトはそのままキャロルの「ハルト助けてえええええ!」

 

 

ナツキが涙目で部屋に入ってきたのである、間の悪い奴だ

 

 

2人はピキッ!という音が聞こえる程怒っている ゆらりと立ち上がるとハルトは

 

 

 

「さてナツキ、どうする?今この場で俺の必殺技で消し飛ぶか!キャロルの錬金術で消し飛ぶか!」

 

 

「dead or deadじゃん!!俺は逃げて生き残る!それが俺の答えだぁ!」

 

 

「両方だな良いだろう、このまま消し飛べ!!」

 

 

「くたばれええええ!!」

 

 

 

「なんでさーー!!」

 

 

とナツキは吹き飛ぶのであった

 

 

 

因みにハジメ君は ユエちゃんにプロポーズして他の面々もワクワクなのだと…

 

同じ悩みを持つものとして同じく義娘を持つ親として帰還後も付き合いを続けている…一応 ミュウちゃんには逢魔の学校に進学とか進めていたりする

 

 

ユエ、シア、ジナイーダ達はハジメと一緒に移動した、ミュウちゃん達も移動しようとしているとか

 

 

んで勇者w達だが 中村が勇者wと交際するかもだとか まぁ知らんけど

 

 

取り敢えず契約完了で中村の持つアナザーミューズとアナザーベロバは回収した…なんかアナザーベロバで踏みつけて気絶して縛ってからの説教だったらしい…怖っ!

 

 

ガーランドとシュネー雪原は逢魔の領土になる事で手打ちとなった 流石の向こう側も敵対よりも融和を選んだ訳だ 通商に関しては此方も望む所なので事業の拡大も進めている

 

 

トータス産の食材や技術が此方に入るのはメリットがあるからな…迷宮とか訓練にうってつけだし

 

 

それに合わせて捕虜した魔人族も戦争賛成派 所謂タカ派やフリードに繋がる者達以外は解放した生き残りの穏健派や一般市民は与えられた領地の運営に励んでいるらしい

 

 

何故か知らないが逢魔に怯えながら従ってるとか 何でだろうね!

 

 

『そりゃあなぁ…』

 

 

え?解放されてない奴等はどうしたかって?そんなの決まってるじゃん!

 

 

「ははは!さぁ趣味の時間じゃ!!「ロード、楽器は1日一体です」そんなぁ!」

 

 

「ロードが没頭すると大変なんですから!!禁止にしないのは若様に提案した楽器や家具に加工した魔人族を送りつける作戦が上手くいったからですよ!」

 

 

「まぁ良いか……さーて今日はどうしてやろうかのぉ」

 

 

多分死ぬより酷い末路だね

 

『明るいテンションで言う事か』

 

 

んで、エヒト絡みに関しては 流石に世界規模で信仰されてる宗教の神様が世界滅亡させようとしたなんて言える訳がないので各国が口裏を合わせて

 

滅ぼしに来たのはエヒトの名前を借りた邪神としま 解放者は それに気づいて戦った勇士として 彼らの名誉は回復したのである

 

 

なら俺はエヒトの宗教を邪教にして仮面ライダー布教すれば良くね?と思ったのは内緒だ

 

だが一部の地域では自分達を助けてくれた仮面の戦士達に敬意と感謝を込めて崇拝する者もいるとか…一部ではサムズアップも広まっているとのこと 

 

 

「良い事じゃん!」

 

『お前が言うと説得力あるわ』

 

 

「っせぇ!!さーて、皆!逢魔に帰るぞおお!」

 

 

おおおお!と答える仲間達は意気揚々と帰還するのであった

 

 

 

 

ありふれ編 完?

 

 

 

だけどさ、ちょっと失礼 もう一人だけ報われてほしい人がいるからさ

 

 

 

『リガドΩ Access』

 

 

「少し頑張らせてもらうよっと!!」

 

 

 

未来の逢魔

 

そこには解放者達の墓を建てていた老ハルトが座っていた

 

 

「ふぅ……悪いのぉ簡素な墓で…」

 

 

寂しそうな顔をして溜息を吐くも

 

 

 

「じゃが安心せい、彼奴は消し飛ばした…トータスは漸く神代から人の代になったわ…自由な意思で生きる そんな世界にのぉ……まぁ些か自由すぎる奴もおるが」

 

 

『お前みたいな奴な』

 

 

「黙れ……はぁ、また遊びにくるわい」

 

 

と老ハルトが街へと戻ってみると

 

 

 

「うわああ!何これ凄い大きなゴーレム!鉄の馬だ!!」

 

 

「どんな構造をしているんだ?」

 

 

「まったく此処が何処かも分からないのに浮かれるなど」

 

 

「まぁまぁナイズ君、久しぶりの再会なんだから楽しまないと」

 

 

 

その声音は耳朶を打つと老ハルトは目を疑ったのである

 

 

「あ、陛下!大変なのです!あの者達が突如現れたと思ったら急にはしゃぎ出しまして!」

 

 

「そ、そうか…分かった儂が挨拶してみよう下がっておれ」

 

 

「はっ!」

 

 

敬礼して下がったトルーパーを背にして

 

 

「お主ら、此処で何をしておる」

 

 

と声をかけると4人はあの頃と変わらない容姿と驚いた顔で

 

 

「ハル爺だぁ!!」

 

 

「貴様!陛下になんて口を!「よいトルーパー」しかし!」

 

 

「儂の仲間じゃ、気にすることはない」

 

 

「はっ!………え?仲間!陛下にいたのですか!」

 

 

「失礼じゃな!儂にもいるわ!!」

 

 

 

「久しぶりハル爺元気してたかしら?」

 

 

「うむ、元気過ぎてコレから惑星を一つ侵略に行く所じゃ どうじゃ?お主達も」

 

 

「いやいやそんなちょっと旅行行く?みたいなテンションで言う事じゃないよ!!」

 

 

「元気過ぎも考えものね」

 

 

「話はミレディから聞いた、本当に有り難う」

 

 

「気にするでないナイズ君、儂とてあの時居られなかったのじゃ…何度詫びても許される訳がないが……せめてもの贖罪じゃ」

 

 

「そんな事ないよハル爺、だって帰ってきて約束を果たしてくれたじゃないか」

 

 

「オスカー君や……うぅ…」

 

 

「そうそう!そんなハル爺が泣きながら私を見送った時は目を疑ったけどね!で、どんな気持ち!死んだと思ってた仲間との感動の再会を果たしてどんな気持ち!」

 

 

「相変わらずミレディはウザイのぉ」

 

 

「撃ちますか陛下」

 

 

「此奴は構わん」

 

 

「あんれぇ!!って陛下?」

 

 

 

「うむ、ここは逢魔王国 儂の国じゃよ!」

 

 

「えええええ!嘘おおおお!ハル爺って本当に王様だったの!?アレってボケてたんじゃないのぉ!」

 

 

「信じてなかったのか!!」

 

 

「だってノリと勢いで走り抜けるハル爺だよ!!絶対冗談だと思うじゃん!!」

 

 

「「「うんうん」」」

 

 

「お主達まで!!……まぁ良い、儂の国を案内してやるついて来い!」

 

 

「じゃあ先ずは何処に行くんだい?」

 

 

「城じゃな、改めて儂が完璧で究極の王様と見せてやるわい!」

 

 

「ねぇ本当にそんな王様なの?」

 

 

「いいえ?陛下は朝まで笑顔で皆に朝食を振る舞ってくれました」

 

 

「料理してる王様?」

 

 

「まぁ陛下には威厳はありませんから」

 

 

「何処が完璧なのよ」

 

 

「うるさいわい!見ておれ!儂の王様としての姿!!」

 

 

と再会した仲間達を連れた老ハルトは笑顔で街を案内していた それは若き日の彼と遜色ない程の笑顔だった

 

 

 

ありふれ編 完!

 

 





予告

トータスでの騒動にひと段落がついたハルト達は 新たな環境や生活に頑張っていた!

次回 帰還しての日常 お楽しみに!

次行く世界

  • 真剣で私に恋しなさい!
  • 戦国恋姫
  • アカメが斬る!
  • スターウォーズ
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